JP7455025B2 - 印字装置 - Google Patents

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Description

本開示は、印字装置に関するものである。
従来、搬送路上を搬送される箱状の被印字物の側面である被印字面にプリンタの印字ヘッドによって直接印字を行う印字装置がある。印字装置では、人手を要することなしに高品質の印字を行うことが求められている。
例えば、特開平10-157245号公報(特許文献1)に記載の印字装置では、被印字物の両側に配置された一対のローラによって被印字物が挟み込まれた状態で印字ヘッドが被印字面に印字する。
特開平10-157245号公報
印字ヘッドと被印字面の距離が一定に保持された状態で印字ヘッドが被印字面に印字することが求められている。しかしながら、上記公報に記載の印字装置では、ローラと印字ヘッドとの距離が固定されている。このため、被印字面のローラに接触した部分と印字ヘッドとの距離が固定されている。よって、被印字面の平面度が悪いことにより被印字面が平坦な面と平坦な面からローラに向かって突出した凸部とを含んでいる場合、印字ヘッドと平坦な面との距離は、印字ヘッドと凸部との距離よりも大きい。したがって、被印字面の平面度が悪い場合には、印字ヘッドと被印字面との距離を一定に保持することが困難である。
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、印字ヘッドと被印字面との距離を一定に保持することができる印字装置を提供することである。
本開示の印字装置は、印字ヘッドと、固定部と、可動部とを備えている。印字ヘッドは、印字面を含んでいる。固定部は、固定ガイドを含んでいる。固定ガイドは、印字面と第1方向に沿って並んでいる。固定部には、印字ヘッドが接続されている。可動部は、可動ガイドと、把持機構とを含んでいる。可動ガイドは、固定ガイドと第1方向に沿って並んで配置されている。把持機構は、第1方向に沿って固定ガイドと可動ガイドとの間に配置されている。可動部は、固定部に接続されている。可動部は、第1方向に交差する第2方向に沿って印字ヘッドに対して移動可能に構成されている。把持機構は、端面を含んでいる。把持機構は、第1方向および第2方向の各々に交差する第3方向に沿って端面を移動可能に構成されている。把持機構の端面は、第3方向に沿って固定ガイドおよび可動ガイドの前方から固定ガイドおよび可動ガイドまで移動可能に構成されている。
本開示の印字装置によれば、把持機構の端面は、第3方向に沿って固定ガイドおよび可動ガイドの前方から固定ガイドおよび可動ガイドまで移動可能に構成されている。このため、把持機構は、端面が把持した被印字面を固定ガイドおよび可動ガイドの前方から固定ガイドおよび可動ガイドまで移動させることができる。これにより、被印字面が固定ガイドおよび可動ガイドに沿って平面形状に矯正される。したがって、印字ヘッドと被印字面との距離を一定に保持することができる。
実施の形態1に係る印字装置の印字ヘッドの正面に被印字物が配置された状態を概略的に示す正面図である。 実施の形態1に係る印字装置の印字ヘッドの側方に被印字物が配置された状態を概略的に示す正面図である。 実施の形態1に係る印字装置の把持装置が伸びた状態を概略的に示す側面図である。 実施の形態1に係る印字装置の把持装置が縮んだ状態を概略的に示す側面図である。 実施の形態1に係る印字装置の第1把持部が伸びた状態を概略的に示す上面図である。 実施の形態1に係る印字装置の第1把持部が縮んだ状態を概略的に示す上面図である。 実施の形態1に係る印字装置の第2把持部が伸びた状態を概略的に示す下面図である。 実施の形態1に係る印字装置の第2把持部が縮んだ状態を概略的に示す下面図である。 実施の形態1に係る印字装置の固定部の構成を概略的に示す正面図である。 実施の形態1に係る印字装置の固定部の構成を概略的に示す側面図である。 実施の形態1に係る印字装置の固定部の構成を概略的に示す上面図である。 実施の形態1に係る印字装置の可動部の構成を概略的に示す正面図である。 実施の形態1に係る印字装置の可動部の構成を概略的に示す側面図である。 実施の形態1に係る印字装置の可動部の構成を概略的に示す上面図である。 実施の形態2に係る印字装置の印字ヘッドの正面に被印字物が配置された状態を概略的に示す正面図である。 実施の形態2に係る印字装置の印字ヘッドの側方に被印字物が配置された状態を概略的に示す正面図である。 実施の形態2に係る印字装置の構成を概略的に示す側面図である。 実施の形態2に係る印字装置の印字ヘッドの正面に被印字物が配置された状態を概略的に示す上面図である。 実施の形態2に係る印字装置の印字ヘッドの側方に被印字物が配置された状態を概略的に示す上面図である。
以下、実施の形態について図に基づいて説明する。なお、以下では、同一または相当する部分に同一の符号を付すものとし、重複する説明は繰り返さない。
実施の形態1.
