JP7462806B1 - エレベーターの群管理装置及びエレベーターシステム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施の形態1に係るエレベーターの群管理装置が適用されるエレベーターシステムの構成を説明する図である。エレベーターシステム101は、複数のエレベーター102と、複数の乗場呼び登録装置103と、複数の乗場表示装置104と、少なくとも一つの自律移動体制御装置105と、群管理装置106と、を備える。なお、図1において、1つの乗場呼び登録装置103と1つの乗場表示装置104とが図示されているが、後述するように、乗場呼び登録装置103と乗場表示装置104とは、各階床の乗場に設置される。
かご121は、昇降路を上下方向に走行することにより、乗車している利用者を複数の階床の間で輸送する。エレベーター102の制御盤122は、当該エレベーター102の動作の制御を行う。制御盤122における動作の制御は、かご121の走行などを含む。
実施の形態1のエレベーターシステムにおいて、各々の乗場呼び登録装置103は、各々の階床の乗場に設置される。乗場呼び登録装置103は、乗場呼び登録部131を備える。乗場呼び登録部131は、例えば乗場ボタンなどである。乗場呼び登録部131は、行先階の方向を指定する乗場呼びの登録を受け付ける。乗場呼び登録装置103は、乗場呼び登録部131を通じて乗場呼びの登録の操作が入力されるときに、入力された乗場呼びの情報を群管理装置106に送信する。
かご消耗度合い取得部162は、各々のエレベーター102のかご121の消耗度合いを記憶しているかご消耗度合い記憶部(図示せず)から各々のエレベーター102のかご121の消耗度合いを取得する。かご消耗度合い記憶部は、群管理装置106の内部に設けられていても、群管理装置106の外部(例えば、群管理装置106が接続されたネットワーク上に設けられ、群管理装置106からアクセス可能な記憶装置)に設けられていてもよい。
図2は、実施の形態1に係る群管理装置の動作の例を示すフローチャートである。
ステップS201において、乗場呼び判別部161は、乗場呼びの登録の受信があったかを判定する。判定結果がNoの場合に、群管理装置106は、ふたたびステップS201の処理を行う。判定結果がYesの場合に、群管理装置106は、処理をステップS202に進める。
図3は、実施の形態2に係るエレベーターの群管理装置が適用されるエレベーターシステムの構成を説明する図である。実施の形態2のエレベーターシステム201は、複数のエレベーター102と、複数の乗場呼び登録装置203と、群管理装置206と、を備える。
実施の形態2において、実施の形態1で開示される例と相違する点について特に詳しく説明する。実施の形態2で説明しない特徴については、実施の形態1で開示される例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図4は、実施の形態2に係る群管理装置206の動作の例を示すフローチャートである。
ステップS401において、乗場呼び判別部261は、乗場呼びの登録の受信があったかを判定する。判定結果がNoの場合に、群管理装置206は、ふたたびステップS401の処理を行う。判定結果がYesの場合に、群管理装置206は、処理をステップS402に進める。
なお、上記の実施の形態2においては、説明を簡略化するために割当制御部263は2つの割当方式を持ち、乗場呼びに応じて切り替えるとしていたが、評価関数を用いて、かご消耗度合いへの優先度を乗場呼びに応じて上下させるようにしてもよい。式(1)は、評価関数の例である。割当制御部263は、各号機のかご121について、乗場呼びの割当に関する評価値Eを例えば式(1)を用いて算出する。
E=T+Wd×D・・・式(1)
式(1)において、Tはかご121の待ち時間、Dはかご消耗度合い、Wdはかご消耗度合いDの重み係数である。ここで、かご消耗度合いDは、数値が小さいほどかご121の消耗が少ないとする。
一方、割当制御部263は、報酬を要求する利用者に対しては、かご消耗度合いについての重み係数Wdを正の値に設定し、式(1)により、各号機の評価値Eを算出して、評価値Eが最小となるかご121を最良のかご121とする。
実施の形態2において、報酬は移動する距離で決まり、割当かごはかご消耗度合いで決まるため、報酬最大のかごが割当かごになるとは限らない。そこで、実施の形態2の変形例2においては、報酬管理部164は、乗場呼び登録装置203から割当されたかご121に乗車するまでに移動する距離とかご消耗度合いの両方に応じて報酬を設定する。
