JP2002029099A - テープ状ラベル作成装置 - Google Patents

テープ状ラベル作成装置

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JP2002029099A
JP2002029099A JP2001175993A JP2001175993A JP2002029099A JP 2002029099 A JP2002029099 A JP 2002029099A JP 2001175993 A JP2001175993 A JP 2001175993A JP 2001175993 A JP2001175993 A JP 2001175993A JP 2002029099 A JP2002029099 A JP 2002029099A
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史郎 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザーが入力設定した所望の登録書式情報
に基づいて、複数枚のテープ状ラベルを簡単にしかも迅
速に作成すること。 【構成】 定型ラベル作成キーが操作されると、下段に
「登録ファイルの呼び出し」と表示されるラベル名選択
画面が表示される。ここで実行キーが操作されると定型
書式情報展開制御が実行され、「登録ファイルの呼び出
し」が選択されたことから(S60:Yes )、登録ファイ
ルが有る場合(S64:Yes )には、先頭に登録されてい
るファイルの名前が表示される(S66)。そして、登録
ファイル選択制御が実行され、所望の登録ファイルが選
択されると、その登録ファイルの全体書式情報と行書式
情報がメモリに展開されるとともに、テキストデータの
入力が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状ラベル作成装
置に関し、特にユーザーが入力指定して登録したラベル
作成用の書式情報を用いて、印字文字の異なる複数枚の
テープ状ラベルを簡単に作成するようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、本願出願人は、実開平1─850
50号公報に記載のように、キーボード、ディスプレ
イ、サーマルヘッドを有する印字機構を備え、印字対象
体としてのテープ(例えば、テープ幅9mm、12mm)に
インクリボンを介して文字や記号などのキャラクタを印
字できるテープ状ラベル作成装置であって、ファイルの
背表紙に貼付するのに適したテープ状のラベルを作成す
るのに好適のテープ状ラベル作成装置を提案するととも
に、実用化した。
【0003】ところで、テープ状ラベルとしては、ファ
イルの背表紙に貼付するものだけでなく、例えば、ビデ
オテープやそのケースに貼付するラベル、オーディオテ
ープやそのケースに貼付するラベル、或いは多数の書籍
に貼付する管理用のラベルなど、種々の用途に用いるこ
とが可能である。そこで、例えば、書籍に貼付する管理
用のテープ状ラベルを作成する場合、「タイトル(書籍
の名前)」、「著者の名前」、「購入年月日」、・・な
どの複数のデータ入力項目が必要であり、これら複数の
データ入力項目の各々にテキストデータを入力する毎
に、その入力したテキストデータを印字する為の書式情
報を、その都度入力指定して、ファイルデータとして登
録する。そして、その登録ファイルのデータを印字する
毎に、その登録ファイルをディスプレイの画面に呼び出
して、書籍に応じたテキストデータを新規に入力して編
集する編集作業を行なった後に印字し、多数の書籍に貼
付する為の複数枚の管理用のテープ状ラベルを、これら
編集作業と印字処理とを繰り返して作成することにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、書籍
に貼付する管理用のテープ状ラベルを作成する場合に、
印字処理の次に、これら「タイトル」、「著者の名
前」、・・などの複数のデータ入力項目の各々に、前回
の印字の為に入力されているテキストデータの全てを一
旦消去した上で、次の書籍に関する、これら複数のデー
タ入力項目に関するテキストデータを新規に入力し直す
ことになり、編集作業が複雑化するという問題がある。
そこで、これらテキストデータを入力していない、テキ
ストデータを印字する為の書式情報だけを入力したファ
イルをマスターファイルとして登録しておき、そのマス
ター登録ファイルを画面に呼び出して、テキストデータ
を入力することも考えられるが、何れのデータ入力位置
に何れのデータ入力項目に関するテキストデータを入力
したら良いのか分かりづらいという問題がある。
【0005】本発明の目的は、ユーザーが入力設定した
所望の登録書式情報に基づいて、複数枚のテープ状ラベ
ルを簡単にしかも迅速に作成し得るようなテープ状ラベ
ル作成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のテープ
状ラベル作成装置においては、種々のデータや指令を入
力する為の入力手段と、ディスプレイを有する表示手段
と、印字対象体であるテープに印字する印字手段と、入
力手段と表示手段と印字手段とを制御する制御手段とを
備えたテープ状ラベル作成装置において、複数のラベル
名と、各ラベル名に付随する複数の入力指示メッセージ
とを入力指定した書式で表示する為の表示情報と、各入
力指示メッセージに付随的に入力されるテキストデータ
を入力指定した書式で印字する為の印字用書式情報とを
含む登録書式情報を記憶する登録書式情報記憶手段を備
えている。
【0007】請求項2に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、登録書式情報記憶手段が、1つのROMに
よって構成されている。
【0008】請求項3に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、登録書式情報記憶手段には、複数のラベル
名と各ラベル名に付随する複数の入力指示メッセージと
が、デフォルトデータとして記憶され、初めから入力欄
に記憶されている。
【0009】請求項4に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、登録書式情報記憶手段の記憶情報と入力手
段から入力された指令に基づいて、複数のラベル名を順
々にディスプレイに表示させ、ラベル名が選択されたと
きには、そのラベル名に付随する複数の入力指示メッセ
ージを順々にディスプレイに表示させる表示制御手段
と、選択されたラベル名に対応する複数の入力指示メッ
セージに夫々付随的に入力されるテキストデータを記憶
するとともに、これらテキストデータを印字する為の印
字用書式情報を登録書式情報記憶手段から読出してテキ
ストデータと対応付けて記憶するテキスト記憶手段とを
備えている。
【0010】請求項5に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、テープはテープ幅の異なるものに交換可能
であり、登録書式情報は、複数のラベル名に夫々適する
テープ幅の情報を含んでいる。
【0011】請求項6に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、表示制御手段は、選択されたラベル名に付
随する複数の入力指示メッセージの各々をディスプレイ
の上段に表示させるとともに、各入力指示メッセージに
対応するテキストデータをテキスト記憶手段から読出し
てディスプレイの下段に表示させるように構成されてい
る。
【0012】
【作用】請求項1に記載のテープ状ラベル作成装置にお
いては、登録書式情報の中の表示情報が、複数のラベル
名と、各ラベル名に付随する複数の入力指示メッセージ
