JP7463985B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本開示は、コネクタに関する。
従来、トランスミッションのミッションケース等に取り付けられるコネクタが知られている。例えば下記特許文献1に記載されたコネクタは、取付フランジを備えている。取付フランジは、ミッションケースにボルト締結される。
特開2017-69116号公報
ところで、上記のようなコネクタは、ミッションケースにボルト締結用の穴が必要である。しかしながら、ケース側のレイアウトの都合により、ボルト締結用の穴をケースに設けられない場合がある。
そこで、本開示は、ボルト締結することなく、ケースに取り付けることが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本開示のコネクタは、ケースに取り付けられるコネクタであって、前記ケースに形成された取付穴を貫通するハウジングと、前記ハウジングに保持された端子金具と、前記ケースの内側において前記端子金具に接続される内側ハーネスと、前記ハウジングの外周面に装着されたCリングと、を備え、前記ハウジングの外周面は、外周側に突出したフランジと、前記Cリングが装着されるCリング装着溝とを有し、前記フランジと前記Cリングとは、前記ケースのうち前記取付穴の周縁部を挟み込むようになっており、前記端子金具は、前記内側ハーネスが接続される内側接続部と、前記ハウジングから前記ケースの外側に突出する外側接続部とを有し、前記ハウジングのうち前記外側接続部が突出する外側端子保持面には、前記外側端子保持面を覆うようにポッティング材が配置され、前記内側接続部は、前記内側ハーネスを接続する締結部材を有し、前記締結部材の軸線は、前記ハウジングの前記取付穴への貫通方向に延び、前記内側ハーネスは、前記内側接続部から前記貫通方向と交差する方向に延びるように配置されるものである。
本開示によれば、ボルト締結することなく、ケースに取り付けることが可能なコネクタを提供することが可能となる。
図1は、本実施形態にかかるコネクタであって、ケースに取り付けた状態を示す側面図である。 図2は、コネクタを示す斜視図である。 図3は、コネクタを示す正面図である。 図4は、コネクタを示す断面図であって、図3のA-A位置における断面に相当する断面図である。 図5は、端子金具を示す斜視図である。 図6は、コネクタを示す底面図である。 図7は、Cリング装着溝を示す断面図であって、図3のB-B位置における断面に相当する断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)ケースに取り付けられるコネクタであって、前記ケースに形成された取付穴を貫通するハウジングと、前記ハウジングに保持された端子金具と、前記ケースの内側において前記端子金具に接続される内側ハーネスと、前記ハウジングの外周面に装着されたCリングと、を備え、前記ハウジングの外周面は、外周側に突出したフランジと、前記Cリングが装着されるCリング装着溝とを有し、前記フランジと前記Cリングとは、前記ケースのうち前記取付穴の周縁部を挟み込むようになっており、前記端子金具は、前記内側ハーネスが接続される内側接続部と、前記ハウジングから前記ケースの外側に突出する外側接続部とを有し、前記ハウジングのうち前記外側接続部が突出する外側端子保持面には、前記外側端子保持面を覆うようにポッティング材が配置され、前記内側接続部は、前記内側ハーネスを接続する締結部材を有し、前記締結部材の軸線は、前記ハウジングの前記取付穴への貫通方向に延び、前記内側ハーネスは、前記内側接続部から前記貫通方向と交差する方向に延びるように配置されるものである。このような構成によれば、フランジ及びCリングによって、ハウジングを取付穴に保持できるから、ボルト締結することなく、コネクタをケースに取り付けることができる。また、ハウジングのうち外側接続部が突出する外側端子保持面には、ポッティング材が配置されているから、ケース内の液体が、端子金具とハウジングとの間の境界を伝ってハウジングの外部に漏れ出ることを防ぐことができる。加えて、締結部材の軸線と、ハウジングの取付穴への貫通方向とは、同一の方向であるから、締結作業を行うスペースを確保しやすい。さらに、内側ハーネスは、内側接続部からハウジングの貫通方向と交差する方向に延びるから、内側ハーネスがハウジングの貫通方向に延びる場合よりも、コネクタを低背化できる。
