JP7480939B2 - Fe基ナノ・マイクロ突起体の製造方法 - Google Patents

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本発明は、活性触媒、ポイント接点、電子エミッター、電池電極などに用いることがで きるFe基ナノ・マイクロ突起体の製造方法に関するも のである。
発明者らは2005年以来、Arイオン照射の励起場でナノ、マイクロ突起体が創成されることを報告してきた。すなわち、Cu板ではCu,CuO,Cu 2 O,ZnではZn (O),Cu-Zn合金ではαおよびβCu-Zn,Cu-Fe合金ではCu相、Fe相 分離体(特許文献2)、AgではAgのナノ・マイクロ突起体が形成されることを報告し た。いずれもkV級Arイオン照射で活性化された表面原子がイオン照射源方向に表面拡散するBottom-Up機構に基づいて成長し、多くの場合円錐体状のナノ・マイクロ 突起体となる。Cu,Znでは表面拡散で成長する過程で、残留酸素と反応してCu 2 O 、ZnOがナノ・マイクロ突起体の表面に形成される。
Arイオン励起反応場でのナノ・マイクロ突起体の形成は、非特許文献1の図9に示し たように、表面拡散の活性化エネルギーおよびArイオンスパッタ閾値エネルギーによっ て左右される。非特許文献1の図9を本明細書の図13に引用して示した。図13からも 明らかなように、表面拡散の活性化エネルギーおよびArイオンスパッタ閾値エネルギー が低い金属ほどナノ・マイクロ突起体が形成されやすく、それらのエネルギーが高い金属 ほどナノ・マイクロ突起体が形成されにくい。したがって、これまでは比較的強度の低い CuやZnなどの金属でしかナノ・マイクロ突起体は形成されておらず、Feではナノ・ マイクロ突起体の十分な成長は観察されていない。
特開2014-42977号公報(段落番号0012) 特開2006-251319号公報(図12) 特開2011-146322号公報(図1)
田中俊一郎:まてりあ、53巻(2014、No,11)、516~5 1 9
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、CuやZnよりも強度の高いFe基ナノ・マ イクロ突起体の製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するため手段
上記の課題を解決するために発明者らは鋭意研究した結果、従来のFeイオンより軽い Arイオンビームに代えて、Feイオンより原子番号、原子量ともに大きなGaイオンを 照射することによってFe基ナノ・マイクロ突起体を成長させることに成功した。
すなわち、本発明のFe基ナノ・マイクロ突起体の製造方法は、FeまたはFe基合金の表面に圧縮残留応力を付与したうえに、スパッタ率がArイオンのピーク値を超える入射エネルギーの領域でGaイオンを照射してGaイオン照射方向に円錐状に成長させることを特徴とするものである。
この発明において、FeまたはFe基合金の表面には機械研磨、ピーニングなどにより 圧縮残留応力を付与するのが望ましい。
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発明のナノ・マイクロ突起体の製造方法はFeイオンより原子番号、原子量ともに大き なGaイオンを用いてFeまたはFe基合金をスパッタリングするので、従来の軽量なA rイオンでは成しえなかったFe基ナノ・マイクロ突起体を成長させることができる。
そして、FeまたはFe基合金の表面に機械研磨、ピーニングなどにより圧縮残留応力 を付与しておくことよりFe基ナノ・マイクロ突起体の成長を促進することができる。
また、本発明のFe基ナノ・マイクロ突起体はFeまたはFe基合金からなるので、従 来のCu、Znまたはそれらの合金からなるナノ・マイクロ突起体よりも強度が高い。し たがって、使用中に発生する折損などの障害が少ない。また、ステンレス鋼を用いた場合 には、耐食性に優れるので、電池電極などの腐食環境下での使用に好適である。
