JP7491114B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体に対し記録を行う記録装置に関する。
記録装置の一例であるプリンターにおいては、特許文献1に示される様にユーザーによる各種設定操作を受け付ける操作パネルが、装置本体に対しチルト可能に設けられたものがある。操作パネルのパネル面には、タッチパネルや電源ボタンが設けられている。
特開2017-030305号公報
電源ボタンは機械式ボタンで構成されることが多く、特に主電源をオンオフする為の電源ボタンは性質上、機械式ボタンで構成される。しかしながら特許文献1記載の構成の様にチルト可能な操作パネルのパネル面に電源ボタンを備える構成にあっては、電源ボタンを押下する際の操作力が、操作パネルの角度を変化させる方向に顕著に作用してしまうこととなる。従って電源ボタンを押下すると、操作パネルのチルト角が意図せず変化してしまったり、操作パネルが一時的に沈み込んでしまいユーザーに不安感を与えたりする場合がある。またこの様な問題を解消する為に、操作パネルのチルト角を保持する機構の能力を高めると、装置のコストアップや大型化を招く虞がある。
上記課題を解決するための本発明の記録装置は、媒体に対し記録を行う記録手段と、前記記録手段を備える装置本体に対する各種設定操作を受け付ける、チルト可能なチルトパネルと、を備え、前記チルトパネルは、表面にタッチパネルと、前記チルトパネルの周囲の一部に、前記タッチパネルのタッチ方向と交差する方向に押下方向が設定された電源ボタンとを備えることを特徴とする。
プリンターを前方側から見た斜視図。 用紙を排出する排出空間と第1実施形態に係るチルトパネルの正面図。 第1実施形態に係るチルトパネルを背面側から見た斜視図。 第1実施形態に係るチルトパネルの平面図及び下方から見た側面図。 第2実施形態に係るチルトパネルの一部分を左方向から見た側面図及び平面図。 第3実施形態に係るチルトパネルの一部分を左方向から見た側面図及び平面図。 第4実施形態に係るチルトパネルの一部分を左方向から見た側面図及び平面図。 第5実施形態に係るチルトパネルの一部分を左方向から見た側面図及び平面図。 第6実施形態に係るチルトパネルの一部分の平面図及び下方から見た側面図。 第7実施形態に係るチルトパネルの一部分の平面図及び下方から見た側面図。 第8実施形態に係るチルトパネルの一部分の平面図及び下方から見た側面図。 第9実施形態に係るチルトパネルの一部分の平面図及び下方から見た側面図。
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、媒体に対し記録を行う記録手段と、前記記録手段を備える装置本体に対する各種設定操作を受け付ける、チルト可能なチルトパネルと、を備え、前記チルトパネルは、表面にタッチパネルと、前記チルトパネルの周囲の一部に、前記タッチパネルのタッチ方向と交差する方向に押下方向が設定された電源ボタンとを備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記チルトパネルは、表面にタッチパネルを備え、前記チルトパネルの周囲の一部に、前記タッチパネルのタッチ方向と交差する方向に押下方向が設定された電源ボタンを備えるので、前記電源ボタンを押下する際の力が、前記チルトパネルのチルト角を変化させる方向に作用し難くなる。このため、前記電源ボタンを押下した際に前記チルトパネルのチルト角が意図せず変化してしまったり、前記チルトパネルが一時的に沈み込んだりといった問題の発生を抑制できる。
また同時に、前記タッチパネルを操作する際に、誤って前記電源ボタンを押下してしまう誤操作も抑制できる。
第2の態様は、第1の態様において、前記電源ボタンの前記押下方向は、前記タッチパネルのタッチ方向に対し直交することを特徴とする。
本態様によれば、前記電源ボタンの前記押下方向は、前記タッチパネルのタッチ方向に対し直交するので、前記電源ボタンを押下する際の力が、前記チルトパネルのチルト角を変化させる方向に殆ど作用しない。このため、前記電源ボタンを押下した際に前記チルトパネルのチルト角が意図せず変化してしまったり、前記チルトパネルが一時的に沈み込んだりといった問題の発生をより確実に抑制できる。
第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記チルトパネルの周囲が濃色部材で構成され、前記電源ボタンが淡色部材または透明部材で構成されることを特徴とする。
本態様によれば、前記チルトパネルの周囲が濃色部材で構成され、前記電源ボタンが淡色部材または透明部材で構成されるので、前記チルトパネルの周囲と前記電源ボタンとの間のコントラストが大きくなり、前記電源ボタンの視認性が向上する。
第4の態様は、第3の態様において、前記電源ボタンが濃色部材で囲われていることを特徴とする。
本態様によれば、前記電源ボタンが濃色部材で囲われているので、前記電源ボタンの周囲と前記電源ボタンとの間のコントラストが大きくなり、前記電源ボタンの視認性がより一層向上する。
