JP6115531B2 - 自動車のパワープラントフレーム構造 - Google Patents

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Description

この発明は、リヤディファレンシャル装置のワインドアップを防止するパワープラントフレームを備えたような自動車のパワープラントフレーム構造に関し、詳しくは、車体前部に搭載されたパワープラントと、左右の後輪に駆動力を配分するリヤディファレンシャル装置と、フロアパネルの車幅方向中央に膨出したフロアトンネル部の下方に設けられて、上記パワープラントと上記リヤディファレンシャル装置との間を駆動力伝達可能に連結するプロペラシャフトと、上記パワープラントのハウジングと上記リヤディファレンシャル装置のハウジングとを連結するパワープラントフレームと、を備えた自動車のパワープラントフレーム構造に関する。
一般に、パワープラントフレームは、リヤディファレンシャル装置のワインドアップ振動を抑制し、加速応答性(いわゆるレスポンス)の向上を図ると共に、車体前部に搭載されたエンジンやモータ等のパワープラントからのロール方向の動きを許容する目的で、パワープラントのハウジングとリヤディファレンシャル装置のハウジング(いわゆるデフハウジング)とを連結するように設けられている。
また、FR車(前部機関後輪駆動車)においては、フロアパネルに形成されたフロアトンネル部の下方つまり車外側に、パワープラントとリヤディファレンシャル装置との間を駆動力伝達可能に連結するプロペラシャフトと、排気ガス浄化用のキャタリストとが設けられている。
近年においては、排気ガス基準の強化により、上述のキャタリストが大きくなり、フロアトンネル部の車幅方向の幅を広げる要因になることに加えて、衝突安全基準の強化により、ドアおよびサイドシルの車幅方向の幅が広くなる要因となっており、車幅を拡大しないと、乗員居住スペース、特に、足元スペースが圧迫されて、居住性が低下するものである。
このような問題点を解決するために、トルクチューブを用いることが従来から知られている。トルクチューブはパワープラントフレームとして用いられ、該トルクチューブの内部にプロペラシャフトを挿通し、このトルクチューブでエンジンやモータなどのパワープラントのハウジングと、リヤディファレンシャル装置のハウジングとを剛体結合して、ワインドアップモーメントによる車体変形や、リヤサブフレームの前上がりに傾むく挙動を打ち消すことができる。
トルクチューブを備えた従来構造においてはパワープラントフレームをプロペラシャフトを囲うパイプ状閉断面構造として軽量高剛性化することができ、当該パワープラントフレームを小径に設定できて、居住スペースなかんずく足元スペースを充分確保することができる利点があり、さらに、トルクチューブでパワープラントのハウジングとリヤディファレンシャル装置のハウジングとが剛体結合されているので、前部機関のトルクがリヤディファレンシャル装置にダイレクトに伝達される利点がある。
しかしながら、上述のトルクチューブは、パワープラントとしてのエンジン(またはモータ)とリヤディファレンシャル装置とをトルクチューブで剛体結合したシャシー全体を組付ける必要があり、従前のパワープラントフレームのようにエンジン搭載後に後付けすることができないため、既存の生産ラインでの組付けが不可能となる場合があった。
また車両の加速時にはリヤディファレンシャル装置にワインドアップモーメント(リヤディファレンシャル装置の前部が上方に回転するモーメント)が発生するので、トルクチューブの直径をワインドアップモーメントが最大となる当該トルクチューブの後端の剛性に合わせてトルクチューブの全体を大径化する必要があった。
トルクチューブの大径化を解消するには、該トルクチューブを鋳造により形成するか、あるいは、削り出しにより形成すればよいが、この場合にはコスト高となるうえ、量産性には不向きであった。
ところで、特許文献1には、フロアトンネル部の車外側に、パワープラントフレームとキャタリストとを並設する構造が開示されているが、キャタリストの大型化に伴い、上記フロアトンネル部の下部が車室内側に膨出して、乗員居住スペース、特に、足元スペースが狭小となる問題点があった。
