JP7456118B2 - パウチの使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、簡易な構造で内容物を収容した帽子として利用するためのパウチの使用方法に関する。
従来、液体、粉体、固形物等の様々な態様の内容物を商品として販売する際に、そのような内容物を収容するためのパウチが用いられている。このようなパウチとしては、底面を備え、自立性のあるスタンディングパウチ形式のものが多く用いられている(特許文献1参照)。
特開2008-37488号公報
しかしながら、従来のパウチでは、陳列時における工夫はなされているが、内容物を収容するためのパウチとしての機能しか果たしていなかった。そのため、パーティーなどに向いた内容物が収容されている場合には、より楽しむことができる形態のパウチが望まれていた。
そこで、本発明は、簡易な構成でありながら、内容物を収容した帽子としても利用することが可能なパウチの使用方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
少なくとも表面と裏面と底面とを有し、上縁と上縁と対向する下縁と、上縁と下縁との間に延びる第1側縁と第2側縁とを備えたパウチの使用方法であって、
前記パウチは、
前記第1側縁を含むように第1側部シール部が形成されており、
前記第2側縁を含むように第2側部シール部が形成されており、
前記底面は、前記第1側縁、前記第2側縁に沿う方向に延びるように形成された第1底部シール部、前記上縁、前記下縁に沿う方向に延びるように形成された第2底部シール部により、前記表面の内面側、前記裏面の内面側に接合されており、
前記底面を前記下縁に沿った方向に折り畳んだ際に、前記底面に形成される折込部が前記下縁側に形成されており、
前記底面の前記折込部が前記下縁から所定の距離以上離れた位置に形成されており、
前記底面の前記折込部よりも前記下縁における前記表面と前記裏面が、頭部の一部を挿入するための挿入部を構成しており、
前記挿入部を下方に向けて頭部の一部を前記挿入部に挿入することにより、前記パウチを頭部に被せることを特徴とするパウチの使用方法を提供する。
また、本発明のパウチの使用方法は、
前記上縁から前記下縁までの距離をL1、前記底面を折り畳んだ際の前記折込部から下縁までの距離をL2としたとき、距離L2の距離L1に対する比率である距離L2/距離L1が0.2以上0.4以下であることを特徴とする。
また、本発明のパウチの使用方法は、
前記上縁から前記下縁までの距離をL1、前記底面を折り畳んだ際の前記折込部から前記底面の端部までの距離をL3としたとき、距離L3の距離L1に対する比率である距離L3/L1が0.2以上0.4以下であることを特徴とする。
また、本発明のパウチの使用方法は、
前記距離L3が30mm以上60mm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成でありながら、内容物を収容した帽子としても利用することが可能なパウチを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るパウチの使用方法に用いるパウチを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るパウチの使用方法に用いるパウチを構成するフィルム構成を示す分解図である。 図1に示したパウチの断面図である。 内容物を収容した状態のパウチの正面図である。 開封後におけるパウチの使用状態を示す図である。 パウチの具体例を示す正面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るパウチの使用方法に用いるパウチを示す正面図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係るパウチの使用方法に用いるパウチを構成するフィルム構成を示す分解図である。図3は、図1に示したパウチのA-A線に対応した断面図である。図1に示した本実施形態で用いられるパウチは、内容物が収納される前の状態(内容物が収納されていない状態)のパウチを示したものである。本実施形態で用いられるパウチは、正面視において長方形状である。また、本実施形態で用いられるパウチは、上下方向においてやや下方の位置に底面フィルム3で形成される底部を有している。本実施形態において、長方形とは、四隅が直角の長方形だけでなく、長方形の四隅が面取りされて、外に凸の円弧状となったものも含む概念である。本発明において、パウチは、内容物が収納されていない状態のパウチに限らず、内容物が収納されている状態のパウチも含む概念である。
