JP7490490B2 - 有償支給取引管理装置、有償支給取引管理方法、及び有償支給取引管理プログラム - Google Patents

有償支給取引管理装置、有償支給取引管理方法、及び有償支給取引管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、有償支給取引管理装置、有償支給取引管理方法、及び有償支給取引管理プログラムに関する。
例えば、外注先に対して材料や半製品などを有償で支給し、加工後に再度買い戻すという取引があり、この取引を有償支給取引という。主に自動車業界などに多い取引である。かかる有償支給取引を行うシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2004-164324号公報
しかしながら、特許文献1には、有償支給取引において、支給時の材料の原価金額と交付材料差益(未実現利益)の残高を伝票毎に管理して、交付材料差益の取崩額を正確に把握することに関して何等記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、有償支給取引において、支給時の材料の原価金額と交付材料差益(未実現利益)の残高を伝票毎に管理して、交付材料差益の取崩額を正確に把握することが可能な有償支給取引管理装置、有償支給取引管理方法、及び有償支給取引管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた有償支給取引管理装置であって、材料の支給時に、支給日、有償支給番号、品目、支給数、支給単価、支給金額、原価単価、原価金額、交付材料差益、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高を含む有償支給データを入力する有償支給データ処理手段と、製品の買戻時に、有償支給番号、加工番号、品目、消込数量、消込有償支給本体金額、消込原価金額、消込交付材料差損益金額を含む有償支給消込データを入力する有償支給消込データ処理手段と、
前記有償支給データに対して前記有償支給消込データで消込を行い、有償支給データの現在庫数を、現在庫数-消込数量により更新し、原価金額残高を、原価金額残高-消込原価金額により更新し、交付材料差益残高を、交付材料差益残高-消込交付材料差損益金額により更新する消込手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記消込手段は、前記有償支給データに対して先入先出で消込を行うことにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記有償支給データ及び前記有償支給消込データは、品目のロット番号を含み、前記消込手段は、指定されるロット番号で前記有償支給データの消込が可能に構成されていることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、前記有償支給データ及び/又は前記有償支給消込データに基づいて仕訳を作成する仕訳手段を備えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、前記仕訳作成手段は、製品の買戻時に、前記有償支給消込データ及び製品の買戻金額に基づいて仕訳を作成することにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置で実行される有償支給取引管理方法であって、前記制御部で実行される、材料の支給時に、支給日、有償支給番号、品目、支給数、支給単価、支給金額、原価単価、原価金額、交付材料差益、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高を含む有償支給データを入力する有償支給データ処理工程と、製品の買戻時に、有償支給番号、加工番号、品目、消込数量、消込有償支給本体金額、消込原価金額、消込交付材料差損益金額を含む有償支給消込データを入力する有償支給消込データ処理工程と、前記有償支給データに対して前記有償支給消込データで消込を行い、有償支給データの現在庫数を、現在庫数-消込数量により更新し、原価金額残高を、原価金額残高-消込原価金額により更新し、交付材料差益残高を、交付材料差益残高-消込交付材料差損益金額により更新する消込工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための有償支給取引プログラムであって、前記制御部において、材料の支給時に、支給日、有償支給番号、品目、支給数、支給単価、支給金額、原価単価、原価金額、交付材料差益、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高を含む有償支給データを入力する有償支給データ処理工程と、製品の買戻時に、有償支給番号、加工番号、品目、消込数量、