とを、順次入力した書式で表示し、また、印字書式情報
が、各入力指示メッセージに付随的に入力されるテキス
トデータを入力指定した書式で印字するように作用する
ので、複数枚のテープ状ラベルを簡単にしかも迅速に作
成できる。
【0013】請求項2に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、登録書式情報記憶手段が、1つのROMに
よって構成されており、テープ状ラベル作成装置の制御
装置の構成を簡素化でき、コスト低減に寄与する。
【0014】請求項3に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、登録書式情報記憶手段には、複数のラベル
名と各ラベル名に付随する複数の入力指示メッセージと
が、デフォルトデータとして記憶され、初めから入力欄
に記憶されているため、一層、複数枚のテープ状ラベル
作業を容易にしている。
【0015】請求項4に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、表示制御手段が、登録書式情報記憶手段の
記憶情報と入力手段から入力された指令に基づいて、複
数のラベル名を順々にディスプレイに表示させ、ラベル
名が選択されたときには、そのラベル名に付随する複数
の入力指示メッセージを順々にディスプレイに表示さ
せ、また、テキスト記憶手段が、選択されたラベル名に
対応する複数の入力指示メッセージに夫々付随的に入力
されるテキストデータを記憶するとともに、これらテキ
ストデータを印字する為の印字用書式情報を登録書式情
報記憶手段から読出してテキストデータと対応付けて記
憶するようにしている。
【0016】このように、複数のラベル名が順々にディ
スプレイに表示され、ラベル名が選択されたときには、
そのラベル名に付随する複数の入力指示メッセージを順
々にディスプレイに表示し、その表示される入力指示メ
ッセージに夫々付随的に入力されるテキストデータが、
印字する為の印字用書式情報に基づいて、テープに印字
されるので、前回に入力したテキストデータを消去する
編集作業を省略でき、ユーザーが入力設定した所望の登
録書式情報に基づいて、複数枚のテープ状ラベルを簡単
にしかも迅速に作成できる。更に、入力指示メッセージ
が順次表示されるので、入力すべきテキストデータの内
容を容易に知ることができる。
【0017】請求項5に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、テープはテープ幅の異なるものに交換可能
であり、登録書式情報は、複数のラベル名に夫々適する
テープ幅の情報を含んでおり、選択したラベル名に最適
のテープ幅をディスプレイに表示させることができ、こ
の表示を介して、最適なテープ幅を有するテープからな
るラベルを確実に作成することができる。
【0018】請求項6に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、表示制御手段は、選択されたラベル名に付
随する複数の入力指示メッセージの各々をディスプレイ
の上段に表示させるとともに、各入力指示メッセージに
対応するテキストデータをテキスト記憶手段から読出し
てディスプレイの下段に表示させるので、入力指示メッ
セージと入力したテキストデータとを区別して表示で
き、しかもより多くの文字数のテキストデータを下段表
示領域全体に亙って表示することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、ひらかなや漢字や記号などの多
数のキャラクタを印字対象体であるラミネートテープ
(印字テープ)に印字してテープ状のラベルを作成す
る、テープ状ラベル作成装置に本発明を適用した場合の
ものである。図1に示すように、テープ状ラベル作成装
置1の本体フレーム2の前部にはキーボード3が配設さ
れ、キーボード3の後方で本体フレーム2内にはサーマ
ル印字機構PMが配設され、またキーボード3の直ぐ後
側には、入力した文字や記号を2行分表示可能な液晶デ
ィスプレイ4が設けられている。ここで、符号5は、印
字機構PMのカバーケースを開ける為の操作ツマミであ
る。
【0020】キーボード(入力手段に相当する)3に
は、アルファベット文字や数字や記号を入力する為の文
字キー、スペースキー、改行キー、カーソルKを上下左
右方向に夫々移動させる為のカーソル移動キー、ビデオ
テープやオーディオテープ或いはそのケースに貼着する
のに適したラベルを簡単に作成する定型ラベル作成キ
ー、実行キーや取消しキーなどの編集キー、印字を指令
する印字キー、電源をON・OFFする為の電源キーな
どが設けられている。
【0021】次に、サーマル印字機構(印字手段に相当
する)PMについて、図2に基いて簡単に説明する。こ
のサーマル印字機構PMには、着脱自在に矩形状のテー
プカセット10が装着されており、このテープカセット
10には、印字対象体であるラミネートテープ11が巻
装されたテープスプール12と、インクリボン13が巻
装されたリボンスプール14と、このインクリボン13
を巻取るリボン巻取りスプール15と、ラミネートテー
プ11と同一幅を有する両面テープ12が剥離紙を外側
にして巻装された供給スプール17と、これらラミネー
トテープ11と両面テープ16とを押圧して接合させる
接合ローラ18とが回転自在に設けられている。
【0022】前記ラミネートテープ11とインクリボン
13とが重なる位置には、サーマルヘッド19が立設さ
れ、これらラミネートテープ11とインクリボン13と
をサーマルヘッド19に押圧するプラテンローラ20
と、ラミネートテープ11と両面テープ16とを接合ロ
ーラ18に押圧してテープ状ラベル23を作成しながら
テープ送りする送りローラ21とは、本体フレーム2に
回動自在に枢着されたローラ支持体22に回転可能に枢
支されている。このサーマルヘッド19には、128個
の発熱素子が上下方向に列設されている。
【0023】従って、テープ送りモータ36(図3参
照)の所定回転方向への駆動により、接合ローラ18と
リボン巻取りスプール15とが所定回転方向に夫々同期
して駆動されながら、サーマルヘッド19の複数の発熱
素子に通電されたとき、ラミネートテープ11の裏面側
には、複数のドット列により文字や記号が鏡像で印字さ
れ、しかもラミネートテープ11の裏面側に両面テープ
16が接合されてテープ状ラベル23が作成され、テー
プ送り方向Tに送給されて、図1・図2に示すように、
本体フレーム2の外部に繰出される。尚、サーマル印字
機構PMの詳細については、特開平2─106555号
公報を参照。
【0024】ところで、前記テープカセット10とし
て、テープスプール12に巻装されたラミネートテープ
11のテープ幅が、6mm、9mm、12mm、18mm、24
mmである5種類が準備されており、このテープカセット
10の底壁部には、3つの検出用穴24〜26が形成さ
れ、これら5種類のテープ幅の何れかを検出できるよう
に、これら検出用穴24〜26の幾つかが組合せて塞が
れている。そして、このテープカセット10の下側を支
持する本体フレーム2には、これら塞がれた検出用穴2
4〜26の組合せから、テープ幅やテープ種類などを検
出してテープカセット情報を出力するカセットセンサ3
0(図3参照)が取付けられている。
【0025】次に、テープ状ラベル作成装置1の制御系
は、図3のブロック図に示すように構成されている。制
御装置Cの入出力インターフェース44には、キーボー
ド3と、カセットセンサ30と、液晶ディスプレイ(L
CD)4に表示データを出力する為のビデオRAM31
を有するディスプレイコントローラ(LCDC)32
と、警告用ブザー33の為の駆動回路34と、サーマル
ヘッド19を駆動する為の駆動回路35と、テープ送り
