JP5138864B2 - エネルギー節約型エレベータコントロール法、およびエレベータ設備 - Google Patents

エネルギー節約型エレベータコントロール法、およびエレベータ設備 Download PDF

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Description

本発明は、いくつかのエレベータを有するエレベータ設備をコントロールする方法に関する。エレベータの利用者は、行き先指示入力装置を介して自分達の昇降要求を行き先指示を入力する形式で入力する。エレベータコントロール部は、エレベータ設備に関する、トラフィック密度を特徴付ける少なくとも1つのトラフィック評価基準項目を測定し、エレベータコントロール部は、利用者の行き先指示入力に対してエレベータをエネルギー最適化の観点から割り当てする。さらに、本発明は上記の方法を実行するエレベータ設備に関する。
最近のエレベータ設備の作動は行き先指示によってコントロ−ルされる。利用者が、行き先指示入力装置を介して自分の昇降の行き先を入力すると、エレベータコントロール部は、行き先指示入力に対応するためにコスト最適化の観点からいくつかのエレベータから1つのエレベータを選択することができ、またその1つのエレベータを上記利用者に割り当てすることができる。その場合、コストの最適化は、待ち時間、行き先位置への昇降時間、または最大運搬能力に関する最適化評価基準によって影響を受ける。
最近のエレベータ設備では、低エネルギー消費がしばしばもてはやされており、エレベータ設備の運転技術、または機構の面ではエネルギー節約が達成されているが、エレベータをコントロールする形態、または利用者を割り当てする形態によっては達成されていない。これは、エレベータ設備に関して、一方では最大の運搬能力を可能にし、その一方でエネルギーを節約する観点から作動させるという要求は、一部互いに相反するという事実に一部はよるものである。その場合、主として、エレベータ設備のオペレータが、運搬能力として、特定の時間内に要求される建物の充填を完了し、エレベータ設備に対して予め設定されている平均待ち時間を維持することを期待していることは理解されるべきである。
エレベータのグループコントロールについては、欧州特許出願公開第0246395号明細書に記述されている。上記の特許の明細書によれば、エレベータ設備のエレベータが利用者の行き先指示入力に対してコスト最適化の観点から割り当てされ、待ち時間が最短となり、運搬能力が増す。その場合、上記のコスト最適化を行う複雑なコントロール回路が使用される。
欧州特許出願公開第0246395号明細書
上記の背景技術に対して、本発明の目的は、結果としてエレベータ設備をコントロールする方法を示すことであって、その場合、必須とされる運搬能力、および維持されるべき待ち時間に関する他の要求を損なうことなく適切な手段によってエネルギーの節約が実現される。
この目的が果たされるのは、エレベータコントロール部によって、エレベータがトラフィック評価基準に基づいてエネルギー最適化の観点から行き先指示入力に対して割り当てされるエレベータ設備をコントロールする範疇に属する方法の場合である。
その目的のために、エレベータコントロール部は、少なくとも1つのトラフィック評価基準項目の形式でトラフィック密度を常時測定し、エレベータコントロール部は、トラフィック密度によって、コスト最適化型の行き先指示割り当てからエネルギー節約型の割り当てに切り替える。また、エネルギー節約型の割り当ては、以下ではエネルギー節約モードとも呼ばれる。
本発明は、エレベータ設備は、ほとんどの場合、最大運搬容量で作動されることはないという考えに基づいている。しかしながら、ほとんどのエレベータ設備は、予め設定された運搬容量に対して要求されるコスト最適化のアルゴリズムによってコスト最適化の観点から常時、連続して作動され、コスト最適化の観点が、新たに入力された行き先指示による割り当てを行うときに大いに利用される。
提案されている解決策では、行き先指示の割り当てに必須の運搬容量と平均待ち時間を維持し、トラフィックのピーク時間外に存在するトラフィックの空き時間を利用する。これらの空き時間内では、最小待ち時間と最大運搬容量を常時実現させようとするエレベータコントロール部の機能は停止される。その場合、本発明に従って、行き先指示入力のエネルギー節約型の割り当てを行うとき、利用者が普通気が付かない程度に適度に待ち時間を延ばすことだけが考慮に入れられるべきである。