また、特許文献2には、フロアトンネル部の車外側に設けられるパワープラントフレームを前部右側のパワープラントフレームと、後部左側のパワープラントフレームとに前後2分割する構造が開示されているが、2分割されたパワープラントフレームを車幅方向の左右にそれぞれ設ける関係上、フロアトンネル部が大きくなって、乗員の足元スペースが狭小となる問題点があった。
さらに、特許文献3には、エンジン、クラッチユニット、変速機から成るドライブトレーン(パワープラントと同意)を車両前部に搭載し、車両後部にリヤディファレンシャル装置を搭載し、変速機のハウジングつまりミッションハウジングと、リヤディファレンシャル装置のハウジング、つまりデフハウジングとをトルクチューブで剛体結合するが、該トルクチューブの後端にハブ部を設けて、当該トルクチューブ後端を曲げに対して補強した構造が開示されている。
しかしながら、この特許文献3に開示された従来構造においては、トルクチューブ全体が太くなるうえ、既存の生産ラインでの組付けが困難となり、量産性には不向きとなる問題点があった。
特開2009−51303号公報 特許第4320879号公報 特許第4483916号公報
そこで、この発明は、パワープラントフレームを、前部が筒状でプロペラシャフトをその内部に挿通するトルクチューブ部で構成し、後部が開放型のフレーム部で構成することにより、乗員居住スペース、特に、足元スペースを確保することができると共に、フレーム部の後付けを可能となして、組付け性の向上を図ることができる自動車のパワープラントフレーム構造の提供を目的とする。
この発明による自動車のパワープラントフレーム構造は、車体前部に搭載されたパワープラントと、左右の後輪に駆動力を配分するリヤディファレンシャル装置と、フロアパネルの車幅方向中央に膨出したフロアトンネル部の下方に設けられて、上記パワープラントと上記リヤディファレンシャル装置との間を駆動力伝達可能に連結するプロペラシャフトと、上記パワープラントのハウジングと上記リヤディファレンシャル装置のハウジングとを連結するパワープラントフレームと、を備えた自動車のパワープラントフレーム構造であって、上記パワープラントフレームは、前部が筒状で上記プロペラシャフトをその内部に挿通するトルクチューブ部で構成され、後部が開放型のフレーム部で構成されたものである。
上記構成によれば、パワープラントフレームの前部をトルクチューブ部で構成したので、当該トルクチューブ部のサイズにより、乗員居住スペース、特に、足元スペースを確保することができる。
また、パワープラントフレームの後部を開放型のフレーム部で構成したので、車体に対するパワープラント(エンジンやモータなど)およびリヤディファレンシャル装置の組付け後に、フレーム部を後付けすることができ、既存の生産ラインを用いての組付けができて、組付け性を確保することができる。
さらに、ワインドアップモーメントは、パワープラントフレームの前部で小さく、後部で大きくなるが、このようにワインドアップモーメントの影響が異なるパワープラントフレームの前部と後部とで当該パワープラントフレームの寸法形状を異ならせることができる。
この発明の一実施態様においては、上記フレーム部の後部断面が前部断面に対して高さが拡大されたものである。
上記構成によれば、フレーム部の前部はフレーム部の後部に対してその高さが小さいので、乗員居住性を確保しつつ、フレーム部の後部は高さが拡大されているので、ランプアングルおよびワインドアップモーメントに対する剛性を確保することができる。
なお、フレーム部の前部断面と後部断面とは、剛性の変曲点つまり脆弱部が形成されないように構成することが好ましい。
この発明の一実施態様においては、上記フレーム部は車両正面視で略V字状断面形状に形成され、該略V字状断面の両端部と底部とが上記トルクチューブ部および上記リヤディファレンシャル装置のハウジングに接続されたものである。
上記構成によれば、上記フレーム部はトルクチューブ部、リヤディファレンシャル装置のハウジングに対して、略V字状断面の両端部と底部との3点で接続されているので、当該フレーム部の上下方向の曲げ剛性、および、ねじり剛性の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、後車軸より前方の上記フレーム部に対応して燃料タンクが配置されたものである。
上記構成によれば、重量物であり、燃料の増減に起因して重量が大きく変動する燃料タンクを、前車軸と後車軸との間に配設したので、燃料増減による車両の旋回性能の変動を軽減することができる。
