JP7463812B2 - 編集装置、画像形成方法、編集プログラム、および印刷システム - Google Patents

編集装置、画像形成方法、編集プログラム、および印刷システム Download PDF

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本発明は、編集装置、画像形成方法、編集プログラム、および印刷システムに関する。
特許文献1に開示の印刷制御装置は、テープの幅方向に沿ってオブジェクトを印刷することで、ラベルを作成する。作成されたラベルは、テープの長尺方向の両端部にオブジェクトが印刷された状態となる。ユーザは、ラベルの中央部をケーブルに巻き付け、ラベルの両端部の裏面同士を貼り合わせることで、ケーブルフラッグを作成できる。
特開2004-299177号公報
上記印刷制御装置では、ケーブルの軸方向に沿うように巻付部の中心を置いて、その後巻く構成であるので、巻き付け後のケーブルの軸に平行な方向のラベルの幅は、使用するテープの幅によって決まってしまう。ラベルにはテープの幅方向に沿ってオブジェクトが印刷されるので、ラベルに印刷されるオブジェクトの幅(すなわち、オブジェクトの配列方向の長さ)は、使用するテープの幅に制限される可能性があった。
本発明の目的は、ラベルに印刷されるオブジェクトの幅に自由度を持たせることができる編集装置、画像形成方法、編集プログラム、および印刷システムを提供することである。
本発明の第一態様に係る編集装置は、オブジェクトが印刷されるフラッグ領域とケーブルに巻き付けられる巻付領域とが配置されるラベルであるフラッグラベルを作成するためのテープへの印刷内容を編集する編集画面の表示を制御する制御部を備え、前記フラッグラベルの種類には、第一フラッグ領域と第一巻付領域とを含む第一領域と、第二フラッグ領域と第二巻付領域とを含む第二領域とが配置される第一フラッグラベルがあり、前記制御部は、前記テープの長尺方向において、前記第一フラッグ領域、前記第一巻付領域、前記第二巻付領域、前記第二フラッグ領域の順に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第一表示処理と、前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記テープの幅方向に並び、且つ前記第二フラッグ領域および前記第二巻付領域が前記幅方向に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第二表示処理とを選択的に実行することを特徴とする。
第一態様によれば、フラッグラベルにおけるテープの長尺方向の長さがテープの幅に制限されない。よって、編集装置は、フラッグラベルに印刷されるオブジェクトの幅に自由度を持たせることができる。
本発明の第一態様に係る編集装置において、前記制御部は、前記第一表示処理および前記第二表示処理の切り替えのための第一選択操作を受け付ける第一受付処理を行い、前記第一受付処理で受け付けられた前記第一選択操作に応じて前記第一表示処理および前記第二表示処理のいずれかを行ってもよい。この場合、編集装置は、ユーザによる操作に応じてフラッグラベルのプレビュー内容を切り替えることができる。
本発明の第一態様に係る編集装置において、前記制御部は、前記第一受付処理において、前記ラベルの種類を選択する前記第一選択操作を受け付け、前記第一受付処理で前記幅方向に並んで前記長尺方向に延びる第一部分と第二部分であって、透光性がある前記第一部分と透光性がない前記第二部分とで構成された前記ラベルである特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合、前記第二部分に前記第一フラッグ領域および前記第二フラッグ領域が配置されるように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させることで、前記第二表示処理を行ってもよい。この場合、特定ラベルで作成されたフラッグラベルがケーブルに巻き付けられると、ユーザは第一部分を介してケーブル上の情報を視認できる。
本発明の第一態様に係る編集装置において、前記フラッグラベルの種類には、前記第一フラッグ領域と前記第一巻付領域が配置される第二フラッグラベルがあり、前記制御部は、前記第一フラッグラベルを作成可能な両面印刷および前記第二フラッグラベルを作成可能な片面印刷のいずれかを選択する第二選択操作を受け付ける第二受付処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記両面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記第二表示処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記幅方向に並び、且つ前記第二部分に前記第一フラッグ領域が配置された前記第二フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第三表示処理を行ってもよい。この場合、片面印刷で使用されるテープの量は両面印刷で使用されるテープの量よりも少ない。よって、編集装置はユーザが所望する印刷態様に応じてテープの消費量を節約して、フラッグラベルを作成できる。
本発明の第一態様に係る編集装置において、前記制御部は、前記フラッグ領域の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理と、前記テープの前記幅方向の長さであるテープ幅を取得する幅取得処理と、前記ケーブルの外周の長さを特定可能な情報を取得する外周取得処理とを行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合において、前記外周取得処理で取得された前記情報に基づいて特定される前記外周の長さと、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さの二倍の和が、前記幅取得処理で取得された前記テープ幅以下の場合、前記第三表示処理を行ってもよい。この場合、ユーザは、フラッグラベルをケーブルに巻き付ける場合に、第一フラッグ領域と第二フラッグ領域とを互いに確実に背中合わせで貼り合わせることができる。
本発明の第一態様に係る編集装置において、前記フラッグラベルの種類には、第三フラッグ領域と第四フラッグ領域と第三巻付領域とが配置される第三フラッグラベルがあり、前記制御部は、前記フラッグ領域の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記第二部分の前記幅方向の長さである特定高さの半分よりも大きい場合、前記第二表示処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記特定高さの半分以下の場合、前記幅方向において、前記第二部分から前記第一部分に向かって、前記第三フラッグ領域、前記第四フラッグ領域、前記第三巻付領域の順に並んで配置された前記第三フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第四表示処理を行ってもよい。この場合、フラッグ高さが特定高さの半分よりも小さければ、編集装置は、使用するテープの量を削減できる。よって、編集装置はテープの消費量を節約して、フラッグラベルを作成できる。
本発明の第二態様に係る画像形成方法は、オブジェクトが配置されるフラッグ領域とケーブルに巻き付けられる巻付領域とが配置されるラベルであるフラッグラベルを作成するための、画像形成方法であって、前記フラッグラベルの種類には、第一フラッグ領域と第一巻付領域とを含む第一領域と、第二フラッグ領域と第二巻付領域とを含む第二領域とが配置される第一フラッグラベルがあり、前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記ラベルの幅方向に並び、且つ前記第二フラッグ領域および前記第二巻付領域が前記幅方向に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記ラベルの長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルを作成するための作成処理を実行することを特徴とする。第二態様は、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第二態様に係る画像形成方法において、前記長尺方向において、前記第一フラッグ領域、前記第一巻付領域、前記第二巻付領域、前記第二フラッグ領域の順に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを作成するためのもう一つの作成処理と、前記作成処理とを選択的に実行してもよい。
本発明の第二態様に係る画像形成方法において、前記作成処理および前記もう一つの作成処理の切り替えのための第一選択操作を受け付ける第一受付処理を行い、前記第一受付処理で受け付けられた前記第一選択操作に応じて前記作成処理および前記もう一つの作成処理のいずれかを行ってもよい。
本発明の第二態様に係る画像形成方法において、前記第一受付処理において、前記ラベルの種類を選択する前記第一選択操作を受け付け、前記第一受付処理で前記幅方向に並んで前記長尺方向に延びる第一部分と第二部分であって、透光性がある前記第一部分と透光性がない前記第二部分とで構成された前記ラベルである特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合、前記第二部分に前記第一フラッグ領域および前記第二フラッグ領域が配置されるように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルを作成することで、前記作成処理を行ってもよい。
本発明の第二態様に係る画像形成方法において、前記フラッグラベルの種類には、前記第一フラッグ領域と前記第一巻付領域とが配置される第二フラッグラベルがあり、前記第一フラッグラベルを作成可能な両面印刷および前記第二フラッグラベルを作成可能な片面印刷のいずれかを選択する第二選択操作を受け付ける第二受付処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記両面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記作成処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記幅方向に並び、且つ前記第二部分に前記第一フラッグ領域が配置された前記第二フラッグラベルを作成する第三の作成処理を行ってもよい。
本発明の第二態様に係る画像形成方法において、前記フラッグ領域の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理と、前記ラベルの前記幅方向の長さであるテープ幅を取得する幅取得処理と、前記ケーブルの外周の長さを特定可能な情報を取得する外周取得処理とを行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合において、前記外周取得処理で取得された前記情報に基づいて特定される前記外周の長さと、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さの二倍の和が、前記幅取得処理で取得された前記テープ幅以下の場合、前記第三の作成処理を行ってもよい。
本発明の第二態様に係る画像形成方法において、前記フラッグラベルの種類には、第三フラッグ領域と第四フラッグ領域と第三巻付領域とが配置される第三フラッグラベルがあり、前記フラッグ領域の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記第二部分の前記幅方向の長さである特定高さの半分よりも大きい場合、前記作成処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記特定高さの半分以下の場合、前記幅方向において、前記第二部分から前記第一部分に向かって、前記第三フラッグ領域、前記第四フラッグ領域、前記第三巻付領域の順に並んで配置された前記第三フラッグラベルを作成する第四の作成処理を行ってもよい。