行き先指示を割り当てするときのエネルギー節約手段は、途中階に停止することなく長い距離を昇降しなければならないエレベータの場合特に有効である。大きい建物では、ほとんど空のエレベータのケージ(箱)がおそらく100メートルもの長さになるいわゆる不停止域を昇降することがますます見られるようになっている。その場合、1人の利用者しかいない階での待ち時間は、極端な場合にはわずか数秒にしかならず、また、相対的に長い待ち時間が不可避的に存在する大きい建物の場合に当てはまる。このような状況において本発明が利用される。
従属請求項から本発明の有益な改良点を推測することができる。
本発明の有益な1つの改良点は、少なくとも1つのトラフィック評価基準項目が基準を下回った場合に、エネルギー最適化型割り当てが起動されることである。その場合、トラフィック評価基準を下回ったかどうかが予め設定可能な時間の間モニタされる。設定可能な数のトラフィック評価基準項目が基準を上回ると、エネルギー最適化型割り当ては停止される。また、基準を上回ったとき、予め設定された時間が経ってからトラフィック評価基準項目が基準を上回ったとして評価されることが有益である。その場合、トラフィック評価基準項目がモニタされる時間は、エレベータごとに固有に決められることができる。また、それぞれの使用法に応じて、トラフィック評価基準項目が基準を上回る場合にエネルギー最適化型割り当ては停止され、また評価項目が基準を下回る場合には起動することが可能である。
本発明の実施形態の1つの例における第1のトラフィック評価基準項目としてのトラフィック密度に関連することは、利用者の運搬までの平均待ち時間を決定することであって、利用者の運搬までの平均待ち時間がエネルギー節約型割り当てのために予め設定された待ち時間と比較される。そして、エネルギー節約型割り当てのために予め設定された待ち時間が基準を下回るとき、エレベータ設備は、エレベータコントロール部によってエネルギー節約型割り当てによって特徴付けられるエネルギー節約モードに切り換えられる。
エネルギー節約モードを起動する第2のトラフィック評価基準項目は、まだ運搬されていないで待っている、全ての階における利用者の数とエネルギー節約モードを待っている利用者の数とを比較することによって形成される。待っている利用者の予め設定されている数が基準を下回るとエレベータ設備はエレベータコントロール部によってエネルギー節約モードに切り換えられる。
本発明のさらに有益な改良点は、エネルギー節約モードを起動する第3のトラフィック評価基準項目が1つの行程あたりの利用者の数の平均値とエネルギー節約モード下の1つの行程あたりの利用者の数とを比較することによって形成されることである。1つの行程あたりの利用者の予め設定されている数が基準を下回ると、エレベータ設備は、エレベータコントロール部によってエネルギー節約モードに切り換えられる。その場合、トラフィック密度を検出するとき、エレベータが、例えば30秒停止すると空の昇降として検出することができる。
本発明の実施形態の好ましい例では、エネルギー節約型割り当ての停止は、予め設定することのできる時間に基づいて実行される。その結果、最終的には、利用者の待ち時間を増加させしたがって望ましくない結果を生じることになるであろう、異なる形式の割り当て間の急速な切り換えが避けられる。そして、この予め設定された時間はエネルギー節約型の割り当ての最小実行時間であってもよい。さらに、エネルギー節約モードを毎日同じままの時刻に起動したり、停止したりすることが可能であるが、この固定的な起動と停止は、必要に応じて適切に変えることも可能である。
本発明のさらに有益な改良点は、設定できる時間間隔、または設定できる短い履歴内で上記のトラフィック評価基準項目が計測されることである。その結果、コスト最適化モードからエネルギー節約モードに切り換える場合、感度に影響を及ぼすことがあり得る。トラフィックの評価基準項目、またはトラフィック密度全体が測定される、設定できる時間間隔の例としては、5分がある。この設定できる時間間隔は、建物に応じて変更されることができる。
上記の例における、少なくとも1つ、またはいくつかのトラフィック評価基準項目が満たされるならば、エレベータ設備、特にエレベータコントロール部においてエネルギー節約型割り当てへの切り替えが行われ、新たに入力された行き先指示がエネルギー節約の観点からエレベータに割り当てされる。
本発明の有益な改良点は、上記のトラフィック評価基準項目の2つがもはや満たされず、エネルギー節約手段のための設定可能な最小実行時間が経過したときのみエネルギー節約モードが停止されることである。