さらに、フレーム部を開放型で、かつ着脱可能とすることで、車体に対するパワープラント、リヤデファレンシャル装置、および燃料タンクの取付け後に、フレーム部を組付けることができ、またパワープラントおよびリヤデファレンシャル装置を取り外すことなく燃料タンクを取り外すことができる。この結果、組付け性およびサービス性(メンテナンス性)の向上を図ることができる。
この構成によれば、パワープラントフレームを、前部が筒状でプロペラシャフトをその内部に挿通するトルクチューブ部で構成し、後部が開放型のフレーム部で構成することにより、乗員居住スペース、特に、足元スペースを確保することができると共に、フレーム部の後付けを可能となして、組付け性の向上を図ることができる効果がある。
この発明の自動車のパワープラントフレーム構造を示す側面図 図1からフレーム部を取外してプロペラシャフトの接続構造を示す側面図 図1のA−A線に沿う要部の拡大断面図 図1のB−B線に沿う要部の拡大断面図 図1のC−C線に沿う要部の拡大断面図 図1のD−D線に沿ってフレーム部の前部の取付け構造を示す断面図 図1のE−E線に沿ってフレーム部の後部の取付け構造を示す断面図 自動車のパワープラントフレーム構造の他の実施例を示す断面図
乗員居住スペース、特に、足元スペースを確保することができると共に、フレーム部の後付けを可能となして、組付け性の向上を図るという目的を、車体前部に搭載されたパワープラントと、左右の後輪に駆動力を配分するリヤディファレンシャル装置と、フロアパネルの車幅方向中央に膨出したフロアトンネル部の下方に設けられて、上記パワープラントと上記リヤディファレンシャル装置との間を駆動力伝達可能に連結するプロペラシャフトと、上記パワープラントのハウジングと上記リヤディファレンシャル装置のハウジングとを連結するパワープラントフレームと、を備えた自動車のパワープラントフレーム構造において、上記パワープラントフレームは、前部が筒状で上記プロペラシャフトをその内部に挿通するトルクチューブ部で構成され、後部が開放型のフレーム部で構成されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車のパワープラントフレーム構造を示し、図1は当該パワープラントフレーム構造を示す側面図、図2は図1からフレーム部を取付してプロペラシャフトの接続構造を示す側面図、図3は図1のA−A線に沿う要部の拡大断面図、図4は図1のB−B線に沿う要部の拡大断面図、図5は図1のC−C線に沿う要部の拡大断面図である。
図1,図3において、エンジンルーム1と車室2とを車両前後方向に仕切るダッシュパネル3を設け、このダッシュパネル3の下部には、後方に向けて略水平に延びるフロアパネル4を連設している。
上述のフロアパネル4の車幅方向中央には、車室2内へ膨出して車両の前後方向に延びるフロアトンネル部5を一体または一体的に形成している。
図1に示すように、上述のフロアパネル4の後部には、キックアップ部6を介してリヤフロア7(詳しくは、リヤフロアパネル)を一体または一体的に連設し、このリヤフロア7を車両後方まで延設すると共に、該リヤフロア7の後部かつ車幅方向中間部には、タイヤパン8を段下げ形成している。
図1に示すように、上述のダッシュパネル3の上部にはカウル部9を設け、このカウル部9とルーフパネル10の前部との間には、フロントウインド部材11(いわゆるフロントウインドガラス)を配設している。また、上述のルーフパネル10の後部とリヤエンド部12との間には、リヤウインド部材13(いわゆるリヤウインドガラス)を配設している。
一方で、上述のエンジンルーム1の上方を開閉可能に閉塞するボンネット14を設けると共に、該ボンネット14の前端部下部にはフロントバンパ15を設けている。
図3,図4に示すように、上述のフロアパネル4の車幅方向両サイド(但し、図3,図4では車幅方向右側サイドのみを示す)には、サイドシル16を接合固定している。このサイドシル16はサイドシルインナ17とサイドシルアウタ18とを接合固定して、車両前後方向に延びるサイドシル閉断面19を有する車体強度部材である。
