JP2019022303A - Dc/dcコンバータおよびその制御回路 - Google Patents

Dc/dcコンバータおよびその制御回路 Download PDF

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Abstract

【課題】回路保護の性能を高めたDC/DCコンバータおよびその制御回路を提供する。【解決手段】パルス変調器210は、DC/DCコンバータ100の出力の状態にもとづいて、スイッチングトランジスタM1を制御するためのパルス信号SPを生成する。ドライバ230は、パルス信号SPにもとづいてスイッチングトランジスタM1を駆動する。第1保護回路250は、スイッチングトランジスタM1に流れる電流IM1を示す電流検出信号VCSを受け、スイッチングトランジスタM1のオフ期間における電流検出信号VCSと所定の第1しきい値VTH1との大小関係にもとづいて保護スイッチM2を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、DC/DCコンバータに関する。
直流電圧を直流電圧に変換するDC/DCコンバータが広く利用される。図1は、DC/DCコンバータの回路図である。DC/DCコンバータ100Rはフライバックコンバータであり、トランスT、スイッチングトランジスタM、保護スイッチM、整流回路110、フィードバック回路120および一次側コントローラ200Rを備える。
トランスTは一次巻線Wおよび二次巻線Wを有する。スイッチングトランジスタMは一次巻線Wと接続される。二次巻線WにはダイオードDおよび出力キャパシタCを含む整流回路110が接続される。
フィードバック回路120は、DC/DCコンバータ100Rの出力の状態(たとえば出力電圧VOUT)に応じたフィードバック信号VFBを生成し、一次側コントローラ200Rにフィードバックする。一次側コントローラ200Rは、フィードバック信号VFBがその目標値に近づくように、スイッチングトランジスタMをスイッチングする。
入力端子102と一次巻線Wの間には、保護スイッチMが挿入される。スイッチングトランジスタMのドレインソース間が短絡(ショート)する故障モードが発生した場合には、保護スイッチMをターンオフすることにより、入力端子102から接地に向かって電流が流れ続けるのを防止できる。
特許文献1は、保護スイッチ(ロードスイッチ)を備えるスイッチングレギュレータ(昇圧コンバータ)の制御を開示する。このスイッチングレギュレータでは、2つの過電流保護手段が併用される。第1過電流保護手段は、スイッチングトランジスタに流れる電流が第1基準値を超えると、スイッチングトランジスタを直ちにターンオフする。一方、第2過電流保護手段は、スイッチングトランジスタに流れる電流が、第1基準値より高い第2基準値を超えると、ロードスイッチをオフするものである。
特開2017−93110号公報
本発明者らは、特許文献1に記載の過電流保護について検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
スイッチングトランジスタがターンオフできなくなる異常(たとえばドレインソース間のショート異常)した場合に、特許文献1のスイッチングレギュレータでは、スイッチングトランジスタの電流が、第2基準値を超えて初めて、保護がかかることになる。逆に言えば、スイッチングトランジスタの電流が第2基準値を超えない程度の軽度な短絡については、ロードスイッチをターンオフすることができない。またこのときにスイッチングトランジスタは制御不能であるから、第1過電流保護手段による保護も働かない。つまり第1基準値より大きく、第2基準値より小さい電流が流れ続けることになる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、回路保護の性能を高めたDC/DCコンバータおよびその制御回路の提供にある。
本発明のある態様は、DC/DCコンバータの制御回路に関する。制御回路は、DC/DCコンバータは、入力端子と、コイルと、コイルと入力端子の間に設けられた保護スイッチと、コイルと接地の間に設けられたスイッチングトランジスタと、を備える。制御回路は、DC/DCコンバータの出力の状態にもとづいて、スイッチングトランジスタを制御するためのパルス信号を生成するパルス変調器と、パルス信号にもとづいてスイッチングトランジスタを駆動するドライバと、スイッチングトランジスタに流れる電流を示す電流検出信号を受け、スイッチングトランジスタのオフ期間における電流検出信号と所定の第1しきい値との大小関係にもとづいて保護スイッチを制御する第1保護回路と、を備える。