本発明の第三態様に係る編集プログラムは、オブジェクトが印刷されるフラッグ領域とケーブルに巻き付けられる巻付領域とが配置されるラベルであるフラッグラベルを作成するためのテープへの印刷内容を編集する編集画面の表示を制御するコンピュータを備えた編集装置において、前記フラッグラベルの種類には、第一フラッグ領域と第一巻付領域とを含む第一領域と、第二フラッグ領域と第二巻付領域とを含む第二領域とが配置される第一フラッグラベルがあり、前記コンピュータに、前記テープの長尺方向において、前記第一フラッグ領域、前記第一巻付領域、前記第二巻付領域、前記第二フラッグ領域の順に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第一表示処理と、前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記テープの幅方向に並び、且つ前記第二フラッグ領域および前記第二巻付領域が前記幅方向に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第二表示処理とを選択的に実行させることを特徴とする。第三態様は、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第四態様に係る編集装置は、ラベルを作成するためのテープへの印刷内容を編集する編集画面の表示を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記ラベルを示すラベル画像上に、所定の配列方向に沿ってオブジェクトが入力されるオブジェクトボックスが配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる処理であって、前記配列方向が前記テープの幅方向と一致する前記オブジェクトボックスである二つの第一オブジェクトボックスが前記ラベル画像の前記テープの長尺方向の両端部にそれぞれ配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第一表示処理と、前記配列方向が前記長尺方向と一致する前記オブジェクトボックスである二つの第二オブジェクトボックスが前記ラベル画像の前記幅方向の一端部において、前記長尺方向に並んで配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第二表示処理とを選択的に実行することを特徴とする。第四態様は、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第四態様に係る編集装置において、前記制御部は、前記第一表示処理および前記第二表示処理の切り替えのための第一選択操作を受け付ける第一受付処理を行い、前記第一受付処理で受け付けられた前記第一選択操作に応じて前記第一表示処理および前記第二表示処理のいずれかを行ってもよい。
本発明の第四態様に係る編集装置において、前記制御部は、前記第一受付処理において、前記ラベルの種類を選択する前記第一選択操作を受け付け、前記第一受付処理で、前記幅方向に並んで前記長尺方向に延びる第一部分と第二部分であって、透光性がある前記第一部分と透光性がない前記第二部分とで構成された前記ラベルである特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合、前記ラベル画像のうち前記第二部分に対応する特定領域に二つの前記第二オブジェクトボックスが配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させることで、前記第二表示処理を行ってもよい。
本発明の第四態様に係る編集装置において、前記制御部は、二つの前記オブジェクトボックスが前記ラベル画像上に配置される両面印刷および一つの前記オブジェクトボックスが前記ラベル画像上に配置される片面印刷のいずれかを選択する第二選択操作を受け付ける第二受付処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記両面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記第二表示処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記特定領域に一つの前記第二オブジェクトボックスが配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第三表示処理を行ってもよい。
本発明の第四態様に係る編集装置において、前記ラベルは、ケーブルに巻き付けられる巻付部と、互いに背中合わせで貼り合わされる二つのフラッグ部とを備え、前記制御部は、前記フラッグ部の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理と、前記テープの前記幅方向の長さであるテープ幅を取得する幅取得処理と、前記ケーブルの外周の長さを特定可能な情報を取得する外周取得処理とを行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合において、前記外周取得処理で取得された前記情報に基づいて特定される前記外周の長さと、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さの二倍の和が、前記幅取得処理で取得された前記テープ幅以下の場合、前記第三表示処理を行ってもよい。
本発明の第四態様に係る編集装置において、前記ラベルは、ケーブルに巻き付けられる巻付部と、互いに背中合わせで貼り合わされる二つのフラッグ部とを備え、前記制御部は、前記フラッグ部の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記第二部分の前記幅方向の長さである特定高さの半分よりも大きい場合、前記第二表示処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記特定高さの半分以下の場合、前記特定領域に二つの前記第二オブジェクトボックスが前記幅方向に並んで配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第四表示処理を行ってもよい。
本発明の第五態様に係る画像形成方法は、ラベルを作成するための画像形成方法であって、前記ラベルを示すラベル画像上に、所定の配列方向に沿ってオブジェクトが入力される二つのオブジェクトボックスを配置する処理であって、前記配列方向が前記ラベル画像が示す前記ラベルの長尺方向と一致する前記二つのオブジェクトボックスを前記ラベル画像が示す前記ラベルの幅方向の一端部において、前記長尺方向に並んで配置する配置処理を実行することを特徴とする。第五態様は、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第五態様に係る画像形成方法において、前記配列方向が前記幅方向と一致する前記二つのオブジェクトボックスを前記ラベル画像の前記長尺方向の両端部にそれぞれ配置するもう一つの配置処理と、前記配置処理とを選択的に実行してもよい。
本発明の第五態様に係る画像形成方法において、前記配置処理および前記もう一つの配置処理の切り替えのための第一選択操作を受け付ける第一受付処理を行い、前記第一受付処理で受け付けられた前記第一選択操作に応じて前記配置処理および前記もう一つの配置処理のいずれかを行ってもよい。
本発明の第五態様に係る画像形成方法において、前記第一受付処理において、前記ラベルの種類を選択する前記第一選択操作を受け付け、前記第一受付処理で、前記幅方向に並んで前記長尺方向に延びる第一部分と第二部分であって、透光性がある前記第一部分と透光性がない前記第二部分とで構成された前記ラベルである特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合、前記ラベル画像のうち前記第二部分に対応する特定領域に前記二つのオブジェクトボックスを配置することで、前記配置処理を行ってもよい。
本発明の第五態様に係る画像形成方法において、前記二つのオブジェクトボックスが前記ラベル画像上に配置される両面印刷および一つのオブジェクトボックスが前記ラベル画像上に配置される片面印刷のいずれかを選択する第二選択操作を受け付ける第二受付処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記両面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記配置処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記特定領域に前記一つのオブジェクトボックスを配置する第三の配置処理を行ってもよい。
本発明の第五態様に係る画像形成方法において、前記ラベルは、ケーブルに巻き付けられる巻付部と、互いに背中合わせで貼り合わされる二つのフラッグ部とを備え、前記フラッグ部の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理と、前記ラベル画像が示す前記ラベルの前記幅方向の長さであるテープ幅を取得する幅取得処理と、前記ケーブルの外周の長さを特定可能な情報を取得する外周取得処理とを行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合において、前記外周取得処理で取得された前記情報に基づいて特定される前記外周の長さと、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さの二倍の和が、前記幅取得処理で取得された前記テープ幅以下の場合、前記第三の配置処理を行ってもよい。
本発明の第五態様に係る画像形成方法において、前記ラベルは、ケーブルに巻き付けられる巻付部と、互いに背中合わせで貼り合わされる二つのフラッグ部とを備え、前記フラッグ部の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記第二部分の前記幅方向の長さである特定高さの半分よりも大きい場合、前記配置処理を行い、前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記特定高さの半分以下の場合、前記特定領域に前記二つのオブジェクトボックスを前記幅方向に並んで配置する第四の配置処理を行ってもよい。
本発明の第六態様に係る編集プログラムは、ラベルを作成するためのテープへの印刷内容を編集する編集画面の表示を制御するコンピュータを備えた編集装置において、前記コンピュータに、前記ラベルを示すラベル画像上に、所定の配列方向に沿ってオブジェクトが入力されるオブジェクトボックスが配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる処理であって、前記配列方向が前記テープの幅方向と一致する前記オブジェクトボックスである二つの第一オブジェクトボックスが前記ラベル画像の前記テープの長尺方向の両端部にそれぞれ配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第一表示処理と、前記配列方向が前記長尺方向と一致する前記オブジェクトボックスである二つの第二オブジェクトボックスが前記ラベル画像の前記幅方向の一端部において、前記長尺方向に並んで配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第二表示処理とを選択的に実行させることを特徴とする。第六態様は、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第七態様に係る印刷システムは、第一態様または第四態様の編集装置と、前記編集装置で編集された前記印刷内容に基づいて印刷を行うプリンタとを備えたことを特徴とする。第七態様は、第一態様と同様の効果を奏することができる。
印刷システム100の概略構成の説明図である。 通常ラベル6Aとセルフラミネートラベル6Bの説明図である。 両面印刷が行われた通常ラベル6Aで作成されたケーブルフラッグの説明図である。 両面印刷が行われたセルフラミネートラベル6Bで作成されたケーブルフラッグの説明図である。 片面印刷が行われた通常ラベル6Aで作成されたケーブルフラッグの説明図である。 片面印刷が行われたセルフラミネートラベル6Bで作成されたケーブルフラッグの説明図である。 フラッグラベル60Aとその使用方法の説明図である。 フラッグラベル60Bとその使用方法の説明図である。 フラッグラベル60Cとその使用方法の説明図である。 フラッグラベル60Dとその使用方法の説明図である。 フラッグラベル60Eとその使用方法の説明図である。 フラッグラベル60Fとその使用方法の説明図である。 フラッグラベル60Gとその使用方法の説明図である。 フラッグラベル60Hとその使用方法の説明図である。 メイン処理のフローチャートである。 メイン処理のフローチャートである。 メイン処理のフローチャートである。 メインプログラム起動時の入力画面の説明図である。 設定画面Aの説明図である。 設定画面Bの説明図である。 設定画面Cの説明図である。 設定画面Dの説明図である。 設定画面Eの説明図である。 設定画面Fの説明図である。 設定画面Gの説明図である。 設定画面Hの説明図である。 設定画面での設定内容が反映された入力画面の説明図である。