図5に示すように、上述のリヤフロア7の車幅方向両サイド(但し、図5では車幅方向右側サイドのみを示す)には、ボディサイドインナパネル20、ボディサイドレインフォースメント21、ボディサイドアウタパネル22をこの順に接合固定して、上述のボディサイドインナパネル20とボディサイドレインフォースメント21との間には、閉断面23を形成している。また、上述のリヤフロア7の延長線上に対応するよう該閉断面23内には、ボディサイドインナパネル20とボディサイドレインフォースメント21とを車幅方向に連結して、閉断面23を上下に区画する隔壁23A(いわゆるレインフォースメント)を設けている。
図1,図3,図4に示すように、上述のフロアパネル4の右側上方部にはドライバーズシート24(運転席)を取付け、フロアパネル4の左側上方部には図示しないパッセンジャーズシート(助手席)を取付け、2人乗り自動車(いわゆるツー・シータ)を構成している。
図3,図4に示すように、上述のドライバーズシート24は、乗員の着座面を形成するシートクッション24Cと、乗員の背もたれ面を形成するシートバック24Bとを備え、シートバック24Bの上部にはヘッドレスト部を一体形成している。
ところで、図1に示すように、車体前部に位置するエンジンルーム1内にはパワープラントの一例としてエンジン25を搭載している。図面では該エンジン25として直列4気筒エンジンを例示しているが、これは他の直列多気筒エンジンでもよく、V型エンジンでもよく、あるいはロータリエンジンであってもよく、パワープラントとしてはエンジン25に代えてモータを搭載してもよい。
また、同図に示すように、エンジンルーム1内のエンジン25の前方には、コンデンサ26とラジエータ27とファンシュラウド28とを一体化した熱交換器ユニット29を配置している。
図1に示すように、上述のエンジン25のシリンダヘッドに形成された排気ポートには、排気マニホルド30を取付け、この排気マニホルド30の下流には、フロントエキゾーストパイプ31(排気管)、上流側のキャタリスト32、ミドルエキゾーストパイプ33(排気管)下流側のキャタリスト34、リヤエキゾーストパイプ35(排気管)、サイレンサ36、テールパイプ37をこの順に連通接続して排気系を構成している。
図1,図3,図4に示すように、上述のフロントエキゾーストパイプ31、キャタリスト32、ミドルエキゾーストパイプ33は、フロアトンネル部5の車外側に配設されている。
また、図3,図5に示すように、上述の各キャタリスト32,34はキャタリストケース32a,34a内にステンレス波板等で保持された触媒担体32b,34bを備えている。
図1に示すように、リヤエキゾーストパイプ35と対応するリヤフロア7の下方部には左右の後輪(但し、図1では右側の後輪のみを示す)38に駆動力を配分するリヤディファレンシャル装置40を配設している。
上述のパワープラントとしてのエンジン25を車体前部に搭載し、トランスミッション41をエンジン後方に設け、リヤディファレンシャル装置40(差動歯車装置)を車体後部に設けると共に、エンジン25およびトランスミッション41とリヤディファレンシャル装置40との間を駆動力伝達可能に連結する前側のプロペラシャフト43(図2,図3参照)と後側のプロペラシャフト44(図2,図5参照)とを設けることで、FR車(前部機関後輪駆動車)を構成している。
図2,図3に示すように、前側のプロペラシャフト43は鋼材等の高剛性金属部材により断面中実に形成されており、図2,図4,図5に示すように、後側のプロペラシャフト44は、後述するようにスペースに余裕がある為、軽量化と高剛性化を狙い、炭素繊維強化樹脂(CFRP)製の中空パイプとしている。なお、前後のプロペラシャフト43、44の材質は、それぞれ、要求されるトルク伝達性能とサイズを満足する範囲で、断面中実としたり、鋼材などの金属、CFRP、または他の材質を用いることができる。
このように、前側のプロペラシャフト43が小径に形成され、この前側のプロペラシャフト43に対して、後側のプロペラシャフト44は大径かつ中空状に形成されている。
上述の前側のプロペラシャフト43の前端部はトランスミッション41の出力軸に連結されており、この前側のプロペラシャフト43の後端部と、後側のプロペラシャフト44の前端部とはユニバーサルジョイント45を介して連結されている。
このユニバーサルジョイント45は、前側のプロペラシャフト43後端側のヨーク部材45aと、後側のプロペラシャフト44前端側のヨーク部材45bと、これら各ヨーク部材45a,45bを連結するクロス部材45cとを備えている。