(2)前記Cリング装着溝は、前記ハウジングの外周面に周方向に延びて形成され、前記ハウジングの外周面における互いに反対側の位置に第一凸部及び第二凸部を有し、前記第一凸部の前記周方向の寸法は、前記第二凸部の前記周方向の寸法よりも小さく、前記Cリングは、前記Cリング装着溝に装着された状態で前記第一凸部に嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部の前記周方向の寸法は、前記第二凸部の前記周方向の寸法よりも小さいことが好ましい。このような構成によれば、嵌合部が第一凸部に嵌合する向きでのみ、CリングをCリング装着溝に装着できる。したがって、Cリングの向きを設定できる。
(3)前記ハウジングのうち複数の前記内側接続部が突出する内側端子保持面は、第一リブ及び第二リブを備え、前記第一リブは、隣接する前記内側接続部の間に設けられ、前記第二リブは、隣接する前記内側接続部の一方に対して前記第一リブと反対の位置に設けられていると良い。このような構成によれば、第一リブによって、隣接する内側接続部の短絡を防止できる。また、第一リブと第二リブとによって、内側ハーネスの延び方向を所定の範囲に制限できる。
(4)前記第一リブは、隣接する前記内側接続部のうち一方に設けられた前記締結部材の締め付け時の回転方向における先側に位置し、前記第二リブは、隣接する前記内側接続部のうち他方に設けられた前記締結部材の締め付け時の回転方向の先側に位置していると良い。このような構成によれば、第一リブは、一方の内側接続部に内側ハーネスを締結する際の回り止めとして機能する。第二リブは、他方の内側接続部に内側ハーネスを締結する際の回り止めとして機能する。したがって、内側ハーネスの接続作業を容易に行うことができる。
(5)前記内側接続部には、貫通穴が形成され、前記締結部材は、前記貫通穴に圧入された圧入ナットと、前記圧入ナットに取り付けられるボルトと、を有していると良い。このような構成によれば、圧入ナットに内側ハーネスをボルト締結することによって、内側接続部に内側ハーネスを接続できる。
(6)前記ハウジングは、前記外周面の周方向の一部から突出した外周突出部を備えていると良い。このような構成によれば、ケースに設けられた位置決め部に外周突出部を当てることによって、コネクタを所定の向きでケースに固定できる。
(7)前記端子金具は、前記内側接続部、前記外側接続部、及び前記内側接続部と前記外側接続部との間のつなぎ部を有するバスバーであると良い。このような構成によれば、インサート成形によって端子金具をハウジングに埋設できるから、コネクタを容易に製造できる。
(8)前記ハウジングは、前記ケースの外側に配置されて相手側コネクタと嵌合可能なフード部を有し、前記外側端子保持面は、前記フード部の奥面であり、複数の前記外側接続部は、前記外側端子保持面において間隔をあけて並び、前記つなぎ部は、前記外側接続部の並び方向に屈曲した屈曲部を備えていることが好ましい。このような構成によれば、複数の外側接続部の間隔を相手側コネクタの端子金具の間隔にあわせて配置し、ハウジングの内部では、つなぎ部の間隔を、外側接続部の間隔よりも小さくできる。したがって、ハウジングの外径寸法を小さくできる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
コネクタCは、図1に示すように、ケース100の蓋に取り付けられる。ケース100は、車両のトランスミッションのミッションケース等である。コネクタCは、ケース100の外部に配置された図示しないワイヤハーネスと、ケース100の内部に配置された図示しない電気部品とを中継接続する。コネクタCは、ケース100の内部からケース100の外部に油が漏れ出ることを防ぐ。コネクタCは、図示しない相手側コネクタと嵌合可能なフード部18を有している(図2参照)。
図1において、X軸方向は、ケース100の外面に沿った一方向であり、相手側コネクタとの嵌合方向である。Y軸方向は、X軸方向に直交する一方向であり、ハウジング10の取付穴101への貫通方向である。図2において、Z軸方向は、X軸およびY軸と直交する方向である。以下、コネクタCの各構成部材において、図2におけるX軸の正方向側(相手側コネクタとの嵌合側であって、フード部18が開口する側)を前側、X軸の負方向側を後側、Y軸の正方向側(ケース100の外側)を上側、Y軸の負方向側(ケース100の内側)を下側、Z軸の正方向側を左側、Z軸の負方向側(内側ハーネス60が延出する側)を右側として説明する。本実施形態において、「直交」は、厳密に直交している状態に加えて、概ね直交、例えば二つの方向の成す角度が90度未満85度以上である状態を含む。
コネクタCは、図1及び図2に示すように、ハウジング10と、端子金具40と、内側ハーネス60とを備えている。端子金具40及び内側ハーネス60は、2本ずつ設けられている。内側ハーネス60は、ケース100の内側において端子金具40に接続される。
