JP6950777B2 - エレベータシステム - Google Patents
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Description
利用者により乗車前に登録された行先階呼びの出発階及び行先階を複数台のエレベータのいずれかに割り当てる制御装置と、
各エレベータのかごに設けられ、利用者への報知を行う報知装置と、を備え、
制御装置は、
出発階が、制御装置が割り当てた割当エレベータを他のエレベータに割当変更することができない割当変更不可能階であり、かつ割当エレベータが出発階へ到着するまでの利用者の待ち時間が第1所定時間以上であるときは、割当エレベータ以外のエレベータのうち第1所定時間よりも短い第2所定時間以内で出発階へ到着可能なエレベータに行先階呼びを追加割り当てし、
追加割り当てした追加割当エレベータが出発階に到着したときに、追加割当エレベータのかごの報知装置に、利用者に乗車を促すメッセージを報知させる。
本発明の実施の形態に係るエレベータシステムについて、図面を参照して説明する。
1−1.エレベータシステムの概要
本実施の形態に係るエレベータシステムの概要について説明する。図1は、実施の形態1に係るエレベータシステムが適用されたビルにおける各階床のエレベータ乗場の平面図である。本実施の形態に係るエレベータシステムは、複数台のエレベータ(以下適宜「号機」という)60A〜60Hを備える。エレベータ60A〜60Hは、エレベータ乗場を挟んで4台ずつ対向配置されている。なお、以下では適宜、各エレベータを単に「エレベータ60」という場合がある。本実施の形態のエレベータシステムでは、一例として1号機から8号機の8台のエレベータ60A〜60Hが設けられた例を示すが、本発明は2台以上のエレベータを有するエレベータシステムに広く適用できる。
1−2−1.概要
本実施の形態におけるエレベータシステムの構成を説明する。図3は、実施の形態1におけるエレベータシステムの電気的構成を示すブロック図である。エレベータシステムは、複数台のエレベータ60A〜60Hと、群管理制御装置10と、複数台の行先階登録装置30と、複数台の号機制御装置40A〜40Hと、複数台の行先階インジケータ120とを有する。群管理制御装置10は、号機制御装置40A〜40Hを介してエレベータ60A〜60Hの運行を統合的に制御する。行先階インジケータ120は、前述したように特定階にのみ配置される。
群管理制御装置10は、行先階登録装置30を利用して利用者により登録された行先階に関する行先階呼びを、複数台のエレベータ60A〜60Hのうちのいずれかに割り当てる制御を行う。なお、行先階呼びをエレベータに割り当てることを、以下において、行先階をエレベータに割り当てるという場合がある。
図4は、実施の形態1における行先階登録装置30の電気的構成を示すブロック図である。行先階登録装置30は、利用者による行先階の登録(入力)を受け付ける装置である。行先階登録装置30は、制御部31と、記憶部32と、入出力インタフェース33と、表示部34と、操作部35とを備える。
号機制御装置40A〜40H(1号機制御装置40A、2号機制御装置40B、…、8号機制御装置40H)は、群管理制御装置10からの制御信号にしたがって、対応するエレベータ60A〜60Hの巻上機61(モータ)等の動作を制御することにより、各エレベータ60A〜60Hのかごの上昇、下降、停止等を制御する。また、号機制御装置40A〜40Hは、対応するエレベータ60A〜60Hのかごの位置、走行方向、ドアの開閉状態、荷重等を含むかご状態を検知して、検知したかご状態を示す情報を含むかご状態信号を群管理制御装置10に出力する。また、号機制御装置40A〜40Hは、対応するかご内に配置されたスピーカ50から音声アナウンスを出力させる。なお、複数台の号機制御装置40A〜40Hは互いに同一の構成を有する。そのため、構成等の説明において区別する必要がない場合、適宜、各号機制御装置を「号機制御装置40」という。
