JP7469071B2 - 瓶口用キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、瓶体の瓶口部を封止する瓶口用キャップに関する。
出願人が、本願よりも先に特許出願した特許文献1に記載の発明は、図4に示すように、瓶口部31に対して着脱可能に嵌合する栓体20と、頂壁部2の外周縁に筒状に垂下設された封緘筒部3で栓体20を瓶口部31と共に封緘する瓶口用キャップするであって、封緘筒部3に設けられた肉薄状の弱化部10によって画設された開栓帯体16の摘み部17を摘持しながら周方向に引っ張ると、摘み部17の貫通窓18内に片持ち支持状態で延設された支持片19が反転し、摘み部17を立ち上げ状態に設定できることから、開栓操作を容易に行うことができる、というものである。
図5に示すように、封緘筒部3の下端には、径方向外側に向けて凸曲面状に突出する係止部7が、封緘筒部3の内周面に向けて(図5のβ方向)折り返し可能に配設されている。係止部7は、打栓時に封緘筒部3の内周面に向けて折り返され、この状態で瓶口部31の外周面に断面視凹曲面状に周設された被係止部32に係止することにより、瓶口部31に対する瓶口用キャップ1の軸方向への移動を規制することが可能となっている。
特願2019-216337号明細書
一般的な日本酒の製造ラインでは、高温充填を行うと、香気成分が抜けてしまうことから、冷酒(例えば5℃前後)の状態で瓶詰めした後、高温(例えば65℃前後の)のシャワー水を瓶体にかける加熱殺菌処理が行われる。
この際、図6に示すように、上記従来の瓶口用キャップ1では、加熱による瓶体内の内圧の上昇に伴って栓体20に大きな押し上げ力が作用するが、この際、弱化部10の一部である螺旋弱化部13の径方向の肉厚寸法が薄すぎると、被係止部32を起点として係止部7が封緘筒部3の下端と共に径方向外側に向かって広がるように膨出変形し、結果として封緘筒部3が持ち上げられて栓体20が瓶口部から抜栓してしまう虞があった。
他方、螺旋弱化部13全体の径方向の肉厚寸法を厚く形成すれば、上記のような変形によって栓体20が瓶口部から抜栓する不具合を防止できるようになるが、螺旋弱化部13が破断し難くなることから開栓作業が困難になるという問題がある。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、瓶体内の内圧上昇に起因する封緘筒部の下端の膨出変形を抑制して栓体の抜栓を防止できると共に、開栓作業の容易化を達成できるようにした瓶口用キャップを創出することを課題とする。
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の主たる手段は、瓶口部に対して着脱可能に嵌合する栓体と、栓体と共に瓶口部を封緘する封緘筒部とを有して構成される瓶口用キャップであって、
封緘筒部には、栓体を被覆する被覆頂部と、被覆頂部の下端に連設されると共に前記下端に折り返し可能に設けられて前記瓶口部の外周面に形成された被係止部を係止する係止部を有して瓶口部を被覆する被覆胴部と、先端に摘み部を有すると共に破断可能に形成された複数の弱化部によって画設された開栓用の開栓帯体が設けられ、
複数の弱化部は、被覆頂部と被覆胴部との間に水平状に配置された水平弱化部と、水平弱化部の一端と摘み部の上端との間に傾斜状に配置された第1傾斜弱化部と、摘み部の下端に設けられた破断始端部と被覆胴部の下端側に設けられた破断終端部との間に螺旋状に配置された第2傾斜弱化部とを有して構成されており、