ハウジング10は、ケース100の取付穴101に挿入される。取付穴101は、円筒状をなしてケース100を内外方向に貫通している。ハウジング10は、内側配置部15と、外側配置部16と、中間部17とを有している。内側配置部15は、ケース100の内側に配置される。外側配置部16は、ケース100の外側に配置される。中間部17は、取付穴101に嵌合する。
端子金具40は、ハウジング10に保持されている。端子金具40は、大電流用(許容電流値が60アンペア以上)のバスバーである。端子金具40は、銅または銅合金で形成されている。各端子金具40は、内側接続部41と、外側接続部42と、つなぎ部43とを有している(図3参照)。内側接続部41は、ケース100の内側に配置される。外側接続部42は、ケース100の外側に配置される。つなぎ部43は、内側接続部41と外側接続部42との間を繋いでいる。内側接続部41及び外側接続部42は、ハウジング10の外部に露出している。つなぎ部43は、ハウジング10の内部に埋設されている。
内側配置部15は、図1に示すように、2つの内側接続部41が突出する内側端子保持面19を有している。内側端子保持面19は、ケース100の内面102と平行に配置される。
外側配置部16は、フード部18を有している。フード部18は、図3に示すように、正面側から見ると、左右方向に長い四角形状をなしている。外側配置部16は、2つの外側接続部42が突出する外側端子保持面21を有している。外側端子保持面21は、フード部18の奥面である。外側端子保持面21は、内側端子保持面19と直交する。外側端子保持面21には、ポッティング材22が配置されている。ポッティング材22は、図4に示すように、外側端子保持面21に形成された凹部23に充填されている。ポッティング材22は、2本の外側接続部42の根元の全体を覆っている。ポッティング材22は、各端子金具40、とハウジング10を形成する樹脂との間の隙間を封止している。ポッティング材22によって、ケース100内の油が、各端子金具40とハウジング10との間の境界を伝ってハウジング10の外側端子保持面21に漏れ出ることを防ぐことができる。
中間部17の外周面は、円筒状である。中間部17には、図1に示すように、Oリング装着溝11が形成されている。Oリング装着溝11に装着されたOリング12は、取付穴101の内周面に密着する。Oリング装着溝11は、ハウジング10の全周に連続して延びている。
ハウジング10の内側配置部15の下端には、フランジ13が設けられている。フランジ13は、ハウジング10の外周面から突出している。フランジ13は、取付穴101の周縁部の外側に係止する。Cリング装着溝14に装着されたCリング70は、取付穴101の周縁部の内側に係止する。フランジ13及びCリング70によって、ハウジング10はケース100に保持される。Cリング装着溝14については後ほど詳しく説明する。
ハウジング10は、図4に示すように、一次成形部24と二次成形部25とを有している。一次成形部24及び二次成形部25は、絶縁性の合成樹脂を射出成形することによって得られる。2本の端子金具40は、一次成形部24にインサート成形されている。二次成形部25は、一次成形部24の外周に樹脂成形されている。二次成形部25は、フード部18、フランジ13、及びOリング装着溝11を有している。
端子金具40は、図5に示すように、第一端子金具40Fと第二端子金具40Sとを備えている。両端子金具40F,40Sの外側接続部42は、つなぎ部43の上端部から前方に延びている。2つの外側接続部42は、図3に示すように、外側端子保持面21において左右方向に所定の間隔をあけて配置されている。外側接続部42の板面は、左右両側を向いている。第一端子金具40Fの外側接続部42の板面と、第二端子金具40Sの外側接続部42の板面とは、平行に配置される。第一端子金具40Fの外側接続部42と第二端子金具40Sの外側接続部42とは、上下方向の位置が揃っている。
両端子金具40F,40Sの内側接続部41は、図4及び図5に示すように、延出部44とナット設置部45とを備えている。延出部44は、内側端子保持面19から下方に垂下している。ナット設置部45は、延出部44の下端から屈曲している。延出部44とナット設置部45とは直角をなしている。ナット設置部45の板面は、上下両側を向いている。第一端子金具40Fのナット設置部45と、第二端子金具40Sのナット設置部45とは、上下方向の位置が揃っている。ナット設置部45は、貫通穴46を有している。