図面を参照して、本発明の一実施形態に係る印刷システム100を説明する。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられる。すなわち、図面に記載されている装置の構成および制御は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照し、印刷システム100の概要を説明する。印刷システム100は編集装置1とプリンタ2とで構成される。編集装置1は、例えばパーソナルコンピュータであり、プリンタ2と無線または有線で相互に通信できる。編集装置1は、印刷テープ4への印刷内容を編集し、編集された印刷内容に基づく印刷データをプリンタ2に送信する。プリンタ2は、編集装置1から送信された印刷データに基づいてオブジェクトを印刷テープ4に印刷し、印刷済みのラベル6を作成する。プリンタ2は、作成されたラベル6を切断することでフラッグラベル60を作成する。本実施形態において、オブジェクトは、文字、図形、記号等の総称である。詳しくは後述するが、フラッグラベル60は、ケーブル10に貼り付けられる(図3~図14参照)。
図1を参照し、編集装置1の電気的構成を説明する。編集装置1は、相互に接続するCPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、表示部15、および入力部16を備える。CPU11はプロセッサとして機能し、編集装置1を制御する。ROM12は、後述のメイン処理(図15~図17参照)をCPU11が実行するためのメインプログラム、メインプログラムの実行時にCPU11が必要な情報等を記憶する。RAM13は、メイン処理でCPU11が参照する各種データ等を一時的に記憶する。フラッシュメモリ14は印刷に必要な印刷データ等を記憶する。表示部15は、印刷テープ4への印刷内容を編集するための編集画面を表示する。編集画面は、後述の設定画面A~H(図19~図26参照)、入力画面(図18、図27参照)等を含む。入力部16は、ユーザによって操作され、操作に応じた信号をCPU11に出力する。
図1を参照し、プリンタ2の機械的構成を説明する。プリンタ2は装着部21を備える。装着部21にはテープカセット3が着脱可能に装着される。テープカセット3の中には第一テープロール31、第二テープロール32、リボンロール33、リボン巻取スプール34、および圧着ローラ35が設けられる。
第一テープロール31は、第一スプール311に印刷テープ4が巻かれることで構成される。第二テープロール32は、第二スプール321に貼り合わせテープ5が巻かれることで構成される。リボンロール33は、リボンスプール(図示略)にインクリボン7が巻かれることで構成される。インクリボン7は、リボンロール33とリボン巻取スプール34とにかけ渡される。リボン巻取スプール34は印刷に使用されたインクリボン7を巻き取る。圧着ローラ35は、テープカセット3から外部に露出する。
装着部21には、サーマルヘッド22、プラテンローラ23、圧着ローラ24が設けられる。サーマルヘッド22は、インクリボン7から印刷テープ4にインク71(図2参照)を転写することで印刷を行う。プラテンローラ23は、サーマルヘッド22との間で印刷テープ4を挟み、回転することで第一テープロール31から印刷テープ4を引き出して搬送する。
圧着ローラ24は、圧着ローラ35との間で印刷テープ4と貼り合わせテープ5とを挟み、印刷テープ4の印刷面41(図2参照)に貼り合わせテープ5を圧着することでラベル6を作成する。圧着ローラ24、35は、回転することで、第二テープロール32から貼り合わせテープ5を引き出しながら、作成されたラベル6を搬送する。したがって、ラベル6の搬送方向はラベル6の長尺方向と一致する。圧着ローラ24よりもラベル6の搬送方向下流には、カッタ26が設けられる。カッタ26はラベル6を切断する。
上記構成によれば、プリンタ2の制御部(図示略)は、以下のように印刷動作を実行する。プラテンローラ23が回転することで、印刷テープ4が第一テープロール31から引き出される。引き出された印刷テープ4に対し、サーマルヘッド22によって、インクリボン7からインク71が転写されてオブジェクトが印刷される。第二テープロール32から貼り合わせテープ5が引き出される。印刷された印刷テープ4は、圧着ローラ24、35によって、引き出された貼り合わせテープ5に圧着される。これにより、印刷されたラベル6が作成される。ラベル6はカッタ26によって切断されて、フラッグラベル60が作成される。
図2を参照し、ラベル6の詳細構造を説明する。以下では、ラベル6の長尺方向を単に「長尺方向」といい、ラベル6の幅方向を単に「幅方向」といい、ラベル6の厚み方向を単に「厚み方向」という。図2では、左右方向、上下方向、紙面に直交する方向が、それぞれ、幅方向、厚み方向、長尺方向である。
本実施形態のラベル6の種類には、通常ラベル6Aとセルフラミネートラベル6Bとがある。図2(A)は通常ラベル6Aを示す。図2(B)はセルフラミネートラベル6Bを示す。通常ラベル6Aとセルフラミネートラベル6Bとでは、基本構成は同じである。以下では、ラベル6の基本構成を説明したうえで、通常ラベル6Aとセルフラミネートラベル6Bの違いを説明する。
上述したように、ラベル6は、印刷された印刷テープ4と貼り合わせテープ5とが互いに圧着されることで作成される。印刷テープ4は長尺状の透明フィルムテープである。本実施形態において「透明」は、媒体の裏側にある物または印刷内容を媒体の表側から視認可能な媒体の性質であり、無色透明、有色透明、無色半透明、および有色半透明を含む。すなわち、「透明」は、透光性がある媒体の性質をいう。以下では、透光性がない媒体の性質を「不透明」という。図2では、透明な媒体を斜線で示し、不透明な媒体を無地で示す(図3~図14も同様)。
貼り合わせテープ5は、長尺状の両面粘着テープであり、剥離紙51、粘着層52、台紙53、粘着層54の順に厚み方向に積層されて構成される。剥離紙51は、粘着層52を介して剥離可能に台紙53に貼り合わせられる。粘着層52は透明であり、台紙53の一方の面の全面に設けられる。粘着層54は透明であり、台紙53の他方の面の全面に設けられる。台紙53は不透明である。上記貼り合わせテープ5が粘着層54側から印刷テープ4の印刷面41に貼り合わされることで、ラベル6が構成される。
以下では、ラベル6の幅方向の長さ、すなわち印刷テープ4の幅方向の長さを「テープ幅W1」といい、台紙53の幅方向の長さを「不透明高さW2」という。ラベル6には、テープ幅W1として複数の大きさ、例えば12mm、24mm、48mm等が用意される。
通常ラベル6Aとセルフラミネートラベル6Bでは、テープ幅W1に対する不透明高さW2の大きさが異なる。詳細には、図2(A)に示すように、通常ラベル6Aでは、不透明高さW2がテープ幅W1と同じである。したがって、台紙53が不透明なので、通常ラベル6Aは、全体として厚み方向において不透明である。
図2(B)に示すように、セルフラミネートラベル6Bでは、不透明高さW2がテープ幅W1未満であり、本実施形態では、テープ幅W1の半分未満であり、より詳細にはテープ幅W1の約1/3である。セルフラミネートラベル6Bには、不透明高さW2として、テープ幅W1に応じた大きさが用意される。すなわち、例えばテープ幅W1が12mmのセルフラミネートラベル6Bには4mmが、テープ幅W1が24mmのセルフラミネートラベル6Bには8mmが、テープ幅W1が48mmのセルフラミネートラベル6Bには16mmが不透明高さW2として用意される。
台紙53が不透明なので、セルフラミネートラベル6Bのうち台紙53の部分(以下、「不透明部分93」という。)は厚み方向において不透明である。不透明高さW2がテープ幅W1未満なので、セルフラミネートラベル6Bには厚み方向において台紙53が存在しない部分(以下、「透明部分92」という。)が設けられる。粘着層52、粘着層54、印刷テープ4が透明なので、透明部分92は、剥離紙51がセルフラミネートラベル6Bから剥離された状態で、厚み方向において透明である。透明部分92および不透明部分93は、幅方向に並び、長尺方向に延びる。
図3~図6を参照し、フラッグラベル60の概略を説明する。以下では、フラッグラベル60から剥離紙51(図2参照)が剥離された状態を前提とする。フラッグラベル60は、上述のように構成されたラベル6が長尺方向の所定位置で幅方向に切断されることで作成される。フラッグラベル60はラベルの一種であり、ケーブル10に巻き付けられて使用される。ケーブル10は、ラベル6の貼り付け対象物の一例である。以下では、ケーブル10に巻き付けられたフラッグラベル60を「ケーブルフラッグ」ともいう。
図3(A)は、通常ラベル6Aが使用されて後述の両面印刷により作成されたケーブルフラッグの斜視図である。図3(B)は、図3(A)の左側から見たケーブルフラッグの斜視図である。図4(A)は、セルフラミネートラベル6Bが使用されて後述の両面印刷により作成されたケーブルフラッグの斜視図である。図4(B)は、図4(A)の左側から見たケーブルフラッグの斜視図である。図5(A)は、通常ラベル6Aが使用されて後述の片面印刷により作成されたケーブルフラッグの斜視図である。図5(B)は、図5(A)の左側から見たケーブルフラッグの斜視図である。図6(A)は、セルフラミネートラベル6Bが使用されて後述の片面印刷により作成されたケーブルフラッグの斜視図である。図6(B)は、図6(A)の左側から見たケーブルフラッグの斜視図である。
図3~図6に示すように、フラッグラベル60は第一フラッグ部61と第二フラッグ部62と巻付部63とで構成される。第一フラッグ部61および第二フラッグ部62は、フラッグラベル60のうちオブジェクトの印刷が可能な部分であり、互いに背中合わせに貼り合わされる。図3~図6の例では、オブジェクトは「ABC」である。巻付部63は、フラッグラベル60のうちケーブル10に巻き付けられる部分である。
図4、図6に示すように、セルフラミネートラベル6Bが使用された場合、ケーブル10の外径W7と巻付部63の巻付方向の長さとの関係にもよるが、ケーブルフラッグは、透明部分92が巻付部63となり、不透明部分93が第一フラッグ部61および第二フラッグ部62となるように構成される。このため、セルフラミネートラベル6Bが使用された場合には、ユーザは透明部分92を介してケーブル10上の情報(図示略)を視認できる。
本実施形態のプリンタ2では、両面印刷および片面印刷が選択的に行われる。図3(A)と図3(B)および図4(A)と図4(B)に示すように、両面印刷が行われた場合、ケーブルフラッグでは、第一フラッグ部61および第二フラッグ部62の両方にオブジェクトが印刷される。図5(A)と図5(B)および図6(A)と図6(B)に示すように、片面印刷が行われた場合、ケーブルフラッグでは、第一フラッグ部61および第二フラッグ部62のうち第一フラッグ部61にのみオブジェクトが印刷される。
本実施形態のプリンタ2は、各種印刷態様を変更することで、フラッグラベル60の種類として、以下説明するフラッグラベル60A~60Hを作成できる。ケーブルフラッグの作成方法は、フラッグラベル60の種類に応じて異なる。
図7~図14を参照し、フラッグラベル60の種類およびケーブルフラッグの作成方法を説明する。図7(A)、図8(A)、図9(A)、図10(A)、図11(A)、図12(A)、図13(A)、図14(A)は、それぞれ、プリンタ2によって作成されたフラッグラベル60A~60Hの平面図である。図7(B)、図8(B)、図9(B)、図10(B)、図11(B)、図12(B)、図13(B)、図14(B)は、ケーブル10に貼り付けられている途中のフラッグラベル60A~60Hの斜視図である。
図7を参照し、フラッグラベル60Aを説明する。図7(A)に示すように、フラッグラベル60Aはプリンタ2によって通常ラベル6A(図2(A)参照)が使用されて両面印刷が行われることで作成され、一枚のラベルで構成される。フラッグラベル60Aには、図7の左方から右方に向かって第一フラッグ部61A、巻付部63A、第二フラッグ部62Aの順に配置される。第一フラッグ部61Aおよび第二フラッグ部62Aには、オブジェクトが印刷される。第二フラッグ部62Aに印刷されるオブジェクトは、第一フラッグ部61Aに印刷されるオブジェクトがフラッグラベル60Aに対して180°回転されたオブジェクトである。
図7(B)に示すように、ユーザは、粘着層52(図2参照)を内側(ケーブル10側)にした状態で、ケーブル10に巻付部63Aを巻き付ける。ユーザは、第一フラッグ部61Aと第二フラッグ部62Aとを互いに背中合わせで貼り合わせる。これにより、図3に示すケーブルフラッグが作成される。
図8を参照し、フラッグラベル60Bを説明する。図8(A)に示すように、フラッグラベル60Bはプリンタ2によって通常ラベル6A(図2(A)参照)が使用されて片面印刷が行われることで作成され、一枚のラベルで構成される。フラッグラベル60Bには、図8の左方から右方に向かって第一フラッグ部61B、巻付部63B、第二フラッグ部62Bの順に配置される。第一フラッグ部61Bおよび第二フラッグ部62Bのうち第一フラッグ部61Bにのみ、オブジェクトが印刷される。