スイッチングトランジスタのオフ期間においては、スイッチングトランジスタが正常であれば、それに流れる電流はゼロのはずである。言い換えれば、オフ期間においてスイッチングトランジスタの電流が非ゼロであることは、スイッチングトランジスタに異常が生じているといえる。この態様によれば、この特性を利用することにより、スイッチングトランジスタがターンオフできなくなる異常を検出できる。
第1保護回路は、オフ期間における電流検出信号が第1しきい値を超えると、保護スイッチをオフしてもよい。
第1保護回路は、オフ期間における電流検出信号が第1しきい値を超えた状態が所定時間持続すると、保護スイッチをオフしてもよい。
第1保護回路は、電流検出信号を第1しきい値と比較するコンパレータを含んでもよい。第1保護回路は、コンパレータの出力とパルス信号に応じたゲート信号を論理演算する論理ゲートをさらに含んでもよい。
第1保護回路は、論理ゲートの出力が所定レベルの間、カウントを進めるカウンタを含み、カウンタのカウント値が所定値に達すると、保護スイッチをオフしてもよい。
第1保護回路は、スイッチングトランジスタのオフ期間において、電流検出信号がしきい値より小さくならないことを条件として保護スイッチをオフしてもよい。
第1保護回路は、スイッチングトランジスタのオフ期間において、電流検出信号がしきい値より小さくならないサイクルが、所定数連続発生すると、保護スイッチをオフしてもよい。
第1保護回路は、カウンタと、電流検出信号が第1しきい値を下回るとアサートされるリセット信号を生成するコンパレータと、リセット信号に応じてリセットされるカウンタと、を備えてもよい。カウンタのカウント値が所定値に達すると、保護スイッチをオフしてもよい。
DC/DCコンバータは、スイッチングトランジスタと接地の間に設けられたセンス抵抗をさらに備えてもよい。電流検出信号は、センス抵抗の電圧降下に応じていてもよい。
第1保護回路は、保護スイッチをオフ状態でラッチしてもよい。
ある態様の制御回路は、電流検出信号が所定の第2しきい値を超えると、スイッチングトランジスタをターンオフさせる第2保護回路をさらに備えてもよい。
第2しきい値は第1しきい値と等しく、第1保護回路と第2保護回路は、コンパレータを共有してもよい。これにより回路面積を小さくできる。
第2しきい値は、第1しきい値より低くてもよい。
本発明の別の態様は、DC/DCコンバータに関する。DC/DCコンバータは、入力端子と、コイルと、コイルと入力端子の間に設けられた保護スイッチと、コイルと接地の間に設けられたスイッチングトランジスタと、保護スイッチおよびスイッチングトランジスタを制御する制御回路と、を備えてもよい。DC/DCコンバータは、フライバックコンバータであってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、回路保護の性能を高めることができる。
DC/DCコンバータの回路図である。 実施の形態に係る一次側コントローラを備えるDC/DCコンバータの回路図である。 図3(a)、(b)は、一次側コントローラの動作を説明する図である。 第1実施例に係る一次側コントローラの回路図である。 図4の第1保護回路の動作を説明する図である。 第2実施例に係る一次側コントローラの回路図である。 図6の第1保護回路の動作を説明する図である。 第1保護回路および第2保護回路の変形例を示す図である。 一実施例に係るDC/DCコンバータの回路図である。 一実施例に係るDC/DCコンバータを備える電源回路の回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさず、あるいは機能を阻害しない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさず、あるいは機能を阻害しない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図2は、実施の形態に係る一次側コントローラ(制御回路)200を備えるDC/DCコンバータ100の回路図である。DC/DCコンバータ100は、周辺回路106と、一次側コントローラ200を備える。本実施の形態においてDC/DCコンバータ100はフライバックコンバータであり、入力端子102に入力される直流電圧VINを昇圧(あるいは降圧)し、出力端子104に接続される図示しない負荷に出力電圧VOUTを供給する。ここではDC/DCコンバータ100は出力電圧VOUTを一定とする定電圧出力とするが、その限りではなく、定電流出力であってもよい。
周辺回路106は、トランスT、スイッチングトランジスタM、保護スイッチM、センス抵抗R、整流回路110、フィードバック回路120を含む。
