JP2916225B2 - 情報出力装置 - Google Patents

情報出力装置

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JP2916225B2
JP2916225B2 JP2213387A JP21338790A JP2916225B2 JP 2916225 B2 JP2916225 B2 JP 2916225B2 JP 2213387 A JP2213387 A JP 2213387A JP 21338790 A JP21338790 A JP 21338790A JP 2916225 B2 JP2916225 B2 JP 2916225B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パーソナルコンピュータやワードプロセッ
サなどに好適に用いることができる情報出力装置に係
り、特に、用紙を使用せずに、印刷と同様に情報が記録
できると共に表示できる情報出力装置に関する。
[従来の技術] コンピュータ、特にパーソナルコンピュータや、ワー
ドプロセッサを用いて、計算を行ったり、書類の作成を
行った場合、最終的には、プリンタを用いて印字を行う
ことが必要である。
従来、この種のプリンタとして、例えば、ホストコン
ピュータとのインタフェース部や、印字出力を行う出力
部、全体の制御を行う制御部から構成されるものがあ
る。
これを、第2図、第3図を参照して説明する。
第2図において、48はプリンタインタフェースコネク
タ、8はプリンタ制御部、9は印刷機構部ドライバ、10
はヘッドドライバ、11は印刷機構部、12は印字ヘッド、
5は印字データ、13は印刷機構部制御信号、14は印刷機
構部駆動信号、15は印字ヘッドデータ、16は印字ヘッド
信号、7はプリンタ本体である。
印字動作の際、ホストコンピュータから送られてきた
印字データ5は、プリンタインタフェースコネクタ48を
通じてプリンタ制御部8に伝えられる。プリンタ制御部
8は、印字を行うため、印字ヘッド移動モータや紙送り
モータを制御する印刷機構部制御信号13を出力する。ま
た、印字ドットパターンを印字ヘッドデータ15として出
力する。印刷機構部制御信号13は、印刷機構部ドライバ
9によって印刷機構部駆動信号14となり、モータ等で構
成された印刷機構部11に伝えられる。また、印字ヘッド
データ15は、ヘッドドライバ10によって印字ヘッド駆動
信号16として印字ヘッド12に伝えられる。
その結果、ホストコンピュータより送られた印字デー
タ5は、印刷機構部11と印字ヘッド12によって紙に印字
される。
第3図はプリンタ制御部8の一例である。
ここで、17は制御手段、49はプリンタインタフェー
ス、20は印字バッファ、21は文字発生メモリ、22は印刷
機構部制御部、23はヘッド制御部、24はシステムバスで
ある。プリンタ制御部8は、制御手段17によって制御さ
れている。制御手段17には、例えば、制御プログラムが
内臓されたマイクロプロセッサなどが用いられる。
制御手段17は、まず、ホストコンピュータより送られ
てきた印字データ5をプリンタインタフェース49を通じ
て受けとり、その印字1行分をまず印字バッファ20に格
納する。次に、印字バッファ20の印字データに対応した
印字ビットパターンを文字発生メモリ21から得て、ヘッ
ド制御部23に送ると同時に、印刷機構部制御部22を動作
させ、印字位置を指示する。
以上説明を行った動作を行って、従来技術は、ホスト
コンピュータからの印字データを、紙に印字する。
なお、この種の装置として関連するものには例えば、
特開平1−229674号公報が挙げられる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来技術は、以下にあげる点について配
慮がされておらず、問題があった。
すなわち、従来技術では、出力結果を得るためには、
必ず用紙を用いて印字を行わなければならない。もし、
印字出力結果に誤りがあった場合、誤った部分をホスト
コンピュータを用いて修正し、再度印字動作を行う必要
が生じる。その結果、紙を無駄に消費するといった問題
がある。
これに対して、特開平1−141762号公報に記載される
ように、情報処理装置本体に接続されて、該情報処理装
置本体から出力される印刷情報の印刷イメージの把握を
可能とするプリンタが提案されている。このプリンタ
は、印字データを印字パターンに展開して所定の用紙に
印刷出力するプリンタ本体に、上記印字パターンに展開
された印刷イメージ・データを格納するイメージ・メモ
リと、このイメージ・メモリに格納された印刷イメージ
・データを表示する平面ディスプレイ等の表示部とを一
体的に組み込み、上記プリンタ本体により印刷しようと
する情報を、その印刷を行なうことなく上記表示部に表
示し、その表示情報として把握し得るようにしてある。
この従来技術によれば、印刷イメージを、実際に用紙
に印刷することなく見ることが可能となる。そのため、
無駄な試し印刷を避けることができる。
しかし、このプリンタであっても、最終的には、用紙
に印刷出力するものであることには変わりがない。一般
に、プリント出力された文書等は、そのまま利用される
ことがあるほか、さらに、加筆、削除、修正等が加えら
れて、利用されることが多い。このような場合、元の文
書は、文書細断機等により、細かく裁断されるか、焼却
されることになり、資源の無駄を生ずる。
ところで、コンピュータの出力手段として、フロッピ
ディスクにデータを格納することが行なわれている。し
かし、フロッピディスクでは、データを直接見ることが
できず、ディスクドライブ装置とこれを接続しているコ
ンピュータを用いて、始めて見ることができ、印刷の便
利さとは比較にならない。
一方、特開昭64−70793号公報に記載されるように、
従来、ホストコンピュータの表示部のみを取りだして、
持ち運び可能とした表示装置が、提案されている。
この表示装置は、記憶部、制御部、液晶ディスプレ
イ、コネクタ部、バッテリー部を備える。
制御部は、ホストコンピュータから送られた表示デー
タをコネクタ部を通じて受け取り、液晶ディスプレイに
表示しつつ、記憶部に格納する。ホストコンピュータと
の接続をはずした場合、記憶部の表示データを、バッテ
リー部より供給された電源によって表示動作を続ける。
この従来技術は、紙に印字を行わず、ホストコンピュ
ータの表示部をそのまま持ち運べるという特徴を有す
る。しかし、ホストコンピュータの印字装置であるプリ
ンタと等価ではないため、プリンタの印字結果と同じイ
メージを得ることができない。結局、プリンタを用いる
ことが必要となる。また、ホストコンピュータは、この
表示装置とのインタフェースを別途用意しなければなら
ず、ホストコンピュータ側に機能の追加といった新たな