実施の形態2において、報酬は移動する距離によって決まるので、エレベーターの利用者が多い場合には、エレベーターの運行効率が低下する場合もある。そこで、実施の形態2の変形例3においては、報酬管理部164は、乗場呼び登録装置203から割当されたかご121に乗車するまでに移動する距離とエレベーターの混雑度とに応じて報酬を設定する。ここで、エレベーターの混雑度とは、例えば、単位時間当たりのエレベーターの利用者の数、かごの稼働率、乗場で乗車を待つ利用者の数などから求まる指標である。
実施の形態2において、利用者は、乗場において、待ち時間と報酬を知ることなく報酬要否の有無を設定するため、利便性の観点から好ましくないこともありうる。そこで、実施の形態2の変形例4のエレベーターシステムにおいては、報酬要求有無のそれぞれに対応して割り当てるかごの号機と待ち時間、及び、報酬要求有に対応して割り当てるかごの号機に設定される報酬を、各乗場に設置される乗場呼び登録装置203に提示する。
図9は、実施の形態1及び2のエレベーターの群管理装置の主要部のハードウェア構成図である。
Claims (10)
- 複数の昇降路内をそれぞれ昇降する複数のかごに乗降するための乗場において乗場呼びが操作されたことを検出し、前記操作が、かご消耗度合いが小さいかごを優先的に割り当て可能な利用者により行われたか否かを判別する乗場呼び判別部と、
前記複数のかごにおけるかご毎のかご消耗度合いとかごの号機とを関連付けて取得するかご消耗度合い取得部と、
前記利用者が、かご消耗度合いが小さいかごを優先的に割り当て可能であると判別されると、かご消耗度合いが小さいかごの号機を前記利用者に優先的に割当する割当制御部と、を備え、
前記乗場呼び判別部は、前記利用者が報酬を要求する利用者の場合に、かご消耗度合いが小さいかごを優先的に割り当て可能であると判別する、
エレベーターの群管理装置。 - 前記乗場呼び判別部は、前記操作が、かご消耗度合いが小さいかごを優先的に割り当て可能な利用者により行われていないと判別した場合、前記割当制御部は、待ち時間が短いかごの号機を優先的に割当する、
請求項1に記載のエレベーターの群管理装置。 - 前記割当制御部は、待ち時間とかご消耗度合いとを重みづけして、かごの号機を割当する、請求項1に記載のエレベーターの群管理装置。
- かご消耗度合いが小さいほど、前記かごに乗車する報酬を多く設定する報酬管理部と、
前記利用者が前記かごに乗車した場合に、前記利用者に対して前記報酬を付与する報酬付与部と、
を備える、請求項1に記載のエレベーターの群管理装置。 - 前記かごの出入り口の位置と前記乗場呼びの操作がなされた位置との間の距離が長いほど、前記かごに乗車する場合に付与される報酬を多く設定する報酬管理部と、
前記利用者が前記かごに乗車した場合に、前記利用者に対して前記報酬を付与する報酬付与部と、
を備える、請求項1に記載のエレベーターの群管理装置。 - 前記報酬管理部は、さらに、かご消耗度合いが小さいほど、前記報酬を多く設定する、請求項5に記載のエレベーターの群管理装置。
- 前記報酬管理部は、さらに、エレベーターの混雑度が大きいほど、前記報酬を少なく設定する、請求項4~6のいずれか一項に記載のエレベーターの群管理装置。
- 報酬要求有の利用者と報酬要求無の利用者のそれぞれに割当するかごの号機と前記かごの号機の待ち時間、及び、前記報酬要求有の利用者に割当するかごの号機に設定される報酬を、乗場に設置される乗場呼び登録装置に提示する、請求項1に記載のエレベーターの群管理装置。
- 複数の階床のそれぞれの乗場に設置され、利用者に、かごの行先階と、報酬要求の有無とを含む乗場呼びを登録させる乗場呼び登録装置と、
乗場呼び登録装置に登録された前記乗場呼びが、報酬要求有と報酬要求無のいずれの利用者であるかを判別する乗場呼び判別部と、前記複数のかごにおけるかご毎の消耗度合いとかごの号機とを関連付けて取得するかご消耗度合い取得部と、前記利用者が、報酬要求有と判別されると、かご消耗度合いが小さいかごの号機を優先的に割当する割当制御部と、を有するエレベーターの群管理装置と、
を備えるエレベーターシステム。 - 前記乗場呼び登録装置は、報酬要求有の利用者と報酬要求無の利用者のそれぞれに割当するかごの号機と前記かごの号機の待ち時間、及び、報酬要求有の利用者に割当するかごの号機に設定される報酬を表示する、
請求項9に記載のエレベーターシステム。
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