内側接続部41は、内側ハーネス60を締結する締結部材として、不図示のボルトと、圧入ナット47と、を有している。ボルト及び圧入ナット47は、鉄、鉄合金またはステンレスによって形成されている。圧入ナット47は、剛性が高いため締結時に変形しにくいものである。圧入ナット47は、アルミニウムまたはアルミニウム合金によって形成されているものと比べて、端子金具40とのイオン化傾向の差が小さい。したがって、異種金属間腐食を起こりにくくできる。圧入ナット47は、ナット設置部45の貫通穴46に圧入されている。ナット設置部45に固定された状態の圧入ナット47の軸線Lは、上下方向(取付穴101へのハウジング10の貫通方向)に延びている。
第一端子金具40Fのつなぎ部43は、図5に示すように、屈曲部48とストレート部49とを備えている。屈曲部48は、外側接続部42の後端から左側(外側接続部42の並び方向)に屈曲している。屈曲部48の左側の縁は、ストレート部49の前側の縁に連なっている。屈曲部48の板面は、前後両側を向いている。ストレート部49の板面は、左右両側を向いている。ストレート部49の板面と外側接続部42の板面とは平行である。ストレート部49は、外側接続部42の左側にずれて配置されている。第二端子金具40Sのつなぎ部43は、外側接続部42と同一平面上に配置される。
第一端子金具40F及び第二端子金具40Sのつなぎ部43は、傾斜部51を備えている。傾斜部51は、つなぎ部43の下端部に設けられている。傾斜部51は、一次成形部24に埋め込まれている(図4参照)。第一端子金具40Fの傾斜部51と第二端子金具40Sの傾斜部51とは、反対向きに傾斜している。具体的には、第一端子金具40Fの傾斜部51は、下方に向かって斜め後側に延びている。第二端子金具40Sの傾斜部51は、下方に向かって斜め前側に延びている。これによって、2つの内側接続部41は、2つのつなぎ部43よりも前後方向に離れて配置されている。第一端子金具40Fの内側接続部41は、第二端子金具40Sの内側接続部41よりも後側に配置されている。第一端子金具40Fのつなぎ部43と第二端子金具40Sのつなぎ部43とは、前後方向において重なった位置に配置されている。
第二端子金具40Sの内側接続部41は、図6に示すように、内側端子保持面19の左右方向の中央部に位置している。第一端子金具40Fの内側接続部41は、第二端子金具40Sの内側接続部41よりも右側に位置している。
内側端子保持面19は、図6に示すように、第一リブ26及び第二リブ27を備えている。第一リブ26及び第二リブ27は、内側端子保持面19から下方に突出している(図4参照)。第一リブ26及び第二リブ27の上下方向の寸法は等しい。第一リブ26及び第二リブ27の下端は、ナット設置部45の下面よりも下側に位置している。
第一リブ26は、内側端子保持面19の前後方向における中央部に設けられている。第一リブ26は、隣接する内側接続部41の間に配置されている。第一リブ26によって、隣接する内側接続部41の間の沿面距離を増すことができる。第一リブ26は、内側端子保持面19を2分割するように設けられている。第一リブ26は、内側端子保持面19の左端近傍から右端近傍まで延びている。第一リブ26は、第一端子金具40Fの内側接続部41(隣接する内側接続部41のうち一方)に設けられた締結部材の回転方向(図6において時計回りの方向)における先側に位置している。締結部材の回転方向は、締め付け時における圧入ナット47に対するボルトの回転方向である。
第二リブ27は、内側端子保持面19の周縁部に設けられている。第二リブ27と第一リブ26とは、一つの内側接続部41を挟む位置に配置されている。第二リブ27は、第二端子金具40Sの内側接続部41の前側に位置している。第二リブ27の前面は、ハウジング10の外周面に沿った円弧状である。第二リブ27は、第二端子金具40Sの内側接続部41(隣接する内側接続部41のうち他方)に設けられた締結部材の回転方向(図6において時計回りの方向)における先側に位置している。
第一リブ26の右側の縁は、図6に示すように、内側ハーネス60の第一当て面28である。第二リブ27の右側の縁は、内側ハーネス60の第二当て面29である。第一当て面28及び第二当て面29は、上下方向に直線状に延びている(図3参照)。第一当て面28及び第二当て面29には、内側ハーネス60の圧着端子61が当たる。第一当て面28は、第二当て面29よりも右側に位置している。第一当て面28は、第二当て面29よりも後側に位置している。
第一当て面28と第二当て面29との間には、図6に示すように、内側ハーネス60の引出口34が形成される。引出口34から1本の内側ハーネス60が引き出される。2本の内側ハーネス60を第一当て面28及び第二当て面29にそれぞれ当てることによって、内側ハーネス60の延出方向は決められる。