消込有償支給本体金額、消込原価金額、消込交付材料差損益金額を含む有償支給消込データを入力する有償支給消込データ処理工程と、前記有償支給データに対して前記有償支給消込データで消込を行い、有償支給データの現在庫数を、現在庫数-消込数量により更新し、原価金額残高を、原価金額残高-消込原価金額により更新し、交付材料差益残高を、交付材料差益残高-消込交付材料差損益金額により更新する消込工程と、を実行させるための有償支給取引管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、有償支給取引において、支給時の材料の原価金額と交付材料差益(未実現利益)の残高を伝票毎に管理して、交付材料差益の取崩額を正確に把握することが可能な有償支給取引管理装置、有償支給取引管理方法、及び有償支給取引管理プログラムを提供することが可能になるという効果を奏する。
図1は、有償支給仕訳のイメージを示す図である。 図2は、本実施の形態に係る有償支給取引管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、具体例1を説明するためのサンプルデータを示す図である。 図4は、具体例1を説明するためのサンプルデータを示す図である。 図5は、具体例1を説明するためのサンプルデータを示す図である。 図6は、具体例1を説明するためのサンプルデータを示す図である。 図7は、具体例2を説明するためのサンプルデータを示す図である。 図8は、具体例2を説明するためのサンプルデータを示す図である。 図9は、具体例3を説明するためのサンプルデータを示す図である。 図10は、具体例3を説明するためのサンプルデータを示す図である。
以下に、本発明に係る有償支給取引管理装置、有償支給取引管理方法、及び有償支給取引管理プログラムの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、外注先に対して材料や半製品などを有償で支給し、加工後に再度買い戻すという取引があり、この取引を有償支給取引という。主に自動車業界などに多い取引である。
有償支給取引では、支給時金額を収益とせず、未実現利益(交付材料差益)を管理する必要がある。買戻や返品が発生すると未実現利益の取崩しを行い、実質的な外注加工費を捉える必要がある。
図1は、有償支給仕訳のイメージを示す図である。図1において、例えば、支給時は、借方科目を「未収入金」とし、貸方科目を「原材料」、「交付材料差損益」とする。買戻時は、借方科目を、「外注費」、「材料費」、「交付材料差益」とし、貸方科目を「買掛金」とする。
しかしながら、従来の運用では、買戻や返品時の支給材を突合するコストが高いため、買戻製品の原価や支給額をマスタから取得することが多く、正確な材料費の金額を求めることができなかった。
そこで、本実施の形態では、支給時の材料の原価金額と交付材料差益の残高を伝票毎に管理して、支給時の伝票と買戻時の伝票を先入先出により紐づけることで、消費された材料や伝票の妥当性が高くなり未実現利益の取崩額を正確に把握することが可能となる。
また、本実施の形態では、自動車業界などの量産形態では先入先出で取り崩しを行い、特定の部材と加工品を紐づける場合は、ロット番号などを利用することで個別指定も実現している。
[2.構成]
本実施の形態に係る有償支給取引管理装置100の構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態に係る有償支給取引管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態に係る有償支給取引管理装置100は、例えば、自動車業界等の有償支給取引を行う会社等において好適に使用することができる。
有償支給取引管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、有償支給取引管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
有償支給取引管理装置100は、図3に示すように、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。有償支給取引管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、有償支給取引管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、有償支給取引管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する記憶部106に格納されるデータは、サーバに格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。また、ユーザが出力装置(モニタ)114の画面に表示して、入力装置112で操作することを、「UIを介したユーザ操作」と記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。また、記憶部106は、データファイル106a等を格納する。