図8(B)に示すように、フラッグラベル60Bのケーブル10への貼り付け方法は、フラッグラベル60Aのケーブル10への貼り付け方法(図7(B)参照)と同じなので、説明を省略する。フラッグラベル60Bによれば、図5に示すケーブルフラッグが作成される。
図9を参照し、フラッグラベル60Cを説明する。図9(A)に示すように、フラッグラベル60Cはプリンタ2によって通常ラベル6A(図2(A)参照)が使用されて両面印刷が行われることで作成され、二枚の分割ラベル65C、66Cで構成される。分割ラベル65Cには、図9の上方から下方に向かって第一フラッグ部61C、巻付部63Cの順に配置される。分割ラベル66Cには、図9の上方から下方に向かって第二フラッグ部62C、巻付部64Cの順に配置される。第一フラッグ部61Cおよび第二フラッグ部62Cには、オブジェクトが印刷される。第二フラッグ部62Cに印刷されるオブジェクトは、第一フラッグ部61Cに印刷されるオブジェクトと各分割ラベル65C、66Cに対して同じ向きのオブジェクトである。
図9(B)に示すように、ユーザは、分割ラベル65Cにおいて、粘着層52(図2参照)を内側(ケーブル10側)にした状態で、ケーブル10に巻付部63Cを巻き付ける。ユーザは、分割ラベル66Cにおいて、第二フラッグ部62Aを第一フラッグ部61Cと背中合わせで貼り合わせ、粘着層52(図2参照)を内側(ケーブル10側)にした状態で、ケーブル10に巻付部64Cを巻き付ける。これにより、図3に示すケーブルフラッグが作成される。
図10を参照し、フラッグラベル60Dを説明する。図10(A)に示すように、フラッグラベル60Dはプリンタ2によって通常ラベル6A(図2(A)参照)が使用されて片面印刷が行われることで作成され、二枚の分割ラベル65D、66Dで構成される。分割ラベル65Dには、図10の上方から下方に向かって第一フラッグ部61D、巻付部63Dの順に配置される。分割ラベル66Dには、図9の上方から下方に向かって第二フラッグ部62D、巻付部64Dの順に配置される。第一フラッグ部61Dおよび第二フラッグ部62Dのうち第一フラッグ部61Dにのみ、オブジェクトが印刷される。
図10(B)に示すように、フラッグラベル60Dのケーブル10への貼り付け方法は、フラッグラベル60Cのケーブル10への貼り付け方法(図9(B)参照)と同じなので、説明を省略する。フラッグラベル60Dによれば、図5に示すケーブルフラッグが作成される。
図11を参照し、フラッグラベル60Eを説明する。図11(A)に示すように、フラッグラベル60Eはプリンタ2によってセルフラミネートラベル6B(図2(B)参照)が使用されて両面印刷が行われることで作成され、二枚の分割ラベル65E、66Eで構成される。分割ラベル65Eには、図9の上方から下方に向かって第一フラッグ部61E、巻付部63Eの順に配置される。分割ラベル66Eには、図9の上方から下方に向かって第二フラッグ部62E、巻付部64Eの順に配置される。第一フラッグ部61Eおよび第二フラッグ部62Eには、オブジェクトが印刷される。第二フラッグ部62Eに印刷されるオブジェクトは、第一フラッグ部61Eに印刷されるオブジェクトと各分割ラベル65E、66Eに対して同じ向きのオブジェクトである。
図11(B)に示すように、フラッグラベル60Eのケーブル10への貼り付け方法は、フラッグラベル60Cのケーブル10への貼り付け方法(図9(B)参照)と同じなので、説明を省略する。フラッグラベル60Eによれば、図4に示すケーブルフラッグが作成される。
図12を参照し、フラッグラベル60Fを説明する。図12(A)に示すように、フラッグラベル60Fはプリンタ2によってセルフラミネートラベル6B(図2(B)参照)が使用されて両面印刷が行われることで作成され、一枚のラベルで構成される。フラッグラベル60Fには、図12の上方から下方に向かって第二フラッグ部62F、第一フラッグ部61F、巻付部63Fの順に配置される。第一フラッグ部61Fおよび第二フラッグ部62Fには、オブジェクトが印刷される。第二フラッグ部62Fに印刷されるオブジェクトは、第一フラッグ部61Fに印刷されるオブジェクトがフラッグラベル60Fに対して180°回転されたオブジェクトである。
図12(B)に示すように、ユーザは、粘着層52(図2参照)を内側(ケーブル10側)にした状態で、ケーブル10に巻付部63Fを巻き付ける。ユーザは、第一フラッグ部61Aと第二フラッグ部62Aとの境界で粘着層52が内側になるようにフラッグラベル60Fを折る。これにより、ユーザは、第一フラッグ部61Fと第二フラッグ部62Fとを互いに背中合わせで貼り合わせる。これにより、図4に示すケーブルフラッグが作成される。
図13を参照し、フラッグラベル60Gを説明する。図13(A)に示すように、フラッグラベル60Gはプリンタ2によってセルフラミネートラベル6B(図2(B)参照)が使用されて片面印刷が行われることで作成され、一枚のラベルで構成される。フラッグラベル60Gには、図13の上方から下方に向かって第一フラッグ部61G、巻付部63G、第二フラッグ部62Gの順に配置される。第一フラッグ部61Gおよび第二フラッグ部62Gのうち第一フラッグ部61にのみ、オブジェクトが印刷される。
図13(B)に示すように、フラッグラベル60Gのケーブル10への貼り付け方法は、フラッグラベル60Aのケーブル10への貼り付け方法(図7(B)参照)と同じなので、説明を省略する。フラッグラベル60Gによれば、図6に示すケーブルフラッグが作成される。
図14を参照し、フラッグラベル60Hを説明する。図14(A)に示すように、フラッグラベル60Hはプリンタ2によってセルフラミネートラベル6B(図2(B)参照)が使用されて片面印刷が行われることで作成され、二枚の分割ラベル65H、66Hで構成される。分割ラベル65Hには、図14の上方から下方に向かって第一フラッグ部61H、巻付部63Hの順に配置される。分割ラベル66Hには、図9の上方から下方に向かって第二フラッグ部62H、巻付部64Hの順に配置される。第一フラッグ部61Hおよび第二フラッグ部62Hのうち第一フラッグ部61Hにのみ、オブジェクトが印刷される。
図14(B)に示すように、フラッグラベル60Hのケーブル10への貼り付け方法は、フラッグラベル60Cのケーブル10への貼り付け方法(図9(B)参照)と同じなので、説明を省略する。フラッグラベル60Gによれば、図6に示すケーブルフラッグが作成される。
図15~図27を参照し、メイン処理を説明する。図18~図27では、左右方向が長尺方向であり、上下方向が幅方向である。メイン処理を実行するための指示が入力部16を介して編集装置1に入力されると、CPU11は、ROM12からメインプログラムを読み出して動作することで、メイン処理を実行する。
図15に示すように、メイン処理が開始されると、CPU11は入力画面(図18参照)を表示部15に表示する(S1)。図18に示すように、入力画面は、印刷ボタン72、ラベル長選択領域73、テープ幅選択領域74、プレビュー表示領域75を含む。ユーザは入力部16を操作して印刷ボタン72を選択することで、プリンタ2による印刷を開始するための印刷指示を編集装置1に入力できる。
ラベル長選択領域73は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されるラベル長W3を表示する。ラベル長W3はフラッグラベル60の長尺方向の長さを示す。図18の例では、ラベル長W3として49.5mmが選択されている。テープ幅選択領域74は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されるテープ幅W1を表示する。図18の例では、テープ幅W1として24mmが選択されている。
プレビュー表示領域75は、作成されるフラッグラベル60のプレビューを表示する。詳細には、プレビュー表示領域75にはラベル画像160が表示される。ラベル画像160は、選択されたテープ幅W1およびラベル長W3に応じた縦横比の矩形状であり、フラッグラベル60の形状を示す。
図15に示すように、CPU11は、設定画面(図19~図26参照)を表示するためのユーザによる入力部16の操作に応じて、設定画面を表示部15に表示する(S2)。図19~図26に示すように、設定画面は、ラベル種類選択領域81、プレビュー表示領域82、ラベル設定領域83、両面印刷設定ボタン84、印刷方向設定領域85、フォント設定領域86、フラッグレイアウト設定領域87を含む。
ラベル種類選択領域81は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されたラベル6の種類を表示する。図19~図26の例では、ラベル6の種類としてフラッグラベル60を作成するためのケーブルフラッグが選択されている。本実施形態では、ケーブルフラッグの他に、フェイスプレート用のラベル、熱収縮ラベル等が選択可能であるが、ケーブルフラッグが選択されることを前提とする。
プレビュー表示領域82は、作成されるフラッグラベル60のプレビューを表示する。プレビュー表示領域82の表示内容は、以下説明するラベル種類選択領域81、プレビュー表示領域82、ラベル設定領域83、両面印刷設定ボタン84、印刷方向設定領域85、フォント設定領域86、フラッグレイアウト設定領域87での設定内容に応じて異なる。プレビュー表示領域82の具体的な表示内容は後述する。
ラベル設定領域83の表示内容は、後述の印刷方向設定領域85において、印刷方向として横方向および縦方向のいずれが選択されているかに応じて異なる。図19、図20に示すように、横方向が選択されている場合には、ラベル設定領域83は、フラッグ長選択領域831、ケーブル外径選択領域832、テープ幅選択領域833を含む。図21~図26に示すように、縦方向が選択されている場合には、ラベル設定領域83は、フラッグ幅選択領域834、フラッグ高さ選択領域835、テープ幅選択領域833、ケーブル外径選択領域832を含む。
フラッグ長選択領域831は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されたフラッグ長W4を表示する。フラッグ長W4は、第一フラッグ部61および第二フラッグ部62(図3~図6参照)の高さ、すなわちケーブルフラッグが作成された場合の第一フラッグ部61および第二フラッグ部62におけるケーブル10の径方向の長さを示す。図19、図20の例では、フラッグ長W4として6.9mmが選択されている。
ケーブル外径選択領域832は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されたケーブル10の外径W7(図3~図6参照)を表示する。図19~図21、図23~図25の例では、ケーブル10の外径W7として1mmが選択されている。図22、図26の例では、ケーブル10の外径W7として6mmが選択されている。
テープ幅選択領域833は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されたテープ幅W1とラベル6の種類(通常ラベル6Aまたはセルフラミネートラベル6B)を表示する。「SL」は、ラベル6の種類がセルフラミネートラベル6Bであることを示す。「SL」が表示されていない場合には、ラベル6の種類が通常ラベル6Aであることを示す。図19~図22の例では、テープ幅W1が24mmである通常ラベル6Aが選択されている。図23~図26の例では、テープ幅W1が24mmであるセルフラミネートラベル6Bが選択されている。
フラッグ幅選択領域834は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されたフラッグ幅W5を表示する。フラッグ幅W5は、第一フラッグ部61および第二フラッグ部62(図3~図6参照)の幅、すなわちケーブルフラッグが作成された場合の第一フラッグ部61および第二フラッグ部62におけるケーブル10の軸方向の長さを示す。図21~図26の例では、フラッグ幅W5として24mmが選択されている。
フラッグ高さ選択領域835は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されたフラッグ高さW6を表示する。フラッグ高さW6は、第一フラッグ部61および第二フラッグ部62(図3~図6参照)の高さ、すなわちケーブルフラッグが作成された場合の第一フラッグ部61および第二フラッグ部62におけるケーブル10の径方向の長さを示す。図21~図23、図25、図26の例では、フラッグ高さW6として6.9mmが選択されている。図24の例では、フラッグ高さW6として5mmが選択されている。
両面印刷設定ボタン84は、入力部16を介してユーザによって操作されることで、「ON」および「OFF」のいずれかを表示する。「ON」は両面印刷が選択されていることを示す。「OFF」は片面印刷が選択されていることを示す。図19、図21、図23、図24の例では、「ON」(両面印刷)が選択されている。図20、図22、図25、図26の例では、「OFF」(片面印刷)が選択されている。
