JP7476579B2 - ケーブル異常判定システム、スレーブ装置、及びケーブル異常判定方法 - Google Patents

ケーブル異常判定システム、スレーブ装置、及びケーブル異常判定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7476579B2
JP7476579B2 JP2020039396A JP2020039396A JP7476579B2 JP 7476579 B2 JP7476579 B2 JP 7476579B2 JP 2020039396 A JP2020039396 A JP 2020039396A JP 2020039396 A JP2020039396 A JP 2020039396A JP 7476579 B2 JP7476579 B2 JP 7476579B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
diagnosis
information
signal line
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020039396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021139820A (ja
Inventor
孝史 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2020039396A priority Critical patent/JP7476579B2/ja
Priority to CN202180012737.3A priority patent/CN115053462B/zh
Priority to EP21763504.4A priority patent/EP4117244A4/en
Priority to US17/797,728 priority patent/US12111367B2/en
Priority to PCT/JP2021/004834 priority patent/WO2021176972A1/ja
Publication of JP2021139820A publication Critical patent/JP2021139820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7476579B2 publication Critical patent/JP7476579B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/58Testing of lines, cables or conductors
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/46Monitoring; Testing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/12Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/40Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass for recovering from a failure of a protocol instance or entity, e.g. service redundancy protocols, protocol state redundancy or protocol service redirection
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0218Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults
    • G05B23/0256Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults injecting test signals and analyzing monitored process response, e.g. injecting the test signal while interrupting the normal operation of the monitored system; superimposing the test signal onto a control signal during normal operation of the monitored system

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Description

本発明は、ケーブル異常判定システム、スレーブ装置、及びケーブル異常判定方法に関する。
ファクトリーオートメーション(Factory Automation:FA)の分野においては、作業の工程を分担する様々な種類の装置の制御が行われる。工場施設等一定の領域において作業に用いられる各種のコントローラ、リモートI/O、および製造装置を連携して動作させるために、これらの装置を接続する、フィールドネットワークとも呼ばれる産業用ネットワークが構築されている。
一般的な産業用ネットワークでは、各種のスレーブ装置と、マスタ装置などから構成されるマスタスレーブ方式が採用される。スレーブ装置は、工場内に設置される設備の制御あるいはデータ収集を行う装置である。マスタ装置は、これらのスレーブ装置を集中管理する、例えば(PLC:Programmable Logic Controller)と呼ばれる装置である。
EtherCAT(登録商標)あるいはEthernet/IPはそうした産業用ネットワークの方式の例である(ETHERNET:登録商標)。このような産業用ネットワークにおいては、多数の通信用のケーブルが各装置間に張り巡らされ、ネットワークが構築されている。
特開2013-236162号公報 特開昭60-67808号公報