S45CにGaイオンを8kV、19nAにてRectangular Mod eで1000秒照射したときの状態を示すSEM写真であり、(a)はGaイオン照射に より形成された矩形領域、(b)は基板と矩形領域の境界の拡大図、(c)は基板に対し て照射角30°で形成されたFe基ナノ・マイクロ突起体、(d)は形成された突起体の ほぼ真上(照射方向から4°ずれた方向)から見た画像を示す。 S45CにGaイオンを30kV,65nAにてRectangular Mo deで照射したときに形成されたFe基ナノ・マイクロ突起体のSEM写真である。上側 図は基板に90°で35分照射、下側図は基板に30°で25分照射した状態である。 SUS304にGaイオンを30kV,45nAにて基板に対し30°、Rec tangular Modeで、それぞれ1分、3分、5分照射したときの状態を示すS EM写真である。 図2と同じ条件でGaイオンをそれぞれ8分、13分、20分照射したときの状 態を示すSEM写真である。 図3,4に示した3分および20分のSEM写真の部分拡大図である。 SUS304にGaイオンを30kVで照射したときの、電流値すなわちイオン 密度を45nAと21nAに変化させた時の突起体最大高さ時間変化を比較したものであ る 。 S45CにGaイオンを8kV、19nA、2.2nA、0.22nAにて照射 したときのナノ・マイクロ突起体の成長曲線である。 Gaイオンを30kV、45nAにて30°照射した場合に形成されるS45C とSUS304突起体最大高さの経時変化を比較したものである。 S45C突起体のEDS分析結果を示す図である。 SUS304突起体のEDS分析結果を示す図である。 Gaイオンの照射方向とFe基ナノ・マイクロ突起体の成長方向の関係を示す 説明図である。 Fe基板にArイオンおよびGaイオンを照射したときのスパッタ率の計算値 を示すグラフである。 表面拡散の活性化エネルギーおよびArイオンスパッタ閾値エネルギーとナノ ・マイクロ突起体の形成の関係を示す散布図である。図中の○はナノ・マイクロ突起体の 十分な形成、△は不十分な形成、×は非形成を表す。
以下に、本発明を実施例に従って詳細に説明する。本発明においては試料として機械構 造用炭素鋼S45Cおよびオーステナイト系ステンレス鋼SUS304を用いた。S45 CはC:0.42~0.48mass%のほかSi,Mn,Cuなどを含有し、SUS3 04はNi:8~10mass%、Cr:18~20mass%のほかC,Si,Mnな どを含有する。試料の形状は12×12×3mmの薄板であり、表面には旋削仕上げを施 してある。cosα法で測定したGaイオン照射前の残留応力は、S45C、SUS30 4の両試料とも旋削方向300MPa、垂直方向100MPaであった。なお、試料とし て純Feを用いてもよいことはいうまでもない。
Gaイオン源としてFEI(現ThermoFisher)社製FIB/SEM Du alBeam、Halios600iの一価Gaイオン(Ga + )を用い、照射はRec tangular Modeで行った。照射条件は、電圧8kV、30kV、電流45n A、65nA、19nAなどで、角度は試料表面に対して垂直および30°である。照射 面はSEMモードで逐次変化を観察しFE-EPMAで組成分析を行った。特に生成した ナノ・マイクロ突起体はEDSモードで個別の組成変化も計測した。
図11には、Gaイオン照射によるナノ・マイクロ突起体の成長状況の説明図を示す。 Gaイオンでスパッタされた表面Fe原子が表面拡散によってGaイオンの照射方向に向 かって成長すると考えられる。ArイオンとGaイオンによるFeのスパッタ率を山村の 式(特許文献1、段落番号0012参照)によって計算した結果を図12に示す。Gaイ オンによるピーク時のスパッタ率はArイオンのピーク時のスパッタ率の約2倍であり、 GaイオンによりArイオンよりも容易にスパッタされることがわかる。
図1には、S45CにGaイオンを8kV,19nAの条件で1000秒照射したとき の状態を示す。(a)はGaイオン照射により形成された矩形領域、(b)は基板と矩形 領域の境界の拡大図、(c)は基板に対する照射角30°で、(d)は形成されたFe基 ナノ・マイクロ突起体のほぼ真上(照射方向から4°ずれた方向)から見た画像である。 先端鋭利な円錐状のFe基ナノ・マイクロ突起体がGaイオンの照射方向に向かって成長 しているのを確認した。(a)、(b)図から分かるように、Gaイオン照射により照射 領域の元素がスパッタされて飛ばされる現象、いわゆるトップダウンプロセスが起こるが 、同時にスパッタされた構成原子はイオン源方向に引っ張られて拡散しボトムアップ成長 をする機構が働いていると考えられる。模式図を図11に示した。
また、図2には、S45CにGaイオンを30kV,65nAの条件で照射したときの 状態を示す。上側図は照射角90°で時間35分、下側図は照射角30°で25分の照射 である。
