JP7455029B2 - 吐出ポンプ - Google Patents
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Description
吐出ポンプは、シリンダを有し、容器本体の口部に装着される固定吸引部と、ステム及び吐出ヘッドを有し、コイルスプリングによって上方付勢状態で下方移動可能に固定吸引部に組み合わされる作動部材と、を備えている。
これにより、吐出ヘッドを介した作動部材の押下げ操作により、シリンダ内の内容物を、吐出ヘッドを介して吐出することができると共に、コイルスプリングによる作動部材の上方への復元移動に伴ってシリンダ内に内容物を吸い上げることが可能とされている。
従って、押下ヘッドの押下げを解除した後であっても、内容物を連続的に吐出することができる。そのため、時差式で内容物の連続吐出を行うことができる。これにより、例えば片手で押下ヘッドの押下げ操作を行い、その間に、もう一方の片手で内容物の受け取りを行った後、続けて、両手で内容物を受け取るといった使い方を行うことができる。従って、内容物を両手で受け取って使用することができるので、使い易い吐出ポンプとすることができる。特に、内容物を洗浄液や消毒液等として利用する場合に好適である。
以下、本発明に係る吐出ポンプの第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の吐出ポンプ1は、内容物が収容される有底筒状の容器本体の口部に装着されて使用される。内容物としては、特に限定されるものではないが、例えば洗浄液や消毒液等の液体内容物が挙げられる。
なお、吐出ポンプ1の各構成部品は、特に記載がなければ、合成樹脂を用いた成形品とされている。
これら各構成品は、それぞれの中心軸が共通軸上に位置した状態で配設されている。本実施形態では、この共通軸を軸線O1といい、軸線O1に沿って容器本体Aから吐出部材3に向かう方向を上方、その反対を下方という。また、軸線O1方向から見た平面視において、軸線O1に交差する方向を径方向といい、軸線O1回りに周回する方向を周方向という。さらに、径方向のうち互いに直交し合う一方向を前後方向L1といい、他方向を左右方向L2という。
本実施形態では、貯留シリンダ21の中心軸線を軸線O2とする。図示の例では軸線O2は、前後方向L1に沿って延びている。従って、本実施形態において前後方向L1は、貯留シリンダ21の中心軸線に沿う軸方向に相当する。また、本実施形態において後方は、貯留シリンダ21の中心軸線に沿う軸方向のうちの一方側に相当し、前方は貯留シリンダ21の中心軸線に沿う軸方向のうちの他方側に相当する。ただし、軸線O2に沿う軸方向は、前後方向L1と一致していなくても良い。
なお、本実施形態の吐出ポンプ1は、未使用段階では、図1に示すようにステム10及び吐出部材3の全体が下降端位置P1に位置し、且つ吐出部材3が後述する規制筒50に螺着して保持されることで、装着キャップ11に対する吐出部材3の上方移動が規制されている。一方、使用段階では、図2に示すように、ステム10及び吐出部材3の全体が上昇端位置P2に位置して、吐出操作のための待機状態を維持する。
ポンプ部材2について、詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、装着キャップ11は、天壁部30及び周壁部31を備えた有頂筒状に形成されている。
天壁部30には、該天壁部30を上下に貫通する挿通孔が形成されている。挿通孔内には、後述する突出筒44やステム10等が挿通されている。天壁部30の下面は、後述するシリンダ12のフランジ部40の上面に接触しており、容器本体Aの口部A1との間でフランジ部40を上下に挟み込んでいる。これにより、シリンダ12は上下方向に位置決めされている。
なお、装着キャップ11は、例えばアンダーカット嵌合等、螺着以外の方法によって口部A1に装着されても構わない。また、周壁部31の外周面には、例えばローレット加工等によって滑り止め加工が施されている。