産業用ネットワークのスレーブ装置等の機器間のケーブルに断線や短絡の故障が発生すると、当該機器間での通信が遮断される。上記のような産業用ネットワークにおいては、機器間での通信途絶を知らせるリンクオフ情報を、スレーブ装置からマスタ装置に報知することはできる。よって管理者がマスタ装置を通じて、特定のスレーブ装置間で何らかの通信の異常が発生していることを知るようにすることはできる。しかし、通信途絶の原因がケーブルの故障によるものか否かを知ることはできない。また故障の個所が、ケーブルのどの位置にあるかを知ることもできない。
一方、特許文献1には、ケーブルの故障の有無を判別する機能を備える通信端末が開示されている。また特許文献2には、ケーブルの断線箇所までの距離を、ケーブル端から導入した診断パルスの反射波検出により算出する技術が開示されている。しかし、産業用ネットワークは、工場の稼動を担う重要なシステムであり、ケーブルの異常診断のために、むやみに停止させることは困難である。
診断パルスの反射波検出によりケーブルの異常を検出する技術を上記のような産業用ネットワークに適用するにしても、産業用ネットワークのシステムを容易には停止することができないことに起因して、ケーブル診断が行えない場合があるという問題があった。本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、ネットワーク中のケーブルの異常検出を、ケーブルの接続先の他機の稼動の状態に係わらず可能とさせるケーブル異常判定システムを実現することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の構成を採用する。本発明の一側面に係るケーブル異常判定システムは、マスタ装置により制御されるスレーブ装置に設けられた通信部と、診断制御部と、を備え、前記通信部は、接続されたケーブルのペア信号線にパルスを送信し、その反射波を検出することにより、前記ペア信号線の異常診断を行う信号線診断部を有し、前記診断制御部は、前記通信部と、前記ケーブルの他方に接続された他機との間で、リンクアップしているか否かのリンクアップ情報と、前記ケーブルの2対のペア信号線のうちの一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第1情報と、前記ケーブルの2対のペア信号線のうちのもう一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第2情報と、に基づいて、前記ケーブルの異常判定を行う構成を備える。
上記構成によれば、ネットワーク中のケーブルの異常検出が、ケーブルの接続先の他機の稼動の状態に係わらず可能とさせるケーブル異常判定システムが実現できる。
上記一側面に係るケーブル異常判定システムにおいて、前記診断制御部は、前記リンクアップ情報が、リンクアップしているとの情報であると、前記ケーブルが正常と判定する構成を備えてもよい。上記構成によれば、ネットワーク中のケーブルの異常検出において、判定の結論が不明となることが回避されて、ケーブルが正常である場合に正常であるとの結論を得ることできる。
上記一側面に係るケーブル異常判定システムにおいて、前記診断制御部は、前記第1情報または前記第2情報の少なくともいずれかが断線または短絡であると、前記ケーブルが断線または短絡であると判定する構成を備えてもよい。上記構成によれば、ネットワーク中のケーブルの異常検出において、判定の結論が不明となることが回避されて、ケーブルが断線または短絡である場合に、断線または短絡であるとの結論を得ることできる。
上記一側面に係るケーブル異常判定システムにおいて、前記信号線診断部による異常診断の結果は、正常、短絡、断線、診断不可、のいずれかである構成を備えてもよい。上記構成によれば、ネットワーク中のケーブルの異常検出が、ケーブルの接続先の他機の稼動の状態に係わらず可能とさせるケーブル異常判定システムを、より具体的に構成することができる。
上記一側面に係るケーブル異常判定システムにおいて、前記診断制御部は、前記スレーブ装置に設けられてもよい。上記構成によれば、単独で上記異常判定を実行することができるスレーブ装置が実現できる。
上記一側面に係るケーブル異常判定システムにおいて、前記スレーブ装置と、制御用コンピュータとから構成され、前記診断制御部は、前記制御用コンピュータに設けられてもよい。上記構成によれば、ネットワーク中の選択された前記スレーブ装置とリンクして、当該スレーブ装置に接続されたケーブルの異常判定を実行することができるケーブル異常判定システムが実現できる。
本発明の一側面に係るスレーブ装置は、マスタ装置により制御されるスレーブ装置であって、通信部と、診断制御部と、を備え、前記通信部は、接続されたケーブルのペア信号線にパルスを送信し、その反射波を検出することにより、前記ペア信号線の異常診断を行う信号線診断部を有し、前記診断制御部は、前記通信部と、前記ケーブルの他方に接続された他機との間で、リンクアップしているか否かのリンクアップ情報と、前記ケーブルの2対のペア信号線のうちの一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第1情報と、前記ケーブルの2対のペア信号線のうちのもう一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第2情報と、に基づいて、前記ケーブルの異常判定を行う構成を備える。
上記構成によれば、ネットワーク中のケーブルの異常検出が、ケーブルの接続先の他機の稼動の状態に係わらず可能とさせるスレーブ装置が実現できる。
本発明の一側面に係るケーブル異常判定方法は、ケーブルのペア信号線にパルスを送信し、その反射波を検出することにより、前記ペア信号線の異常診断を行う信号線診断を用いた、ケーブル異常判定方法であって、前記ケーブルを通じリンクアップしているか否かのリンクアップ情報と、前記ケーブルの2つのペア信号線のうちの一方のペア信号線についての前記信号線診断を用いた異常診断の結果である第1情報と、前記ケーブルの2つのペア信号線のうちのもう一方のペア信号線についての前記信号線診断を用いた異常診断の結果である第2情報と、に基づいて、前記ケーブルの異常判定を行う、ケーブル異常判定方法。