<<構成部材>>
本実施形態で用いられるパウチは、図2に示すように、略長方形状の表面フィルム1と、表面フィルム1と同一形状の裏面フィルム2と、略長方形状の底面フィルム3の3つの部材(フィルム)で構成されている。パウチの表面、裏面、底面は、それぞれ表面フィルム1、裏面フィルム2、底面フィルム3により構成されている。本実施形態のパウチは、表面フィルム1、裏面フィルム2、底面フィルム3の3枚のフィルムが所定の箇所においてシール(熱融着)されることにより形成される。
図2に示すように、底面フィルム3は、2つ折りされており、折込部3aを境界にして第1部分3fと第2部分3gとに区分される。第1部分3f、第2部分3gにおいて折込部3aと対向する部分は、端部3h、3hとなっている。また、下縁5を下方にして挿入部26を頭に被せる場合に、頭上を安定させる観点から、折込部3aから端部3hまでの距離をL3としたとき(図1参照)、すなわち折込部3aと直交する方向における、第1部分3f、第2部分3gの長さをL3としたとき、L3は30mm以上60mm以下とすることが好ましい。
<<各シール部>>
本実施形態のパウチは、図1に示すように、第1側部シール部11aと、第2側部シール部11bと、第1底部シール部12a、第2底部シール部12bと、咬合具20と、を備え、上縁4を含む上部に開口部25が形成されている。また、第1側部シール部11aと第2側部シール部11bに挟まれた下縁5を含む下部に開口部27が形成されている。図1においては、各シール部を斜線のハッチングで示している。第1側部シール部11a、第2側部シール部11bは、表面フィルム1と裏面フィルム2がシールされて接合されたものである。第1側部シール部11aの咬合具部分11abと、第2側部シール部11bの咬合具部分11bbは、表面フィルム1、裏面フィルム2が、それぞれ咬合具20とシールされて接合されたものである。第1側部シール部11aの咬合具部分11abと、第2側部シール部11bの咬合具部分11bbにおいては、咬合具20同士も溶着されている。第1側部シール部11aは、第1側縁6(図1における左端)を含むように形成されており、第2側部シール部11bは、第2側縁7(図1における右端)を含むように形成されている。第1側部シール部11a、第2側部シール部11bのシール幅は、5mm以上15mm以下とすることが好ましい。なお、シール幅は、シール部が延びる方向と直交する方向における幅である。
底部シール部12は、折込部3aと端部3hの間に形成されるシール部であり、第1底部シール部12aと、第2底部シール部12bで構成されている。第1底部シール部12aは、表面フィルム1と底面フィルム3の第1部分3f、および、裏面フィルム2と底面フィルム3の第2部分3gが、第1側縁6、第2側縁7に沿う方向に延びるようにシール(接合)されたものである。第2底部シール部12bは、表面フィルム1と底面フィルム3の第1部分3f、および、裏面フィルム2と底面フィルム3の第2部分3gが、上縁4、下縁5に沿う方向に延びるように、端部3hに沿ってシールされたものである。すなわち、第1底部シール部12aおよび第2底部シール部12bでは、底面フィルム3が、表面フィルム1の内面側、裏面フィルム2の内面側とそれぞれ接合されている。第2底部シール部12bは、面方向において、第1底部シール部12aと直交する方向に形成されている。
第1側部シール部11aの咬合具部分11abと、第2側部シール部11bの咬合具部分11bbは、咬合具20を表面フィルム1、裏面フィルム2に固定するためのシール部である。第1側部シール部11aの咬合具部分11abと、第2側部シール部11bの咬合具部分11bbは、表面フィルム1と咬合具20の雄部材21、咬合具20の雌部材22、および裏面フィルム2が一体となるようにシールされたものである。咬合具20は、開封開始手段15よりも下縁5寄りに位置するようにすることが好ましい。そのため、少なくとも咬合具20の上端20dは、開封開始手段15よりも下縁5寄りに位置するように形成する。
