JPH1039984A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH1039984A
JPH1039984A JP19466296A JP19466296A JPH1039984A JP H1039984 A JPH1039984 A JP H1039984A JP 19466296 A JP19466296 A JP 19466296A JP 19466296 A JP19466296 A JP 19466296A JP H1039984 A JPH1039984 A JP H1039984A
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JP
Japan
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handwriting input
information processing
tablet
information
pen
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JP19466296A
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English (en)
Inventor
Koji Aizawa
孝司 相澤
Tetsuji Takekoshi
哲司 竹越
Kazuo Miyazaki
一男 宮崎
Tetsuya Yashiro
哲也 矢代
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置と手書き入力装置を備えた情報処理
装置において、安定して手書き入力を行うことができる
ようにし、操作性の向上を図る。 【解決手段】 筐体110の上ケース115は、手前側
が低く、奥側が高い傾斜面に形成され、その傾斜面の幅
方向の中央よりも若干右側に寄った位置にタブレット1
05が配され、その下面には液晶表示装置(LCD)1
06が設けられ、LCD106の表示を見ながらタブレ
ット105によってペン入力を行うことができるように
なっている。ペン108は上ケース115の上面の右端
に沿って設けられたペンケース109に収納され、ペン
ケース109は下端側の支点111によって矢印D方向
に揺動自在に支持されている。このペンケース109設
置位置とタブレット105の配置位置の間、および用紙
挿入口101の右側であってタブレット105の配置位
置の手前側の領域112,113は、それぞれユーザ1
が手書き入力する際に手2を置くことができる領域に設
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には他の機
器の表示装置を使用して画像入力や文字入力を行い、あ
るいは、編集処理を行って印刷装置によって出力するこ
とができる所謂簡易形のワードプロセッサとも称される
情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置、所謂プリンタの上面に手書き
入力装置を備えたものとして、例えば特開昭62−7
569号公報、特開昭62−7570号公報、特開
昭63−292871号公報、あるいは特開平4−3
05765号公報などに開示された装置が知られてい
る。
【0003】特開昭62−7569号公報および特
開昭62−7570号公報には、それぞれ第1図に筐体
上面の手前側に命令実行キー群を配置した部分が設けら
れ、その奥側の筐体の大半を占める位置にX−Y座標検
出タブレットが配置された構成が図示され、第2図およ
び第3図にX−Y座標検出タブレットの入力ペン入力面
とは反対側の面(X−Y座標検出タブレットの裏側)に
平面状の文字情報表示手段が設けられた構成が開示され
ている。
【0004】また、特開昭63−292871号公報
には、原稿台上にセットされた原稿を走査してセットさ
れた原稿の画像を読み取る読取手段と、読み取った画像
を記憶する画像メモリと、この画像メモリに記憶されて
いる画像を印刷する印刷手段とを有する画像形成装置に
おいて、原稿台上の原稿カバーに文章入力部および文章
表示部を備えた構成が開示され、表示ユニットとしてタ
ブレット式の表示装置が使用されている旨、記載されて
いる。
【0005】さらに、特開平4−305765号公報
には、図8に表示一体形入力装置とプリンタ部を同一の
筐体に入れ、表示一体形入力装置をプリンタ部の上面の
プリンタ部の中心から左側に寄った位置に設けた構成が
開示されている。
【0006】一方、テレビ受像機に情報を表示してテレ
ビ受像器の画面を見ながら入力操作を行い、入力した情
報を自身に備えた印刷装置によって印刷する所謂簡易形
のワープロも知られている。この種のワープロでは、文
字はキーボード、画像は画像入力手段(ビデオインター