第2傾斜弱化部の破断終端部の近傍の位置には、第2傾斜弱化部の溝底部上に径方向外側に突出すると共に、破断始端部から破断終端部に向かう開封方向に沿って所定の間隔で縦列配置された複数の補強リブが前記第2傾斜弱化部の開栓方向の末端の位置から手前1/4周部分の領域に形成され、該補強リブは径方向の肉厚寸法が開封方向に向かうしたがって徐々に増大する傾斜部を備えることを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる手段では、封緘筒部を構成する被覆胴部の下端に設けられた第2傾斜弱化部の、特に破断終端部の近傍を部分的に強化することで膨出変形を抑制できると共に、第2傾斜弱化部の開栓方向に対するスムーズな破断を確保すことができる。
また上記手段では、膨出変形に対する強化を高めることができると共に、第2傾斜弱化部の破断終端部の近傍の全体に補強リブを形成した場合に比較し、より小さな力でスムーズな破断を実現できる。
更に上記手段では、瓶口部に対する瓶口用キャップの軸方向への移動を規制することができる。
また本発明の他の手段は、上記手段に、補強リブは、開封方向に沿う長さ寸法が0.5~0.7mmの範囲で形成されている、との手段を加えたものである。
更には、上記いずれかの手段に、第2傾斜弱化部は、破断終端部近傍の径方向の肉厚寸法が0.2~0.3mmの範囲で形成されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、第2傾斜弱化部に適正な補強リブを備えた瓶口用キャップを具体的に形成することができる。
本発明では、封緘筒部を構成する被覆胴部の下端に設けられた第2傾斜弱化部を強化することができるため、瓶体に対し高温シャワー水による加熱殺菌処理が行った場合にも、被覆胴部の下端が係止部と共に径方向外側に向かって広がる膨出変形を抑制することが可能となることから、瓶口部からの抜栓を防止できる。
また第2傾斜弱化部の開栓方向に対するスムーズな破断を確保することが可能となることから、開栓作業を容易化することができる。
本発明の実施例を示す瓶口用キャップの正面図である。 図1において径方向外側のII-II線と内側のキャップ軸Oを含む面における部分縦断面図である。 図1のIII-III線における部分断面図である。 従来の瓶口用キャップの正面図である。 図4の瓶口用キャップの部分縦断面図である。 不具合が発生した状態を示す図5同様の部分縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
尚、以下の説明においてキャップ軸O回りの周方向のうち、図1及び図3に示すα方向を開栓方向と規定し、その逆方向を逆開栓方向とする。
本発明の瓶口用キャップ1は合成樹脂製であり、瓶体30の瓶口部31に対して着脱自在に嵌合する栓体20(図2参照)と、瓶口部31及びこの瓶口部31に嵌合した栓体20を封緘する封緘筒部3とを有して構成されている。
封緘筒部3は、主として栓体20を被覆する被覆頂部3Aと、被覆頂部3Aの下端に連設されて主として瓶口部31を被覆する被覆筒部3Bとを有して形成されている。
被覆頂部3Aは、円板状の頂壁部3aと、この頂壁部3aの外周縁に垂下設された円筒状の上部外周壁3bとを有して形成されており、上部外周壁3bの周囲には複数の縦溝からなり、特に周方向における滑り止め効果を発揮するローレット3cが一周に渡って形成されている。また被覆筒部3Bの略中央の位置には、略横U字形状に開口する操作用開口部15が形成されている。
被覆筒部3Bには、瓶口部31に嵌合している栓体20の取り外しを容易にする複数の弱化部10が形成され、また被覆胴部3Bの下端には、径方向外側に向けて凸曲面状に突出する係止部7が、被覆胴部3Bの内周面に向けて(図2のβ方向)折り返し可能に配設されている(図2参照)。この係止部7は、打栓時に被覆胴部3Bの内周面に向けて折り返され、この状態で瓶口部31の外周面に断面視凹曲面状に周設された被係止部32に係止することにより、瓶口部31に対する瓶口用キャップ1の軸方向への移動を規制する。尚、凸曲面状の係止部7と凹曲面状の被係止部32とは互いに同じ曲率半径で形成されている。
