JP7470305B2 - ピッキング装置 - Google Patents

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本発明は、多数個の物品がばら積み状態に収納されている上側解放の搬送用コンテナ内から物品を取り出すためのピッキング用ロボット設備における終段可動体に取り付けられるピッキング装置に関するものである。
上記のようなピッキング装置としては、取り上げ対象の物品の上側平面に圧接吸着する吸着具を使用する吸着タイプや、取り上げ対象の物品を挟持するチャックを使用するチャックタイプがある。これら何れのタイプのピッキング装置であっても、取り上げ対象の物品を確実に且つ安定的に取り出すためには、取り上げ対象の物品のサイズに対応したサイズの物品取上げユニットが必要になる。特許文献1には、二次元平面上での直角2方向の水平移動と鉛直方向の昇降移動が可能な終段可動体に取り付けられるピッキング装置であって、前記終段可動体から下向きに延出する垂直軸体、この垂直軸体を自身の垂直軸心の周りに自転させる回転駆動手段、前記垂直軸体の下端横側部に水平軸心の周りに回転自在に軸支された回転体、この回転体の周方向2箇所に放射状に取り付けられた2種類の物品取上げユニット、及びこの2種類の物品取上げユニットを択一的に使用向きに切り換えるために前記回転体を一定角度範囲内で正逆回転駆動するモーターを備えたピッキング装置が開示されている。
特開2011-685号公報
特許文献1に開示されたピッキング装置では、物品の平面に圧接吸着する吸着部を備えた吸着ユニットと、物品を挟持する開閉自在なチャックを備えたチャックユニットを選択的に使用出来るように構成したものであって、小さな物品の取上げに適した小物品取上げユニットと、大きな物品の取上げに適した大物品取上げユニットとを使い分けることが出来るように構成されたものではない。勿論、特許文献1に開示されたピッキング装置に基づいて、吸着部を備えた吸着ユニットを小サイズの物品取上げユニットとし、チャックを備えたチャックユニットを大サイズの物品取上げユニットとして使い分ける程度のことは、当業者ならば容易に想到し得ると考えられないことも無いが、単純に大小2つの物品取上げユニットを選択的に使用出来るように組み合わせたのでは、次のような問題が生じる。
即ち、吸着具利用のピッキング装置とチャック利用のピッキング装置とに拘らず、小サイズの物品取上げユニットに対して大サイズの物品取上げユニットは、使用位置にあるときの平面視サイズが大きくなる。一方、小サイズの物品取上げユニットと大サイズの物品取上げユニットとは、それぞれの中心が共通の1つの垂直仮想面上で回動するように構成して、大小それぞれの物品取上げユニットが使用位置にあるときの平面視での中心位置が同一になるように構成していたため、コンテナの周囲壁、特にコンテナコーナー部に入り込むように位置する物品を対応する一方の物品取上げユニットによってピッキングしようとしたとき、上方に退避した位置にある他方の物品取上げユニットや、両ユニットを支持して回転する回転体を軸支する部材などがコンテナの周囲壁と干渉しないように、使用する物品取上げユニットの向きや位置を高精度に調整しなければならず、コンテナコーナー部に入り込んでいる物品のピッキングには多大の手間と時間を要し、作業を能率的に行うことが出来なかった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできるピッキング装置を提案するものであって、本発明に係るピッキング装置は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、二次元平面上での直角2方向(X,Y)の水平移動と鉛直方向(Z)の昇降移動が可能な終段可動体(13)を備えたロボットの前記終段可動体(13)に取り付けられるピッキング装置(1)であって、前記終段可動体(13)から下向きに延出する垂直軸体(14)、この垂直軸体(14)を自身の垂直軸心(14a)の周りに自転させる回転駆動手段(15)、前記垂直軸体(14)の下端横側部に水平軸(21a)の周りに回転自在に軸支された回転体(18)、この回転体(18)の周方向2箇所に放射状に取り付けられた大小2つの物品取上げユニット(19,20)、及びこの大小2つの物品取上げユニット(19,20)を択一的に使用位置に位置させるために前記回転体(18)を一定角度範囲内で正逆回転駆動するモーター(21)を備えたピッキング装置(1)において、
