JP2009087254A - 情報処理システム及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】共有情報の復元に付随する処理の完了前での、この共有情報に対する遷移要求を行った利用者以外による処理を制限できる情報処理システム及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】削除フラグ50等により共有情報40が削除状態にあるか否かを管理する。削除状態にある共有情報40を非削除状態に遷移させる状態遷移要求を要求利用者から受け付けた場合に、その共有情報40の削除フラグ50等を変更する。その後、要求利用者からの処理要求に応じた共有情報40に対する処理を実行する。それととともに、要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた共有情報40に対する処理を、付随処理中フラグ52等に基づいて制限する。要求利用者から制限解除要求を受け付けた場合に、要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた共有情報40に対する処理の制限を解除する。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システム及び情報処理プログラムに関する。
複数の利用者で共有される共有文書などの共有情報に対するアクセスを制御する情報処理システムには、削除対象である共有情報を、削除対象ではない共有情報と区別して管理するための、いわゆる「ゴミ箱」という機能を有するものがある。例えば、特許文献1には、一括してゴミ箱に入れられた複数の共有情報のうちのいくつかを、選択的にゴミ箱から復元する技術が開示されている。
特開2006−92021号公報
ゴミ箱からの共有情報の復元(すなわち、共有情報を削除状態から非削除状態へ遷移させる処理)の後に、復元される共有情報に対して、属性の変更やアクセス権の変更など、復元に付随する処理を行う場合、これらの処理の完了前に、復元される共有情報に対して他の利用者により想定外の処理(例えば、編集や参照)が行われるおそれがある。
本発明は、共有情報の復元に付随する処理の完了前での、この共有情報に対する他の利用者による処理を制限する情報処理システム及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、情報処理システムであって、共有情報が削除状態にあるか非削除状態にあるかを記憶した状態記憶部と接続する手段と、複数の利用者のうちのいずれか任意の1人である要求利用者から、前記削除状態にある前記共有情報を前記非削除状態に遷移させる状態遷移要求を受け付けた場合に、前記状態遷移要求の対象となった共有情報が前記非削除状態にあることを前記状態記憶部に記憶させる状態遷移要求受付手段と、前記要求利用者から前記状態遷移要求を受け付けた後、前記要求利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理を実行するとともに、前記複数の利用者のうち前記要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理を制限する処理制限手段と、前記要求利用者から制限解除要求を受け付けた場合に、前記要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理の制限を解除する処理制限解除手段とを含むこととしたものである。
請求項2に記載の発明は、情報処理プログラムであって、共有情報が削除状態にあるか非削除状態にあるかを記憶した状態記憶部と接続されたコンピュータを、複数の利用者のうちのいずれか任意の1人である要求利用者から、前記削除状態にある前記共有情報を前記非削除状態に遷移させる状態遷移要求を受け付けた場合に、前記状態遷移要求の対象となった共有情報が前記非削除状態にあることを前記状態記憶部に記憶させる状態遷移要求受付手段、前記要求利用者から前記状態遷移要求を受け付けた後、前記要求利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理を実行するとともに、前記複数の利用者のうち前記要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理を制限する処理制限手段、前記要求利用者から制限解除要求を受け付けた場合に、前記要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理の制限を解除する処理制限解除手段として機能させることとしたものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理プログラムであって、前記要求利用者から前記状態遷移要求を受け付けた場合に、前記要求利用者を特定する要求利用者特定情報を特定情報記憶部に記憶させる特定情報記憶手段として前記コンピュータをさらに機能させ、前記処理制限手段は、前記特定情報記憶部に記憶される前記要求利用者特定情報に基づいて、前記要求利用者とそれ以外の利用者とを識別することとしたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の情報処理プログラムであって、前記要求利用者から前記状態遷移要求を受け付けた場合に、前記要求利用者以外の利用者に対して、前記処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理が制限されることを通知する処理制限通知手段として前記コンピュータをさらに機能させることとしたものである。
また、上記のプログラムはコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納することもできる。
請求項1,2に記載の発明によれば、共有情報の復元に付随する処理の完了前での、この共有情報に対する他の利用者による処理を制限できる。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、共有情報に対する処理が制限される利用者を、より簡単に識別することができる。