上記構成によれば、ネットワーク中のケーブルの異常検出が、ケーブルの接続先の他機の稼動の状態に係わらず可能となるケーブル異常判定システムが実現できる。
本発明の一側面に係るケーブル異常判定システム、またはケーブル異常判定方法によれば、ネットワーク中のケーブルの異常検出が、ケーブルの接続先の他機の稼動の状態に係わらず可能となるケーブル異常判定システムを実現することができる。
本発明の一側面に係るスレーブ装置によれば、ネットワーク中のケーブルの異常検出が、ケーブルの接続先の他機の稼動の状態に係わらず可能となるスレーブ装置を実現することができる。
本発明の実施形態1に係るケーブル異常判定システムが適用されるネットワークを示す図である。 本発明の実施形態1に係るケーブル異常判定システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るケーブル異常判定システムの信号線診断部が実行する信号線診断の診断結果を各ケースについて示す表である。 本発明の実施形態1に係るケーブル異常判定システムが実行するケーブル異常判定を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態1に係るケーブル異常判定システムが、ケーブル異常判定において用いる判定表を示す。
〔実施形態〕
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)が、図面に基づいて説明される。
§1 適用例
まず、本発明が適用される場面の一例が述べられる。図1は、本適用例に係るケーブル異常判定システムが適用される、生産工場等における産業用ネットワーク1を示す概略構成図である。産業用ネットワーク1は、マスタ装置20と、複数のスレーブ装置40を含んで構成されている。各スレーブ装置40は、産業用ネットワーク1を通じてマスタ装置20により制御され、生産工場等における所要の様々な工程を構築している。
スレーブ装置40には、図1には不図示の通信部が設けられており、ケーブル300を介して他機に接続されている。また、産業用ネットワーク1内には、図1には不図示の診断制御部が設けられている。前記診断制御部は、スレーブ装置40に設けられてもよいが、他の機器内に設けられてもよい。
ケーブル300は、内部に複数対のペア信号線を有している。マスタ装置20及び複数のスレーブ装置40を含む産業用ネットワーク1中の通信機器は、そのうちの2対のペア信号線を用いて各機器間で通信を行う。スレーブ装置40の前記通信部は、接続されたケーブル300の通信で用いるペア信号線にパルスを送信し、その反射波を検出することにより、前記ペア信号線の異常診断を行う信号線診断部を有している。
前記診断制御部は、以下の(1)~(3)の情報に基づいて、ケーブル300の異常判定を実行する。(1)前記通信部と、ケーブル300の他方に接続された他機との間で、リンクアップしているか否かのリンクアップ情報。(2)ケーブル300の2対のペア信号線のうちの一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第1情報。(3)ケーブル300の2つのペア信号線のうちのもう一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第2情報。
本適用例に係るケーブル異常判定システムでは、上記(1)~(3)の情報に基づいて、ケーブル300の異常判定を実行する。これによって、ケーブル300の他方に接続された他機の稼動の状態によらず、ケーブル300についての判定の結果が正常であるとも異常であるとも確定しない判定不可の状態となることが回避される。従って、本適用例に係るケーブル異常判定システムによれば、ネットワーク中のケーブルの異常検出が、ケーブルの接続先の他機の稼動の状態に係わらず可能となるケーブル異常判定システムが実現できる。
§2 構成例
<産業用ネットワーク>
実施形態に係るケーブル異常判定システム100が適用される、産業用ネットワーク1について、図1を用いて更に詳細に説明する。産業用ネットワーク1は、マスタ装置20と、複数のスレーブ装置40を含んで構成されている。産業用ネットワーク1には、具体例として、EtherCAT(登録商標)あるいはEthernet/IPが適用される(ETHERNET:登録商標、イーサネット:登録商標)。
マスタ装置20には、プログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller)を適用することができる。マスタ装置20により管理あるいは制御されるスレーブ装置40は、適宜、ハブ30あるいはリングスーパバイザ31を介して、マスタ装置20にリンクしている。ハブ30は、マスタ装置側(上流側)からの通信路の分岐を行う通信装置である。リングスーパバイザ31は、マスタ装置20にリンクし、傘下に複数のスレーブ装置40によるリングネットワークを構成する通信装置である。
マスタ装置20、ハブ30、リングスーパバイザ31、スレーブ装置40の各装置間は、一般にLANケーブル(Local Area Network Cable)と呼称される通信用のケーブル300によって接続されている。図示されるように、スレーブ装置40はマスタ側のみならず、その反対側(下流側)にもケーブル300が接続されて、更に他のスレーブ装置(他機)にリンクしていてもよい。
マスタ装置20には、上位の情報処理システムであるサーバ10がリンクしていてもよい。マスタ装置20とサーバ10とのリンクには、例示としてイーサネット(登録商標)や、Ethernet/IPのような通信ネットワーク方式が適用され得る。マスタ装置20には、同様にして、表示装置11がリンクしていてもよい。表示装置11は、タッチパネルのような入力手段を更に備え、マスタ装置20に対する指示の入力が可能となっていてもよい。
また、マスタ装置20には、同様にして、ツールとも称される制御用コンピュータ50がリンクしていてもよい。なお、マスタ装置20と表示装置11とのリンク、あるいはマスタ装置20と制御用コンピュータ50とのリンクには、USB(Universal Serial Bus)による接続等の別の方法が用いられてもよい。
