JP7456176B2 - ファイル管理装置およびファイル管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ファイル管理装置およびファイル管理プログラムに関する。
特許文献1には、ファイル管理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該コンピュータを、複製されるファイルが実際に保存される場所を特定する実ファイル保存場所情報とは別個に、当該ファイルのオリジナルファイルが保存されている場所を特定するオリジナルファイル保存場所情報を属性情報として設定されたファイルを取り扱うファイル管理手段として機能させることを特徴とするファイル管理プログラムが開示されている。
特許文献2には、文書の新規登録操作がなされた場合に、当該新規登録操作に対して付与された一意な操作識別子を前記文書と対応づけて記憶装置に登録する第1の登録手段と、 前記記憶装置に登録された第1の操作識別子に対応する第1の文書に対して操作が行われた場合に、当該操作に対して付与された一意な第2の操作識別子が前記第1の操作識別子から派生したことを示す派生関係を前記記憶装置に登録すると共に、当該操作の結果前記第1の文書とは異なる第2の文書が生成された場合には、前記第2の操作識別子を前記第2の文書と対応づけて前記記憶装置に登録する第2の登録手段と、 前記第1の操作識別子に対応する前記第1の文書に対する操作が、前記第1の文書に対する関連文書の設定操作である場合に、前記関連文書と対応づけて前記記憶装置に登録されている第3の操作識別子を、前記設定操作に対して付与された前記第2の操作識別子の関連文書属性として前記記憶装置に登録する関連文書登録手段と、を備える文書管理装置が開示されている。
特許文献3には、関連する文書を自動的に関連つける自動文書管理方式において、一番最初に開いた文書、ホーム文書(1-1)と、そのホーム文書に関連して開いた参照文書(1-2)、(1-3)とその関連を一時的に格納する参照スタック(1-4)と、最終的にホーム文書の関連属性情報(1-6)として参照関係を格納するための文書管理領域(1-5)を備え、ホーム文書(1-1)開いた際に、関連して開いた複数の文書(1-2)、(1-3)を参照スタック(1-4)に自動的に格納しておき、ホーム文書(1-1)を閉じるとき、その参照スタック(1-4)情報を文書管理領域(1-5)に格納するか否か、あるいは編集するかを利用者に問い合わせ必要な文書(1-2)のみ格納し、次回以降該当文書を開いたとき、関連文書管理領域(1-5)に格納されている関連文書属性情報(1-6)にもとづき必要な関連文書(1-2)を取り出せるようにすることを特徴とした文書管理方式が開示されている。
特許2005-215745号公報 特許2010-073012号公報 特許平09-330312号公報
ある対象文書の操作履歴に応じて、当該対象文書に関連する関連文書を対応付けて記憶しておく技術が知られている。当該技術においては、対象文書が編集等のために表示される際に、関連文書も連動して表示される。対象文書が他のユーザーと共有されている場合、該対象文書の関連文書の表示に際して、関連文書の保存場所によっては、該保存場所が他のユーザーに対して共有されておらず、他のユーザーが該関連文書にアクセスできないことがある。それに対して、対象文書に対して関連文書を添付しておく技術があるが、添付する関連文書が増えるにつれ、ファイルサイズが大きくなってしまい、該対象文書の扱いが面倒になってしまう。
本発明は、文書等の対象ファイルに関連する関連ファイルを対応づける際に、該関連ファイルが保存されている保存場所によらずに、該関連ファイルへのアクセスを可能としつつ、かつ関連ファイルを全て添付する場合に比べて、対象ファイルのデータ容量を抑制できるファイル管理装置及びファイル管理プログラムを提供することを目的とする。
第1態様に係るファイル管理装置は、少なくとも1つのプロセッサを備え、前記プロセッサは、対象ファイルと前記対象ファイルに関連する関連ファイルの保存先と閲覧者に関する情報を取得し、前記関連ファイルの保存先に前記閲覧者がアクセス可能な場合には、前記関連ファイルの保存先を示す情報を前記閲覧者に提供し、前記関連ファイルの保存先に前記閲覧者がアクセス可能でない場合には、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供する。
第2態様に係るファイル管理装置は、第1態様に係るファイル管理装置において、前記プロセッサは、前記対象ファイルを管理するユーザーに対して、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供する形態を確認する。
第3態様に係るファイル管理装置は、第2態様に係るファイル管理装置において、前記プロセッサは、前記ユーザーから、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供する形態を、前記保存先を示す情報から前記関連ファイルに切り替えるか、前記関連ファイルから前記保存先を示す情報に切り替えるかを受け付ける。