データファイル106aは、有償支給データ、加工受入データ、加工払出データ、有償支給消込データ、有償支給仕訳等の各種データを格納するためのファイルである。有償支給データ、加工受入データ、加工払出データ、及び有償支給消込データを「伝票データ」とも称する。
有償支給データは、支給日、有償支給番号(伝票番号)、品目、支給数、支給単価、支給金額、原価単価、原価金額、交付材料差益、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高等のデータを含んでいてもよい(図4(A)参照)。
加工受入データは、加工日、加工番号(伝票番号)、行番号、品目、受入数量、買戻単価、買戻金額(仕入金額)等のデータを含んでいてもよい。
加工払出データは、加工日、加工番号(伝票番号)、行番号、品目、払出数のデータを含んでいてもよい(図4(B)参照)。
有償支給消込データは、有償支給番号、加工番号、行番号、品目、消込数量、消込有償支給本体金額、消込原価金額、消込交付材料差損益金額を含んでいてもよい(図4(D))参照)。消込有償支給本体金額は、支給単価×消込数量で算出する。消込原価金額は、原価単価×消込数量で算出する。消込交付材料差損益金額は、消込有償支給本体金額-消込原価金額で算出する。
制御部102は、有償支給取引管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、有償支給データ処理部102aと、加工データ処理部102bと、有償支給消込データ処理部102cと、消込処理部102dと、仕訳作成部102eと、照会処理部102fと、画面表示制御部102gと、を備えている。
有償支給データ処理部102aは、製造会社に対する材料の支給時に、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、支給日、有償支給番号、品目、支給数、支給単価、支給金額、原価単価、原価金額、交付材料差益、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高を含む有償支給データを入力して、データファイル106aに登録する。
加工データ処理部102bは、製造会社から支給した材料で製造した商品の買戻時に、
例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、
加工日、加工番号、行番号、品目、受入数量、買戻単価、買戻金額を含む加工受入データや加工日、加工番号、行番号、品目、払出数を含む加工払出データを入力して、データファイル106aに格納する。
有償支給消込データ処理部102cは、製造会社から支給した材料で製造した商品(製品又は加工品ともいう)の買戻時に、有償支給データ及び加工払出データに基づいて、有償支給番号、加工番号、品目、消込数量、消込有償支給本体金額、消込原価金額、消込交付材料差損益金額を含む有償支給消込データを作成して、データファイル106aに格納する。
消込処理部102dは、有償支給データを有償支給消込データで消込を行い、有償支給データの現在庫数を、現在庫数-消込数量により更新し、原価金額残高を、原価金額残高-消込原価金額により更新し、交付材料差益残高を、交付材料差益残高-消込交付材料差損益金額により更新する。
消込処理部102dは、有償支給データを先入先出で消込を行うことにしてもよい。また、有償支給データ及び有償支給消込データは、品目のロット番号を含むことにしてもよく、消込処理部102dは、有償支給データを指定したロット番号で消込を行うことが可能に構成してもよい。
仕訳作成部102eは、材料の支給時や製品の買戻時等に、有償支給データ及び/又は有償支給消込データに基づいて有償支給仕訳を作成して、データファイル106aに格納する。
仕訳作成部102eは、材料の支給時には、有償支給データに基づいて有償支給仕訳を作成してもよい。仕訳作成部102eは、製品の買戻時には、有償支給消込データ及び製品の買戻金額に基づいて有償支給仕訳を作成してもよい。
照会処理部102fは、例えば、モニタ114に表示されるトレース照会画面(図9参照)上でのオペレータの操作に応じて、指定される有償支給取引番号をキーとして、データファイル106aから有償支給データや有償支給取消データを取得して表示してもよい。
画面表示制御部102gは、モニタ114に表示する各種表示画面(例えば、入力画面やトレース照会画面)の表示及びその入力の受付を制御する。
[3.処理の具体例]
図2~図10を参照して、本実施の形態における有償支給取引管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。図3~図10は、サンプルデータを示す図である。以下の説明では、金額の単位を全て「円」とし、その表記を省略することがある。