前記垂直軸体(14)の下端には、自身の垂直軸心(14a)に対して外側に離れて位置する板状垂直アーム(23)が設けられ、前記回転体(18)には、前記板状垂直アーム(23)の、前記垂直軸体(14)の垂直軸心(14a)のある側に隣接して、前記水平軸(21a)の周りに回転自在に軸支される板状軸受け部(24)が設けられ、前記モーター(21)は、その出力水平軸が前記水平軸(21a)を兼ねるように前記板状軸受け部(24)の、前記板状垂直アーム(23)が隣接する側とは反対側に取り付けられて、前記大小2つの物品取上げユニット(19,20)の回動経路で囲まれた空間内に位置し、前記大小2つの物品取上げユニット(19,20)の内、大物品取上げユニット(20)は、前記一定角度範囲内での正逆回転時における当該ユニット(20)の最大径部(28)の回動経路が、前記板状垂直アーム(23)の、前記垂直軸体(14)の垂直軸心(14a)のある側とは反対側の外側面(23a)を含む仮想垂直面(30)に沿うように位置し、小物品取上げユニット(19)は、前記大物品取上げユニット(20)よりも前記仮想垂直面(30)側に接近して、一定角度範囲内での正逆回転時における当該小物品取上げユニット(19)の最大径部(26)(大物品取上げユニット(20)の最大径部(28)よりも小径)の回動経路が、前記仮想垂直面(30)に沿うように位置する構成になっている。
上記本発明の構成によれば、コンテナ内に収納されている取上げ対象の物品が小物品であるときは、前記終段可動体を取上げ対象の小物品の上方所定位置に位置させると共に、前記モーターにより回転体を回転させて、その取上げ対象の小物品の上方所定位置に小物品取上げユニットを下向きに位置させた状態で、前記終段可動体を取上げ対象の小物品に向かって降下移動させることにより、小物品取上げユニットで取上げ対象の小物品を吸着又は把持させることが出来る。この後は、前記終段可動体の上昇と二次元平面上での直角2方向の水平移動とによって、小物品取上げユニットで取り上げた小物品を目的の降し位置の真上迄搬送し、最後に前記終段可動体の降下と、小物品取上げユニットからの小物品の開放を実行することによって、取り上げた小物品を目的の降し位置に降ろすことが出来る。
又、取上げ対象の物品が大物品であるときは、前記終段可動体を取上げ対象の大物品の上方所定位置に位置させると共に、前記モーターにより回転体を逆回転させて、その取上げ対象の大物品の上方所定位置に大物品取上げユニットを下向きに位置させた状態で、前記終段可動体を取上げ対象の大物品に向かって降下移動させることにより、大物品取上げユニットで取上げ対象の大物品を吸着又は把持させることが出来る。この後の行程は、小物品取上げ時の行程と同様に行われる。
取上げ対象の物品が正立状態ではなく傾いているときは、前記モーターにより前記回転体を回転させて、対応する物品取上げユニットを取上げ対象の物品の傾斜上面に対する法線の傾斜角度に合わせて傾斜させると共に、当該物品取上げユニットを前記法線上に一致させるように前記終段可動体を三次元方向に移動させ、最後に前記終段可動体と共に前記物品取上げユニットを前記法線上に沿って降下させることにより、取上げ対象の物品の傾斜している上面に対し直角向きに吸着動作又はチャッキング動作を行わせることが出来る。
特に上記の本発明の構成によれば、垂直軸体から外側に離れて位置する板状垂直アームの内側、即ち、前記垂直軸体の真下側に、前記回転体と当該回転体を回転駆動するモーター、及び前記回転体に取り付けられた大小2つの物品取上げユニットの回動経路が配置された構成となっているので、ピッキング装置を構成する全ての部材を、例えば大物品取上げユニットの回動経路の巾内に収まるようにコンパクトに構成することが出来る。
しかも、大物品取上げユニットの回動経路に対して小物品取上げユニットの回動経路が、平面視において前記板状垂直アームに接近して、大小物品取上げユニットそれぞれの最大径部の回動経路が、前記板状垂直アームの外側面を含む仮想垂直面に沿うように位置しているので、取上げ対象の物品がコンテナのコーナーに嵌まり込むように位置している場合であっても、使用されない方の物品取上げユニットの最大径部と前記板状垂直アームの外側面とがコンテナの周囲壁に隣接する状態にするだけで、使用する側の物品取上げユニットを、コンテナのコーナーに嵌まり込むように位置している取上げ対象の物品に真上から降下移動させて、当該取上げ対象の物品を問題なく取り上げることが出来る。