第4態様に係るファイル管理装置は、第2態様又は第3態様に係るファイル管理装置において、前記プロセッサは、前記関連ファイルの追加を受け付け、当該追加の際に、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供する形態を、前記保存先を示す情報とするか、前記関連ファイルとするかを受け付ける。
第5態様に係るファイル管理プログラムは、対象ファイルと前記対象ファイルに関連する関連ファイルの保存先と閲覧者に関する情報を取得するステップと、前記関連ファイルの保存先に前記閲覧者がアクセス可能な場合には、前記関連ファイルの保存先を示す情報を前記閲覧者に提供し、前記関連ファイルの保存先に前記閲覧者がアクセス可能でない場合には、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供するステップと、をコンピュータに実行させる。
第1態様によれば、文書等の対象ファイルに関連する関連ファイルを対応づける際に、該関連ファイルが保存されている保存場所によらずに、該関連ファイルへのアクセスを可能としつつ、かつ関連ファイルを全て添付する場合に比べて、対象ファイルのデータ容量を抑制できる。
第2態様によれば、対象ファイルを管理するユーザーが関連ファイルを閲覧者に提供する形態を確認しない場合と比較して、適切な形態で関連ファイルが閲覧者に提供される。
第3態様によれば、対象ファイルを管理するユーザーが関連ファイルを閲覧者に提供する形態を切り替えられない場合と比較して、ユーザーが意図した形態で関連ファイルが閲覧者に提供される。
第4態様によれば、関連ファイルの追加の際に関連ファイルを閲覧者に提供する形態を受け付けない場合と比較して、追加した関連ファイルへのアクセスが可能となる。
第5態様によれば、文書等の対象ファイルに関連する関連ファイルを対応づける際に、該関連ファイルが保存されている保存場所によらずに、該関連ファイルへのアクセスを可能としつつ、かつ関連ファイルを全て添付する場合に比べて、対象ファイルのデータ容量を抑制できる。
一実施形態に係るファイル管理装置の概略構成を示す図である。 ユーザー端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバーのハードウェア構成を示すブロック図である。 ユーザー端末の機能構成の例を示すブロック図である。 サーバーの機能構成の例を示すブロック図である。 サーバーが担当するファイル管理処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザー端末に表示されるファイルのプロパティダイアログの画面の例を示す図である。 サーバーが担当する形態確認処理の流れを示すフローチャートである。 サーバーが担当する関連ファイル追加処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザー端末に表示される関連ファイルを追加する画面の例を示す図である。
以下、本発明の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、一実施形態に係るファイル管理装置の概略構成を示す図である。
図1に示すように、ファイル管理装置1は、各ユーザーがそれぞれ使用する複数のユーザー端末10と、サーバー20と、を含む。複数のユーザー端末10は、一例として、一のユーザーAが使用する第1ユーザー端末10Aと、他のユーザーBが使用する第2ユーザー端末10Bと、を含んでいる。ユーザー端末10の数については、特に制限はない。
ファイル管理装置1は、一例として、複数のユーザー端末10と、サーバー20とが、インターネット、有線又は無線のネットワークを介して接続されるシステムである。図1では、ファイル管理装置1は、一例として、無線のネットワークを介して接続されるシステムとして図示されている。ファイル管理装置1は、サーバー20を用いてファイル、フォルダ及びショートカットなどを管理する装置である。図1中では、第1ユーザー端末10Aと第2ユーザー端末10Bに参照符号を分けて示しているが、第1ユーザー端末10Aと第2ユーザー端末10Bを区別しない場合には、「ユーザー端末10」として説明する。
ユーザー端末10は、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、又はタブレット型コンピュータなどのコンピュータ装置によって構成される。ユーザー端末10は、ファイルの作成、編集及び保存などを行う装置である。ファイルには、文書ファイル、画像ファイル、又は文書と画像を組み合わせたファイルなどが含まれる。また、ユーザー端末10は、他のユーザーから送信されたファイルの表示などを行う。
ユーザー端末10は、入力部15と表示部16とを有する。ユーザー端末10では、例えば、入力部15によりファイルの作成、編集及び保存などを行い、表示部16にファイルが表示される。