弱化部10は、被覆頂部3Aと被覆筒部3Bとの間に水平に形成された水平弱化部11と、水平弱化部11の一方(逆開栓方向)の端部から斜め下方で且つ操作用開口部15の上端に向かって延びる第1傾斜弱化部12と、操作用開口部15の下端の位置から被覆胴部3Bの下端に向かって螺旋状に形成された第2傾斜弱化部13とを有して構成されている。
そして、被覆筒部3Bには、弱化部10を構成する水平弱化部11、第1傾斜弱化部12、第2傾斜弱化部13及び操作用開口部15によって画設された開栓帯体16が形成されており、開栓帯体16のうち操作用開口部15と隣接する端部に摘み部17が設けられている。この摘み部17には貫通窓18が形成されており、この貫通窓18には操作方向である開封方向αを示し、平面視矢印形状の支持片19が片持ち支持状態で延設されている。開栓帯体16の摘み部17を摘持しながら開封方向αに引っ張ると、支持片19が反転した状態(図示せず)で瓶口部31の外周面に当接し、摘み部17を立ち上げ状態に設定することから、開栓操作を容易に行うことが可能となっている。
尚、水平弱化部11は一周に渡って形成されているのではなく、上部外周壁3bと被覆胴部3Bとを繋ぐ連結部6によって周方向において分断されている。
また弱化部10を構成する水平弱化部11、第1傾斜弱化部12及び第2傾斜弱化部13は、いずれも封緘筒部3を構成する被覆胴部3Bの外周面に形成した溝(凹リブ)であり、溝の底部を薄肉状に形成することにより破断し易く形成されている。
第1傾斜弱化部12及び第2傾斜弱化部13の逆開栓方向の先端には、操作用開口部15から連続する破断始端部P1,Q1が夫々設けられている。この破断始端部P1,Q1は、第1傾斜弱化部12及び第2傾斜弱化部13を形成する溝底部12A,13Aの一部を貫通させることにより形成されている。この破断始端部P1,Q1は、開栓帯体16を開封方向αに開封操作させた場合に第1傾斜弱化部12及び第2傾斜弱化部13に対して最初に破断を生じさせる部分である。また上部側である水平弱化部11の開封方向αの末端、及び下部側である第2傾斜弱化部13の末端は、それぞれ破断の終端となる破断終端部P2,Q2を構成している。
尚、本実施例では、第2傾斜弱化部13の破断終端部Q2には、第2傾斜弱化部13の末端から被覆胴部3Bの下端に至る垂直弱化部14が形成されているが、破断終端部Q2が被覆胴部3Bの下端に直接至る構成であっても良い。
第2傾斜弱化部13のうち、破断終端部Q2の近傍の位置には、径方向外側に向かって突出する複数(本実施例では3ケ)の補強リブLが、溝底部13A上に開封方向αに沿って所定の間隔を有して縦列形成されている。尚、破断終端部Q2の近傍とは、第2傾斜弱化部13の開栓方向αの末端の位置から手前約1/4周部分の領域であって、複数の補強リブLが縦列配置されている周方向の一領域を意味する(図3参照)。
図3に示すように、補強リブLは、破断始端部Q1側から破断終端部Q2へ開放方向αに向かうにしたがって徐々に径方向の肉厚寸法が徐々に増大する傾斜部L1を有して形成されている。
破断終端部Q2の近傍における第2傾斜弱化部13の溝底部13Aは、その肉厚寸法W1が0.2未満である場合には意図しない不用な破断が生じやすく、また0.3mmより大きい場合には破断し難くなる。よって、開封操作をスムーズに行うためには、溝底部13Aの肉厚寸法W1は0.2~0.3mmの範囲が好ましい。
また各補強リブLの周方向(開封方向α)の長さ寸法W2は、0.5~0.7mmの範囲が好ましく、より好ましくは0.6mmである。