請求項4に記載の発明によれば、共有情報の復元要求を行った利用者以外の利用者は、共有情報に対する処理が制限されていることを認識することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1のネットワーク構成図に例示するように、本実施形態における情報処理システム10は、情報処理装置12と、複数の利用者端末(クライアント)14(14−1〜14−n)を含んで構成される。情報処理装置12と、クライアント14とは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)などのネットワーク16に接続されており、情報処理装置12と、クライアント14とは通信することができるようになっている。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置12のハードウェア構成を例示する図である。
情報処理装置12は、制御部20、記憶部22、通信部24を含んで構成される。制御部20、記憶部22、通信部24は、バス26を介して接続される。
制御部20はCPU等のプログラム制御デバイスであり、情報処理装置12にインストールされる情報処理プログラムに従って動作する。なお、この情報処理プログラムは、例えば、CD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ可読な情報伝達媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信ネットワークを介して情報処理装置12に供給される。
記憶部22は、RAM等の記憶素子やハードディスクなどである。記憶部22には、制御部20によって実行されるプログラムなどが格納される。また、記憶部22は、制御部20のワークメモリとしても動作する。
また、記憶部22には、複数の利用者によって共有される共有情報などが格納されている。共有情報の詳細については後述する。
通信部24は、例えば、ネットワークインタフェースなどであり、制御部20から入力される指示に従って、ネットワーク16を介して、クライアント14などへ情報を送信する。また、この通信部24は、ネットワーク16を介して受信される情報を制御部20に出力する。
図1に例示するクライアント14は、例えば、CPU等の制御装置、ハードディスク等の記憶装置、ディスプレイ等の出力装置、キーボード、マウス等の入力装置、ネットワークボード等の通信装置を備えた公知のパーソナルコンピュータにより構成されている。
また、クライアント14には、情報処理装置12から送信される情報に基づいて、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に様々な画面を出力するクライアントプログラムがインストールされている。このプログラムは、例えば、CD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ可読な情報伝達媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信ネットワークを介してクライアント14に供給される。
図3は、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力されるファイル共有画面30の一例を示す図である。
情報処理システム10の利用者(ユーザ)が、情報処理システム10にログインすると、情報処理装置12の制御部20は、図3に例示するファイル共有画面30を生成し、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。なお、ここでログインしたユーザのユーザIDは「0011」であるとする。
ファイル共有画面30は、フォルダ32及びファイル34を示すアイコン、ゴミ箱アイコン36、ポインタ38を含んでいる。情報処理装置12の制御部20は、マウス等によるユーザからの入力に基づいて、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置にポインタ38の画像を出力する。
ファイル共有画面30は、図4に例示する、情報処理装置12の記憶部22に記憶されている共有情報40に基づいて生成される。本実施形態において、共有情報40は、フォルダ32やファイル34(電子文書)などの、複数のユーザで共有される情報である。図4に例示するように、本実施形態において、共有情報40は、共有情報識別子(ID)42、予め定められた観点(例えば、フォルダ32であるかファイル34であるか等)に基づく共有情報40の分類44、名称46、親共有情報識別子(ID)48、削除フラグ50、付随処理中フラグ52、付随処理ユーザ識別子(ID)54、アクセス権56といった属性を含む。
共有情報40が含む属性は、これらの属性に限定されない。また、共有情報40は、これらの属性をすべて有していなくてもよい。
分類44がファイル34である場合は、ファイル34の内容が共有情報ID42と関連付けられる。各共有情報40が、共有情報40間の階層関係を記述する情報として、親共有情報ID48を含むことによって、情報処理装置12は、共有情報40を階層的に管理する。なお、共有情報40を階層的に管理する方法はこの方法に限られず、共有情報40間の階層関係を記述する情報は親共有情報ID48に限られない。
本実施形態では、図4に例示するように、すべての共有情報40の削除フラグ50は「0」に、付随処理中フラグ52は「0」に、付随処理ユーザID54は「0000」に設定されている。削除フラグ50、付随処理中フラグ52、付随処理ユーザID54の詳細については後述する。
また、すべての共有情報40に対して、「全ユーザ読み書き可」であるアクセス権56が設定されている。このアクセス権56等を用いて、情報処理システム10は、複数の利用者(ユーザ)からの共有情報40に対するアクセスを制御する。
なお、図4では表構造で共有情報40を表現したが、共有情報40のデータ構造は表構造には限られない。
情報処理装置12の制御部20は、図4に例示する、削除フラグ50が「0」に設定されている共有情報40に基づいて、図3に例示するファイル共有画面30を生成する。図3に例示するファイル共有画面30には、名称46が「A」〜「E」のフォルダ32、名称46が「F」〜「I」のファイル34のアイコンが表示されている。