更に、ツールとも称される制御用コンピュータ51が、ハブ30にケーブル300によって接続されてもよい。あるいは、ツールとも称される制御用コンピュータ52が、スレーブ装置40にケーブル300によって接続されてもよい。
<ケーブル異常判定システム>
図2は、実施形態に係るケーブル異常判定システム100の構成を示すブロック図である。実施形態に係るケーブル異常判定システム100は、通信部110と、診断制御部120とを備える。通信部110は、スレーブ装置40に設けられる。スレーブ装置40が、リングネットワークを構成するスレーブ装置、あるいは、下流側に更にスレーブ装置等の別の通信装置を接続できるスレーブ装置である場合等には、スレーブ装置40には複数の通信部110が設けられていてもよい。
通信部110には、ケーブル300が接続される。ケーブル300の端部にはプラグ303が設けられており、通信部110のジャックと連結し固定される。これらプラグとジャックは、RJ45規格に準拠したものであってよいが、この形式に限られない。ケーブル300は、ペア信号線301とペア信号線302との2対の信号線を有している。ケーブル300の他端は、他機200に接続されている。他機200は、図1におけるスレーブ装置40のうちの1つであってよい。あるいは他機200は、信号線診断部111が設けられないスレーブ装置であってもよい。
通信部110は、信号線診断部111と送受信部112とを有している。信号線診断部111と送受信部112のそれぞれは、ケーブル300のペア信号線301及びペア信号線302に接続されている。送受信部112は、ペア信号線301、ペア信号線302の一方を送信用信号ペア、他方を受信用信号ペアとして、ケーブル300の反対側に接続された他機との間で通信を行う。信号線診断部111は、ペア信号線301、ペア信号線302のいずれかを選択して、その異常診断を行う。ペア信号線の異常診断の詳細については後述される。
診断制御部120は、リンクアップ判断部121、信号線診断実行部122、判定部123、及び記録部124の各機能ブロックを有している。これら各機能ブロックの機能と動作については、後述される。診断制御部120は、スレーブ装置40、制御用コンピュータ50、制御用コンピュータ51、制御用コンピュータ52の、いずれかに設けられる。
診断制御部120がスレーブ装置40に設けられる場合、スレーブ装置40が単独で、実施形態に係るケーブル異常判定システム100を構成する。診断制御部120が制御用コンピュータ50に設けられる場合、制御用コンピュータ50とリンクしたスレーブ装置40と、制御用コンピュータ50によって、ケーブル異常判定システム100が構成される。この場合、制御用コンピュータ50は、所定のプログラムを実行することで、診断制御部120の機能を実現する。
診断制御部120が制御用コンピュータ51に設けられる場合、または、診断制御部120が制御用コンピュータ52に設けられる場合についても、診断制御部120が制御用コンピュータ50に設けられる場合と同様である。
<ペア信号線の異常診断>
信号線診断部111による、ケーブル300のペア信号線の異常診断について説明する。信号線診断部111は、接続されたケーブル300の1対のペア信号線を選択して、診断パルスPsを用いた公知の原理に基づく異常診断を実行する。ここでは、ペア信号線301が選択された場合を例に、簡単に説明する。
信号線診断部111は、ペア信号線301に対して、孤立パルスである診断パルスPsを送出する。そうして、ペア信号線301の異常箇所で反射して戻ってくるパルスを受信波Prとして検出する。診断部は、この反射波の形状を解析して診断結果を「断線」又は「短絡」とする。
診断パルスPsと戻ってくるパルスの時間差は、信号線診断部111との接続端から、ペア信号線301の異常箇所までの往復距離に相当する。信号線診断部111は、このような時間差に基づいて、信号線診断部111との接続端から、ペア信号線301の異常箇所までの距離を算出する。つまり、診断結果が「断線」または「短絡」である場合は、併せて異常箇所までの距離が算出される。
ペア信号線301が断線あるいは短絡している場合には、上記診断結果は、ケーブル300の接続先の他機200の通電状態には影響されない。異常箇所において通信が途絶しているからである。よって、他機200の電源がオンであろうと、オフであろうと、上記診断結果には変わりがない。
ペア信号線301が正常である場合には、ケーブル300を通じた他機200との関係が途絶していない。他機200がオンである際には、異常診断の際にも、他機200からの通信のためのファストリンクパルスが信号線診断部111で次々と受信されることとなる。信号線診断部111は反射波を判別できず、診断結果を「診断不可」とする。
一方、他機200がオフである際には、ペア信号線301の他端側が終端され、診断パルスPsの反射波が帰ってこない。この際には、信号線診断部111は、診断結果を「正常」とする。信号線診断部111による、以上の各ケースにおける診断結果は、図3に表としてまとめられている。
<ケーブル異常判定システムの動作>
上述のように信号線診断部111によるペア信号線の診断結果には、「診断不可」がある。よって、信号線診断部111によるペア信号線の異常診断に単純に基づいてケーブル異常の判定を行うと、ケーブル異常判定の結果が、正常であるとも正常では無いとも確定しない場合が生じることとなる。
しかし、実施形態に係るケーブル異常判定システム100では、このような無確定の状況が生じることが回避される。以下に、ケーブル異常判定システム100が実行する特徴的なケーブル異常判定の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1:フローの始めに、リンクアップ判断部121は、通信部110の送受信部112から、ケーブル300を通じた他機200との通信のリンクの成立、すなわちリンクアップについての情報である、リンクアップ情報を受け取る。そうしてリンクアップ判断部121は、通信部110が他機200とリンクアップしていないか否かを判断する。リンクアップしていない(S1でYES)と判断される場合、フローはステップS2に進む。それ以外の場合(S1でNO)、フローはステップS4へ進む。