本発明を実施する場合、前記大小2つの物品取上げユニット(19,20)は、それぞれの前記最大径部(26,28)の、前記回転体(18)に取り付けられる内側とは反対の外側に、物品の平面に圧接吸着する吸着具(27,29)を突設して構成し、前記大物品取上げユニット(20)は、その最大径部(28)の前記外側に複数の吸着具(29)が円周に沿って配列され、前記小物品取上げユニット(19)は、その最大径部(26)の前記外側の中心に1つの吸着具(27)が突設されたものとすることが出来る。
又、前記モーター(21)は、その出力水平軸である水平軸(21a)側を前記板状軸受け部(23)の内側に固着して片持ち支持させ、その水平軸(21a)は、前記板状軸受け部(24)を貫通させて外側の板状垂直アーム(23)に固着し、前記回転体(18)を正逆回転駆動するときには、前記水平軸(21a)に対して前記モーター(21)が前記回転体(18)と一体に回動するように構成することが出来る。特にこの構成によれば、モーターを両持ち構造で支持させる場合と比較して、ピッキング装置全体の横巾を狭めることが出来るだけでなく、回転しない板状垂直アームを外側に位置させ、その内側に大小各物品取上げユニットを支持して回動させる回転体を配置させることが出来るので、回転する回転体が前記板状垂直アームの外側に配置される場合と比較して、コンテナの周囲壁に回転する回転体が摺接する恐れもなくなる。
図1は、本発明に係るピッキング装置を使用したピッキング用ロボット設備全体を説明する平面図である。 図2は、同上ピッキング用ロボット設備全体を説明する側面図である。 図3Aは、本発明に係るピッキング装置の一使用状態を示す正面図、図3Bはその横断平面図である。 図4は、図3Aの右側面図である。 図5は、図4に示される大物品取上げユニットの底面図である。 図6は、本発明に係るピッキング装置の異なる使用状態を示す正面図である。 図7は、図6の横断平面図である。 図8は、図6の右側面図である。 図9は、正立状態の小物品を小物品取上げユニットで取り上げるときの様子を説明する正面図である。 図10は、右側へ25°傾いた状態の小物品を小物品取上げユニットで取り上げるときの様子を説明する正面図である。 図11は、左側へ20°傾いた状態の小物品を小物品取上げユニットで取り上げるときの様子を説明する正面図である。 図12は、左側へ55°傾いた状態の小物品を小物品取上げユニットで取り上げるときの様子を説明する正面図である。 図13は、正立状態の大物品を大物品取上げユニットで取り上げるときの様子を説明する正面図である。 図14は、左側へ25°傾いた状態の大物品を大物品取上げユニットで取り上げるときの様子を説明する正面図である。 図15は、右側へ20°傾いた状態の大物品を大物品取上げユニットで取り上げるときの様子を説明する正面図である。 図16は、右側へ55°傾いた状態の大物品を大物品取上げユニットで取り上げるときの様子を説明する正面図である。 図17A及び図17Bは、一般的な構成のピッキング装置の小物品取上げユニットでコンテナのコーナー部に位置する小物品を取り上げるときの様子を説明する平面図である。 図18A及び図18Bは、一般的な構成のピッキング装置の大物品取上げユニットでコンテナのコーナー部に位置する大物品を取り上げるときの様子を説明する平面図である。 図19は、本発明の一実施例に係るピッキング装置の小物品取上げユニットでコンテナのコーナー部に位置する小物品を取り上げるときの様子を説明する平面図である。 図20は、本発明の一実施例に係るピッキング装置の大物品取上げユニットでコンテナのコーナー部に位置する大物品を取り上げるときの様子を説明する平面図である。