(具体例1)
図3~図6を参照して、具体例1を説明する。図3は、有償支給取引の例を示す図であり、1月~3月までの取引の例(概略の伝票データの例)を示している。ここでは、先入先出で消込を行う例を説明する。
図3では、取引の日付、伝票番号、取引種別、品目、数量(個)、単価、金額のデータの例が示されている。日付「1/1」に仕入が行われており、伝票番号「S01」、取引種別「仕入」、品目「原材料」、数量「10」、単価「@100(仕入単価)」、仕入金額「¥1,000」となっている。日付「1/2」に、有償支給が行われており、伝票番号「Y01」、取引種別「有償支給」、品目「原材料」、数量「10」、単価「@250(支給単価)」、支給金額「¥2,500」となっており、日付「1/31」に、商品(加工品)の買戻が行われており、伝票番号「K01」、取引種別「加工実績」、品目「加工品」、数量「8」、単価「@500(買戻単価)」、買戻金額「¥4,000」となっている。ここで、原材料について、8個の消込が行われる。
日付「2/1」に、仕入が行われており、伝票番号「S02」、取引種別「仕入」、品目「原材料」、数量「10」、単価「@120(仕入単価)」、仕入金額「¥1,200」となっている。日付「2/2」に、有償支給が行われており、伝票番号「Y02」、取引種別「有償支給」、品目「原材料」、数量「10」、単価「@250(支給単価)、支給金額「¥2,500」となっている。日付「2/28」に、伝票番号「K02」、取引種別「加工実績」、品目「加工品」、数量「8」、単価「@500(買戻単価)」、買戻金額「¥4,000」となっている。ここで、原材料について、8個の消込が行われる。
日付「3/2」に商品(原材料)の返品が行われており、伝票番号「Y03」、取引種別「支給返品」、品目「原材料」、取引数量「-4」、単価「@250(支給単価)」、支給単価「¥-1,000」となっている。
つぎに、上記取引を詳細に説明する。
図4を参照して、1月の取引について説明する。図4は、1月の取引を説明するための図である。
支給時には、図4(A)に示すような有償支給データが作成される。図4(A)に示す有償支給データは、支給日「1/2」、有償支給番号「Y01」、品目「原材料」、支給数「10」、支給単価「250」、支給金額「2500」、原価単価「100」、原価金額「1000」、交付材料差益「1500」、現在庫数「10」、原価金額残高「1000」、交付材料差益残高「1500」となっている。支給伝票毎に、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高を管理する。
買戻時には、図4(C)に示すような加工払出データが作成される。図4(C)に示す加工払出データは、加工日「1/31」、加工番号「K01」、行番号「1」、品目「原材料」、払出数「8」となっている。
有償支給データ及び加工払出データに基づいて、図4(D)に示すような有償支給消込データが作成される。図4(D)に示す有償支給消込データは、有償支給番号「Y01」、伝票番号「K01」、行番号「1」、品目「原材料」、消込数量「8」、消込有償支給本体金額「2000」、消込原価金額「800」、消込交付材料差損益金額「1200」となっている。消込数量「8」は、加工払出データの払出数「8」が設定される。
ここで、消込有償支給本体金額「2000」=支給単価「250」×消込数量「8」、消込原価金額「800」=原価単価「100」×消込数量「8」、消込交付材料差損益金額「1200」=消込有償支給本体金額「2000」-消込原価金額「800」となる。
有償支給データに対して、有償支給消込データで消込を行い、図4(B)に示すように、有償支給データの現在庫数「10」を、現在庫数「10」-消込数量「8」により、「2」に更新する。また、原価金額残高「1000」を、原価金額残高「1000」-消込原価金額「800」により、「200」に更新する。また、交付材料差益残高「1500」を、交付材料差益残高「1500」-消込交付材料差損益金額「1200」により、「300」に更新する。
図5を参照して、2月の取引について説明する。図5は、2月の取引を説明するための図である。
支給時に、図5(A)に示すように、有償支給データの2行目に、支給日「2/2」、有償支給番号「Y02」、品目「原材料」、支給数「10」、支給単価「250」、支給金額「2500」、原価単価「120」、原価金額「1200」、交付材料差益「1300」、現在庫数「10」、原価金額残高「1200」、交付材料差益残高「1300」のデータを追加する。
買戻時に、図5(C)に示すように、加工払出データの2行目に、加工日「2/28」、加工番号「K02」、行番号「1」、品目「原材料」、払出数「8」を追加する。
