JP7467009B2 - 吐出器 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出器に関する。
容器の口部に取り付けられるシリンダ部材と、押し下げヘッドと内部流路とを備えるとともにシリンダ部材に対する上下方向の相対移動により、容器の内容物を内部流路を通じて押し下げヘッドから吐出させる作動部材と、シリンダ部材内に配置されるとともに作動部材を上方に付勢するコイルばねと、を有する吐出器が知られている(例えば特許文献1参照)。
実公平8-6789号公報
上記のような吐出器は、作動部材をシリンダ部材に対して相対回転させる回転操作が行われたときに、作動部材に食い込んだコイルばねの上端が作動部材上を擦り動き、それにより削りカスを伴う傷を生じる虞がある。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、作動部材が回転操作されてもコイルばねの上端により削りカスを伴う傷が生じるのを抑制することができる吐出器を提供することにある。
本発明の吐出器は、容器の口部に取り付けられるシリンダ部材と、押し下げヘッドと内部流路とを備えるとともに前記シリンダ部材に対する上下方向の相対移動により、前記容器の内容物を前記内部流路を通じて前記押し下げヘッドから吐出させる作動部材と、前記シリンダ部材内に配置されるとともに前記作動部材を上方に付勢するコイルばねと、前記コイルばねの上端と前記作動部材との間に介在する介在部材と、を有し、前記介在部材が、前記作動部材に対して係止可能な係止部と、前記コイルばねに嵌合することで前記係止部を変位させて前記作動部材に対する前記係止部の係止を解く嵌合部と、を有することを特徴とする。
本発明の吐出器は、上記構成において、前記嵌合部が、前記コイルばねに嵌合することで前記コイルばねの径方向一方側に変位する先端を有する弾性壁で構成され、前記係止部が、前記弾性壁の前記先端で構成されるのが好ましい。
本発明の吐出器は、上記構成において、前記介在部材が環状壁を有し、前記弾性壁が、前記環状壁から上方に延びる縦壁と、前記縦壁から前記コイルばねの径方向他方側に延びる横壁と、を有するのが好ましい。
本発明の吐出器は、上記構成において、前記係止部が、前記作動部材に食い込む突出部で構成されるのが好ましい。
本発明の吐出器は、上記構成において、前記介在部材が、前記作動部材に下方から当接する凸状の当接部を有するのが好ましい。
本発明の吐出器は、上記構成において、前記押し下げヘッドが、内容物を霧状に吐出させる絞り部材を有するのが好ましい。
本発明の吐出器は、上記構成において、前記作動部材が、押し下げ状態で前記シリンダ部材に螺合可能であるのが好ましい。
本発明によれば、作動部材が回転操作されてもコイルばねの上端により削りカスを伴う傷が生じるのを抑制することができる吐出器を提供することができる。
本発明の一実施の形態である吐出器を押し下げヘッドをシリンダ部材に螺合させた状態で示す縦断面図である。 図1に示す介在部材の平面図である。 図1に示す介在部材の縦断面図である。 図1に示すピストン部材に介在部材を組み付けた時の状態を示す縦断面図である。 図3の一部を拡大して示す部分拡大図である。 図1に示すシリンダ部材本体にピストン部材を組み付けた時の状態を示す縦断面図である。 図5の一部を拡大して示す部分拡大図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態である吐出器1を例示説明する。
なお、本明細書において、上下方向とはコイルばねの中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方とはコイルばねから押し下げヘッドに向かう方向を意味し、下方とはその反対方向を意味し、径方向とは中心軸線Oに垂直な直線に沿う方向を意味し、周方向とは中心軸線Oを周回する方向を意味し、縦断面とは中心軸線Oを含む断面を意味している。
