JPH08310052A - テープ状ラベル作成装置 - Google Patents

テープ状ラベル作成装置

Info

Publication number
JPH08310052A
JPH08310052A JP11992295A JP11992295A JPH08310052A JP H08310052 A JPH08310052 A JP H08310052A JP 11992295 A JP11992295 A JP 11992295A JP 11992295 A JP11992295 A JP 11992295A JP H08310052 A JPH08310052 A JP H08310052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
label
display
input
input instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11992295A
Other languages
English (en)
Inventor
Chitoshi Ito
千年 伊藤
Shiro Yamada
史朗 山田
Seiji Mori
政治 森
Kazumi Kanda
一己 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP11992295A priority Critical patent/JPH08310052A/ja
Publication of JPH08310052A publication Critical patent/JPH08310052A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定型ラベル作成機能を使ってラベルを作成す
る場合に、全ての入力項目に対するテキストデータ入力
が終了したことを容易に報知することができる。 【構成】 定形ラベル作成キーの操作により定形ラベル
作成制御が実行され、所望のラベル名が選択されると、
そのラベル名に関与する定形書式情報が読み込まれてメ
モリに展開される。そして、定形ラベルデータ入力制御
が実行され、最初の入力項目に対して使用者にデータの
入力を促す入力指示メッセージがディスプレイに表示さ
れる。改行キーまたはカーソル下移動キーが操作される
と、入力項目指示ポインタ値KPが最大値にならば(S
100:Yes)、表示されていた入力指示メッセージが最終
項目に対するものであることを示すメッセージ「入力項
目終了」がディスプレイに表示される(S105 )。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状ラベル作成装
置に関し、特に定型書式情報を用いてラベルを作成する
場合に、全ての入力項目に対するデータ入力が終了した
ことを、使用者が容易に知ることができるようにしたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、実開平1−85050号
公報に記載のように、キーボード、ディスプレイ、サー
マルヘッドを有する印字機構を備え、印字対象体として
のテープ(例えば、テープ幅9mm、12mm)にインクリ
ボンを介して文字や記号等のキャラクタを印字できるテ
ープ状ラベル作成装置であって、ファイルの背表紙に貼
付するのに適したテープ状のラベルを作成するのに好適
のテープ状ラベル作成装置を提案すると共に、実用化し
た。
【0003】ところで、テープ状ラベルとしては、ファ
イルの背表紙に貼付するものだけでなく、例えば、ビデ
オテープやそのケースに貼付するラベル、オーディオテ
ープやそのケースに貼付するラベル、或いは多数の書籍
に貼付する管理用のラベルなど、種々の用途に用いるこ
とが可能である。
【0004】例えば、書籍に貼付する管理用のテープ状
ラベルを作成する場合、「タイトル(書籍の名前)」、
「著者の名前」、「購入年月日」、・・などの複数のデ
ータ入力項目が必要であり、これら複数のデータ入力項
目の各々にテキストデータを入力する度に、その入力し
たテキストデータを印字するための書式情報をその都度
入力しなければならず面倒である。
【0005】そこで、複数の定型書式情報を予め用意し
て、その書式に必要な入力項目を順次ディスプレイに表
示し、各項目にデータを入力していくだけで所望のラベ
ルテキストを作成できるような定型書式ラベル作成機能
が実用化されている。更に、このような定型書式ラベル
作成機能においては、各入力項目が順次表示されていき
最終項目にまで達した後、次の項目に移行しようとした
場合、先頭の項目に戻る様な機能も実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、定型
書式ラベル作成機能を使って、書籍に貼付する管理用の
テープ状ラベルを作成する場合に、以前に入力した入力
項目のテキストを確認したり、または修正したりするた
めに、最終の入力項目が表示されている状態から次の入
力項目に移行する操作を行うことによって、先頭の入力
項目を表示する場合がある。
【0007】しかしながら、最終の入力項目から先頭の
入力項目に移行するような操作を行うことによって、ど
の項目が先頭の入力項目かわからなくなり、例えば同じ
入力項目名が複数あるような場合に項目の区別ができな
くなり、全ての入力項目に対するテキストデータ入力が
終了したことを知ることが困難になるという問題があ
る。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、前述したような定型ラベル作成
機能を使ってラベルを作成する場合に、全ての入力項目
に対するテキストデータ入力が終了したことを容易に知
ることができ、それによって所望のラベルを簡単にしか
も迅速に作成し得るようなテープ状ラベル作成装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るテープ状ラベル作成装置
は、種々のデータや指令を入力する為の入力手段と、デ
ィスプレイと、テープに印字する印字手段と、入力手段
とディスプレイと印字手段とを制御する制御手段とを備
えたテープ状ラベル作成装置であって、複数のラベル名
と、各ラベル名に付随する複数の入力指示メッセージと
を所定の書式で表示する為の表示情報と、各入力指示メ
ッセージに付随的に入力されるテキストデータを所定の
書式で印字する為の印字用書式情報とを含む定型書式情