以下、本発明の好適実施例を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2は、本発明に係るピッキング装置1を使用するためのピッキング用ロボット設備の一例を示すものであって、基本的に従来周知のものであるから、駆動系の図示と説明は省略している。この図示のピッキング用ロボット設備では、物品取上げ対象のコンテナ2の定停止位置と物品収納対象のコンテナ3の定停止位置が並設され、それぞれの定停止位置に対してコンテナ搬入径路4,5とコンテナ搬出径路6,7が併設されている。これら両コンテナ2,3の定停止位置の並列エリアの外側で両コンテナ2,3の上端レベルより上方位置に、両コンテナ2,3の定停止位置並列方向と平行にX方向水平ガイドレール8が架台によって敷設されている。このX方向水平ガイドレール8上にX方向水平に往復移動自在なX方向可動台9が支持され、このX方向可動台9にZ方向垂直ガイドレール10の下端部が固着されている。そしてZ方向垂直ガイドレール10にZ方向垂直に昇降自在なZ方向可動台11が支持され、このZ方向可動台11に、前記X方向水平ガイドレール8に対して直角水平向きのY方向水平ガイドレール12の基部が取り付けられている。このY方向水平ガイドレール12には、Y方向水平に往復移動自在にY方向可動台、即ち、終段可動体13が支持されている。
X方向可動台9、Z方向可動台11、及び終段可動体13の駆動手段は、先に説明したように従来周知のものであって、図示と説明は省略しているが、移動経路の両端部間にわたって回動自在に張設された駆動ベルトを使用するベルト方式や、移動経路と平行に支承された駆動スクリューと当該駆動スクリューに螺嵌する雌ネジ体を使用するスクリュー方式などが一般的に知られている。これらの駆動手段によって、X方向可動台9のX方向水平移動、Z方向可動台11のZ方向昇降移動、及び終段可動体13のY方向水平移動を適宜組み合わせて実行することにより、終段可動体13を垂直姿勢のままで、物品取上げ対象のコンテナ2内又は物品収納対象のコンテナ3内の任意の位置の上方任意の高さに位置させることが出来る。
終段可動体13には、垂直軸体14の上端部が自身の軸心の周りに自転可能に支持されており、終段可動体13の上端には、垂直軸体14を回転駆動するための回転駆動手段(例えば減速機内蔵モーター)15が設置され、前記垂直軸体14の下端に本発明のピッキング装置1が取り付けられている。このピッキング装置1は、図3~図8に示すように、垂直軸体14の下端部に結合するための取付け部16を上端に備えた支持本体17、回転体18、小物品取上げユニット19、大物品取上げユニット20、及び回転体18を正逆回転駆動する減速機内蔵モーター21から構成されている。以下、詳細に説明する。
支持本体17は、垂直軸体14の軸心14aに対して直径方向両側に張り出す偏平状部22を取付け部16の直下に備え、この偏平状部22の張出し一端部から垂直軸体14の軸心aと平行に下向きに延出する板状垂直アーム23を備えている。この板状垂直アーム23の外側面23aは、偏平状部22の張出し一端面22aと面一であり、下端には円形板部23bを備えている。回転体18は、板状垂直アーム23の下端円形板部23bの内側に同心状に重なる板状軸受け部24を備え、減速機内蔵モーター21の出力水平軸21aが突出する側が板状軸受け部24の内側面に固着され、出力水平軸21aは、板状軸受け部24を貫通した先端部が板状垂直アーム23の円形板部23bに外側から固着されている。従って、減速機内蔵モーター21の出力水平軸21aを回動させると、その反力で減速機内蔵モーター21自体が回転体18と一体に出力水平軸21aの周りを回動することになる。換言すれば、減速機内蔵モーター21の出力水平軸21aが支持本体17に対して回転体18を回転可能に軸支する水平軸となっている。
回転体18は、板状軸受け部24から連設されて、減速機内蔵モーター21の外側に沿って円弧形に延出する二股部25を備え、この二股部25の一端に小物品取上げユニット19が取り付けられ、二股部25の他端に大物品取上げユニット20が取り付けられている。小物品取上げユニット19は、円盤状最大径部26の外側中央に1本の吸着具27が突設され、大物品取上げユニット20は、前記円盤状最大径部26よりも大径の円盤状最大径部28の外側に3本の吸着具29が、円盤状最大径部28の軸心の周りに等間隔おきに突設されている。小物品取上げユニット19と大物品取上げユニット20は、図3及び図6に示す正面視では、両物品取上げユニット19,20の円盤状最大径部26,28の軸心26a,28aが回転体18の回転軸心(減速機内蔵モーター21の出力水平軸21aの軸心)上で交差し、そして両者間の挟角が110度となるように構成されている。