フェイスを含む画像処理回路)から入力し、そのまま出
力するか、キーボードで編集し、出力するようになって
いる。また、キーボードに加えてタブレットを装備し、
キー入力と手書き入力の両入力を併用できるようにした
ものもある。
【0007】ところで、上記およびの従来技術で
は、タブレットは筐体の上面の手前側の操作部を除く大
半の部分に設けられ、入力ペンを操作して入力操作を行
うときに手を置くようなスペースは設けられてはいなか
った。
【0008】の従来技術では、キーボードを備えた入
力ユニットの奥側(操作部から見て)にタブレット式表
示装置が設けられ、両者の間の間隔は手をおけるほどは
設けられていない。したがって、タブレットを使用して
ペンなどで入力したときに、間違ってキーボードを押し
てしまうことも考えられ、操作性まで充分に配慮されて
いるとは言いがたい。
【0009】さらに、の従来技術では、表示一体形入
力装置の蓋状体の外周に沿って枠状の部分が設けられて
はいるが、この枠は圧電式入力パネルと透過形液晶パネ
ルを支持し、また、開放して用紙をセットできるように
するためのもので、タブレットの入力は指で行うことも
考慮されている関係で枠の部分に手を置いて入力するよ
うには構成されておらず、ペン入力するときに入力しに
くいという問題があった。また、手が置けるとしても、
手を置く箇所が蓋状態の枠の部分なので、不安定である
ことは否めず、蓋がずれることも考えらえ、使用上、万
全ではなかった。
【0010】この操作性については、鉛筆やペンを使用
して文字などを書くときには、手を置いた状態で書くほ
うが書きやすく、手を浮かした状態で文字を書くと、手
が安定しない状態で鉛筆やペンを操作することになって
書きにくいことからも理解できる。
【0011】一方、前記簡易形のワープロでは、前述の
ように文字はキーボード、画像は画像入力手段から入力
し、そのまま出力するか、キーボードで編集し、出力す
るようになっており、画像はテレビ受像機を使用するの
が一般的であるので、編集時にテレビ画面を見ながら操
作する必要があり、操作が煩雑となっていた。さらに、
キーボードに加えてタブレットを装備すると、の従来
例のように装置が大きくならざるを得なかった。
【0012】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その第1の目的は印刷装置と手書
き入力装置を備えた情報処理装置において、安定して手
書き入力を行うことができるようにし、操作性の向上を
図ることにある。
【0013】また、第2の目的は、煩雑な操作を行わな
くともよい操作性に優れた小型の情報処理装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、印刷装置を筐体内に備えた情報処理装置
において、前記筐体の上面に手書き入力装置を配置する
とともに、当該配置された手書き入力装置の周囲に入力
時に手を置くための領域が設けられていることを特徴と
している。
【0015】この場合、前記手書き入力装置の下面に表
示装置を設け、手書き装置を透かして表示が見えるよう
に構成するとよい。また、前記手書き入力装置の配置箇
所を前記上面の中央部から右側にずれた位置に設定する
とよい。さらには、前記手書き入力装置の右側および/
または手前側に手を置くための領域を設けることが、操
作性の点から好ましい。表示装置としては液晶表示装置
(LCD)が好適である。
【0016】前記手書き入力装置が配された筐体の上面
は手前側が低く、奥側が高くなるように傾斜させること
が見やすさと入力のしやすさの点からも好ましい。ま
た、前記手を置く領域の右側に入力するためのペンを保
持するペン収納部を設けることもできる。
【0017】加えて、前記手書き入力装置が印刷装置の
用紙挿入口と用紙排出口の間に設け、文字入力や編集処
理を印刷動作を並行して行えるようにするとよい。
【0018】また、テレビ受像機に情報を出力し、前記
手書き入力装置から入力された情報をテレビ受像機に表
示させる手段をさらに設けるとよい。この場合、テレビ
受像機に表示された情報を表示装置に表示させるように
する。表示される情報としては、テレビ受像機の表示さ
れた情報の全部であってもよいし、一部であってもよ
い。なお、テレビ受像機に表示される情報は、文字情報
のみならず、画像情報も含むものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。
【0020】本発明に係る情報処理装置100は、図1
の使用状態を示す図からも分かるように、例えばテレビ
受像機200に接続してテレビ装置の表示装置(CR
T)201を使用し、読み込んだ画像の編集などを行う
ことができる。
【0021】この情報処理装置100は、図1および図
2の平面図に示すように下ケース114および上ケース