問題が生じる。
さらに、この従来技術は、あくまでも表示部であっ
て、本来、現在の状態を表示するものであって、その表
示されている画面を保存して、そのまま持ち運べるよう
になっているにすぎない。これに対して、プリンタは、
用紙1枚のみに印刷出力する場合もあるが、通常は、用
紙複数枚に渡って、印刷出力される。すなわち、必ずし
も現在の画面のハードコピーのみが出力されるわけでは
ない。ホストコンピュータが指定した文書等のデータが
指定された範囲に渡って印刷出力される。
従って、上記特開昭64−70793号公報に記載される従
来技術では、用紙を用いずに、印刷した場合と同様の機
能を果たす手段は、提供されない。
本発明の目的は、用紙を用いずに、印刷出力した場合
と同様に利用できる情報出力装置を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、プリンタと等価な機能を持ち、
表示出力結果が、印字出力結果と同等の大きさおよび解
像度が得られる情報出力装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、ホスト装置に
対してプリンタとして接続できて印字データを受け取る
インタフェース手段と、印字データを用紙に印刷するイ
メージで表示する表示データに変換する変換手段と、表
示データを表示する表示手段と、印刷すべきデータを記
憶保持する記憶手段とを備えて構成される。
上記インタフェース手段は、ホストコンピュータ等の
ホスト装置に対して、プリンタとして接続できるインタ
フェースコネクタを設け、また、該コネクタを介して入
力される印字用の情報をプリンタと同様に受け付ける機
能を設けて構成されることができる。
上記記憶手段は、印刷すべきデータを用紙複数ページ
分記憶保持できる容量を持つものであることが好まし
い。この記憶手段は、例えば、印字データをイメージデ
ータに変換した状態で、用紙複数枚分記憶保持する表示
メモリを備える構成とすることができる。また、例え
ば、この記憶手段は、印字データを用紙複数枚分記憶保
持する印字データメモリを備える構成とすることができ
る。
上記記憶手段は、その一態様として、着脱可能なメモ
リにより構成されることができる。
また、本発明の一態様によれば、外部からの指示を受
け付けて、該指示に対応するページに該当する印刷すべ
きデータを上記記憶手段から取りだし、上記表示手段に
表示させる操作手段を設けることができる。
本発明は、好ましくは、用紙サイズに対応する大きさ
の面を有する筐体に収納され、上記用紙サイズに対応す
る面の少なくとも1の面に、パネルディスプレイが設け
られる構成とされる。
また、本発明によれば、その好ましい一態様として、
外部との接続を行なうケーブルの引き抜きを検出するケ
ーブル引き抜き検出手段、それ自身が移動されることを
検出する本機移動検出手段、および、ケーブルの接続状
態を検出するケーブル接続状態検出手段のうち少なくと
も1の手段を備え、かつ、これらの手段からの検出信号
に基づいて、警報を発する手段を備える情報出力装置が
提供される。
また、本発明の他の実施態様として、情報の表示を行
なうパネルディスプレイと、表示すべきデータを受け取
って、上記パネルディスプレイに表示させる手段と、上
記パネルディスプレイに設けられ、その表示面が遮蔽さ
れていることを検出する検出手段と、検出結果に基づい
て、上記パネルディスプレイにおける情報の表示を停止
させる表示停止手段とを備える情報出力手段が提供され
る。
[作用] 本発明の情報出力装置は、インタフェース部により、
ホスト装置とケーブルで接続することができる。しか
も、この場合、表示ディスプレイとしてではなく、プリ
ンタとして出力することができる。また、ホスト装置か
らの印字データをプリンタと同様に受け取る。
すなわち、ホスト装置側から見れば、本発明の情報出
力装置は、プリンタとして接続され、プリンタとして印
字データが送られる。従って、ホスト装置と本発明の情
報出力装置とは、ホストコンピュータとプリンタとを備
えた情報処理システムを構築する。
ホストコンピュータからの印字データは、インタフェ
ース部を通じて、変換手段に送られる。ここで、パネル
ディスプレイに紙に印字した場合と同じように表示を行
えるよう、印字データを表示データに変換する。例え
ば、プリンタについての印字ヘッド移動用モータ、紙送
りモータ等の機構部の制御用信号、および、印字ヘッド
用ドットデータの信号を、パネルディスプレイ用の、表
示位置信号、表示データ信号に変換する。
表示手段は、この表示データに基づいて、用紙に印刷
されたイメージで表示を行なう。この場合、複数ページ
の印刷を行なう場合には、例えば、1頁分の表示データ
ができるごとに、前頁の表示を当該ページの表示に書き
換えることができる。
表示手段として、例えば、インチピッチの表示セルを
持つパネルディスプレイを用いることにより、紙に印字
した場合と同じ解像度を実現できる。また、パネルディ
スプレイの表示面を定型用紙サイズとすることにより、
用紙により近い状態とすることができる。
なお、本発明の情報出力装置を、用紙の規格ごとに用
意することにより、種々の用紙に対応することができ
る。
記憶手段は、上記の表示データまたはそれへの変換前
の印刷すべきデータを、用紙対応に記憶する。これによ
り、プリンタにより用紙に印刷される場合と同様に、デ
ータをいつでも見ることができる。
また、記憶手段は、用紙複数枚分のデータを記憶でき
るようにすることができ、これにより、複数枚の用紙に
わたる文書データ等が出力できる。従って、本発明の情
報出力装置は、自動給紙機構を有するプリンタと同様に
扱うことができる。
なお、記憶部を、着脱可能な構成とし、交換できるよ
うにすれば、携帯に、保存に便利である。
また、操作部を設けることにより、ページをめくる感
覚で、任意のページの文書等を見ることができる。
これらの点は、ホスト装置から与えられるデータを、
その都度表示するに過ぎない表示ディスプレイとは異な
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1A図および第1B図に本発明の情報出力装置の第1の
実施例の構成を示す。
第1A図に示す本発明の情報出力装置1は、ホスト装置
Hにプリンタとして接続される。その内部には、インタ
フェース手段Iと、変換手段Cと、記憶手段Mと、表示
手段Dとが設けられている。
本実施例の情報出力装置1は、具体的には、第1B図に
示すように、電源部1aと、インタフェースコネクタ2
と、制御部3と、フラットパネルディスプレイ4とを備
えて構成される。なお、同図中、5は印字データ、6は
パネル駆動信号である。
本実施例の情報出力装置1は、ホストコンピュータH
に、プリンタとして接続されている。このホストコンピ