第5の態様は、第4の態様において、前記装置本体は、記録の行われた媒体が排出される排出空間を形成する筐体を備え、前記電源ボタンは、前記装置本体の正面視において前記排出空間と重なる位置にあり、前記筐体が濃色部材で形成されることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置本体は、記録の行われた媒体が排出される排出空間を形成する筐体を備え、前記電源ボタンは、前記装置本体の正面視において前記排出空間と重なる位置にあり、前記筐体が濃色部材で形成されるので、前記装置本体を正面視した際に前記排出空間と前記電源ボタンとのコントラストが大きくなり、前記電源ボタンが視認し易くなる。
第6の態様は、第5の態様において、前記電源ボタンが発光する構成を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記電源ボタンが発光する構成を備えるので、前記電源ボタンの視認性がより一層向上する。
第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記電源ボタンが、前記チルトパネルの周囲のうちチルト軸から遠い側面に配置されることを特徴とする。
前記チルトパネルの周囲のうちチルト軸と交差する側面に前記電源ボタンが配置される構成の場合、前記電源ボタンの押下に伴いチルト軸がねじれ、破損する虞がある。しかしながら本態様によればそのような不具合の発生を抑制できる。
第8の態様は、第1から第7の態様のいずれかにおいて、前記電源ボタンは、前記チルトパネルの厚み方向において前記チルトパネルのパネル面から背面方向に離間した位置にあることを特徴とする。
本態様によれば、前記電源ボタンは、前記チルトパネルの厚み方向において前記チルトパネルのパネル面から背面方向に離間した位置にあるので、前記タッチパネルを操作する際に誤って前記電源ボタンを押下してしまう誤操作をより一層抑制できる。
第9の態様は、第1から第8の態様のいずれかにおいて、前記電源ボタンの押下面は、前記電源ボタンの周囲と面一または前記電源ボタンの押下方向に下がった位置にあることを特徴とする。
本態様によれば、前記電源ボタンの押下面は、前記電源ボタンの周囲と面一または前記電源ボタンの押下方向に下がった位置にあるので、前記チルトパネルをチルトさせる際などに前記電源ボタンを誤って押下してしまう誤操作を抑制できる。
以下、本発明を具体的に説明する。
以下では記録装置の一例としてインクジェットプリンター1について説明する。以下、インクジェットプリンター1を単にプリンター1という。
尚、各図において示すX-Y-Z座標系は、X軸方向が装置幅方向であり、Y軸方向は装置奥行方向であり、また媒体の一例である用紙の幅方向となる。+Y方向は装置背面から前面に向かう方向であり、-Y方向は装置前面から背面に向かう方向である。本実施形態ではプリンター1の周囲を構成する側面のうち、チルトパネル20Aが設けられた側面つまり+Y方向の側面が装置前面となり、-Y方向の側面が装置背面となる。
Z軸方向は鉛直方向に沿う方向であり、装置高さ方向である。+Z方向が鉛直上方向であり、-Z方向が鉛直下方向である。
図1においてプリンター1は、用紙に記録を行う記録手段の一例である記録ヘッド5を備えた装置本体2の上部に、画像読取装置の一例であるスキャナー部3を備えており、即ちインクジェット記録機能に加えて原稿読み取り機能を備える複合機として構成されている。
装置本体2の下部には、3つの給紙カセット4A、4B、4Cが着脱可能に設けられている。各給紙カセットに収容された用紙は、不図示の給送手段により+X方向に送り出され、上向きに湾曲した後に反転して-X方向に搬送され、記録ヘッド5と対向する位置に送られる。そして記録ヘッド5によりインクが吐出され、記録が行われる。
記録ヘッド5は、本実施形態ではインクを吐出するノズルがY軸方向即ち用紙幅方向の全域をカバーする様に設けられた所謂ラインヘッドであり、用紙幅方向への移動を伴わないで用紙幅全体に記録が可能な記録ヘッドとして構成されている。
記録ヘッド5により記録の行われた用紙は、-X方向に搬送された後、上向きに湾曲した後に反転して+X方向に送られ、排出口6から+X方向に排出される。排出口6から排出された用紙は、排出トレイ8に落下し、積載される
排出口6は、排出空間7に臨んでいる。排出空間7は、装置本体2に形成された、用紙を排出する為の空間であり、筐体9と排出トレイ8とで構成される。
より詳しくは、排出空間7は筐体9の第1面9aと、筐体9の第2面9bと、排出トレイ8とで形成され、+Y方向と+X方向が開放された空間である。第1面9aは、X-Z平面に平行な面であり、第2面9bは、Y-Z平面に平行な面である。
本実施形態において第1面9a及び第2面9bと、排出トレイ8とは、黒色を呈している。黒色は濃色の一例であり、例えばグレースケール256階調で表現する場合、階調値が0~20の範囲の色とすることができる。以降同様に、他の部位についても単に黒色と言う場合は同様の階調値とする。