115からなる筐体110内に各機能部品が収納され、
もしくは筐体110面に設置されている。筐体110の
手前側(ユーザ1にとって−以下、同様)にあたる下ケ
ース114の上板部分と上ケース115の下部との間に
印刷用紙を挿入する用紙挿入口101が設けられ、奥側
(ユーザ1にとって−以下、同様)に排紙口102が設
けられている。用紙挿入口101は筐体110の幅方向
の中央から若干左側に寄った位置に開口し、用紙ガイド
103によって左基準で用紙を送るようになっている。
上ケース115の上面104は、図1、図2のA−A線
断面図である図4、図2のB−B線断面図である図5お
よび図2のC−C線断面図である図6に示すように手前
側が低く、奥側が高い傾斜面に形成され、その傾斜面の
幅方向の中央よりも若干右側に寄った位置にタブレット
105が配されている。このタブレット105の下面に
は図4および図5に示すように液晶表示装置(LCD)
106が設けられ、LCD106の表示を見ながらタブ
レット105によってペン入力を行うことができるよう
になっている。したがって、この実施形態ではタブレッ
ト105が手書き入力装置を構成している。なお、前記
タブレット105およびLCD106は固定金具107
によって上ケース115の裏面側で支持されている。
【0022】ペン108は上ケース115の上面の右端
に沿って設けられたペンケース109に収納され、ペン
ケース109は下端側の支点111(図6)によって矢
印D方向に揺動自在に支持されている。このペンケース
109設置位置とタブレット105の配置位置の間、お
よび用紙挿入口101の右側であってタブレット105
の配置位置の手前側の領域112,113は、それぞれ
ユーザ1が手書き入力する際に手2を置くことができる
領域に設定されている。
【0023】筐体110を構成する下ケース114およ
び上ケース115は、合成樹脂によって成形され、下ケ
ース114の底板116部分には、手前側に電源基板1
17が、奥側には制御基板118が底板116部分にほ
ぼ平行に取り付けられ、制御基板118の上方に印刷装
置119が排紙方向を底板とほぼ平行にして配置されて
いる。なお、120は熱転写用のカートリッジの取り付
け部であって、下方に印字ヘッド121が配され、用紙
は印字ヘッド121の下方の通紙経路122を通り、排
紙ローラ対123によって筐体110の奥側(後方)の
排紙口102から排紙される。なお、印刷装置119の
背後側(奥側)にあたる上ケース115部分には、蓋1
30が設けられ、下端のヒンジ131を回転中心として
開閉可能となっており、カートリッジの交換時には開放
して充分に手が入るだけの大きさに設定されている。ま
た、前記排紙口102は、この蓋130の下側の下ケー
スと114との境界部分に設けられており、蓋130を
閉鎖した状態でも、開放した状態でも排紙できるように
配慮されている。
【0024】用紙は図3の内部構造を示す平面図から分
かるように用紙挿入口101の背後側に設けられた給紙
ローラ124によって印刷装置119側に給紙される。
その際、用紙挿入口101の用紙トレイ125を通って
給紙が実行される。また、図3ないし図6に示すように
印刷装置119を筐体110の奥側に配しているのはタ
ブレット105を筐体110(上ケース)の上面104
に前述のように傾けて配置したときに、機器を小さくす
ることができるからであり、電源基板117を手前側に
配置したのは、電源基板117は制御基板118に比べ
発熱量が多いので印刷装置119に影響を与えないよう
にするためである。
【0025】制御基板118の奥側で筐体110の右側
部分には、外部の画像読取装置から画像データを入力す
る画像入力端子および画像入力処理回路からなる画像入
力処理部126が設けられ、画像入力処理部126の下
ケース114に面した位置には、画像入力端子を覆う合
成樹脂製のコネクタカバー127が、自身の有する弾力
性によって下ケース114に嵌合した状態で開閉可能に
取り付けられている。なお、画像入力処理部126を前
記位置に設けたのは、画像入力端子の接続を容易にする
ためと、機器を小さく構成するためである。また、図1
および図6に示すように電源基板117の右側にあたる
下ケース114部分には電源スイッチ128が配してあ
る。また、電源基板117のコネクタ117a,117
bには、それぞれタブレット105およびLCD106
から延びたフレキシブルプリント基板105a,106
aの接続端子部が挿入され、結線が行われている。
【0026】上ケース115は図3および図6に示すよ
うに下ケース114の四隅に設けられた座131に対応
する部分にボス132が垂下され、ネジ133によって
固定されている。これによって、上ケース115は、下
ケース114との位置決めが図られるとともに、所定の