ュータHと情報出力装置1とで、情報処理システムが構
築されている。なお、本実施例の情報出力装置は、ホス
トコンピュータHについて、複数台用意されていてもよ
い。例えば、用紙サイズごとに複数台用意されてもよ
い。
フラットパネルディスプレイ4は、液晶、EL、プラズ
マディスプレイ等で構成される。このディスプレイ4
は、例えば、表示面がA4の大きさに形成され、実際の用
紙のイメージを持つように構成される。
インタフェースコネクタ2は、プリンタと同じコネク
タであって、ホストコンピュータHのプリンタ出力端子
と接続するケーブルが接続できる。
制御部3は、ホストコンピュータHから見て、通常の
プリンタと同様に応答し、該ホストコンピュータから送
られる印字データを受け取って、上記パネルディスプレ
イ4において表示できるデータに変換するととも、該印
字データを記録保持する。すなわち、この制御部3は、
上記インタフェースコネクタと共に、インタフェース手
段を構成する。また、この制御部3は、印字データを表
示データに変換する変換手段として、また、印刷すべき
データを記憶保持する記憶手段として機能する。
また、本実施例の情報出力装置1は、駆動用の電力を
供給する電源部1aを備えている。この電源部1aはバッテ
リを備えており、外部電源のない環境においても電力の
供給が可能である。もちろん、外部電極がある場合に
は、バッテリの受電を含めて、それを利用できるように
してもよい。
本実施例の構成に好適に用いられる制御部3は、例え
ば、第4図に示すような構成となっている。
第4図において、17は制御手段、18はインタフェース
部、20は印字バッファ、21は文字発生メモリ、24はシス
テムバス、25は表示メモリ、26は表示制御部である。
第4図の制御部3において、全体の制御は、制御手段
17が司っている。この制御手段17は、実際には、例え
ば、株式会社日立製作所のH8等の、制御プログラムが内
臓可能なマイクロプロセッサなどを用いる。
次に、本実施例の動作を説明する。
ホストコンピュータHから送られてきた印字データ5
は、インタフェースコネクタ2を通じて制御部3に入力
される。制御部3は、印字データ5からパネル駆動信号
6を作成し、フラットパネルディスプレイ4を駆動す
る。その結果、ホストコンピュータが出力したプリンタ
用印字データが、情報出力装置1の表示部であるフラッ
トパネルディスプレイ4に表示される。
この制御部3の動きを第5図の動作フローチャートを
用いて説明を行う。
まず、最初に、制御手段17は、ホストコンピュータH
からの印字データ5をインタフェース部18を通じて受け
取る(ステップ501)。そして、その印字データ5を印
字バッファ20に書き込む(ステップ502)。その時、も
し、印字データ5が、印字位置を次の行の先頭にもどす
改行コードであったり、または、印字バッファ20がいっ
ぱいで、1行分のデータを受け取っていたら、1行分表
示の動作に移る。ただし条件が成立していなければ、次
の印字データ受信のためフローの先頭にもどる(ステッ
プ503)。
1行分表示を行うため、印字バッファ20の格納データ
を最初の1文字から解読を始める(ステップ504)。も
し、制御コードが入っていたならば、制御コードに沿っ
て装置状態の制御を行う(ステップ508)。もし、文字
コードやイメージデータであった場合は、文字発生メモ
リ21を読み出して、文字コードに合った文字パターンを
作成し、表示データとする(ステップ505)。イメージ
データであった場合は、そのまま表示データとする。
次に、表示データの書き込み位置である表示アドレス
を算出し、表示メモリ25に表示データを書き込み、表示
を終える(ステップ506,507)。
以上の動作を印字バッファ20から、改行コードを取り
出すまで続け、1行分の表示を行う(ステップ509)。
1行分の表示が終ったならば、印字バッファメモリ20を
消去して、印字データ5の受信動作にもどる(ステップ
510)。
以上の制御手段17の動作によって、ホストコンピュー
タHから受け取った印字データ5は、表示メモリ25に表
示イメージとして展開される。と同時に、表示制御部26
は、表示メモリ25の表示イメージを読みとってパネル駆
動信号6として、第1B図に示したフラットパネルディス
プレイ4に送る。
その結果、ホストコンピュータHが紙に打ち出すつも
りで送出した印字データは、情報出力装置1のフラット
パネルディスプレイ4上に、紙に印字した場合と同じよ
うに表示され、印字のために紙を必要としない。
また、上記表示メモリ25は、上記電源部1aのバッテリ
により不揮発化されて、表示データを記憶保持するの
で、この情報出力装置1は、ホストコンピュータHと独
立して、表示データを保持すると共に、表示することが
できる。従って、この情報出力装置1を、データを表示
したままの状態で持ち歩くことができ、用紙に印字した
と同様に、扱うことができる。
さらに、上記表示メモリ25は、複数枚の用紙に対応す
る表示データを記憶できる容量を持たせることにより、
複数枚の用紙に印字するのと同様に、印字データを受け
取って、これを順次表示すると共に、それらを記憶保持
することができる。従って、1の装置により、複数枚の
書類を扱うと同様に、複数枚分のデータが取り扱える。
第6A図は、本発明の情報出力装置の第2の実施例であ
る。
第6A図に示す実施例の情報出力装置1は、電源部1a
と、インタフェースコネクタ2と、プリンタ制御部8
と、表示位置算出手段28と、表示データ算出手段29と、
表示部27とを備えて構成される。
なお、同図中、13は印刷機構部制御信号、30は表示位
置信号、15は印字ヘッドデータ、31は表示データであ
る。
プリンタ制御部8は、従来の一般的なプリンタの制御
部である。
表示部27は、第6B図に示すような構成をとっており、
表示メモリ25、表示制御部26、フラットパネルディスプ
レイ4からなる。つまり、表示部27は、第1B図および第
4図において示した実施例の表示部分と同様な構成をと
っている。表示部27は、表示メモリ25に書き込まれたイ
メージデータを、フラットパネルディスプレイ4に表示
させる動作を行う。
次に、第6A図に示す情報出力装置1の動作について説
明する。
ホストコンピュータHから送られてきた印字データ
は、インタフェースコネクタ2を通じてプリンタ制御部
8に入力される。プリンタ制御部8は、その印字データ
をもとに、本実施例の情報出力装置1には存在しない
が、印字ヘッドを動かして印字を行うように、印刷機構
部制御信号13および印字ヘッドデータ31を出力する。印
刷機構部制御信号13と印字ヘッドデータ15は、それぞれ
表示位置算出手段28と表示データ算出手段29に入力され
ており、各手段は、それぞれ、第7図、第8図に示した
動作フローに従って、機構部用の信号を解読し、表示部