行先階インジケータ120は、群管理制御装置10から行先階情報を受信したときに、受信した行先階情報が示す行先階を表示する。前述の図2Aにおいて、1号機の行先階インジケータ120は、1号機の行先階が4階、5階、B2階であることを表示している。2号機の行先階インジケータ120は、2号機の行先階が8階、9階であることを表示している。3号機の行先階インジケータ120は、3号機の行先階が10階、11階であることを表示している。
2.動作
2−1.動作の概要
エレベータシステムは、行先階登録装置30によって利用者の行先階の登録を受け付ける。行先階登録装置30で登録を受け付けると、登録された行先階に係る行先階呼びを、群管理制御装置10により、複数台のエレベータ60A〜60Hのうちのいずれかに割り当てる。さらに、号機制御装置40により、登録された行先階を割り当てた割当号機を、行先階の登録が行われた登録階(出発階)から、登録された行先階へ走行させるように運行制御を行う。また、登録を受け付けた行先階登録装置30は、群管理制御装置10から割当号機情報を受信すると、割当号機番号(割当号機名)などの情報を表示する。
群管理制御装置10は、エレベータの割当処理を行う。エレベータの割当処理は、行先階登録装置30で登録された行先階を、複数台のエレベータ60A〜60Hのうちのいずれかのエレベータに割り当てる処理である。具体的に、群管理制御装置10の制御部11は、行先階登録装置30から入出力インタフェース13を介して割当依頼信号を受信すると、エレベータの割当処理を開始する。割当依頼信号は、行先階登録装置30で登録された行先階を、複数台のエレベータ60A〜60Hのうちのいずれかのエレベータに割り当てることを要求する信号である。割当依頼信号には、利用者によって登録された行先階を示す行先階情報と、当該行先階の登録操作が行われた階(出発階)を示す出発階情報、および当該行先階の登録が行われた行先階登録装置30を識別する装置識別情報とが含まれる。なお、割当依頼信号が示すこれらの情報を以下適宜「割当依頼情報」という。制御部11は、割当依頼情報が示す出発階及び行先階を、エレベータ60A〜60Hのうちのいずれかに、例えばエレベータ60A〜60H(1〜8号機)毎に求めた評価値E[c]に基づいて、割り当てる。
行先階登録装置30は、操作部35により、利用者による行先階の登録操作を受け付ける。行先階登録装置30の制御部31は、利用者により登録された行先階を示す行先階情報と、その行先階を登録する操作が行われた行先階登録装置30の設置階を示す出発階情報と、当該行先階登録装置30を識別する装置識別情報とを含む割当依頼信号を生成する。行先階登録装置30の制御部31は、生成した割当依頼信号を、群管理制御装置10に出力する。
行先階インジケータ120は、コスト削減等のために、利用者の発生が少ない階床等には設置されない。行先階インジケータ120が設置されていない階床では、予測待ち時間が長くなった場合でも、乗車待ちをしている利用者に割当変更を報知できない。したがって、割当変更を行うことができない。本実施の形態では、このように割当変更が不可能である場合でも、乗車待ちしている利用者の長待ちを抑制することを課題とする。
群管理制御装置10により行われる追加割当処理について説明する。図7、図8は、群管理制御装置10により行われる追加割当処理を説明したフローチャートである。本フローチャートによる処理は、所定時間に1回行われる。所定時間は例えば1秒である。
本実施の形態による作用について説明する。新規行先階呼びが発生すると、群管理制御装置10により、各エレベータ60(号機)について、割当に関する評価値E[c]が求められ、最適割当を示す評価値E[c]を有する号機が新規行先階呼びに割り当てられる。
実施の形態2について説明する。 実施の形態1では、特定階に行先階インジケータ120が設けられている形態を説明した。しかし、本発明では、全ての階に行先階インジケータが設けられていない場合にも適用できる。つまり、全ての階が割当変更不可能階であってもよい。以下、この形態を説明する。
(1)実施の形態のエレベータシステムは、
利用者により乗車前に登録された行先階呼びの出発階及び行先階を複数台のエレベータ60のいずれかに割り当てる群管理制御装置10(本発明における制御装置の一部)と、
各エレベータ60のかごに設けられ、利用者への報知を行うスピーカ50(報知装置)と、を備え、