ここで、情報処理装置12の制御部20は、これらのアイコンと共有情報ID42とを関連付けて、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。
なお、付随処理中フラグ52に「1」が設定されている共有情報40が存在する場合なども含めた、ファイル共有画面30の生成処理の詳細については後述する。
ファイル共有画面30がディスプレイ等に表示されているときに、ユーザが、マウス等を用いて、ファイル34を示すアイコン上にポインタ38を移動させ、ダブルクリックすると、クライアント14は、このファイル34に関連付けられた共有情報ID42と、このファイル34の内容の表示要求を情報処理装置12に送信する。そして、情報処理装置12の制御部20はこれらの情報を取得して、このファイル34の内容を記憶部22から読み出し、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。
また、ユーザが、共有情報40を示すアイコン上にポインタ38を移動させ、他のアイコン上にドラッグアンドドロップすると、クライアント14は、この共有情報40の共有情報ID42とともに、この共有情報40の移動要求を情報処理装置12に送信する。そして、情報処理装置12の制御部20は、これらの情報を取得して、記憶部22で管理されている共有情報40の親共有情報ID48を変更することによって、共有情報40の階層構造を変更する。
また、ユーザが、不要な共有情報40を示すアイコン上にポインタ38を移動させ、左下に表示されているゴミ箱アイコン36上にドラッグアンドドロップすると、クライアント14は、この共有情報40の共有情報ID42とともに、これら削除対象の共有情報40の削除要求を情報処理装置12に送信する。そして、情報処理装置12の制御部20は、これらの情報を取得して、取得した共有情報ID42に対応する共有情報40の削除フラグ50に「2」を設定し、この共有情報40等の下位階層に属する共有情報40の削除フラグ50に「1」を設定する。
本実施形態では、削除フラグ50に「2」、又は、「1」が設定されている共有情報40は、ゴミ箱に入れられている状態(削除状態)にあり、削除フラグ50に「0」が設定されている共有情報40は、ゴミ箱に入れられていない状態(非削除状態)にあることを示している。このように、本実施形態では、情報処理システム10は、共有情報40がゴミ箱に入れられている状態(すなわち、削除状態)か、ゴミ箱に入れられていない状態(すなわち、非削除状態)かを削除フラグ50によって管理している。
なお、もちろん、ゴミ箱に入れられた共有情報40を管理する方法はこの方法に限られない。例えば、情報処理装置12の制御部20が、共有情報40を、ゴミ箱を示すフォルダに格納する場合には削除状態にあることを示し、ゴミ箱以外を示すフォルダに格納する場合には非削除状態にあることを示すこととするように、共有情報40が削除状態にあるか非削除状態にあるかを格納先のフォルダ名などを情報処理装置12の制御部20が記憶部22に記憶させることによって管理してもよい。また、例えば、共有情報40が記憶されている記憶媒体を変更することなどによって、共有情報40が削除状態にあるか非削除状態にあるかを管理してもよい。
いずれにせよ、情報処理装置12の制御部20は、共有情報40が削除状態にあるか非削除状態にあるかを記憶部22に記憶させる。共有情報40が削除状態にあるか非削除状態にあるかを示す情報として、例えば、削除フラグ50、格納先のフォルダ名、格納先の記憶媒体を示す情報などが挙げられる。もちろん、共有情報40が削除状態にあるか非削除状態にあるかを示す情報は、これらの情報に限定されない。
例えば、図3のファイル共有画面30がディスプレイ等に表示されているときに、ユーザが、名称46が「C」であるフォルダ32を示すアイコン上にポインタ38を移動させ、ゴミ箱アイコン36上にドラッグアンドドロップすると、クライアント14は、名称46が「C」であるフォルダ32に対する削除要求を、この共有情報40の共有情報ID42とともに情報処理装置12に送信する。そして、情報処理装置12の制御部20は、図5のフロー図に例示するように、クライアント14から送信される削除要求と共有情報ID42を取得して(S101)、図6に例示するように、名称46が「C」であるフォルダ32の削除フラグ50に「2」を設定し(S102)、名称46が「C」であるフォルダ32より下位階層に属する共有情報40の削除フラグ50に「1」を設定する(S103)。情報処理装置12の制御部20は、下位階層に属する共有情報40を、例えば、親共有情報ID48に基づいて算出する。
その後、情報処理装置12の制御部20は、削除フラグ50が「0」に設定されている共有情報40(非削除状態にある共有情報40)に基づいて、図7に例示するファイル共有画面30を生成する。このようにして、情報処理装置12の制御部20は、非削除状態の共有情報40に基づいて、ファイル共有画面30を生成する。
情報処理装置12の制御部20が、名称46が「C」であるフォルダ32より下位階層にある共有情報40の削除フラグ50に「1」を設定した後に、ユーザが、ゴミ箱アイコン36上にポインタ38を移動させ、ダブルクリックすると、クライアント14は、図8に例示するゴミ箱画面60の表示要求を情報処理装置12に送信する。そして、情報処理装置12の制御部20は、表示要求を取得して、記憶部22に格納されている、削除フラグ50に「2」が設定されている共有情報40(削除状態にある共有情報40のうちの少なくとも一部)に基づいて、図8に例示するゴミ箱画面60を生成し、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。
図6に例示するように、本実施形態では、名称46が「C」であるフォルダ32の削除フラグ50に「2」が設定されているので、図8に例示するように、情報処理装置12の制御部20は、名称46が「C」であるフォルダ32のアイコンを含むゴミ箱画面60を出力する。