エネルギー節約モードに切り換えられて新しい行き先指示がエネルギー節約の観点から割り当てされると、その結果、特に、エレベータのケージが平衡状態で動かされるという点で、エネルギーは、節約されることができる。したがって、エネルギー節約型割り当てでは、原則として、エレベータが平衡状態で動かされるように行き先指示をエレベータに割り当てすることが求められる。新たに入力された行き先指示と既に登録された行き先指示との間でいわゆる出発地/行き先一致があると、エレベータのこの平衡状態における例外となる。本発明における意味において出発地/行き先一致があると、少なくとも2人の利用者が共に昇降していると理解される。この目的のために、本発明のさらに有益な改良点によれば、新たに行き先指示が入力される場合では、新たな行き先指示入力と、既に登録された他の行き先指示入力との間で、出発地/行き先一致があるかどうかがチェックされ、出発地/行き先一致がある場合、トラフィック評価基準項目の測定値に基づきエネルギー節約型割り当てが起動されていても新たな行き先指示入力はコスト最適化の観点から割り当てされる。エネルギー節約モードが有効である間に新しい行き先指示が入力され、出発地/行き先一致があると、割り当てされた利用者により、より釣り合いのとれた平衡状態となり得るであろうが、行き先指示の一致はないであろうエレベータへのエネルギー節約型割り当てに対してエレベータの1行程、または2行程が節約される。しかしながら、2つの追加された行程のエネルギー消費は、より釣り合いのとれた平衡状態によって補償されることはできず、この場合、エネルギー節約モードが起動されているにもかかわらず割り当てはコスト最適化の観点から行われる。
本発明の1つの有益な改良点によると、エレベータの昇降開始ごとに、その開始前に荷重測定を行い、その荷重測定、およびエレベータに割り当てされた利用者に対するさらなる条件に基づいて、決定しているエレベータの昇降経路に沿ったエレベータ荷重の経過(course)が決められる。このエレベータ荷重の経過は、エレベータのエネルギー節約型割り当ての場合、新しい行き先指示の割り当てによってより釣り合いのとれた平衡状態が確保されるエレベータが選択される目的にかなう。
本発明のさらに有益な改良点によれば、エネルギー節約モードが起動され、新しい行き先指示が入力される場合、エレベータのエレベータ荷重をチェックして、行き先指示に一致する昇降経路を求めて、行き先指示をエレベータに割り当てする。エレベータの場合、行き先指示を行った利用者を乗せても昇降経路に対する予め設定されたエレベータ荷重を超えることはない。その結果、エレベータ荷重がその行き先指示に関連する昇降経路に対して予め設定された限界点を下回るとエレベータが優先的に割り当てされることが達成される。
本発明の有益な改良点によれば、予め設定されたエレベータ荷重は、許容可能なエレベータ荷重の2分の1から予め設定された利用者重量を差し引いたものと一致する。その場合、利用者重量を使用場所、および領域のそれぞれに応じて変えることができる。
本発明の有益な改良点では、エネルギー節約モードが起動されているとき、各利用者の理論的な待ち時間が確認される。さらに、エレベータ1つあたりの設定できる、受容可能な待ち時間が確立され、1つの調整値としてエレベータコントロール部の役に立つ。次に、既に割り当てされた個々の利用者ごとの理論上の待ち時間は、瞬間の時間から入力時間を差し引いたものから得られる。さらに、この理論上の待ち時間に、想定することのできる途中階での停止を考慮した出発階、または搭乗階に達する理論上の時間が加えられる。
エレベータがエネルギー節約型割り当ての場合、この受容可能な待ち時間は、このエレベータに割り当てされた全ての行き先指示に関する理論上の待ち時間と比較されて、エレベータに割り当てされている全ての行き先指示の上記理論上の待ち時間が、受容可能な待ち時間よりも短い場合、1つの行き先指示がエレベータに割り当てされることが可能となるであろう。その結果、エネルギー節約型割り当てにもかかわらず、待ち時間が確立された受容可能な待ち時間を上回ることがないことが保証される。その場合、この受容可能な待ち時間は原則的には、オペレータによって必要とされる保証された待ち時間を上回ることはない。しかしながら、その場合、コスト最適化型割り当てにおいては、待ち時間が、消費されたエネルギーに注目することなく次第に短くなることが避けられる。
本発明のさらなる有益な改良点によると、行き先指示のエネルギー節約型割り当てを実施するときのさらなる評価基準として、行き先への設定できる受容可能な昇降時間と、利用者ごとの行き先への理論上の昇降時間との比較がある。行き先への昇降時間は、待ち時間と、エレベータの想定された途中階での停止時間を含む昇降時間とから得られる。
このエレベータに割り当てされている全ての利用者の行き先への昇降時間が行き先への受容可能な昇降時間よりも短いとき、新しい行き先指示の割り当てが実行可能となるであろう。その場合、行き先への受容可能な昇降時間は、再び、エレベータごとに確立され、エレベータコントロール部によって1つの調整値として使用される設定可能な値となる。