この払出数「8」については、有償支給データの支給日の早いデータから消込を行うために、図5(D)に示すように、有償支給消込データの2行目、3行目において、有償支給番号「Y01」について、消込数量を「2」、有償支給番号「Y02」について、消込数量を「6」を設定する。
具体的には、有償支給消込データの2行目には、有償支給番号「Y01」、伝票番号「K02」、行番号「1」、品目「原材料」、消込数量「2」、消込有償支給本体金額「500」、消込原価金額「200」、消込交付材料差損益金額「300」を追加する。ここで、消込有償支給本体金額「500」=支給単価「250」×消込数量「2」、消込原価金額「200」= 原価単価「100」×消込数量「2」、消込交付材料差損益金額「300」=消込有償支給本体金額「500」-消込原価金額「200」となる。
3行目に、有償支給番号「Y02」、伝票番号「K02」、行番号「1」、品目「原材料」、消込数量「6」、消込有償支給本体金額「1500」、消込原価金額「720」、消込交付材料差損益金額「780」を追加する。ここで、消込有償支給本体金額「1500」=支給単価「250」×消込数量「6」、消込原価金額「720」=原価単価「120」×消込数量「6」、消込交付材料差損益金額「780」=消込有償支給本体金額「1500」-消込原価金額「720」となっている。
図5(B)に示すように、有償支給データの1行目の有償支給番号「Y01」について、有償支給消込データの2行目の有償支給番号「Y01」で消込を行い、現在庫数「2」を、現在庫数「2」-消込数量「2」により、「0」に更新し、原価金額残高「200」を、原価金額残高「200」-消込原価金額「200」により、「0」に更新し、交付材料差益残高「300」を、交付材料差益残高「300」-消込交付材料差損益金額「300」により、「0」に更新する。
有償支給データの2行目の有償支給番号「Y02」について、有償支給消込データの3行目の有償支給番号「Y02」で消込を行い、現在庫数「10」を、現在庫数「10」-消込数量「6」により、「4」に更新し、原価金額残高「1200」を、原価金額残高「1200」-消込原価金額「720」により、「480に更新し、交付材料差益残高「1300」を、交付材料差益残高「1300」-消込交付材料差損益金額「780」により、「520」に更新する。
図6を参照して、3月の取引について説明する。図6は、3月の取引を説明するための図である。
返品時には、図6(A)に示すように、有償支給データの3行目に、支給日「3/2」、有償支給番号「Y03」、品目「原材料」、支給数「-4」、支給単価「250」、支給金額「-1000」、原価単価「120」、原価金額「-480」、交付材料差益「-520」、現在庫数「0」、原価金額残高「0」、交付材料差益残高「0」のデータを追加する。
有償支給データに基づいて、図6(B)に示すように、新たな有償支給消込データが追加され、有償支給番号「Y02」、伝票番号「Y01」、行番号「1」、品目「原材料」、消込数量「4」、消込有償支給本体金額「1000」、消込原価金額「480」、消込交付材料差損益金額「520」を追加する。消込数量「4」は、有償支給データの支給数「-4」に対応するものである。ここで、消込有償支給本体金額「1000」=支給単価「250」×消込数量「4」、消込原価金額「480」=原価単価「120」×消込数量「4」、消込交付材料差損益金額「520」=消込有償支給本体金額「1000」-消込原価金額「480」となる。
図6(A)に示すように、有償支給データの2行目の有償支給番号「Y02」について、有償支給消込データの追加した有償支給番号「Y02」で消込を行い、現在庫数「4」を、現在庫数「4」-消込数量「4」により、「0」に更新し、原価金額残高「480」を、原価金額残高「480」-消込原価金額「480」により、「0」に更新し、交付材料差益残高「520」を、交付材料差益残高「520」-消込交付材料差損益金額「520」により、「0」に更新する。
(具体例2)
図7及び図8を参照して、具体例2を説明する。図7は、有償支給取引の具体例2を示す図であり、4月の取引の例(概略の伝票の例)を示している。ここでは、ロット指定で消込を行う例を説明する。有償支給データ、加工払出データ、及び有償支給消込データは、原材料のロッド番号のデータを保持する。
図7では、取引の日付、伝票番号、取引種別、品目、ロット番号、数量(個)、単価、金額のデータの例が示されている。日付「4/1」に仕入が行われており、伝票番号「S03」、取引種別「仕入」、品目「原材料」、ロット番号「A」、数量「10」、単価「@100(仕入単価)」、仕入金額「¥1,000」となっている。日付「4/2」に仕入が行われており、伝票番号「S04」、取引種別「仕入」、品目「原材料」、ロット番号「B」、数量「10」、単価「@120(仕入単価)」、仕入金額「¥1,200」となっている。