なお、本実施形態では、ゴミ箱画面60には名称46が「C」であるフォルダ32のみが表示され、その下位階層の共有情報は表示されないが、これはゴミ箱画面60の表現の一例にすぎない。例えば、情報処理装置12の制御部20が、記憶部22に格納されている、削除フラグ50に「2」、又は、「1」が設定されている共有情報40に基づいて、すなわち、削除状態にある共有情報40に基づいてゴミ箱画面60を生成し、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力してもよい。すなわち、情報処理装置12の制御部20が、名称46が「C」であるフォルダ32の下位階層に属する共有情報40のアイコンも含むゴミ箱画面60を出力しても構わない。
ゴミ箱画面60がディスプレイ等に表示されているときに、ユーザが共有情報40を示すアイコン上(例えば、名称46が「C」であるフォルダ32を示すアイコン上)にポインタ38を移動させ、右クリックすると、クライアント14は、復元メニュー62の表示要求を、アイコンに関連付けられた共有情報ID42(例えば、名称46が「C」であるフォルダ32の共有情報ID42である「3」)、ポインタ38の座標値とともに情報処理装置12に送信する。そして、情報処理装置12の制御部20は、これらの情報を取得して、図8に例示する復元メニュー62を示すアイコンが取得したポインタ38の座標値に基づく位置に描画された画面を生成して、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。ここで、情報処理装置12の制御部20は、クライアント14から情報処理装置12に送信された共有情報ID42(例えば、「3」)と、関連付けて(例えば、隠しパラメータとして関連付けて)、この復元メニュー62を生成して、出力する。
ここで、情報処理装置12の制御部20は、図8に例示するように、「復元する」や「削除する」といった、削除状態にある共有情報40に対する処理の内容が記述された復元メニュー62を出力する。
ここで、ユーザが、処理の内容が記述された復元メニュー62上にポインタを移動させ、クリックすると、この処理の内容に応じた処理要求と、復元メニュー62に関連付けられた共有情報ID42(例えば、「3」)と、このユーザを示す情報(例えば、ユーザIDである「0011」)を情報処理装置12へ送信する。そして、情報処理装置12の制御部20は、これらの情報を取得する。
ここで、情報処理装置12の制御部20が、「削除する」という処理の内容に応じた処理要求(削除要求)を取得した場合は、取得した共有情報ID42に対応する共有情報40(例えば、名称46が「C」であるフォルダ32)、及び、その下位階層に属する共有情報40を記憶部22から削除する。
そして、情報処理装置12の制御部20は、記憶部22に格納されている共有情報40に基づいて、ゴミ箱画面60を生成し、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。ここでは、出力対象となる共有情報40がないため、何も出力されない。
一方、情報処理装置12の制御部20が、「復元する」という処理の内容に応じた処理要求(削除状態にある共有情報40を非削除状態に遷移させる状態遷移要求、すなわち、削除対象の共有情報40を削除対象から除外する(ゴミ箱から復元する)要求)を取得した場合は、情報処理装置12の制御部20は、図9に例示する付随処理選択画面64を生成し、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。付随処理選択画面64は、付随処理要求ボタン66と、付随処理不要求ボタン68を含んでいる。ここで、情報処理装置12の制御部20は、付随処理要求ボタン66と、付随処理不要求ボタン68のそれぞれに、先に取得した共有情報ID42(例えば、「3」)に関連付けて、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。
ここで、情報処理装置12の制御部20が、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に、図9に例示する付随処理選択画面64を出力した後の処理の流れの一例について、図10に例示するフロー図を参照しながら説明する。
図9に例示する付随処理選択画面64で、ユーザは、ゴミ箱から共有情報40を復元する際に、併せて付随処理を行うか否かを選択する。この付随処理とは、例えば、一部の共有情報40の選択的な削除や復元、復元対象となる共有情報40に対する属性の変更、アクセス権56の変更、共有情報40の内容の編集など、情報処理装置12の制御部20が、削除状態にある共有情報40を非削除状態に遷移させる際に、この遷移に付随して共有情報40に対して行う処理をいう。
付随処理選択画面64がディスプレイ等に表示されているときに、ユーザが付随処理要求ボタン66を示すアイコン上にポインタ38を移動させ、クリックした場合は、付随処理要求ボタンがクリックされたことを示す情報を、付随処理要求ボタン66に関連付けられた共有情報ID42(例えば、「3」)、クリックしたユーザを示す情報(例えば、ユーザIDである「0011」)とともに情報処理装置12に送信する。
一方、ユーザが付随処理不要求ボタン68を示すアイコン上にポインタ38を移動させ、クリックした場合は、付随処理不要求ボタン68がクリックされたことを示す情報を、付随処理不要求ボタン68に関連付けられた共有情報ID42(例えば、「3」)、クリックしたユーザを示す情報(例えば、ユーザIDである「0011」)とともに情報処理装置12に送信する。
そして、情報処理装置12の制御部20は、共有情報ID42(例えば、「3」)、クリックしたユーザを示す情報(例えば、ユーザIDである「0011」)を、付随処理要求ボタン66がクリックされたことを示す情報、又は、付随処理不要求ボタン68がクリックされたことを示す情報とともに取得する(S201)。
そして、情報処理装置12の制御部20は、これらの情報を取得して、取得した共有情報ID42(例えば、「3」)に対応する共有情報40(名称46が「C」であるフォルダ32)、及び、下位階層に属する共有情報40の削除フラグ50に「0」を設定する(S202)。すなわち、情報処理装置12の制御部20は、これらの共有情報40を、削除状態から非削除状態へ遷移させる。この時点で、図4に例示する共有情報40が記憶部22に格納されている。