有益なことに、新しい行き先指示を割り当てする場合エネルギー節約モードが起動中であると、そうでない場合通常であり、コスト最適化型割り当ての場合普通のことである途中階での停止回数の制限が取り消される。行き先への受容可能な待ち時間と受容可能な昇降時間をモニタすると、この途中階での停止回数が間接的に影響される。行き先指示のコスト最適化型割り当てを実行するとき途中階での停止回数に関する制限は、往復時間を短くするのに役立つ。
本発明の有益な改良点では、エネルギー節約モードが起動されていて、新しい行き先指示が入力されると、行き先指示は、適切なエレベータ荷重を伴う最も長い共通の昇降経路を有するエレベータに割り当てされる。適切なエレベータ荷重については上に記述されている。エレベータ荷重に関して記述できるためには、割り当てされるべき行き先指示による共通の昇降経路と、即座にチェックされたエレベータによる昇降経路とが比較されなればならない。適切な昇降荷重を伴う最も長い共通の昇降経路を有するエレベータの有益な割り当てによって、特に途中階での停止回数が減少する。
本発明の有益な改良点では、エネルギー節約モードが起動中で、新しい行き先指示が割り当てされたとき、その新しい行き先指示に適応するエレベータで同じ共通の昇降経路を有するエレベータがいくつかあると、コスト面で最も適したエレベータが割り当てされる。
本発明による改良点によれば、有益なことに、新たに入力された行き先指示が割り当てされてエネルギー節約モードが起動されているにもかかわらず、エレベータのエネルギー節約型割り当てを行う評価基準が満たされないときのみエレベータが割り当てされることが可能であろう、つまり、エレベータは、エネルギー節約型割り当てを考慮することなくコスト最適化型割り当てに適応する種類の行き先指示に割り当てされる。
上記の目的は、人々を運搬するために建物に配置されるいくつかのエレベータを有するエレベータ設備によっても達成される。そのエレベータ設備内では、利用者の行き先指示が行き先指示入力装置を介して入力されることができ、また少なくとも1つのトラフィック評価基準項目が、予め設定可能な時間内にエレベータコントロール部によって測定されることができる。コスト最適化の観点からエレベータがエレベータコントロール部によって利用者に割り当てされることができ、情報ユニットを介してそのエレベータが示されることができる。さらにエネルギー最適化の観点からエレベータは少なくとも1つのトラフィック評価基準に基づいて利用者に割り当てされることができる。
本発明の有益な改良点によれば、エレベータコントロール部は、設定できる時間内にトラフィック密度を測定し、測定されたトラフィック密度に応じてエレベータ設備は、エレベータコントロール部によってエネルギー節約モードへ切り換えられることができる。
方法ばかりではなく、エレベータ設備に関する本発明による改良点全体によれば、1つのエレベータに利用者を集めると釣り合いのとれた荷重を達成するのに有利であり、より釣り合いのとれた状態にあるエレベータは、釣り合いのとれていない平衡状態にあるエレベータに比較し、消費エネルギーがより少ない。本発明による改良点によれば、より釣り合いのとれた平衡状態にあるエレベータにおいて2人以上の利用者全体に対して一定の昇降経路がカバーされることができる確率が増加する。
いくつかの行程を1つのエレベータに割り当てすることによって他のエレベータの行程は自動的に回避され、このことによって、いくつかの空の行程(回収行程)が避けられ、またさらなるエネルギー節約が達成されることができる。
本発明が、以下において、図を参照し、実施形態の例に基づいてより詳細に説明される。
本発明によるエレベータ設備10が図1に示されている。本発明によるエレベータ設備10は、3つのエレベータ11、12および13を有する。3つのエレベータ11、12および13は、エレベータコントロール部16によってコントロールされる。説明を簡単にするためにドライブユニットとエレベータシャフトの図示は省略されている。行き先指示入力装置14を介してそれぞれの行き先指示が利用者によって入力され、エレベータコントロール部16に伝送される。エレベータコントロール部16はエレベータ11、12、または13が上記の行き先指示に最も好ましいことを確認して、確認されたエレベータがエレベ−タ11、12、または13であることを情報ユニット15を介して利用者に伝える。さらに、個々のエレベータの荷重測定を行うことのできる荷重測定ユニット17が、エレベータコントロール部16に配置される。荷重測定ユニット17の荷重受け部がエレベータ11、12、および13に配置される(図示されない)。その場合、エレベータの割り当ての形成はエレベータコントロール部16において決定される。