日付「4/3」に、有償支給が行われており、伝票番号「Y04」、取引種別「有償支給」、品目「原材料」、ロット「A」、数量「10」、単価「@250(支給単価)」、支給金額「¥2,500」となっている。日付「4/4」に、有償支給が行われており、伝票番号「Y05」、取引種別「有償支給」、品目「原材料」、ロット「B」、数量「10」、単価「@250(支給単価)」、支給金額「¥2,500」となっている。
日付「4/20」に、商品(加工品)の買戻が行われており、伝票番号「K03」、取引種別「加工実績」、品目「加工品」、数量「8」、単価「@500(買戻単価)」、買戻金額「¥4,000」となっている。ここで、消込の際にロットBを指定すると、ロットBである伝票番号「Y05」から消込を行い、原材料のロットBについて、8個の消込が行われる。
日付「4/30」に、商品(加工品)の買戻が行われており、伝票番号「K04」、取引種別「加工実績」、品目「加工品」、数量「8」、単価「@500(買戻単価)」、買戻金額「¥4,000」となっている。ここで、消込の際にロットAを指定すると、ロットAである伝票番号「Y04」の消込を行い、原材料のロットAについて、8個の消込が行われる。
図8を参照して、4月の取引について説明する。図8は、4月の取引を説明するための図である。
図8(A)に示すように、有償支給データの1行目は、支給日「4/3」、有償支給番号「Y04」、品目「原材料」、ロット「A」、支給数「10」、支給単価「250」、支給金額「2500」、原価単価「100」、原価金額「1000」、交付材料差益「1500」、現在庫数「10」、原価金額残高「1000」、交付材料差益残高「1500」となっている。2行目は、支給日「4/4」、有償支給番号「Y05」、品目「原材料」、ロット「B」、支給数「10」、支給単価「250」、支給金額「2500」、原価単価「120」、原価金額「1200」、交付材料差益「1300」、現在庫数「10」、原価金額残高「1200」、交付材料差益残高「1300」となっている。
図8(B)に示すように、加工払出データは、1行目は、加工日「4/20」、加工番号「K03」、行番号「1」、品目「原材料」、ロット「B」、払出数「8」となっている。ここでは、ロット「B」が指定されている。2行目は、加工日「4/30」、加工番号「K04」、行番号「1」、品目「原材料」、「8」、払出数「8」となっている。ここでは、ロットAが指定されている。
有償支給データ及び加工払出データに基づいて、図8(C)に示すような有償支給消込データが作成される。図8(C)に示す有償支給消込データは、1行目は、有償支給番号「Y04」、伝票番号「K04」、行番号「1」、品目「原材料」、ロット「A」、消込数量「8」、消込有償支給本体金額「2000」、消込原価金額「800」、消込交付材料差損益金額「1200」となっている。2行目は、有償支給番号「Y05」、伝票番号「K03」、行番号「1」、品目「原材料」、ロット「B」、消込数量「8」、消込有償支給本体金額「2000」、消込原価金額「960」、消込交付材料差損益金額「1040」となっている。
2行目では、ロット「B」が指定されているので、有償支給データの「Y05」について消込を行い、現在庫数「10」を、現在庫数「10」-消込数量「8」により、「2」に更新し、原価金額残高「1200」を、原価金額残高「1200」-消込原価金額「960」により、「240」に更新し、交付材料差益残高「1300」を、交付材料差益残高「1300」-消込交付材料差損益金額「1040」により、「260」に更新する。
1行目では、ロット「A」が指定されているので、有償支給データの「Y04」について消込を行い、有償支給データの「Y04」について、現在庫数「10」を、現在庫数「10」-消込数量「8」により、「2」に更新し、原価金額残高「1000」を、原価金額残高「1000」-消込原価金額「800」により、「200」に更新し、交付材料差益残高「1500」を、交付材料差益残高「1500」-消込交付材料差損益金額「1200」により、「300」に更新する。
なお、消込のロット指定がない場合は、具体例1と同様に先入先出で消込を行うことにしてもよい。
(具体例3)
図9を参照して、具体例3を説明する。図9は、具体例3を説明するための図である。
ここでは、具体例1のサンプルデータを使用して説明する。照会処理部102fは、トレース照会画面上でオペレータの操作により、有償支給番号が指定されると、指定される有償支給番号をキーとして、データファイル106aから有償支給データを取得して、表示する。