図2に示すようにリヤディファレンシャル装置40はハウジング46から車両前方に突出するリヤディファレンシャル入力軸47を有しており、後側のプロペラシャフト44の後端部とリヤディファレンシャル入力軸47とは、ユニバーサルジョイント48を介して連結されている。
このユニバーサルジョイント48は、後側のプロペラシャフト44後端側のヨーク部材48aと、リヤディファレンシャル入力軸47前端側のヨーク部材48bと、これら各ヨーク部材48a,48bを連結するクロス部材48cとを備えている。
図1に示すように、上述のエンジン25の後部にはパワープラント後端ハウジング49を取付けており、このパワープラント後端ハウジング49と、リヤディファレンシャル装置40のハウジング46との間には、リヤディファレンシャル装置40のワインドアップ振動を抑制して、加速応答性を高める目的で、パワープラントフレーム50を連結している。
しかも、該パワープラントフレーム50は、その前部が筒状で前側のプロペラシャフト43を内部に挿通するトルクチューブ部51(図1,図3参照)で構成され、その後部が開放型のフレーム部52(図1,図4,図5参照)で構成されている。
上述のパワープラントフレーム50の前部をトルクチューブ部51で構成することにより、このトルクチューブ部51のサイズにより、図3,図4に示すように、乗員居住スペース、特に足元スペースを確保するよう構成している。特に、図3,図4に示すように前側のプロペラシャフト43を断面中実化し、その径を小さくすることができるので、該プロペラシャフト43を離間囲繞するトルクチューブ部51の外径も小径と成すことができ、このため、フロアトンネル部5内つまりフロアトンネル部5の車外側にトルクチューブ部51と大径化が要請されるキャタリスト32とを並設しても、フロアトンネル部5の下部を車室2内、詳しくは乗員の足元スペース側へ膨出させる必要がなく、これにより、乗員足元スペースを確保し得るよう構成したものである。
また、図4,図5に示すように、パワープラントフレーム50の後部を開放型のフレーム部52で構成することにより、車体に対するエンジン25およびリヤディファレンシャル40の組付け後に、該フレーム部52を後付けすることができ、既存の生産ラインを用いての組付けができて、組付け性を確保するよう構成している。
さらに、ワインドアップモーメントは、パワープラントフレーム50の前部で小さく、後部で大きくなるが、このようにワインドアップモーメントの影響が異なるパワープラントフレーム50の前部と後部とで当該パワープラントフレーム50の寸法形状を異ならせることができるよう構成したものである。
図2に示すように、トルクチューブ部51の後端部には、該トルクチューブ部51と一体または一体的に形成されたアルミダイキャスト製のトルクチューブブラケット53が設けられており、このトルクチューブブラケット53の内径部53aにはベアリング54を介して前側のプロペラシャフト43の後端部が軸支されている。
図6は図1のD−D線に沿ってフレーム部52の前部の取付け構造を示す断面図、図7は図1のE−E線に沿ってフレーム部52の後部の取付け構造を示す断面図である。
図4〜図7に示すように、上述のフレーム部52は、右側の側辺部52aと、左側の側辺部52bと、これら左右の各側辺部52a,52bの下端部を車幅方向に接続する底辺部52cと、右側の側辺部52aの上端から車幅方向外側つまり右側に延びる取付け片部52dと、左側の側辺部52bの上端から車幅方向外側つまり左側に延びる取付け片部52eとを一体形成して、上方が開放した開放型に形成されると共に、車両正面視で略V字状断面形状に形成されている。
なお、図1に示すように、左右の各側辺部52a,52bには、軽量化用の複数の開口部52fが形成されている。
そして、上述のフレーム部52の後部断面(図7参照)は、図6に示す前部断面に対して高さが拡大されている。すなわち、フレーム部52の前部断面の上下方向の高さをH1(図6参照)とするとき、フレーム部52の後部断面の上下方向の高さH2(図7参照)は、H2>H1の関係式が成立するように形成されている。
この場合、図1に側面図で示すように、フレーム部52の前部断面と後部断面とは、剛性の変曲点つまり脆弱部が形成されないように構成している。