<<底部>>
底面フィルム3の第1部分3fと、表面フィルム1の底面フィルム3の第1部分3fに対応する部分が接合され、底面フィルム3の第2部分3gと、裏面フィルム2の底面フィルム3の第2部分3gが接合されることにより、上縁4を上方に向けた際に、底面フィルム3が底部を形成する。本実施形態においては、底部を形成するために、底面フィルム3の折込部3aが下縁5側に形成されている。すなわち、折込部3aが下縁5を向き、端部3hが上縁4側を向くように配置されて形成されている。
本実施形態で用いられるパウチでは、底部の下端となる底面フィルム3の折込部3aと対向する2つの端部3hが、下縁5から離れた位置になるように形成されている。底面フィルム3の折込部3aと対向する2つの端部3hと、下縁5との位置関係は、適宜設定することができる。ただし、本実施形態では、上縁4と下縁5を結ぶ方向において、底面フィルム3の折込部3aと対向する2つの端部3hが、下縁5から所定の距離以上離れた位置に形成されている。底面フィルム3の折込部3aと対向する2つの端部3hが、下縁5から所定の距離離れた位置に形成されていることにより、内容物を底で支える底部の位置を、下縁5から上縁4寄りに少し離れた所望の位置とすることができる。これにより、折込部3aの下方の挿入部26を設けることが可能となる。
さらに上縁4から下縁5までの距離をL1、底面フィルム3の折込部3aから下縁5までの距離をL2としたとき、距離L2の距離L1に対する比率である距離L2/距離L1が0.2以上0.4以下であることが好ましく、0.25以上0.35以下であることがより好ましい。距離L2/距離L1がこれら下限より小さい場合は、底部を構成する折込部3a、端部3hが下方に下がり過ぎてしまい、挿入部26の高さが十分とれなくなり、頭部に被り難いという問題がある。距離L2/距離L1がこれら上限より大きい場合は、内容物が上方に上がり過ぎてしまい、内容物の重さにより、パウチが頭部から外れてしまうという問題がある。範囲の中心である距離L2/距離L1=0.3付近である距離L2/距離L1=0.27~0.33とした場合が、頭部に被った場合に、展示効果も高く、頭部から外れ難い、という利点がある。また、距離L2=60mm付近である距離L2=55mm~65mmとした場合が、同様に、展示効果も高く、頭部から外れ難い。
また、折込部3aから端部3hまでの距離をL3としたとき、距離L3の距離L1に対する比率である距離L3/距離L1が0.2以上0.4以下であることが好ましく、0.25以上0.35以下であることがより好ましい。距離L3/距離L1がこれらの下限より小さい場合は、収容部24の底としての面積が十分に確保できずに、内容物を収容し難くなるとともに、挿入部26の幅が十分に確保できずに、使用者の頭部を挿入し難くなる。距離L3/距離L1がこれらの上限より大きい場合は、収容部24の底としての面積が広すぎ、また、挿入部26の幅も大きすぎて、パウチを被ったときのバランスが悪くなる。また、開封開始手段15を用いて開封して内容物の一部を取り出した後、咬合具20を用いて再封するなどして利用することもできる。
<<収容部>>
開口部25を介して内容物が収容された後、図1において14aと示されている上部シール予定部14a(一点鎖線より上側)に上部シール部14が形成され、パウチの上縁4が封止される。上部シール部14は、第1側部シール部11aから第2側部シール部11bに亘って形成される。収容部24は、第1側部シール部11aの内縁と、第2側部シール部11bの内縁と、第2底部シール部12bと、上部シール部14の内縁と、折込部3aと、で画成されている。上縁4と下縁5を結ぶ方向(図1における上下方向)における収容部24の長さ(深さ)は、折込部3aにおいて底面フィルム3を完全に折り畳んだ状態で、L1-L2となる。
<<挿入部>>