一例として、ユーザーAが使用する第1ユーザー端末10Aには、任意の一のファイル30の操作履歴に応じて、当該一のファイル30に関連する関連ファイル32が当該一のファイル30と対応付けて記憶されている。本明細書では、関連ファイル32が関連付けられている任意の一のファイル30を、対象ファイル30と呼ぶ。本明細書では、対象ファイル30及び関連ファイル32のそれぞれを、相互の関係性により、対象ファイル30及び関連ファイル32と呼んでおり、いずれのファイルも、他のファイルとの関係性により、対象ファイル30又は関連ファイル32になりうる。ユーザー端末10の具体的な構成及び作用については、後述する。
サーバー20は、コンピュータ装置によって構成されるサーバーであり、例えば、社内共有サーバー又はクラウドサーバーなどが用いられる。サーバー20は、複数のユーザー向けに提供されるサービスにおいて、ユーザーから送られたファイルを共有及び管理する機能を備えている。サーバー20では、例えば、ユーザーAの第1ユーザー端末10Aから対象ファイル30が送信された場合に、対象ファイル30を他のユーザーBと共有することが可能である。また、サーバー20は、ユーザーBが第2ユーザー端末10Bで対象ファイル30を開いた場合に、対象ファイル30に関連する関連ファイル32にユーザーBがアクセス可能とする装置である。サーバー20の具体的な構成及び作用については、後述する。
図2は、ユーザー端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ユーザー端末10は、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16及び通信インタフェース17の各構成を有する。各構成は、バス19を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12又はストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12又はストレージ14に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12又はストレージ14には、ファイル管理プログラムが格納されている。
ROM12は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部15は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
表示部16は、たとえば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能しても良い。
通信インタフェース17は、サーバー20等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、たとえば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
図3は、サーバー20のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバー20は、CPU21、ROM22、RAM23、ストレージ24、及び通信インタフェース25の各構成を有する。各構成は、バス29を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU21は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU(プロセッサ)21は、ROM22又はストレージ24からプログラムを読み出し、RAM23を作業領域としてプログラムを実行する。CPU21は、ROM22又はストレージ24に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM22又はストレージ24には、ファイル管理プログラムが格納されている。
ROM22は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM23は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ24は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
通信インタフェース25は、複数のユーザー端末10等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、たとえば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
次に、ユーザー端末10及びサーバー20の機能構成について説明する。
図4は、ユーザー端末10の機能構成の例を示すブロック図である。
図4に示すように、ユーザー端末10は、機能構成として、作成部101、形態切替部102、追加部103、送信部104及び受信部105を有する。各機能構成は、CPU11がROM12又はストレージ14に記憶されたファイル管理プログラムを読み出して、RAM13に展開して実行することにより実現される。