ステップS2:信号線診断実行部122は、信号線診断部111に指示して、信号線診断部111にペア信号線301を選択させ、その異常診断を実行させる。そうして、信号線診断実行部122は、信号線診断部111から、ペア信号線301についての診断結果である、結果1(第1情報)を取得する。
ステップS3:続いて、信号線診断実行部122は、信号線診断部111に指示して、信号線診断部111にペア信号線302を選択させ、その異常診断を実行させる。そうして、信号線診断実行部122は、信号線診断部111から、ペア信号線302についての診断結果である、結果2(第2情報)を取得する。次にフローはステップS5に進む。
ステップS4:判定部123は、結果1を「正常」、結果2を正常「正常」とする。送受信部112によってリンクアップしている場合、ケーブル300のペア信号線301及びペア信号線302とも異常がないと判断されるからである。次にフローはステップS5に進む。
ステップS5:判定部123は、結果1と結果2との組み合わせに対して、記録部124が保持する、判定表に従って判定の結果を算出する。判定の結果が「短絡」または「断線」を含む場合、判定の結果に、異常箇所までの距離が付されるようにされてもよい。次にフローは終了する。
診断制御部120は、以上のフローにより得られた判定の結果を、記録部124に適宜保持する。あるいは、診断制御部120は、以上のフローにより得られた判定の結果を、マスタ装置20やサーバ10、その他の機器に報知してもよい。
図5には、記録部124が保持する判定表の内容を示す。ケース1の、結果1及び結果2の双方が「正常」であった場合、ケーブル異常の判定の結果は「正常」となる。いずれのペア信号線301、302とも正常であり、ケーブル300に異常が無いからである。
ケース2、3、5~12、14、15の、結果1または結果2の少なくともいずれかが「短絡」または「断線」であった場合、ケーブル異常の判定の結果は、「短絡」または「断線」となる。信号線診断実行部122が少なくともいずれかのペア信号線において、「短絡」または「断線」の異常を発見しているからである。
そのうち、結果1と結果2とで、異常の内容が「短絡」と「断線」とに分かれた場合(ケース7、10)には、いずれか一方の結果が、ケーブル異常の判定の結果として採用されればよい。一方を選択するに当たり、異常箇所までの距離が考慮されてもよい。あるいは、「短絡」および「断線」との結果が採用されてもよい。
ケース4、13の、結果1または結果2の一方が「正常」で、もう一方が「診断不可」となる場合、ケース16の結果1及び結果2の双方が「診断不可」となる場合には、ケーブル異常の判定の結果は「診断不可」とする。
しかし、図3に示されたようにペア信号線の異常診断結果が「診断不可」となるのは、当該ペア信号線が正常な場合である。双方のペア信号線301、302が正常であれば当該スレーブ装置は送受信部112によってリンクアップしているので、ステップS4において、強制的に結果1、結果2とも「正常」とされているはずである。そうして、判定表に基づくケーブル異常の判定の結果は「正常」とされているはずである。
よって、図4に示された上述のフローによって判定を行うケーブル異常判定システム100では、ケース4、13、16の、ケーブル異常の判定の結果が「診断不可」となることは、本来起こりえない。図5において、このような本来起こりえないケースについては、印(*)を付した。このような本来起こりえないケースが生じた場合にのみ、判定部123は、ケーブル異常の判定の結果を「診断不可」とする。
このようなケースが生じ得る可能性として、信号線診断部111によるペア信号線の異常診断の誤りである場合が考えられる。しかし、これは非常に起こりにくい事象であり、ケーブル異常判定システム100では、ケーブル異常の判定の結果が、正常であるとも、正常ではないとも、確定しないことが、実際上は回避されている。
実施形態に係るケーブル異常判定システム100によれば、産業用ネットワーク1において、スレーブ装置40が備える信号線診断部111を利用したケーブル300の異常判定が実現し得る。よって、産業用ネットワーク1の管理者は、容易にケーブル異常の有無を確認することができる。しかも、ケーブル300に異常があった際には、ケーブル異常判定システム100を構成するスレーブ装置40からの距離として異常箇所が特定される。
更に、異常個所が一意に特定されるから、工場内のどの場所においてケーブルの異常が発生したのかを、管理者は容易に知ることができる。ケーブルにダメージを及ぼす怖れのある状態は、工場内においては例えば次のように多様に発生し得る。ケーブルがロボットアームや移動ステージなどの可動部分に沿って設けられ、運動によってストレスが生じる場合。ケーブルが振動や圧迫を受ける箇所に設置される場合。ケーブルが温度変化にさらされる箇所に設置される場合。ケーブルが火花や高温あるいは低温にさらされる場合。ケーブルが薬品やガス等の化学物質にさらされる場合。
ケーブルの特定の位置において故障が発生したことが判明すれば、工場内におけるこれらケーブル異常を引き起こす要因のいずれが実際に故障を発生させたのかを、管理者は現場にて容易に調べることができる。よって、次に同様の故障を発生させないように対策を取ることが容易となる。
しかもケーブル異常判定システム100では、特定のスレーブ装置40から、接続されているケーブル300の異常判定を行うに当たり、ネットワークの管理者が、ケーブル300の他方に接続されている機器の電源をオフする等して稼動を停止させる必要は無い。産業用ネットワーク1においてケーブル300の数やスレーブ装置40の数は膨大であり、現場において機器を特定して電源をオフすることは非常に煩雑である。
そこで、産業用ネットワーク1全体あるいは、ある程度の範囲の領域について、機器の稼動を停止させるにしても、産業用ネットワークは、工場の稼動を担う重要なシステムであるため、ケーブルの異常診断のために、むやみに停止させることは望まれない。しかし、ケーブル異常判定システム100では、ケーブル300の他方に接続されている機器の電源をオフすることなくケーブル異常判定が実施できて、その結果が確定するから、産業用ネットワーク1を管理する上でのその有用性は極めて大きい。