そして、情報処理装置12の制御部20は、付随処理要求ボタンがクリックされたことを示す情報を取得したか否かを確認する(S203)。
ここで、付随処理要求ボタンがクリックされたことを示す情報を取得していない場合は(S203:N)、処理を終了する。
一方、付随処理要求ボタンがクリックされたことを示す情報を取得した場合は(S203:Y)、情報処理装置12の制御部20は、記憶部22に記憶されている共有情報40のうち、情報処理装置12の制御部20が取得した共有情報ID42(例えば、「3」)に対応する共有情報40(名称46が「C」であるフォルダ32)、及び、下位階層に属する共有情報40の付随処理中フラグ52に「1」を設定し、これらの共有情報40の付随処理ユーザID54を、情報処理装置12の制御部20が取得したユーザIDである「0011」に設定する(S204)。すなわち、情報処理装置12の制御部20は、これらの共有情報40を、付随処理外状態から付随処理中状態に遷移させる。この時点における、記憶部22に格納されている共有情報40を、図11に例示する。
そして、情報処理装置12の制御部20は、図11に例示する、付随処理中フラグ52が「1」に設定されている共有情報40に基づいて、図12に例示する、付随処理画面70を生成して、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する(S205)。ここでは、情報処理装置12の制御部20は、名称46が「C」〜「E」であるフォルダ32、及び、名称46が「F」〜「I」であるファイル34のアイコンを含む付随処理画面70を出力する。ここで、情報処理装置12の制御部20は、これらのアイコンとそれぞれのアイコンが示す共有情報40の共有情報ID42とを関連付けて、クライアント14が備える出力装置等に出力する。
このようにして、情報処理装置12の制御部20は、要求利用者(例えば、ユーザIDが「0011」であるユーザ)から、削除状態にある共有情報40を非削除状態に遷移させる状態遷移要求(「復元する」という処理の内容に応じた処理要求)を受け付けた場合に、共有情報40が非削除状態にあることを記憶部22に記憶させる。
また、情報処理装置12の制御部20は、要求利用者(例えば、ユーザIDが「0011」であるユーザ)から状態遷移要求を受け付けた場合に、要求利用者を特定する要求利用者特定情報(例えば、付随処理ユーザID54)を、記憶部22に記憶させてもよい。
なお、付随処理画面70の生成方法は上記方法に限られず、取得した共有情報ID42(名称46が「C」であるフォルダ32の共有情報ID42)に対応する共有情報40(名称46が「C」であるフォルダ32)、及び、下位階層に属する共有情報40に基づいて、付随処理画面70を生成しても構わない。
また、付随処理画面70を生成するか否かを、付随処理要求ボタンがクリックされたことを示す情報を取得したか否かによって判断せず、他の方法によって判断してもよい。
そして、情報処理装置12の制御部20は、付随処理要求を取得し、付随処理要求に応じた付随処理を実行する(S206)。付随処理要求の取得、及び、付随処理の実行の具体的な一例を、以下に示す。
付随処理画面70がディスプレイ等に表示されているときに、ユーザが共有情報40を示すアイコン上(例えば、名称46が「G」であるファイル34を示すアイコン上)にポインタ38を移動させ、右クリックすると、クライアント14は、付随処理メニュー72の表示要求を、アイコンに関連付けられた共有情報ID42(例えば、名称46が「G」であるファイル34の共有情報ID42である「7」)、ポインタ38の座標値とともに情報処理装置12に送信する。
そして、情報処理装置12の制御部20は、これらの情報を取得して、図12に例示する、付随処理メニュー72を示すアイコンが取得したポインタ38の座標値に基づく位置に描画された画面を生成して、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。ここで、情報処理装置12の制御部20は、クライアント14から情報処理装置12に送信された共有情報ID42(例えば、「7」)と関連付けて、この付随処理メニュー72をクライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。図12に例示するように、情報処理装置12の制御部20は、「属性変更」、「アクセス権変更」、「削除」、「復元作業終了」などの処理の内容を含む付随処理メニュー72を出力する。
ここで、ユーザが、処理の内容が記された付随処理メニュー72上にポインタを移動させ、クリックすると、この処理の内容に応じた処理要求と、付随処理メニュー72に関連付けられた共有情報ID42(例えば、「7」)と、このユーザを示す情報(例えば、ユーザID「0011」)を情報処理装置12へ送信する。そして、情報処理装置12の制御部20は、これらの情報を取得する。
情報処理装置12の制御部20が、「属性変更」という処理の内容に応じた処理要求(属性変更要求)や「アクセス権変更」という処理の内容に応じた処理要求(アクセス権変更要求)を取得した場合は、情報処理装置12の制御部20は、取得した共有情報ID42(例えば、「7」)についての属性変更画面(図示せず)やアクセス権変更画面(図示せず)を生成し、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。
また、情報処理装置12の制御部20が、「削除」という処理の内容に応じた処理要求(削除要求)を取得した場合は、情報処理装置12の制御部20は、削除フラグ50に「2」を、付随処理中フラグ52に「0」を、付随処理ユーザID54に「0000」を設定する。すなわち、情報処理装置12の制御部20は、この共有情報40を、非削除状態から削除状態へ遷移させるとともに、付随処理中状態から付随処理外状態へと遷移させる。そして、この時点で、付随処理中フラグ52が「1」に設定されている共有情報40に基づいて、付随処理画面70を生成して、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。