図19、図21、図23、図24に示すように、両面印刷では、二つのオブジェクトボックスBがラベル画像160上に配置される。図20、図22、図25、図26に示すように、片面印刷では、一つのオブジェクトボックスBがラベル画像160上に配置される。オブジェクトボックスBは、オブジェクトが入力される矩形領域を示し、すなわち、入力されたオブジェクトを囲む。オブジェクトボックスB内には、オブジェクトが所定の配列方向に沿って入力される。すなわち、配列方向は、複数のオブジェクトがオブジェクトボックスB内に入力された場合に、入力された複数のオブジェクトが並ぶ方向である。
本実施形態のオブジェクトボックスBには、フラッグラベル60に対する配列方向の向きに応じて縦型オブジェクトボックスB1と横型オブジェクトボックスB2とがある。図19、図20に示すように、縦型オブジェクトボックスB1は、配列方向が幅方向(上下方向)と一致するオブジェクトボックスBである。図21~図26に示すように、横型オブジェクトボックスB2は、配列方向が長尺方向(左右方向)と一致するオブジェクトボックスBである。
図19~図26に示すように、印刷方向設定領域85は、入力部16を介してユーザによって操作されることで、印刷方向が横方向および縦方向のいずれであるかを黒色の丸851で表示する。印刷方向は、ラベル6に対する配列方向の向きを示し、横方向と縦方向とを含む。横方向は、配列方向が長尺方向に直交する向きを示す。縦方向は、配列方向が長尺方向と一致する向きを示す。「横」は配列方向が横方向であることを示す。「縦」は配列方向が縦方向であることを示す。
図19、図20の例では、「横」(横方向)が選択されている。図21~図26の例では、「縦」(縦方向)が選択されている。なお、ユーザは、通常ラベル6Aが選択されている場合には、横方向および縦方向を選択できるが(図19~図22参照)、セルフラミネートラベル6Bが選択されている場合には、横方向および縦方向のうち縦方向のみ選択できる(図23~図26参照)。
フォント設定領域86は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されたフォントおよびオブジェクトサイズを表示する。図19~図26の例では、フォントとして「Helsinki」が選択され、オブジェクトサイズとして「24ポイント」が選択されている。
フラッグレイアウト設定領域87は、ユーザによって入力部16が操作されて選択されたフラッグレイアウトを黒色の丸871で表示する。フラッグレイアウトは、配列方向に対するオブジェクトの向きを示し、さらに、両面印刷が選択されている場合には、二つのオブジェクトボックス内に同じ内容のオブジェクトを配置するか否かを示す。
図15に示すように、CPU11は設定処理を行う(S3)。ユーザは、設定画面において入力部16を介して、ラベル種類選択領域81、プレビュー表示領域82、ラベル設定領域83、両面印刷設定ボタン84、印刷方向設定領域85、フォント設定領域86、フラッグレイアウト設定領域87を操作して、各種設定を行う。CPU11は、設定内容に応じてプレビュー表示領域82の表示を制御する。
CPU11は、設定画面での設定内容に基づいて、レイアウト情報を取得する(S4)。CPU11は取得したレイアウト情報をRAM13に記憶する。レイアウト情報は、ラベル6の種類、印刷方向、両面印刷か否か、フラッグ高さW6、ケーブル10の外径W7、テープ幅W1等を含む。
CPU11は、S4で取得されたレイアウト情報に基づいて、ラベル6の種類がセルフラミネートテープであるか否かを判断する(S12)。ラベル6の種類が通常ラベル6Aの場合(S12:NO)、CPU11はS4で取得されたレイアウト情報に基づいて、印刷方向が縦方向であるか否かを判断する(S13)。
印刷方向が横方向の場合(S13:NO)、CPU11はS4で取得されたレイアウト情報に基づいて、印刷態様が両面印刷であるか否かを判断する(S14)。印刷態様が両面印刷の場合(S14:YES)、CPU11は、設定内容に応じて設定画面A(図19参照)を表示部15に表示し(S15)、処理をS40(図17参照)に移行する。
図19に示すように、設定画面Aのプレビュー表示領域82において、ラベル画像160は、通常ラベル6Aによって作成されるフラッグラベル60の形状を示す。以下では、ラベル画像160のうち、長尺方向の中心を通り且つ幅方向に延びる中心線Pよりも左側の領域を、「左領域162」といい、中心線Pよりも右側の領域を、「右領域163」という。中心線Pは、実際には表示されないが、表示されてもよい。左領域162と右領域163とは互いに長尺方向に並ぶ。
左領域162および右領域163は、ともにオブジェクトボックスBが配置される領域(以下、「フラッグ領域」という。)とオブジェクトボックスBが配置されない領域(以下、「巻付領域」という。)とを含む。本実施形態では、ラベル画像160の長尺方向両端部(左領域162の左端部と右領域163の右端部)にそれぞれ縦型オブジェクトボックスB1、すなわち、合計二つの縦型オブジェクトボックスB1が配置される。これにより、長尺方向において、左領域162のフラッグ領域、左領域162の巻付領域、右領域163の巻付領域、右領域163のフラッグ領域の順に並ぶ。右側の縦型オブジェクトボックスB1に入力されるオブジェクト「ABC」は、左側の縦型オブジェクトボックスB1に入力されるオブジェクト「ABC」が180°回転すると一致する。
図15に示すように、印刷態様が片面印刷の場合(S14:NO)、CPU11は、設定内容に応じて設定画面B(図20参照)を表示部15に表示し(S16)、処理をS40(図17参照)に移行する。
図20に示すように、設定画面Bのプレビュー表示領域82において、ラベル画像160は、通常ラベル6Aによって作成されるフラッグラベル60の形状を示す。左領域162はフラッグ領域と巻付領域とを含む。右領域163はフラッグ領域および巻付領域のうち巻付領域のみ含む。本実施形態では、ラベル画像160の長尺方向一端部(左領域162の左端部)に一つの縦型オブジェクトボックスB1が配置される。これにより、長尺方向において、左領域162のフラッグ領域、左領域162の巻付領域、右領域163の巻付領域の順に並ぶ。
図15に示すように、印刷方向が縦方向の場合(S13:YES)、CPU11はS4で取得されたレイアウト情報に基づいて、印刷態様が両面印刷であるか否かを判断する(S17)。印刷態様が両面印刷の場合(S17:YES)、CPU11は、設定内容に応じて設定画面C(図21参照)を表示部15に表示し(S18)、処理をS40(図17参照)に移行する。
図21に示すように、設定画面Cのプレビュー表示領域82において、ラベル画像160は、通常ラベル6Aによって作成されるフラッグラベル60の形状を示す。ラベル画像160において中心線P上には、切断線161が表示される。切断線161は幅方向に延び、カッタ26によって切断される位置を示す。左領域162および右領域163は、それぞれ、上述した分割ラベルに対応する。
左領域162および右領域163は、ともにフラッグ領域と巻付領域とを含む。本実施形態では、ラベル画像160の幅方向一端部(上端部)において、二つの横型オブジェクトボックスB2が長尺方向に並んで配置される。詳細には、左領域162の上端部に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。これにより、左領域162においてフラッグ領域と巻付領域とが幅方向に並ぶ。右領域163の上端部に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。これにより、右領域163においてフラッグ領域と巻付領域とが幅方向に並ぶ。右側の横型オブジェクトボックスB2に入力されるオブジェクト「ABC」は、左側の横型オブジェクトボックスB2に入力されるオブジェクト「ABC」と同じ向きである。
図15に示すように、印刷態様が片面印刷の場合(S17:NO)、CPU11は、設定内容に応じて設定画面D(図22参照)を表示部15に表示し(S19)、処理をS40(図17参照)に移行する。
図22に示すように、設定画面Dのプレビュー表示領域82において、ラベル画像160は、通常ラベル6Aによって作成されるフラッグラベル60の形状を示す。ラベル画像160において中心線P上には、切断線161が表示される。左領域162はフラッグ領域と巻付領域とを含む。右領域163はフラッグ領域および巻付領域のうち巻付領域のみ含む。本実施形態では、ラベル画像160の幅方向一端部(上端部)において、一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。詳細には、左領域162の上端部に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。これにより、左領域162においてフラッグ領域と巻付領域とが幅方向に並ぶ。
図15に示すように、ラベル6の種類がセルフラミネートラベル6Bの場合(S12:YES)、図16に示すように、CPU11はS4で取得されたレイアウト情報に基づいて、印刷態様が両面印刷であるか否かを判断する(S21)。
印刷態様が両面印刷の場合(S21:YES)、CPU11はS4で取得されたレイアウト情報に基づいて、フラッグ高さW6が不透明高さW2の半分以下であるか否かを判断する(S22)。ROM12には、テープ幅W1に対応付けて不透明高さW2があらかじめ記憶される。したがって、CPU11は、ROM12を参照し、テープ幅W1に応じて、不透明高さW2を特定できる。フラッグ高さW6が不透明高さW2の半分よりも大きい場合(S22:NO)、CPU11は、設定内容に応じて設定画面E(図23参照)を表示部15に表示し(S23)、処理をS40(図17参照)に移行する。
図23に示すように、設定画面Eのプレビュー表示領域82において、ラベル画像160は、セルフラミネートラベル6Bによって作成されるフラッグラベル60の形状を示す。したがって、ラベル画像160は、透明領域164と不透明領域165とを含む。透明領域164は透明部分92(図11~図14参照)に対応し、図23では斜線で示される(図24~図27も同様)。不透明領域165は不透明部分93(図11~図14参照)に対応し、図23では無地で示される(図24~図27も同様)。ラベル画像160において中心線P上には、切断線161が表示される。
左領域162および右領域163は、ともにフラッグ領域と巻付領域とを含む。本実施形態では、ラベル画像160の幅方向一端部(上端部)、すなわち不透明領域165において、二つの横型オブジェクトボックスB2が長尺方向に並んで配置される。詳細には、左領域162の上端部に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。これにより、左領域162において、不透明領域165にフラッグ領域が配置され、不透明領域165から透明領域164に向かって、フラッグ領域、巻付領域の順に幅方向に並ぶ。右領域163の上端部に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。これにより、右領域163において、不透明領域165にフラッグ領域が配置され、不透明領域165から透明領域164に向かって、フラッグ領域、巻付領域の順に幅方向に並ぶ。右側の横型オブジェクトボックスB2に入力されるオブジェクト「ABC」は、左側の横型オブジェクトボックスB2に入力されるオブジェクト「ABC」と同じ向きである。
図16に示すように、フラッグ高さW6が不透明高さW2の半分以下の場合(S22:YES)、CPU11は、設定内容に応じて設定画面F(図24参照)を表示部15に表示し(S24)、処理をS40(図17参照)に移行する。
図24に示すように、設定画面Fのプレビュー表示領域82において、ラベル画像160は、セルフラミネートラベル6Bによって作成されるフラッグラベル60の形状を示す。さらに、ラベル画像160の幅方向一端部(上端部)、すなわち不透明領域165に、二つの横型オブジェクトボックスB2が幅方向に並んで配置される。これにより、ラベル画像160において、不透明領域165に二つのフラッグ領域が配置され、不透明領域165から透明領域164に向かって、フラッグ領域、フラッグ領域、巻付領域の順に幅方向に並ぶ。上側の横型オブジェクトボックスB2に入力されるオブジェクト「ABC」は、下側の横型オブジェクトボックスB2に入力されるオブジェクト「ABC」が180°回転すると一致する。
図16に示すように、印刷態様が片面印刷の場合(S21:NO)、CPU11はS4で取得されたレイアウト情報に基づいて、ケーブル10の外周の長さとフラッグ高さW6の2倍との和が、テープ幅W1以下であるか否かを判断する(S25)。この場合、ケーブル10の外周の長さは、ケーブル10の外径W7と円周率との積によって算出される。
ケーブル10の外周の長さとフラッグ高さW6の2倍との和が、テープ幅W1以下の場合(S25:YES)、CPU11は、設定内容に応じて設定画面G(図25参照)を表示部15に表示し(S26)、処理をS40(図17参照)に移行する。