図1に示す本発明の一実施の形態である吐出器1は、容器の口部に取り付けられるシリンダ部材2と、シリンダ部材2との間に圧力室3を形成し、圧力室3に連通する内部流路4aと押し下げヘッド4bとを備えるとともにシリンダ部材2に対する上下方向の相対移動により、圧力室3に導入した容器の内容物を内部流路4aを通じて押し下げヘッド4bから吐出させる作動部材4と、圧力室3の流入口3aを開閉する第1開閉部5aを構成する第1弁部材5と、シリンダ部材2内に配置されるとともに作動部材4を上方に付勢するコイルばね6と、コイルばね6の上端と作動部材4との間に介在する介在部材7とを有している。
吐出器1を取り付けられる容器は、例えば、筒状の口部と口部の下端に連なる有底筒状の胴部とを有している。容器に収容される内容物は、アルコール等の消毒液である。押し下げヘッド4bのノズル4cの内部には、吐出口4dに向かう内部流路4aの流出側端部を絞る絞り部材8が配置されており、内容物が吐出口4dから吐出される際には霧状に吐出されるようになっている。しかし、押し下げヘッド4bは絞り部材8を有するものに限らず、また、内容物も消毒液に限らず、例えば液体石鹸、化粧品、食品等であってもよい。
シリンダ部材2は、シリンダ9aを有するシリンダ本体部材9と、シリンダ本体部材9を容器の口部に取り付けるキャップ10と、シリンダ本体部材9の上端にスプライン状の回り止め部11を介して取り付けられる抜け止め部材12と、シリンダ本体部材9の下端に取り付けられる吸い上げパイプ13と、を有している。
作動部材4は、押し下げヘッド4bのヘッド4eとヘッド4eから延びるノズル4cとを構成する押し下げヘッド部材14と、押し下げヘッド部材14のヘッド4eの下端に一体に上下方向に移動可能に取り付けられる筒状のステム15と、ステム15の下端に一体に上下方向に移動可能に取り付けられるピストン部材16と、圧力室3の流出口3bを開閉する第2開閉部17aを構成する第2弁部材17と、を有している。
押し下げヘッド部材14は、ヘッド4eとノズル4cの基端である筒状のノズル基端4fとを構成する押し下げヘッド本体部材18と、押し下げヘッド本体部材18のノズル基端4fに一体に取り付けられる筒状のノズル本体部材19と、ノズル本体部材19の先端に一体に取り付けられる有底筒状のノズルキャップ20と、ノズルキャップ20の内部に配置される絞り部材8と、を有している。つまり、ノズル4cは、押し下げヘッド本体部材18のノズル基端4f、ノズル本体部材19、ノズルキャップ20及び絞り部材8によって形成されている。また、ヘッド4eの上面は、押し下げ操作を受ける被操作部4gを構成している。
圧力室3の流出口3bはステム15の上部の内部に設けられている。内部流路4aは、ステム15の上部の内部(流出口3bの下流側)と、ヘッド4eの内部と、ノズル4cの内部とで形成されている。吐出口4dはノズルキャップ20の先端面に形成されている。
ピストン部材16は、ステム15の下端に挿入され嵌合によって取り付けられる内筒部16aと、内筒部16aの上下方向中間部から径方向外側に延びるフランジ部16bと、フランジ部16bの外周縁に上下方向中間部が連なる円筒状をなすとともにシリンダ9aの内周面上を上下方向に摺動可能なピストン部16cと、を有している。
シリンダ9aは下部が縮径する円筒状をなしており、シリンダ9aの下端には圧力室3の流入口3aが形成されている。流入口3aを開閉する第1弁部材5は、上下方向に延びる棒状のポペット弁体であり、その下端で第1開閉部5aを構成している。また、第1弁部材5は、ピストン部材16の内筒部16aの径方向内側に配置されており、ピストン部材16は第1弁部材5に対して上下方向に相対移動することができる。
シリンダ9aの内周面の下部には複数の縦リブ9bが周方向に並べて設けられている。複数の縦リブ9bの上面は、コイルばね6の下端を支持している。コイルばね6の上端は、介在部材7を介してピストン部材16のフランジ部16bを上方に付勢している。
第1弁部材5の外周面の下部には、複数の縦リブ9bが形成する周方向の隙間に入り込む複数の突起5bが設けられている。したがって、第1弁部材5は、複数の突起5bがコイルばね6の下端に当接するまでシリンダ9aに対して上方に相対移動することができる。また、第1弁部材5は、第1開閉部5aが流入口3aを閉じるまでシリンダ9aに対して下方に相対移動することができる。