上述のフレーム部52の前部をフレーム部52の後部に対してその高さが小さくなるように形成(H1<H2)することで、乗員居住性を確保しており、また、フレーム部52の後部の高さ(H2>H1)が拡大されることで、ホイールベース中央部(ミドルエギゾーストパイプ33)を高くできるので、車体底部のホイールベース中間部位を通る前後輪の接線の成す水平に対する角度であって、路面の凹凸との干渉しにくさを示すランプアングルを大きく取ると共に、ワインドアップモーメントに対する剛性を十分に確保するよう構成したものである。
ところで、図6に示すように、上述のトルクチューブブラケット53には、その上部外側面から車幅方向右側に延びる取付け部53bと、その上部外側面から車幅方向左側に延びる取付け部53cと、その下部底面から下方に延びる取付け部53dとを一体形成している。
ここで、左右の取付け部53b,53cはトルクチューブブラケット53の円筒状の本体部53fを介して車幅方向水平に延び、かつ、各取付け部53b,53cの底面が同一高さ位置となるよう形成されている。
また、上述の取付け部53dの底面は水平方向に指向するように形成されると共に、この底面から取付け部53dの内部、つまり上部に向けてネジ孔53fが形成されている。
そして、図6に示すように、フレーム部52の前部において、その略V字状断面の両端部である取付け片部52d,52eがボルト55およびナット56を用いてトルクチューブブラケット53の各取付け部53b,53cに接続されると共に、フレーム部52の略V字状断面の底部である底辺部52cが、ネジ孔53fに螺合するボルト57を用いてトルクチューブブラケット53の取付け部53dに接続されている。
一方、図7に示すように、リヤディファレンシャル装置40のハウジング46には、フレーム部52の後部断面における取付け片部52d,52eおよび底辺部52cと対応すべく、当該ハウジング46の前部から車両前方に向けて複数の取付け部46a,46b,46cが一体に突出形成されており、これらの各取付け部46a,46b,46cの下面がそれぞれ水平方向に指向するよう形成している。
そして、図7に示すように、フレーム部52の後部において、その略V字状断面の両端部である取付け片部52d,52eが、ボルト58およびナット59を用いてハウジング46の取付け部46cに接続されている。
なお、図6,図7において、ハウジング46がアルミ合金性である為、各ナット56,59,61はセットナットが好ましく、ナットに変えて、ハウジング自体へネジ穴を形成してもよい。
つまり、図6,図7に示すように、フレーム部52は車両正面視で略V字状断面形状に形成されており、該略V字状断面の両端部(取付け片部52d,52e)と底部(底辺部52c)とがトルクチューブブラケット53およびリヤディファレンシャル装置40のハウジング46に接続されたものである。
このように、フレーム部52を、トルクチューブブラケット53、リヤディファレンシャル装置40のハウジング46に対して、略V字状断面の両端部と底部との3点(但し、フレーム部52の後部においては4点)で接続することで、該フレーム部52の上下方向の曲げ剛性、および、ねじり剛性の向上を図るよう構成したものである。
上述のリヤディファレンシャル装置40および後車軸39に対して燃料タンク70は、図1に示すように、後車軸39よりも前方のフレーム部52に対応して配置されている。
図5に示すように、上述の燃料タンク70は鞍型に形成されており、左右のタンク部70a,70bを連通する連通部70cがフレーム部52の上方部に位置するように配置されると共に、この燃料タンク70は左右一対のタンク取付けバンド71,71(但し、車両左側のタンク取付けバンドについては図示省略している)により、車体に支持されている。
また、図5に示すように、燃料タンク70の連通部70c下部とフレーム部52上部との間には、キャタリスト34の車両右側の側方部まで延びるように、アルミニウムまたはアルミ合金製のインシュレータ72が配設されており、排気系の熱を遮熱するよう構成している。
このように、重量物である燃料タンク70と変速部41aとのうち、燃料の増減に起因して重量が大きく変動する燃料タンク70を、前輪62の前車軸63と、後輪38の後車軸39との間に配設することで、燃料増減による車両旋回性能の変動を軽減するよう構成したものである。