シリンダ12は、装着キャップ11の内側に配設され、パッキンを介して容器本体Aの口部A1の上端開口縁上に配置される環状のフランジ部40と、フランジ部40の内周縁部から下方に向けて延設された摺動筒41と、摺動筒41の下端から下方に向けて延設された縮径筒42と、縮径筒42の下端から下方に向けてさらに延設された吸込み筒43と、フランジ部40の内周縁部から上方に向けて延設された突出筒44を備えている。
なお、吸上チューブ46は、ポンプ部材2とは別体とされ、その下端開口が容器本体Aの図示しない底部に近接する位置まで延設されている。吸上チューブ46をポンプ部材2と別体とすることで、例えば容器本体Aの仕様(サイズや種類等)に応じて最適な吸上チューブ46をポンプ部材2に取り付けることが可能とされている。
ボール弁48は、容器本体A内から吸上チューブ46を通じてシリンダ12内に向けた内容物の移動を許容し、且つシリンダ12内から吸上チューブ46を通じて容器本体A内に向けた内容物の移動を規制する逆止弁として機能する。
雌ねじ筒52は、シリンダ12に対する回り止めがされた状態で、突出筒44の内側に嵌合している。そして雌ねじ筒52の内周面には雌ねじ部が形成されている。
ピストンガイド14は、吸込み筒43の上端開口縁に上方から接触した状態で摺動筒41及び縮径筒42の内側に配置された基端筒70と、基端筒70の上端部に連設されると共に、上方に向けて延びた中実のガイド軸71と、を備えている。
基端筒70には、該基端筒70を径方向に貫通する貫通孔73が例えば周方向に間隔をあけて複数形成されている。これにより、貫通孔73を通じて、容器本体A内の内容物をシリンダ12内に導くことが可能とされている。
ガイド軸71の上端部は、中空逆円錐状に形成された第2シール部74とされている。第2シール部74は、ピストン13に形成された第1シール部63に対して上方から密に接触することが可能とされている。これにより、吐出部材3が上昇端位置P2に位置して、吐出ポンプ1自体が吐出可能な状態にあるときに、仮に容器本体A内の内圧が上昇したとしても、ステム10側に内容物が意図せずに供給され、吐出口23aから内容物が漏れることを防止するシール部として機能する。
ステム10は、ピストン13の内筒61を径方向の外側から囲む下側ステム筒80と、下側ステム筒80よりも小径に形成された上側ステム筒81とを備えている。
上側ステム筒81は、ステム10及び吐出部材3が下降端位置P1に位置しているときに、規制筒50よりも上方に突出するように形成されている。上側ステム筒81の内周面には、径方向の内側に向けて突出した断面テーパー状の弁座83が形成されている。そして、上側ステム筒81の内側には、ボール弁84が配設されている。ボール弁84は上方に向けて離反可能に弁座83に着座している。
なお、上側ステム筒81の上端部には、上方に向けて縮径する部分が形成されている。これにより、ボール弁84の上方移動を規制して、上側ステム筒81内からボール弁84が抜けることを防止している。
次に、吐出部材3について詳細に説明する。
先に述べたように、吐出部材3は、押下ヘッド20、貯留シリンダ21、貯留プランジャ22、吐出筒23を主に備えている。
なお、雄ねじ筒92のうち前方側に位置する部分は、他の部分よりも上方に向けて延びている。これに対応して、外郭筒93のうち前方側に位置する部分は、他の部分よりも上方に向けて延びている。そのため、連結壁94は、前方側に位置する前方連結壁94aが後方側に位置する後方連結壁94bよりも上方に位置するように、段差状に形成されている。なお、後方連結壁94bには、後方に向けてさらに延びるように後方支持壁95が一体に形成されている。
貯留シリンダ21は、軸線O2を中心として前後方向L1に延びるように形成され、後方連結壁94b及び後方支持壁95上に載置されている。貯留シリンダ21は、前端部に位置する前壁部100と、前壁部100から後方に向けて延びたシリンダ筒101とを有し、全体として後方に開口し、且つ前方が閉塞された有頂筒状に形成されている。