27に表示位置信号30と表示データ31を送り、表示部27に
表示を依頼する。
第7図および第8図の動作フローを用いて、表示位置
算出手段28および表示データ算出手段29の動作説明を行
う。
第7図において、表示位置算出手段28では、印刷機構
部制御信号13から印字ヘッドの移動量および紙送り量が
計数される(ステップ701,702)。その数えた値から、
表示位置横方向および縦方向の変化量を算出し(ステッ
プ703,704)、表示位置を更新し(ステップ705)、表示
位置信号30として出力する(ステップ706)。
第9図に示すように、本実施例の情報出力装置が、1
回の印字で、24ビットを縦に印字するプリンタに相当
し、また、表示部27の表示メモリが1バイト(8ビッ
ト)しか一度に書き込めない場合は、表示位置信号30と
してa,b,cの3個のアドレスを順に出力する。
第8図において、表示データ算出手段29では、まず、
印字ヘッドデータ15の入力を待つ(ステップ801)。次
に、印字ヘッドデータ15が入力されたならば、その24ビ
ットのデータを8ビット×3個に分けて(ステップ80
2)、表示データ31として順に出力する(ステップ80
3)。
以上の動作によって、表示位置算出手段28と表示デー
タ算出手段29は、機構部品用である信号を電子部品であ
る表示部27用に変換する。
その結果、ホストコンピュータHが、プリント印字用
に送出した印字データは、表示部27に、紙に印字した場
合と同じように表示される。
第10図に、本発明において好ましく用いられるフラッ
トパネルディスプレイ4の一実施例の構成を模式的に示
すと共に、その解像度を示す。
フラットパネルディスプレイ4は、複数の表示セル32
がマトリクス状に配置されている。
いくつかの表示セル32によって文字を構成し、文章を
フラットパネルディスプレイ4に表示する。
フラットパネルディスプレイ4の表示セル32は、格子
上に配列されており、各セルの間隔(dp:ドットピッ
チ)および大きさ(ds:ドットサイズ)は、それぞれ以
下に示す式の値を持つ。
dp≒1/n[インチ](nは自然数) 0<ds≦dp 一般に、上記、dp,dsは、製造バラツキを有し、±5
%程度が予測される。また、プリンタの解像度が180dot
/インチの場合、n=180である。
このような、各セルの間隔がミリではなくインチの単
位を基にした、フラットパネルディスプレイ4を、第1B
図および第6図で示す実施例で用いることにより、実際
に紙に印字した場合と同じ文字の大きさをフラットパネ
ルディスプレイ上で実現させることができる。その結
果、紙を用いなくても、紙と同様の印字出力結果が得ら
れる。また、前述のように、ドットピッチdpに、±5%
程度の製造バラツキを持っていた場合であっても、実際
の表示において、さほど違和感もなく、印字文字の表示
が可能である。
第11図は、本発明の情報出力装置の実施例についての
外観および構造の例を示す。
同図において、33は、フラットパネルディスプレイ4
以外の電子部品である。
第11図(a)において、情報出力装置1は、フラット
パネルディスプレイ4側の筐体サイズを定型(ここでは
A4サイズ)の大きさとしたものである。
第11図(b)において、情報出力装置1は、定型(こ
こではA4)のサイズを持つフラットパネルディスプレイ
4を備える。
このように、情報出力装置1は、定型のサイズを持
ち、同サイズの用紙に印字した場合と全く同様に扱うこ
とができる。また、第11図(a)では、フラットパネル
ディスプレイ4のサイズが実際にほしい定型サイズ以下
で済み、実際の書類も、全面に印字されず、とじしろの
部分が存在することがほとんどであるため、実情に合
い、しかも、パネル面積が小さい分製造コストダウンが
期待できる。
第11図(c)は、情報出力装置1の他の構造構成例の
断面図である。
このように、フラットパネルディスプレイ4の裏側に
は、何も電子部品を置かず、そのまわりに他の電子部品
33を置くことで、実際の紙に近い厚さを実現させること
が可能である。
第12A図は、本発明の第3の実施例である。
この実施例は、第1B図および第4図に示した実施例
に、印字データメモリ34とスイッチ等で構成された操作
パネル35とを追加された構造を持つものである。従っ
て、ここでは、相違点を中心として説明する。
印字データメモリ34は、ホストコンピュータHから送
られてきた印字データ5を、すべて記憶する役割を持
つ。具体的には、制御手段17は、印字データ5の受信の
際、印字バッファ20へ書き込むと同時に、印字データメ
モリ34にも書き込む。
ホストコンピュータHからの印字データ送出が終った
後で、もし、操作パネル35からの指示で、あるページの
内容が見たいといった場合には、制御手段17は、第12B
図に示すような動作を行う。まず、表示制御部26に表示
OFFの要求を出す(ステップ1201)。次に、印字データ
メモリ34を解読し、表示イメージデータを表示メモリ25
に展開する(ステップ1202)。そして、操作パネル35の
指定のページが、表示メモリに展開されるまで続け、指
定ページの描画を終えたか否か判定し(ステップ120
3)、描画を終えたことが確認できたならば、表示ON指
示を表示制御部26に送り、動作を終了させる(ステップ
1204)。
その結果、実際に紙に印字させた場合と同様に、印字
した紙をとじてページをめくったように、指定ページを
見ることができる。
第13図は、任意にページを指定して、表示を行なうこ
とができる機能の実施例を示す。
この実施例は、上述した各実施例に適用することがで
きる。
本実施例では、上述した実施例、例えば、第12A図に
示す制御部3のシステムバスに、表示メモリ選択手段36
を接続すると共に、第12A図に示す実施例において追加
した印字データメモリ34に代えて、表示メモリ25を複数
個(ここではP.1〜P.4の4個)接続することにより構成
される。この実施例のページ選択機能は、表示メモリ選
択手段36によって、実際の表示に用いるいずれかの表示
メモリ25を選択することにより行なわれる。
ホストコンピュータHから印字データ5が送られてき
て、印字動作を行っている時には、制御手段17(第12A
図参照)は、各ページ表示ごとに、第13図に示す表示メ
モリ選択手段36に指示を送り、表示メモリ25を切り換え
る。これにより、ホストコンピュータから印字データが
1ベー自分送られるごとに、表示メモリ25が切り換えら
れ、順次表示される。
また、印字終了後、操作パネルからの指定ページ表示
要求には、制御手段17は、表示メモリ選択手段36によっ
て表示メモリ25を指定ページに切り換えることで、表示
を行う。
この実施例では、改めて、表示メモリ25に表示イメー
ジを書き込む必要がないため、指定ページ表示要求から
表示までの待ち時間が短い。
第14A図は、第13図に示した実施例と同様、第12A図で