内側ハーネス60は、導電性金属によって形成された芯線を、絶縁樹脂によって被覆した被覆電線である。内側ハーネス60は、径寸法が比較的大きい太物電線である。内側ハーネス60の芯線の断面積は、8mm(所謂8sq)以上である。内側ハーネス60の端末部には、圧着端子61が接続されている。圧着端子61は、丸型の端子である。
ハウジング10は、図6に示すように、外周突出部31を備えている。外周突出部31は、ケース100に設けられた図示しない位置決め部に当てられる。これによって、コネクタCの向きを決めることができる。外周突出部31は、フランジ13に設けられている。外周突出部31は、フランジ13の外周面の一部から右側へ突出している。外周突出部31は、第一当て面28及び第二当て面29と同じ側に設けられている。外周突出部31の突出方向は、内側ハーネス60の延出方向と同方向である。外周突出部31の前後両面は、第一リブ26の前後両面及び第二リブ27の後面と平行である。
Cリング装着溝14は、図7に示すように、第一凸部32及び第二凸部33を有している。第一凸部32及び第二凸部33は、Cリング装着溝14の周方向の一部を埋めた形態である。第一凸部32及び第二凸部33は、Cリング装着溝14の深さ方向の全体を埋めた形態である。第一凸部32及び第二凸部33は、Cリング装着溝14を分断している。第一凸部32の幅寸法(ハウジング10の周方向の寸法)W1は、第二凸部33の幅寸法W2よりも小さい。第一凸部32及び第二凸部33は、Cリング装着溝14において反対の位置に配置されている。具体的には、第一凸部32は、ハウジング10の左面、第二凸部33は、ハウジング10の右面に設けられている(図3参照)。第一凸部32は、第一当て面28及び第二当て面29と反対側に設けられている。
Cリング70は、金属製の線材を略C字状に曲げ加工したものである。Cリング70は、図7に示すように、弧状部71と、先端部72と、嵌合部73とを有している。弧状部71は、Cリング装着溝14に沿って装着される。先端部72は、弧状部71の端部から径方向の外側に延出している。先端部72の間隔は、第二凸部33の幅寸法W2より大きい。嵌合部73は、径方向の外側に突出している。嵌合部73は、第一凸部32に嵌合可能である。嵌合部73の開放部の幅寸法(弧状部71の端部の間の寸法)W3は、第二凸部33の幅寸法W2よりも小さい。これによって、Cリング70は、第二凸部33が設けられている側(右側)からCリング装着溝14に装着できない。また、第一凸部32及び第二凸部33が設けられていることによって、Cリング70は、前方及び後方からCリング装着溝14に装着できない。言い換えると、Cリング70は、第一凸部32が設けられている側(左側)のみからCリング装着溝14に装着できる。
次に、コネクタCをケース100に取り付ける作業の一例を説明する。最初に、ケース100の取付穴101にハウジング10を挿入する。具体的には、内側配置部15から先に取付穴101に挿入する。この際、第二リブ27を取付穴101の周面に沿わせるようにする。第二リブ27によって、ハウジング10の挿入は案内される。やがて、フランジ13の下面がケース100の外側に当たる。これによって、ハウジング10は、ケース100の内側への離脱を防がれる。
次に、ハウジング10にCリング70を装着する。第一凸部32側からCリング70をCリング装着溝14に差し入れる。Cリング70の先端部72は、第一凸部32の前後両側からCリング装着溝14に入り、第二凸部33の前後両側に配置される。弧状部71は、Cリング装着溝14に装着された状態になる。嵌合部73は、第一凸部32に嵌合した状態になる。こうして、Cリング70はCリング装着溝14に取り付けられる。Cリング70の先端部72及び嵌合部73は、ハウジング10の外周面から外側に突出し、ケース100の内面102に係止した状態になる。フランジ13とCリング70とによって、ハウジング10は、取付穴101に嵌合した状態で保持される。
ここで、第一凸部32側ではない側から、Cリング70をCリング装着溝14に差し入れようとした場合、Cリング70の先端部72が第二凸部33に突き当たり、差し入れることができない。したがって、Cリング70は、第一凸部32側のみから、Cリング装着溝14に装着される。これによって、Cリング70の先端部72の位置は、第二凸部33の前後両側の位置に決められる。