報を記憶する定型書式情報記憶手段と、定型書式情報記
憶手段の記憶情報と入力手段から入力された指令に基づ
いて、複数のラベル名を順々にディスプレイに表示さ
せ、ラベル名が選択されたときには、そのラベル名に付
随する複数の入力指示メッセージを順々にディスプレイ
に表示させる表示制御手段と、複数の入力指示メッセー
ジのうちの最後の入力指示メッセージを報知する報知手
段とを備えている。
【0010】請求項2に係るテープ状ラベル作成装置
は、その報知手段が、直前に表示された入力指示メッセ
ージが最後の入力指示メッセージであることを報知する
旨のメッセージをディスプレイに表示させるメッセージ
制御手段を備えている。
【0011】請求項3の係るテープ状ラベル作成装置
は、その報知手段が、最後の入力指示メッセージを他の
入力指示メッセージの表示形態とは異なる表示形態にて
ディスプレイに表示させる表示形態変更手段を備えてい
る。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1に係るテ
ープ状ラベル作成装置によれば、定型書式情報記憶手段
には、定型書式情報であって、複数のラベル名と、各ラ
ベル名に付随する複数の入力指示メッセージとを所定の
書式で表示する為の表示情報と、各入力指示メッセージ
に付随的に入力されるテキストデータを所定の書式で印
字する為の印字用書式情報とを含む定型書式情報が記憶
されているので、表示制御手段は、その定型書式情報記
憶手段の記憶情報と、入力手段から入力された指令に基
づいて、複数のラベル名を順々にディスプレイに表示さ
せ、ラベル名が選択されたときには、そのラベル名に付
随する複数の入力指示メッセージを順々にディスプレイ
に表示させる。そして、報知手段は最終の入力指示メッ
セージに対するテキストデータ入力が終了した後に最終
の入力指示メッセージであったことを知らせる。
【0013】また、印字手段により、このテキスト記憶
手段に記憶されているテキストデータを、印字用書式情
報に基づいてテープに印字することにより、テキストデ
ータを印字したテープ状ラベルが作成される。
【0014】請求項2に係るテープ状ラベル作成装置
は、請求項1に係るものと同様の作用を有するが、メッ
セージ制御手段が、複数の入力メッセージが順々にディ
スプレイに表示されているときに、最後の入力指示メッ
セージが表示された直後に、その入力指示メッセージが
最後の入力指示メッセージであることを報知する旨のメ
ッセージをディスプレイに表示する。
【0015】請求項3に係るテープ状ラベル作成装置
は、請求項1に係るものと同様の作用を有するが、表示
形態変更手段が、最後の入力指示メッセージを他の入力
指示メッセージの表示形態とは異なる表示形態にてディ
スプレイに表示し、表示されている入力指示メッセージ
が最後の入力指示メッセージであることを報知する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0017】本実施例は、ひらかなや漢字や記号等の多
数のキャラクタを印字対象体であるラミネートテープ
(印字テープ)に印字してテープ状のラベルを作成す
る、テープ状ラベル作成装置に本発明を適用した場合の
ものである。
【0018】図1に示すように、テープ状ラベル作成装
置1の本体フレーム2の前部にはキーボード3が配設さ
れ、キーボード3の後方で本体フレーム2内にはサーマ
ル印字機構PMが配設され、またキーボード3の直ぐ後
側には、入力した文字や記号を2行分表示可能な液晶デ
ィスプレイ4が設けられている。ここで、符号5は、印
字機構PMのカバーケースを開ける為の操作ツマミであ
る。
【0019】キーボード(入力手段に相当する)3に
は、アルファベット文字や数字や記号を入力する為の文
字キー、スペースキー、改行キー、カーソルKを上下左
右方向に夫々移動させる為のカーソル移動キー、ビデオ
テープやオーディオテープ或いはそのケースに貼着する
のに適したラベルを簡単に作成する定型ラベル作成キ
ー、実行キーや取消しキーなどの編集キー、印字を指令
する印字キー、電源をON・OFFする為の電源キー等
が設けられている。
【0020】次に、サーマル印字機構(印字手段に相当
する)PMについて、図2に基いて簡単に説明する。
【0021】このサーマル印字機構PMには、着脱自在
に矩形状のテープカセット10が装着されており、この
テープカセット10には、印字対象体であるラミネート
テープ11が巻装されたテープスプール12と、インク
リボン13が巻装されたリボンスプール14と、このイ
ンクリボン13を巻取るリボン巻取りスプール15と、
ラミネートテープ11と同一幅を有する両面テープ12
が剥離紙を外側にして巻装された供給スプール17と、
これらラミネートテープ11と両面テープ16とを押圧
して接合させる接合ローラ18とが回転自在に設けられ
ている。
【0022】前記ラミネートテープ11とインクリボン
13とが重なる位置には、サーマルヘッド19が立設さ
れ、これらラミネートテープ11とインクリボン13と
をサーマルヘッド19に押圧するプラテンローラ20
と、ラミネートテープ11と両面テープ16とを接合ロ
ーラ18に押圧してテープ状ラベル23を作成しながら
テープ送りする送りローラ21とは、本体フレーム2に
回動自在に枢着されたローラ支持体22に回転可能に枢
支されている。このサーマルヘッド19には、128個
の発熱素子が上下方向に列設されている。
【0023】従って、テープ送りモータ36(図3参
照)の所定回転方向への駆動により、接合ローラ18と
リボン巻取りスプール15とが所定回転方向に夫々同期
して駆動されながら、サーマルヘッド19の複数の発熱
素子に通電されたとき、ラミネートテープ11の裏面側
には、複数のドット列により文字や記号が鏡像で印字さ
れ、しかもラミネートテープ11の裏面側に両面テープ
16が接合されてテープ状ラベル23が作成され、テー
プ送り方向Tに送給されて、図1・図2に示すように、
本体フレーム2の外部に繰出される。尚、サーマル印字
機構PMの詳細については、特開平2−106555号
公報を参照。
【0024】ところで、前記テープカセット10とし
て、テープスプール12に巻装されたラミネートテープ
11のテープ幅が、6mm、9mm、12mm、18mm、24
mmである5種類が準備されており、このテープカセット
10の底壁部には、3つの検出用穴24〜26が形成さ
れ、これら5種類のテープ幅の何れかを検出できるよう