実現した指定ページ表示の他の実施例である。
本実施例は、第12A図に示す実施例の構成に、印字デ
ータメモリ34の他に、制御コード格納メモリ37を追加す
る例である。
まず、第12A図の実施例において、第14B図に示すよう
な、大きさの異なる文字が含まれた印字結果となる印字
データがホストコンピュータHから送られてきた場合、
印字データメモリ34の内容は、第14C図(a)のような
状態となる。すなわち、第1ページには、途中まで、文
字データコードが並び、次に、印字モードを倍角にする
制御コードが入り、その後、文字データコードが第2ペ
ージの途中まで並ぶ。その次に、倍角モード解除のため
の制御コードが入り、その後、文字データコードが続
く。
第14A図の実施例の動作について、第12A図、第14A図
および第14C図(b)の印字データメモリ34の状態図を
用いて説明する。
制御手段17は、ホストコンピュータHから送られてき
た印字データ5を印字バッファ20に格納すると、印字デ
ータメモリ34にも書き込む。その時、印字データ5に制
御コードが存在した場合、制御コード格納メモリ37にコ
ピーしておく。そして、次のページ(ここでは第2ペー
ジ)の印字データを印字データメモリ34に格納する際、
制御コード格納メモリ37の制御コードをコピーする。
そして、操作パネル35からの指定ページ表示要求の際
には、そのページの印字データを印字データメモリ34か
ら直接読みとって表示を行う。
制御コード格納メモリ37によって、最初のページから
全てのページがつながった印字データ列を各ページごと
に再構成して、印字データメモリ34に格納するといった
動作を行う。
この結果、再表示要求時、すべての印字データを印字
データメモリ34から読み出す必要がないため、表示動作
が速い。
第15A図は、本発明の情報出力装置の第4の実施例で
ある。
本実施例の情報出力装置1は、圧力センサ等で構成さ
れたケーブル引抜き動作検出手段38をインタフェースコ
ネクタ2に装着して構成される。他の構成は、上記各実
施例および以下に述べる他の実施例と同様である。な
お、40はインタフェースケーブルである。
ケーブル引抜き動作検出手段38は、インタフェースコ
ネクタ2に密着しており、ケーブル40がオペレータによ
って外ずされようとした場合、インタフェースコネクタ
2に加えられた応力を感じとって圧力検出信号を出力
し、例えば、第4図に示される構成において、システム
バス24を通じて、制御手段17に伝えられる。
第15B図は、本発明の情報出力装置の第5の実施例で
ある。
本実施例の情報出力装置1は、筐体内部に、振動検出
センサ等で構成された本機移動検出手段41を備えてい
る。
オペレータによって情報出力装置1が持ち上げられた
りして振動が加わった場合、情報出力装置1の内部の本
機移動検出手段41が作動して振動検出信号を出力し、例
えば、第4図に示される構成において、システムバス24
を通じて、制御手段17に伝えられる。
上記第15A図および第15B図に示す実施例では、各検出
信号が伝えられた制御手段17は、ホストコンピュータか
らの印字データ5の転送中である場合にかぎり、表示を
点滅させたり、アラーム(図示せず)を鳴らす。情報出
力装置1は、機械的な稼働部分がないため、プリンタの
動作に伴う音がまったく発生しないので、印字中かどう
かわからない。また、本体が軽くなり、ホストコンピュ
ータからの接続をはずして使用することも考えられる。
このため、上記実施例のように警報手段を設けることに
より、ホストコンピュータとの印字データ5のやりとり
の際中に、不用意に、ケーブル40をはずされたり、ま
た、ケーブル40が接続されているにもかかわらず、強引
に持ち運ばれたりされないよう、オペレータに注意をう
ながすことが可能となる。
第16図は、本発明の情報処理装置の第6の実施例を示
す。
本実施例の情報出力装置1は、筐体内部に、電位検出
センサ等で構成されたケーブル接続状態検出手段42を備
えている。
ケーブル接続状態検出手段42は、インタフェースコネ
クタ2の信号線に接続されており、ホストコンピュータ
との接続が断たれた場合、接続状態信号を出力し、例え
ば、第4図に示される構成において、システムバス24を
通じて制御手段17に伝えられる。
制御手段17は、印字データ5受信中であった場合に
は、第15A図および第15B図の実施例と同様、オペレータ
へ注意するよう伝える。また、制御手段17は、印字デー
タ5の受信が終っている場合には、ただちに印字データ
メモリ34を読み出し、第1ページ(あるいは操作パネル
等からあらかじめ指定されたページ)を表示する。
その結果、印字済なのかどうか外部からは判断できな
いということがない。また、第1ページを書類の表紙
や、目次にすることで、情報出力装置を紙に印字した場
合と同様に書類として扱うことができる。
第17図は本発明の情報出力装置の第7の実施例であ
る。
本実施例は、表示面遮蔽検出手段として機能する光セ
ンサ44が、第17図(a)に示すように、フラットパネル
ディスプレイ4の上面に2カ所以上(ここでは2カ所)
対角に配置されている。また、回路的には、同図(b)
に示すように、光センサ44は、例えば、第4図に示すシ
ステムバス24を通じて、制御手段17と接続され、表示面
が遮蔽された場合には、これを光学的に検出して、その
検出信号を制御手段17に送る。
なお、本実施例の内部の構成は、他の実施例、例え
ば、第4図、第6A図、第12A図等において示したものと
同様である。
このような構成により、オペレータによって、情報出
力装置1が重ねられて使用されたり、他の書類によっ
て、表示面がかくれた場合には、制御手段17は、フラッ
トパネルディスプレイ4の電力供給を断つ等の動作を行
い、無駄な電力消費をおさえるという効果を持つ。
第18A図および第18B図は、それぞれ本発明の情報出力
装置の第8の実施例および第9の実施例である。これら
の実施例は、印字データメモリを着脱可能に構成した例
である。なお、他の実施例において示した構成と共通の
点については、ここでは特に説明しない。
第18A図に示す本発明の情報出力装置の第8の実施例
は、メモリインタフェース45と、カートリッジ型メモリ
46とで、印字データメモリ34が構成され、この他に、例
えば、第12A図に示すような構成要素を備える。
カートリッジ型メモリ46としては、後述する実施例で
用いられるものも含めて、ICメモリカードや、フレキシ
ブルディスク、光記憶媒体等が挙げられる。これらの内
では、静止型記憶であるICメモリカードが小型化の点で
好ましい。
本実施例において、情報出力装置1の印字データメモ
リ34は、本体から取りはずし可能なカートリッジ型メモ
リ46を用いている。この結果、印字済の印字データメモ
リ46を取りはずして、まだ印字されていない他の印字デ