モータ36を駆動する為の駆動回路37とが夫々接続さ
れている。
【0026】制御装置Cは、CPU40と、このCPU
40にデータバスなどのバス45を介して接続された入
出力インターフェース44、表示用キャラクタジェネレ
ータROM(表示用CGROM)41、印字用キャラク
タジェネレータROM(印字用CGROM)42、RO
M43及びRAM50とから構成されている。表示用C
GROM41には、アルファベット文字や記号などの多
数のキャラクタの各々に関して、所定文字サイズの表示
用ドットパターンデータが格納されている。印字用CG
ROM42には、アルファベット文字や記号などの多数
のキャラクタの各々に関して、印字用ドットパターンデ
ータが、各書体毎にコードデータに対応させて、複数の
印字文字サイズ分格納されている。
【0027】ROM43には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ32を制御する
表示駆動制御プログラム、印字に供する1ドット列毎の
ドットパターンデータを順次サーマルヘッド19やテー
プ送りモータ36に転送して印字する印字駆動制御プロ
グラム、本願特有の後述のテキスト入力制御、定型ラベ
ル作成制御、ラベル名選択制御、定型ラベルデータ入力
制御、テキスト登録制御などの制御プログラムが格納さ
れている。
【0028】ところで、このテープ状ラベル作成装置1
で作成可能なラベル名として、VHSのビデオテープ自
体に貼付する「ビデオVHSテープ」、8mmビデオテー
プ自体に貼付する「ビデオ8mm&Hi8テープ」、そのビ
デオテープのケースに貼付する「ビデオ8mm&Hi8ケー
ス」、VHSのコンパクト型ビデオテープ自体に貼付す
る「ビデオVHS−Cテープ」、そのビデオテープのケ
ースに貼付する「ビデオVHS−Cケース」、オーディ
オカセットテープ自体に貼付する「オーディオカセット
テープ」、・・・など、多数設けられている。更に、ユ
ーザーが入力設定して登録した登録ファイルをラベル名
として呼び出す「登録ファイルの呼出し」が設けられて
いる。
【0029】即ち、このROM43には、図4に示すよ
うに、これら複数のラベル名の各々について、ラベル印
字の為のラベル固有情報の先頭アドレスとラベル名テー
ブルの先頭アドレスとを記憶したラベルインデックステ
ーブルと、各ラベル毎の固有データを記憶したラベル固
有情報と、ラベル名を表示する表示データを記憶したラ
ベル名テーブルと、各ラベル名に設けられた複数の入力
指示メッセージの表示データを記憶した入力指示メッセ
ージテーブルとが設けられている。ここで、ラベルイン
デックステーブルにおいて、図示の複数のラベル名の各
々には、ラベル名固有のラベル番号「−1」、「0」、
「1」、「2」、・・・・が各ラベル名毎に格納されて
いる。ここで、これら複数のラベル名は、ROM43に
予め設定されて固定的に格納されているので、以下、登
録ラベル名と区別して、固定ラベル名という。
【0030】更に、複数のラベル固有データの各々に
は、図5に示すように、ラベル印字に関する全体書式情
報、ラベル印字に最適なテープ幅データ、メッセージテ
ーブルの先頭アドレス、印字に供する予め設定した、
「分」や「年月日」などの特定の文字や記号であるデフ
ォルトデータを有する入力指示項目数データ、デフォル
トデータを有する入力指示項目番号データ、デフォルト
データの先頭アドレス、デフォルトデータのバイト数、
カーソル表示位置のデータに加えて、各入力指示メッセ
ージの入力指示メッセージテーブルにおける先頭アドレ
ス、複数のデフォルトデータ、ラベル印字に供する入力
データを印字する為の印字用書式情報として、各ブロッ
クデータ毎の各行の行書式データが、改行コード又は改
ブロックコードで区切られた印字用行書式情報が格納さ
れている。但し、カーソル表示位置データとして、「−
1」は行末を指示し、「0」は行頭を指示し、また数字
Dは表示桁位置を指示するものである。
【0031】ここで、このテープ状ラベル作成装置1で
作成できる固定ラベル名の幾つかを、図6に基づいて簡
単に説明する。後述するように、ユーザーが作成して登
録した登録ラベル名「登録ファイルの呼び出し」は、ラ
ベル番号が「−1」で、テキストデータが入力指示メッ
セージとして表示され、また最適テープ幅は設定された
テープ幅である。固定ラベル名「ビデオVHSテープ」
(ラベル番号が「0」)や「ビデオ8mm&Hi8ケース」
(ラベル番号が「2」)や「ビデオVHS−Cケース」
(ラベル番号が「4」)などは、第1入力指示メッセー
ジとして「シンボルは?」、第2入力指示メッセージと
して「タイトルは?」、第3入力指示メッセージとして
「コメントは?」、第4入力指示メッセージとして「録
画時間」、第5入力指示メッセージとして「標準?」、
第6入力指示メッセージとして「録画日」、また最適テ
ープ幅は「18mm」或いは「12mm」である。
【0032】また、固定ラベル名「ビデオ8mm&Hi8テ
ープ」(ラベル番号が「1」)、「オーディオカセット
テープ」(ラベル番号が「5」)、「オーディオDAT
テープ」(ラベル番号が「7」)、「名前 名札」(ラ
ベル番号が「9」、「10」)、「管理備品」(ラベル
番号が「11」、「12」)・・・などの入力指示メッ
セージ及び最適テープ幅は図示の様に設定されている。
更に、その他の固定ラベル名として図示しないが、「フ
ロッピー (登録商標)3.5 インチ」、「フロッピ
ー 5インチ」、「プライスカード」、「書類宛名」や
「手紙宛名」・・・などを含み多数の固定ラベル名が準
備されている。
【0033】前記RAM50には、テキスト入力制御に
より、キーボード3から入力されたキャラクタのコード
データや、定型ラベルデータ入力制御により、入力指示
メッセージに付随的にキーボード3から入力されたテキ
ストデータを格納するテキストメモリ51、選択された
ラベル名に関する全体書式情報を格納する全体書式情報
メモリ52、図4に示すように、ラベルインデックステ
ーブルに格納されたラベルを順次指示するラベルポイン
タのポインタ値LPと、入力指示メッセージテーブルに
格納された入力指示メッセージを順次指示する入力指示
項目ポインタのポインタ値KPを格納するポインタメモ
リ53、サーマル印字機構PMに装着されているテープ
カセット10のラミネートテープ11のテープ幅データ
を格納するテープ情報メモリ54、ユーザーが登録され
た登録ファイルを格納する登録ファイルメモリ55に加
えて、そのテキストメモリ51に格納されたキャラクタ
コードに対応するドットパターンデータを展開して格納
する印字データバッファ56、その他CPU40で演算
した演算結果を一時的に格納するメモリやバッファなど
が設けられている。
【0034】次に、テープ状ラベル作成装置1の制御装
置Cで行なわれる、テキスト入力制御、定型ラベル作成
制御、ラベル名選択制御、定型ラベルデータ入力制御、
テキスト登録制御・・・などのルーチンについて、図7
〜図21の概略フローチャートに基いて説明する。尚、
図中符号Si(i=10、11、12・・・・)は各ス
テップである。キーボード3上の電源キーの操作により
電源が投入されると、先ず、文書データを入力する通常
のテキスト入力制御が起動され、ディスプレイ4には、
テキスト入力画面が表示される。そして、文字キーや数
字キーや記号キー、更には改行キーや改ブロックキーな
どの、編集キー以外の印字可能キーが操作されたときに
は(S10・S11:Yes )、その入力されたキーに対応す
るコードデータが文書データとしてテキストメモリ51
に格納されるとともに、その操作されたキーに対応する
文字や記号がディスプレイ4に表示され(S17)、S10
に戻る。
【0035】次に、メモリキーが操作されたときには
(S10:Yes 、S11:No、S12:Yes)、テキストメモ