図1に示されるように、印字装置100は、被印字物PMの被印字面PPに印字するための印字装置である。なお、説明の便宜のため、図1では、被印字物PMの外形は一点鎖線によって示されている。被印字面PPは、被印字物PMの一面である。印字装置100は、印字ヘッド1と、固定部2と、可動部3とを含んでいる。印字ヘッド1は、印字面1Sを含んでいる。印字ヘッド1は、被印字面PPに印字可能である。印字面1Sは、印字可能に構成されている。印字面1Sは被印字面PPと向かい合うように構成されている。印字面1Sによって被印字面PPにインク等が塗布されることで被印字面PPに印字される。印字ヘッド1は、例えば、インクジェット式の印字ヘッドである。
固定部2には、印字ヘッド1が接続されている。本実施の形態において、印字ヘッド1は、固定部2に固定されている。固定部2は、固定ガイド20を含んでいる。固定ガイド20は、印字面1Sと第1方向(Z軸方向)に沿って並んでいる。本実施の形態において、固定ガイド20は、第1固定ガイド部21および第2固定ガイド部22を含んでいる。第1固定ガイド部21および第2固定ガイド部22は、第1方向(Z軸方向)に沿って印字ヘッド1を挟み込むように配置されている。
本実施の形態において、第1方向(Z軸方向)は、固定ガイド20と可動ガイド30とが並べられた方向である。第2方向(X軸方向)は、第1方向(Z軸方向)に交差する方向である。第2方向(X軸方向)は、第1方向(Z軸方向)に直交していることが好ましい。第3方向(Y軸方向)は、印字ヘッド1の印字面1Sと被印字面PPとが向かい合う方向である。第3方向(Y軸方向)は、第1方向(Z軸方向)および第2方向(X軸方向)の各々に交差する方向である。第3方向(Y軸方向)は、第1方向(Z軸方向)および第2方向(X軸方向)の各々に直交していることが好ましい。
本実施の形態において、X軸方向は、第2方向に沿った方向である。Y軸方向は、第3方向に沿った方向である。Z軸方向は、第1方向に沿った方向である。
可動部3は、固定部2に接続されている。可動部3は、可動ガイド30と把持機構4とを含んでいる。可動ガイド30は、固定ガイド20と第1方向(Z軸方向)に沿って並んで配置されている。図1および図2に示されるように、可動ガイド30は、第1方向(Z軸方向)に交差する第2方向(X軸方向)に沿って印字ヘッド1に対して移動可能に構成されている。このため、可動ガイド30は、第2方向(X軸方向)に沿って固定ガイド20に対して移動可能に構成されている。
本実施の形態において、可動ガイド30は、第1可動ガイド部31と、第2可動ガイド部32とを含んでいる。第1可動ガイド部31は、第1固定ガイド部21に対して印字ヘッド1とは反対側に配置されている。第2可動ガイド部32は、第2固定ガイド部22に対して印字ヘッド1とは反対側に配置されている。第1可動ガイド部31および第2可動ガイド部32は、第1方向(Z軸方向)に沿って並べられている。第1可動ガイド部31および第2可動ガイド部32は、第1方向(Z軸方向)に沿って印字ヘッド1を挟み込むように配置されている。
把持機構4は、第1方向(Z軸方向)に沿って固定ガイド20と可動ガイド30との間に配置されている。把持機構4は、固定ガイド20に対して印字ヘッド1とは反対側に配置されている。
把持機構4は、端面4Sを含んでいる。把持機構4の端面4Sは、被印字物PMの一面である被印字面PPを把持するように構成されている。具体的には、本実施の形態において、把持機構4の端面4Sは、被印字面PPを吸着することで被印字面PPを把持するように構成されている。図1および図2等では被印字面PPを吸着することで被印字面PPを把持するように構成された把持機構4の端面4Sが図示されているが、把持機構4の端面4Sが被印字面PPを把持可能であれば、この構成には限られない。例えば、被印字物PMが鉄板等の磁性体である場合には、把持機構4の端面4Sは、被印字面PPを磁力によって把持するように構成されていてもよい。