トランスTは、一次巻線(コイル)Wおよび二次巻線Wを有する。保護スイッチMは、一次巻線Wと入力端子102の間に設けられる。たとえば保護スイッチMはPMOSトランジスタであってもよい。保護スイッチM2のゲートは、一次側コントローラ200のシャットダウン(SD)ピンと接続される。スイッチングトランジスタMは、一次巻線Wと接地の間に設けられる。たとえばスイッチングトランジスタMはNMOSトランジスタである。スイッチングトランジスタMのゲートは、一次側コントローラ200の出力(OUT)ピンと接続される。
センス抵抗Rは、スイッチングトランジスタMに流れる電流を検出するために設けられ、スイッチングトランジスタMのソースと接地の間に設けられる。センス抵抗Rには、スイッチングトランジスタMに流れる電流IM1に比例した電圧降下が発生する。この電圧降下が、電流検出信号VCSとして一次側コントローラ200の電流検出(CS)ピンに入力される。
二次巻線Wには整流回路110が接続される。整流回路110は、ダイオードDおよび出力キャパシタCを含む。整流回路110は、ダイオードDに代えて、同期整流トランジスタおよびその制御回路を備えてもよい。定電流出力の場合、出力キャパシタCは省略してもよい。
フィードバック回路120は、DC/DCコンバータ100の電気的状態(ここでは出力電圧VOUT)を示すフィードバック信号VFBを生成する。フィードバック信号VFBは、一次側コントローラ200のフィードバック(FB)ピンに入力される。フィードバック信号VFBは、出力電圧VOUTに比例した電圧であってもよい。
一次側コントローラ200は、主として、フィードバック信号VFBおよび電流検出信号VCSにもとづいて、スイッチングトランジスタMおよび保護スイッチMを制御する。すなわち一次側コントローラ200は、回路が正常であるとき、保護スイッチMをオンに固定し、スイッチングトランジスタMをスイッチングさせることにより、目標レベルに安定化された出力電圧VOUTを発生する。一次側コントローラ200は、スイッチングトランジスタM1のショート異常などの異常を検出すると、保護スイッチMをオフする。
以下、一次側コントローラ200の構成を説明する。
一次側コントローラ200は、パルス変調器210、ドライバ230、第1保護回路250、第2保護回路270を備え、ひとつの半導体基板に集積化された機能ICである。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
パルス変調器210は、DC/DCコンバータ100の状態にもとづいて、スイッチングトランジスタMを制御するためのパルス信号Sを生成する。具体的には、パルス変調器210は、フィードバック信号VFBにもとづいて、DC/DCコンバータ100の出力電圧VOUTが目標値に近づくように、パルス信号Sのデューティ比、スイッチング周波数、オン時間、オフ時間、パルス密度の少なくともひとつを調節する。
たとえばパルス変調器210は、ピーク電流モード、平均電流モード、あるいは電圧モードのパルス幅変調器であってもよい。パルス変調器210の構成は特に限定されず、公知技術を用いればよい。ドライバ230は、パルス信号SにもとづいてスイッチングトランジスタMを駆動する。
第1保護回路250には、スイッチングトランジスタMに流れる電流IM1を示す電流検出信号VCSが入力される。第1保護回路250は、スイッチングトランジスタMのオフ期間(オフすべき期間)TOFFにおける電流検出信号VCSと所定の第1しきい値VTH1の大小関係にもとづいて保護スイッチMを制御する。
たとえば第1保護回路250は、スイッチングトランジスタMがターンオフできなくなるような異常モードを検出すると、保護スイッチMをオフし、DC/DCコンバータ100をラッチ停止させてもよい。
第2保護回路270は、電流検出信号VCSが所定の第2しきい値VTH2を超えると、OCPOUT(Over Current Protection Output)信号をアサート(たとえばハイレベル)する。OCPOUT信号は、パルス変調器210および/またはドライバ230に供給され、パルス変調器210および/またはドライバ230は、OCPOUT信号のアサートに応答して、スイッチングトランジスタMをターンオフさせる。第2保護回路270による保護は、サイクルバイサイクルで行ってもよい。すなわち、毎スイッチングサイクルにおいて、スイッチングトランジスタMをターンオンした後、電流検出信号VCSが第2しきい値VTH2を超えると、スイッチングトランジスタMを直ちにターンオフさせてもよい。