に、これら検出用穴24〜26の幾つかが組合せて塞が
れている。そして、このテープカセット10の下側を支
持する本体フレーム2には、これら塞がれた検出用穴2
4〜26の組合せから、テープ幅やテープ種類などを検
出してテープカセット情報を出力するカセットセンサ3
0(図3参照)が取付けられている。
【0025】次に、テープ状ラベル作成装置1の制御系
は、図3のブロック図に示すように構成されている。
【0026】制御装置Cの入出力インターフェース44
には、キーボード3と、カセットセンサ30と、液晶デ
ィスプレイ(LCD)4に表示データを出力する為のビ
デオRAM31を有するディスプレイコントローラ(L
CDC)32と、警告用ブザー33の為の駆動回路34
と、サーマルヘッド19を駆動する為の駆動回路35
と、テープ送りモータ36を駆動する為の駆動回路37
とが夫々接続されている。
【0027】制御装置Cは、CPU40と、このCPU
40にデータバスなどのバス45を介して接続された入
出力インターフェース44、表示用キャラクタジェネレ
ータROM(表示用CGROM)41、印字用キャラク
タジェネレータROM(印字用CGROM)42、RO
M43及びRAM50とから構成されている。
【0028】表示用CGROM41には、アルファベッ
ト文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、
所定文字サイズの表示用ドットパターンデータが格納さ
れている。
【0029】印字用CGROM42には、アルファベッ
ト文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、
印字用ドットパターンデータが、各書体毎にコードデー
タに対応させて、複数の印字文字サイズ分格納されてい
る。
【0030】ROM43には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号等のキャラクタのコードデータに
対応させてディスプレイコントローラ32を制御する表
示駆動制御プログラム、印字に供する1ドット列毎のド
ットパターンデータを順次サーマルヘッド19やテープ
送りモータ36に転送して印字する印字駆動制御プログ
ラム、本願特有の後述のテキスト入力制御、定型ラベル
作成制御、ラベル名選択制御、定型ラベルデータ入力制
御等の制御プログラムが格納されている。
【0031】ところで、このテープ状ラベル作成装置1
で作成可能なラベル名として、VHSのビデオテープ自
体に貼付する「ビデオVHSテープ」、8mmビデオテー
プ自体に貼付する「ビデオ8mm&Hi8テープ」、そのビ
デオテープのケースに貼付する「ビデオ8mm&Hi8ケー
ス」、VHSのコンパクト型ビデオテープ自体に貼付す
る「ビデオVHS−Cテープ」、そのビデオテープのケ
ースに貼付する「ビデオVHS−Cケース」、オーディ
オカセットテープ自体に貼付する「オーディオカセット
テープ」、・・・等、多数設けられている。
【0032】即ち、このROM43には、図4に示すよ
うに、これら複数のラベル名の各々について、ラベル印
字の為のラベル固有情報の先頭アドレスとラベル名テー
ブルの先頭アドレスとを記憶したラベルインデックステ
ーブルと、各ラベル毎の固有データを記憶したラベル固
有情報と、ラベル名を表示する表示データを記憶したラ
ベル名テーブルと、各ラベル名に設けられた複数の入力
指示メッセージの表示データを記憶した入力指示メッセ
ージテーブルとが設けられている。ここで、ラベルイン
デックステーブルにおいて、図示の複数のラベル名の各
々には、ラベル名固有のラベル番号「0」、「1」、
「2」、・・・・が各ラベル名毎に格納されている。こ
こで、これら複数のラベル名は、ROM43に予め設定
されて固定的に格納されているので、以下、固定ラベル
名という。
【0033】更に、複数のラベル固有データの各々に
は、図5に示すように、ラベル印字に関する全体書式情
報、ラベル印字に最適なテープ幅データ、メッセージテ
ーブルの先頭アドレス、印字に供する予め設定した、
「分」や「年月日」などの特定の文字や記号であるデフ
ォルトデータを有する入力指示項目数データ、デフォル
トデータを有する入力指示項目番号データ、デフォルト
データの先頭アドレス、デフォルトデータのバイト数、
カーソル表示位置のデータに加えて、各入力指示メッセ
ージの入力指示メッセージテーブルにおける先頭アドレ
ス、複数のデフォルトデータ、ラベル印字に供する入力
データを印字する為の印字用書式情報として、各ブロッ
クデータ毎の各行の行書式データが、改行コード又は改
ブロックコードで区切られた印字用行書式情報が格納さ
れている。但し、カーソル表示位置データとして、「−
1」は行末を指示し、「0」は行頭を指示し、また数字
Dは表示桁位置を指示するものである。
【0034】ここで、このテープ状ラベル作成装置1で
作成できる固定ラベル名の幾つかを、図6に基づいて簡
単に説明する。
【0035】固定ラベル名「ビデオVHSテープ」(ラ
ベル番号が「0」)や「ビデオ8mm&Hi8ケース」(ラ
ベル番号が「2」)や「ビデオVHS−Cケース」(ラ
ベル番号が「4」)などは、第1入力指示メッセージと
して「シンボルは?」、第2入力指示メッセージとして
「タイトルは?」、第3入力指示メッセージとして「コ
メントは?」、第4入力指示メッセージとして「録画時
間」、第5入力指示メッセージとして「標準?」、第6
入力指示メッセージとして「録画日」、また最適テープ
幅は「18mm」或いは「12mm」である。
【0036】また、固定ラベル名「ビデオ8mm&Hi8テ
ープ」(ラベル番号が「1」)、「オーディオカセット
テープ」(ラベル番号が「5」)、「オーディオDAT
テープ」(ラベル番号が「7」)、「名前 名札」(ラ
ベル番号が「9」、「10」)、「管理備品」(ラベル
番号が「11」、「12」)・・・などの入力指示メッ
セージ及び最適テープ幅は図示の様に設定されている。
【0037】更に、その他の固定ラベル名として図示し
ないが、「フロッピー 3.5 インチ」、「フロッピー
5インチ」、「プライスカード」、「書類宛名」や「手
紙宛名」・・・などを含み多数の固定ラベル名が準備さ
れている。
【0038】前記RAM50には、テキスト入力制御に
より、キーボード3から入力されたキャラクタのコード
データや、定型ラベルデータ入力制御により、入力指示
メッセージに付随的にキーボード3から入力されたテキ
ストデータを格納するテキストメモリ51、選択された