次に、内側接続部41に内側ハーネス60を接続する。具体的には、内側接続部41の下面に内側ハーネス60の圧着端子61を重ね、図示しないボルトを用いて接続する。圧着端子61と圧入ナット47に対し、下側からボルトを挿入して締め付ける。ハウジング10の下側は、作業スペースを確保しやすいから、容易に作業を行うことができる。ボルトを回転する際、圧着端子61は第一当て面28及び第二当て面29にそれぞれ当たり、回り止めされる。したがって、ボルトの締結作業を容易に行うことができる。こうして、2本の内側ハーネス60は、第一端子金具40F及び第二端子金具40Sのそれぞれに接続される。ハウジング10をケース100に固定した後に内側ハーネス60を接続するから、ケース100内のレイアウトの自由度を増すことができる。以上により、コネクタCをケース100に取り付ける作業が完了する。
次に、上記のように構成された実施形態の作用および効果について説明する。コネクタCは、ケース100に取り付けられる。コネクタCは、ハウジング10と、端子金具40と、内側ハーネス60と、Cリング70と、を備えている。ハウジング10は、ケース100に形成された取付穴101を貫通する。ハウジング10の外周面は、外周側に突出したフランジ13と、Cリング70が装着されるCリング装着溝14とを有している。フランジ13とCリング70とは、ケース100のうち取付穴101の周縁部を挟み込むようになっている。端子金具40は、ハウジング10に保持される。端子金具40は、内側接続部41と、外側接続部42とを有している。内側接続部41は、内側ハーネス60が接続される。外側接続部42は、ハウジング10からケース100の外側に突出する。ハウジング10のうち外側接続部42が突出する外側端子保持面21には、外側端子保持面21を覆うようにポッティング材22が配置されている。内側接続部41は、内側ハーネス60を接続する圧入ナット47を有している。圧入ナット47の軸線Lは、ハウジング10の取付穴101への貫通方向に延びている。内側ハーネス60は、内側接続部41から貫通方向と交差する方向に延びるように配置される。
この構成によれば、フランジ13とCリング70とによって、ハウジング10を取付穴101に保持できるから、ボルト締結することなく、コネクタCをケース100に取り付けることができる。また、コネクタCは、ケース100に締結される部分を備えなくてよいから小型化できる。
ハウジング10のうち外側接続部42が突出する外側端子保持面21には、ポッティング材22が配置されている。これによって、ケース100内の油が、各端子金具40とハウジング10との間の境界を伝ってハウジング10の外部に漏れ出ることを防ぐことができる。
圧入ナット47の軸線Lと、ハウジング10の取付穴101への貫通方向とは、同一の方向であるから、締結作業を行うスペースを確保しやすい。
内側ハーネス60は、内側接続部41から貫通方向と交差する方向に延びるから、内側ハーネス60が貫通方向に延びる場合よりも、コネクタCを低背化できる。圧着端子が内側端子保持面に垂直に配置される場合、内側ハーネスを含むコネクタの全高が大きくなりがちである。しかしながら、圧着端子61は、内側端子保持面19に対して平行に配置されるから、コネクタCを低背化できる。また、内側ハーネスが内側端子保持面から垂直な方向に延出する場合には、内側ハーネス60を内側端子保持面19に平行な方向に配索しようとすると曲げ半径が大きくなりがちである。しかしながら、内側ハーネス60は、内側端子保持面19と平行な方向に延出するから、曲げ半径を小さくでき、ケース100内のスペース効率をよくできる。
Cリング装着溝14は、ハウジング10の外周面に周方向に延びて形成されている。Cリング装着溝14は、ハウジング10の外周面における反対側の位置に第一凸部32及び第二凸部33を有している。第一凸部32の周方向の寸法は、第二凸部33の周方向の寸法よりも小さい。Cリング70は、Cリング装着溝14に装着された状態で第一凸部32に嵌合する嵌合部73を有している。嵌合部73の周方向の寸法は、第二凸部33の周方向の寸法よりも小さい。この構成によれば、嵌合部73が第一凸部32に嵌合する向きでのみ、Cリング70をCリング装着溝14に装着できる。したがって、Cリング70の向きを設定できる。
2本の内側ハーネス60は、Cリング70の先端部72の突出方向に延び、Cリング70の先端部72の下側に配置される。これによって、Cリング70の先端部72に異物等を接触しにくくできるから、Cリング70が不用意に開き方向に変形してハウジング10から離脱することを防ぐことができる。