以上が一次側コントローラ200の基本構成である。続いてその動作を説明する。図3(a)、(b)は、一次側コントローラ200の動作を説明する図である。図3(a)は、スイッチングトランジスタMが正常であるときの、図3(b)はスイッチングトランジスタMがショート異常しているときの動作を示す。なおここでのショート異常は、スイッチングトランジスタMのドレインソース間がショートする異常モードのほか、スイッチングトランジスタMのゲート電圧がプルアップされた状態で固定されるような異常モードを含んでもよい。
スイッチングトランジスタMが正常であるとき、スイッチングトランジスタMのオフ期間TOFFの間、それに流れる電流IM1は実質的にゼロとなる。したがって図3(a)に示すように、電流検出信号VCSも実質的にゼロとなり、第1しきい値VTH1を超えることはない。
言い換えれば、オフ期間TOFFにおいてスイッチングトランジスタMの電流IM1が非ゼロであること、すなわち電流検出信号VCSが非ゼロであることは、スイッチングトランジスタMがオフしていないこと、すなわちスイッチングトランジスタMにショート異常が発生していることを意味する。
このように実施の形態に係る第1保護回路250によれば、スイッチングトランジスタMのオフ期間中の電流検出信号VCSに着目することにより、ショート異常を検出できる。
本実施の形態のように、実質的にゼロであるべき量がゼロでないことを判定することは、ゼロでない値をあるしきい値より高いか否かを判定することよりも容易であり、また高精度に判定が可能である。したがってこの一次側コントローラ200によれば、回路保護の性能を高めることができる。
またこの方式の別の利点のひとつは、第1しきい値VTH1を、第2保護回路270の第2しきい値VTH2とは無関係に規定できることにある。すなわち、第1しきい値VTH1は、ゼロ付近に低く設定することも可能であり、この場合には、大電流が流れる前に、スイッチングトランジスタMのショート異常を検出でき、すみやかに保護スイッチM2をオフすることができる。
ただし第1しきい値VTH1を、第2しきい値VTH2と同程度あるいはそれより高く設定することを禁ずるものではない。
本発明は、図1のブロック図や回路図として把握され、あるいは上述の説明から導かれるさまざまな装置、回路に及ぶものであり、特定の構成に限定されるものではない。以下、本発明の範囲を狭めるためではなく、発明の本質や回路動作の理解を助け、またそれらを明確化するために、より具体的な実施例や変形例を説明する。
(第1実施例)
図4は、第1実施例に係る一次側コントローラ200Aの回路図である。図4には、主として第1保護回路250Aの構成のみが示され、その他の回路ブロックは省略される。第1実施例において、第1保護回路250Aは、オフ期間TOFFにおける電流検出信号VCSが第1しきい値VTH1を超えた状態が所定の判定時間τ、持続すると、保護スイッチMをオフする。判定時間τを設けることにより、ノイズによる誤動作を防止できる。すなわちスイッチングトランジスタMが正常であるときに、ノイズの影響で電流検出信号VCSが瞬時的に第1しきい値VTH1を超えた場合には、それをマスクできる。
第1保護回路250Aの機能を実現する方法は特に限定されないが、たとえば第1保護回路250Aは、コンパレータ252、論理ゲート254、カウンタ256および出力段258を含む。コンパレータ252は、電流検出信号VCSを第1しきい値VTH1と比較する。コンパレータ252の出力(SCP信号)は比較結果を示し、VCS>VTH1のときアサート(たとえばハイレベル)、VCS<VTH1のときネゲートされる。
第1保護回路250Aには、スイッチングトランジスタMのオン、オフを示すゲート信号Vが入力される。このゲート信号Vは、パルス変調器210が生成するパルス信号Sそのものであってもよいし、ドライバ230の出力であってもよいし、その他の信号であってもよい。ゲート信号Vは、スイッチングトランジスタMのオン期間TONにおいてハイレベル、オフ期間TOFFにおいてローレベルをとるものとする。
論理ゲート254は、SCP信号とゲート信号Sを論理演算する。論理ゲート254は、ゲート信号Sがオフ期間TOFFを示すとき、SCP信号を通過させ、ゲート信号Sがオン期間TONを示すとき、SCP信号を遮断する。たとえば論理ゲート254は、SCP信号と、ゲート信号Sの反転信号の論理積を生成してもよい。
論理ゲート254の出力SCP’は、オフ期間TOFFの間に、SCP信号がアサートされると、すなわち電流検出信号VCSが第1しきい値VTH1を超えると、所定レベル(たとえばハイレベル)をとる。論理ゲート254の出力SCP’は、カウンタ256のイネーブル端子ENに入力されており、カウンタ256は、イネーブル端子ENの信号SCP’が所定レベル(ハイレベル)の間、システムクロックCKSYSと同期してカウントを進める。カウンタ256のリセット端子(反転論理)には、ゲート信号Sが入力されており、オン期間からオフ期間に遷移するたびに、カウント値がリセットされる。リセット端子には、ゲート信号Sに代えて、PWMの基準クロックCKを入力してもよい。