強度で上ケース115を支持している。また、下ケース
114と上ケース115はあらかじめ設定された複数の
位置に設けられた嵌合爪134を弾性的に嵌合させて固
定され、両者の位置決めと接続部の強度の保持が図られ
ている。なお、前記ネジ133による結合に代えて、同
様の嵌合爪を使用することも可能であり、これらは設計
条件に応じて適宜設定される。また、下ケース114と
上ケース115の取り付け部に限らず、ペンケース10
9や蓋130などの各部の取り付けは、当該各部の機能
に応じて弾性的嵌合やネジ止めなどの公知の取り付け構
造が適宜適用される。
【0027】図7は、この実施形態に係る情報処理装置
100のシステム構成を示すブロック図である。同図に
おいて、情報処理装置100は、タブレット105、L
CD106、プリンタ(印刷装置)119、画像入力処
理部(ビデオインターフェイス)126、画像出力処理
部(ビデオインターフェイス)159およびこれらの制
御を司るCPU150とから基本的に構成され、それぞ
れコントローラ155〜158などを介してCPU15
0に接続されるとともに、ROM151、RAM15
2、フラッシュメモリ153およびVRAM154など
のメモリを備えている。
【0028】ROM151には、CPU150のプログ
ラムなどの静的な情報が格納され、RAM152はCP
U150のワークエリアとして機能するとともに、デー
タなどの動的な情報が格納される。フラッシュメモリ1
53には、印刷するときのフォーマットや絵柄などの印
刷情報や加工した後の情報などが格納される。LCD1
06はLCDコントローラ154を介してCPU150
に接続されており、加工すべき情報や下書きとなる情報
が表示される。なお、155は表示すべき情報を記憶す
るVRAMであり、LCDコントローラ154を介して
書き込まれ、読み出される。
【0029】また、CPU150にはタブレットコント
ローラ156を介してタブレット105が、パラレルポ
ート制御装置(プリンタコントローラ)157を介して
印刷装置(プリンタ)120が、画像コントローラ15
8を介して画像入力処理部126および画像出力処理部
159がそれぞれ接続され、CPU150では、タブレ
ット105および/または画像入力処理部126から入
力された情報を処理して、印刷装置120から印字出力
させ、もしくは画像出力処理部159を介してテレビ受
像機200に表示出力する。なお、テレビ受像機200
のCRT201に表示させるときには、前記画像出力処
理部159に接続されたケーブル202を介して情報の
送受信が行われる。
【0030】このようにシステム構成された情報処理装
置100を使用する場合には、一般に、図1に示すよう
にテレビ受像機200にケーブル202を介して接続
し、情報の送受を行いながら入力および出力操作を行
う。ここで、年賀状を作成するときの操作について、図
1、図8および図9を参照して簡単に説明する。なお、
図8はテレビ受像機200とその表示画面201を示
し、図9はタブレット105から入力するときの状態を
示す。
【0031】まず、前述のようにテレビ受像機200に
接続して電源スイッチ128をオンにして、初期画面を
呼び出す。この画面は、テレビ受像機200の表示画面
201に表示される。画面201にはポインタ203も
表示され、このポインタ203は図9に示す入力ペン1
08の先端を押し付けたポイント部分に対応している。
図8のような表示画面が表示されると、右上のプルダウ
ンメニュー204から例えば「作成」部分をペン108
で押圧することで作成のプログラムが開始し、フラッシ
ュメモリ153から年賀状のフォーマットが読み出され
て表示画面に表示される。その後、作成ブログラムに応
じて画面の表示やプルダウンメニュー204が変化し、
そのメニュー内容に応じてペン108によって入力もし
くは指示を繰り返して、例えば、図9に示すように年賀
状に文字を入れるなどの操作を行う。文字の入力は図8
に示すように文字列205から選ぶこともできるし、手
書き文字をタブレット105で読み取って入力すること
もできる。これらは前述のプルダウンメニュー204か
ら選択して実行される。
【0032】この入力のときには、テレビ受像機200
の表示画面201と同じ画面もしくは入力する画面のみ
部分的にLCD106に表示させる。この様子を図9に
示す。したがって、ペン108の先端部で示されるポイ
ント部分は、LCD106がない場合には、必ずテレビ
受像機200の表示画面201のポインタ203を見な
ければ確認できなかったが、この実施形態ではタブレッ
ト105を通してLCD106によって確認することが
できる。同様にプルダウンメニュー204や文字列20
5もLCD106に表示されるので、いちいち表示画面
201に視線を移すことなく入力動作を行うことができ
る。
【0033】入力が終了し、印刷条件を設定してプルダ