図25に示すように、設定画面Gのプレビュー表示領域82において、ラベル画像160は、セルフラミネートラベル6Bによって作成されるフラッグラベル60の形状を示す。さらに、ラベル画像160の幅方向一端部(上端部)、すなわち不透明領域165に、一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。これにより、ラベル画像160において、不透明領域165にフラッグ領域が配置され、不透明領域165から透明領域164に向かって、フラッグ領域、巻付領域の順に幅方向に並ぶ。
図16に示すように、ケーブル10の外周の長さとフラッグ高さW6の2倍との和が、テープ幅W1よりも大きい場合(S25:NO)、CPU11は、設定内容に応じて設定画面H(図26参照)を表示部15に表示し(S27)、処理をS40(図17参照)に移行する。
図26に示すように、設定画面Hのプレビュー表示領域82において、ラベル画像160は、セルフラミネートラベル6Bによって作成されるフラッグラベル60の形状を示す。ラベル画像160において中心線P上には、切断線161が表示される。左領域162はフラッグ領域と巻付領域とを含む。右領域163はフラッグ領域および巻付領域のうち巻付領域のみ含む。本実施形態では、ラベル画像160の幅方向一端部(上端部)、すなわち不透明領域165において、一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。詳細には、左領域162の上端部に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。これにより、左領域162において、不透明領域165にフラッグ領域が配置され、不透明領域165から透明領域164に向かってフラッグ領域、巻付領域の順に幅方向に並ぶ。
図17に示すように、ユーザによって入力部16が操作されてOKボタン88(図19~図26参照)が選択されると、CPU11は設定画面の表示を終了して、設定画面のプレビュー表示領域82(図19~図26参照)の表示内容を入力画面のプレビュー表示領域75(図27参照)に反映させる(S40)。
図27を参照し、一例として、設定画面E(図23参照)のプレビュー表示領域82の表示内容が入力画面のプレビュー表示領域75に反映された場合を説明する。プレビュー表示領域75において、ラベル画像160は、セルフラミネートラベル6Bによって作成されるフラッグラベル60の形状を示す。したがって、ラベル画像160は、透明領域164と不透明領域165とを含む。ラベル画像160において中心線P上には、切断線161が表示される。切断線161の上部には、切断線161の位置でフラッグラベル60が切断されることをユーザに示すためのハサミマーク166が表示される。
さらに、ラベル画像160の幅方向一端部(上端部)、すなわち不透明領域165において、二つの横型オブジェクトボックスB2が長尺方向に並んで配置される。詳細には、左領域162の上端部に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置され、右領域163の上端部に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。右側の横型オブジェクトボックスB2に入力されるオブジェクト「ABC」は、左側の横型オブジェクトボックスB2に入力されるオブジェクト「ABC」と同じ向きである。
図17に示すように、CPU11は編集処理を行う(S41)。ユーザは、入力画面において、入力部16を介してオブジェクトボックスB内のオブジェクトの追加、削除、変更等の編集操作を行う。CPU11は、編集操作に応じてオブジェクトボックスB内のオブジェクトを編集する。ユーザは、オブジェクトの編集が終了すると、入力部16を操作して印刷ボタン72(図27参照)を選択する。
印刷ボタン72が選択されると、CPU11は、確定された印刷内容に基づく印刷データをプリンタ2に送信する(S42)。プリンタ2は、編集装置1からの印刷データに基づいて、印刷動作を実行する。図19~図26の例に基づく印刷データによれば、それぞれ、図7(A)~図14(A)の例に示すフラッグラベル60がプリンタ2によって作成される。CPU11は、確定された印刷データをフラッシュメモリ14に記憶する(S43)。CPU11はメイン処理を終了する。
以上説明したように、編集装置1では、オブジェクトボックスBがラベル画像160上に配置されたフラッグラベル60のプレビューが、プレビュー表示領域75、82に表示される。オブジェクトボックスBには、配列方向に沿ってオブジェクトが入力される。オブジェクトボックスBの種類には、配列方向が幅方向(図18~図27の上下方向)と一致する縦型オブジェクトボックスB1と、配列方向が長尺方向(図18~図27の左右方向)と一致する横型オブジェクトボックスB2とがある。編集装置1では、印刷方向が縦方向および横方向のいずれであるかに応じて、以下の第一表示処理と第二表示処理とが選択的に実行される。印刷方向が横方向の場合には第一表示処理が行われ、左領域162と右領域163が長尺方向に並び、且つ長尺方向において、左領域162のフラッグ領域、左領域162の巻付領域、右領域163の巻付領域、右領域163のフラッグ領域の順に並ぶ。すなわち、ラベル画像160の長尺方向(図18~図27の左右方向)の両端部に二つの縦型オブジェクトボックスB1がそれぞれ配置されたフラッグラベル60のプレビューが、プレビュー表示領域75、82に表示される。印刷方向が縦宝方向の場合には第二表示処理が行われ、左領域162と右領域163が長尺方向に並び、且つ左領域162においてフラッグ領域と巻付領域とが幅方向に並び、右領域163においてフラッグ領域と巻付領域とが幅方向に並ぶ。すなわち、ラベル画像160の幅方向の一端部(図18~図27の上端部)において、二つの横型オブジェクトボックスB2が長尺方向(図18~図27の左右方向)に並んで配置されたフラッグラベル60のプレビューが、プレビュー表示領域75、82に表示される。このため、印刷方向が縦方向の場合には、配列方向が長尺方向と一致するので、フラッグ幅W5がテープ幅W1に制限されない。よって、編集装置1は、フラッグラベル60に印刷されるオブジェクトの幅に自由度を持たせることができる。
編集装置1では、設定画面上でのユーザによる入力部16の操作に応じて、設定画面A~Hが切り替えられる。よって、編集装置1は、ユーザによる操作に応じてフラッグラベル60のプレビュー内容を切り替えることができる。
セルフラミネートラベル6Bが選択されると、不透明領域165に二つの横型オブジェクトボックスB2、すなわちフラッグ領域が配置されたフラッグラベル60のプレビューが表示される。このため、セルフラミネートラベル6Bで作成されたフラッグラベル60がケーブル10に貼り付けられると、ユーザは透明部分92を介してケーブル10上の情報を視認できる。
縦方向における両面印刷では横型オブジェクトボックスB2が二つ長尺方向に並ぶ。縦方向における片面印刷では不透明領域165にフラッグ領域が配置され、不透明領域165から透明領域164に向かって、フラッグ領域、巻付領域の順に幅方向に並ぶ。すなわち、不透明領域165に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。この場合、横型オブジェクトボックスB2が二つ長尺方向に並ばない分、片面印刷で使用される印刷テープ4の量は両面印刷で使用される印刷テープ4の量よりも少ない。よって、編集装置1はユーザが所望する印刷態様に応じて印刷テープ4の消費量を節約して、フラッグラベル60を作成できる。
ケーブル10の外周の長さとフラッグ高さW6の二倍との和が、テープ幅W1以下の場合、設定画面Gが表示される。設定画面Gのプレビュー表示領域82では、不透明領域165にフラッグ領域が配置され、不透明領域165から透明領域164に向かって、フラッグ領域、巻付領域の順に幅方向に並ぶ。すなわち、不透明領域165に一つの横型オブジェクトボックスB2が配置される。このため、ユーザは、フラッグラベル60をケーブル10に巻き付ける場合に、第一フラッグ部61と第二フラッグ部62とを互いに確実に背中合わせで貼り合わせることができる。
フラッグ高さW6が不透明高さW2の半分以下の場合、不透明領域165に二つのフラッグ領域が配置され、不透明領域165から透明領域164に向かって、フラッグ領域、フラッグ領域、巻付領域の順に幅方向に並ぶ。すなわち、不透明領域165に二つの横型オブジェクトボックスB2が幅方向に並んで配置されたフラッグラベル60のプレビューが表示される。このため、フラッグ高さW6が不透明高さW2の半分よりも小さければ、編集装置1は、横型オブジェクトボックスB2が二つ長尺方向に並ばない分、使用する印刷テープ4の量を削減できる。よって、編集装置1は印刷テープ4の消費量を節約して、フラッグラベル60を作成できる。
上記実施形態において、CPU11が本発明の「制御部」および「コンピュータ」に相当する。左領域162が本発明の「第一領域」に相当する。右領域163が本発明の「第二領域」に相当する。縦型オブジェクトボックスB1が本発明の「第一オブジェクトボックス」に相当する。横型オブジェクトボックスB2が本発明の「第二オブジェクトボックス」に相当する。図15のS15の処理または図17のS40で設定画面Aの表示内容を入力画面に反映させる処理が本発明の「第一表示処理」に相当する。図15のS18の処理または図17のS40で設定画面Cの表示内容を入力画面に反映させる処理、および図16のS23の処理または図17のS40で設定画面Eの表示内容を入力画面に反映させる処理が本発明の「第二表示処理」に相当する。
図15のS3でテープ幅選択領域833における入力部16の操作を受け付ける処理が本発明の「第一受付処理」に相当する。透明部分92が本発明の「第一部分」に相当する。不透明部分93が本発明の「第二部分」に相当する。セルフラミネートラベル6Bが本発明の「特定ラベル」に相当する。図15のS3で両面印刷設定ボタン84における入力部16の操作を受け付ける処理が本発明の「第二受付処理」に相当する。不透明領域165が本発明の「特定領域」に相当する。図16のS26の処理または図17のS40で設定画面Gの表示内容を入力画面に反映させる処理が本発明の「第三表示処理」に相当する。
図15のS3でフラッグ高さ選択領域835における入力部16の操作を受け付ける処理が本発明の「高さ取得処理」に相当する。図15のS3でテープ幅選択領域833における入力部16の操作を受け付ける処理が本発明の「テープ幅取得処理」に相当する。ケーブル10の外径W7が本発明の「ケーブルの外周の長さを特定可能な情報」に相当する。図15のS3でケーブル外径選択領域832における入力部16の操作を受け付ける処理が本発明の「外周取得処理」に相当する。図16のS24の処理または図17のS40で設定画面Fの表示内容を入力画面に反映させる処理が本発明の「第四表示処理」に相当する。
本発明は上記実施形態から種々変更できる。例えば、上記実施形態において、ラベル6および分割ラベルの切断はユーザによって行われてもよい。上記実施形態において、通常ラベル6Aおよびセルフラミネートラベル6Bのうちいずれか一方のみが、ラベル6として用意されてもよい。
上記実施形態では、テープ幅W1に応じた大きさが不透明高さW2として用意される。これに対し、一つのテープ幅W1に対して複数の大きさの不透明高さW2が用意されてもよい。この場合、例えばユーザは、入力部16を操作して、編集画面において不透明高さW2を編集装置1に入力すればよい。
オブジェクトボックスBは、常に表示されていてもよいし、例えばオブジェクトボックスB内のオブジェクトが編集されている場合、オブジェクトボックスBが選択された場合等、オブジェクトボックスBがアクティブな場合にのみ、表示されてもよい。
上記実施形態では、編集装置1がメイン処理を実行する。これに対し、プリンタ2のCPUがメイン処理を実行してもよい。すなわち、プリンタ2が編集装置1として機能し、プリンタ2においてラベル6への印刷内容が編集されてもよい。
上記実施形態において、ユーザは、必ずしもフラッグラベル60によってケーブルフラッグを作成する必要はない。すなわち、フラッグラベル60の用途は、ケーブルフラッグに限定されない。例えばユーザは、フラッグラベル60を平面に貼り付けてもよい。フラッグラベル60Gにおいて、ユーザは、第一フラッグ部61Gの上に第二フラッグ部62Gを貼り合わすように、フラッグラベル60Gをケーブル10に巻き付けてもよい。以下、このように作成されたフラッグラベル60Gを、「セルフラミネート」という。セルフラミネートでは、第一フラッグ部61Gが第二フラッグ部62Gによって保護される。さらに、セルフラミネートでは第二フラッグ部62Gが透明なので、ユーザは、第二フラッグ部62Gを介して第一フラッグ部61G上のオブジェクトを視認できる。このように、セルフラミネートラベル6Bはケーブルフラッグにも、セルフラミネートにも使用できる。