また図1に示されるような、産業用ネットワーク1中に、例えばリングスーパバイザ31を用いて構成されるリングネットワークにおいては、次のような効果も奏される。リングネットワークは、リングネットワーク中の特定のケーブル300に異常が生じたとしても、その両端の機器を含めた構成機器が通信を維持できる冗長性を具備したトポロジである。
従来、リングネットワーク中の機器であるスレーブ装置40から、接続されたケーブル300の診断を正しく行うには、当該ケーブル300に接続された他機の電源をオフする必要があった。しかしそのような運用は、煩雑であるとともに、リングネットワークを構成することによる上記利点を損なうこととなる。実施形態に係るケーブル異常判定システム100によれば、構成する機器を停止させないリングネットワークのメリットを維持しつつ、ケーブル異常判定が実施できるようになる。
〔実現例〕
診断制御部120の各機能ブロック(特に、リンクアップ判断部121、信号線診断実行部122、判定部123)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御装置は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。
上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。
また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを更に備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態、実施例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態、実施例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 産業用ネットワーク
10 サーバ
11 表示装置
20 マスタ装置
30 ハブ
31 リングスーパバイザ
40 スレーブ装置
50、51、52 制御用コンピュータ
100 ケーブル異常判定システム
110 通信部
111 信号線診断部
112 送受信部
120 診断制御部
121 リンクアップ判断部
122 信号線診断実行部
123 判定部
124 記録部
200 他機
300 ケーブル
301、302 ペア信号線
303 プラグ

Claims (6)

  1. マスタ装置により制御されるスレーブ装置に設けられた通信部と、
    診断制御部と、を備え、
    前記通信部は、接続されたケーブルのペア信号線にパルスを送信し、その反射波を検出することにより、前記ペア信号線の異常診断を行う信号線診断部を有し、
    前記診断制御部は、
    前記通信部と、前記ケーブルの他方に接続された他機との間で、リンクアップしているか否かのリンクアップ情報と、
    前記ケーブルの2対のペア信号線のうちの一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第1情報と、
    前記ケーブルの2対のペア信号線のうちのもう一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第2情報と、に基づいて、前記ケーブルの異常判定を行い、
    (1)前記リンクアップ情報が、リンクアップしているとの情報であると、前記診断制御部は、前記ケーブルが正常であると判定し、
    (2)前記リンクアップ情報が、リンクアップしていないとの情報であると、前記信号線診断部が、前記一方のペア信号線についての前記異常診断と前記もう一方のペア信号線についての前記異常診断を実行し、その結果、前記診断制御部は、前記第1情報または前記第2情報の少なくともいずれかが断線または短絡であると、前記ケーブルが断線または短絡であると判定し、前記第1情報および前記第2情報のいずれもが正常であれば前記ケーブルが正常であると判定する、ケーブル異常判定システム。
  2. 前記信号線診断部による前記異常診断の結果は、正常、短絡、断線、診断不可、のいずれかである、請求項1に記載のケーブル異常判定システム。
  3. 前記診断制御部は、前記スレーブ装置に設けられる、請求項1または2に記載のケーブル異常判定システム。
  4. 前記スレーブ装置と、制御用コンピュータとから構成され、前記診断制御部は、前記制御用コンピュータに設けられる、請求項1または2に記載のケーブル異常判定システム。
  5. マスタ装置により制御されるスレーブ装置であって、
    通信部と、
    診断制御部と、を備え、
    前記通信部は、接続されたケーブルのペア信号線にパルスを送信し、その反射波を検出することにより、前記ペア信号線の異常診断を行う信号線診断部を有し、
    前記診断制御部は、
    前記通信部と、前記ケーブルの他方に接続された他機との間で、リンクアップしているか否かのリンクアップ情報と、
    前記ケーブルの2対のペア信号線のうちの一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第1情報と、
    前記ケーブルの2対のペア信号線のうちのもう一方のペア信号線についての前記信号線診断部による異常診断の結果である第2情報と、に基づいて、前記ケーブルの異常判定を行い、
    (1)前記リンクアップ情報が、リンクアップしているとの情報であると、前記診断制御部は、前記ケーブルが正常であると判定し、
    (2)前記リンクアップ情報が、リンクアップしていないとの情報であると、前記信号線診断部が、前記一方のペア信号線についての前記異常診断と前記もう一方のペア信号線についての前記異常診断を実行し、その結果、前記診断制御部は、前記第1情報または前記第2情報の少なくともいずれかが断線または短絡であると、前記ケーブルが断線または短絡であると判定し、前記第1情報および前記第2情報のいずれもが正常であれば前記ケーブルが正常であると判定する、スレーブ装置。
  6. ケーブルのペア信号線にパルスを送信し、その反射波を検出することにより、前記ペア信号線の異常診断を行う信号線診断を用いた、ケーブル異常判定方法であって、
    前記ケーブルを通じリンクアップしているか否かのリンクアップ情報を取得するステップと、