カウンタ256のカウント値が所定値THに達すると、SCPOUT(Short Circuit Protection Output)信号が所定レベル(たとえばハイレベル)となる。出力段258は、SCPOUT信号がハイレベルとなると、保護スイッチMをオフする。出力段258は、保護スイッチMのゲートソース間に設けられたトランジスタMと、SCPOUT信号に応じてトランジスタMを制御するドライバ260を含んでもよい。ドライバ260は、SCPOUT信号をラッチするラッチ回路を含んでもよい。
第2保護回路270は、コンパレータ272を含む。コンパレータ272は、電流検出信号VCSを第2しきい値VTH2と比較し、VCS>VTH2となるとアサート(たとえばハイレベル)される過電流検出(OCP)信号を生成する。
以上が第1実施例に係る一次側コントローラ200Aの構成である。続いてその動作を説明する。図5は、図4の第1保護回路250Aの動作を説明する図である。時刻tより前は正常な状態を、時刻t以降にショート異常が生じている。ここでは、第1保護回路250Aと第2保護回路270のしきい値VTH1,VTH2は等しくVTHとする。
CLKは、PWMの周期を規定する基準クロックである。時刻tより前の正常動作中に、電流検出信号VCSがしきい値VTHに達すると、第2保護回路270によってOCPOUT信号がアサートされ、パルス信号Sがオフレベルに遷移し、スイッチングトランジスタMがターンオフする。サイクルバイサイクルの過電流保護である。
時刻tに、スイッチングトランジスタMのショート異常が発生する。そうすると、スイッチングトランジスタM1のゲート信号(OUT)がオフレベルであるにもかかわらず、電流IM1が増大し、電流検出信号VCSも増大する。時刻tに電流検出信号VCSがしきい値VTHに達すると、第2保護回路270によってOCPOUT信号がアサートされ、パルス信号Sがローレベルに遷移するが、ショート状態にあるスイッチングトランジスタMをターンオフさせることはできない。したがって、スイッチングトランジスタMには電流が流れ続け、電流検出信号VCSは大きいレベルを維持し続ける。時刻tにOCPOUT信号のアサートに応答して、パルス信号Sがローレベルになると、第1保護回路250Aのカウンタ256によるカウントが開始される。時刻tに次のサイクルの基準クロックCLKが発生し、パルス信号Sがローレベルになると、カウンタ256は、そのカウント値が所定値THに達する前にリセットされる。
パルス信号Sがローレベルになると、第1保護回路250Aのカウンタ256によるカウントが開始される。時刻tに次のサイクルの基準クロックCLKが発生し、パルス信号Sがローレベルになると、カウンタ256のカウント動作が停止する。続く時刻tに、次のオフ期間が開始すると、カウンタ256はリセットされ、カウント動作を開始する。
時刻tに、カウンタ256のカウント値が、判定時間τに対応する値THに達すると、SCPOUT信号がアサートされ、SDピンがハイレベル(電源電圧VIN)となり、保護スイッチMがオフする。
以上が一次側コントローラ200Aの動作である。このように、第1保護回路250Aによれば、オフ期間TOFFにおいて電流検出信号VCSが第1しきい値VTH1を超えたことを検出し、保護スイッチMを制御する。これにより短時間で、保護をかけることができる。
(第2実施例)
図6は、第2実施例に係る一次側コントローラ200Bの回路図である。図6には、主として第1保護回路250Bの構成のみが示され、その他の回路ブロックは省略される。第2実施例において、第1保護回路250Bは、オフ期間TOFFにおいて、電流検出信号VCSが第1しきい値VTH1より小さくならないことを条件として、保護スイッチMをオフする。
たとえば、第1保護回路250Bは、スイッチングトランジスタMのオフ期間において、電流検出信号VCSが第1しきい値VTH1より小さくならないサイクルが、所定数連続発生すると、保護スイッチMをオフしてもよい。
第1保護回路250Bの機能を実現する方法は特に限定されないが、たとえば第1保護回路250Bは、コンパレータ262、カウンタ264および出力段258を含む。コンパレータ262は、電流検出信号VCSを第1しきい値VTH1と比較し、電流検出信号VCSが第1しきい値VTH1を下回るとアサート(ローレベル)されるリセット信号SCPを生成する。
カウンタ264は、常時、カウント動作を行っており、そのリセット端子には、リセット信号SCPが入力される。カウンタ264のカウント値が所定値THに達すると、SCPOUT信号がアサートされる。出力段258は、SCPOUT信号のアサートに応答して保護スイッチMをオフする。