図2は、新しい行き先指示を割り当てするためのシーケンス制御を示す。新しい行き先指示が入力され、エレベータコントロール部16によって処理される。ステップ21において、行き先指示入力装置14を介して新しい行き先指示が利用者によって入力される。エレベータコントロール部16は常時トラフィック密度を測定するが、トラフィック密度は、設定可能な1つまたはそれ以上のトラフィック評価基準32、33、および34を含む。予め設定されたトラフィック評価基準の内1つ、またはそれ以上の基準を下回る場合、エレベータ設備10はエレベータコントロール部16によってエネルギー節約モードESRZへ切り換えられる。エネルギー節約モードにおいては、新しい行き先指示はエレベータコントロール部16によってエネルギー節約の観点ESRZに基づいて割り当てされる。エネルギー節約モードESRZが起動されていない場合使用される時間要素部TMが、エレベータ設備16内に用意される。エネルギー節約モードESZRが起動された後、1つまたはそれ以上のトラフィック評価基準項目が予め設定された基準値をもはや満たすことができなくなると、エネルギー節約モードESZRを起動する条件はもはや与えられない。しかしながら、頻繁なモード切り換えを回避するために時間要素部TMが使用される。エネルギー節約モードESRZが起動されると、時間要素部TMの起動が開始される。時間要素部は予め設定可能な時間、例えば、5分を有し、その時間が満了したかどうかがチェックされる。エネルギー節約モードESRZは、トラフィック評価基準32、33、および34の1つまたは1つ以上がもはや満たされなくなり、かつ時間要素部TMの予め設定された時間が満了されたときのみ停止される。この時間が満了した後に、エネルギー節約手段を測定することなく新しい行き先指示がコスト最適化の観点から割り当てされる(KRZOEM)。その結果、エレベータコントロール部16は測定されたトラフィック密度MVIに応じて新しい行き先指示のための割り当てモード(ESZRまたはKRZOEM)を起動する。ステップ22において、入力された行き先指示に応じて選択されるべきであって、かつエレベータコントロール部16が確認したエレベータが、割り当ての形式とは無関係に、情報ユニット15を介して利用者に示される。
図3には、エネルギー節約型割り当て、またはコスト最適化モード型割り当てを起動するために、例としてトラフィック評価基準32、33、および34を尺度にして測定されたトラフィック密度がいかに使用されるかを詳細に示す。ステップ31では、エレベータコントロール部の伝送された行き先指示、荷重測定値、および他の関連パラメータから得られる統計的な値、例えば、その瞬間のクロックタイム、モニタ時間、エレベータ荷重、および利用者重量が計算される、または確認される。これらの統計的な値は、平均待ち時間WZM、目的を果たせなかった利用者の数ANBP、および1つの行程あたりの利用者の数APFMを含む。
ステップ32では、平均待ち時間WZMが、エネルギー節約モードのために予め設定された待ち時間WZMEMEと比較される。平均待ち時間WZMがエネルギー節約モードのための平均待ち時間WZMEMEよりも短いならば、ステップ33に進み、目的を果たせなかった利用者の数ANBPが、エネルギー節約モードのために設定された、目的を果たせなかった利用者の数ANBPEMEと比較される。上記の比較の結果、ANBPEMEがANBPより大きければ、次のステップとして、ステップ34に進み、1つの行程あたりの利用者の数APFMの数が、エネルギー節約モードに対する1つの行程あたりの利用者の数APFEMEと比較される。上記の比較の結果、APFEMEがAPFMより大きければ、ステップ38においてエレベータ設備10は、エレベータコントロール部16によってエネルギー節約モードESMEに移行され、新しい行き先指示はエネルギー節約の観点から割り当てされ、エレベータコントロール部16における時間要素部TMが起動される。
ステップ32において、平均待ち時間WZMとエネルギー節約モードのための平均待ち時間WZEMEとの比較計算の結果、WZEMEがWZMより大きくなければ、さらなる処理としてステップ35とステップ36に進む。ステップ35では、1つの行程あたりの利用者の数APFMの数がエネルギー節約モードのための1つの行程あたりの利用者の数APFEMEの数と比較される。ステップ36では、目的を果たせなかった利用者の数ANBPがエネルギー節約モードのための、目的を果たせなかった利用者の数ANBPEMEと比較される。ステップ35とステップ36における上記のトラフィック評価基準が満たされないならば、ステップ37において、以前に起動開始された時間要素部TMが機能停止したかどうかがチェックされる。時間要素部TMの時間が満了していれば、ステップ39において、エネルギー節約モードESMAが停止され、エネルギー節約手段を測定することなくコスト最適化の観点から新しい行き先指示の割り当てKRZOEMが実行される。また、ステップ33における比較において、ANBPEMEがANBPより大きくなければ、さらなる処理としてステップ35に進み、1つの行程あたりの人々の数APFMが、エネルギー節約モードのための1つの行程あたりの人々の数APFEMEと比較される。また、ステップ35の上記比較において、APFEMEがAPFMより大きくなければ、時間要素部TMの状態が同様にチェックされるか、または、予め決められた条件の場合には、エレベータ設備のエネルギー節約モードESMAが停止され、また新しい行き先指示がコスト最適化の観点KRZOEMから割り当てされる。