作成部101は、ファイルの作成及び編集を行う。ユーザーは、例えば、ユーザー端末10の入力部15を用いてデータを入力することにより、ファイルの作成及び編集を行う。また、ユーザーは、ユーザー端末10の通信インタフェース17により他の機器から受信されたデータを用いてファイルを作成及び編集してもよい。一例として、ユーザーAが使用する第1ユーザー端末10Aでは、対象ファイル30の作成及び編集を行うと(図1参照)、対象ファイル30の操作履歴がストレージ14などに記憶される。ユーザー端末10では、対象ファイル30の操作履歴に応じて、対象ファイル30に関連する関連ファイル32の情報がストレージ14などに記憶される。
形態切替部102は、関連ファイル32を閲覧者に提供する形態を切り替える。一例として、第1ユーザー端末10Aでは、形態切替部102は、ユーザーAの選択により、関連ファイル32を閲覧者の一例としてのユーザーBに提供する形態を切り替える。例えば、関連ファイル32をユーザーBに提供する形態がオブジェクト(例えば、関連ファイル32のそのもの)である場合、ユーザーAの選択により、当該形態が関連ファイル32から関連ファイル32の保存先を示す情報(例えば、リンク)に切り替えられる。また、例えば、関連ファイル32をユーザーBに提供する形態が関連ファイル32の保存先を示す情報(例えば、リンク)である場合、ユーザーAの選択により、当該形態が関連ファイル32の保存先を示す情報から関連ファイル32(例えば、オブジェクト)に切り替えられる。関連ファイル32をユーザーBに提供する形態の切替は、ユーザーAが自主的に行う場合と、サーバー20からの形態の確認に応じて行う場合がある。
追加部103は、対象ファイル30に関連する関連ファイル32の追加を行う。ユーザー端末10では、対象ファイル30の操作履歴に応じて、関連ファイル32が設定されるが、他の関連ファイル32を追加したい場合は、追加部103により他の関連ファイル32が追加される。
送信部104は、ファイルなどをサーバー20に送信する。一例として、第1ユーザー端末10Aでは、対象ファイル30、関連ファイル32を他のユーザーに提供する形態の情報、及び関連ファイル32の追加の情報などをサーバー20に送信する。
受信部105は、複数のユーザー端末10からサーバー20に送信されたファイルをサーバー20から受信する。
図5は、サーバー20の機能構成の例を示すブロック図である。
図5に示すように、サーバー20は、機能構成として、受信部201、取得部202、ファイル管理部203、形態確認部204、切替受付部205、提供部206、追加受付部207、追加形態受付部208及び送信部209を有する。各機能構成は、CPU21がROM22又はストレージ24に記憶されたファイル管理プログラムを読み出して、RAM23に展開して実行することにより実現される。
受信部201は、複数のユーザー端末10から送信されたファイルなどを受信する。ファイルには、当該ファイルの関連情報も含まれる。例えば、第1ユーザー端末10Aから対象ファイル30が受信された場合、対象ファイル30の関連情報として、対象ファイル30に関連する関連ファイル32の情報などが含まれる。
取得部202は、対象ファイル30の保存先と、対象ファイル30に関連する関連ファイル32の保存先と、閲覧者の一例としてのユーザーBに関する情報を取得する。
ファイル管理部203は、ファイルの内容、属性及び編集などのファイルに関する操作を管理する。ファイル管理部203は、ファイル内容管理部203Aとファイル属性管理部203Bとを備えており、ユーザーからの操作要求に応じてファイル内容管理部203Aとファイル属性管理部203Bに操作を振り分ける。ファイル内容管理部203Aは、ファイルに記載されているテキスト情報、貼られているアノテーション(すなわち注釈)の情報、レイアウト情報など、ファイルそのものの内容を管理する。
また、ファイル属性管理部203Bは、ファイルの属性を管理する。属性として、例えば、ファイル名、作成日、更新日、作成者、更新者、関連ファイル情報などが含まれる。ファイル属性管理部203Bは、ファイルの保存、又はユーザーが属性を編集するなどの操作をトリガーに属性が変更された場合に、その結果をファイル属性に反映させる。関連ファイル情報には、関連ファイル32をユーザーBに提供する形態が含まれる。
形態確認部204は、対象ファイル30を管理するユーザーAに対して、関連ファイル32をユーザーBに提供する形態を確認する。関連ファイル32をユーザーBに提供する形態としては、関連ファイル32の保存先を示す情報(例えば、リンク)、オブジェクト(例えば、関連ファイル32そのもの)が含まれる。オブジェクトは、関連ファイル32を圧縮した圧縮ファイルであっても良い。形態確認部204は、ユーザーBに提供する形態を、関連ファイル32の保存先を示す情報とオブジェクトのどちらにするか確認する。形態確認部204による確認結果は、ファイル管理部203のファイル属性管理部203Bに送られる。
切替受付部205は、関連ファイル32をユーザーBに提供する形態の切り替えを受け付ける。例えば、関連ファイル32をユーザーBに提供する形態を、関連ファイル32から関連ファイル32の保存先を示す情報に切り替えるか、又は関連ファイル32の保存先を示す情報から関連ファイル32に切り替えるかを受け付ける。