リ51に格納された文書データが、登録ファイルメモリ
55に登録する登録処理が実行され(S18)、S10に戻
る。そして、印字キーが操作されたときには(S10:Ye
s 、S11・S12:No、S13:Yes )、入力されてテキス
トメモリ51や登録ファイルメモリ55に格納されてい
るファイルのうち、選択されたファイルの文書データが
印字処理され(S19)、S10に戻る。ところで、ビデオ
テープやオーディオテープ或いはそれらのケースに貼着
する所望のラベルを作成する為に、定型ラベル作成キー
が操作されたときには(S10:Yes 、S11・S12〜S1
3:No、S14:Yes )、このテキスト入力制御を終了し
て、定型ラベル作成制御(図8参照)が起動されて実行
される(S20)。
【0036】この制御が開始されると、先ずカセットセ
ンサ30からテープカセット情報が読込まれて、テープ
情報メモリ54に格納され(S23)、このテープカセッ
ト情報に基づいて、テープカセット10が装着されてい
るときには(S24:Yes )、図4に示すように、ラベル
ポインタLPは、ラベルインデックステーブルの先頭の
ラベル名「登録ファイルの呼び出し」を指示され、ラベ
ル名選択画面がディスプレイ4に表示され(S25)、こ
の定型ラベル作成制御を終了して、ラベル名選択制御
(図9参照)が起動されて実行される(S26)。例え
ば、図22に示すように、ラベルポインタ値LPに基づ
いて、ユーザーが作成して登録した最初のラベル名「登
録ファイルの呼び出し」が下段の表示領域4bに表示さ
れる。しかし、テープカセット10が装着されていない
ときには(S24:No)、エラーメッセージ「テープが装
着されていません!」が所定時間だけディスプレイ4に
表示され(S27)、この定型ラベル作成制御を終了し
て、テキスト入力制御が起動される(S28)。
【0037】次に、ラベル名選択制御が開始され、下カ
ーソル移動キーが操作されたときには(S30・S31:Ye
s )、次のラベル名表示処理制御(図10参照)が実行
される(S35)。この制御が開始されると、先ずラベル
ポインタ値LPが読込まれ(S40)、このラベルポイン
タ値LPが最大値MAX でないときには(S41:No)、こ
のラベルポインタ値LPが1つインクリメントされ(S
42)、このラベルポインタ値LPで指示するラベル名に
対応するラベル固有情報テーブルに格納されている最適
テープ幅データが読込まれる(S43)。
【0038】次に、この最適テープ幅データと、テープ
情報メモリ54に格納された装着テープ幅データとが同
一であるときには(S44:Yes )、ラベルポインタ値L
Pで指示するラベル名が、ラベル名テーブルから読出さ
れてビデオRAM31に展開され、ディスプレイ4に表
示され(S45)、この制御を終了して、ラベル名選択制
御のS30にリターンする。例えば、図23に示すよう
に、次のラベル名「ビデオ VHSテープ」が表示され
る。しかし、最適テープ幅データと、テープ情報メモリ
54に格納された装着テープ幅データとが同一でないと
きには、そのラベル名表示がスキップされて(S44:N
o)、S40以降が実行される。
【0039】ところで、読込んだラベルポインタ値LP
が最大値MAX のときには(S40、S41:Yes )、ラベル
ポインタ値LPとして「−1」、つまりラベルインデッ
クステーブルの最初のラベル名「登録ファイルの呼び出
し」が指示され、S45を経て前記S30にリターンする。
例えば、図4・図22に示すように、ディスプレイ4に
は、先頭のラベル名「登録ファイルの呼び出し」が表示
される。
【0040】前記ラベル名選択制御において、上カーソ
ル移動キーが操作されたときには(S30:Yes 、S31:
No、S32:Yes )、前のラベル名表示処理制御(図11
参照)が実行される(S36)。この制御が開始される
と、先ずラベルポインタ値LPが読込まれ(S50)、こ
のラベルポインタ値LPが「−1」でないときには(S
51:No)、このラベルポインタ値LPが1つデクリメン
トされ(S52)、このラベルポインタ値LPで指示する
ラベル名に対応する最適テープ幅データが読込まれ(S
53)、この最適テープ幅データと、装着テープ幅データ
とが同一のときには(S54:Yes )、ラベルポインタ値
LPで指示するラベル名がディスプレイ4に表示され
(S55)、この制御を終了して、ラベル名選択制御のS
30にリターンする。しかし、最適テープ幅データと装着
テープ幅データとが異なるときには(S54:No)、S50
以降が実行される。また、読込んだラベルポインタ値L
Pが「−1」のときには(S50、S51:Yes )、ラベル
ポインタ値LPとして、最大値MAX がセットされ(S5
6)、S53以降が実行される。
【0041】一方、取消しキーが操作されたときには
(S30:Yes 、S31〜S33:No、S34:Yes )、この制
御を終了して、テキスト入力制御が起動されるが(S3
8)、実行キーが操作されたときには(S30:Yes 、S3
1〜S32:No、S33:Yes )、このラベル名選択制御を
終了して、定型書式情報展開制御(図12参照)が起動
されて実行される(S37)。
【0042】この制御が開始されたときに、ラベルポイ
ンタ値LPが「−1」でないとき、つまりユーザーが作
成して登録したラベル名以外の、ROM43に固定的に
格納された固定ラベル名のときには(S60:No)、固定
ラベル名選択モードであることを示す為に、ラベル名フ
ラグLFがセットされ(S61)、選択されてラベルポイ
ンタLPで指示する固定ラベル名の、ラベル固有データ
に格納されている、全体書式情報が全体書式情報メモリ
52に展開されるとともに、行書式情報がテキストメモ
リ51に展開され(S62)、この定型書式情報展開制御
を終了して、定型ラベルデータ入力制御(図13参照)
が起動されて実行される(S63)。ここで、ラベルポイ
ンタ値LPが「−1」のときに、S64以降のステップに
より、登録ファイルとして登録されたテキストデータを
定型書式情報とする制御については、後述する。
【0043】この制御が開始されると、先ず、入力指示
項目ポインタ値KPとして、初期値、つまり選択された
固定ラベル名のラベル固有データの第1入力指示メッセ
ージ先頭アドレスが指示(図5参照)され(S70)、次
に、「分」や「年月日」などの特定の文字や記号などか
らなるデフォルトデータを検索する制御(図14参照)
が実行される(S71)。この制御が開始されると、先ず
図5に示すラベル固有データに基づいて、デフォルトデ
ータを含む入力指示項目が存在するときであって(S9
0:Yes )、入力指示項目ポインタKPで指示する入力
指示項目にデフォルトデータが存在し(S91:Yes )、
更にテキストメモリ51に展開された行書式情報のデー
タに基づいて、その入力指示項目に対応して、テキスト
データが何も入力されていないときには(S92:No)、
ラベル固有データのデフォルトデータ先頭アドレスで指
示されるデフォルトデータが、行書式情報の対応するデ
ータ格納位置に挿入して書込まれる(S93)。
【0044】次に、カーソル表示処理制御(図15参
照)が実行される(S94)。ところで、この制御が開始
されたときに、デフォルトデータを含む入力指示項目が
存在しないとき(S90:No)、またデフォルトデータを
含む入力指示項目が存在しても、入力指示項目ポインタ
KPで指示する現在の入力指示項目にデフォルトデータ
が存在しないとき(S90:Yes 、S91:No)、更にデフ
ォルトデータを含む入力指示項目が存在し、しかも現在
の入力指示項目にデフォルトデータが存在する場合であ
っても、その入力指示項目に対応して、テキストデータ
が既に入力されているときには(S90〜S92:Yes )、
この制御を直ぐに終了して、定型ラベルデータ入力制御