図4は、エネルギー節約モードが起動されている場合、新たに入力された行き先指示がいかにエネルギー節約の観点から割り当てされるかを示すフローチャートである。
ステップ41では、新しい行き先指示が入力される。まず第1に、ステップ42では、新たに入力された行き先指示と既に登録されている行き先指示との間に出発地/行き先一致が見られるかどうかがチェックされる。上記のチェックで一致が見られれば、ステップ50では、新たに入力された行き先指示が、エネルギー節約の観点ではなく、コスト最適化の観点から割り当てされる。上記に説明したように、一致を利用してエレベータの1つから2つの行程が節約され、その結果、非常に多量のエネルギー節約が可能である。上記のエネルギー節約は、エレベータの平衡状態をより釣り合いのとれたものにすることによっては達成されることはできず、出発地/行き先一致が見られる場合、エネルギー節約モードが起動されていても、一致の見られる行き先指示の割り当てが、コスト最適化の観点から実行される。
出発地/行き先一致が見られないならば、ステップ43において適切な荷重を有する共通の昇降経路GFSGLであるかどうかがチェックされる。その目的のために、エレベータが昇降するたびに、その昇降開始前に、荷重がエレベータコントロール部16によって荷重測定ユニット17を使用して測定される。このようにして、新しい行き先指示をエレベータに割り当てする場合適切な荷重を有する共通の昇降経路GFSGLが考慮されることができ、その場合、エレベータ荷重が考慮される。平衡状態にあるエレベータ設備を設けるときの好ましいエレベータ荷重は、最大許容可能エレベータ荷重の半分Q/2である。ステップ43において、新たに入力された行き先指示に対応する共通の昇降経路をチェックする場合、許容可能なエレベータ荷重の半分(Q/2)から予め設定された利用者重量、例えば、80キログラムを差し引いたものより小さく、チェックされたエレベータに関して上記の昇降経路に対応する荷重が存在するならば、さらなる処理としてステップ44に進む。ステップ43での上記チェックにおいて適切な荷重を有する共通の昇降経路GFSGLが見つけられなかったならば、ステップ49において次のエレベータが適切な荷重を有する共通昇降経路GFSGLに関してチェックされる。ステップ49における上記チェックにおいて他にいかなるエレベータも見つけられなかったならば、ステップ50において、コスト最適化の観点からエレベータが上記行き先指示に割り当てされる。しかしながら、ステップ43の比較において、適切な荷重を有する共通の昇降経路GFSGLが存在するならば、次のステップ44では、上記のエレベータに割り当てされた全ての行き先指示の待ち時間WZAZRが受容可能な待ち時間TWZと比較される。上記の比較において、TWZがWZAZRより大きければ、さらなる処理としてステップ45に進む。上記の比較において、TWZがWZAZRより大きくなければ、ステップ49において別のエレベータが同様にチェックされる。そして、予め決められた条件の場合、ステップ50において、コスト最適化の観点からエレベータが上記行き先指示に割り当てされる。
ステップ44における比較においてTWZがWZAZRより大きければ、さらなる処理としてステップ45に進み、割り当てされた全ての指示に対する行き先への昇降時間ZZAZRと、行き先への受容可能な昇降時間TZZとが比較される。この比較で、TZZがZZAZRより大きくない場合、ステップ49において次のエレベータが同様にチェックされ、また、予め決められた条件のもとでは、適切なエレベータが見つけられないとき、ステップ50において、エレベータがコスト最適化の観点から上記行き先指示に割り当てされる。しかしながら、上記の比較で、TZZがZZAZRより大きい場合、さらなる処理としてステップ46に進む。ステップ46では、共通の昇降経路VGFSに関して比較が行われる。上記ステップ直後のステップ47では、適切な荷重を伴う最も長い共通の昇降経路LGFSGLを有するエレベータが選択される。ステップ47の比較において、エレベータが最長の共通の昇降経路を有しないならば、ステップ49においてさらに別のエレベータが選択され、また、予め決められた条件のもとでは、ステップ50において、エレベータがコスト最適化の観点から割り当てされる。ステップ47の比較において、エレベータが最長の共通の昇降経路を有するならば、新しい行き先指示が、適切な荷重を伴う最も長い共通の昇降経路LGFSGLを有するエレベータに割り当てされる。現在選択されているエレベータがエネルギー節約の観点から割り当てされ、行き先を入力した利用者に情報ユニット15を介して伝えられる。