ウンメニュー204で印刷を指示すれば、用紙挿入口1
01にセットした年賀状が自動的にフィードされ、入力
操作で設定した位置に入力した文字が印刷され、排紙口
102から排紙するという動作が繰り返される。また、
プルダウンメニュー204で住所録を呼び出し、印刷を
指示すれば、用紙挿入口101にセットした年賀状が自
動的にフィードされ、表側のあらかじめ設定した位置に
宛先が印刷される。
【0034】なお、ここでは、「作成」を選択して処理
することについて説明しているが、この他に、編集、更
新などのワードプロセッサが一般に備えている機能を実
行できることは言うまでもない。
【0035】このような入力動作は、入力をペン108
によって行うことから、ユーザ1が操作するときには、
どうしても手2をついて行うことが多い。その際、図1
および図9からも分かるように上ケース115の上面1
04のタブレット105の右側部分および手前側の部分
に手2を置くことができる領域112,113が設けら
れているので、楽に入力することができ、また、手2が
支点となるので、操作時におけるペン先の位置誤差が少
なくなり、正確に入力することができる。手2を置いた
前記領域112,113は、領域112では、上ケース
115の右端に近い部分であり、図6にも示したように
ボス132によって下ケース114の底板116に支持
され、さらに上ケース115の側壁(側面の立ち上がり
部)115aによっても支持されているので、強度的に
強くなっている。また、領域113では、ボス132と
上ケース115の前壁(前側の立ち上がり部)115b
によっても支持されているので、同様に、強度的に強く
なっている。したがって、手2によって上ケース115
側に負荷が加わったとしても、上ケース115が歪んだ
り、変形したりすることはない。
【0036】さらに、この上ケース115の上面104
は、前述のように奥側が高くなるような傾斜に設定され
ているので、操作するときに目からの距離の変化が少な
く、目との相対的な角度変化も少なくなっている。これ
によって、LCD106画面が見やすく、その分、操作
性にも優れたものとなっている。また、タブレット10
5のみによって入力操作を実行することができるので、
キーを配置した場合やキーとタブレットを併用した場合
に比べて、小型に構成することができる。
【0037】さらに、手2を置くためのタブレット10
5の右側の領域112の右端に、ペンケース109を起
立可能に配置したので、ペンケース109を収納する収
納部135によって上ケース115部分の前記領域11
2に図6に示すようにリブ136が設けられたような構
造となり、これによっても強度の補強が図られたことに
なる。
【0038】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、本発
明によれば、手書き入力時に手を置くための領域を設け
たので、安定して手書き入力を行うことができるように
し、操作性の向上を図ることができる。
【0039】また、手書き入力装置の下側に表示装置を
設置し、当該表示装置を見ながら入力できるようにした
ので、煩雑な操作を行わなくともよい操作性に優れた情
報処理装置を提供することができる。
【0040】また、手書き入力装置だけで入力操作を行
うことができるようにしたので、キーなどを配置する必
要がなくなり、その分の小型化を図ることができる。
【0041】また、手書き入力装置の配置箇所が前記上
面の中央部から右側にずれた位置に設定され、さらに
は、手書き入力装置の右側および/または手前側に手を
置くための領域が設けられているているので、上ケース
の強度の大きな部分を使用することになり、使用時にケ
ースが撓むようなことがなく、信頼性が高い装置とする
ことができる。
【0042】手書き入力装置が配された筐体の上面が手
前側が低く、奥側が高くなるように傾斜しているので、
視線が動く角度や目からの距離の偏差が少なくなり、操
作性に優れた装置とすることができる。
【0043】手を置くための領域の右側に入力するため
のペンを保持するペン収納部を設けたので、ペンを取っ
て操作するときに便利であるばかりでなく、筐体の補強
にもなり、手を置くための領域の剛性をさらに高めるこ
とができる。
【0044】手書き入力装置が印刷装置の用紙挿入口と
排紙口の間に設けられているので、印刷動作を手書き入
力動作とを並行して行うことができ、効率のよい使用が
可能になる。
【0045】テレビ受像機に表示させ、表示された情報
を自身の表示装置に表示して手書き入力操作を行うこと
ができるので、入力操作が楽に行え、操作性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報処理装置をテレビ