本実施形態のパウチにおいて、表面フィルム1と裏面フィルム2で挟まれた空間において、収容部24以外の部分が挿入部26である。表面フィルム1と裏面フィルム2で挟まれた空間において、収容部24と挿入部26は底面フィルム3により区分されている。挿入部26は、パウチを帽子のようにして頭に被る際に、頭部の一部を挿入するためのものである。
パウチの大きさについては、特に限定はないが、第1側縁6と第2側縁7の距離であるパウチの幅(図1における左右方向の幅)は200mm~300mm、上縁4と下縁5の距離であるパウチの高さ(図1における上下方向の長さL1)は150mm~300mm、底面フィルム3の折込部3aから下縁5までの距離L2は30mm~100mmであることが好ましい。底面フィルム3の端部3hから上縁4までの距離L4は100mm~160mmであることが好ましい。
<<内容物>>
内容物としては、固形物であれば限定されず、様々な形状のものを対象とすることができる。3次元の1方向が他の2方向に比べて長い物品、いわゆる円柱状、角柱状、スティック状のものであれば、パウチを被っている人が好適に取り出しを行うことができる。物品自体を直接収容する場合は、当然のことながら固形状のものである必要がある。しかし、粉体、流体のものである場合でも、小袋などで1次包装することにより、本実施形態のパウチを2次包装として用いることができる。
内容物としては、食品であっても非食品であってもよいが、食品特にお菓子であれば、パウチを被った状態で、パウチの収容部から取り出して他人に配る等することができ、パーティーなどに好適である。内容物として例えば、豆を収容部24に入れておけば、節分時における豆まきに用いることができ、内容物として例えば、キャンディを収容部24に入れておけば、ハロウィンで用いることができる。内容物として例えば、スティックシュガーを収容部24に入れておけば、喫茶店で用いることができる。
<<フィルムの詳細>>
パウチの表面・裏面・底面は、積層フィルムである表面フィルム1・裏面フィルム2・底面フィルム3により構成することができる。積層フィルムは、少なくとも、外側から、基材層、シーラント層を含む積層体である。例えば、積層フィルムは、外側から順に、基材層、印刷層、他の層、シーラント層を積層して形成されている。印刷層、他の層は必須ではない。シーラント層は、パウチの最内面を構成する層である。パウチが熱に対する耐性を必要とされる場合は、基材層は、耐熱性をもつ材料からなることが好ましい。例えば、基材層の材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、ナイロンなどのポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルムなどを用いることができる。厚みは、10μm~50μm程度である。基材層は、二軸延伸されていることが好ましい。
また、積層フィルムは、複数の基材層を備えていてもよい。複数の基材層として第1基材層、第2基材層を備えることができる。第1基材層、第2基材層としては、上記材料の中から、適宜組み合わせて採用することができる。例えば、最外層である第1基材層としてポリエチレンテレフタレートを用い、内層(シーラント層側)である第2基材層としてポリアミドを用いることができる。第2基材層は、一方の側縁から他方の側縁に向かって延伸されている。第2基材層としては、例えば、バリア性に優れたMXD(メタキシレンジアミン)を含む、ユニチカ株式会社製「エンブレム(登録商標)NC」を用いることができる。また、第2基材層として、ユニチカ株式会社製「エンブレット(登録商標)PC」や、ユニチカ株式会社製「エンブレット(登録商標)PCBC」などのポリエステルを用いてもよい。第1基材層と第2基材層は、例えばドライラミネート法を用いて積層することができる。
印刷層は、商品内容を表示したり美感を付与したりカット部分を表示したりするために設けられる。印刷層は、バインダーと顔料を含む印刷インキにより形成される。シーラント層は、積層フィルムのうち、製袋してパウチとするときの最も内方となる側に配置される。シーラント層の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン-プロピレンブロック共重合体などのポリオレフィン系樹脂などが採用できる。シーラント層の厚みは、30μm以上100μm以下である。シーラント層は無延伸であることが好ましい。