更に補強リブLの径方向の肉厚寸法W3は、第2傾斜弱化部13の深さ寸法W4(被覆筒部3Bの表面から溝底部13Aの表面までの寸法)よりも小さな寸法で形成されている(0<W3<W4)。
このような補強リブLを、第2傾斜弱化部13の破断終端部Q2近傍の位置に複数個縦列配置した構成では、破断終端部Q2近傍の第2傾斜弱化部13が強化されるため、従来のように冷酒の状態で瓶詰めした後に、高温シャワー水による加熱殺菌処理を行った場合でも、被係止部32を起点として係止部7が、封緘筒部3を構成する被覆胴部3Bの下端と共に径方向外側に向かって広がる膨出変形を抑制することが可能となり、結果として栓体20の瓶口部31から抜栓してしまうという不具合を防止できる。しかも、第2傾斜弱化部13の開栓方向αに対するスムーズな破断を確保することが可能となることから、開栓作業を容易化することができる。
すなわち、加熱殺菌処理に伴う瓶体30内の内圧上昇に起因する栓体20の抜栓を防止できると共に、第2傾斜弱化部13におけるスムーズな破断による開栓作業の容易化を維持することができる。
図2に示すように、栓体20は、上栓部21とその下部に連設された嵌合部22とを有して一体形成されており、嵌合部22が瓶口部31内に挿入されて密嵌合することにより瓶体30が封止される。封緘筒部3を構成する被覆胴部3Bの内周面には内径方向内側に突出する環状凸部8が形成されており、この環状凸部8が、上栓部21と嵌合部22との間に形成された段差部23内に侵入して上栓部21の下端に当接する構成となっており、打栓前の状態において封緘筒部3内から栓体20が抜栓することを抑制することが可能となっている。
上記構成からなる瓶口用キャップ1を瓶口部31に装着するには、まず、治具などを用いて、係止部7を弾性変形させながら、封緘筒部3の内側に向けて折り返して係止部7を径方向内側(図2のβ方向)に向ける。
次に、瓶口用キャップ1を打栓し、栓体20の嵌合部22を瓶口部31に嵌合させて瓶口部31を密封する。この際、上栓部21の下端が瓶口部31の上端に当接するため、瓶口部31に対する瓶口用キャップ1のこれ以上の下方への移動が規制される。同時に、係止部7が、瓶口部31の外周面を摺動しながら被係止部32に侵入して係止が完了し、瓶口部31に対する瓶口用キャップ1の上方への移動が規制される。このような瓶口用キャップ1の瓶口部31への装着作業は、図示しない打栓機を用いて行われる。
次に、上記構成からなる瓶口用キャップの瓶口部からの開栓方法について説明する。
摘み部17を指先で摘みながら開栓帯体16を開栓方向αに強く引っ張りながら瓶口部31回りに周回させる。すると、開栓帯体16の上部側では、破断始端部P1から破断終端部P2へ開栓方向αに向かって、第1傾斜弱化部12、水平弱化部11の順で破断が生じる。同時に、開栓帯体16の下部側では、破断始端部Q1から破断終端部Q2へ開栓方向αに向かって第2傾斜弱化部13が破断し、最後に垂直弱化部14が破断する。これにより、上方では被覆頂部3Aと被覆筒部3Bとが分離し、また下方では被覆筒部3Bが螺旋状に分割するため、封緘筒部3を瓶口部31から取り除くことができる。ただし、被覆頂部3Aと被覆筒部3Bとは連結部6を介して互いに連結する状態が維持される。このため、不要となった封緘筒部3を一体で廃棄することが可能となり、ゴミの分別処理に寄与することができる。
封緘筒部3が瓶口部31から取り除かれた状態では、栓体20の嵌合部22が瓶口部31内に密嵌合して強固に密封していると共に上栓部21が瓶口部31の上に露出した状態にある。よって、上栓部21を把持しながら栓体20を引き抜いて開栓することにより、瓶口部31を通じて瓶体30内の内容液を注出させることが可能となる。また注出後は、再度栓体20の嵌合部22を瓶口部31に挿入して密嵌合させることにより再閉栓(リキャップ)することができる。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、封緘筒部3は上記実施例に示すように合成樹脂製であってもよいが、金属製であってもよい。また栓体20も合成樹脂製であってもよいし、コルク製であってもよい。