以上が第2実施例に係る一次側コントローラ200Bの構成である。続いてその動作を説明する。図7は、図6の第1保護回路250Bの動作を説明する図である。時刻tより前は正常な状態を、時刻t以降にショート異常が生じている。ここでも第1保護回路250Aと第2保護回路270のしきい値VTH1,VTH2は等しくVTHとする。
CLKは、PWMの周期を規定する基準クロックである。時刻tより前の正常動作中に、電流検出信号VCSがしきい値VTHに達すると、第2保護回路270によってOCPOUT信号がアサートされ、パルス信号Sがオフレベルに遷移し、スイッチングトランジスタMがターンオフする。サイクルバイサイクルの過電流保護である。
時刻tより前は、毎サイクル、VCS<VTHとなるため、リセット信号SCPは常時、アサートされており、カウンタ264は常にリセット状態されており、カウント値はゼロである。
時刻tに、スイッチングトランジスタMのショート異常が発生する。そうすると、スイッチングトランジスタM1のゲート信号(OUT)がオフレベルであるにもかかわらず、電流IM1が増大し、電流検出信号VCSも増大する。時刻tに電流検出信号VCSがしきい値VTHに達すると、第2保護回路270によってOCPOUT信号がアサートされ、パルス信号Sがローレベルに遷移するが、ショート状態にあるスイッチングトランジスタMをターンオフさせることはできない。したがって、スイッチングトランジスタMには電流が流れ続け、電流検出信号VCSは大きいレベルを維持し続ける。
時刻tにVCS>VTHとなると、リセット信号SCPがネゲートされる。その後、カウンタ264は、リセットされることなくカウント動作を続ける。そして時刻tにカウント値が判定時間τに対応する値THに達すると、SCPOUT信号がアサートされ、SDピンがハイレベル(電源電圧VIN)となり、保護スイッチMがオフする。
以上が一次側コントローラ200Bの動作である。このように、第1保護回路250Bによれば、オフ期間TOFFにおいて電流検出信号VCSが第1しきい値VTH1を低下しないサイクルが連続発生すると、保護スイッチMをオフする。これにより、保護性能を高めることができる。
図8は、第1保護回路250および第2保護回路270の変形例を示す図である。VTH1とVTH2を等しくする場合、第1保護回路250と第2保護回路270とで、コンパレータ266を共有することができる。信号処理部268は、図4の論理ゲート254およびカウンタ256に相当する。あるいは信号処理部268は、図6のカウンタ264に相当する。
図9は、一実施例に係るDC/DCコンバータ100Cの回路図である。このDC/DCコンバータ100Cはたとえば車載用の電源回路であり、バッテリからの電圧VBATを受け、それを昇圧し、負荷に供給する。一次側コントローラ200Cには、上述の一次側コントローラ200(200A,200B)のアーキテクチャが採用される。
トランスTは、2次側に補助巻線Wを有する。フィードバック回路120は、この補助巻線Wに流れる電流を整流、平滑化し、さらに分圧することにより、出力電圧VOUTに比例したフィードバック信号VFBを生成する。
オシレータ202は、RT(周波数設定)ピンに接続される抵抗Rに応じた周波数で発振する。オシレータ202が発生する基準クロックCKおよび基準クロックCKと同期したスロープ補償用のスロープ信号VSLOPEは、パルス変調器210Cに供給される。
ソフトスタート(SS)ピンには、ソフトスタート用のキャパシタCSSが外付けされる。ソフトスタート回路204は、キャパシタCSSを充電することにより、徐変するソフトスタート電圧VSSを生成する。
パルス変調器210Cは、ピーク電流モードの変調器であり、エラーアンプ212、スロープ補償器214、PWMコンパレータ216、フリップフロップ218を含む。エラーアンプ212は、フィードバック信号VFBと基準電圧VREFの誤差を増幅し、誤差信号VERRを生成する。エラーアンプ212の出力には、位相補償(COMP)ピンを介して、位相補償用の抵抗RCOMPおよびキャパシタCCOMPが接続される。エラーアンプ212は、ソフトスタート電圧VSSと基準電圧VREFの低い一方と、フィードバック信号VFBの誤差を増幅する。
スロープ補償器214は、CSピンに入力される電流検出信号VCSに、スロープ信号VSLOPEを重畳する。PWMコンパレータ216は、スロープ信号が重畳された電流検出信号VCS’と、誤差信号VERRを比較し、比較結果に応じたリセット信号SRESETを生成する。フリップフロップ218は、基準クロックCKに応じてセットされ、リセット信号SRESETに応じてリセットされる。フリップフロップ218の出力は、PWM信号SPWMであり、上述のパルス信号Sに相当する。