図9は、トレース照会画面の表示例を示している。図9に示すトレース照会画面400は、有償支給番号を指定する欄と、照会結果を表示するエリアと、不図示の実行ボタンを備えている。図9に示すトレース照会画面400の例では、有償支給番号として、「Y01」が指定されて実行ボタンが押下されて、有償支給番号「Y01」をキーとして、データファイル106aから有償支給データを取得して、表示エリアに表示した例を示している。また、トレース照会画面において、不図示の展開ボタンを押すと、有償支給消込データの画面500が表示され、指定される有償支給番号をキーとして、データファイル106aから有償支給消込データが取得されて、表示する。画面500の例では、指定される有償支給番号をキーとして、データファイル106aから有償支給消込データが取得されて表示される。
(具体例4)
図10を参照して、具体例4を説明する。図10は、具体例4を説明するための図である。
仕訳作成部102eは、支給時は、有償支給データに基づいて有償支給仕訳を作成する。図10(A)は、支給時に作成される有償支給仕訳の例を示しており、借方は、借方科目「未収入金」、金額「2500」となっている。「未収入金」の金額は、有償支給データの「支給金額」から取得する。貸方は、貸方科目「材料」、金額「1000」、貸方科目「交付材料差損益」、金額「1500」となっている。貸方科目「材料」の金額は、有償支給データの「原価金額」から取得する。貸方科目「交付材料差損益」の金額は、有償支給データの「交付材料差益」から取得する。
仕訳作成部102eは、買戻時は、有償支給消込データ及び加工受入データに基づいて有償支給仕訳を作成する。図10(B)は、買戻時に作成される有償支給仕訳の例を示しており、借方は、借方科目「外注費」、金額「2000」、借方科目「材料費」、金額「800」、借方科目「交付材料差益」、金額「1200」となっている。借方科目「外注費」の金額は、加工受入データの仕入金額(買戻金額)-有償支給消込データの「消込有償支給本体金額」で算出する。借方科目「材料費」の金額は、有償支給消込データの「消込有償支給本体金額」から取得する。借方科目「交付材料差益」の金額は、有償支給消込データの「消込交付材料損益金額」から取得する。
貸方については、貸方科目「買掛金」、金額「4000」となっている。貸方科目「買掛金」は、加工受入データの買戻金額から取得する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、材料の支給時に、支給日、有償支給番号、品目、支給数、支給単価、支給金額、原価単価、原価金額、交付材料差益、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高を含む有償支給データを入力する有償支給データ処理部102aと、商品の買戻時に、有償支給番号、加工番号、品目、消込数量、消込有償支給本体金額、消込原価金額、消込交付材料差損益金額を含む有償支給消込データを入力する有償支給消込データ処理部102cと、有償支給データに対して有償支給消込データで消込を行い、有償支給データの現在庫数を、現在庫数-消込数量により更新し、原価金額残高を、原価金額残高-消込原価金額により更新し、交付材料差益残高を、交付材料差益残高-消込交付材料差損益金額により更新する消込処理部102dと、を備えているので、支給時の材料の原価金額と交付材料差益(未実現利益)の残高を伝票毎に管理して、交付材料差益の取崩額を正確に把握することが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、有償支給取引管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、有償支給取引管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて有償支給取引管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、有償支給取引管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、有償支給取引管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、有償支給取引管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 有償支給取引管理装置
102 制御部
102a 有償支給データ処理部
102b 加工データ処理部
102c 有償支給消込データ処理部
102d 消込処理部
102e 仕訳作成部
102f 照会処理部
102g 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部を備え、製造会社に対して材料を有償で支給し、当該製造会社が当該材料を加工した製品を再度買い戻す取引である有償支給取引を管理するための有償支給取引管理装置であって、
    前記制御部は、
    材料の支給時に、支給日、有償支給番号、品目、支給数、支給単価、支給金額、原価単価、原価金額、交付材料差益、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高を含む有償支給データを入力して記憶部に登録する有償支給データ処理手段と、