のS72にリターンする。
【0045】このカーソル表示処理制御が開始される
と、ラベル固有データに基づいて、カーソル表示位置デ
ータが「0」又は「D」であって、表示桁位置を指示し
ているときには(S96:No)、そのカーソル表示位置デ
ータに対応してカーソルKが、ディスプレイ4の下段表
示領域4bの指定された表示位置に表示され(S97)、
この制御及びデフォルトデータ検索処理制御を終了し
て、前記S72にリターンする。しかし、カーソル表示位
置データが「−1」で、行末を指示しているときには
(S96:Yes )、カーソルKを下段表示領域4bの行末
の表示位置、つまり改行マーク又は改ブロックマーク上
に表示され(S98)、同様に前記S72にリターンする。
【0046】次に、定型ラベルデータ入力制御におい
て、S70でセットされた入力指示項目ポインタ値KPで
指示する第1入力指示メッセージ先頭アドレスと、入力
指示メッセージテーブルのデータと、S62とS93により
テキストメモリ51に展開された行書式情報のデータと
に基づいて、先頭の入力指示メッセージがディスプレイ
4の上段表示領域4aに表示されるとともに、その入力
行データ(改行コードや改ブロックコード)がその下段
表示領域4bに表示される(S72)。例えば、図23に
示すように、固定ラベル名として「ビデオ VHSテー
プ」が表示されているときに実行キーが操作されると、
図24に示すように、ディスプレイ4の上段表示領域4
aには、先頭の第1入力指示メッセージ「シンボルは
?」が反転表示されるとともに、その下段表示領域4b
には、反転表示によるブロック数「1」と行数「1」と
が、第1桁の表示位置に表示され、改ブロックマークが
カーソルKを伴って第2桁表示位置に表示される。
【0047】次に、印字可能キーが操作されたときには
(S73・S74:Yes )、その操作されたキーに対応する
コードデータ又は変換されたシンボルやマークのコード
データが、現在表示されている入力指示メッセージに対
応する、テキストメモリ51の所定格納位置に挿入によ
り格納され且つカーソルKの直前に表示され(S79)、
S73に戻る。例えば、図25に示すようなシンボルが、
カーソルKの直前の入力位置に挿入して表示される。次
に、改行キー又はカーソル下移動キーが操作されたとき
には(S73:Yes 、S74:No、S75:Yes )、次の入力
指示メッセージ表示処理制御(図16参照)が実行され
る(S80)。
【0048】この制御が開始されたときに、入力指示項
目ポインタ値KPが最大値MAX でないときは(S100 :
No)、入力指示項目ポインタ値KPが1つインクリメン
トされ(S101 )、前述したデフォルトデータ検索処理
制御が実行される(S102 )。次に、入力指示メッセー
ジ表示処理制御(図17参照)が実行される(S10
3)。この制御が開始されたときに、ラベル名フラグL
Fがセットされていて、固定ラベル名選択モードのとき
には(S106 :Yes )、入力指示項目ポインタKPで指
示する、入力指示メッセージテーブルに格納されている
メッセージ表示データが読込まれて、ディスプレイ4の
上段表示領域4aに表示され(S107 )、この制御を終
了して、次の入力指示メッセージ表示処理制御のS104
にリターンする。
【0049】次に、次の入力指示メッセージ表示処理制
御において、テキストメモリ51に展開された行書式情
報のデータに基づいて、入力指示項目ポインタ値KPに
対応する入力行データが読込まれて、ディスプレイ4の
下段表示領域4bに表示され(S104 )、この制御を終
了して、定型ラベルデータ入力制御のS73にリターンす
る。ところで、この制御が開始されたときに、入力指示
項目ポインタ値KPが最大値MAX のときは(S100 :Ye
s )、この制御を直ぐに終了して、前記S73にリターン
する。
【0050】例えば、図26に示すように、ディスプレ
イ4の上段表示領域4aには、第2入力指示メッセージ
「タイトルは?」が反転表示されるとともに、その下段
表示領域4bには、反転表示によるブロック数「2」と
行数「1」とが、第1桁の表示位置に表示され、改行マ
ークがカーソルKを伴って第2桁表示位置に表示され
る。そして、図27に示すように、印字可能キーを操作
して所望のテキストを入力した後に改行キーを操作する
と、その後に入力されたテキストデータ「ヴェルディv
sマリノス」が、テキストメッセージ51の対応する位
置に格納されるとともに、その先頭から6文字分だけ挿
入により表示される。
【0051】更に、カーソル下移動キーの2回操作によ
り、図28に示すように、第4入力指示メッセージ「録
画時間」が上段表示領域4aに表示される。このとき、
この入力指示項目に対応する、デフォルトデータ「分」
と改行マークを含む入力行データが、第3ブロックの1
行目として、下段表示領域4bに表示される。但し、こ
のときのカーソルKの表示位置は、カーソル表示位置デ
ータ「0」によりデフォルトデータ「分」の位置であ
る。そして、図29に示すように、数字キーの操作によ
り入力されたテキストデータ「120」が、テキストメ
ッセージ51の対応する位置に格納されるとともに、カ
ーソルKの直前に挿入して表示される。
【0052】一方、カーソル上移動キーが操作されたと
きには(S73:Yes 、S74〜S75:No、S76:Yes )、
前の入力指示メッセージ表示処理制御(図18参照)が
実行される(S81)。この制御が開始されたときに、入
力指示項目ポインタ値KPが最小値MIN でないときは
(S110 :No)、入力指示項目ポインタ値KPが1つデ
クリメントされ(S111 )、前述したデフォルトデータ
検索処理制御が実行され(S112 )、入力指示メッセー
ジ表示処理制御が前記と同様に実行され(S113)、テ
キストメモリ51に展開された行書式情報のデータに基
づいて、入力指示項目ポインタKPで指示する入力行デ
ータが読込まれて、ディスプレイ4の下段表示領域4b
に表示され(S114 )、この制御を終了して、前記S73
にリターンする。
【0053】次に、選択した固定ラベル名に関して表示
された複数の入力指示メッセージの各々について、テキ
ストデータを入力した後、印字キーが操作されたときに
は(S73:Yes 、S74〜S76:No、S77:Yes )、全体
書式情報メモリ52に格納された全体書式情報と、テキ
ストメモリ51に格納された、テキストデータを含む行
書式情報とに基づいて、印字処理が実行され(S82)、
この制御を終了して、定型ラベル作成制御を起動して実
行される(S83)。例えば、固定ラベル名「ビデオ V
HSテープ」について、前述した6つの入力指示メッセ
ージに基づいて入力されたテキストデータの印字位置
は、図30に示すように、夫々設定されているので、こ
れらのテキストデータが夫々の印字位置に印字され、図
31に示すように、VHSタイプのビデオテープに貼着
可能なテープ状ラベル23が簡単に作成できる。
【0054】そして、前記テキスト入力制御を実行中
に、テキスト登録キーが操作されたときには(S10:Ye
s 、S11〜14:No、S15:Yes )、テキスト入力制御を
終了して、テキスト登録制御(図19参照)が起動され
て実行される(S21)。この制御が開始されると、先ず
テキスト登録画面が表示される(S120 )。例えば、デ
ィスプレイ4には、図32に示すように、その上段表示
領域4aに、ファイルを登録するとともに、登録番号を
選択する文字列「登録選択」と、デフォルトのテープ幅
である「9mm」が表示されるとともに、その下段表示領
域4bに、未登録の登録番号のうち、小さい登録番号が
反転表示される。
【0055】次に、カーソル下移動キー或いはカーソル
上移動キーが操作されたときには(S121 ・S122 :Ye