第1面9a及び第2面9bと、排出トレイ8とを除く、装置本体2及びスキャナー部3のその他の面は、白色を呈している。白色は淡色の一例であり、例えばグレースケール256階調で表現する場合、階調値が235~255の範囲とすることができる。以降同様に、他の部位についても単に白色と言う場合は同様の階調値とする。
装置本体2は装置前面に、装置本体2やスキャナー部3に対する各種操作設定を行い、また設定内容や記録画像のプレビュー表示などを行う為のチルトパネル20Aを備えている。尚、図1のチルトパネル20Aは第1実施形態に係るチルトパネルを示しているが、図5以降を参照して後に説明する他の実施形態に係るチルトパネル20B~20Jのいずれかが設けられていても良い。
チルトパネル20Aは、X軸方向に平行な軸中心線を持つチルト軸21を介して装置本体2に対し設けられ、チルト軸21を中心にY-Z平面において回転することでチルト角を調整できる様に設けられている。また、チルト軸21はフリーストップヒンジとして構成されており、任意のチルト角を保持できる様に構成されている。本実施形態においてチルトパネル20Aは、図1において二点鎖線及び符号20A-1で示す様に表面20aが垂直面となる姿勢から、図1の実線で示す様に表面20aが上向きとなる様にチルトした姿勢をとることができ、また更に図示は省略するが表面20aが水平面となる姿勢にまでチルトすることが可能である。尚、チルトパネル20Aの表面20aとは、操作を行うユーザーが対面することとなる面である。
以下、図2~図4を参照して更にチルトパネル20Aを説明する。尚、図4ではチルトパネル20Aを見る方向が異なる複数の図を一図面に含めており、図4の上の図はチルトパネル20Aの平面図、図4の下の図はチルトパネル20Aを下方から見た側面図である。
チルトパネル20Aは、表面20aがカバーガラスで構成され、その下層にタッチパネル部22を備え、また更にその下層に液晶表示部(不図示)を備えている。タッチパネルには静電容量方式、抵抗膜方式、光学方式、電磁誘導方式などが公知であるが、本実施形態では静電容量方式を用いる。チルトパネル20Aの表面20aに対するユーザーの操作は、本実施形態ではタッチパネル部22に対するタッチ操作が基本となる。タッチパネル部22に対するタッチ方向は、チルトパネル20Aの厚み方向となり、チルトパネル20Aが図1の二点鎖線及び符号20A-1で示す様に垂直姿勢にあれば、タッチ方向は-Y方向となり、また水平姿勢にあれば-Z方向となる。
チルトパネル20Aの周囲は枠部材25Aで形成され、チルトパネル20Aの周囲のうち符号20cは下側面、符号20dは上側面、符号20eは右側面、符号20fは左側面をそれぞれ示している。尚、以下ではチルトパネル20Aの構成やアイコン等の配置について「上」、「下」、「左」、「右」の用語を用いて説明する場合、図4の上の図で示す様に表面20aを正面視した場合つまり操作を行うユーザーが表面20aと対面した場合の、ユーザーから見た際の「上」、「下」、「左」、「右」の各方向を意味するものとする。
チルトパネル20Aの背面20bは、図3、図4に示す様にパネルフレーム26Aにより構成される。本実施形態において枠部材25A及びパネルフレーム26Aは樹脂材料で形成され、色は全体に亘って黒色を呈している。
チルトパネル20Aの周囲のうちチルト軸21から遠い側面である下側面20cには、電源ボタン23Aが配置されている。ここで、チルトパネル20Aの周囲のうちチルト軸21と交差する側面、具体的には右側面20eや左側面20fに電源ボタンが配置される構成の場合、電源ボタンの押下に伴いチルト軸21がねじれ、破損する虞がある。しかしながら電源ボタン23Aがチルトパネル20Aの周囲のうちチルト軸21から遠い側面である下側面20cに設けられているので、上記の様な不具合の発生を抑制できる。また、右側面20eや左側面20fに電源ボタンが配置される場合、電源ボタンを押下する際に装置本体に触れてしまい電源ボタンを押下しにくい虞があるものの、電源ボタン23Aがチルト軸21から遠い側面である下側面20cに設けられていることで、その様な問題も回避できる。
そしてパネルフレーム26Aの下方向において左側面20f寄りに、下方向に開口する筒状部26aが形成されている。そしてこの筒状部26aの内側に、プリンター1の主電源をオンオフする為の電源ボタン23Aが設けられている。換言すれば、電源ボタン23Aは、筒状部26aによって囲われた状態となっている。
筒状部26aの下端部は、チルトパネル20Aの下側面20cから下方向に突出しない様に形成されている。そして電源ボタン23Aの押下面PSは、筒状部26aの下端部と面一か、或いは筒状部26aの下端部より上の位置にある。矢印Fは電源ボタン23Aの押下方向を示しており、この押下方向Fで表現すると、電源ボタン23Aの押下面PSは、筒状部26aの下端部から押下方向Fに下がった位置にあると言える。
即ち電源ボタン23Aは、筒状部26aから下方向に突出せず、また、チルトパネル20Aの下側面20cから下方向に突出しない様に設けられている。これにより、電源ボタン23Aを誤って押下してしまう誤操作を抑制できる。