提供部206は、関連ファイル32の保存先を示す情報又は関連ファイル32をユーザーBに提供する。例えば、関連ファイル32の保存先にユーザーBがアクセス可能な場合には、関連ファイル32の保存先を示す情報をユーザーBに提供し、関連ファイル32の保存先にユーザーBがアクセス可能でない場合には、関連ファイル32をユーザーBに提供する。
追加受付部207は、対象ファイル30に関連する関連ファイル32の追加を受け付ける。例えば、ユーザー端末10の追加部103により関連ファイル32が追加された場合、追加受付部207は、関連ファイル32の追加を受け付ける。
追加形態受付部208は、追加受付部207により関連ファイル32の追加が受け付けられた場合、追加された関連ファイル32をユーザーBに提供する形態を受け付ける。追加された関連ファイル32をユーザーBに提供する形態としては、追加された関連ファイル32の保存先を示す情報(例えば、リンク)、又は追加された関連ファイル32(例えば、オブジェクト)が挙げられる。
送信部209は、複数のユーザー端末10にファイルなどを送信する。例えば、第1ユーザー端末10Aから対象ファイル30が受信部201に受信された場合、送信部209は、対象ファイル30を第2ユーザー端末10Bに送信する。
次に、ファイル管理装置の作用について説明する。
図6は、ファイル管理装置1のサーバー20によるファイル管理処理の流れを示すフローチャートである。CPU21がROM22又はストレージ24からファイル管理プログラムを読み出して、RAM23に展開して実行することにより、ファイル管理処理が行なわれる。
サーバー20のCPU21は、いずれかのユーザーによって、ファイル管理指示が入力されたときに、図6に示すファイル管理処理を行う。
図6に示すように、CPU21は、ユーザーAが対象ファイル30を保存したか否かを判断する(ステップS51)。例えば、対象ファイル30が第1ユーザー端末10Aのストレージ14又はサーバー20のストレージ24などに保存された場合、CPU21は、ユーザーAが対象ファイル30を保存したと判断する。本例のファイル管理処理では、ユーザーAが対象ファイル30を保存したときに対象ファイル30の属性も更新される。対象ファイル30の属性には、例えば、ファイル名、作成日、更新日、作成者、更新者などが含まれる。また、対象ファイル30の属性には、関連ファイル情報も含まれる。対象ファイル30の操作履歴から、関連ファイル32が関連付けられている場合は、関連ファイル32有りに更新される。また、対象ファイル30の操作履歴から、関連ファイル32が関連付けられていない場合は、関連ファイル32無しに更新される。
ユーザーAが対象ファイル30を保存しない場合(ステップS51:N0)、CPU21は、ファイル管理プログラムに基づく処理を終了する。ユーザーAが対象ファイル30を保存した場合(ステップS51:YES)、CPU21は、対象ファイル30に関連する関連ファイル32が有るか否かを判断する(ステップS52)。対象ファイル30に関連する関連ファイル32があるかどうかは、対象ファイル30の属性により判断される。例えば、対象ファイル30に関連する関連ファイル32が有るどうかは、特開平9-330312号公報に記載の方法を用いて抽出してもよい。
関連ファイル32が無い場合(ステップS52:N0)、CPU21は、ファイル管理プログラムに基づく処理を終了する。すなわち、関連ファイル32が無い場合は、CPU21は、関連ファイル属性に何も設定せずに関連ファイル属性の更新を終了する。
関連ファイル32が有る場合(ステップS52:YES)、CPU21は、対象ファイル30の保存先と関連ファイル32の保存先とを取得する(ステップS53)。対象ファイル30の保存先と関連ファイル32の保存先によって、後述するステップS55、S56などで、関連ファイル32の保存先を示す情報(例えば、リンク)を提供するか、関連ファイル32(例えば、オブジェクト)で提供するかが判断されることになる。
CPU21は、閲覧者に関する情報を取得したか否かを判断する(ステップS54)。ここで、閲覧者とは、対象ファイル30を閲覧する者である。例えば、ユーザーAは、ユーザーBに対象ファイル30を閲覧させるために、ユーザーBを電子メールの送信先として指定し、対象ファイル30の保存先を示す情報(例えば、リンク)を本文に記載して送信する。閲覧者を指定する手段は、電子メールにより送信することに限られない。メッセンジャー等のデータ交換サービスにおいて、対象ファイル30の保存先を示す情報を送信又は共有することよって、送信先を閲覧者として指定しても良い。なお、閲覧者に関する情報を取得するタイミングは、必ずしも対象ファイルの保存先と関連ファイルの保存先を取得した後でなくてもよい。また、対象ファイル30の保存先を示す情報を提供する代わりに、対象ファイル30自体をユーザーBに提供しても良い。
閲覧者に関する情報が取得されない場合(ステップS54:NO)、CPU21は、閲覧者に関する情報を設定する(ステップS64)。例えば、ユーザーA自身が閲覧者に関する情報(例えば、閲覧者のアクセス権限等)を入力することで、入力された情報を閲覧者に関する情報として設定しても良い。なお、閲覧者に関する情報を設定するタイミングは、必ずしも対象ファイルの保存先と関連ファイルの保存先を取得した後でなくてもよい。この場合は、ステップS54にて、閲覧者に関する情報が取得されたと判断される。以下では、閲覧者として、ユーザーBが指定されたことを前提として説明する。