s )、その登録番号がカーソル移動キーの種類に対応し
て切換えて表示され(S128 )、S121 に戻る。また、
テープ幅切換えキーが操作されたときには(S121 :Ye
s 、S122 :No、S123 :Yes )、操作される毎に、現
在表示中の「9mm」→「12mm」→「18mm」→「24
mm」→「6mm」→「9mm」・・・・のように、テープ幅
がサイクリックに順次切換えて表示される。
【0056】次に、印字可能キーが操作されたときには
(S121 :Yes 、S122 ・S123 :No、S124 :Yes
)、その操作されたキーに対応するコードデータがテ
キストデータとしてテキストメモリ51に格納され(S
130 )、S121 に戻る。例えば、図33に示すように、
テープ幅切換えキーの操作で、テープ幅が「12mm」に
切換えられるとともに、入力されたテキストデータ「題
名,改ブロックマーク,著者,改行マーク・・・」が下
段表示領域4bに表示される。
【0057】ところで、書式変更キーが操作されたとき
には(S121 :Yes 、S122 〜S126 :No)、行印字の
揃えの種類、文字間ピッチ、横書き又は縦書き、・・・
などの印字全体に関する全体書式情報と、印字文字サイ
ズや書体などの行印字に関する行書式を設定するなど
の、操作されたキーに対応する種々の処理が実行され
(S127 )、S121 に戻る。
【0058】そして、取消しキーが操作されたときには
(S121 :Yes 、S122 〜S125 :No、S126 :Yes
)、この制御を終了して、テキスト入力制御が起動さ
れるが(S132 )、実行キーが操作されたときには(S
121 :Yes 、S122 〜S124 :No、S125 :Yes )、テ
キストメモリ51に格納された、テープ幅データと行書
式データとを含むテキストデータが、登録ファイル名を
伴って登録ファイルメモリ55のテキストデータエリア
に登録されるとともに、この登録ファイルの全体書式情
報が、このテキストデーに関連付けて、登録ファイルメ
モリ55の全体書式情報エリアに登録する登録処理が実
行され(S131 )、その後、テキスト入力制御が起動さ
れる(S132 )。
【0059】ここで、印字行書式情報と全体書式情報と
から印字用書式情報が構成される。そして、登録ファイ
ルメモリ55には、登録ファイル名であるラベル名やテ
キストデータである入力指示メッセージからなる表示情
報と、印字書式情報とを含む登録書式情報が、前記RO
M43に格納された固定的な書式情報と同様に記憶され
ている。
【0060】ところで、このようにユーザーが登録した
登録ファイルのデータを用いて、前述したように、固定
ラベル名と同様に登録ラベル名のラベルを作成すること
ができる。即ち、図9に示すラベル名選択制御を実行中
に、実行キーの操作により、ラベル名「登録ファイルの
呼び出し」が選択されて(図22参照)、図12に示す
定型書式情報展開制御が実行されたときには、ラベルポ
インタ値LPが「−1」であり(S60:Yes )、登録フ
ァイルが登録ファイルメモリ55に存在するときには
(S64:Yes )、ラベル名フラグLFがリセットされる
(S65)。
【0061】次に、登録ファイルメモリ55に格納され
た登録ファイル(以下、登録ラベルという)のうち、先
頭の登録ラベル名がディスプレイ4の下段表示領域4b
に表示され(S66)、この制御を終了して、登録ファイ
ル選択制御(図20参照)が起動されて実行される(S
67)。例えば、図34に示すように、上段表示領域4a
には、登録ラベル名の選択を促すメッセージ「呼出選
択」と、設定されているテープ幅「12mm」とが表示さ
れるとともに、下段表示領域4bには、先頭の登録ファ
イル名「書籍用ラベル」がファイル番号「3」とともに
表示される。
【0062】そして、この登録ファイル選択制御が開始
されて、カーソル下移動キーが操作されたときには(S
140 ・S141 :Yes )、下段表示領域4bに次の登録ラ
ベル名を表示する表示処理が実行され(S145 )、S14
0 に戻る。また、カーソル上移動キーが操作されたとき
には(S140 :Yes 、S141 :No、142 :Yes )、下段
表示領域4bに前の登録ラベル名を表示する表示処理が
実行され(S146 )、S140 に戻る。ところで、取消し
キーが操作されたときには(S140 :Yes 、S141 〜S
143 :No、S144 :Yes )、この制御を終了して、ラベ
ル名選択制御が起動されるが(S148 )、実行キーが操
作されたときには(S140 :Yes 、S141 〜S142 :N
o、143 :Yes )、この制御を終了して、登録ファイル
展開制御(図21参照)が起動されて実行される(S14
7 )。
【0063】この制御が開始されると、先ずこの選択さ
れた登録ラベル名について、登録ファイルメモリ55の
データが検索されて、テープ幅データが格納されていな
いときには(S150 :No)、その選択されている登録ラ
ベル名のデータについて、登録ファイルメモリ55のテ
キストデータエリアの、テープ幅データと行書式データ
とを含むテキストデータが、テキストメモリ51に展開
されるとともに、登録ファイルメモリ55の全体書式情
報エリアの全体書式情報が、全体書式情報メモリ52に
展開される(S151 )。そして、この制御を終了して、
定型ラベルデータ入力制御(図13参照)が起動されて
実行される(S152 )。
【0064】一方、この制御が開始されたときに、テー
プ幅データが格納されており(S150 :Yes )、この最
適テープ幅データと、テープ情報メモリ54に格納され
た、装着されている装着テープ幅データとが同一のとき
には(S153 :Yes )、S151 〜S152 が実行されて、
定型ラベルデータ入力制御が起動される。しかし、これ
ら最適テープ幅データと装着テープ幅データとが同一で
ないときには(S153:No)、その最適テープ幅のテー
プカセットを装着する旨のエラーメッセージがディスプ
レイ4に表示され(S154 )、この制御を終了して、登
録ファイル選択制御が起動される(S155 )。例えば、
図35に示すように、最適テープ幅が「12mm」のとき
には、そのエラーメッセージとして、「12mmのテープ
カセットをセットして下さい」が表示される。
【0065】そして、その定型ラベルデータ入力制御が
実行されるときに、入力指示項目ポインタKPは、テキ
ストメモリ51に展開された、改行コード又は改ブロッ
クコードで区切られた一連のテキストデータを入力指示
メッセージとして順次指示され、デフォルトデータ検索
処理制御については、デフォルトデータが存在しないの
で、S90でNoと判定される。更に、次の入力指示メッセ
ージ表示処理(S80)と前の入力指示メッセージ表示処
理(S81)における、入力指示メッセージ表示処理(図
17参照)が実行されたときには(S103 、S113 )、
ラベル名フラグLFがリセットされているので(S106
:No)、入力指示項目ポインタKPで指示する、登録
ファイルのテキストデータが読込まれて、ディスプレイ
4の上段表示領域4aに、入力指示メッセージとして表
示される(S108 )。
【0066】例えば、図36に示すように、前述した固
定ラベルと同様に(図25〜図29)、先ず先頭の第1
入力指示メッセージ「題名」がディスプレイ4の上段表
示領域4aに表示されるとともに、改ブロックコードを
含むその行書式データがその下段表示領域4bに表示さ
れる。そして、カーソル下移動キー或いは改行キーが操
作されたときには、図37に示すように、次の第2入力
指示メッセージ「著者」がディスプレイ4の上段表示領
域4aに表示される。そして、これらの入力指示メッセ
ージが表示されているときに、その指示メッセージに対
応するデータがテキストデータとして入力されて、テキ