把持機構4は、第1把持部41および第2把持部42を含んでいる。第1把持部41は、第1方向(Z軸方向)に沿って第1固定ガイド部21と第1可動ガイド部31との間に配置されている。第2把持部42は、第1方向(Z軸方向)に沿って第2固定ガイド部22と第2可動ガイド部32との間に配置されている。このため、第1把持部41および第2把持部42は、第1方向(Z軸方向)に沿って印字ヘッド1を挟み込むように配置されている。
図3に示されるように、印字ヘッド1の印字面1Sは、被印字面PPに向かい合っている。印字ヘッド1の印字面1Sは、被印字面PPに対して平行に配置されている。印字面1Sは、第1方向(Z軸方向)および第2方向(X軸方向)の各々に沿って広がっている。
固定ガイド20の第3方向(Y軸方向)の位置および可動ガイド30の第3方向(Y軸方向)の位置は、同じであることが好ましい。印字面1Sの第3方向(Y軸方向)の位置は、固定ガイド20および可動ガイド30よりも後方の位置または固定ガイド20および可動ガイド30と同じ位置である。
本実施の形態において被印字物PMの形状は直方体であるが、被印字面PPが平面形状を有していれば、被印字物PMの形状は直方体に限られない。
図3および図4に示されるように、把持機構4は、第1方向(Z軸方向)および第2方向(X軸方向)の各々に交差する第3方向(Y軸方向)に沿って端面4Sを移動可能に構成されている。把持機構4の端面4Sは、第3方向(Y軸方向)に沿って固定ガイド20および可動ガイド30の前方から固定ガイド20および可動ガイド30まで移動可能に構成されている。
本実施の形態において、第1把持部41および第2把持部42には、端面4Sが設けられている。第1把持部41および第2把持部42は、第3方向(Y軸方向)に沿って端面4Sを移動可能に構成されている。
把持機構4は、端面4Sが被印字面PPを把持した状態で、第3方向(Y軸方向)に沿って固定ガイド20および可動ガイド30の前方から固定ガイド20および可動ガイド30まで被印字面PPを移動可能に構成されている。把持機構4は、端面4Sが被印字面PPを把持した状態で、第3方向(Y軸方向)に沿って印字ヘッド1の前方から印字ヘッド1まで被印字面PPを移動可能に構成されている。
本実施の形態において、把持機構4は、第3方向(Y軸方向)に沿って伸縮することで端面4Sを移動可能に構成されている。本実施の形態において把持機構4は伸縮することで移動可能に構成されているが、把持機構4が移動する方法は伸縮に限られない。把持機構4は、例えば、把持機構4の全体がスライドすることで移動してもよい。
把持機構4が伸びた状態では、被印字面PPは印字ヘッド1の印字面1Sから離れて配置されている。把持機構4が縮んだ状態では、被印字面PPは印字ヘッド1の印字面1Sに接触していることが望ましい。なお、把持機構4が縮んだ状態において、被印字面PPが印字ヘッド1の印字面1Sから間隔を空けて配置されていてもよい。高品位な印字のためには、印字中において被印字面PPと印字ヘッド1の印字面1Sとの間隔が一定であり、かつ間隔のばらつきが小さいことが求められる。被印字面PPと印字ヘッド1の印字面1Sとの間隔は、例えば、3mm以下である。
図5に示されるように、第1把持部41は、複数の第1把持部分410を含んでいる。複数の第1把持部分410には、端面4Sが設けられている。複数の第1把持部分410は、第2方向(X軸方向)に沿って並べられている。図5および図6に示されるように、複数の第1把持部分410は、第3方向(Y軸方向)に沿って端面4Sを固定ガイド20および可動ガイド30の前方から固定ガイド20および可動ガイド30まで移動可能に構成されている。