従って、図3Aに示すように、大物品取上げユニット20が回転体18の回転軸心の真下で下向きに位置するとき、小物品取上げユニット19は、回転体18の回転軸心の周りで110度右上方向に回転した斜め右上向きの状態になる。又、図6に示すように、小物品取上げユニット19が回転体18の回転軸心の真下で下向きに位置するとき、大物品取上げユニット20は、回転体18の回転軸心の周りで110度左上方向に回転した斜め左上向きの状態になる。尚、周方向複数本の吸着具29を備える円盤状最大径部28は、各頂部に吸着具29を備える多角形状とすることも出来る。
小物品取上げユニット19と大物品取上げユニット20は、両者が回転体18を介して一体に減速機内蔵モーター21の出力水平軸21aの周りに回動するとき、図3B、図4、図7、及び図8に示すように、小径の円盤状最大径部26の回動経路と大径の円盤状最大径部28の回動経路とが、板状垂直アーム23の外側面23aを含む仮想垂直面30に接するように構成されている。即ち、図4及び図8に示す方向からピッキング装置1を見たとき、小物品取上げユニット19の小径の円盤状最大径部26の軸心26aが、垂直軸体14の軸心14aよりも板状垂直アーム23のある側にずれていることにより、小径の円盤状最大径部26の回動経路が前記仮想垂直面30に接し、大物品取上げユニット20の大径の円盤状最大径部28の軸心28aが、垂直軸体14の軸心14aよりも板状垂直アーム23のある側とは反対側にずれていることにより、大径の円盤状最大径部28の回動経路が前記仮想垂直面30に接することになる。尚、図4及び図8に示す方向からピッキング装置1を見たときの垂直軸体14の軸心14a、小物品取上げユニット19の小径の円盤状最大径部26の軸心26a、及び大物品取上げユニット20の大径の円盤状最大径部28の軸心28aは、互いに平行である。
以上のように構成されたピッキング装置1の使用方法について説明すると、図9に示すように、小物品取上げユニット19の1本の吸着具27によってピッキング出来る正立状態の小物品Sを物品取上げ対象のコンテナ2内から取り上げるときは、小物品取上げユニット19を垂直軸体14の真下で垂直下向きになる基準姿勢(0°)に切り換えると共に、先に説明したように、ピッキング用ロボット設備における終段可動体(Y方向可動台)13を、X方向可動台9のX方向水平移動と終段可動体13のY方向水平移動、及びZ方向可動台11のZ方向垂直昇降移動によって、取上げ対象の小物品Sの上方所定高さまで移動させ、続いてZ方向可動台11をZ方向に降下させることにより、終段可動体(Y方向可動台)13の下側のピッキング装置1における小物品取上げユニット19の吸着具27を取上げ対象の小物品Sの水平上端面に当接させると共に、当該吸着具27を働かせて取上げ対象の小物品Sに吸着具27を吸着させる。この後は、吸着具27を働かせたまま、ピッキング用ロボット設備における終段可動体13を3次元移動させて、小物品取上げユニット19の吸着具27が吸着している小物品Sを、物品取上げ対象のコンテナ2内から取り上げると共に、物品収納対象のコンテナ3内の所定箇所上方位置まで搬送し、最後に小物品取上げユニット19を降下させて、この小物品取上げユニット19が吸着している小物品Sを物品収納対象のコンテナ3内の所定箇所に降し、吸着具27の吸着作用を解除した後に終段可動体13の3次元移動により、ピッキング装置1を物品取上げ対象のコンテナ2の上方のホームポジションに戻す。
ピッキング装置1の小物品取上げユニット19は、図9に示す基準姿勢(0°)から図10に示すように、大物品取上げユニット20が板状垂直アーム23と干渉する直前の上向き限界位置に達したときの、左へ25度回転した左限界姿勢(-25°)と、前記基準姿勢(0°)から図12に示すように右へ55度回転した右限界姿勢(+55°)との間の80度の範囲内で、減速機内蔵モーター21により回転体18を正逆回転させることで任意に姿勢を変えることが出来る。従って、図10に示すように、右側へ25度の角度で傾斜している小物品Sから、図12に示すように左側へ55度の角度で傾斜している小物品Sまでの範囲で、傾斜している小物品Sも取り上げることが出来る。