そして電源ボタン23Aの押下方向Fは、タッチパネル部22のタッチ方向と交差する方向であり、より具体的にはタッチパネル部22のタッチ方向と直交する方向である。
電源ボタン23Aは、本実施形態では白色を呈している。電源ボタン23Aには、発光部(不図示)から発せられた光が入射する様に構成されており、電源がオンとされると、発光部(不図示)から発せられる光が電源ボタン23Aに入射し、電源ボタン23Aはパネル外部に向けて発光することができる。尚、発光部(不図示)としては一例として白色LEDを用いることができる。
チルトパネル20Aの表面20aにおいて、電源ボタン23Aの位置に対応する位置には電源マーク30が配されている。尚、図4においてチルトパネル20Aの平面視においては、外周部が枠部材25Aで構成され、つまり外周部が黒色を呈している。また枠部材25Aとタッチパネル部22との間の領域28も枠部材25Aと同様に黒色を呈しており、電源マーク30は黒色を呈する領域28に配されている。従って電源マーク30は、本実施形態では白色を呈している。
矩形のタッチパネル部22は、上部の第1サブ表示領域33aと、下部の第2サブ表示領域と、上下方向における中央の主表示領域33cとで表示領域が構成される。上部の第1サブ表示領域33aにおいては、左方向の端部にホームアイコン31が配され、その右側には「Home」の文字が配されている。第1サブ表示領域33aと第2サブ表示領域33bには、その他にプリンター1の各種ステータスを示すアイコンや操作アイコン等が表示される。
第1サブ表示領域33aと第2サブ表示領域33bは、本実施形態では灰色を呈しており、例えばグレースケール256階調で表現する場合、階調値が117~137の範囲とすることができる。
主表示領域33cには、アイコン群32が表示される。アイコン群32は、一実施例として図示する様に上下方向に3段と左右方向に5段のマトリクス状にアイコンが配置されて成る。但し最も下の段のアイコンは、本実施形態では最も左の1つのみとなる。
アイコン群32の最も左上には、スキャナー部3で読み取った原稿画像を装置本体2で用紙に記録し排出するコピー機能を実行する為のアイコンが配置され、当該アイコンには「Copy」の文字が付されている。またその右には、スキャナー部3での原稿画像の読み取りを実行する為のアイコンが配置され、当該アイコンには「Scan」の文字が付されている。またその右には、スキャナー部3で読み取った原稿画像をファクシミリ送信する為のアイコンが配置され、当該アイコンには「Fax」の文字が付されている。この様に最も基本的な機能を実現する為のアイコンが、主表示領域33cの左上に配置されている。
尚、その他のアイコンに付された機能の内容や、各種ステータスランプの内容を示す文字は「・・・」で示しており、その詳細は省略する。
チルトパネル20Aの右下には、装置のステータスを示す為のステータスランプA1、A2、A3が配置されている。ステータスランプA1、A2、A3は、チルトパネル20Aの表面20aと下側面20cの双方で発光する様に設けられている。
以上の様にチルトパネル20Aは、周囲の一部に電源ボタン23Aを備え、この電源ボタン23Aの押下方向F(図4参照)は、タッチパネル部22のタッチ方向と交差する方向となっている。これにより電源ボタン23Aを押下する際の力が、チルトパネル20Aのチルト角を変化させる方向に作用し難くなる。また特に本実施形態では、電源ボタン23Aの押下方向Fはタッチパネル部22の押下方向と直交しており、電源ボタン23Aを押下する際の力が、チルトパネル20Aのチルト角を変化させる方向に殆ど作用しない。尚、チルトパネル20Aのこの様な構成及び作用は、以降説明する他の全ての実施形態において共通する。
以上により、電源ボタン23Aを押下した際にチルトパネル20Aのチルト角が意図せず変化してしまったり、チルトパネル20Aが一時的に沈み込んだりといった問題の発生を抑制できる。また同時に、タッチパネル部22を操作する際に、誤って電源ボタン23Aを押下してしまう誤操作も抑制できる。
またチルトパネル20Aの周囲は濃色部材の一例であって黒色部材である枠部材25Aで構成され、電源ボタン23Aが淡色部材の一例である白色部材で構成されているので、チルトパネル20Aの周囲と電源ボタン23Aとの間のコントラストが大きくなり、電源ボタン23Aの視認性が向上する。尚、電源ボタン23Aを白色部材に代えて透明部材で形成しても良い。
また電源ボタン23Aが、濃色部材の一例であって黒色部材であるパネルフレーム26Aの一部である筒状部26aで囲われているので、電源ボタン23Aの周囲と電源ボタン23Aとの間のコントラストが大きくなり、白色部材で構成されている電源ボタン23Aの視認性がより一層向上する。
また電源ボタン23Aは、図2に示す様に装置本体2の正面視において排出空間7と重なる位置にあり、そして筐体9において排出空間7を形成する第1面9aと第2面9b(図1参照)とが濃色の一例である黒色を呈している。図2において第1面9aに付したハッチングは、黒色を模式的に表現したものである。
これにより装置本体2を正面視した際に排出空間7と電源ボタン23Aとの間のコントラストが大きくなり、電源ボタン23Aが視認し易くなる。