群管理制御装置10は、
前記出発階が、群管理制御装置10が割り当てた割当号機(割当エレベータ)を他のエレベータに割当変更することができない割当変更不可能階であり、かつ、割当号機が出発階へ到着するまでの利用者の待ち時間が第1所定時間P以上であるときは、割当号機以外のエレベータのうち第1所定時間Pよりも短い第2所定時間Q以内で前記出発階へ到着可能なエレベータに行先階呼びを追加割り当てし、
号機制御装置40(本発明における制御装置の一部)は、
追加割り当てした追加割当号機が前記出発階に到着したときに、追加割当号機のかごのスピーカ50に、利用者に乗車を促すメッセージを報知させる。
群管理制御装置10は、割当号機以外のエレベータのうち、出発階へ第1所定時間Pよりも短い第2所定時間Q以内で到着可能で、かつエレベータ乗場において割当号機に近接する位置にあるエレベータに行先階呼びを追加割り当てする。
群管理制御装置10は、追加割り当てを行った場合でも、割当号機への行先階呼びの割り当てをそのまま残す。
群管理制御装置10は、全エレベータ台数の半分を上限として追加割り当てを行う。
報知装置は、音声アナウンスを行うスピーカ50(音声出力装置)である。
音声アナウンスには、行先階の情報が含まれる。
音声アナウンスには、割当号機番号(割当エレベータの呼称の情報の一例)が含まれる。
11 制御部
12 記憶部
13 入出力インタフェース
30 行先階登録装置
31 制御部
32 記憶部
33 入出力インタフェース
34 表示部
35 操作部
40、40A〜40H 号機制御装置
41 制御部
42 記憶部
43 入出力インタフェース
50 スピーカ
61 巻上機
60、60A〜60H エレベータ
120 行先階インジケータ
Claims (7)
- 利用者により乗車前に登録された行先階呼びの出発階及び行先階を複数台のエレベータのいずれかに割り当てる制御装置と、
各エレベータのかごに設けられ、利用者への報知を行う報知装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記出発階が、乗場に行先階インジケータが設置されていないことにより、前記制御装置が割り当てた第1割当エレベータを他のエレベータに割当変更することができない割当変更不可能階であり、かつ前記第1割当エレベータが前記出発階へ到着するまでの利用者の待ち時間が第1所定時間以上であるときは、前記第1割当エレベータ以外のエレベータのうち前記第1所定時間よりも短い第2所定時間以内で前記出発階へ到着可能な第2エレベータに前記行先階呼びを追加割り当てし、
追加割り当てした前記第2割当エレベータが前記出発階に到着したときに、前記第2割当エレベータのかごに設けられた報知装置から、前記第1割当エレベータに割当済で前記出発階の乗場にいる前記利用者に向けて、前記第2割当エレベータへの乗車を促すメッセージを報知させる、
エレベータシステム。 - 前記制御装置は、前記第1割当エレベータ以外のエレベータのうち、前記第2所定時間以内で前記出発階へ到着可能で、かつエレベータ乗場において前記第1割当エレベータに近接する位置にある前記第2エレベータに前記行先階呼びを追加割り当てする、
請求項1に記載のエレベータシステム。 - 前記制御装置は、追加割り当てを行った場合でも、前記第1割当エレベータへの前記行先階呼びの割り当てをそのまま残す、
請求項1または2に記載のエレベータシステム。 - 前記制御装置は、全エレベータ台数の半分を上限として追加割り当てを行う、
請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベータシステム。 - 前記報知装置は、音声アナウンスを行う音声出力装置である、
請求項1から4のいずれか1項に記載のエレベータシステム。 - 前記音声アナウンスには、前記利用者の行先階の情報が含まれる、
請求項5に記載のエレベータシステム。 - 前記音声アナウンスには、前記利用者に割り当てられた前記第1割当エレベータの呼称の情報が含まれる、
請求項5に記載のエレベータシステム。
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