積層フィルムは、他の層を含んでいてもよい。他の層は、基材層の外側に設けられていてもよいし、基材層とシーラント層の間に設けられていてもよい。他の層としては、水蒸気その他のガスバリア性、遮光性など、必要とされる機能に応じて、適切なものが選択される。例えば、他の層がガスバリア層の場合、アルミニウムなどの金属や酸化アルミニウムなどの金属酸化物や酸化珪素などの無機酸化物の蒸着層が設けられる。蒸着層は、基材層に積層してもよいし、シーラント層に蒸着してもよい。あるいは、アルミニウムなどの金属箔を設けてもよい。その他にも、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)や、ナイロンMXD6などの芳香族ポリアミド等の、ガスバリア性を有する樹脂層を設けてもよい。各層は、ドライラミネート法や溶融押し出し法などを用いて積層することができる。ただし、本実施形態の場合、収容部24が密封されているわけではないので、ガスバリア性は重要ではない。
<<開封手段>>
本実施形態では、咬合具20と上部シール予定部14aの下方に開封手段が形成されている。開封手段は、易開封線16と開封開始手段15からなる。開封開始手段15は切り込みであり、第1側部シール部11aおよび第2側部シール部11bに設けられている。開封開始手段15は切り欠きであってもよい。これらの開封開始手段15は、第1側部シール部11aおよび第2側部シール部11bのどちらか一方のみに設けるようにしてもよい。易開封線16は、第1側部シール部11aから第2側部シール部11bに向かって延びる線である。易開封線は、基材層を貫通し、且つ、シーラント層を貫通しないハーフカット線としてもよい。ハーフカット線は、刃物を用いて形成してもよいし、レーザー加工により形成してもよい。また、易開封線16は、連続的に延びる線であってもよいし、断続的に延びる線であってもよい。また、易開封線16は、パウチの一方の側縁から他方の側縁に至るように設けてもよい。
本実施形態では、易開封線16をハーフカット線により実現している。ここで、ハーフカット線とは、積層フィルムの全ての層を貫通しない線を意味する。本実施形態では、易開封線16は、積層フィルムの最外面となる基材層のみを貫通するハーフカット線となっている。
<<開閉手段>>
開閉手段である咬合具20について説明する。図3は、図1に示したパウチのA-A線に対応した断面図である。咬合具20は、開封によって生じた開口を再封するため、表面フィルム1、裏面フィルム2の互いに対向する内面側に形成されている。図1、図3に示すように、表面フィルム1と裏面フィルム2は、咬合具20により封止される。図1、図3に示すように、帯状の咬合具20は、上縁4側に上縁4の長手方向(図1における左右方向)に沿って設けられており、雄部材21は帯状の第一基部21aと、第一基部21aの一方の側に雄型咬合部21bを備え、第一基部21aの他方の側は表面フィルム1に接合されている。雌部材22は帯状の第二基部22aと、第二基部22aの一方の側に雌型咬合部22bを備え、第二基部22aの他方の側は裏面フィルム2に接合されている。
このような上縁4に沿って形成された咬合具20は、いわゆるジッパーとして用いることができ、収容部24を開封したり、再封したりする開閉手段として機能する。なお、咬合具20は図1、図3の態様に限定されるものではなく、第一基部21aは裏面フィルム2に接合され、第二基部22aは第一基部21aと反対側の表面フィルム1に接合されていてもよい。
咬合具20の材料としては、パウチの表面フィルム1及び裏面フィルム2のシーラント層と相溶性を有する樹脂を用いることができる。咬合具20は、図3に示すように雄部材21と雌部材22からなり、雄部材21は表面フィルム1に、雌部材22は裏面フィルム2にヒートシールされる。ヒートシール時には、雄部材21と雌部材22の間に遮熱板(図示省略)を介在させることにより、雄部材21と雌部材22の熱融着を防止する。図1、図3に示した例では、開閉手段として咬合具20を用いた例について説明したが、収容部の開口を開閉することができれば、公知の他の開閉手段を用いてもよい。