段部107は、前方から後方に向かうに従い拡径している。前筒部105及び段部107は、後方連結壁94b及び後方支持壁95上に載置されている。なお、後筒部106は、後方支持壁95よりも後方に向けて延びるように形成されている。
供給筒108は、前筒部105における前端部の下側部分から下方に向けて突出するように形成され、装着ヘッド部90における雄ねじ筒92の内側に嵌合されている。これにより、供給筒108の内側は、ステム10内に連通している。
供給孔109は、前筒部105のうち供給筒108の内側に位置する部分を上下方向に貫通するように形成されている。これにより、貯留シリンダ21内には、供給孔109を通じてステム10内から内容物が供給される。
具体的に吐出筒23は、貯留シリンダ21の前壁部100から前方に向けて延びるように一体に形成されている。吐出筒23は、装着ヘッド部90の前方連結壁94aよりも上方に配置されると主に、軸線O2と同軸に配置されている。
吐出筒23の内側は、連通孔103を通じて貯留シリンダ21内に連通している。これにより、吐出筒23は、貯留シリンダ21内を通じてステム10内に連通している。
具体的に前側リップ部123は、プランジャ筒121の外周面から前方に向けて突出した円筒状に形成されている。前側リップ部123の内周面と、プランジャ筒121の前端部の外周面との間には、隙間が設けられている。さらに、プランジャ筒121のうち前側リップ部123より前方に位置する前端部は、該前端部より後方に位置する部分よりも縮径している。プランジャ筒121の前端部の外周面と、貯留シリンダ21の内周面との間には、隙間が設けられている。
突出部122aは、軸線O2と同軸に配設された円錐台状に形成され、後方から前方に向かうに従って外径が小さくなっている。これにより、突出部122aの外周面が連通孔103の後端部内に当接することで、連通孔103を適切に閉塞することが可能とされている。
受け筒131は、後方に開口すると共に前方が閉塞された有頂筒状に形成されており、プランジャ筒121の内側に配置されている。受け筒131の後側部分は、プランジャ筒121の後端開口部よりも後方に突出すると共に、シリンダ筒101の後筒部106内に進出している。受け筒131の外径は、後筒部106の内径よりも小さくなっている。これにより、受け筒131の後側部分の外周面と後筒部106の内周面との間には、環状の隙間が設けられている。そして、上記隙間に付勢部材135の前側部分が差し込まれている。
なお、付勢部材135は、軸線O2と同軸に配設された金属製或いは樹脂製のコイルばねとされている。ただし、この場合に限定されるものではなく、その他の弾性を有する部材を用いても構わない。
ノズル部材140は、吐出筒23をノズル径方向の外側から囲うと共に吐出筒23に装着された第1ノズル筒141と、第1ノズル筒141の前端部に連結された第2ノズル筒142と、を備えている。
なお、第1ノズル筒141には、外郭筒93を前方から覆う前側プレート143が上下方向に延びるように一体に形成されている。従って、第1ノズル筒141は、前側プレート143を前後方向L1に貫くように形成されている。なお、前側プレート143は、押下ヘッド部91の押下プレート96に対して一体的に組み合わされている。
第2ノズル筒142の先端には、内容物を霧状に吐出するノズル孔145aが形成されたノズルキャップ145が装着されている。ノズルキャップ145の内側には、第2ノズル筒142の内周面との間で内容物の流動を可能とするスピン流路が形成されたノズル軸146が第2ノズル筒142の内側に入り込んだ状態で取り付けられている。
なお、押下プレート96は、カバー体150に形成された貫通孔151を通じてカバー体150の上方に露出している。
次に、上述のように構成された吐出ポンプ1を利用して、内容物を吐出する場合について説明する。
はじめに、吐出ポンプ1を備えた容器本体Aの製品出荷時や陳列時等の使用開始前の状態においては、図1に示すように、押下ヘッド20の雄ねじ筒92が規制筒50の雌ねじ筒52に螺着されており、吐出部材3の全体が押し下げられた状態、すなわち下降端位置P1で保持されている。これにより、吐出部材3が不意に操作されて内容物が吐出されることが防止される。