    製品の買戻時に、前記有償支給データに基づいて、有償支給番号、加工番号、品目、消込数量、消込有償支給本体金額、消込原価金額、消込交付材料差損益金額を含む有償支給消込データを入力して前記記憶部に登録する有償支給消込データ処理手段と、
    前記記憶部に登録した前記有償支給データに対して、前記記憶部に登録した前記有償支給消込データで消込を行い、その際、前記有償支給データの現在庫数を、当該現在庫数-前記有償支給消込データの消込数量により更新し、前記有償支給データの原価金額残高を、当該原価金額残高-前記有償支給消込データの消込原価金額により更新し、前記有償支給データの交付材料差益残高を、当該交付材料差益残高-前記有償支給消込データの消込交付材料差損益金額により更新することで前記消込を行う消込手段と
    を備えたことを特徴とする有償支給取引管理装置。
  2. 前記消込手段は、前記有償支給データに対して日付順である先入先出で前記消込を行うことを特徴とする請求項1に記載の有償支給取引管理装置。
  3. 前記有償支給データ及び前記有償支給消込データは、品目のロット番号を含み、
    前記消込手段は、オペレータにより指定されるロット番号を含む前記有償支給データの前記消込を行うことを特徴とする請求項1に記載の有償支給取引管理装置。
  4. 前記制御部は、さらに、
    材料の支給時に、前記有償支給データに基づいて仕訳を作成する仕訳作成手段を備えたことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の有償支給取引管理装置。
  5. 前記仕訳作成手段は、製品の買戻時に、前記有償支給消込データ及び製品の買戻金額に基づいて仕訳を作成することを特徴とする請求項4に記載の有償支給取引管理装置。
  6. 制御部を備えた情報処理装置が実行する、製造会社に対して材料を有償で支給し、当該製造会社が当該材料を加工した製品を再度買い戻す取引である有償支給取引を管理するための有償支給取引管理方法であって、
    前記制御部において実行される、
    材料の支給時に、支給日、有償支給番号、品目、支給数、支給単価、支給金額、原価単価、原価金額、交付材料差益、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高を含む有償支給データを入力して記憶部に登録する有償支給データ処理工程と、
    製品の買戻時に、前記有償支給データに基づいて、有償支給番号、加工番号、品目、消込数量、消込有償支給本体金額、消込原価金額、消込交付材料差損益金額を含む有償支給消込データを入力して前記記憶部に登録する有償支給消込データ処理工程と、
    前記記憶部に登録した前記有償支給データに対して、前記記憶部に登録した前記有償支給消込データで消込を行い、その際、前記有償支給データの現在庫数を、当該現在庫数-前記有償支給消込データの消込数量により更新し、前記有償支給データの原価金額残高を、当該原価金額残高-前記有償支給消込データの消込原価金額により更新し、前記有償支給データの交付材料差益残高を、当該交付材料差益残高-前記有償支給消込データの消込交付材料差損益金額により更新することで前記消込を行う消込工程と
    を含むことを特徴とする有償支給取引管理方法。
  7. 制御部を備えた情報処理装置に実行させるための、製造会社に対して材料を有償で支給し、当該製造会社が当該材料を加工した製品を再度買い戻す取引である有償支給取引を管理する有償支給取引プログラムであって、
    前記制御部に、
    材料の支給時に、支給日、有償支給番号、品目、支給数、支給単価、支給金額、原価単価、原価金額、交付材料差益、現在庫数、原価金額残高、交付材料差益残高を含む有償支給データを入力して記憶部に登録する有償支給データ処理工程と、
    製品の買戻時に、前記有償支給データに基づいて、有償支給番号、加工番号、品目、消込数量、消込有償支給本体金額、消込原価金額、消込交付材料差損益金額を含む有償支給消込データを入力して前記記憶部に登録する有償支給消込データ処理工程と、
    前記記憶部に登録した前記有償支給データに対して、前記記憶部に登録した前記有償支給消込データで消込を行い、その際、前記有償支給データの現在庫数を、当該現在庫数-前記有償支給消込データの消込数量により更新し、前記有償支給データの原価金額残高を、当該原価金額残高-前記有償支給消込データの消込原価金額により更新し、前記有償支給データの交付材料差益残高を、当該交付材料差益残高-前記有償支給消込データの消込交付材料差損益金額により更新することで前記消込を行う消込工程と
    を実行させるための有償支給取引管理プログラム。
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