    前記リンクアップ情報がリンクアップしているとの情報である場合に、前記ケーブルが正常であると判定する第1ステップと、
    前記リンクアップ情報がリンクアップしていないとの情報である場合に、前記ケーブルの判定をする第2ステップと、を含み、
    前記第2ステップは、
    前記ケーブルの2つのペア信号線のうちの一方のペア信号線についての前記信号線診断を実行し、異常診断の結果である第1情報を取得するサブステップと、
    前記ケーブルの2つのペア信号線のうちのもう一方のペア信号線についての前記信号線診断を実行し、異常診断の結果である第2情報を取得するサブステップと、
    前記第1情報または前記第2情報の少なくともいずれかが断線または短絡であると、前記ケーブルが断線または短絡であると判定し、前記第1情報および前記第2情報のいずれもが正常であれば前記ケーブルが正常であると判定するサブステップと、を有する、ケーブル異常判定方法。
JP2020039396A 2020-03-06 2020-03-06 ケーブル異常判定システム、スレーブ装置、及びケーブル異常判定方法 Active JP7476579B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020039396A JP7476579B2 (ja) 2020-03-06 2020-03-06 ケーブル異常判定システム、スレーブ装置、及びケーブル異常判定方法
CN202180012737.3A CN115053462B (zh) 2020-03-06 2021-02-09 线缆异常判定系统、从机装置及线缆异常判定方法
EP21763504.4A EP4117244A4 (en) 2020-03-06 2021-02-09 SYSTEM, APPARATUS AND METHOD FOR ASSESSING THE ANOMALITY OF A CABLE
US17/797,728 US12111367B2 (en) 2020-03-06 2021-02-09 Cable abnormality assessment system, slave device, and cable abnormality assessment method
PCT/JP2021/004834 WO2021176972A1 (ja) 2020-03-06 2021-02-09 ケーブル異常判定システム、スレーブ装置、及びケーブル異常判定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020039396A JP7476579B2 (ja) 2020-03-06 2020-03-06 ケーブル異常判定システム、スレーブ装置、及びケーブル異常判定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021139820A JP2021139820A (ja) 2021-09-16
JP7476579B2 true JP7476579B2 (ja) 2024-05-01

Family

ID=77613316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020039396A Active JP7476579B2 (ja) 2020-03-06 2020-03-06 ケーブル異常判定システム、スレーブ装置、及びケーブル異常判定方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US12111367B2 (ja)
EP (1) EP4117244A4 (ja)
JP (1) JP7476579B2 (ja)
CN (1) CN115053462B (ja)
WO (1) WO2021176972A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7172853B2 (ja) * 2019-05-22 2022-11-16 オムロン株式会社 制御装置、ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法及び制御プログラム
JP7450829B1 (ja) 2023-05-09 2024-03-15 三菱電機株式会社 光ファイバケーブル断線検出装置、光ファイバケーブル断線特定システム、光ファイバケーブル断線検出方法及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003188928A (ja) 2001-12-17 2003-07-04 Nissan Motor Co Ltd 通信線診断装置、およびその方法
JP2014171025A (ja) 2013-03-01 2014-09-18 Mitsubishi Electric Corp ケーブル診断装置及びケーブル診断方法
JP2015220547A (ja) 2014-05-15 2015-12-07 西部電機株式会社 故障診断方法、管理装置及びプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6067808A (ja) 1983-09-22 1985-04-18 Nec Corp ケ−ブルの測長方法
JPS63304727A (ja) * 1987-06-05 1988-12-13 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 伝送路の異常検出装置
FR2916557A1 (fr) * 2007-05-24 2008-11-28 Frederic Alexandre Glaubert Dispositif electronique de securite,servant a la surveillance et a la protection en continu et temps reel de tous types d'equipements informatiques et en particulier des ordinateurs portables et fixe.