加えて電源ボタン23Aは発光するので、電源ボタン23Aの視認性がより一層向上する。
また電源ボタン23Aは、チルトパネル20Aの厚み方向においてチルトパネル20Aの表面20aから背面方向に離間した位置にある。従ってタッチパネル部22を操作する際に誤って電源ボタン23Aを押下してしまう誤操作をより一層抑制できる。
続いてチルトパネルの第2実施形態について図5を参照して説明する。図5では第2実施形態に係るチルトパネル20Bを見る方向が異なる複数の図を一図面に含めており、図5の左の図はチルトパネル20Bの一部を左方向から見た側面図、図5の右の図は表面20aの一部の平面図である。
尚、以降説明する各実施形態において、既に説明した構成と同一の構成には同一符号を付しており、重複する説明は省略する場合があるものとする。
第2実施形態に係るチルトパネル20Bは、周囲が枠部材25Bで形成され、背面20bがパネルフレーム26Bで形成される。枠部材25Bとパネルフレーム26Bは、いずれも全体に亘って黒色を呈している。
チルトパネル20Bは、左側面20fに電源ボタン23Bを備える。電源ボタン23Bの周囲には、左側面20fから左方向に突出する押下規制部24Aが設けられており、換言すれば電源ボタン23Bは押下規制部24Aの内側に配置されている。押下規制部24Aは、枠部材25Bとは別体で形成された上で枠部材25Bに設けられた円筒状の部材であり、白色を呈している。押下規制部24Aは、電源がオンとされた際に不図示の発光部から発せられた光によって発光する。
電源ボタン23Bは黒色部材で形成されており、押下面PSに電源マーク30が白色で付されている。
尚、符号A4、A5、A6は、それぞれ装置のステータスを示す為のステータスランプである。ステータスランプA4、A5、A6は、チルトパネル20Bの表面20aと下側面20cの双方で発光する様に設けられている。
電源ボタン23Bの押下面PSは、押下規制部24Aよりも押下方向Fに下がった位置にある。これにより、チルトパネル20Bをチルトさせる際などに電源ボタン23Bを誤って押下してしまう誤操作を抑制できる。
続いてチルトパネルの第3実施形態について図6を参照して説明する。図6では第3実施形態に係るチルトパネル20Cを見る方向が異なる複数の図を一図面に含めており、図6の左の図はチルトパネル20Cの一部を左方向から見た側面図、図6の右の図は表面20aの一部の平面図である。
第3実施形態に係るチルトパネル20Cは、周囲が枠部材25Cで形成され、背面20bがパネルフレーム26Cで形成される。枠部材25Cとパネルフレーム26Cは、いずれも全体に亘って黒色を呈している。
チルトパネル20Cは、左側面20fと下側面20cとが交差する角部に電源ボタン23Cを備える。電源ボタン23Cの押下方向Fは、左側面20fと下側面20cの双方に対して45°の角度を成す方向となる。左側面20fにおいて電源ボタン23Cの上部には、電源マーク30が付されている。左側面20fは黒色を呈しているので、電源マーク30は白色を呈している。
電源ボタン23Cは、チルトパネル20Cの厚み方向において表面20aよりもやや背面20b側に位置している。そしてチルトパネル20Cの厚み方向において電源ボタン23Cに対し表面20aの側には、押下規制部24Bが設けられている。押下規制部24Bは白色部材で形成されるとともに、電源がオンとされた際に不図示の発光部から発せられた光によって発光する。
尚、符号A7、A8、A9は、それぞれ装置のステータスを示す為のステータスランプである。ステータスランプA7、A8、A9は、チルトパネル20Cの表面20aと下側面20cの双方で発光する様に設けられている。
電源ボタン23Cの押下面PS、押下規制部24Bのコーナー面、及び枠部材25Cのコーナー面は面一で構成されており、つまり電源ボタン23Cの押下面PSは周囲と面一にある。これにより、チルトパネル20Cをチルトさせる際などに電源ボタン23Cを誤って押下してしまう誤操作を抑制できる。
続いてチルトパネルの第4実施形態について図7を参照して説明する。図7では第4実施形態に係るチルトパネル20Dを見る方向が異なる複数の図を一図面に含めており、図7の左の図はチルトパネル20Dの一部を左方向から見た側面図、図7の右の図は表面20aの一部の平面図である。
第4実施形態に係るチルトパネル20Dは、周囲が枠部材25Dで形成される。枠部材25Dは、全体に亘って黒色を呈している。
チルトパネル20Dは、左側面20fに電源ボタン23Dを備える。電源ボタン23Dは黒色部材で形成されており、押下面PSに電源マーク30が白色で付されている。電源ボタン23Dの押下面PSは、左側面20fよりもやや左方向に突出した位置にある。
チルトパネル20Dは、左側面20fと下側面20cとが交差する角部に電源ランプB1を備える。電源ランプB1は白色部材であり、電源がオンとされた際に不図示の発光部から発せられた光によって発光する。
尚、符号A10、A11、A12は、それぞれ装置のステータスを示す為のステータスランプである。ステータスランプA10、A11、A12は、チルトパネル20Dの表面20aと下側面20cの双方で発光する様に設けられている。