PWM信号SPWMは、ロジック回路206に入力される。ロジック回路206には、PWM信号SPMWに加えて、回路保護のための各種信号が入力される。ロジック回路206は、PWM信号SPWMをドライバ230に供給する。
ロジック回路206は、上述の第1保護回路250、第2保護回路270の機能の一部を含んでいる。
内部電源280、バンドギャップリファレンス回路282、基準電圧源284は、それぞれ内部電圧VREG,バンドギャップ電圧VBGR、基準電圧VREFを生成する。サーマルシャットダウン(TSD)回路286は、温度が所定値を超えると、サーマルシャットダウン信号TSDをアサートする。
UVLO(Under Voltage Lock Out)ピンには、入力電圧VCCに応じた電圧が入力される。UVLO回路288は、UVLOピンの電圧がしきい値VUVLOを超えると、一次側コントローラ200Cの動作を許可するフラグ(UVLO信号)を出力する。
電圧監視(MON)ピンには、フィードバック回路120において生成された監視電圧VMONが入力される。監視電圧VMONは出力電圧VOUTに比例する。過電圧保護(OVP)回路290は、監視電圧VMONがしきい値VOVPを超えると、過電圧保護信号OVP_MON信号をアサート(たとえばハイレベル)する。
そのほか、コンパレータ292,294は、FBピンのフィードバック信号VFBをしきい値と比較し、過電圧状態、低電圧状態を検出すると、OVP_FB信号、UVP_FB信号をアサートする。
図10は、一実施例に係るDC/DCコンバータ100Dを備える電源回路300の回路図である。この電源回路300は、エアコン、テレビ、冷蔵庫などの家電製品に内蔵され、あるいは、電源アダプタなどに内蔵される。
電源回路300は、DC/DCコンバータ100Dに加えて、ダイオード整流回路302、平滑コンデンサ304を備える。ダイオード整流回路302は、商用交流電圧VACを全波整流する。平滑コンデンサ304は、ダイオード整流回路302の出力を平滑化し、直流電圧VDCを生成する。直流電圧VDCを生成する。は、DC/DCコンバータ100Dの入力端子に供給される。
DC/DCコンバータ100Dは絶縁型のフライバックコンバータである。フィードバック回路120Dは、分圧回路122、シャントレギュレータ124、フォトカプラ126を含む。分圧回路122は出力電圧VOUTを分圧する。シャントレギュレータ124は、分圧後の出力電圧VOUT’と基準電圧VREFの誤差に応じた電流をシンクし、フォトカプラ126を駆動する。フォトカプラ126の受光素子は、一次側コントローラ200のFBピンと接続される。FBピンには、フォトカプラ126に流れる電流IFBに応じたフィードバック信号VFBが発生する。
そのほか、DC/DCコンバータ100は、フォワードコンバータであってもよいし、トランスを用いないBoost(昇圧)コンバータやBuck(降圧)コンバータであってもよい。BoostコンバータやBuckコンバータでは、一次側コントローラ200は、単にコントローラと称される。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…DC/DCコンバータ、102…入力端子、104…出力端子、106…周辺回路、110…整流回路、120…フィードバック回路、122…分圧回路、124…シャントレギュレータ、126…フォトカプラ、200…一次側コントローラ、202…オシレータ、204…ソフトスタート回路、206…ロジック回路、T…トランス、W…一次巻線、W…二次巻線、M1…スイッチングトランジスタ、M…保護スイッチ、R…センス抵抗、D…ダイオード、C…出力キャパシタ、210…パルス変調器、212…エラーアンプ、214…スロープ補償器、216…PWMコンパレータ、218…フリップフロップ、230…ドライバ、250…第1保護回路、252…コンパレータ、254…論理ゲート、256…カウンタ、258…出力段、260…ドライバ、262…コンパレータ、264…カウンタ、270…第2保護回路、280…内部電源、282…バンドギャップリファレンス回路、284…基準電圧源、286…TSD回路、288…UVLO回路、290…OVP回路。

Claims (17)

  1. DC/DCコンバータの制御回路であって、
    前記DC/DCコンバータは、
    入力端子と、
    コイルと、
    前記コイルと前記入力端子の間に設けられた保護スイッチと、