ラベル名に関する全体書式情報を格納する全体書式情報
メモリ52、図4に示すように、ラベルインデックステ
ーブルに格納されたラベルを順次指示するラベルポイン
タのポインタ値LPと、入力指示メッセージテーブルに
格納された入力指示メッセージを順次指示する入力指示
項目ポインタのポインタ値KPを格納するポインタメモ
リ53、サーマル印字機構PMに装着されているテープ
カセット10のラミネートテープ11のテープ幅データ
を格納するテープ情報メモリ54に加えて、そのテキス
トメモリ51に格納されたキャラクタコードに対応する
ドットパターンデータを展開して格納する印字データバ
ッファ56、その他CPU40で演算した演算結果を一
時的に格納するメモリやバッファ等が設けられている。
【0039】次に、テープ状ラベル作成装置1の制御装
置Cで行なわれる、テキスト入力制御、定型ラベル作成
制御、ラベル名選択制御、定型ラベルデータ入力制御、
テキスト登録制御・・・等のルーチンについて、図7〜
図16の概略フローチャートに基いて説明する。尚、図
中符号Si(i=10、11、・・・・)は各ステップ
である。
【0040】キーボード3上の電源キーの操作により電
源が投入されると、先ず、文書データを入力する通常の
テキスト入力制御が起動され、ディスプレイ4には、テ
キスト入力画面が表示される。そして、文字キーや数字
キーや記号キー、更には改行キーや改ブロックキーなど
の、編集キー以外の印字可能キーが操作されたときには
(S10・S11:Yes )、その入力されたキーに対応する
コードデータが文書データとしてテキストメモリ51に
格納されると共に、その操作されたキーに対応する文字
や記号がディスプレイ4に表示され(S17)、S10に戻
る。
【0041】次に、印字キーが操作されたときには(S
10:Yes 、S11:No、S13:Yes )、入力されてテキス
トメモリ51に格納されているファイルのうち、選択さ
れたファイルの文書データが印字処理され(S19)、S
10に戻る。
【0042】ところで、ビデオテープやオーディオテー
プ或いはそれらのケースに貼着する所望のラベルを作成
する為に、定型ラベル作成キーが操作されたときには
(S10:Yes 、S11・S13:No、S14:Yes )、このテ
キスト入力制御を終了して、定型ラベル作成制御(図8
参照)が起動されて実行される(S20)。
【0043】この制御が開始されると、先ずカセットセ
ンサ30からテープカセット情報が読込まれて、テープ
情報メモリ54に格納され(S23)、このテープカセッ
ト情報に基づいて、テープカセット10が装着されてい
るときには(S24:Yes )、図4に示すように、ラベル
ポインタLPは、ラベルインデックステーブルの先頭の
ラベル名「ビデオVHSテープ」を指示し、ラベル名選
択画面がディスプレイ4に表示され(S25)、この定型
ラベル作成制御を終了して、ラベル名選択制御(図9参
照)が起動されて実行される(S26)。例えば、図17
(a)に示すように、ラベルポインタ値LPに基づい
て、ユーザーが作成して登録した最初のラベル名「ビデ
オVHSテープ」が下段の表示領域4bに表示される。
【0044】しかし、テープカセット10が装着されて
いないときには(S24:No)、エラーメッセージ「テー
プが装着されていません!」が所定時間だけディスプレ
イ4に表示され(S27)、この定型ラベル作成制御を終
了して、テキスト入力制御が起動される(S28)。
【0045】次に、ラベル名選択制御が開始され、下カ
ーソル移動キーが操作されたときには(S30・S31:Ye
s )、次のラベル名表示処理制御(図10参照)が実行
される(S35)。
【0046】この制御が開始されると、先ずラベルポイ
ンタ値LPが読込まれ(S40)、このラベルポインタ値
LPが最大値MAX でないときには(S41:No)、このラ
ベルポインタ値LPが1つインクリメントされ(S4
2)、このラベルポインタ値LPで指示するラベル名に
対応するラベル固有情報テーブルに格納されている最適
テープ幅データが読込まれる(S43)。
【0047】次に、この最適テープ幅データと、テープ
情報メモリ54に格納された装着テープ幅データとが同
一であるときには(S44:Yes )、ラベルポインタ値L
Pで指示するラベル名が、ラベル名テーブルから読出さ
れてビデオRAM31に展開され、ディスプレイ4に表
示され(S45)、この制御を終了して、ラベル名選択制
御のS30にリターンする。例えば、図17(b)に示す
ように、次のラベル名「ビデオ8mm&Hi8テープ」
が表示される。
【0048】しかし、最適テープ幅データと、テープ情
報メモリ54に格納された装着テープ幅データとが同一
でないときには、そのラベル名表示がスキップされて
(S44:No)、S40以降が実行される。
【0049】ところで、読込んだラベルポインタ値LP
が最大値MAX のときには(S40、S41:Yes )、ラベル
ポインタ値LPとして「0」、つまりラベルインデック
ステーブルの最初のラベル名「ビデオVHSテープ」が
指示され、S45を経て前記S30にリターンする。例え
ば、図4・図17(a)に示すように、ディスプレイ4
には、先頭のラベル名「ビデオVHSテープ」が表示さ
れる。
【0050】前記ラベル名選択制御において、上カーソ
ル移動キーが操作されたときには(S30:Yes 、S31:
No、S32:Yes )、前のラベル名表示処理制御(図11
参照)が実行される(S36)。
【0051】この制御が開始されると、先ずラベルポイ
ンタ値LPが読込まれ(S50)、このラベルポインタ値
LPが「0」でないときには(S51:No)、このラベル
ポインタ値LPが1つデクリメントされ(S52)、この
ラベルポインタ値LPで指示するラベル名に対応する最
適テープ幅データが読込まれ(S53)、この最適テープ
幅データと、装着テープ幅データとが同一のときには
(S54:Yes )、ラベルポインタ値LPで指示するラベ
ル名がディスプレイ4に表示され(S55)、この制御を
終了して、ラベル名選択制御のS30にリターンする。し
かし、最適テープ幅データと装着テープ幅データとが異
なるときには(S54:No)、S50以降が実行される。ま
た、読込んだラベルポインタ値LPが「0」のときには
(S50、S51:Yes )、ラベルポインタ値LPとして、
最大値MAX がセットされ(S56)、S53以降が実行され
る。
【0052】一方、取消しキーが操作されたときには