続いてチルトパネルの第5実施形態について図8を参照して説明する。図8では第5実施形態に係るチルトパネル20Eを見る方向が異なる複数の図を一図面に含めており、図8の左の図はチルトパネル20Eの一部を左方向から見た側面図、図8の右の図は表面20aの一部の平面図である。
第5実施形態に係るチルトパネル20Eは、周囲が枠部材25Eで形成される。枠部材25Eは、全体に亘って黒色を呈している。
チルトパネル20Eは、左側面20fに電源ボタン23Eを備える。電源ボタン23Eの上部には、左側面20fから左方向に突出する押下規制部24Dが設けられており、電源ボタン23Eの下部には、左側面20fから左方向に突出する押下規制部24Eが設けられている。押下規制部24D、24Eは枠部材25Eとは別体で形成された上で枠部材25Eに設けられた部材であり、白色を呈している。
押下規制部24D、24Eのうち押下規制部24Dは、電源がオンとされた際に不図示の発光部から発せられた光によって発光する。但し、押下規制部24D、24Eのうち押下規制部24Eが発光する構成であっても良いし、押下規制部24D、24Eの双方が発光する構成であっても良い。
電源ボタン23Eは黒色部材で形成されており、押下面PSに電源マーク30が白色で付されている。
尚、符号A13、A14、A15は、それぞれ装置のステータスを示す為のステータスランプである。ステータスランプA13、A14、A15は、チルトパネル20Eの表面20aと下側面20cの双方で発光する様に設けられている。
電源ボタン23Eの押下面PSは、押下規制部24D、24Eよりも押下方向Fに下がった位置にある。これにより、チルトパネル20Eをチルトさせる際などに電源ボタン23Eを誤って押下してしまう誤操作を抑制できる。
続いてチルトパネルの第6実施形態について図9を参照して説明する。図9では第6実施形態に係るチルトパネル20Fを見る方向が異なる複数の図を一図面に含めており、図9の下の図はチルトパネル20Fの一部を下方向から見た側面図、図9の上の図は表面20aの一部の平面図である。
第6実施形態に係るチルトパネル20Fは、周囲と背面側がパネルフレーム26Dで形成される。パネルフレーム26Dは、黒色を呈している。
チルトパネル20Fは、左側面20fと下側面20cとが交差する角部に電源ボタン23Fを備える。電源ボタン23Fは、チルトパネル20Fの表面20aにも露呈している。電源ボタン23Fの押下方向Fは、左側面20fと下側面20cの双方に対して45°の角度を成す方向となる。チルトパネル20Fの表面20aにおいて電源ボタン23Fに対応する位置には、電源マーク30が付されている。タッチパネル部22の外側領域は黒色を呈しているので、電源マーク30は白色を呈している。
電源ボタン23Fは白色部材で形成されるとともに、電源がオンとされた際に不図示の発光部から発せられた光によって発光する。
尚、符号A16は、装置のステータスを示す為のステータスランプである。ステータスランプA16は、チルトパネル20Fの表面20aと下側面20cの双方で発光する様に設けられている。
続いてチルトパネルの第7実施形態について図10を参照して説明する。図10では第7実施形態に係るチルトパネル20Gを見る方向が異なる複数の図を一図面に含めており、図10の下の図はチルトパネル20Gの一部を下方向から見た側面図、図10の上の図は表面20aの一部の平面図である。
第7実施形態に係るチルトパネル20Gは、周囲と背面側がパネルフレーム26Eで形成される。パネルフレーム26Eは、黒色を呈している。
チルトパネル20Gは、下側面20cに電源ボタン23Gを備える。電源ボタン23Gの押下面PSは、下側面20cより僅かに下方向に突出している。
チルトパネル20Gの表面20aにおいて電源ボタン23Gに対応する位置には、電源マーク30が付されている。タッチパネル部22の外側領域は黒色を呈しているので、電源マーク30は白色を呈している。
電源マーク30の下には電源ランプB2が設けられている。電源ランプB2は白色部材であり、電源がオンとされた際に不図示の発光部から発せられた光によって発光する。
尚、符号A17は、装置のステータスを示す為のステータスランプである。電源ランプB2とステータスランプA17は、チルトパネル20Gの表面20aと下側面20cの双方で発光する様に設けられている。
続いてチルトパネルの第8実施形態について図11を参照して説明する。図11では第8実施形態に係るチルトパネル20Hを見る方向が異なる複数の図を一図面に含めており、図11の下の図はチルトパネル20Hの一部を下方向から見た側面図、図11の上の図は表面20aの一部の平面図である。
第8実施形態に係るチルトパネル20Hは、周囲と背面側がパネルフレーム26Fで形成される。パネルフレーム26Fは、黒色を呈している。
チルトパネル20Hは、下側面20cに電源ボタン23Hを備える。電源ボタン23Hの押下面PSは、下側面20cより僅かに下方向に突出している。