ハウジング10のうち2本の内側接続部41が突出する内側端子保持面19は、第一リブ26及び第二リブ27を備えている。第一リブ26は、隣接する内側接続部41の間に設けられている。第二リブ27は、隣接する内側接続部41の一方に対して第一リブ26と反対の位置に設けられている。この構成によれば、第一リブ26によって、隣接する内側接続部41の短絡を防止できる。第一リブ26と第二リブ27とによって、内側ハーネス60の延び方向を制限できる。
第一リブ26は、隣接する内側接続部41のうち一方の内側接続部41に設けられた圧入ナット47に対するボルトの締め付け時の回転方向における先側に位置している。第二リブ27は、隣接する内側接続部41のうち他方の内側接続部41に設けられた圧入ナット47に対するボルトの締め付け時の回転方向の先側に位置している。この構成によれば、第一リブ26は、一方の内側接続部41に内側ハーネス60を締結する際の回り止めとして機能する。第二リブ27は、他方の内側接続部41に内側ハーネス60を締結する際の回り止めとして機能する。したがって、内側接続部41に内側ハーネス60を締結する作業を容易に行うことができる。
内側接続部41には、貫通穴46が形成されている。締結部材は、貫通穴46に圧入された圧入ナット47を備えている。この構成によれば、圧入ナット47に内側ハーネス60をボルト締結することによって、内側接続部41に内側ハーネス60を接続できる。
ハウジング10は、外周面の周方向の一部から突出した外周突出部31を備えている。この構成によれば、ケース100に設けられた位置決め部に外周突出部31当てることによって、コネクタCを所定の向きでケース100に固定できる。
端子金具40は、内側接続部41、外側接続部42、及び内側接続部41と外側接続部42との間のつなぎ部43を有するバスバーである。この構成によれば、インサート成形によって端子金具40をハウジング10に埋設できるから、コネクタCを容易に製造できる。
ハウジング10は、ケース100の外側に配置されて相手側コネクタと嵌合可能なフード部18を有している。外側端子保持面21は、フード部18の奥面である。2本の外側接続部42は、外側端子保持面21において間隔をあけて並んでいる。つなぎ部43は、外側接続部42の並び方向に屈曲した屈曲部48を備えている。この構成によれば、2本の外側接続部42の間隔を相手側コネクタの端子金具の間隔にあわせて配置し、ハウジング10の内部では、つなぎ部43の間隔を、外側接続部42の間隔よりも小さくできる。したがって、ハウジング10の外径寸法を小さくできる。
[本開示の他の実施形態]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
上記実施形態の場合、内側端子保持面19は、第一リブ26及び第二リブ27を備えているが、他の実施形態としては、第一リブ及び第二リブに加えて第三リブを設けてもよい。リブの数、配置、形状等は、端子金具の本数、内側接続部の形態等によって適宜変更できる。
上記実施形態の場合、Cリング装着溝14は、第一凸部32及び第二凸部33を有しているが、必ずしもCリング装着溝に第一凸部及び第二凸部を設けなくてもよい。
上記実施形態の場合、コネクタCは2本の端子金具40F,40Sを備えているが、他の実施形態として、コネクタは端子金具を1本、または3本以上を備えていてもよい。
上記実施形態の場合、第一凸部32及び第二凸部33は、Cリング装着溝14を分断しているが、他の実施形態として、第一凸部及び第二凸部は、Cリング装着溝の内周側の一部を埋めた形態をなし、Cリング装着溝は、第一凸部及び第二凸部の外周側に延びていてもよい。
C…コネクタ
L…軸線
W1…第一凸部の幅寸法(周方向の寸法)
W2…第二凸部の幅寸法(周方向の寸法)
W3…嵌合部73の開放部の幅寸法
10…ハウジング
11…Oリング装着溝
12…Oリング
13…フランジ
14…Cリング装着溝
15…内側配置部
16…外側配置部
17…中間部
18…フード部
19…内側端子保持面
21…外側端子保持面
22…ポッティング材
23…凹部
24…一次成形部
25…二次成形部
26…第一リブ
27…第二リブ
28…第一当て面
29…第二当て面
31…外周突出部
32…第一凸部
33…第二凸部
34…引出口
40…端子金具
40F…第一端子金具
40S…第二端子金具
41…内側接続部
42…外側接続部
43…つなぎ部
44…延出部
45…ナット設置部
46…貫通穴
47…圧入ナット
48…屈曲部
49…ストレート部
51…傾斜部
60…内側ハーネス
61…圧着端子
70…Cリング
71…弧状部
72…先端部
73…嵌合部
100…ケース
101…取付穴
102…内面

Claims (7)

  1. ケースに取り付けられるコネクタであって、