ータメモリ46を使用したり、また、あらかじめ印字デー
タの格納された印字データメモリ46を使用したりといっ
たことが可能となる。
また、書類、書物として印字データメモリを取り扱う
ことも可能となる。
第18B図に示す本発明の情報出力装置の第9の実施例
は、上記第8実施例と同様に、メモリインタフェース45
と、カートリッジ型メモリ46とで、印字データメモリ34
が構成されている。
本実施例では、上記第8の実施例の構成から、インタ
フェースコネクタ2とインタフェース部18が取り除かれ
た構造を持つ。
カートリッジ型メモリ46を用いた印字データメモリ34
に格納された内容の表示再成のみが可能であり、本とし
て発売された印字データメモリ34の表示が可能となる。
なお、印字データメモリ34が取り外せない構成の実施
例においては、上述したように、情報出力装置1そのも
のを本や書類として扱うことが可能となる。その場合、
実際の紙に印刷された本と違って、印刷面が汚れて、読
みにくくなったりせず、また、大容量(数Mバイト)の
メモリによって記憶された書物は、実際に印刷されたも
のよりも軽く、薄くなり、収容スペースはとらない。
しかも、フレキシブルディスクやICメモリカード、CD
ROM等に記憶された書物データと違い、表示部と媒体が
同じ筐体に入っているため、表示装置がなくなると読め
なくなるようなことは発生しない。
第19図は本発明の情報出力装置の各実施例において用
いられる電源部の一例を示す。
この電源部は、例えば、第1B図において1aとして示す
ように、情報出力装置1の筐体内に設けられる。ここで
は、バッテリ47により構成される。すなわち、情報出力
装置1に、太陽電池、および/または、1次、2次電池
を用いたバッテリ47を載せ、各部へ電力を供給させる。
これによって、情報出力装置の持運びが可能となり、
紙に印字した場合と同様に、どこに持っていっても見る
ことが可能となる。
第20図は、本発明の情報出力装置の第10の実施例の構
成の要部を示す。
本実施例は、印字データメモリに対するオーバーライ
トを防ぐ機能を備えた例である。他の構成については、
上述した他の実施例、例えば、第12A図に示す実施例の
構成と同様であるので、ここでは、相違点のみ示す。
第20図(a)において、111は割込み発生手段、112は
オーバライト抑止フラグ、113は割込み信号である。
オーバライト抑止フラグ112は、オペレータによる操
作パネル35からの指示により、ONあるいはOFFに設定さ
れる。このオーバライト抑止フラグ112は、印字データ
メモリ34の容量を越えた、ホストコンピュータからの印
字データが送られてきた場合、オーバライトを許可する
か、または、抑止するかを表現するフラグである。割込
み発生手段111は、印字データメモリ34が、オーバフロ
ーした場合、オーバフロー割込みを、また、印字データ
メモリ34が、着脱可能である場合に、新しいものに交換
されたとき、交換割込みを示す割込み信号113を出力す
る。
第20図(b)を用いて、本実施例における、印字デー
タメモリ34の容量を越える印字データが送られてきた場
合の動作の説明を行う。
印字データメモリ34がいっぱいとなり、オーバフロー
割込みが発生した場合、制御手段17は、オーバライト抑
止フラグ112の確認を行う(ステップ2001)。オーバラ
イト抑止フラグ112がONでなかった場合、そのまま割込
み前の状態にもどり、印字データを受取り続ける(ステ
ップ2005)。また、オーバライト抑止フラグ112がONで
あった場合、紙なし(Paper Empty)を、インタフェー
ス部18を通じ、ホストコンピュータに伝える(ステップ
2002)。その後、印字データメモリ34が、オペレータに
よって、交換された場合、Paper Emptyを取り下げ(ス
テップ2003,2004)、割込み前にもどり、印字データの
受信を続ける(ステップ2005)。
このような動作により、オーバライト抑止時に誤って
大量のデータが、ホストコンピュータより送られてきた
場合であっても、以前に送られてきたデータが破壊され
ることはない。また、逆に、オーバライト許可の場合、
古いデータを捨てることで、新しいデータの受信が続け
られ、印字動作が中断されることはない。
次に、本実施例の情報出力装置において、好ましく用
いられる操作パネルの一実施例について説明する。
第21図(a)は、操作パネル35の一実施例である。情
報出力装置1の一部に、操作パネル35が備えられる。
オペレータは、操作パネル35を用いて、表示ページの
指定を行うことが可能である。
第21図(b),(c)は、情報出力装置1の制御手段
17に格納された制御プログラムのうち、この操作パネル
35についてのサブルーチンの一実施例である。
第21図(b)のサブルーチンでは、電源ON時、あるい
は、システムリセット時に、印字データメモリ34内の書
類の第1ページの表示を行う。
このサブルーチンによって、オペレータが特別な操作
を行うこともなく、印字データメモリ34に格納された書
類を読み始めることが可能である。
第21図(c)のサブルーチンでは、操作パネル35のペ
ージ指定キーを押し続けるなどの操作を検出し、印字デ
ータメモリ34内の書類の各ページを順次表示させること
を行う。このサブルーチンによって書類をぺらぺらとめ
くって読むことが可能となる。
ここでは、サブルーチンという形で機能の説明を行っ
たが、ハードウェアで実現させてもよい。
第22図は、本発明の情報出力装置の第11の実施例の構
成の要部を示す。
本実施例は、表示のみならず、書き込みも可能な情報
出力装置の例である。
第22図(a)において、106は入力機能付フラットパ
ネルディスプレイ、107は書込みデータ、114は書込み割
込み信号、108は入力ペン、109は書込み制御、110は書
込みメモリである。なお、他の構成要素については、上
述した他の実施例、例えば、第12A図に示す実施例と同
様のものを有している。従って、それらを参照すること
として、ここでは図示および説明を省略する。
入力機能付フラットパネルディスプレイ106は、入力
ペン108の筆圧等を認識し、書込みデータ107と書込み割
込み信号114とを出力するものである。オペレータによ
って、現在表示中のページに書き込まれた情報は、書込
みデータ107として、書込み制御部109に伝えられる。書
込み制御部109からは、システムバス24を通じ、書込み
メモリ110に書込みデータ107の情報が伝えられる。
第22図(b)を用いて、オペレータによって表示ペー
ジに書き込みが加えられた場合の動作の説明を行う。
オペレータによって、書込みが発生した場合、書込み
割込み信号114が発生する。その時、制御手段17(例え
ば、第12A図参照)は、現在表示中のページ数を書込み