(S30:Yes 、S31〜S33:No、S34:Yes )、この制
御を終了して、テキスト入力制御が起動されるが(S3
9)、実行キーが操作されたときには(S30:Yes 、S3
1〜S32:No、S33:Yes )、選択されてラベルポイン
タLPで指示する固定ラベル名のラベル固有データに格
納されている、全体書式情報が全体書式情報メモリ52
に展開されると共に、行書式情報がテキストメモリ51
に展開され(S37)、定型ラベルデータ入力制御(図1
2参照)が起動されて実行される(S38)。
【0053】この制御が開始されると、先ず、入力指示
項目ポインタ値KPとして、初期値、つまり選択された
固定ラベル名のラベル固有データの第1入力指示メッセ
ージ先頭アドレスが指示(図5参照)され(S70)、次
に、「分」や「年月日」などの特定の文字や記号等から
なるデフォルトデータを検索する制御(図13参照)が
実行される(S71)。
【0054】この制御が開始されると、先ず図5に示す
ラベル固有データに基づいて、デフォルトデータを含む
入力指示項目が存在するときであって(S90:Yes )、
入力指示項目ポインタ値KPで指示する入力指示項目に
デフォルトデータが存在し(S91:Yes )、更にテキス
トメモリ51に展開された行書式情報のデータに基づい
て、その入力指示項目に対応して、テキストデータが何
も入力されていないときには(S92:No)、ラベル固有
データのデフォルトデータ先頭アドレスで指示されるデ
フォルトデータが、行書式情報の対応するデータ格納位
置に挿入して書込まれる(S93)。
【0055】次に、カーソル表示処理制御(図14参
照)が実行される(S94)。ところで、この制御が開始
されたときに、デフォルトデータを含む入力指示項目が
存在しないとき(S90:No)、またデフォルトデータを
含む入力指示項目が存在しても、入力指示項目ポインタ
値KPで指示する現在の入力指示項目にデフォルトデー
タが存在しないとき(S90:Yes 、S91:No)、更にデ
フォルトデータを含む入力指示項目が存在し、しかも現
在の入力指示項目にデフォルトデータが存在する場合で
あっても、その入力指示項目に対応して、テキストデー
タが既に入力されているときには(S90〜S92:Yes
)、この制御を直ぐに終了して、定型ラベルデータ入
力制御のS72にリターンする。
【0056】このカーソル表示処理制御が開始される
と、ラベル固有データに基づいて、カーソル表示位置デ
ータが「0」又は「D」であって、表示桁位置を指示し
ているときには(S96:No)、そのカーソル表示位置デ
ータに対応してカーソルKが、ディスプレイ4の下段表
示領域4bの指定された表示位置に表示され(S97)、
この制御及びデフォルトデータ検索処理制御を終了し
て、前記S72にリターンする。しかし、カーソル表示位
置データが「−1」で、行末を指示しているときには
(S96:Yes )、カーソルKを下段表示領域4bの行末
の表示位置、つまり改行マーク又は改ブロックマーク上
に表示され(S98)、同様に前記S72にリターンする。
【0057】次に、定型ラベルデータ入力制御におい
て、S70でセットされた入力指示項目ポインタ値KPで
指示する第1入力指示メッセージ先頭アドレスと、入力
指示メッセージテーブルのデータと、S62とS93により
テキストメモリ51に展開された行書式情報のデータと
に基づいて、先頭の入力指示メッセージがディスプレイ
4の上段表示領域4aに表示されると共に、その入力行
データ(改行コードや改ブロックコード)がその下段表
示領域4bに表示される(S72)。
【0058】例えば、図17(a)に示すように、固定
ラベル名として「ビデオ VHSテープ」が表示されて
いるときに実行キーが操作されると、図18(a)に示
すように、ディスプレイ4の上段表示領域4aには、先
頭の第1入力指示メッセージ「シンボルは?」が反転表
示されると共に、その下段表示領域4bには、反転表示
によるブロック数「1」と行数「1」とが、第1桁の表
示位置に表示され、改ブロックマークがカーソルKを伴
って第2桁表示位置に表示される。
【0059】次に、印字可能キーが操作されたときには
(S73・S74:Yes )、その操作されたキーに対応する
コードデータ又は変換されたシンボルやマークのコード
データが、現在表示されている入力指示メッセージに対
応する、テキストメモリ51の所定格納位置に挿入によ
り格納され且つカーソルKの直前に表示され(S79)、
S73に戻る。例えば、図18(b)に示すようなシンボ
ルが、カーソルKの直前の入力位置に挿入して表示され
る。
【0060】次に、改行キー又はカーソル下移動キーが
操作されたときには(S73:Yes 、S74:No、S75:Ye
s )、次の入力指示メッセージ表示処理制御(図15参
照)が実行される(S80)。
【0061】この制御が開始されたときに、入力指示項
目ポインタ値KPが最大値MAX でないときは(S100 :
No)、入力指示項目ポインタ値KPが1つインクリメン
トされ(S101 )、前述したデフォルトデータ検索処理
制御が実行される(S102 )。次に、入力指示メッセー
ジ表示処理制御が実行される(S103 )。
【0062】この制御においては、入力指示項目ポイン
タ値KPで指示する、入力指示メッセージテーブルに格
納されているメッセージ表示データが読込まれて、この
メッセージ表示データに基づくメッセージがディスプレ
イ4の上段表示領域4aに表示される。
【0063】次に、次の入力指示メッセージ表示処理制
御において、テキストメモリ51に展開された行書式情
報のデータに基づいて、入力指示項目ポインタ値KPに
対応する入力行データが読込まれて、ディスプレイ4の
下段表示領域4bに表示され(S104 )、この制御を終
了して、定型ラベルデータ入力制御のS73にリターンす
る。
【0064】ところで、この制御が開始されたときに、
入力指示項目ポインタ値KPが最大値MAX のときは(S
100 :Yes )、最終項目の入力指示メッセージに対する
入力であったことを知らせるメッセージを所定時間表示
し(S105 )、入力指示項目ポインタ値KPに初期値を
設定する(S106 )。
【0065】例えば、図19(a)に示すように、ディ
スプレイ4の上段表示領域4aには、第2入力指示メッ
セージ「タイトルは?」が反転表示されると共に、その
下段表示領域4bには、反転表示によるブロック数
「2」と行数「1」とが、第1桁の表示位置に表示さ