図1に示す状態では、押し下げヘッド4bは、押し下げ状態でシリンダ部材2の抜け止め部材12に螺合部21を介して螺合している。螺合部21は、押し下げヘッド部材14に設けられた雄ねじ部21aと、抜け止め部材12に設けられた雌ねじ部21bと、で構成されている。押し下げヘッド4bが押し下げ状態でシリンダ部材2に螺合した格納状態では、第1弁部材5の外周面の下部に周方向に並べて設けられた複数の縦リブ状の凸部5cの上面が、ピストン部材16の内筒部16aの下面によって下方に押圧されて、それにより第1弁部材5がストローク下端位置に保持され、流入口3aが閉じられる。また、格納状態では、ピストン部材16の内筒部16aの下端の内周面が第1弁部材5の外周面に密接している。
押し下げヘッド4bを周方向に回転させる回転操作により、螺合部21の螺合を解き、コイルばね6の付勢力によって作動部材4を上昇させ、圧力室3を拡大させることができる。圧力室3は、シリンダ9a、ピストン部材16及びステム15で形成されている。この圧力室3の拡大により、圧力室3内の圧力が負圧化し、それにより、第1弁部材5が上昇して流入口3aが開く一方で第2弁部材17による流出口3bの閉状態が維持され、容器内の内容物が流入口3aを通って圧力室3内に導入される。なお、作動部材4がコイルばね6の付勢力によってストローク上端に位置する時には、ピストン部材16の内筒部16aの上端が第1弁部材5の上端の外周面に密接し、それにより、容器が転倒した場合の内容物の漏れを抑制することができるようになっている。また、抜け止め部材12は、ステム15に当接することにより、ステム15がシリンダ部材2内から上方に抜け出るのを阻止することができる。
また、押し下げヘッド4bの被操作部4gをコイルばね6の付勢力に抗して押し下げ操作することにより、作動部材4を下降させ、圧力室3を縮小させることができる。この圧力室3の縮小により、圧力室3内の圧力が正圧化し、それにより、第1弁部材5が下降して流入口3aが閉じる一方で第2弁部材17が上昇して流出口3bが開き、圧力室3内の内容物が流出口3bと内部流路4aを通って吐出口4dから吐出される。
コイルばね6は金属製であり、第2弁部材17は金属製又は合成樹脂製であり、その他の部材は合成樹脂製である。なお、シリンダ本体部材9の上部には円環状のパッキン22が取り付けられている。パッキン22は例えば、合成樹脂(発泡樹脂)製、ゴム製又はエラストマー製である。なお、各々の部材を形成する材料はこれに限らない。
螺合部21の螺合を解く際などに押し下げヘッド4bを回転操作すると、押し下げヘッド4bとピストン部材16とが共回りする。このため、コイルばね6の上端を直接、ピストン部材16に接触させてピストン部材16を上方に付勢する構成とした場合には、ピストン部材16が回転した際に、ピストン部材16に食い込んだコイルばね6の上端がピストン部材16上を擦り動き、それにより削りカスを伴う傷を生じる虞がある。特に本実施形態のように、押し下げヘッド4bが内容物を霧状に吐出させる絞り部材8を有する場合には、内部流路4aにおける絞り部材8で絞られた部分に削りカスが詰まり、内容物の吐出に支障をきたす虞がある。
本実施形態では、このような問題点を解決するために、介在部材7を設けている。介在部材7は、図1、図2A及び図2Bに示すように、中心軸線Oと同軸に配置される円環状の環状壁7aと、周方向に並べて設けられるとともに環状壁7aからそれぞれ上方に延びる複数の弾性壁7bと、を有している。本実施形態では弾性壁7bの数は6個であるが、弾性壁7bの数は1個以上であればよい。各々の弾性壁7bの周方向幅と径方向厚さも適宜設定することができる。各々の弾性壁7bは、環状壁7aから上方に延びる縦壁7cと、縦壁7cから径方向内側に延びる横壁7dと、を有している。