閲覧者に関する情報が取得された場合(ステップS54:YES)、又は、ステップS64にで閲覧者に関する情報が設定された後、CPU21は、関連ファイル32の保存先が認証を必要とするサーバーであるか否かを判断する(ステップS55)。認証を必要とするサーバーとは、例えば、クラウドサーバーなどであるが、その他の共有サーバーも含まれる。認証を必要としないサーバーとは、例えば、会社内のNAS(Network-Attached Storage)などであるが、その他の共有サーバーも含まれる。NASとは、ネットワークに直接接続し、コンピュータなどからネットワークを通じてアクセスできる外部記憶装置をいう。
関連ファイル32の保存先が認証を必要とするサーバーであるか否かは、当該サーバーへの問い合わせにより確認できる。例えば、サーバー20は、関連ファイル32の保存先のサーバーに対して、認証が必要か否かを問い合わせて、認証の要否を確認できる。或いは、サーバー20は、ファイル32の保存先のサーバーに対して、匿名でアクセスを試みて、認証が求められるか否かを確認しても良い。
関連ファイル32の保存先が認証を必要とするサーバーである場合(ステップS55:YES)、CPU21は、関連ファイル32の保存先が対象ファイル30の保存先と同じであるか否かを判断する(ステップS56)。
関連ファイル32の保存先が対象ファイル30の保存先と同じである場合(ステップS56:YES)、CPU21は、ユーザーBに関連ファイル32の保存先を示す情報(例えば、リンク)を提供する(ステップS57)。関連ファイル32の保存先が対象ファイル30の保存先と同じである場合であって、対象ファイル30の保存先を示す情報がユーザーBに提供されている場合は、ユーザーBは、対象ファイル30にアクセスする時点で認証が完了していると考えられる。このため、関連ファイル32にアクセスする際に認証が発生しないので、関連ファイル32の保存先を示す情報を提供すれば足りる。
関連ファイル32の保存先が対象ファイル30の保存先と同じでない場合(ステップS56:NO)、CPU21は、ユーザーBに関連ファイル32を提供する(ステップS58)。関連ファイル32の保存先が対象ファイル30の保存先と異なる場合は、ユーザーBは、関連ファイル32にアクセスする際に認証が発生するため、関連ファイル32に直接アクセスすることができない。このため、ユーザーBに関連ファイル32自体を提供する。
なお、図示を省略するが、ステップS56の後で、CPU21は、関連ファイル32のアクセスのたびに認証が発生するか否かを判断してもよい。そして、関連ファイル32のアクセスのたびに認証が発生しない場合は、関連ファイル32の保存先を示す情報を提供する。また、関連ファイル32のアクセスのたびに認証が発生する場合は、関連ファイル32(例えば、オブジェクト)を提供する。
関連ファイル32の保存先がユーザーBによる認証を必要とするサーバーでない場合(ステップS55:NO)、CPU21は、関連ファイル32の保存先がローカルフォルダであるか否かを判断する(ステップS59)。ローカルフォルダとは、ユーザーAが使用する第1ユーザー端末10AのRAM13などに設定されたフォルダなどが該当する。
関連ファイル32の保存先がローカルフォルダである場合(ステップS59:YES)、CPU21は、ユーザーBに関連ファイル32を提供する(ステップS60)。関連ファイル32の保存先が第1ユーザー端末10Aのローカルフォルダである場合、ユーザーBは、ローカルフォルダに保存された関連ファイル32にアクセスできない。このため、ユーザーBに関連ファイル32を提供する。
関連ファイル32の保存先がローカルフォルダでない場合(ステップS59:NO)、CPU21は、ステップS57の処理に進む。すなわち、CPU21は、ユーザーBに関連ファイル32の保存先を示す情報(例えば、リンク)を提供する(ステップS57)。関連ファイル32の保存先がユーザーBによる認証を必要とするサーバーでない場合(ステップS55:NO)であって、関連ファイル32の保存先がローカルフォルダでない場合(ステップS59:NO)は、関連ファイル32は、認証を必要としないサーバーか、認証することなく誰でもアクセスできる共有フォルダに保存されていると考えられる。このため、ユーザーBは、関連ファイル32にアクセス可能であるため、ユーザーBに関連ファイル32の保存先を示す情報を提供する。
ステップS57、ステップS58又はステップS60の処理の後、CPU21は、ファイル管理プログラムに基づく処理を終了する。