具体的には、下降端位置P1に位置する吐出部材3を、規制筒50に対して軸線O1回りに回転させ、押下ヘッド20の雄ねじ筒92と規制筒50の雌ねじ筒52との螺着を解除する。これにより、コイルばね15の上方付勢力(弾性復元力)によって、ピストン13、ステム10及び吐出部材3を一体に上方移動させることができる。これにより、吐出部材3及びステム10を図2に示す上昇端位置P2に移行させることができる。
その後、内容物を吐出する場合には、押下ヘッド20を押下げ操作して、吐出部材3ごとステム10を下方移動させる。これにより、ステム10と共にピストン13をシリンダ12内で下方移動させることができるので、シリンダ12内を加圧することができる。これにより、ボール弁48を弁座47に押し付けることができ、シリンダ12内と容器本体A内との連通を遮断することができる。
さらに、シリンダ12内の内圧上昇によって、上側ステム筒81内のボール弁84を弁座83から上方に離反させることができるので、ステム10内の内容物を吐出部材3側に供給することができる。これにより、供給孔109を通じて貯留シリンダ21の貯留空間125に内容物を供給することができ、貯留空間125を加圧することができる。そのため、図4に示すように、貯留空間125の加圧に伴って、貯留プランジャ22を付勢部材135の付勢力に抗して最前進位置から後方に向けて移動させることができる。
従って、押下ヘッド20の押下げ操作を停止すると、ステム10内を通じた貯留プランジャ22内及び吐出筒23内への内容物の供給が停止するが、貯留プランジャ22が付勢部材135の付勢力によって最前進位置に向けて前方移動しはじめる。これにより、貯留空間125に溜まった内容物を、連通孔103を通じて吐出筒23内に向けて押し出すことができるので、ノズル孔145aを通じて内容物を霧状に吐出することができる。
従って、本実施形態の吐出ポンプ1によれば、内容物の供給量と吐出量との差分を利用して、貯留シリンダ21の貯留空間125内に効率良く内容物を貯留することが可能とされ、これによって時間差を大きくあけながら内容物の連続吐出を行うことが可能とされている。
次に、本発明に係る吐出ポンプの第2実施形態について図面を参照して説明する。第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施形態の押下ヘッド20を構成する装着ヘッド部90は、雄ねじ筒92、外郭筒93及び連結壁94を有する二重の有頂筒状に形成され、連結壁94の上面は平坦面とされている。なお、装着ヘッド部90は、第1実施形態における後方支持壁95を具備していない。
第1連絡筒202は、雄ねじ筒92から前方に向けて延びるように形成されている。図示の例では、第1連絡筒202は、軸線O2と平行に前後方向L1に延びるように形成され、外郭筒93よりも前方に突出するように形成されている。
具体的に貯留シリンダ21は、前後方向L1の中間部が軸線O2上に位置するように配置されている。これにより、本実施形態の貯留シリンダ21は、第1実施形態に比べて前方側にシフトした配置とされている。また、貯留シリンダ21に形成された供給孔109は、第1連絡筒202よりも前方に配置されている。
また、第2連絡筒203には、第1連絡筒202内と第2連絡筒203内とを連通する連通孔206が形成されている。これにより、貯留シリンダ21内は、第1連絡筒202内及び第2連絡筒203内を通じてステム10内に連通している。
本実施形態では、第1連絡筒202の前端部側の内側に弁座筒211が配置されている。弁座筒211の内面は、後方から前方に向かうにしたがって漸次拡径した断面テーパー状に形成されている。ボール弁210は、弁座筒211と第2連絡筒203との間に配置され、前方に向けて離反可能に弁座筒211の内面に着座している。