上記実施形態において、CPU11は、ケーブル10の外径W7を取得する代わりに、ケーブル10の外周の長さを取得してもよいし、ケーブル10の外径W7の半径を取得してもよい。上記実施形態において、編集装置1は、片面印刷が選択不可能な構成であってもよい。
上記実施形態において、CPU11は、S4でテープ幅W1および/または不透明高さW2を以下のようにプリンタ2から取得してもよい。例えばテープカセット3に識別部が設けられる。識別部は、QRコード(登録商標)、バーコード、凹凸のパターン、ICチップ等であり、テープ幅W1、不透明高さW2等の識別情報を示し、または記録する。プリンタ2は、読み取り装置を備え、識別部から識別情報を読み取る。CPU11は識別情報を要求するためのコマンドをプリンタ2に送信する。プリンタ2のCPUは、コマンドに応じて識別情報を編集装置1に送信する。編集装置1では、CPU11は識別情報に基づいて、テープ幅W1、不透明高さW2等を特定する。
ラベル6の構造は上記実施形態に限定されない。例えば貼り合わせテープ5は省略されてもよい。ユーザは下地にフラッグラベル60を貼り付ける際に、印刷面41に粘着剤を塗布すればよい。貼り合わせテープ5は台紙53を備えず、粘着層が設けられた剥離紙で構成されてもよい。この場合、ラベル6の全体が透明部分92となり、不透明部分93は存在しない。貼り合わせテープ5は印刷テープ4の印刷面41に貼り合わされてもよいし、印刷面41とは反対側の面に貼り合わされてもよい。印刷テープ4は不透明でもよい。この場合、貼り合わせテープ5は印刷テープ4の印刷面41とは反対側に貼り合わされればよいし、省略されてもよい。印刷テープ4は感熱紙でもよい。この場合、インクリボン7は不要である。
上記実施形態では、テープ幅選択領域833において、ラベル6の種類(通常ラベル6Aまたはセルフラミネートラベル6B)と、テープ幅W1とが選択される。これに対し、ラベル6の種類が選択される領域と、テープ幅W1が選択される領域とが別々に設けられていてもよい。
上記実施形態において、縦型オブジェクトボックスB1内に、配列方向が長尺方向と一致するようにオブジェクトが入力されてもよい。横型オブジェクトボックスB2内に、配列方向が幅方向と一致するようにオブジェクトが入力されてもよい。これらの場合、入力されたオブジェクトが各オブジェクトボックスB内に配置されるように、例えばオブジェクトサイズ、隣り合う一対のオブジェクトの間隔等が適宜調整されればよい。
CPU11の代わりに、マイクロコンピュータ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が、プロセッサとして用いられてもよい。メイン処理は、それぞれ、複数のプロセッサによって分散処理されてもよい。ROM12、フラッシュメモリ14等の非一時的な記憶媒体は、情報を記憶する期間に関わらず、情報を留めておくことが可能な記憶媒体であればよい。非一時的な記憶媒体は、一時的な記憶媒体(例えば、伝送される信号)を含まなくてもよい。プログラムは、例えば、ネットワークに接続されたサーバからダウンロードされて(すなわち、伝送信号として送信され)、フラッシュメモリ14に記憶されてもよい。この場合、プログラムは、サーバに備えられたハードディスクドライブ等の非一時的な記憶媒体に保存されていればよい。なお、上述した変形例は、矛盾が生じない限り、互いに組み合わせされてもよい。
1 編集装置
2 プリンタ
11 CPU
100 印刷システム

Claims (27)

  1. オブジェクトが印刷されるフラッグ領域とケーブルに巻き付けられる巻付領域とが配置されるラベルであるフラッグラベルを作成するためのテープへの印刷内容を編集する編集画面の表示を制御する制御部を備え、
    前記フラッグラベルの種類には、第一フラッグ領域と第一巻付領域とを含む第一領域と、第二フラッグ領域と第二巻付領域とを含む第二領域とが配置される第一フラッグラベルがあり、
    前記制御部は、
    前記テープの長尺方向において、前記第一フラッグ領域、前記第一巻付領域、前記第二巻付領域、前記第二フラッグ領域の順に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第一表示処理と、
    前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記テープの幅方向に並び、且つ前記第二フラッグ領域および前記第二巻付領域が前記幅方向に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第二表示処理と
    を選択的に実行することを特徴とする編集装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第一表示処理および前記第二表示処理の切り替えのための第一選択操作を受け付ける第一受付処理を行い、
    前記第一受付処理で受け付けられた前記第一選択操作に応じて前記第一表示処理および前記第二表示処理のいずれかを行うことを特徴とする請求項1に記載の編集装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第一受付処理において、前記ラベルの種類を選択する前記第一選択操作を受け付け、
    前記第一受付処理で前記幅方向に並んで前記長尺方向に延びる第一部分と第二部分であって、透光性がある前記第一部分と透光性がない前記第二部分とで構成された前記ラベルである特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合、前記第二部分に前記第一フラッグ領域および前記第二フラッグ領域が配置されるように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させることで、前記第二表示処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の編集装置。
  4. 前記フラッグラベルの種類には、前記第一フラッグ領域と前記第一巻付領域とが配置される第二フラッグラベルがあり、
    前記制御部は、
    前記第一フラッグラベルを作成可能な両面印刷および前記第二フラッグラベルを作成可能な片面印刷のいずれかを選択する第二選択操作を受け付ける第二受付処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記両面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記第二表示処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記幅方向に並び、且つ前記第二部分に前記第一フラッグ領域が配置された前記第二フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第三表示処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の編集装置。
  5. 前記制御部は、
    前記フラッグ領域の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理と、
    前記テープの前記幅方向の長さであるテープ幅を取得する幅取得処理と、
    前記ケーブルの外周の長さを特定可能な情報を取得する外周取得処理とを行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合において、前記外周取得処理で取得された前記情報に基づいて特定される前記外周の長さと、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さの二倍の和が、前記幅取得処理で取得された前記テープ幅以下の場合、前記第三表示処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の編集装置。
  6. 前記フラッグラベルの種類には、第三フラッグ領域と第四フラッグ領域と第三巻付領域とが配置される第三フラッグラベルがあり、
    前記制御部は、
    前記フラッグ領域の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記第二部分の前記幅方向の長さである特定高さの半分よりも大きい場合、前記第二表示処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記特定高さの半分以下の場合、前記幅方向において、前記第二部分から前記第一部分に向かって、前記第三フラッグ領域、前記第四フラッグ領域、前記第三巻付領域の順に並んで配置された前記第三フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第四表示処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の編集装置。
  7. オブジェクトが配置されるフラッグ領域とケーブルに巻き付けられる巻付領域とが配置されるラベルであるフラッグラベルを作成するための、画像形成方法であって、
    前記フラッグラベルの種類には、第一フラッグ領域と第一巻付領域とを含む第一領域と、第二フラッグ領域と第二巻付領域とを含む第二領域とが配置される第一フラッグラベルがあり、
    前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記ラベルの幅方向に並び、且つ前記第二フラッグ領域および前記第二巻付領域が前記幅方向に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記ラベルの長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルを作成するための作成処理と、
    前記長尺方向において、前記第一フラッグ領域、前記第一巻付領域、前記第二巻付領域、前記第二フラッグ領域の順に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを作成するためのもう一つの作成処理と
    を選択的に実行することを特徴とする画像形成方法。
  8. 前記作成処理および前記もう一つの作成処理の切り替えのための第一選択操作を受け付ける第一受付処理を行い、
    前記第一受付処理で受け付けられた前記第一選択操作に応じて前記作成処理および前記もう一つの作成処理のいずれかを行うことを特徴とする請求項に記載の画像形成方法。
  9. 前記第一受付処理において、前記ラベルの種類を選択する前記第一選択操作を受け付け、
    前記第一受付処理で前記幅方向に並んで前記長尺方向に延びる第一部分と第二部分であって、透光性がある前記第一部分と透光性がない前記第二部分とで構成された前記ラベルである特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合、前記第二部分に前記第一フラッグ領域および前記第二フラッグ領域が配置されるように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルを作成することで、前記作成処理を行うことを特徴とする請求項に記載の画像形成方法。
  10. 前記フラッグラベルの種類には、前記第一フラッグ領域と前記第一巻付領域とが配置される第二フラッグラベルがあり、
    前記第一フラッグラベルを作成可能な両面印刷および前記第二フラッグラベルを作成可能な片面印刷のいずれかを選択する第二選択操作を受け付ける第二受付処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記両面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記作成処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記幅方向に並び、且つ前記第二部分に前記第一フラッグ領域が配置された前記第二フラッグラベルを作成する第三の作成処理を行うことを特徴とする請求項に記載の画像形成方法。
  11. 前記フラッグ領域の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理と、
    前記ラベルの前記幅方向の長さであるテープ幅を取得する幅取得処理と、
    前記ケーブルの外周の長さを特定可能な情報を取得する外周取得処理とを行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合において、前記外周取得処理で取得された前記情報に基づいて特定される前記外周の長さと、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さの二倍の和が、前記幅取得処理で取得された前記テープ幅以下の場合、前記第三の作成処理を行うことを特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