また上記実施例では、封緘筒部3と栓体20とが別部材で構成される場合を示して説明したが、封緘筒部3及び栓体20が合成樹脂材料により一体で構成される態様であってもよい。
本発明は、瓶口用キャップの分野における用途展開を更に広い領域で図ることができる。
1 : 瓶口用キャップ
3 : 封緘筒部
3A : 被覆頂部
3B : 被覆筒部
3a : 頂壁部
3b : 上部外周壁
3c : ローレット
6 : 連結部
7 : 係止部
8 : 環状凸部
10 : 弱化部
11 : 水平弱化部
12 : 第1傾斜弱化部
13 : 第2傾斜弱化部
13A: 溝底部
14 : 垂直弱化部
15 : 操作用開口部
16 : 開栓帯体
17 : 摘み部
18 : 貫通窓
19 : 支持片(指標)
20 : 栓体
21 : 上栓部
22 : 嵌合部
23 : 段差部
30 : 瓶体
31 : 瓶口部
32 : 被係止部
L : 補強リブ
L1 : 傾斜部
O : キャップ軸
P1 : 破断始端部
P2 : 破断終端部
Q1 : 破断始端部
Q2 : 破断終端部
W1 : 溝底部の肉厚寸法
W2 : 補強リブの長さ寸法
W3 : 補強リブの径方向の肉厚寸法
W4 : 第2傾斜弱化部の深さ寸法

Claims (3)

  1. 瓶口部(31)に対して着脱可能に嵌合する栓体(20)と、該栓体(20)と共に前記瓶口部(31)を封緘する封緘筒部(3)とを有して構成される瓶口用キャップ(1)であって、
    封緘筒部(3)には、前記栓体(20)を被覆する被覆頂部(3A)と、前記被覆頂部(3A)の下端に連設されると共に前記下端に折り返し可能に設けられて前記瓶口部(31)の外周面に形成された被係止部(32)を係止する係止部(7)を有して前記瓶口部(31)を被覆する被覆胴部(3B)と、先端に摘み部(17)を有すると共に破断可能に形成された複数の弱化部(10)によって画設された開栓用の開栓帯体(16)が設けられ、
    前記複数の弱化部(10)は、前記被覆頂部(3A)と前記被覆胴部(3B)との間に水平状に配置された水平弱化部(11)と、該水平弱化部(11)の一端と前記摘み部(17)の上端との間に傾斜状に配置された第1傾斜弱化部(12)と、前記摘み部(17)の下端に設けられた破断始端部(Q1)と前記被覆胴部(3B)の下端側に設けられた破断終端部(Q2)との間に螺旋状に配置された第2傾斜弱化部(13)とを有して構成されており、
    該第2傾斜弱化部(13)の前記破断終端部(Q2)の近傍の位置には、第2傾斜弱化部(13)の溝底部(13A)上に径方向外側に突出すると共に、前記破断始端部(Q1)から前記破断終端部(Q2)に向かう開封方向(α)に沿って所定の間隔で縦列配置された複数の補強リブ(L)が前記第2傾斜弱化部(13)の開栓方向(α)の末端の位置から手前1/4周部分の領域に形成され、該補強リブ(L)は径方向の肉厚寸法が開封方向(α)に向かうしたがって徐々に増大する傾斜部(L1)を備えることを特徴とする瓶口用キャップ。
  2. 補強リブ(L)は、開封方向(α)に沿う長さ寸法(W2)が0.5~0.7mmの範囲で形成されている請求項1記載の瓶口用キャップ。
  3. 第2傾斜弱化部(13)は、破断終端部(Q2)近傍の径方向の肉厚寸法(W1)が0.2~0.3mmの範囲で形成されている請求項1又は2に記載の瓶口用キャップ。
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