    前記ケースに形成された取付穴を貫通するハウジングと、前記ハウジングに保持された2本の端子金具と、前記ケースの内側において前記端子金具のそれぞれに接続される内側ハーネスと、前記ハウジングの外周面に装着されたCリングと、を備え、
    前記ハウジングの外周面は、外周側に突出したフランジと、前記Cリングが装着されるCリング装着溝とを有し、
    前記フランジと前記Cリングとは、前記ケースのうち前記取付穴の周縁部を挟み込むようになっており、
    前記端子金具はそれぞれ、前記内側ハーネスが接続される内側接続部と、前記ハウジングから前記ケースの外側に突出する外側接続部とを有し、
    前記ハウジングのうち前記外側接続部が突出する外側端子保持面には、前記外側端子保持面を覆うようにポッティング材が配置され、
    前記内側接続部は、前記内側ハーネスを接続する締結部材を有し、
    前記締結部材の軸線は、前記ハウジングの前記取付穴への貫通方向に延び、
    前記内側ハーネスは、前記内側接続部から前記貫通方向と交差する方向に延びるように配置され、
    前記ハウジングのうち2つの前記内側接続部が突出する内側端子保持面は、第一リブ及び第二リブを備え、
    前記第一リブは、隣接する前記内側接続部の間に設けられ、
    前記第二リブは、隣接する前記内側接続部の一方に対して前記第一リブと反対の位置に設けられているコネクタ。
  2. ケースに取り付けられるコネクタであって、
    前記ケースに形成された取付穴を貫通するハウジングと、前記ハウジングに保持された端子金具と、前記ケースの内側において前記端子金具に接続される内側ハーネスと、前記ハウジングの外周面に装着されたCリングと、を備え、
    前記ハウジングの外周面は、外周側に突出したフランジと、前記Cリングが装着されるCリング装着溝とを有し、
    前記フランジと前記Cリングとは、前記ケースのうち前記取付穴の周縁部を挟み込むようになっており、
    前記端子金具は、前記内側ハーネスが接続される内側接続部と、前記ハウジングから前記ケースの外側に突出する外側接続部とを有し、
    前記ハウジングのうち前記外側接続部が突出する外側端子保持面には、前記外側端子保持面を覆うようにポッティング材が配置され、
    前記内側接続部は、前記内側ハーネスを接続する締結部材を有し、
    前記締結部材の軸線は、前記ハウジングの前記取付穴への貫通方向に延び、
    前記内側ハーネスは、前記内側接続部から前記貫通方向と交差する方向に延びるように配置され、
    前記Cリング装着溝は、前記ハウジングの外周面に周方向に延びて形成され、前記ハウジングの外周面における互いに反対側の位置に第一凸部及び第二凸部を有し、
    前記第一凸部の前記周方向の寸法は、前記第二凸部の前記周方向の寸法よりも小さく、
    前記Cリングは、前記Cリング装着溝に装着された状態で前記第一凸部に嵌合する嵌合部を有し、
    前記嵌合部の前記周方向の寸法は、前記第二凸部の前記周方向の寸法よりも小さいコネクタ。
  3. 前記第一リブは、隣接する前記内側接続部のうち一方に設けられた前記締結部材の締め付け時の回転方向における先側に位置し、
    前記第二リブは、隣接する前記内側接続部のうち他方に設けられた前記締結部材の締め付け時の回転方向の先側に位置している請求項1に記載のコネクタ。
  4. 前記内側接続部には、貫通穴が形成され、
    前記締結部材は、前記貫通穴に圧入された圧入ナットと、前記圧入ナットに取り付けられるボルトと、を有している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記ハウジングは、前記外周面の周方向の一部から突出した外周突出部を備えている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記端子金具は、前記内側接続部、前記外側接続部、及び前記内側接続部と前記外側接続部との間のつなぎ部を有するバスバーである請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記端子金具は2本備えられ、
    前記ハウジングは、前記ケースの外側に配置されて相手側コネクタと嵌合可能なフード部を有し、
    前記外側端子保持面は、前記フード部の奥面であり、
    2つの前記外側接続部は、前記外側端子保持面において間隔をあけて並び、
    前記つなぎ部は、前記外側接続部の並び方向に屈曲した屈曲部を備えている請求項6に記載のコネクタ。
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