    前記コイルと接地の間に設けられたスイッチングトランジスタと、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記DC/DCコンバータの出力の状態にもとづいて、前記スイッチングトランジスタを制御するためのパルス信号を生成するパルス変調器と、
    前記パルス信号にもとづいて前記スイッチングトランジスタを駆動するドライバと、
    前記スイッチングトランジスタに流れる電流を示す電流検出信号を受け、前記スイッチングトランジスタのオフ期間における前記電流検出信号と所定の第1しきい値との大小関係にもとづいて前記保護スイッチを制御する第1保護回路と、
    を備えることを特徴とする制御回路。
  2. 前記第1保護回路は、前記オフ期間における前記電流検出信号が前記第1しきい値を超えると、前記保護スイッチをオフすることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記第1保護回路は、前記オフ期間における前記電流検出信号が前記第1しきい値を超えた状態が所定時間持続すると、前記保護スイッチをオフすることを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  4. 前記第1保護回路は、前記電流検出信号を前記第1しきい値と比較するコンパレータを含むことを特徴とする請求項2または3に記載の制御回路。
  5. 前記第1保護回路は、前記コンパレータの出力と前記パルス信号に応じたゲート信号を論理演算する論理ゲートをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の制御回路。
  6. 前記第1保護回路は、前記論理ゲートの出力が所定レベルの間、カウントを進めるカウンタを含み、前記カウンタのカウント値が所定値に達すると、前記保護スイッチをオフすることを特徴とする請求項5に記載の制御回路。
  7. 前記第1保護回路は、前記スイッチングトランジスタのオフ期間において、前記電流検出信号がしきい値より小さくならないことを条件として、前記保護スイッチをオフすることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  8. 前記第1保護回路は、前記スイッチングトランジスタのオフ期間において、前記電流検出信号がしきい値より小さくならないサイクルが、所定数連続発生すると、前記保護スイッチをオフすることを特徴とする請求項7に記載の制御回路。
  9. 前記第1保護回路は、
    カウンタと、
    前記電流検出信号が前記第1しきい値を下回るとアサートされるリセット信号を生成するコンパレータと、
    前記リセット信号に応じてリセットされるカウンタと、
    を備え、
    前記カウンタのカウント値が所定値に達すると、前記保護スイッチをオフすることを特徴とする請求項7または8に記載の制御回路。
  10. 前記DC/DCコンバータは、前記スイッチングトランジスタと前記接地の間に設けられたセンス抵抗をさらに備え、前記電流検出信号は、前記センス抵抗の電圧降下に応じていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の制御回路。
  11. 前記第1保護回路は、前記保護スイッチをオフ状態でラッチすることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の制御回路。
  12. 前記電流検出信号が所定の第2しきい値を超えると、前記スイッチングトランジスタをターンオフさせる第2保護回路をさらに備えることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の制御回路。
  13. 前記第2しきい値は前記第1しきい値と等しく、前記第1保護回路と前記第2保護回路は、コンパレータを共有することを特徴とする請求項12に記載の制御回路。
  14. 前記第2しきい値は、前記第1しきい値より低いことを特徴とする請求項12に記載の制御回路。
  15. ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の制御回路。
  16. 入力端子と、
    コイルと、
    前記コイルと前記入力端子の間に設けられた保護スイッチと、
    前記コイルと接地の間に設けられたスイッチングトランジスタと、
    前記保護スイッチおよび前記スイッチングトランジスタを制御する請求項1から15のいずれかに記載の制御回路と、
    を備えることを特徴とするDC/DCコンバータ。
  17. フライバックコンバータであることを特徴とする請求項16に記載のDC/DCコンバータ。
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