また、上述の燃料タンク70をリヤディファレンシャル装置40および後車軸39よりも車両前方に配置したので、後突に対して有利となり、さらに、燃料タンク70のメンテナンス時には、エンジン25およびリヤディファレンシャル装置40を車体から取外す必要が無く、フレーム部52および後側のプロペラシャフト44を取外すと、当該燃料タンク70を容易にメンテナンスすることができる。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
このように、上記実施例の自動車のパワープラントフレーム構造は、車体前部に搭載されたパワープラント(エンジン25参照)と、左右の後輪38に駆動力を配分するリヤディファレンシャル装置40と、フロアパネル4の車幅方向中央に膨出したフロアトンネル部5の下方に設けられて、上記パワープラント(エンジン25参照)と上記リヤディファレンシャル装置40との間を駆動力伝達可能に連結するプロペラシャフト43,44と、上記パワープラント(エンジン25)のハウジング(パワープラント後端ハウジング49参照)と上記リヤディファレンシャル装置40のハウジング46とを連結するパワープラントフレーム50と、を備えた自動車のパワープラントフレーム構造であって、上記パワープラントフレーム50は、前部が筒状で上記プロペラシャフト43をその内部に挿通するトルクチューブ部51で構成され、後部が開放型のフレーム部52で構成されたものである(図1〜図4参照)。
この構成によれば、パワープラントフレーム50の前部をトルクチューブ部51で構成したので、当該トルクチューブ部51のサイズにより、乗員居住スペース、特に、足元スペースを確保することができる。
また、パワープラントフレーム50の後部を開放型のフレーム部52で構成したので、車体に対するパワープラント(エンジン25参照)およびリヤディファレンシャル装置40の組付け後に、フレーム部52を後付けすることができ、既存の生産ラインを用いての組付けができて、組付け性を確保することができる。
さらに、ワインドアップモーメントは、パワープラントフレーム50の前部で小さく、後部で大きくなるが、このようにワインドアップモーメントの影響が異なるパワープラントフレーム50の前部と後部とで当該パワープラントフレーム50の寸法形状を異ならせることができる。
この発明の一実施形態においては、上記フレーム部52の後部断面が前部断面に対して高さ(H2>H1)が拡大されたものである(図6,図7参照)。
この構成によれば、フレーム部52の前部はフレーム部52の後部に対してその高さが小さいので(H1<H2)、乗員居住性を確保しつつ、フレーム部52の後部は高さ(H2>H1)が拡大されているので、ランプアングルおよびワインドアップモーメントに対する剛性を確保することができる。
この発明の一実施形態においては、上記フレーム部52は車両正面視で略V字状断面形状に形成され、該略V字状断面の両端部(取付け片部52d,52e参照)と底部(底辺部52c参照)とが上記トルクチューブ部51(詳しくはトルクチューブブラケット53)および上記リヤディファレンシャル装置のハウジング46に接続されたものである(図6,図7参照)。
この構成によれば、上記フレーム部52はトルクチューブ部51、リヤディファレンシャル装置のハウジング46に対して、略V字状断面の両端部(取付け片部52d,52e)と底部(底辺部52c)との3点で接続されているので、当該フレーム部52の上下方向の曲げ剛性、および、ねじり剛性の向上を図ることができる。
この発明の一実施形態においては、上記後車軸39より前方の上記フレーム部50に対応して燃料タンク70が配置されたものである(図1参照)。
この構成によれば、重量物であり、燃料の増減に起因して重量が大きく変動する燃料タンク70を、前車軸63と後車軸39との間に配設したので、燃料増減による車両の旋回性能の変動を軽減することができる。
さらに、フレーム部52を開放型で、かつ着脱可能とすることで、車体に対するパワープラント(エンジン25参照)、リヤディファレンシャル装置40および燃料タンク70の取付け後に、フレーム部52を組付けることができ、この結果、組付け性およびサービス性(メンテナンス性)の向上を図ることができる。
図8は自動車のパワープラントフレーム構造の他の実施例を示す断面図である。