これら傾斜している小物品Sをピッキングする場合は、図10~図12に示すように、取上げ対象の小物品Sの傾斜している上端面に対する法線N上で当該小物品Sから所定距離だけ離れた位置まで、当該法線Nと平行になる角度に傾斜させた小物品取上げユニット19を移動させて、小物品取上げユニット19の吸着具27を前記法線Nと同心状態で停止させる。この後は、吸着具27が法線Nに沿って降下するように、ピッキング用ロボット設備の終段可動体13を3次元移動させることにより、吸着具27を取上げ対象の小物品Sの傾斜している上端面に当接吸着させることが出来る。このように傾斜姿勢のままで吸着した小物品Sは、必要に応じて搬送途中に垂直姿勢に矯正した後に、物品収納対象のコンテナ3内の所定位置に降ろすことが出来る。勿論、物品収納対象のコンテナ3内に対して小物品Sをばら積みすることも出来る。
図13~図16は、大物品取上げユニット20の3本の吸着具29で吸着してピッキングしなければならない大物品Lのピッキング方法を説明している。具体的には、先の小物品取上げユニット19によって小物品Sをピッキングする方法との違いは、小物品取上げユニット19に代えて大物品取上げユニット20を使用する点のみである。即ち、大物品取上げユニット20は、図13に示すように、垂直軸体14の真下で垂直下向きになる基準姿勢(0°)から、図14に示すように、小物品取上げユニット19が板状垂直アーム23と干渉する直前の上向き限界位置に達したときの、右に25度回転した右限界姿勢(+25°)と、前記基準姿勢(0°)から図16に示すように左へ55度回転した左限界姿勢(-55°)との間の80度の範囲内で、減速機内蔵モーター21により回転体18を正逆回転させることで任意に姿勢を変えることが出来る。従って、図14に示すように、左側へ25度の角度で傾斜している大物品Lから、図16に示すように右側へ55度の角度で傾斜している大物品Lまでの範囲で、傾斜している大物品Lも大物品取上げユニット20を使用して取り上げることが出来る。この傾斜している大物品Lのピッキング方法も、先に説明した小物品取上げユニット19による小物品Sのピッキング方法と同様に行える。
尚、上記のピッキング動作を自動的に行わせるためには、従来周知のように、物品取上げ対象のコンテナ2の上方から当該コンテナ2内の物品S/Lの収納状態を撮像装置で撮影して得られた画像データの解析により、物品S/Lの位置座標と各物品S/L毎の吸着対象の上面の法線Nの傾斜角度と傾斜方向のデータベースを作成し、このデータベースに基づいて、終段可動体13の3次元移動経路、ピッキング装置1の小物品取上げユニット19と大物品取上げユニット20の選択、回転体18の回転方向と回転角度、前記法線Nに沿って物品取上げユニット19/20を移動させるための終段可動体13の3次元移動制御、及び物品取上げユニット19/20の吸着具27/29の吸気開始閉止制御などが行われる。
物品取上げ対象のコンテナ2内の物品S/Lの取り上げは、基本的に上記のように行うことが出来るが、平面積が許容限度に近いサイズの取上げ対象の物品S/Lがコンテナ2内のコーナー部に嵌まり込むように正立している場合、図9に示す基準姿勢(0°)にある小物品取上げユニット19又は、図13に示す基準姿勢(0°)にある大物品取上げユニット20を、取上げ対象の物品S/Lが位置しているコンテナコーナー部に可能な限り入り込ませた状態で降下させて、取上げ対象の物品S/Lの取り上げを行うことになる。このような状況において使用される小物品取上げユニット19及び大物品取上げユニット20が、先に説明した本発明の構成ではなく、一般的に考えられる構成、即ち、図17A及び図17Bに示される小物品取上げユニット19及び、図18A及び図18Bに示される大物品取上げユニット20のように、基準姿勢(0°)にある物品取上げユニット19/20の垂直軸心と110度斜め上向きに位置する物品取上げユニット20/19の110度傾斜軸心とが、回転体18の回転軸心(減速機内蔵モーター21の出力水平軸21aの軸心)上で交差する構成である場合は、次のように物品取上げユニット19/20の降下前の位置と姿勢に多大な制限を伴うことになる。