図7には、ユーザーBが使用する第2ユーザー端末10Bに表示される画面の一例として、対象文書のプロパティダイアログが示されている。対象文書は、対象ファイルの一例であり、対象ファイルには関連ファイルの一例として5つの関連文書が関連付けられている。図7に示される例では、ローカルフォルダに保存されている関連文書1は、関連文書1自体が対象文書に添付され提供されている。ユーザーBは、関連文書1のアイコン又は文書名をクリックすることで、関連文書1を開ける。また、認証を必要としないサーバーの共有フォルダに保存されている関連文書2、3は、関連文書2、3の保存先を示すリンクが設定されている。ユーザーBは、リンクをクリックすることで、関連文書2、3を開ける。また、認証を必要とするサーバーに保存されている関連文書4、5は、関連文書4、5自体が対象文書に添付され提供されている。ユーザーBは、関連文書4又は関連文書5のアイコン又は文書名をクリックすることで、関連文書4又は関連文書5を開ける。
図8は、ファイル管理装置1のサーバー20による形態切替処理の流れを示すフローチャートである。形態切替処理は、対象ファイルに付随して関連ファイルを提供する形態を切り替える処理である。CPU21がROM22又はストレージ24から形態切替プログラムを読み出して、RAM23に展開して実行することにより、形態切替処理が行なわれる。
一例として、図6に示すフローチャートのステップS57、ステップS58、及びステップS60の処理の後に、図8に示す形態切替処理が行われる。
図8に示すように、CPU21は、ユーザーAに関連ファイル32を提供する形態を確認する(ステップS71)。例えば、CPU21は、図6に示すステップS57、ステップS58、又はステップS60の処理において決定した関連ファイル32の提供形態をユーザーAに確認させるための形態確認メッセージを、第1ユーザー端末10Aに表示させる。形態確認メッセージは、例えば、「関連ファイルを提供する形態」が関連ファイル32と、関連ファイル32の保存先を示す情報のどちらに設定されているかを表示する。さらに、形態確認メッセージでは、例えば、設定されている「関連ファイルを提供する形態」を、関連ファイル32と、関連ファイル32の保存先を示す情報とのどちらかに切り替えられるように、ユーザーAによる選択を受け付ける。
CPU21は、ユーザーAから関連ファイル32を提供する形態の切り替えを受け付けたか否かを判断する(ステップS72)。関連ファイル32を提供する形態の切り替えは、関連ファイル32自体の提供から関連ファイル32の保存先を示す情報の提供に切り替える場合と、関連ファイル32の保存先を示す情報の提供から関連ファイル32自体の提供に切り替える場合とがある。
関連ファイル32を提供する形態の切り替えを受け付けていない場合(ステップS72:NO)、CPU21は、形態切替プログラムに基づく処理を終了する。ユーザーAから関連ファイル32を提供する形態の切り替えを受け付けた場合(ステップS72:YES)、CPU21は、受け付けた形態が関連ファイル32の保存先を示す情報であるか否かを判断する(ステップS73)。
受け付けた形態が関連ファイル32の保存先を示す情報である場合(ステップS73:YES)、CPU21は、対象ファイル30に関連ファイル32の保存先を示す情報を追加し、関連ファイル32自体の添付を解除する(ステップS74)。
受け付けた形態が関連ファイル32の保存先を示す情報でない場合(ステップS73:NO)、CPU21は、対象ファイルに関連ファイル32自体を添付し、関連ファイル32の保存先を示す情報を削除する(ステップS75)。例えば、対象ファイル30をメールに添付して会社外のメールアドレスに送信する際に、関連ファイル32の保存先を示す情報(例えば、リンク)で設定されている形態を、関連ファイル32(例えば、オブジェクト)に切り替えて送信することができる。
ステップS74又はステップS75の処理の後、CPU21は、形態切替プログラムに基づく処理を終了する。
図9は、ファイル管理装置1のサーバー20による追加受付処理の流れを示すフローチャートである。追加受付処理は、対象ファイル30に関連付ける関連ファイル32の追加を受け付ける処理である。CPU21がROM22又はストレージ24から追加受付プログラムを読み出して、RAM23に展開して実行することにより、追加受付処理が行なわれる。追加受付処理は、図6及び図8に示す処理とは独立して行われる。
図9に示すように、CPU21は、対象ファイル30に関連する関連ファイル32の追加を受け付けたか否かを判断する(ステップS81)。図10に示すように、関連ファイル32の追加は、第1ユーザー端末10Aに表示された追加受付画面により行われる。ユーザーAは、複数の階層のフォルダの中から追加したいファイルを選択することで、当該ファイルを関連ファイル32に追加する。これにより、関連ファイル32の追加が受け付けられる。
関連ファイル32の追加を受け付けなかった場合(ステップS81:N0)、CPU21は、追加処理プログラムに基づく処理を終了する。関連ファイル32の追加を受け付けた場合(ステップS81:YES)、CPU21は、追加した関連ファイル32を提供する形態を取得する(ステップS82)。追加した関連ファイル32を提供する形態として、関連ファイル32の保存先を示す情報、又は関連ファイル32自体の添付がある。
図10に示すように、ユーザーAが関連ファイル32を追加する際に、設定形態をリンク(保存先を示す情報)とファイル(オブジェクト)のどちらかに設定することで、追加した関連ファイル32を提供する形態が取得される。これにより、追加受付プログラムに基づく処理を終了する。