れ、改行マークがカーソルKを伴って第2桁表示位置に
表示される。そして、図19(b)に示すように、印字
可能キーを操作して所望のテキストを入力した後に改行
キーを操作すると、その後に入力されたテキストデータ
「ヴェルディvsマリノス」が、テキストメッセージ5
1の対応する位置に格納されると共に、その先頭から6
文字分だけ挿入により表示される。
【0066】更に、カーソル下移動キーの2回操作によ
り、図20(a)に示すように、第4入力指示メッセー
ジ「録画時間」が上段表示領域4aに表示される。この
とき、この入力指示項目に対応する、デフォルトデータ
「分」と改行マークを含む入力行データが、第3ブロッ
クの1行目として、下段表示領域4bに表示される。但
し、このときのカーソルKの表示位置は、カーソル表示
位置データ「0」によりデフォルトデータ「分」の位置
である。そして、図20(b)に示すように、数字キー
の操作により入力されたテキストデータ「120」が、
テキストメッセージ51の対応する位置に格納されると
共に、カーソルKの直前に挿入して表示される。
【0067】更に、カーソル下移動キーを3回操作する
と、入力指示項目ポインタ値KPが最大値MAXとなっ
ているので、図21に示すメッセージ「入力項目終了」
が所定時間表示される。そして、入力指示項目ポインタ
値KPが初期値に変更されるので、図18(a)に示す
ように、先頭の第1入力指示メッセージ「シンボルは
?」が反転表示されると共に、その下段に反転表示によ
るブロック数「1」と行数「1」とが表示され、さら
に、改ブロックマークがカーソルKを伴って表示され
る。
【0068】一方、カーソル上移動キーが操作されたと
きには(S73:Yes 、S74〜S75:No、S76:Yes )、
前の入力指示メッセージ表示処理制御(図16参照)が
実行される(S81)。
【0069】この制御が開始されたときに、入力指示項
目ポインタ値KPが最小値MIN でないときは(S110 :
No)、入力指示項目ポインタ値KPが1つデクリメント
され(S111 )、前述したデフォルトデータ検索処理制
御が実行され(S112 )、入力指示メッセージ表示処理
制御が前記S103と同様に実行され(S113 )、テキ
ストメモリ51に展開された行書式情報のデータに基づ
いて、入力指示項目ポインタ値KPで指示する入力行デ
ータが読込まれて、ディスプレイ4の下段表示領域4b
に表示され(S114 )、この制御を終了して、前記S73
にリターンする。ところで、この制御が開始されたとき
に、入力指示項目ポインタ値KPが最小値MIN のときは
(S110 :Yes)、この制御をすぐに終了して、前記S73
にリターンする。
【0070】次に、選択した固定ラベル名に関して表示
された複数の入力指示メッセージの各々について、テキ
ストデータを入力した後、印字キーが操作されたときに
は(S73:Yes 、S74〜S76:No、S77:Yes )、全体
書式情報メモリ52に格納された全体書式情報と、テキ
ストメモリ51に格納された、テキストデータを含む行
書式情報とに基づいて、印字処理が実行され(S82)、
この制御を終了して、定型ラベル作成制御を起動して実
行される(S83)。
【0071】例えば、固定ラベル名「ビデオ VHSテ
ープ」について、前述した6つの入力指示メッセージに
基づいて入力されたテキストデータの印字位置は、図2
2に示すように、夫々設定されているので、これらのテ
キストデータが夫々の印字位置に印字され、図23に示
すように、VHSタイプのビデオテープに貼着可能なテ
ープ状ラベル23が簡単に作成できる。
【0072】ここで、本願発明と本実施例との対応を説
明すると、キーボード3により本願発明の入力手段が構
成され、液晶ディスプレイ4によりディスプレイが構成
され、印字機構PMにより印字手段が構成され、制御装
置Cにより制御手段が構成される。また、ROM43に
より定形書式情報記憶手段が構成され、制御装置Cによ
る定形ラベル名選択制御、定形ラベルデータ入力制御、
各入力指示メッセージ表示処理制御等の実行により、表
示制御手段が構成され、制御装置Cの図15に示す次の
入力指示メッセージ表示処理制御のS105を実行する
ことにより報知手段及び請求項2に係るメッセージ制御
手段が構成される。さらに、制御装置Cの図27に示す
入力指示メッセージ表示処理制御のS132を実行する
ことにより請求項3に係る表示形態変更手段が構成され
る。
【0073】尚、前の入力指示メッセージへ移行する表
示制御処理において、先頭の入力項目から最終の入力項
目にも移行できるように構成したり、また、そのような
構成において、先頭の入力項目から最後の入力項目に移
行した場合にも、それを知らせるメッセージを表示する
ように構成することも可能である。あるいは報知する手
段として、メッセージを表示する代わりにブザー等の音
やLEDの点灯等の方法を使用したり、あるいは、図2
4に示すように最終項目の表示形態を、網掛け表示等の
他の項目と異なる表示形態で表示するように構成するこ
とも可能である。
【0074】最終項目のみを網掛け表示する変形例につ
いて、図25〜図27を参照して以下に説明する。
【0075】この変形例においては、上記実施例におい
て、図15に示される次の入力指示メッセージ表示処理
制御を図25のように変更し、図16に示される前の入
力指示メッセージ表示処理制御を図26のように変更
し、更に図25、図26に示される入力指示メッセージ
表示処理制御(S103 、S113 )を図27に示すように
変更することにより、前の項目にも次の項目にもサイク
リックに移行でき、かつ最後の入力指示メッセージを網
掛けで表示することができる。
【0076】この変形例における次の入力指示メッセー
ジ表示処理は、図16に示す次の入力指示メッセージ表
示処理おいて、最終項目であることを知らせるメッセー
ジを所定時間表示する処理(S105 )を削除すると共
に、入力指示メッセージ表示処理制御(S120 )を図2
7に示すように変更したものである。その他の処理は同
様であるので、各ステップに同じ番号を付し、その詳細
な説明は省略する。
【0077】また、前の入力指示メッセージ表示処理
は、図18に示す前の入力指示メッセージ表示処理にお
いて、入力指示項目ポインタ値KPが最小値MIN であっ
た場合に(S110 :Yes)、入力指示項目ポインタ値KP
に最大値MAX を設定し(S120)、その後、デフォルト
データ検索処理(S112 )を実行するように変更すると