図8はパワープラントフレーム50の後部の取付け構造を示し、この実施例ではリヤディファレンシャル装置40のハウジング46から車両前方へ突出した合計3つの取付け部46a,46b,46cのうち上側に位置する2つの取付け部46a,46bと、パワープラントフレーム50のフレーム部52における両端部としての取付け片部52d,52eとの間に、開放型の補助フレーム65を介設して、フレーム部52と補助フレーム65とで閉断面66を形成したものである。
図8に示すこの構成によれば、開放型の補助フレーム65を用いることで、リヤディファレンシャル装置40の組付け後の補助フレーム65の着脱性を確保しつつ、フレーム部52の閉断面化により、該フレーム部52の剛性をさらに高めることができる。
図8で示したこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については、先の実施例と同様であるから、図8において前図(特に、図7)と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のパワープラントは、実施例のエンジン25に対応し、
以下同様に、
パワープラントのハウジングは、パワープラント後端ハウジング49に対応し、
フレーム部の略V字状断面の両端部は、取付け片部52d,52eに対応し、
フレーム部の略V字状断面の底部は、底辺部52cに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、パワープラントとしてはエンジン25に代えてモータであってもよい。
リヤディファレンシャル装置のハウジング46は、リヤディファレンシャル装置とトランスミッションの変速部を一体化したトランスアクスルハウジングであってもよい。
以上説明したように、本発明は、車体前部に搭載されたパワープラントと、左右の後輪に駆動力を配分するリヤディファレンシャル装置と、フロアパネルの車幅方向中央に膨出したフロアトンネル部の下方に設けられて、上記パワープラントと上記リヤディファレンシャル装置との間を駆動力伝達可能に連結するプロペラシャフトと、上記パワープラントのハウジングと上記リヤディファレンシャル装置のハウジングとを連結するパワープラントフレームと、を備えた自動車のパワープラントフレーム構造について有用である。
4…フロアパネル
5…フロアトンネル部
25…エンジン(パワープラント)
38…後輪
39…後車軸
40…リヤディファレンシャル装置
41…トランスミッション
43,44…プロペラシャフト
46…トランスアクスルハウジング(リヤディファレンシャル装置のハウジング)
49…パワープラント後端ハウジング(パワープラントのハウジング)
50…パワープラントフレーム
51…トルクチューブ部
52…フレーム部
52c…底辺部(底部)
52d,52e…取付け片部(両端部)
70…燃料タンク

Claims (4)

  1. 車体前部に搭載されたパワープラントと、
    左右の後輪に駆動力を配分するリヤディファレンシャル装置と、
    フロアパネルの車幅方向中央に膨出したフロアトンネル部の下方に設けられて、上記パワープラントと上記リヤディファレンシャル装置との間を駆動力伝達可能に連結するプロペラシャフトと、
    上記パワープラントのハウジングと上記リヤディファレンシャル装置のハウジングとを連結するパワープラントフレームと、
    を備えた自動車のパワープラントフレーム構造であって、
    上記パワープラントフレームは、前部が筒状で上記プロペラシャフトをその内部に挿通するトルクチューブ部で構成され、
    後部が開放型のフレーム部で構成された
    自動車のパワープラントフレーム構造。
  2. 上記フレーム部の後部断面が前部断面に対して高さが拡大された
    請求項1記載の自動車のパワープラントフレーム構造。
  3. 上記フレーム部は車両正面視で略V字状断面形状に形成され、
    該略V字状断面の両端部と底部とが上記トルクチューブ部および上記リヤディファレンシャル装置のハウジングに接続された
    請求項1または2記載の自動車のパワープラントフレーム構造。
  4. 後車軸より前方の上記フレーム部に対応して燃料タンクが配置された
    請求項1〜3の何れか一項に記載の自動車のパワープラントフレーム構造。
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