チルトパネル20Hの表面20aにおいて電源ボタン23Hに対応する位置には、電源マーク30が付されている。タッチパネル部22の外側領域は黒色を呈しているので、電源マーク30は白色を呈している。
電源マーク30の左には電源ランプB3が設けられている。電源ランプB3は白色部材であり、電源がオンとされた際に不図示の発光部から発せられた光によって発光する。また符号A18は、装置のステータスを示す為のステータスランプである。
本実施形態において電源ランプB3とステータスランプA18は、図10に示した電源ランプB2とステータスランプA17との対比において、下側面20cからタッチパネル部22の付近まで延設されている。
電源ランプB3とステータスランプA18は、チルトパネル20Hの表面20aと下側面20cの双方で発光する様に設けられている。
続いてチルトパネルの第9実施形態について図12を参照して説明する。図12では第9実施形態に係るチルトパネル20Jを見る方向が異なる複数の図を一図面に含めており、図12の下の図はチルトパネル20Jの一部を下方向から見た側面図、図12の上の図は表面20aの一部の平面図である。
第9実施形態に係るチルトパネル20Jは、周囲と背面側がパネルフレーム26Gで形成される。パネルフレーム26Gは、黒色を呈している。
チルトパネル20Jは、下側面20cに電源ボタン23Jを備える。電源ボタン23Jの押下面PSは、下側面20cとほぼ面一である。
電源ボタン23Jの押下面PSには、電源マーク30が付されている。電源ボタン23Jの押下面PSは黒色を呈しているので、電源マーク30は白色を呈している。
電源ボタン23Jの周囲には電源ランプB4が設けられている。電源ランプB4は、下側面20cを平面視した際にリング状に視認できる様に設けられており、またチルトパネル20Jの表面20aを平面視した際にも矩形で視認できる様に設けられている。電源ランプB4は白色部材であり、電源がオンとされた際に不図示の発光部から発せられた光によって発光する。
尚、符号A19は、装置のステータスを示す為のステータスランプである。電源ランプB4とステータスランプA19は、チルトパネル20Jの表面20aと下側面20cの双方で発光する様に設けられている。
以上説明した各実施形態のいずれにおいても、電源ボタンの押下方向Fはタッチパネル部のタッチ方向と交差する方向となっているので、電源ボタンを押下する際の力が、チルトパネルのチルト角を変化させる方向に顕著に作用することがない。これにより電源ボタンを押下した際にチルトパネルのチルト角が意図せず変化してしまったり、チルトパネルが一時的に沈み込んだりといった問題の発生を抑制できる。また同時に、タッチパネル部を操作する際に、誤って電源ボタンを押下してしまう誤操作も抑制できる。
尚、以上説明した実施形態においてチルト軸21は、チルトパネルを平面視して上下方向における上部に設けられているが、中央部や下部に設けても良い。また、以上説明した実施形態においてチルト軸21は軸中心線が左右方向に平行であるが、上下方向に平行であっても良いし、或いは所謂ユニバーサルジョイントの様に姿勢を自在に切り換えることができる様にチルトパネルを支持しても良い。
また、以上説明した実施形態ではチルトパネルは装置本体2に設けられているが、スキャナー部3に設けても良い。
また以上説明した実施形態では、記録機能と原稿読み取り機能とを備えた複合機としての記録装置にチルトパネルを設けたが、原稿読み取り機能を備えない記録装置に設けても良い。
また或いは、原稿読み取り機能のみを備えた装置つまり画像読取装置にチルトパネルを設けても良い。
また、電源ボタンは第1実施形態と第7~第9実施形態において下側面20cに設けられているが、上側面20dに設けても良い。また電源ボタンは第2実施形態、第4実施形態、及び第5実施形態では左側面20fに設けられているが、右側面20eに設けても良い。また電源ボタンは第3実施形態及び第6実施形態において左側面20fと下側面20cとが交差する角部に設けられているが、その他の3か所の角部のいずれかに設けても良い。
また、上述した各構成部位の色は一例であり、他の色を採用可能であることは勿論である。
更に本発明は上記において説明した実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1…インクジェットプリンター、2…装置本体、3…スキャナー部、4A、4B、4C…給紙カセット、5…記録ヘッド、6…排出口、7…排出空間、8…排出トレイ、9…筐体、
20、20A、20B、20C、20D、20E、20F、20G、20H、20J…チルトパネル、20a…表面、20b…背面、
20c…下側面、20d…上側面、20e…右側面、20f…左側面、
21…チルト軸、22…タッチパネル部、
23A、23B、23C、23D、23E、23F、23G、23H、23J…電源ボタン、
24A、24B、24C、24D、24E…押下規制部、
25A、25B、25C、25D、25E…枠部材、
26A、26B、26C、26D、26E、26F、26G…パネルフレーム、
26a…筒状部、