共に、入力指示メッセージ表示処理制御(S120 )を図
27に示すように変更したものである。その他の処理は
同様であるので、各ステップに同じ番号を付し、その詳
細な説明は省略する。
【0078】変形例における入力指示メッセージ表示処
理制御は、入力指示項目ポインタ値KPが最大値MAX か
否かを判断し(S130 )、入力指示項目ポインタ値KP
が最大値MAX でなければ(S130 :No )、前記S103
と同様に、入力指示項目ポインタ値KPで指示する入力
指示メッセージ表示データを入力指示メッセージテーブ
ルから読み込んで、ディスプレイ4の上段表示領域4a
に表示する(S131)。 一方、入力指示項目ポインタ
値KPが最大値MAX であれば(S130 :Yes)、入力指示
項目ポインタ値KPで指示する入力指示メッセージ表示
データを入力指示メッセージテーブルから読み込んで、
ディスプレイ4の上段表示領域4aに表示すると共に、
ディスプレイ4の全面に網掛け修飾を施す(S132 )。
【0079】このように図25〜図27に示すように、
各入力指示メッセージ表示処理制御を変更することによ
り、前の項目にも次の項目にもカーソル上下移動キーを
操作することによりサイクリックに移行でき、かつ最終
項目に対する入力指示メッセージを網掛け表示すること
ができる。
【0080】このように本発明の技術的思想の範囲内に
おいて、前記実施例に関し、既存の技術や当業者に自明
の技術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。
尚、キーボードやCRT方式のディスプレイや印字機構
を備えた種々のテープ状ラベル作成装置に本発明を適用
し得ることは勿論である。
【0081】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のテープ状ラベル作成装置によれば、定型ラベル作
成機能を使ってラベルを作成する場合に、全ての入力項
目に対するテキストデータ入力が終了したことを容易に
知ることができ、それによって所望のラベルを簡単にし
かも迅速に作成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ状ラベル作成装置の平面図である。
【図2】テープカセットを装着したサーマル印字機構の
概略平面図である。
【図3】テープ状ラベル作成装置の制御系のブロック図
である。
【図4】ROMに格納された、複数の固定ラベルの各々
に関する書式情報を説明する説明図である。
【図5】書式情報に含まれるラベル固有情報テーブルの
データを説明する説明図である。
【図6】定型ラベル名と入力指示メッセージと最適テー
プ幅との対応関係を示すラベル名一覧表を示す図表であ
る。
【図7】テキスト入力制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図8】定型ラベル作成制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図9】ラベル名選択制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図10】次のラベル名表示処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図11】前のラベル名表示処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図12】定型ラベルデータ入力制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図13】デフォルトデータ検索処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
【図14】カーソル表示処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図15】次の入力指示メッセージ表示処理制御のルー
チンの概略フローチャートである。
【図16】前の入力指示メッセージ表示処理制御のルー
チンの概略フローチャートである。
【図17】(a)第1固定ラベル名を選択するときのラ
ベル名選択画面の表示例を示す図である。 (b)第2固定ラベル名を選択するときのラベル名選択
画面の表示例を示す図である。
【図18】(a)第1入力指示メッセージの表示例を示
す図である。 (b)入力したテキストデータが表示された図である。
【図19】(a)第2入力指示メッセージの表示例を示
す図である。 (b)入力したテキストデータが表示された図である。
【図20】(a)デフォルトデータを含む第3入力指示
メッセージの表示例を示す図である。 (b)入力したテキストデータが表示された図である。
【図21】最終入力項目のデータ入力終了時に表示され
るメッセージの表示例を示す図である。
【図22】テキストデータの印字位置を入力指示メッセ
ージで説明する説明図である。
【図23】固定ラベル名「ビデオVHSテープ」で作成
したテープ状ラベルの図である。
【図24】最終入力項目の入力指示メッセージを網掛け
で表示した表示例を示す図である。
【図25】変形例における次の入力指示メッセージ表示
処理制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図26】変形例における前の入力指示メッセージ表示
処理制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図27】変形例における入力指示メッセージ表示処理
制御のルーチンの概略フローチャートである。
【符号の説明】
1 テープ状ラベル作成装置 3 キーボード 4 液晶ディスプレイ 43 ROM C 制御装置 PM サーマル印字機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 一己 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々のデータや指令を入力する為の入力
    手段と、ディスプレイと、テープに印字する印字手段
    と、入力手段とディスプレイと印字手段とを制御する制
    御手段とを備えたテープ状ラベル作成装置において、 複数のラベル名と、各ラベル名に付随する複数の入力指
    示メッセージとを所定の書式で表示する為の表示情報
    と、各入力指示メッセージに付随的に入力されるテキス