即ち、小物品取上げユニット19を使用するときは、図17A及び図17Bに示すように、基準姿勢(0°)にある小物品取上げユニット19の平面視において、板状垂直アーム24や減速機内蔵モーター21が小物品取上げユニット19の円盤状最大径部26の外側に張り出すことになるので、これら板状垂直アーム24や減速機内蔵モーター21、及び斜め上方に退避している大物品取上げユニット20が、コンテナ2の周囲壁2a,2bと干渉しないように、小物品取上げユニット19に対して大物品取上げユニット20が延出している方向を図示の角度θS範囲内に収めるようにピッキング装置1の姿勢を定めなければならない。しかもこのようにピッキング装置1の姿勢を定めたとしても、小物品取上げユニット19の円盤状最大径部26、延いては小物品取上げユニット19の吸着具27を、コンテナ2の直角を成す両周囲壁2a,2bに十分に接近させることが出来ない。大物品取上げユニット20を使用するときは、図18A及び図18Bに示すように、基準姿勢(0°)にある大物品取上げユニット20の平面視において、板状垂直アーム24が大物品取上げユニット20の円盤状最大径部28の外側に若干張り出す程度であるが、この板状垂直アーム24や斜め上方に退避している小物品取上げユニット19が、コンテナ2の周囲壁2a,2bと干渉しないように、大物品取上げユニット20に対して小物品取上げユニット19が延出している方向を図示の角度θL範囲内に収めるようにピッキング装置1の姿勢を定めなければならない。
本発明の構成によれば、先に説明したように、小物品取上げユニット19と大物品取上げユニット20は、両者が回転体18を介して一体に減速機内蔵モーター21の出力水平軸21aの周りに回動するとき、図3B、図4、図7、及び図8に示すように、小径の円盤状最大径部26の回動経路と大径の円盤状最大径部28の回動経路とが、板状垂直アーム23の外側面23aを含む仮想垂直面30に接するように構成されている。従って、取上げ対象の小物品Sがコンテナ2内のコーナー部に嵌まり込むように正立している場合は、図9に示す基準姿勢(0°)にある小物品取上げユニット19を、図19に示すように、取上げ対象の小物品Sの真上に位置させるとき、板状垂直アーム23の外側面23aと、退避姿勢にある大物品取上げユニット20の円盤状最大径部28の周面とを、コンテナ2の直角を成す両周囲壁2a,2bの内の板状垂直アーム23に近い側の周囲壁2aに隣接させる。又、取上げ対象の大物品Lがコンテナ2内のコーナー部に嵌まり込むように正立している場合は、図13に示す基準姿勢(0°)にある大物品取上げユニット20を、図20に示すように、取上げ対象の大物品Lの真上に位置させるとき、板状垂直アーム23の外側面23aと、退避姿勢にある小物品取上げユニット19の円盤状最大径部26の周面とを、コンテナ2の直角を成す両周囲壁2a,2bの内の板状垂直アーム23に近い側の周囲壁2bに隣接させる。
上記のように基準姿勢(0°)にある小物品取上げユニット19又は大物品取上げユニット20を、コンテナ2内のコーナー部に嵌まり込むように正立している物品S/Lの真上に位置させることにより、当該物品取上げユニット19/20の円盤状最大径部26/28をコンテナコーナー部の直角両周壁2a,2bの両方に隣接させた状態で垂直真下に降下させることが出来る。この降下によって吸着具27/29を物品S/Lの上端面に当接させて吸着させ、上方にピッキングすることが出来るが、上記の物品取上げユニット19/20を垂直真下に降下させて吸着具27/29を物品S/Lの上端面に当接させる最終段階は、物品取上げユニット19/20の円盤状最大径部26/28を取上げ対象の物品S/Lの真上に位置させる行程と、板状垂直アーム23の外側面23aと、退避姿勢にある物品取上げユニット19/20の円盤状最大径部26/28の周面とを、コンテナ2の周囲壁2a/2bに隣接させる行程との両方が完了した後に行われるが、前記2つの行程の何れか一方を先に終了させた後に他方の行程を開始させても良いし、両行程を同時に開始させても良い。又、上記の2つの行程をコーナー部から離れた位置で終了させた後に、物品S/Lの真上位置へ物品取上げユニット19/20を水平平行移動させることも可能である。
尚、以上の本発明の実施例では、物品取上げユニット19,20の両方が吸着具27,29によって物品S/Lの上端面を吸着保持する吸着タイプのものを使用しているが、物品取上げユニット19,20の内、例えば小物品Sを取り上げる方の物品取上げユニットは吸着タイプのものとし、他方の物品取上げユニットは、物品を把持して取り上げるチャックタイプのものとすることが出来る。勿論、物品取上げユニット19,20の両方を着タイプのものとすることも可能である。吸着タイプ、チャックタイプの何れであっても、その具体構造は限定されない。例えば吸着タイプの場合、小物品Sを吸着する吸着具27の中に更に小径の吸着具を内蔵した構造とし、小物品Sよりも更に小型の極小物品の場合は、内蔵の小径吸着具で吸着出来るように構成することも出来る。