上記のファイル管理装置1では、対象ファイル30に関連する関連ファイル32を対応づける際に、関連ファイル32が保存されている保存場所によらずに、関連ファイル32へのアクセスを可能としつつ、かつ関連ファイル32を全て添付する場合に比べて、対象ファイル30のデータ容量を抑制できる。
上記のユーザー端末10、サーバー20の処理は、専用のハードウェア回路によっても実現することもできる。この場合には、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU: Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
また、ユーザー端末10、サーバー20を動作させるプログラムは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、メモリ又はストレージ等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、ユーザー端末10、サーバー20の一機能としてその各装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
また、上記実施形態では、サーバー20が1つであるが、本発明は、複数のサーバーを備えるファイル管理装置にも適用可能である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
1 ファイル管理装置
10 ユーザー端末
10A ユーザー端末
10B ユーザー端末
11、21 CPU
12、22 ROM
13、23 RAM
14、24 ストレージ
15 入力部
16 表示部
17、25 通信インタフェース
19、29 バス
20 サーバー
30 対象ファイル
32 関連ファイル
101 作成部
102 形態切替部
103 追加部
104 送信部
105 受信部
201 受信部
202 取得部
203 ファイル管理部
203A ファイル内容管理部
203B ファイル属性管理部
204 形態確認部
205 切替受付部
206 提供部
207 追加受付部
208 追加形態受付部
209 送信部
A ユーザー
B ユーザー(閲覧者の一例)

Claims (6)

  1. 少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    対象ファイルと前記対象ファイルに関連する関連ファイルの保存先と閲覧者に関する情報を取得し、
    前記関連ファイルの保存先に前記閲覧者がアクセス可能な場合には、前記関連ファイルの保存先を示す情報を前記閲覧者に提供し、前記関連ファイルの保存先に前記閲覧者がアクセス可能でない場合には、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供する、ファイル管理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記対象ファイルを管理するユーザーに対して、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供する形態として、前記関連ファイルの保存先を示す情報と前記関連ファイルのどちらであるかを確認する、請求項1に記載のファイル管理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記対象ファイルを管理するユーザーから、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供する形態を、前記保存先を示す情報から前記関連ファイルに切り替える切替操作を受け付ける、請求項1に記載のファイル管理装置。
  4. 前記プロセッサは、前記対象ファイルを管理するユーザーから、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供する形態を、前記関連ファイルから前記保存先を示す情報に切り替える切替操作を受け付ける、請求項1に記載のファイル管理装置。
  5. 前記プロセッサは、前記関連ファイルの追加を受け付け、当該追加の際に、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供する形態を、前記保存先を示す情報とするか、前記関連ファイルとするかを受け付ける、請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  6. 対象ファイルと前記対象ファイルに関連する関連ファイルの保存先と閲覧者に関する情報を取得するステップと、
    前記関連ファイルの保存先に前記閲覧者がアクセス可能な場合には、前記関連ファイルの保存先を示す情報を前記閲覧者に提供し、前記関連ファイルの保存先に前記閲覧者がアクセス可能でない場合には、前記関連ファイルを前記閲覧者に提供するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのファイル管理プログラム。
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