ストメモリ51に格納されるとともに表示され、印字キ
ーの操作により、これら入力されたテキストデータが、
全体書式情報と行書式情報とに基づいて印字処理され、
ユーザーが登録した登録ラベル名のデータに基づいた、
テープ状ラベル23が作成される。
【0067】次に、ユーザーが入力設定した所望の登録
書式情報に基づいて、テープ状ラベル23を作成する作
用について説明する。登録ファイルメモリ55には、キ
ーボード3から入力設定された登録書式情報であって、
複数のラベル名(登録ファイル名)と、各ラベル名に付
随する複数の入力指示メッセージとを入力指定した書式
で表示する為の表示情報と、各入力指示メッセージに付
随的に入力されるテキストデータを入力指定した書式で
印字する為の、全体書式情報と行書式情報とからなる印
字用書式情報とを含む登録書式情報が記憶されているの
で、登録ファイル選択制御により、複数のラベル名を順
々にディスプレイ4に表示させ、ラベル名が選択された
ときには、そのラベル名に付随する複数の入力指示メッ
セージを順々にディスプレイ4の上段表示領域4aに表
示させる。
【0068】そして、テキストメモリ51には、選択さ
れたラベル名に対応する複数の入力指示メッセージに夫
々付随的に入力されるテキストデータが格納されるとと
もに、これらテキストデータを印字する為の全体書式情
報を登録ファイルメモリ55から読出してテキストデー
タと対応付けて全体書式情報メモリ52に格納する。そ
して、サーマル印字機構PMにより、このテキストメモ
リ51に記憶されているテキストデータを、これら全体
書式情報と行書式情報とに基づいてラミネートテープ1
1に印字することにより、テキストデータを印字したテ
ープ状ラベル23を、簡単に且つ迅速に作成できる。更
に、登録したテキストデータが入力指示メッセージとし
て表示されるので、入力すべきテキストデータの内容を
容易に知ることができる。
【0069】また、登録書式情報には、複数のラベル名
に夫々に適するテープ幅の情報を含んでいるので、選択
したラベル名に最適のテープ幅をディスプレイ4に表示
させることができ、この表示を介して、最適なテープ幅
を有するラミネートテープ11からなるテープ状ラベル
23を確実に作成することができる。更に、選択された
ラベル名に付随する複数の入力指示メッセージの各々が
ディスプレイ4の上段表示領域4aに表示させるととも
に、各入力指示メッセージに対応するテキストデータが
ディスプレイ4の下段表示領域4bに表示させるように
したので、入力指示メッセージと入力したテキストデー
タとを区別して表示でき、しかもより多くの文字数のテ
キストデータを下段表示領域4bの全体に亙って表示す
ることができる。
【0070】尚、ラベル名(登録ファイル名)が選択さ
れたときに、登録ファイルメモリ55から読出した全体
書式情報を、テキストデータと対応付けてテキストメモ
リ51に格納するように構成したり、5〜6行分表示可
能な大型のディスプレイ4を設け、入力指示メッセージ
を2〜3行からなる上段の表示領域に表示するととも
に、入力したテキストデータを2〜3行からなる下段の
表示領域に表示するように構成したり、する等、本発明
の技術的思想の範囲内において、前記実施例に関し、既
存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加
えることもあり得る。尚、キーボードやCRT方式のデ
ィスプレイや印字機構を備えた種々のテープ状ラベル作
成装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1に記載のテープ状ラベル作成装置においては、
登録書式情報の中の表示情報が、複数のラベル名と、各
ラベル名に付随する複数の入力指示メッセージとを、順
次入力した書式で表示し、また、印字書式情報が、各入
力指示メッセージに付随的に入力されるテキストデータ
を入力指定した書式で印字するように作用し、複数枚の
テープ状ラベルを簡単にしかも迅速に作成できる。
【0072】また、請求項2に記載のテープ状ラベル作
成装置においては、登録書式情報記憶手段が、1つのR
OMによって構成されており、テープ状ラベル作成装置
の制御装置の構成を簡素化でき、コスト低減に寄与する
ことができる。
【0073】更に、請求項3に記載のテープ状ラベル作
成装置においては、登録書式情報記憶手段には、複数の
ラベル名と各ラベル名に付随する複数の入力指示メッセ
ージとが、デフォルトデータとして記憶され、初めから
入力欄に記憶されているため、一層、複数枚のテープ状
ラベル作業を容易にできる。
【0074】また、請求項4に記載のテープ状ラベル作
成装置においては、表示制御手段が、登録書式情報記憶
手段の記憶情報と入力手段から入力された指令に基づい
て、複数のラベル名を順々にディスプレイに表示させ、
ラベル名が選択されたときには、そのラベル名に付随す
る複数の入力指示メッセージを順々にディスプレイに表
示させ、また、テキスト記憶手段が、選択されたラベル
名に対応する複数の入力指示メッセージに夫々付随的に
入力されるテキストデータを記憶するとともに、これら
テキストデータを印字する為の印字用書式情報を登録書
式情報記憶手段から読出してテキストデータと対応付け
て記憶するようにしている。
【0075】このため、複数のラベル名が順々にディス
プレイに表示され、ラベル名が選択されたときには、そ
のラベル名に付随する複数の入力指示メッセージを順々
にディスプレイに表示し、その表示される入力指示メッ
セージに夫々付随的に入力されるテキストデータが、印
字する為の印字用書式情報に基づいて、テープに印字さ
れるので、前回に入力したテキストデータを消去する編
集作業を省略でき、ユーザーが入力設定した所望の登録
書式情報に基づいて、複数枚のテープ状ラベルを簡単に
しかも迅速に作成できる。更に、入力指示メッセージが
順次表示されるので、入力すべきテキストデータの内容
を容易に知ることができる。
【0076】更に、請求項5に記載のテープ状ラベル作
成装置においては、テープはテープ幅の異なるものに交
換可能であり、登録書式情報は、複数のラベル名に夫々
適するテープ幅の情報を含んでおり、選択したラベル名
に最適のテープ幅をディスプレイに表示させることがで
き、この表示を介して、最適なテープ幅を有するテープ
からなるラベルを確実に作成することができる。
【0077】請求項6に記載のテープ状ラベル作成装置
においては、表示制御手段は、選択されたラベル名に付
随する複数の入力指示メッセージの各々をディスプレイ
の上段に表示させるとともに、各入力指示メッセージに
対応するテキストデータをテキスト記憶手段から読出し
てディスプレイの下段に表示させるので、入力指示メッ
セージと入力したテキストデータとを区別して表示で
き、しかもより多くの文字数のテキストデータを下段表
示領域全体に亙って表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ状ラベル作成装置の平面図である。
【図2】テープカセットを装着したサーマル印字機構の
概略平面図である。
【図3】テープ状ラベル作成装置の制御系のブロック図
である。
【図4】ROMに格納された、複数の固定ラベルの各々
に関する書式情報を説明する説明図である。
【図5】書式情報に含まれるラベル固有情報テーブルの
データを説明する説明図である。
【図6】定型ラベル名と入力指示メッセージと最適テー
プ幅との対応関係を示すラベル名一覧表を示す図表であ
る。