メモリ110に格納する。さらに、書込み制御部109を通じ
て、書込みデータ107を受けとり、書込みメモリ110に書
込むと同時に、表示メモリ25に書込まれる。表示メモリ
25に書込まれたデータは、表示制御部26を通じて、パネ
ル駆動信号6として、入力機能付フラットパネルディス
プレイ106に伝えられ、入力ペン108に書込まれた通り
に、表示される。
第22図(c)を用いて、オペレータによって再表示要
求があった場合のみ動作する場合について説明を行う。
まず、第22図(b)において説明したように、表示ペ
ージの再表示を行ったあと、さらに、書込みメモリ110
に格納されていた書込みデータ107の読出しを行う。そ
の後、書込みデータ107を表示メモリ25に書込むこと
で、表示を行う。
このように、本実施例によれば、本来の文書の他に、
後から書込んだデータに対しても、各ページごとに書込
みが可能であり、アンダラインを引いたり、チェック印
等や、メモなどを書込むことが可能である。また、文書
データ本体は、印字データメモリ34に改変されず残って
いるため、いつでも、メモ等で汚れた状態から、もどす
ことが可能である。
第22図(d)を用いて、情報出力装置1に格納された
文書を外部に送出する場合の動作の説明を行う。
操作パネル35より、外部送出要求がオペレータによっ
て指示された場合、制御手段17は、印字データメモリ34
と、書込みメモリ110のデータをインタフェース部18に
転送する。その結果、情報出力装置1から、ホストコン
ピュータや、あるいは他の情報出力装置1に印字データ
の転送が可能である。また、紙に打出す従来のプリンタ
装置を接続することで、ハードコピーを取ることも可能
である。この外部出力動作の結果、以前にホストコンピ
ュータから送られてきた文書のコピーをそのまま作成す
ることが可能であり、また、メモ等の書込みが入った状
態でも出力可能である。
第23図(a),(b)は、本発明の第12の実施例の構
成を示し、(a)は内部ブロック図、(b)は外観図で
ある。
第23図(a)において、100は情報出力装置である。
また、101はパーソナルコンピュータ等の小型コンピュ
ータ本体、102はキーボード、103はFDD(フレキシブル
ディスクドライブ装置)、105は着脱コネクタである。
情報出力装置100は、他の実施例同様、ホストコンピ
ュータと接続するためのインタフェースコネクタ2と、
インタフェース部18と、制御手段17と、システムバス24
と、文字発生メモリ21と、印字バッファ20と、表示メモ
リ25と表示制御部26と、フラットパネルディスプレイ4
とを備えて構成される。
本実施例は、ホストコンピュータからの印字データ
を、フラットパネルディスプレイ4に表示可能である。
さらに、制御手段17には、基本ソフト(OS,BIOS等)が
備えられ、パーソナルコンピュータとしての動作を行
う。
パーソナルコンピュータとしての動作に必要なキーボ
ード102や、FDD103などは、コンピュータ本体101に備え
られており、表示部である情報出力装置100とは、着脱
コネクタ105を通じて接続されている。
この実施例におけるコンピュータは、例えば、第23図
(b)に示す外観を持っており、着脱コネクタ105の部
分で、情報出力装置100と、コンピュータ本体101の2つ
に分割することが可能である。
コンピュータ本体101に情報出力装置100を接続し、パ
ーソナルコンピュータとして動作を行っている場合、ア
プリケーションソフトウェア(例えば、ワープロ)で、
プリンタへの印字動作を行った場合、インタフェースコ
ネクタ2に、実際にプリンタなどが接続されていれば、
外部に出力を行うが、何も接続されていなければ、印字
データメモリ34に出力する。その後、情報出力装置とし
ての動作を行っている時には、印字データメモリ34の文
書をフラットパネルディスプレイ4で、見ることが可能
である。
また、情報出力装置100と、コンピュータ本体101を離
して、使用することで、コンピュータ動作時に作成した
文書をそのまま、持運ぶことが可能である。本実施例で
は、従来のノートサイズあるいはブックサイズコンピュ
ータに比べ、プリンタと同様に動作する機能を有してお
り、さらに、表示部のみを取りはずして、持運べるた
め、本体全部を運ぶよりも軽く、簡便である。
なお、上述した各実施例は、適宜組み合わせることが
できる。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、
用紙を用いずに、印刷出力した場合と同様に利用できる
情報出力装置を提供される。また、プリンタと等価な機
能を持ち、表示出力結果が、印字出力結果と同等の大き
さおよび解像度が得られる情報出力装置が提供される。
より具体的には、以下に記載するような効果を持つ。
ホストコンピュータに接続されたインタフェースコネ
クタより入力された印字データを、印字イメージデータ
としてフラットパネルディスプレイに表示を行うため、
従来のプリンタのように紙に印字する必要がなく、紙の
消費を全く行わないし、印字音もでない。
また、従来のプリンタ制御部を用いた構成をとること
により、必ず、プリンタ印字と同じ結果が得られる。
さらに、特定のフラットパネルディスプレイや、筐体
を用いるので、紙に印字した場合と全く同じ印字品質、
印字用紙サイズが得られる。
また、印字データメモリや、制御コード格納メモリに
よって複数枚のページを有する書類と同じようにページ
をめくるイメージ動作ができる。
さらに、各種検出手段によって情報出力装置の操作性
を向上させる。
さらに、交換可能な印字データメモリによって、印字
データメモリを媒体とした電子ブック的使い方ができ
る。また、ホストコンピュータから印字動作を行っただ
けで、書類が完成し、あとでとじたりする必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の情報出力装置の第1の実施例の構成を
示すブロック図、第1B図は本発明の情報出力装置の第1
の実施例のより具体的な構成を示すブロック図、第2図
は従来の一般的なプリンタの構成を示すブロック図、第
3図は一般的なプリンタの制御部の構成を示すブロック
図、第4図は第1B図に示す実施例における制御部の構成
を示すブロック図、第5図は第1B図および第4図に示さ
れる制御部の動作を説明するフローチャート、第6A図は
本発明の情報出力装置の第2の実施例の構成を示すブロ
ック図、第6B図は上記実施例において用いられる表示部
の構成の一例を示すブロック図、第7図は第6A図に示す
実施例における表示位置算出手段の動作を示すフローチ
ャート、第8図は第6A図に示す実施例における表示デー
タ算出手段の動作を示すフローチャート、第9図は本発
明の実施例の情報出力装置と1回の印字で印字されるビ
ット数を示す説明図、第10図は本発明において好ましく