このようにして、最初の割り当てがエネルギー節約型割り当ての場合、出発地/行き先一致が見られるかどうかがチェックされ、その後エレベータが適切で、より釣り合いのとれた平衡状態にあるかどうかがチェックされる。上記の評価基準を満たすエレベータの中から新しく乗る利用者を割り当てすることによって、既に以前に割り当てされた行き先指示のいずれに対しても、受容可能な待ち時間TWZよりも長い待ち時間WZ、および行き先への許容可能な行程時間TZZより長い行き先への行程時間FZを生じないエレベータが選択される。両条件とも満たすエレベータの中から、新しい行き先指示同様、既に前もって計画された最も長い昇降経路LGFSGLを有するエレベータが選択される。いくつかのエレベータが新しい行き先指示を有する同じ共通の経路を有するならばコストの面できわめて好ましいエレベータが選択され、新しい行き先指示がそのきわめて好ましいエレベータに割り当てされる。上記のチェックが行われた後、全ての条件を満たすエレベータが見つけられないならば、エネルギー節約手段を用いることなくコスト最適化の観点からの評価基準に応じて新しい行き先指示が割り当てされる。
このようにして、エレベータ設備をコントロールする方法が示されており、その方法によれば、トラフィック密度が上昇する場合、本方法は、上記上昇を登録して、運搬能力を最大化し、保証された待ち時間を維持するのに役立つ、エレベータのコスト最適化型割り当てを起動することができるので、エレベータ設備の荷重が特に高くない時には、エレベータ設備の運搬能力を損なうことなくエネルギー節約手段が用いられる。
本発明によるエレベータ設備を示す図である。 本発明による、新しい行き先指示を割り当てするためのフローチャートである。 エネルギー節約モードを起動するためのフローチャートである。 本発明による、行き先指示のエネルギー節約型割り当てを示す図である。
符号の説明
11、12、13 エレベータ
14 行き先指示入力装置
15 情報ユニット
16 エレベータコントロール部
17 荷重測定ユニット

Claims (10)

  1. エレベータ利用者の行き先指示が行き先指示入力装置(14)を介して入力され、エレベータ設備(10)の少なくとも1つのトラフィック評価基準項目(32)がエレベータコントロール部(16)によって測定され、少なくとも1つのトラフィック評価基準項目が利用者の運搬までの平均待ち時間を含み、コントロール部(16)がコスト最適化の観点からエレベータ(11、12、13)を行き先指示入力に割り当てする、いくつかのエレベータ(11、12、13)を有するエレベータ設備(10)をコントロールする方法であって、
    少なくとも1つのトラフィック評価基準項目(32)に応じてエネルギー最適化の観点からエレベータ(11、12、13)をエレベータコントロール(16)が行き先指示入力に割り当て、新しく入力された行き先指示のエネルギー最適化の観点から割り当てを実行する場合、存在する、途中階での停止回数の制限が取り消されることを特徴とする、方法。
  2. 少なくとも1つのトラフィック評価基準項目(32)が基準を下回る場合、エネルギー最適化の観点から行き先指示の割り当てが起動され、また、設定できる数のトラフィック評価基準項目(32)が基準を上回る場合、エネルギー最適化の観点から行き先指示の割り当てが停止されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 目的を果たすまでいる階の利用者の平均待ち時間(WZM)がエネルギー最適化の観点からの割り当てに対応する予め設定された待ち時間(WZEME)を下回るとき、および/または
    目的を果たすことなく階にいて待っている利用者の数(ANBP)が、
    エネルギー最適化の観点からの割り当てに対応する、待っている利用者の予め設定されている数(ANBPEME)を下回るとき、および/または
    1つの行程あたりの利用者の平均数(APFM)がエネルギー最適化の観点からの割り当てに対応する1つの行程あたりの利用者の数(APFEME)を下回るときエネルギー最適化の観点から行き先指示の割り当てが起動される