<<製造方法>>
3枚の積層フィルムである表面フィルム1、裏面フィルム2、底面フィルム3を用意する。そして、図2に示すように、表面フィルム1、裏面フィルム2に対しては、互いに対向しない側の面である最外側の基材層に、易開封線16を形成する。さらに、表面フィルム1、裏面フィルム2に対しては、互いに対向する側の面である最内側のシーラント層に、咬合具20の雄部材21、雌部材22をそれぞれ接合する。そして、図2に示すように、底面フィルム3を折込部3aで折り返し、折込部3aを下縁5側、端部3h、3hを上縁4側に向けて、表面フィルム1、裏面フィルム2の間に挟み込む。そして、側部、底部をヒートシールすることにより、第1側部シール部11a、第2側部シール部11b、第1底部シール部12a、第2底部シール部12bが形成される。これにより、図1に示したような開口部25を有するパウチが得られる。そして、内容物を開口部25から挿入し、折込部3aを下端とする収容部24に収容する。そして、上部シール予定部14aをヒートシールして上部シール部14を形成することにより、図4に示すような、内容物が収容されたパウチが得られる。上部シール部14のシール幅は、5mm以上10mm以下とすることが好ましい。なお、シール幅は、シール部が延びる方向と直交する方向における幅である。
<<使用方法について>>
図1~図4に示したパウチの使用方法について説明する。図1~図4に示したパウチは、図4に示すように、収容部24に内容物Nが収容されて上部シール部14により密封された状態で、販売等が行われて流通する。店舗等においては、上縁4を上方、下縁5を下方に向くようにして、陳列する。本実施形態のパウチでは、上縁4から下縁5までの距離をL1、底面フィルム3の折込部3aから下縁5までの距離をL2としたとき、距離L2の距離L1に対する比率である距離L2/距離L1が0.2以上0.4以下であるため、内容物が下縁よりも上方に上がった位置で固定することができる。図4の例では、内容物Nとして、個包装されたキャンディが、多数収容された状態を示している。使用者は、購入したパウチを開封する。具体的には、内容物Nがパウチに収容された状態の商品を購入した消費者は、切り込み等の開封開始手段15から開封を開始する。具体的には、開封開始手段15の上側と下側をそれぞれ掴み、互いに逆方向に力を加えることにより、切り込みを拡大する。さらに、力を加えると、易開封線16に沿って表面フィルム1、裏面フィルム2の基材層以外の層にも切り込みが入り、パウチの易開封線16より上側の部分が分離される。
このようにして、パウチが開封されて収容部24の上部側が開放された状態となったら、使用者は挿入部26に頭を入れるようにして、頭にパウチを被せる。これにより、使用者は、上部に収容部24を備えた帽子として、パウチを使用することができる。図5は、パウチの開封後、挿入部26に頭を挿入するようにして、頭にパウチを被った状態を示す図である。表面フィルム1と裏面フィルム2のいずれか一方を透明にしておくことにより、図5に示すように、使用者がパウチを頭に被った状態でも、外部から収容部24内の内容物Nを視認することができる。内容物Nとして、キャンディ、チョコレート、ガム等の個包装された菓子を収容しておくことにより、周囲の人に楽しい雰囲気を提供することができ、パーティーに最適である。そして、上方から内容物がこぼれないように、咬合具20の雄部材21と雌部材22を咬み合わせてパウチを再封することもできる。咬合具20によりパウチを再封した場合、パウチを被っている人が多少頭を傾けても。内容物が落下しない。
本実施形態のパウチでは、上縁4から下縁5までの距離をL1、底面フィルム3の折込部3aから下縁5までの距離をL2としたとき、距離L2の距離L1に対する比率である距離L2/距離L1が0.2以上0.4以下であるため、挿入部26の高さが十分にとれる。このため、挿入部26としての空間を大きく確保することができ、パウチを頭部に被り易くなるとともに、外れ難くなる。また、上縁4から下縁5までの距離をL1、底面を折り畳んだ際の折込部3aから底面の端部3hまでの距離をL3としたとき、距離L3/距離L1が0.2以上0.4以下であるため、収容部24の底としての面積が十分に確保できて、内容物を収容し易くなるとともに、挿入部26の幅が十分に確保できて、使用者の頭部を挿入し易くなる。パウチを被ったときのバランスや見栄えも好ましいものとなる。