28…領域、30…電源マーク、31…ホームアイコン、32…アイコン群、33a…第1サブ表示領域、33b…第2サブ表示領域、33c…主表示領域、
A1~A19…ステータスランプ、B1~B3…電源ランプ

Claims (12)

  1. 媒体に対し記録を行う記録手段と、
    前記記録手段を備える装置本体に対する各種設定操作を受け付ける、チルト可能なチルトパネルと、
    前記チルトパネルのチルト軸であって、軸中心線が第1軸方向に沿っている前記チルト軸と、
    を備え、
    前記チルトパネルは、表面にタッチパネルと、
    前記チルトパネルの周囲の一部に、前記タッチパネルのタッチ方向と交差する方向に押下方向が設定された電源ボタンとを備え
    更に前記チルトパネルは、ユーザーが前記表面と対面した状態での上側面、下側面、右側面、及び左側面を備え、
    前記上側面及び前記下側面は、前記第1軸方向に沿って延び、
    前記チルト軸は、前記下側面よりも前記上側面に近く、
    前記電源ボタンが、前記下側面に配置され、前記押下方向が、前記下側面から前記上側面に向かう方向となる、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記チルトパネルにおいて前記表面に対し反対の面である背面は、パネルフレームにより形成され、
    前記パネルフレームには、ユーザーが前記表面と対面した状態での下方向に開口する筒状部が形成され、
    前記電源ボタンが、前記筒状部の内側に配置されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、
    前記筒状部の下端部は、前記下側面から下方向に突出しない様に形成される、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の記録装置において、
    前記チルトパネルの前記表面において、前記電源ボタンの位置に対応する位置には、電源マークが配されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 媒体に対し記録を行う記録手段と、
    前記記録手段を備える装置本体に対する各種設定操作を受け付ける、チルト可能なチルトパネルと、
    前記チルトパネルのチルト軸であって、軸中心線が第1軸方向に沿っている前記チルト軸と、
    を備え、
    前記チルトパネルは、表面にタッチパネルと、
    前記チルトパネルの周囲の一部に、前記タッチパネルのタッチ方向と交差する方向に押下方向が設定された電源ボタンとを備え
    更に前記チルトパネルは、ユーザーが前記表面と対面した状態での上側面、下側面、右側面、及び左側面を備え、
    前記上側面及び前記下側面は、前記第1軸方向に沿って延び、
    前記チルト軸は、前記下側面よりも前記上側面に近く、
    前記電源ボタンが、前記左側面と前記下側面とが交差する角部に設けられ、
    前記押下方向が、前記左側面と前記下側面の双方に対して45°の角度を成す、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、前記電源ボタンの前記押下方向は、前記タッチパネルのタッチ方向に対し直交する、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置において、前記チルトパネルの周囲が濃色部材で構成され、
    前記電源ボタンが淡色部材または透明部材で構成される、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項に記載の記録装置において、前記電源ボタンが濃色部材で囲われている、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項に記載の記録装置において、前記装置本体は、記録の行われた媒体が排出される排出空間を形成する筐体を備え、
    前記電源ボタンは、前記装置本体の正面視において前記排出空間と重なる位置にあり、
    前記筐体が濃色部材で形成される、
    ことを特徴とする記録装置。
  10. 請求項に記載の記録装置において、前記電源ボタンが発光する構成を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  11. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の記録装置において、前記電源ボタンは、前記チルトパネルの厚み方向において前記チルトパネルの表面から背面方向に離間した位置にある、
    ことを特徴とする記録装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の記録装置において、前記電源ボタンの押下面は、前記電源ボタンの周囲と面一または前記電源ボタンの押下方向に下がった位置にある、
    ことを特徴とする記録装置。
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