US8461848B2 (en) * 2008-12-10 2013-06-11 Marvell International Ltd. Cable diagnostics for Base-T systems
JP2013236162A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Mitsubishi Electric Corp ケーブル故障診断装置およびケーブル故障診断方法
US9838679B2 (en) * 2015-07-28 2017-12-05 Viavi Solutions Inc. Distance to fault measurements in cable TV networks
TWI598600B (zh) * 2016-07-29 2017-09-11 智原科技股份有限公司 用來於一網路系統中進行電纜診斷之方法與裝置
JP7172853B2 (ja) * 2019-05-22 2022-11-16 オムロン株式会社 制御装置、ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法及び制御プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003188928A (ja) 2001-12-17 2003-07-04 Nissan Motor Co Ltd 通信線診断装置、およびその方法
JP2014171025A (ja) 2013-03-01 2014-09-18 Mitsubishi Electric Corp ケーブル診断装置及びケーブル診断方法
JP2015220547A (ja) 2014-05-15 2015-12-07 西部電機株式会社 故障診断方法、管理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20230064446A1 (en) 2023-03-02
WO2021176972A1 (ja) 2021-09-10
EP4117244A1 (en) 2023-01-11
CN115053462B (zh) 2024-07-30
US12111367B2 (en) 2024-10-08
JP2021139820A (ja) 2021-09-16
EP4117244A4 (en) 2024-03-27
CN115053462A (zh) 2022-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1710642B1 (en) Distributed control apparatus
US7613108B2 (en) Redundant supervisory control system, and redundancy switching method of the same
JP7476579B2 (ja) ケーブル異常判定システム、スレーブ装置、及びケーブル異常判定方法
JPH10228426A (ja) バスシステム及びバスシステムの作動法
JP7172853B2 (ja) 制御装置、ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法及び制御プログラム
JP2012195653A (ja) 接続異常検出方法、ネットワークシステムおよびマスター装置
EP2741447B1 (en) Programmable logic controller communication system
JP2013232886A (ja) 通信装置、通信装置を用いた配線状態検出方法及びコンピュータプログラム
JP2009111911A (ja) 通信装置及び通信システム並びに通信方法
WO2022107347A1 (ja) スレーブ装置、ネットワークシステム、スレーブ装置の制御方法および制御プログラム
JP4061489B2 (ja) フィールドバスシステムの通信速度制御方法
CN113009246B (zh) Pse设备检测装置及pse设备检测方法
KR100333954B1 (ko) 단일코어를 이용한 광통신망 이중화와 고장감시방법 및 그장치
EP4120636A1 (en) Communication method, communication device and communication system
JP4926299B1 (ja) プログラマブルロジックコントローラ
JP2009118314A (ja) 通信装置及び通信システム並びに通信方法
KR100237613B1 (ko) 피엘씨 리모트 이중화 시스템 및 제어방법
CN117811958A (zh) 基于宽带现场总线的健康监测系统和健康监测方法
JP2000244520A (ja) 二重化ネットワークの異常診断方法
JP2009130536A (ja) 回線接続装置及び通信システム
JPH0447406A (ja) プログラマブルコントローラの通信装置
WO2023171104A1 (ja) 分散システムおよび分散システムを構成する分散装置
JP5817658B2 (ja) 接続監視方法
JP3708811B2 (ja) コンピュータ統合生産システム及びそれに適用する直列通信用並列モニタ装置
KR20220144693A (ko) 제어기 및 이를 포함하는 통신 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7476579

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150