横壁7dの内周面には周方向に延びる突出部7eが設けられている。突出部7eは、ピストン部材16をシリンダ本体部材9に組み付ける前に、図3~図4に示すようにピストン部材16の内筒部16aの下端の外周面に係止される係止部7fを構成している。
突出部7eは、縦断面において先端が鋭角な先細状をなしている。より具体的に、突出部7eの下面は、縦断面において、中心軸線Oと平行な垂直線に対する傾斜角度が突出部7eの上面よりも大きくなっている。また、ピストン部材16の内筒部16aの下端の外周面には、複数の縦リブ状の係合凸部16dが周方向に並べて設けられている。したがって、各々の弾性壁7bの上端がピストン部材16のフランジ部16bの下面に当接するまで、突出部7eを内筒部16aの下端の外周面上を上方に容易に摺動させて、突出部7eの先端を少なくとも1つの係合凸部16dにしっかりと食い込ませ、係止させることができる。
各々の縦壁7cの内周面は、上方に向けて縮径するテーパ面状をなしている。また、複数の縦壁7cは全体として、コイルばね6の上端の外径よりも小さい内径を有している。したがって、図5及び図6に示すように、コイルばね6の上端を複数の縦壁7cの内周側に嵌め込むことにより、各々の縦壁7cを径方向外側に弾性変形させ、それにより、ピストン部材16への係止部7fの係止を解くことができる。このように、各々の弾性壁7bは、コイルばね6の上端に嵌合することで径方向外側に変位する先端を有している。また、各々の弾性壁7bは、コイルばね6の上端に嵌合することで係止部7fを径方向外側に変位させてピストン部材16に対する係止部7fの係止を解く嵌合部7gを構成している。
このように、介在部材7が係止部7fを有することにより、吐出器1の容易な組み立てを可能にすることができる。なお、介在部材7はピストン部材16に予め組み付けておく方が、コイルばね6に予め組み付けておくよりも部材の管理が容易である。介在部材7をコイルばね6に予め組み付けておく場合には、介在部材7とコイルばね6の組み立て品同士の接触による介在部材7への傷の発生等を生じないための管理が必要となる。
また、介在部材7が、コイルばね6に嵌合することでピストン部材16に対する係止部7fの係止を解く嵌合部7gを有することにより、押し下げヘッド4bが回転操作された時に介在部材7がピストン部材16と共回りしてしまうことが抑制される。したがって、押し下げヘッド4bが回転操作された時にコイルばね6の上端により削りカスを伴う傷が生じるのを抑制することができる。
また、各々の弾性壁7bの上端面には、介在部材7がコイルばね6の上端に嵌合した状態で、ピストン部材16のフランジ部16bの下面に下方から当接する周方向に延びる凸状をなす当接部7h(図6参照)が設けられている。介在部材7が凸状の当接部7hでピストン部材16に接触していることにより、押し下げヘッド4bが回転操作された時に介在部材7がピストン部材16と共回りしてしまうことがより確実に抑制される。したがって、押し下げヘッド4bが回転操作された時にコイルばね6の上端により削りカスを伴う傷が生じるのをより確実に抑制することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前記実施の形態の吐出器1は、例えば以下に述べるような種々の変更が可能である。
吐出器1は、容器の口部に取り付けられるシリンダ部材2と、押し下げヘッド4bと内部流路4aとを備えるとともにシリンダ部材2に対する上下方向の相対移動により、容器の内容物を内部流路4aを通じて押し下げヘッド4bから吐出させる作動部材4と、シリンダ部材2内に配置されるとともに作動部材4を上方に付勢するコイルばね6と、コイルばね6の上端と作動部材4との間に介在する介在部材7と、を有する限り、種々変更可能である。
しかし、吐出器1は、介在部材7が、作動部材4に対して係止可能な係止部7fと、コイルばね6に嵌合することで係止部7fを変位させて作動部材4に対する係止部7fの係止を解く嵌合部7gと、を有するのが好ましい。
また、吐出器1は、嵌合部7gが、コイルばね6に嵌合することでコイルばね6の径方向一方側に変位する先端を有する弾性壁7bで構成され、係止部7fが、弾性壁7bの先端で構成されるのが好ましい。