【図7】テキスト入力制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図8】定型ラベル作成制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図9】ラベル名選択制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図10】次のラベル名表示処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図11】前のラベル名表示処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図12】定型書式情報展開制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図13】定型ラベルデータ入力制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図14】デフォルトデータ検索処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
【図15】カーソル表示処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図16】次の入力指示メッセージ表示処理制御のルー
チンの概略フローチャートである。
【図17】入力指示メッセージ表示処理制御のルーチン
の概略フローチャートである。
【図18】前の入力指示メッセージ表示処理制御のルー
チンの概略フローチャートである。
【図19】テキスト登録制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図20】登録ファイル選択制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図21】登録ファイル展開制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図22】登録ファイルを選択するときのラベル名選択
画面の表示例を示す図である。
【図23】固定ラベル名を選択するときの図22相当図
である。
【図24】第1入力指示メッセージの表示例を示す図で
ある。
【図25】入力したテキストデータが表示された図24
相当図である。
【図26】第2入力指示メッセージの表示例を示す図で
ある。
【図27】入力したテキストデータが表示された図26
相当図である。
【図28】デフォルトデータを含む第3入力指示メッセ
ージの表示例を示す図である。
【図29】入力したテキストデータが表示された図28
相当図である。
【図30】テキストデータの印字位置を入力指示メッセ
ージで説明する説明図である。
【図31】固定ラベル名「ビデオVHSテープ」で作成
したテープ状ラベルの図である。
【図32】テキスト登録画面の表示例を示す図である。
【図33】入力したテキストデータが表示された図32
相当図である。
【図34】登録ファイル選択画面の表示例を示す図であ
る。
【図35】最適テープ幅を有するテープカセットの装着
を促すエラーメッセージの表示例である。
【図36】登録ファイルに関する図24相当図である。
【図37】登録ファイルに関する図26相当図である。
【符号の説明】
1 テープ状ラベル作成装置 3 キーボード 4 液晶ディスプレイ 10 テープカセット 11 ラミネートテープ 19 サーマルヘッド 20 プラテンローラ 36 テープ送りモータ 40 CPU 43 ROM 50 RAM 51 テキストメモリ 55 登録ファイルメモリ PM サーマル印字機構 C 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 史郎 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 西尾 真由美 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC05 2C087 AA07 AB01 AC05 BA05 BC07 BD55 CB16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々のデータや指令を入力する為の入力
    手段と、ディスプレイを有する表示手段と、印字対象体
    であるテープに印字する印字手段と、入力手段と表示手
    段と印字手段とを制御する制御手段とを備えたテープ状
    ラベル作成装置において、 複数のラベル名と、各ラベル名に付随する複数の入力指
    示メッセージとを入力指定した書式で表示する為の表示
    情報と、各入力指示メッセージに付随的に入力されるテ
    キストデータを入力指定した書式で印字する為の印字用
    書式情報とを含む登録書式情報を記憶する登録書式情報
    記憶手段を備えたことを特徴とするテープ状ラベル作成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記登録書式情報記憶手段が、1つのR
    OMによって構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のテープ状ラベル作成装置。
  3. 【請求項3】 前記登録書式情報記憶手段には、複数の
    ラベル名と各ラベル名に付随する複数の入力指示メッセ
    ージとが、デフォルトデータとして記憶され、初めから
    入力欄に記憶されていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のテープ状ラベル作成装置。
  4. 【請求項4】 前記登録書式情報記憶手段の記憶情報と
    入力手段から入力された指令に基づいて、複数のラベル
    名を順々にディスプレイに表示させ、ラベル名が選択さ
    れたときには、そのラベル名に付随する複数の入力指示
    メッセージを順々にディスプレイに表示させる表示制御
    手段と、 前記選択されたラベル名に対応する複数の入力指示メッ
    セージに夫々付随的に入力されるテキストデータを記憶
    するとともに、これらテキストデータを印字する為の印
    字用書式情報を登録書式情報記憶手段から読出してテキ
    ストデータと対応付けて記憶するテキスト記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
    のテープ状ラベル作成装置。
  5. 【請求項5】 前記テープはテープ幅の異なるものに交
    換可能であり、前記登録書式情報は、複数のラベル名に
    夫々適するテープ幅の情報を含んでいることを特徴とす
    る請求項1〜4の何れかに記載のテープ状ラベル作成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、選択されたラベル
    名に付随する複数の入力指示メッセージの各々をディス
    プレイの上段に表示させるとともに、各入力指示メッセ
    ージに対応するテキストデータをテキスト記憶手段から
    読出してディスプレイの下段に表示させるように構成さ
    れたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載に記
    載のテープ状ラベル作成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013049240A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Brother Industries Ltd 印刷装置、制御プログラム、印刷システム
JP2014108536A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Brother Ind Ltd テープ印刷装置、プログラム、及び記憶媒体

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