用いられるフラットパネルディスプレイ4の一実施例の
表示ドットピッチの構成を模式的に示すと共にその解像
度を示す説明図、第11図は本発明の情報出力装置の実施
例についての外観および構造の例を示し、(a)は斜視
図、(b)は斜視図、(c)は断面図、第12A図は本発
明の第3の実施例の構成を示すブロック図、第12B図は
上記第3実施例における制御手段の動作を示すフローチ
ャート、第13図は、任意にページを指定して、表示を行
なうことができる機能の実施例を示すブロック図、第14
A図は第12A図で実現した指定ページ表示の他の実施例の
構成を示すブロック図、第14B図は大きさの異なる文字
が含まれた印字結果の一例を示す説明図、第14C図は印
字データメモリ第15A図は、本発明の情報出力装置の第
4の実施例の構成を示すブロック図、第15B図は本発明
の情報出力装置の第5の実施例の構成を示すブロック
図、第16図は本発明の情報処理装置の第6の実施例を示
すブロック図、第17図は本発明の情報出力装置の第7の
実施例を示し、(a)は外観を示す斜視図、(b)セン
サを示すブロック図、第18A図は本発明の情報出力装置
の第8の実施例の構成を示すブロック図、第18B図は本
発明の情報出力装置の第9の実施例の構成を示すブロッ
ク図、第19図は本発明の情報出力装置の各実施例におい
て用いられる電源部の一例を示すブロック図、第20図
(a)は本発明の情報出力装置の第10の実施例の構成の
要部を示すブロック図、第20図(b)は上記第10の実施
例におけるオーバーフロー割込みの動作を示すフローチ
ャート、第21図(a)は操作パネルの一実施例の外観構
成を示す斜視図、第21図(b),(c)は情報出力装置
の制御手段に格納された制御プログラムのうち、この操
作パネルについてのサブルーチンの一実施例の動作内容
を示すフローチャート、第22図(a)は本発明の情報出
力装置の第11の実施例の構成の要部を示すブロック図、
第22図(b)、(c)および(d)は上記第11実施例の
動作を示すフローチャート、第23図(a),(b)は本
発明の第12の実施例の構成を示し、(a)は内部ブロッ
ク図、(b)は外観図である。 1……情報出力装置、2……インタフェースコネクタ、
3……制御部、4……フラットパネルディスプレイ、27
……表示部、28……表示位置検出手段、29……表示デー
タ算出手段、32……表示セル、I……インタフェース手
段、C……変換手段、M……記憶手段、D……表示手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舘内 嗣治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 高師 輝実 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 川村 哲士 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (56)参考文献 実開 昭63−179539(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/42 B41J 29/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト装置に対してプリンタとして接続し
    て、印刷すべきデータを受け取って表示し、プリントさ
    れた印刷物として機能する情報出力装置であって、 ホスト装置に対してプリンタとして接続できて印刷すべ
    きデータを受け取るインタフェース手段と、 表示データを表示する手段と、 表示手段に表示されている表示データ対応に、外部から
    の手書き書き込みを受け付ける手段と、 印刷すべきデータを記憶すると共に、受け付けた書き込
    み情報を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶される印刷すべきデータを上記表示
    手段に表示させると共に、上記対応する書き込み情報が
    ある場合には、該書き込み情報を上記印刷すべきデータ
    と共に表示させる制御を行う表示制御手段と、 これらの各手段を収容する、携帯可能な筐体と を備える情報出力装置。
  2. 【請求項2】上記第記憶手段は、印刷すべきデータを用
    紙複数ページ分記憶保持できる容量を持つものである請
    求項1記載の情報出力装置。
  3. 【請求項3】外部からの指示を受け付けて、該指示に対
    応するページに該当する印刷すべきデータを上記記憶手
    段から取りだし、上記表示手段に表示させる操作手段を
    設けた請求項2記載の情報出力装置。
  4. 【請求項4】印刷すべきデータを用紙に印刷するイメー
    ジで表示する表示データに変換する変換手段と、 上記記憶手段は、印刷すべきデータをイメージデータに
    変換した状態で、用紙複数枚分記憶保持する表示メモリ
    を備えることを特徴とする請求項2または3記載の情報
    出力装置。
  5. 【請求項5】上記表示手段および上記書き込みを受け付
    ける手段は、書き込み機能付きパネルディスプレイを用
    いるものである請求項1、2、3または4記載の情報出
    力装置。
  6. 【請求項6】上記記憶手段に記憶される印刷すべきデー
    タおよび書き込み情報を外部に出力する手段をさらに備
    える請求項1、2、3、4または5記載の情報出力装
    置。
  7. 【請求項7】それ自身が移動されることを検出する本機
    移動検出手段と、上記本機移動検出手段からの検出信号
    に基づいて、警報を発する手段をさらに備える請求項
    1、2、3、4、5または6記載の情報出力装置。
  8. 【請求項8】ホスト装置に対してプリンタとして接続し
    て、印刷すべきデータを受け取って表示し、プリントさ
    れた印刷物として機能する情報出力装置であって、 ホスト装置に対してプリンタとして接続できて印刷すべ
    きデータを受け取るインタフェース手段と、 表示データを表示する手段と、 印刷すべきデータを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶される印刷すべきデータを上記表示
    手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、 それ自身が移動されることを検出する本機移動検出手段
    と、 上記本機移動検出手段からの検出信号に基づいて、警報
    を発する手段と、 これらの各手段を収容する、携帯可能な筐体と を備える情報出力装置。
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