このようにして、情報処理装置12の制御部20は、情報処理システム10の利用者(ユーザ)のうちのいずれか任意の1人である要求利用者(ここでは、ユーザIDが「0011」であるユーザ)からの状態遷移要求を受け付けた後、この要求利用者からの共有情報40のバージョン番号の変更、共有情報40のアクセス権56の変更(例えば、特定のユーザから編集権を剥奪し、参照のみ可能とする。)、共有情報40の削除などの処理要求(付随処理要求)に応じた、処理を実行する。
その後、上述のように、情報処理装置12の制御部20が、クライアント14から情報処理装置12に送信された共有情報ID42(例えば、「7」)と関連付けて、付随処理メニュー72をクライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力した際に、ユーザが、「付随処理完了」と記された付随処理メニュー72上にポインタを移動させ、クリックすると、付随処理完了要求を、付随処理メニュー72に関連付けられた共有情報ID42(例えば、「7」)、このユーザを示す情報(例えば、ユーザID「0011」)とともに情報処理装置12へ送信する。
そして、情報処理装置12の制御部20は、付随処理完了要求と、共有情報ID42(例えば、「7」)と、このユーザを示す情報(例えば、ユーザID「0011」)を取得する(S207)。
そして、情報処理装置12の制御部20は、取得した共有情報ID42に対応する共有情報40(例えば、名称46が「G」であるファイル34)の付随処理ユーザID54と、取得したユーザIDとが対応している場合は、付随処理中フラグ52に「0」を設定し、付随処理ユーザID54に「0000」を設定する(S208)。すなわち、情報処理装置12の制御部20は、この共有情報40を付随処理中状態から、付随処理外状態へと遷移させる。
ここで、情報処理装置12の制御部20は、付随処理中フラグ52が「1」に設定されている共有情報40がまだあるか否か(付随処理中状態にある共有情報40があるか否か)を確認し(S209)、付随処理中フラグ52が「1」に設定されている共有情報40がある場合は(S209:Y)、付随処理画面70を出力する(S205)。付随処理中フラグ52が「1」に設定されている共有情報40がない場合は(S209:N)、付随処理を終了する。
このとき、例えば、図13に例示する付随処理画面70をクライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力した上で、ユーザが一括復元ボタン74を押下した場合に、クライアント14が一括復元要求を情報処理装置12に送信し、情報処理装置12の制御部20が、すべての共有情報40について、付随処理中フラグ52に「0」を設定し、付随処理ユーザID54に「0000」を設定する(付随処理中状態から付随処理外状態へ遷移させる)ようにしてもよい。
また、例えば、図14に例示する復元先指定画面76によって、共有情報40の復元先を指定するようにしてもよい。具体的な復元先の指定の方法の一例を以下に示す。
まず、S207の処理の後、情報処理装置12の制御部20が、図14に例示する復元先指定画面76を生成し、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。
そして、ユーザが、ポインタ38を復元先となるフォルダ32(例えば、名称が「A」であるフォルダ32)を示すアイコン上に移動させ、クリックすると、クライアント14は、このフォルダ32に関連付けられた共有情報ID42(例えば、名称が「A」であるフォルダ32の共有情報ID42である「1」)を情報処理装置12に送信する。
そして、情報処理装置12の制御部20が、S208の処理において、取得した共有情報ID42に対応する共有情報40(名称46が「G」であるファイル34)の付随処理中フラグ52に「0」を設定し、付随処理ユーザID54に「0000」を設定する(付随処理中状態から付随処理外状態へ遷移させる)とともに、親共有情報ID48の値を変更(例えば、「1」に変更)する。
このようにして、情報処理装置12の制御部20が、共有情報40を付随処理中状態から付随処理外状態へ遷移させたり、削除状態から非削除状態に遷移させたりするときに、共有情報40の階層構造を変更するようにしてもよい。すなわち、情報処理装置12の制御部20が、復元先の設定を受け付けるようにしてもよい。
なお、本実施形態ではS202の処理において、取得した共有情報ID42に対応する共有情報40の削除フラグ50に「0」を設定しているが、S208の処理とあわせて、取得した共有情報ID42に対応する共有情報40の削除フラグ50に「0」を設定するなど、他のタイミングで、情報処理装置12の制御部20は、削除状態にある共有情報40を非削除状態に遷移させてもよい。
以上の説明からわかるように、情報処理装置12の制御部20は、階層関係を記述する情報を含む共有情報40について、下位階層の属する共有情報40とともに一括して非削除状態から削除状態に遷移したフォルダ32などの共有情報40の下位階層に属する各共有情報40を、選択的に非削除状態に遷移させる状態遷移要求を、例えば、付随処理画面70を通して、利用者から受け付けてもよい。
次に、上記付随処理中に、付随処理を行っているユーザ以外のユーザが、情報処理システム10にログインした際の処理の一例を説明する。
先述の通り、情報処理システム10の利用者(ユーザ)は、情報処理システム10にログインすると、情報処理装置12の制御部20は、図3に例示するファイル共有画面30を生成し、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。ここでは、先の説明でログインしたユーザ(ユーザIDが「0011」であるユーザ)と異なるユーザ(ユーザIDが「0022」であるユーザ)がログインすることとする。
ここで、情報処理装置12の制御部20が実行する、ファイル共有画面30の生成処理の詳細について、図16に例示するフロー図を参照しながら説明する。
まず、情報処理装置12の制御部20は、図11に例示する、削除フラグ50が「0」に設定されている共有情報40を記憶部22から読み出す(S301)。そして、この共有情報40の付随処理中フラグ52が「1」であるか否か、そして、この共有情報40の付随処理ユーザID54と、ファイル共有画面30の生成を要求しているユーザのユーザIDとが対応していないか否かを確認する(S302)。