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 予め設定可能な時間期間が満了した後にエネルギー最適化の観点から行き先指示の割り当てが停止されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 行き先指示(41)が新たに入力される場合、他の既に登録された行き先指示入力を使用して、新しく入力された行き先指示に関する出発地/行き先一致(42)がチェックされ、出発地/行き先一致が見られると、新しく入力された行き先指示が、コスト最適化の観点から割り当てされることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. エレベータ(11、12、13)の昇降開始ごとに、その開始前に荷重測定を行われ、その荷重測定によって、エレベータ(11、12、13)に割り当てされている利用者のエレベータ荷重の経過がエレベータ(11、12、13)の決定されている昇降経路上で確認され、また、
    入力された行き先指示のエネルギー最適化の観点からの割り当てを実行する場合、エレベータ(11、12、13)のエレベータ荷重がチェックされて入力された行き先指示に対応する昇降経路が求められて、入力された行き先指示が、行き先指示の利用者を乗せても昇降経路(GFSGL)に対応する予め設定されたエレベータ荷重を超過することはないエレベータ(11、12、13)に割り当てされて、
    予め設定されたエレベータ荷重(Q/2−GP)が、許容可能なエレベータ荷重(Q/2)の半分から予め設定された利用者重量(GP)を差し引いたものに一致していることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. エネルギー最適化の観点からの割り当ての場合、関連ケージが既に割り当てされている利用者ごとの理論上の待ち時間(WZ)が、割り当てされるべき新しい利用者と利用者の割り当てによって生じる可能性のある遅れを考慮して、利用者を乗せる階に達するまでのエレベータ(11、12、13)の理論上の昇降時間から再計算されて、設定可能で、受容可能な待ち時間(TWZ)と比較され、前記理論上の待ち時間(WZ)全てを有する全てのエレベータの内で、受容可能な待ち時間(TWZ)よりも短い待ち時間を有するものが選択される
    ことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. エネルギー最適化の観点からの割り当ての場合、待ち時間(WZ)と、エレベータ(11、12、13)の想定された途中階での停止を含む昇降時間(FZ)から得られる行き先への利用者ごとの理論上の時間(ZZ)が、設定可能で受容可能な行き先への時間(TZZ)と比較され、また、
    行き先指示(41)が新たに入力される場合、エレベータ(11、12、13)に割り当てされた全ての利用者の行き先への昇降時間(ZZAZR)が受容可能な昇降時間(TZZ)よりも短いエレベータ(11、12、13)が選択される
    ことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのトラフィック評価基準項目が少なくとも3つのトラフィック評価基準項目を含み、少なくとも3つのトラフィック評価基準項目が平均待ち時間、目的を果たされていない利用者の数、および1つの行程あたりの利用者の数を含み、少なくとも3つのトラフィック評価基準項目に応じてエネルギー最適化の観点からエレベータをエレベータコントロールが行き先指示入力に割り当てすることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 利用者の行き先指示が行き先指示入力装置(14)を介して入力されることが可能であり、また少なくとも1つのトラフィック評価基準項目(32)が予め設定可能な時間内にエレベータコントロール部(16)によって測定されることが可能であり、少なくとも1つのトラフィック評価基準項目が利用者の運搬までの平均待ち時間を含み、エレベータ(11、12、13)がエレベータコントロール部(16)によって利用者にコスト最適化の観点から割り当てされることが可能であり、またエレベータ(11、12、13)が情報ユニット(15)を介して示されることが可能である、建物に配置されるいくつかのエレベータ(11、12、13)を含む人々を運搬するエレベータ設備であって、
    エレベータ(11、12、13)が、少なくとも1つのトラフィック評価基準項目(32、33、34)に基づいて、利用者にエネルギー最適化の観点から割り当て、新しく入力された行き先指示のエネルギー最適化の観点から割り当てを実行する場合、存在する、途中階での停止回数の制限が取り消されることが可能であることを特徴とする、設備。
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