図3、4には、SUS304にGaイオンを30kV,45nAにて30°で1~20 分照射したときの経時変化を示す。図5には、そのうちの3分と20分照射したものの部 10 20 30 40 50 (5) JP 2021‑141033 A 2021.9.16 分拡大図を示す。初期には不完全であったナノ・マイクロ突起体が時間を追って先端鋭利 な形状に成長していく状態がわかる。
本発明においては、Fe基ナノ・マイクロ突起体のアスペクト比は3以上であることを 必要とする。アスペクト比とは、円錐状突起の高さ(長さ)hに対する基部直径dに対す る比h/dのことをいう。このアスペクト比が3未満では十分鋭利なナノ・マイクロ突起 体を得ることができず、活性触媒、ポイント接点、電子エミッター、電池電極として機能 が劣るからである。
また、本発明においては、Fe基ナノ・マイクロ突起体の頂角θは10~20°である ことを必要とする。頂角θを同じく図11に示したが、詳細には特許文献3の図1(a) に示したように、円錐状のナノ・マイクロ突起体に側面視で三角形を想定して測定される ものである。具体的には、突起体の投影側面を形成する左右二本の直線(母線ともいう) を当該突起体の先端方向に延長してその交点を頂点とする三角形を形成し、当該交点の内 側の角度を頂角θとして計測することになる。この頂角を10°以上とするのは10°未 満では鋭利すぎて強度が確保できないからであり、20°以下とするのは20°超では上 記したような用途において十分な機能を発揮できないからである。特許文献3に規定した 頂角40~80°に対して、本発明のFe基ナノ・マイクロ突起体が如何に鋭利で高性能 なものであるかがわかる。
図2におけるS45C,図5におけるSUS304のいずれにおいても、ナノ・マイク ロ突起のアスペクト比h/dは3以上、頂角θは10~20°であることを確認した。
図6には、SUS304にGaイオンを30kVで照射したときの、電流値すなわちイ オン密度を変化させた時の突起体最大高さ時間変化を比較したものを示す。45nA照射 の方が短時間で飽和している。放物線の形をしているのは構成元素の拡散支配を示唆して いる。
図7にはS45CにGaイオンを8kVにて19nA、2,2nA、0.22nAにて 照射したときのFe基ナノ・マイクロ突起体最大高さの経時変化を示す。SUS304に 比べて電圧、電流とも低くしてあるが、19nA、2500秒で4000nm超の突起体 高さに成長している。
図8はGaイオンを30kV、45nAにて30°照射した場合に形成されるS45C とSUS304突起体最大高さの経時を比較したものである。500秒までは同一線上に のるがS45Cの方がSUS304の約2倍に成長する。この条件ではS45Cでは80 00nm超まで成長することがわかる。
図9にはS45C、図10にはSUS304におけるFe基ナノ・マイクロ突起体のE DS分析結果を示す。S45Cの場合、突起体の頂と根に近い炭素元素質量%は1.89 -2.10%であり、未照射部0.81-1.81%に比較して濃化していることが分か る。Gaイオン照射による温度上昇と照射誘起拡散により炭素原子が突起体に拡散・濃化 したものと思われる。SUS304突起体では、同様に分析したCr、Niの質量%は未 照射部と変わらず農化は認められない。Fe中のCr、Ni拡散活性化エネルギーが高い ため照射中の拡散・濃化はなかったと考えられる。
以上に述べてきたように、本発明は、活性触媒、ポイント接点、電子エミッター、電池 電極などに好適に用いることができるFe基ナノ・マイクロ突起体の製造方法を提供するものとして工業的価値大なものである。
産業上の利用分野
本発明は、Fe基ナノ・マイクロ突起体を製造または使用する産業で利用される。

Claims (2)

  1. FeまたはFe基合金の表面に圧縮残留応力を付与したうえに、スパッタ率がArイオンのピーク値を超える入射エネルギーの領域でGaイオンを照射してGaイオン照射方向に円錐状に成長させることを特徴とするFe基ナノ・マイクロ突起体の製造方法。
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鈴江 巧、柳沢 淳一,「Si基板表面への低エネルギーGaイオン照射によるナノ突起構造の形成と評価」,第65回応用物理学会春季学術講演会 講演概要集,2018年,06-031

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