本発明のピッキング装置は、搬送用コンテナ内にばら積み状態で収納されている物品を吸着やチャックによって取り上げるピッキング用ロボット設備において、当該ロボットの終端可動体(ハンド部)に取り付けて活用出来る。
1 ピッキング装置
2 物品取上げ対象のコンテナ
3 物品収納対象のコンテナ
4,5 コンテナ搬入径路
6,7 コンテナ搬出径路
8 X方向水平ガイドレール
9 X方向可動台
10 Z方向垂直ガイドレール
11 Z方向可動台
12 Y方向水平ガイドレール
13 終段可動体(Y方向可動台)
14 垂直軸体
14a 垂直軸体の軸心
15 回転駆動手段(例えば減速機内蔵モーター)
16 取付け部
17 支持本体
18 回転体
19 小物品取上げユニット
20 大物品取上げユニット
21 減速機内蔵モーター
21a 減速機内蔵モーターの出力水平軸
22 支持本体の偏平状部
22a 偏平状部の張出し一端面
23 板状垂直アーム
23a 板状垂直アームの外側面
23b 板状垂直アームの下端円形板部
24 板状軸受け部
25 二股部
26,28 円盤状最大径部
26a,28a 円盤状最大径部の軸心
27,29 吸着具
30 仮想垂直面
S 小物品
L 大物品
N 法線

Claims (3)

  1. 二次元平面上での直角2方向の水平移動と鉛直方向の昇降移動が可能な終段可動体を備えたロボットの前記終段可動体に取り付けられるピッキング装置であって、前記終段可動体から下向きに延出する垂直軸体、この垂直軸体を自身の垂直軸心の周りに自転させる回転駆動手段、前記垂直軸体の下端横側部に水平軸の周りに回転自在に軸支された回転体、この回転体の周方向2箇所に放射状に取り付けられた大小2つの物品取上げユニット、及びこの大小2つの物品取上げユニットを択一的に使用位置に位置させるために前記回転体を一定角度範囲内で正逆回転駆動するモーターを備えたピッキング装置において、
    前記垂直軸体の下端には、自身の垂直軸心に対して外側に離れて位置する板状垂直アームが設けられ、前記回転体には、前記板状垂直アームの、前記垂直軸体の垂直軸心のある側に隣接して、前記水平軸の周りに回転自在に軸支される板状軸受け部が設けられ、前記モーターは、その出力水平軸が前記水平軸を兼ねるように前記板状軸受け部の、前記板状垂直アームが隣接する側とは反対側に取り付けられて、前記大小2つの物品取上げユニットの回動経路で囲まれた空間内に位置し、前記大小2つの物品取上げユニットの内、大物品取上げユニットは、前記一定角度範囲内での正逆回転時における当該ユニットの最大径部の回動経路が、前記板状垂直アームの、前記垂直軸体の垂直軸心のある側とは反対側の外側面を含む仮想垂直面に沿うように位置し、小物品取上げユニットは、前記大物品取上げユニットよりも前記仮想垂直面側に接近して、一定角度範囲内での正逆回転時における当該小物品取上げユニットの、前記大物品取上げユニットの最大径部よりも小径の最大径部の回動経路が、前記仮想垂直面に沿うように位置している、ピッキング装置。
  2. 前記大小2つの物品取上げユニットは、それぞれの前記最大径部の、前記回転体に取り付けられる内側とは反対の外側に、物品の平面に圧接吸着する吸着具を突設して構成し、前記大物品取上げユニットは、その最大径部の前記外側に複数の吸着具が円周に沿って配列され、前記小物品取上げユニットは、その最大径部の前記外側の中心に1つの吸着具が突設されたものである、請求項1に記載のピッキング装置。
  3. 前記モーターは、その出力水平軸側が前記板状軸受け部の内側に固着されて片持ち支持され、前記出力水平軸は、前記板状軸受け部を貫通して外側の板状垂直アームに固着されて、前記回転体を正逆回転駆動するときには、その出力水平軸に対して前記モーターが前記回転体と一体に回動するように構成されている、請求項1又は2に記載のピッキング装置。
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