ここでは、この共有情報40の付随処理中フラグ52が「1」であり、かつ、この共有情報40の付随処理ユーザID54である「0011」と、ファイル共有画面30の生成を要求しているユーザのユーザIDである「0022」とが対応していないので(S302:Y)、図15に例示するような処理制限アイコン78をクライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する(S303)。このとき、処理制限アイコン78を生成した上で出力してもよい。
一方、上記条件を満たさない場合は(S302:N)、この共有情報40に応じたアイコンをクライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する(S304)。なお、このとき、アイコンを生成した上で出力しても構わない。
ここで、例えば、図15に例示するように、S302の条件を満たす共有情報40のうち、最上位階層に位置する共有情報40(図15の例では名称46が「C」であるフォルダ32)について、処理制限アイコン78をクライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力してもよい。
このようにして、情報処理装置12の制御部20は、要求利用者から状態遷移要求を受け付けた後、要求利用者以外の利用者(ユーザIDが「0022」であるユーザ)からの、例えば、ログインに伴うファイル共有画面30の生成要求(共有情報40の表示要求)などの処理要求に応じた共有情報40に対する処理を制限する。
このとき、情報処理装置12の制御部20は、共有情報40に設定されているアクセス権56の設定に関わらず、共有情報40に対する処理を制限するようにしてもよい。例えば、図4に例示するように、共有情報40のアクセス権56が、「全ユーザ読み書き可」になっていても、この共有情報40に対する処理が制限されているユーザは、アクセス権56の設定にも関わらず、この共有情報40を参照することも編集することもできないようにしてもよい。
また、このとき、情報処理装置12の制御部20は、要求利用者特定情報(例えば、付随処理ユーザID54)に従って、要求利用者とそれ以外の利用者とを識別してもよい。
また、このとき、情報処理装置12の制御部20は、要求利用者から状態遷移要求を受け付けた場合に、要求利用者以外の利用者に対して、処理要求に応じた共有情報40に対する処理が制限されることを、例えば、処理制限アイコン78等を用いて通知するようにしてもよい。
このとき、情報処理装置12の制御部20は、例えば、上記S302の処理のように共有情報40毎に、共有情報40に対する処理が制限されるか否かを判断するのではなく、処理を要求する利用者を示す情報(例えばユーザID)に基づいて、出力対象となる情報を生成した上で、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力してもよい。
次に、付随処理が完了した後のファイル共有画面30について説明する。
ここでは、情報処理装置12の制御部20が、削除状態にある共有情報40を非削除状態に遷移させる状態遷移要求を受け付けたユーザ(例えば、ユーザIDが「0011」のユーザ)による、名称46が「H」であるファイル34、及び、名称46が「I」であるファイル34の削除要求を受け付け、(すなわち、削除フラグ50に「2」を設定し、付随処理中フラグ52に「0」を設定し、付随処理ユーザIDに「0000」を設定し)、その他の共有情報40についての付随処理完了要求を受け付けた(すなわち、付随処理中フラグ52に「0」を設定し、付随処理ユーザIDに「0000」を設定した)後に、ユーザがファイル共有画面30にアクセスしたとする。このときの共有情報40を図17に例示する。図17からわかるように、このとき、全共有情報40について付随処理中フラグ52に「0」が設定されているため、付随処理を行ったユーザがファイル共有画面30にアクセスした場合も、それ以外のユーザがファイル共有画面30にアクセスした場合も、情報処理装置12の制御部20は、図18に例示するファイル共有画面30を、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に出力する。
このようにして、情報処理装置12の制御部20は、要求利用者(ユーザIDが「0011」であるユーザ)からの付随処理完了要求(制限解除要求)を受け付けた場合に、要求利用者以外の利用者(ユーザIDが「0022」であるユーザ)からの処理要求に応じた共有情報40に対する処理の制限を解除する。
このようにして、本実施形態に係る情報処理装置12は、共有情報40の復元に付随する処理の完了前での、この共有情報40に対する遷移要求を行った利用者以外による処理を制限する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、記憶部22を情報処理システム10外の別のコンピュータに設け、情報処理装置12と通信部24を介して通信する構成とした、分散型情報処理システムに本発明を適用してもよい。
また、情報処理装置12は、一つの筐体により構成されていても、複数の筐体により構成されていてもよい。
また、情報処理装置12とクライアント14の役割分担や情報処理プログラムの実装方式は、上記実施形態に限られない。例えば、画面生成に必要な情報を情報処理装置12がクライアント14に送信し、クライアント14が、取得した情報に基づいて画面を生成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では情報処理装置12で生成された画面をクライアント14に出力したが、情報処理装置12自体に画面を出力するようにしても、もちろん構わない。また、情報処理装置12にインストールされる情報処理プログラムがWebアプリケーションであり、情報処理装置12の制御部20が、クライアント14にインストールされた公知のWebブラウザを介して、クライアント14が備えるディスプレイ等の出力装置に画面を出力するであってももちろん構わない。