図6は、パウチの具体例を示す正面図である。図6(a)~図6(g)に示すように、例えば、キャラクター、天使のわっか、動物の耳、サンタ帽、コック帽、モヒカン、王冠など、様々な絵柄を印刷層に印刷しておくことにより、より楽しい雰囲気を提供することができる。また、図6(h)、(i)に示すように、パウチの外形形状を正面視において略長方形状でなく、絵柄に合わせた変形形状とすることもできる。変形形状とする場合は、製袋工程において、ヒートシール後に変形形状のトムソン刃で袋全周を打ち抜くことにより、製造する。本実施形態のパウチは、人が頭に被るだけでなく、人形やぬいぐるみに被せることもできる。この場合、人形等に被らせて人形等+お菓子のギフトやイベント用途に利用することもできる。
<<実施例1>>
厚みが12μmのPETフィルムに印刷層を形成した後、接着剤層を介して印刷層の面と厚み15μmの二軸延伸ナイロンを貼り合わせた。続いて、接着剤層を介して延伸ナイロンと厚み30μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムを貼り合わせた。これにより、ポリエチレンテレフタレート(PET)/印刷層/接着剤層(DL)/二軸延伸ナイロン(ONY)/接着剤層(DL)/直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)が順に積層された積層フィルムである表面フィルム1、裏面フィルム2、底面フィルム3を形成した。接着剤層は、アクリルポリオールとイソシアネート化合物との硬化物である。
続いて、表面フィルム1、裏面フィルム2の最外面となる基材層側からレーザーによりハーフカット加工を行い、基材層であるポリエチレンテレフタレートを貫通し、二軸延伸ナイロンに達しない易開封線16を形成した。
次に、積層フィルムの最内層に位置するシーラント層と相溶性を有する直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)製の咬合具20の雄部材21、雌部材22を、それぞれ表面フィルム1、裏面フィルム2のシーラント層側にヒートシールして、雄部材21、雌部材22を表面フィルム1、裏面フィルム2に固定した。
その後、底面フィルム3を折込部3aにより折り返して、折込部3aを下縁5側に向けた状態で表面フィルム1、裏面フィルム2の間に挟み込み、互いにヒートシールして第1側部シール部11a、第2側部シール部11b、第1底部シール部12a、第2底部シール部12bを形成した。上縁4から下縁5までの距離をL1、底面フィルム3の折込部3aから下縁5までの距離をL2、折込部3aから端部3hまでの距離をL3としたとき、距離L2の距離L1に対する比率である距離L2/距離L1を0.3、距離L3の距離L1に対する比率である距離L3/L1を0.3とした。距離L3は、50mmとした。
<<実施例2>>
積層フィルムの構成を、ポリエチレンテレフタレート(PET)12μm/印刷層/接着剤層(DL)/二軸延伸ナイロン(ONY)15μm/接着剤層(DL)/低密度ポリエチレン(LDPE)50μmとし、積層フィルムの最内層に位置するシーラント層と相溶性を有する低密度ポリエチレン(LDPE)製の咬合具20を用いた以外は、実施例1と同様にしてパウチを作成した。
<<実施例3>>
積層フィルムの構成を、透明蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)12μm/印刷層/接着剤層(DL)/ポリエチレンテレフタレート(PET)12μm/接着剤層(DL)/無延伸ポリプロピレン(CPP)100μmとし、積層フィルムの最内層に位置するシーラント層と相溶性を有する無延伸ポリプロピレン(CPP)製の咬合具20を用いた以外は、実施例1と同様にしてパウチを作成した。
<<評価>>