    トデータを所定の書式で印字する為の印字用書式情報と
    を含む定型書式情報を記憶する定型書式情報記憶手段
    と、 前記定型書式情報記憶手段の記憶情報と入力手段から入
    力された指令に基づいて、複数のラベル名を順々にディ
    スプレイに表示させ、ラベル名が選択されたときには、
    そのラベル名に付随する複数の入力指示メッセージを順
    々にディスプレイに表示させる表示制御手段と、 前記複数の入力指示メッセージのうちの最後の入力指示
    メッセージを報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とするテープ状ラベル作成装置。
  2. 【請求項2】 前記報知手段は、直前に表示された入力
    指示メッセージが最後の入力指示メッセージであること
    を報知する旨のメッセージを前記ディスプレイに表示さ
    せるメッセージ制御手段を備えること特徴とする請求項
    1記載のテープ状ラベル作成装置。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、最後の入力指示メッセ
    ージを他の入力指示メッセージの表示形態とは異なる表
    示形態にて前記ディスプレイに表示させる表示形態変更
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載にテープ状
    ラベル作成装置。
JP11992295A 1995-05-18 1995-05-18 テープ状ラベル作成装置 Pending JPH08310052A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11992295A JPH08310052A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 テープ状ラベル作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11992295A JPH08310052A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 テープ状ラベル作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08310052A true JPH08310052A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14773505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11992295A Pending JPH08310052A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 テープ状ラベル作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08310052A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013067042A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Casio Computer Co Ltd 印字装置、印字方法、及び、印字制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013067042A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Casio Computer Co Ltd 印字装置、印字方法、及び、印字制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3207860B2 (ja) テープ印刷装置及び方法
EP0577247B1 (en) Tape print device
US5609424A (en) Tape-shaped label producing device having input instructing messages
US6247860B1 (en) Image-printing method and device
JPH10157255A (ja) 画像作成装置
US5575573A (en) Document processing device having format information storing function
JP3587181B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JPH10181140A (ja) 印刷装置
JP2998829B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JP3377277B2 (ja) 文書処理装置
JP3249687B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JPH08310052A (ja) テープ状ラベル作成装置
US6587216B1 (en) Image-forming method and device
JP3274751B2 (ja) ラベル作成装置及びラベル作成方法
JP3445661B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JP3892055B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JP3254653B2 (ja) テープ印刷装置
JPH08106370A (ja) 文書処理装置
JP2827879B2 (ja) テープ印刷装置
EP0743605B1 (en) Device and method for displaying enlarged text
JP3557752B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JP3422382B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
JPH07276715A (ja) 任意行数のブロックを複数印字可能なテープ印字装置
JP2560958B2 (ja) テープ印字装置
JP3506190B2 (ja) テープ状ラベル作成装置