また、上記実施形態では共有情報40の一例として、フォルダ32やファイル34を挙げたが、フォルダ32やファイル34以外の共有情報40に対して、本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態における、ユーザによるマウス等を用いた画面の操作例はあくまでも一例であり、他の操作によってクライアント14から情報処理装置12へ情報を送信してももちろん構わない。
また、一括してゴミ箱に入れられた複数の共有情報40のうちのいくつかを、選択的にゴミ箱から復元できない情報処理システム10にも、選択的にゴミ箱から復元できる情報処理システム10にも本発明は適用可能である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムのネットワーク構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 ファイル共有画面の一例を示す図である。 共有情報の一例を示す図である。 情報処理システムで行われる処理のフローの一例を示す図である。 共有情報の一例を示す図である。 ファイル共有画面の一例を示す図である。 ゴミ箱画面の一例を示す図である。 付随処理選択画面の一例を示す図である。 情報処理システムで行われる処理のフローの一例を示す図である。 共有情報の一例を示す図である。 付随処理画面の一例を示す図である。 付随処理画面の一例を示す図である。 復元先指定画面の一例を示す図である。 ファイル共有画面の一例を示す図である。 情報処理システムで行われる処理のフローの一例を示す図である。 共有情報の一例を示す図である。 ファイル共有画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 情報処理システム、12 情報処理装置、14 利用者端末(クライアント)、16 ネットワーク、20 制御部、22 記憶部、24 通信部、26 バス、30 ファイル共有画面、32 フォルダ、34 ファイル、36 ゴミ箱アイコン、38 ポインタ、40 共有情報、42 共有情報識別子(ID)、44 分類、46 名称、48 親共有情報識別子(ID)、50 削除フラグ、52 付随処理中フラグ、54 付随処理ユーザ識別子(ID)、56 アクセス権、60 ゴミ箱画面、62 復元メニュー、64 付随処理選択画面、66 付随処理要求ボタン、68 付随処理不要求ボタン、70 付随処理画面、72 付随処理メニュー、74 一括復元ボタン、76 復元先指定画面、78 処理制限アイコン。

Claims (4)

  1. 共有情報が削除状態にあるか非削除状態にあるかを記憶した状態記憶部と接続する手段と、
    複数の利用者のうちのいずれか任意の1人である要求利用者から、前記削除状態にある前記共有情報を前記非削除状態に遷移させる状態遷移要求を受け付けた場合に、前記状態遷移要求の対象となった共有情報が前記非削除状態にあることを前記状態記憶部に記憶させる状態遷移要求受付手段と、
    前記要求利用者から前記状態遷移要求を受け付けた後、前記要求利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理を実行するとともに、前記複数の利用者のうち前記要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理を制限する処理制限手段と、
    前記要求利用者から制限解除要求を受け付けた場合に、前記要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理の制限を解除する処理制限解除手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
  2. 共有情報が削除状態にあるか非削除状態にあるかを記憶した状態記憶部と接続されたコンピュータを、
    複数の利用者のうちのいずれか任意の1人である要求利用者から、前記削除状態にある前記共有情報を前記非削除状態に遷移させる状態遷移要求を受け付けた場合に、前記状態遷移要求の対象となった共有情報が前記非削除状態にあることを前記状態記憶部に記憶させる状態遷移要求受付手段、
    前記要求利用者から前記状態遷移要求を受け付けた後、前記要求利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理を実行するとともに、前記複数の利用者のうち前記要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理を制限する処理制限手段、
    前記要求利用者から制限解除要求を受け付けた場合に、前記要求利用者以外の利用者からの処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理の制限を解除する処理制限解除手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  3. 前記要求利用者から前記状態遷移要求を受け付けた場合に、前記要求利用者を特定する要求利用者特定情報を特定情報記憶部に記憶させる特定情報記憶手段として前記コンピュータをさらに機能させ、
    前記処理制限手段は、前記特定情報記憶部に記憶される前記要求利用者特定情報に基づいて、前記要求利用者とそれ以外の利用者とを識別する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記要求利用者から前記状態遷移要求を受け付けた場合に、前記要求利用者以外の利用者に対して、前記処理要求に応じた前記状態遷移要求の対象となった共有情報に対する処理が制限されることを通知する処理制限通知手段として前記コンピュータをさらに機能させる、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理プログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196229A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及び情報処理プログラム

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