  12. 前記フラッグラベルの種類には、第三フラッグ領域と第四フラッグ領域と第三巻付領域とが配置される第三フラッグラベルがあり、
    前記フラッグ領域の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記第二部分の前記幅方向の長さである特定高さの半分よりも大きい場合、前記作成処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記特定高さの半分以下の場合、前記幅方向において、前記第二部分から前記第一部分に向かって、前記第三フラッグ領域、前記第四フラッグ領域、前記第三巻付領域の順に並んで配置された前記第三フラッグラベルを作成する第四の作成処理を行うことを特徴とする請求項に記載の画像形成方法。
  13. オブジェクトが印刷されるフラッグ領域とケーブルに巻き付けられる巻付領域とが配置されるラベルであるフラッグラベルを作成するためのテープへの印刷内容を編集する編集画面の表示を制御するコンピュータを備えた編集装置において、
    前記フラッグラベルの種類には、第一フラッグ領域と第一巻付領域とを含む第一領域と、第二フラッグ領域と第二巻付領域とを含む第二領域とが配置される第一フラッグラベルがあり、
    前記コンピュータに、
    前記テープの長尺方向において、前記第一フラッグ領域、前記第一巻付領域、前記第二巻付領域、前記第二フラッグ領域の順に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第一表示処理と、
    前記第一フラッグ領域および前記第一巻付領域が前記テープの幅方向に並び、且つ前記第二フラッグ領域および前記第二巻付領域が前記幅方向に並ぶように、前記第一領域および前記第二領域が前記長尺方向に並べられた前記第一フラッグラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第二表示処理と
    を選択的に実行させることを特徴とする編集プログラム。
  14. ラベルを作成するためのテープへの印刷内容を編集する編集画面の表示を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記ラベルを示すラベル画像上に、所定の配列方向に沿ってオブジェクトが入力されるオブジェクトボックスが配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる処理であって、
    前記配列方向が前記テープの幅方向と一致する前記オブジェクトボックスである二つの第一オブジェクトボックスが前記ラベル画像の前記テープの長尺方向の両端部にそれぞれ配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第一表示処理と、
    前記配列方向が前記長尺方向と一致する前記オブジェクトボックスである二つの第二オブジェクトボックスが前記ラベル画像の前記幅方向の一端部において、前記長尺方向に並んで配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第二表示処理と
    を選択的に実行することを特徴とする編集装置。
  15. 前記制御部は、
    前記第一表示処理および前記第二表示処理の切り替えのための第一選択操作を受け付ける第一受付処理を行い、
    前記第一受付処理で受け付けられた前記第一選択操作に応じて前記第一表示処理および前記第二表示処理のいずれかを行うことを特徴とする請求項14に記載の編集装置。
  16. 前記制御部は、
    前記第一受付処理において、前記ラベルの種類を選択する前記第一選択操作を受け付け、
    前記第一受付処理で、前記幅方向に並んで前記長尺方向に延びる第一部分と第二部分であって、透光性がある前記第一部分と透光性がない前記第二部分とで構成された前記ラベルである特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合、前記ラベル画像のうち前記第二部分に対応する特定領域に二つの前記第二オブジェクトボックスが配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させることで、前記第二表示処理を行うことを特徴とする請求項15に記載の編集装置。
  17. 前記制御部は、
    二つの前記オブジェクトボックスが前記ラベル画像上に配置される両面印刷および一つの前記オブジェクトボックスが前記ラベル画像上に配置される片面印刷のいずれかを選択する第二選択操作を受け付ける第二受付処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記両面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記第二表示処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記特定領域に一つの前記第二オブジェクトボックスが配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第三表示処理を行うことを特徴とする請求項16に記載の編集装置。
  18. 前記ラベルは、ケーブルに巻き付けられる巻付部と、互いに背中合わせで貼り合わされる二つのフラッグ部とを備え、
    前記制御部は、
    前記フラッグ部の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理と、
    前記テープの前記幅方向の長さであるテープ幅を取得する幅取得処理と、
    前記ケーブルの外周の長さを特定可能な情報を取得する外周取得処理とを行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合において、前記外周取得処理で取得された前記情報に基づいて特定される前記外周の長さと、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さの二倍の和が、前記幅取得処理で取得された前記テープ幅以下の場合、前記第三表示処理を行うことを特徴とする請求項17に記載の編集装置。
  19. 前記ラベルは、ケーブルに巻き付けられる巻付部と、互いに背中合わせで貼り合わされる二つのフラッグ部とを備え、
    前記制御部は、
    前記フラッグ部の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記第二部分の前記幅方向の長さである特定高さの半分よりも大きい場合、前記第二表示処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記特定高さの半分以下の場合、前記特定領域に二つの前記第二オブジェクトボックスが前記幅方向に並んで配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面において表示させる第四表示処理を行うことを特徴とする請求項16に記載の編集装置。
  20. ラベルを作成するための画像形成方法であって、
    前記ラベルを示すラベル画像上に、所定の配列方向に沿ってオブジェクトが入力される二つのオブジェクトボックスを配置する処理であって、
    前記配列方向が前記ラベル画像が示す前記ラベルの長尺方向と一致する前記二つのオブジェクトボックスを前記ラベル画像が示す前記ラベルの幅方向の一端部において、前記長尺方向に並んで配置する配置処理と、
    前記配列方向が前記幅方向と一致する前記二つのオブジェクトボックスを前記ラベル画像における前記長尺方向の両端部にそれぞれ配置するもう一つの配置処理と
    を選択的に実行することを特徴とする画像形成方法。
  21. 前記配置処理および前記もう一つの配置処理の切り替えのための第一選択操作を受け付ける第一受付処理を行い、
    前記第一受付処理で受け付けられた前記第一選択操作に応じて前記配置処理および前記もう一つの配置処理のいずれかを行うことを特徴とする請求項20に記載の画像形成方法。
  22. 前記第一受付処理において、前記ラベルの種類を選択する前記第一選択操作を受け付け、
    前記第一受付処理で、前記幅方向に並んで前記長尺方向に延びる第一部分と第二部分であって、透光性がある前記第一部分と透光性がない前記第二部分とで構成された前記ラベルである特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合、前記ラベル画像のうち前記第二部分に対応する特定領域に前記二つのオブジェクトボックスを配置することで、前記配置処理を行うことを特徴とする請求項21に記載の画像形成方法。
  23. 前記二つのオブジェクトボックスが前記ラベル画像上に配置される両面印刷および一つのオブジェクトボックスが前記ラベル画像上に配置される片面印刷のいずれかを選択する第二選択操作を受け付ける第二受付処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記両面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記配置処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合、前記特定領域に前記一つのオブジェクトボックスを配置する第三の配置処理を行うことを特徴とする請求項22に記載の画像形成方法。
  24. 前記ラベルは、ケーブルに巻き付けられる巻付部と、互いに背中合わせで貼り合わされる二つのフラッグ部とを備え、
    前記フラッグ部の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理と、
    前記ラベル画像が示す前記ラベルの前記幅方向の長さであるテープ幅を取得する幅取得処理と、
    前記ケーブルの外周の長さを特定可能な情報を取得する外周取得処理とを行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられ、且つ前記第二受付処理で前記片面印刷を選択する前記第二選択操作が受け付けられた場合において、前記外周取得処理で取得された前記情報に基づいて特定される前記外周の長さと、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さの二倍の和が、前記幅取得処理で取得された前記テープ幅以下の場合、前記第三の配置処理を行うことを特徴とする請求項23に記載の画像形成方法。
  25. 前記ラベルは、ケーブルに巻き付けられる巻付部と、互いに背中合わせで貼り合わされる二つのフラッグ部とを備え、
    前記フラッグ部の前記幅方向の長さであるフラッグ高さを取得する高さ取得処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記第二部分の前記幅方向の長さである特定高さの半分よりも大きい場合、前記配置処理を行い、
    前記第一受付処理で前記特定ラベルを選択する前記第一選択操作が受け付けられた場合において、前記高さ取得処理で取得された前記フラッグ高さが、前記特定高さの半分以下の場合、前記特定領域に前記二つのオブジェクトボックスを前記幅方向に並んで配置する第四の配置処理を行うことを特徴とする請求項22に記載の画像形成方法。
  26. ラベルを作成するためのテープへの印刷内容を編集する編集画面の表示を制御するコンピュータを備えた編集装置において、
    前記コンピュータに、
    前記ラベルを示すラベル画像上に、所定の配列方向に沿ってオブジェクトが入力されるオブジェクトボックスが配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる処理であって、
    前記配列方向が前記テープの幅方向と一致する前記オブジェクトボックスである二つの第一オブジェクトボックスが前記ラベル画像の前記テープの長尺方向の両端部にそれぞれ配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第一表示処理と、
    前記配列方向が前記長尺方向と一致する前記オブジェクトボックスである二つの第二オブジェクトボックスが前記ラベル画像の前記幅方向の一端部において、前記長尺方向に並んで配置された前記ラベルのプレビューを、前記編集画面に表示させる第二表示処理と
    を選択的に実行させることを特徴とする編集プログラム。
  27. 請求項1から6のいずれか、または14から19のいずれかに記載の編集装置と、
    前記編集装置で編集された前記印刷内容に基づいて印刷を行うプリンタと
    を備えたことを特徴とする印刷システム。
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