JP7484349B2 - 車両の下部車体構造 - Google Patents
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Description
特許文献1には、リヤバンパの下端部と、当該リヤバンパの直前部に設けられたサイレンサとの間にアンダカバーを設けて、サイレンサが配置される領域の空力特性を向上させるものが開示されている。
上記構成によれば、上述のマウントブラケットに、差動装置の固定機能と、空力性能改善機能とをもたせることで、部品点数および取付け工数の削減を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記マウントブラケットは、左右一対の上記壁面部の上端を、車幅方向に一体に連結する上端連結部を有するものである。
この発明の一実施態様においては、上記後部取り付け片部を、上記デフケースのフランジ部に固定したものである。
図面は車両の下部車体構造を示し、図1は当該車両の下部車体構造を示す底面図、図2は図1の要部を拡大して示す底面斜視図(但し、図2においては、排気管の図示を省略している)、図3は図1のA-A線に沿う要部の矢視断面図である。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印UPは車両上方を示し、矢印LOは車両下方を示し、矢印LEは車幅方向の左方を示し、矢印RIは車幅方向の右方を示す。
図3に示すように、上述のリヤフロアパネル3は、リヤシートの下方に位置するリヤシートパン4と、当該リヤシートパン4の後部において凹設形成(いわゆる段下げ形成)された荷室凹部5と、を備えている。
このサイドシル11は、サイドシルアウタとサイドシルインナとを接合固定して、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面をもった車体強度部材である。
また、上述のアンダカバー12~15は、車両左側前部のアンダカバー12と、車両左側後部のアンダカバー13と、車両右側前部のアンダカバー14と、車両右側後部のアンダカバー15と、の複数に分割形成されている。
さらに、上述の各アンダカバー12~15の車幅方向外側端部は、上述のサイドシル11の下面部に支持されており、各アンダカバー12~15の車幅方向内側端部は、トンネルメンバの下面部に支持されている。
このリヤサイドフレーム16と上述のリヤフロアパネル3との間には、車両前後方向に延びるリヤサイド閉断面が形成されると共に、リヤサイドフレーム16の前部と、上述のサイドシル11の後部とは、互いに連結されている。
上述のトーションビーム式リヤサスペンション6は、左右一対のトレーリングアーム8と、これら左右一対のトレーリングアーム8を車幅方向に連結するねじり棒ばねとしてのトーションビーム7と、を備えている。
さらに、図1、図3に示すように、上述のトーションビーム式リヤサスペンション6は、後輪22側と車体側との間に設けられた減衰装置としてのダンパ23を備えている。
この整流用のカバー部材24は、トレーリングアーム8に連結支持されており、当該トレーリングアーム8およびトーションビーム7と共に上下変位するものである。
このクロスメンバ25は断面逆ハット形状の車体強度部材であって、当該クロスメンバ25とリヤシートパン4との間には、図3に示すように、車幅方向に延びる閉断面26が形成されている。
この後部クロスメンバ27は断面逆ハット形状の車体強度部材であって、図3に示すように、当該後部クロスメンバ27とリヤフロアパネル3の荷室凹部5との間には、車幅方向に延びる閉断面28が形成されている。
上記エンジンの排気ポートに連通連結した排気マニホルドには、排気管31が接続されており、図1に示すように、この排気管31はエンジンルームからトンネル部9の車外側を通って車両後方に延びている。
そして、上述の各接合フランジ34,33を連結固定することで、排気管31とサイレンサ32の入口管32aとを連通接続させている。
図2に示すように、この実施例の差動装置42は、後部にフランジ部43を有するディファレンシャル・ケース(以下、単に前部デフケースと略記する)44に内蔵された第1差動機構45と、前部にフランジ部46を有する後部デフケース47に内蔵された第2差動機構48と、を備えている。
図1~図3に示すように、第2差動機構48の車両左側の差動出力軸は、車幅方向内側の等速ジョイント50、ドライブシャフト51、および、車幅方向外側の等速ジョイント52を介して左側の後輪22に連結されている。
また、車両上下方向に延びる上述の壁面部61の車幅方向内端部には、後部取付け片部63が一体形成されている。
さらに、上述の上端連結部62の車幅方向の両端および壁面部61の車幅方向上部両端には、その内部にマウントラバーを収納する円筒部64(いわゆる外筒部)が一体形成されている。
つまり、図2、図4で示したように、上述の壁面部61は、差動装置42を車体にマウントするマウントブラケット60と一体に設けられている。
これにより、上述のマウントブラケット60に、差動装置42の固定機能と、空力性能改善機能とをもたせ、さらに部品点数および取付け工数の削減を図るように構成したものである。
換言すれば、上述の壁面部61は車幅方向に真っ直ぐに形成されることなく、車幅方向外側から車幅方向内側にかけて、車両前方から車両後方へ後退するように形成されている。
この構成によれば、上述のマウントブラケット60に、差動装置42の固定機能と、空力性能改善機能とをもたせることで、部品点数および取付け工数の削減を図ることができる。
この発明の差動装置がマウントされる車体は、実施例の縦メンバ29,30に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
12~15…アンダカバー
29,30…縦メンバ(車体)
42…差動装置
44,47…デフケース
60…マウントブラケット
61…壁面部
61R…湾曲部
62…後部取り付け片部
63…上端連結部
Claims (6)
- 車両のリヤフロアパネルと、当該リヤフロアパネルの車室外側で、車両上下方向下側に設けられた差動装置と、該差動装置の車両前方において車体下面を覆うアンダカバーと、を備えた車両の下部車体構造であって、
上記アンダカバーと上記差動装置との間には、車両上下方向かつ車幅方向に延びる壁面部が設けられ、
上記差動装置を内蔵したデフケースを有し、
上記壁面部は、車幅方向中央に位置する上記デフケースを跨いで、当該デフケースの左右両側に位置しており、
上記壁面部の車幅方向内側端部には後部取り付け片部が一体形成され、
上記後部取り付け片部は上記デフケースに固定され、
上記壁面部は、上記後部取り付け片部から車幅方向外側に向けて、車両後方から車両前方へ位置するよう形成された
車両の下部車体構造。 - 上記壁面部は、上記差動装置を車体にマウントするマウントブラケットと一体に設けられた
請求項1に記載の車両の下部車体構造。 - 上記壁面部は、車幅方向中央に位置する上記差動装置を跨いで当該差動装置の左右両側に位置しており、
上記左右の各壁面部は、車両前方に向かって湾曲する湾曲部を備えた
請求項1または2に記載の車両の下部車体構造。 - 上記壁面部は、上記後部取り付け片部から車幅方向外側に向けて車両前方へ膨出する湾曲形状を有する
請求項1~3の何れか一項に記載の車両の下部車体構造。 - 上記マウントブラケットは、左右一対の上記壁面部の上端を、車幅方向に一体に連結する上端連結部を有する
請求項2に記載の車両の下部車体構造。 - 上記後部取り付け片部を、上記デフケースのフランジ部に固定した
請求項1~5の何れか一項に記載の車両の下部車体構造。
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