上述のように構成された本実施形態の吐出ポンプ200であっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏功することができる。
また、本実施形態の吐出ポンプ200であっても、内容物を吐出する際、押下ヘッド20の押下げ操作によってシリンダ12内からステム10内、第1連絡筒202内及び第2連絡筒203内、及び貯留シリンダ21の貯留空間125内を通じて、吐出筒23側及びノズル部材140側に供給する内容物の供給量の方が、開口面積の小さいノズル孔145aから外部に吐出される内容物の吐出量よりも大きくなるように設定されている。従って、内容物の供給量と吐出量との差分を利用して、貯留シリンダ21の貯留空間125内に効率良く内容物を貯留することが可能とされ、これによって時間差を大きくあけながら内容物の連続吐出を行うことが可能とされている。
ただし、第1実施形態及び第2実施形態のように構成することで、ステムと吐出筒とを直接的に連通する連通経路を省略することができるので、構成の簡易化を図ることができると共に低コスト化を図り易い。
このように、内容物の種類や用途に応じて、ノズル部材を利用して構わない。
さらには、ノズル部材に代えて、内容物を泡状に吐出する切換部材を吐出筒に装着しても構わない。
A1…容器本体の口部
1、200…吐出ポンプ
2…ポンプ部材
3、201…吐出部材
10…ステム
12…シリンダ
13…ピストン
20…押下ヘッド
21…貯留シリンダ
22…貯留プランジャ
23…吐出筒
23a…吐出口
202…第1連絡筒
203…第2連絡筒
Claims (3)
- 内容物が収容される容器本体の口部に装着され、前記口部の内側に上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステムを有するポンプ部材と、
前記ステムの上端部に装着され、内容物を前方に向けて吐出する吐出部材と、を備え、
前記ポンプ部材は、
内部に内容物を吸い上げ可能なシリンダと、
前記シリンダ内に上方付勢状態で下方移動可能に収容され、前記ステムの押下げ操作によって、前記シリンダ内の内容物を前記ステム内に供給するピストンと、を備え、
前記吐出部材は、
前記ステムを押下げ操作可能な押下ヘッドと、
前記ステム内に連通すると共に、前記ステムの押下げ操作によって、前記ステム内の内容物が内部に供給される貯留シリンダと、
前記貯留シリンダの前方に配置されると共に、前記ステムの押下げ操作によって、前記ステム内の内容物を、吐出口を通じて外部に吐出する吐出筒と、を備え、
前記押下ヘッドは、
前記ステムの上端部に装着される装着ヘッド部と、
前記装着ヘッド部の上方に配置され、前記装着ヘッド部に対して、前記貯留シリンダを間に挟んだ状態で上方から組み合わされる押下ヘッド部と、を備え、
前記貯留シリンダは、前後方向に延びるように形成され、
前記貯留シリンダ内には、前記貯留シリンダの中心軸線に沿って前後方向に移動可能に配設され、前記貯留シリンダ内への内容物の供給に伴って後方に向けて移動すると共に、前方に向けて付勢される貯留プランジャが設けられ、
前記吐出筒は、前記貯留シリンダ内に連通し、
前記貯留プランジャは、前方への移動に伴って前記貯留シリンダ内の内容物を前記吐出筒側に押し出すことを特徴とする吐出ポンプ。 - 請求項1に記載の吐出ポンプにおいて、
前記吐出筒は、前記貯留シリンダ内を通じて前記ステム内に連通している、吐出ポンプ。 - 請求項1又は2に記載の吐出ポンプにおいて、
前記吐出部材は、
前記ステムから前方に向けて延びるように配置され、内部が前記ステム内に連通した第1連絡筒と、
前記第1連絡筒の前方から上方に向けて延びるように配置され、内部が前記第1連絡筒内に連通した第2連絡筒と、を備え、
前記貯留シリンダは、前記第1連絡筒の上方に前記第1連絡筒と並べられて配置され、且つ前記第2連絡筒内及び前記第1連絡筒内を通じて前記ステム内に連通している、吐出ポンプ。
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