受像機に接続して使用するときの全体の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の実施形態に係る情報処理装置の平面図
である。
【図3】図2の情報処理装置の筐体部分を断面して情報
処理装置の内部構造を示す図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】図2におけるB−B線断面図である。
【図6】図2におけるC−C線断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る情報処理装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【図8】テレビ受像機の表示画面の一例を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施形態に係る情報処理装置の入力操
作時の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ユーザ 2 手 100 情報処理装置 101 用紙挿入口 102 排紙口 105 タブレット 106 LCD(液晶表示装置) 108 ペン 109 ペンケース 110 筐体 112,113 手を置くための領域 114 下ケース 115 上ケース 119 印刷装置 126 画像入力処理部 135 ペンケースの収納部 150 CPU 200 テレビ受像機 201 表示画面(CRT) 203 ポインタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 一男 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 矢代 哲也 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置を筐体内に備えた情報処理装置
    において、 前記筐体の上面に手書き入力装置を配置するとともに、
    当該配置された手書き入力装置の周囲に入力時に手を置
    くための領域が設けられていることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記手書き入力装置の下面に表示装置を
    備えていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記手書き入力装置の配置箇所が前記上
    面の中央部から右側にずれた位置に設定されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記手書き入力装置の右側および/また
    は手前側に手を置くための領域が設けられていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記手書き入力装置が配された筐体の上
    面が手前側が低く、奥側が高くなるように傾斜している
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記手を置く領域の右側に入力するため
    のペンを保持するペン収納部を設けたことを特徴とする
    請求項4記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記手書き入力装置が印刷装置の用紙挿
    入口と排紙口の間に設けられていることを特徴とする請
    求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 テレビ受像機に情報を出力し、前記手書
    き入力装置から入力された情報をテレビ受像機に表示さ
    せる手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1
    ないし7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記テレビ受像機に表示された情報を表
    示装置に表示させる手段を備えていることを特徴とする
    請求項9記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記テレビ受像機に表示される情報が
    画像情報を含む情報であることを特徴とする請求項8ま
    たは9に記載の情報処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6971806B2 (en) * 2003-07-28 2005-12-06 Wessells Philip G Apparatus, method, and computer program product for pad transfer

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