また、吐出器1は、介在部材7が環状壁7aを有し、弾性壁7bが、環状壁7aから上方に延びる縦壁7cと、縦壁7cからコイルばね6の径方向他方側に延びる横壁7dと、を有するのが好ましい。
また、吐出器1は、係止部7fが、作動部材4に食い込む突出部7eで構成されるのが好ましい。
また、吐出器1は、介在部材7が、作動部材4に下方から当接する凸状の当接部7hを有するのが好ましい。
また、吐出器1は、押し下げヘッド4bが、内容物を霧状に吐出させる絞り部材8を有するのが好ましい。
また、吐出器1は、作動部材4が、押し下げ状態でシリンダ部材2に螺合可能であるのが好ましい。
前記実施の形態では第1弁部材5がポペット弁であるが、第1弁部材5はポペット弁以外の弁部材、例えば玉弁等で構成してもよい。また、前記実施の形態では作動部材4はピストン部材16がステム15に一体に昇降可能に取り付けられた構成になっているが、特許文献1に記載の吐出器のように、ステム15に一体に取り付けられるピストンガイド部材とステム15との間で上下方向に相対移動可能にピストン部材16をステム15に取り付け、ピストンガイド部材とピストン部材16とで開閉される開閉口を圧力室3の流出口3bとする構成とすることも可能である。
1 吐出器
2 シリンダ部材
3 圧力室
3a 流入口
3b 流出口
4 作動部材
4a 内部流路
4b 押し下げヘッド
4c ノズル
4d 吐出口
4e ヘッド
4f ノズル基端
4g 被操作部
5 第1弁部材
5a 第1開閉部
5b 突起
5c 凸部
6 コイルばね
7 介在部材
7a 環状壁
7b 弾性壁
7c 縦壁
7d 横壁
7e 突出部
7f 係止部
7g 嵌合部
7h 当接部
8 絞り部材
9 シリンダ本体部材
9a シリンダ
9b 縦リブ
10 キャップ部材
11 回り止め部
12 抜け止め部材
13 吸い上げパイプ
14 押し下げヘッド部材
15 ステム
16 ピストン部材
16a 内筒部
16b フランジ部
16c ピストン部
16d 係合凸部
17 第2弁部材
17a 第2開閉部
18 押し下げヘッド本体部材
19 ノズル本体部材
20 ノズルキャップ
21 螺合部
21a 雄ねじ部
21b 雌ねじ部
22 パッキン

Claims (7)

  1. 容器の口部に取り付けられるシリンダ部材と、
    押し下げヘッドと内部流路とを備えるとともに前記シリンダ部材に対する上下方向の相対移動により、前記容器の内容物を前記内部流路を通じて前記押し下げヘッドから吐出させる作動部材と、
    前記シリンダ部材内に配置されるとともに前記作動部材を上方に付勢するコイルばねと、
    前記コイルばねの上端と前記作動部材との間に介在する介在部材と、を有し、
    前記介在部材が、前記作動部材に対して係止可能な係止部と、前記コイルばねに嵌合することで前記係止部を変位させて前記作動部材に対する前記係止部の係止を解く嵌合部と、を有することを特徴とする吐出器。
  2. 前記嵌合部が、前記コイルばねに嵌合することで前記コイルばねの径方向一方側に変位する先端を有する弾性壁で構成され、
    前記係止部が、前記弾性壁の前記先端で構成される、請求項に記載の吐出器。
  3. 前記介在部材が環状壁を有し、
    前記弾性壁が、前記環状壁から上方に延びる縦壁と、前記縦壁から前記コイルばねの径方向他方側に延びる横壁と、を有する、請求項に記載の吐出器。
  4. 前記係止部が、前記作動部材に食い込む突出部で構成される、請求項1~3の何れか1項に記載の吐出器。
  5. 前記介在部材が、前記作動部材に下方から当接する凸状の当接部を有する、請求項1~の何れか1項に記載の吐出器。
  6. 前記押し下げヘッドが、内容物を霧状に吐出させる絞り部材を有する、請求項1~の何れか1項に記載の吐出器。
  7. 前記作動部材が、押し下げ状態で前記シリンダ部材に螺合可能である、請求項1~の何れか1項に記載の吐出器。
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