実施例1~実施例3のいずれのパウチでも、折込部3aを含む底面フィルムを底として、内容物を収容し、挿入部26に頭部を挿入することにより、頭にパウチを被ってみると、内容物が目立つとともに、頭部からパウチが外れ難く、良好に被ることができた。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、表面、裏面、底面を、表面フィルム1、裏面フィルム2、底面フィルム3の3枚のフィルムで構成するようにしたが、2枚のフィルムで構成してもよい。例えば、表面フィルムと裏面フィルムを連設したフィルムと、底面フィルムからなる計2枚のフィルムを用いてパウチの表面、裏面、底面を構成してもよい。この場合、加工工程において、表面フィルムと裏面フィルムを連設したフィルムの上縁4側で折り畳み、上縁4に相当する位置で、端部を切断することにより、開口部25を得ることができる。
また、上記実施形態では、開閉手段として、雄部材21と雌部材22からなり、いわゆるジッパーとして機能する咬合具20を用いるようにしたが、パウチを再封可能な構造であれば、どのような態様のものを用いてもよい。また、開閉手段を用いない態様とすることも可能である。
1・・・表面フィルム
2・・・裏面フィルム
3・・・底面フィルム
4・・・上縁
5・・・下縁
6・・・第1側縁
7・・・第2側縁
11a・・・第1側部シール部
11b・・・第2側部シール部
12a・・・第1底部シール部
12b・・・第2底部シール部
14・・・上部シール部
14a・・・上部シール予定部
15・・・開封開始手段
16・・・易開封線
20・・・咬合具(開閉手段)
20d・・・咬合具の上端
21・・・雄部材
21a・・・第一基部
21b・・・雄型咬合部
22・・・雌部材
22a・・・第二基部
22b・・・雌型咬合部
24・・・収容部
25、27・・・開口部
26・・・挿入部
L1・・・上縁4から下縁5までの距離
L2・・・底面フィルム3の折込部3aから下縁5までの距離
L3・・・折込部3aから端部3hまでの距離(折込部3aと直交する方向における、第1部分3f、第2部分3gの長さ)
L4・・・底面フィルム3の端部3hから上縁4までの距離

Claims (4)

  1. 少なくとも表面と裏面と底面とを有し、上縁と上縁と対向する下縁と、上縁と下縁との間に延びる第1側縁と第2側縁とを備えたパウチの使用方法であって、
    前記パウチは、
    前記第1側縁を含むように第1側部シール部が形成されており、
    前記第2側縁を含むように第2側部シール部が形成されており、
    前記表面と前記裏面のいずれか一方は透明フィルムであり、
    前記底面は、前記第1側縁、前記第2側縁に沿う方向に延びるように形成された第1底部シール部、前記上縁、前記下縁に沿う方向に延びるように形成された第2底部シール部により、前記表面の内面側、前記裏面の内面側に接合されており、
    前記底面を前記下縁に沿った方向に折り畳んだ際に、前記底面に形成される折込部が前記下縁側に形成されており、
    前記底面の前記折込部が前記下縁から所定の距離以上離れた位置に形成されており、
    前記底面の前記折込部よりも前記下縁における前記表面と前記裏面が、人または人形の頭部の一部を挿入するための挿入部を構成しており、
    前記挿入部を下方に向けて頭部の一部を前記挿入部に挿入することにより、前記パウチを頭部に被せることを特徴とするパウチの使用方法。
  2. 前記上縁から前記下縁までの距離をL1、前記底面を折り畳んだ際の前記折込部から下縁までの距離をL2としたとき、距離L2の距離L1に対する比率である距離L2/距離L1が0.2以上0.4以下であることを特徴とする、請求項1に記載のパウチの使用方法。
  3. 前記上縁から前記下縁までの距離をL1、前記底面を折り畳んだ際の前記折込部から前記底面の端部までの距離をL3としたとき、距離L3の距離L1に対する比率である距離L3/L1が0.2以上0.4以下であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のパウチの使用方法。
  4. 前記距離L3が30mm以上60mm以下であることを特徴とする、請求項3に記載のパウチの使用方法。
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