図7に示されるように、第2把持部42は、複数の第2把持部分420を含んでいる。複数の第2把持部分420には、端面4Sが設けられている。複数の第2把持部分420は、第2方向(X軸方向)に沿って並べられている。図7および図8に示されるように、複数の第2把持部分420は、第3方向(Y軸方向)に沿って端面4Sを固定ガイド20および可動ガイド30の前方から固定ガイド20および可動ガイド30まで移動可能に構成されている。
次に、図9~図11を用いて、実施の形態1に係る固定部2の構成を詳細に説明する。
図9に示されるように、固定部2は、取付部25と、レール部26とをさらに含んでいる。取付部25は、第1平板部251と、第2平板部252と、中央支持部253と、一対の端部支持部254とを含んでいる。第1平板部251と第2平板部252とは、第1方向(Z軸方向)に沿って離れて配置されている。第1平板部251および第2平板部252は、平板形状を有している。第1固定ガイド部21は、第1平板部251に固定されている。第2固定ガイド部22は、第2平板部252に固定されている。第2平板部252は、中央支持部253および一対の端部支持部254によって第1平板部251に固定されている。中央支持部253には、印字ヘッド1が固定されている。中央支持部253の第2方向(X軸方向)に沿った寸法は、一対の端部支持部254よりも大きい。一対の端部支持部254の各々は、第1平板部251および第2平板部252の両端にそれぞれ配置されている。一対の端部支持部254は、例えば、角棒である。
図10に示されるように、取付部25には、印字ヘッド1、固定ガイド20およびレール部26が取り付けられている。本実施の形態において、印字ヘッド1の印字面1Sとは反対側の面が取付部25に固定されている。取付部25の剛性は、取付部25に印字ヘッド1、固定ガイド20およびレール部26が取り付けられた状態で取付部25が変形しない程度に高い。
本実施の形態において、レール部26は、互いに向かい合う一対のL字部材260を含んでいる。一対のL字部材260は、互いに間隔を空けて配置されている。一対のL字部材260同士の間隔は、後述される回転部36の外径以上である。なお、図10では、回転部36の外形は破線によって示されている。このため、回転部36は、一対のL字部材260の間を回転しながら移動することができる。レール部26は、回転部36が接触した場合であっても変形しない程度の強度を有している。レール部26は、レール部26に接触した回転部36がレール部26に沿って移動可能な程度に低い摩擦係数を有している。一対のL字部材260が取付部25に取り付けられる際に、一対のL字部材260同士の間隔が調整可能であることが望ましい。
図11に示されるように、レール部26は、一対の端部支持部254に取り付けられている。レール部26は、X軸方向に沿って伸びている。レール部26の長手方向は、被印字面PP(図3参照)に対して平行である。
次に、図12~図14を用いて、実施の形態1に係る可動部3の構成を詳細に説明する。
図12に示されるように、可動部3は、第1可動部分3Aと、第2可動部分3Bとを含んでいる。第1可動部分3Aは、第1方向(Z軸方向)に沿って第2可動部分3Bと並べられている。第1可動部分3Aは、第1可動ガイド部31を含んでいる。第2可動部分3Bは、第2可動ガイド部32を含んでいる。本実施の形態において、第1可動部分3Aと第2可動部分3Bとは、線対称に配置されている。
図13に示されるように、可動部3は、パッドプレート部35と、回転部36とをさらに含んでいる。パッドプレート部35には、可動ガイド30、把持機構4、および回転部36が取り付けられている。パッドプレート部35の剛性は、パッドプレート部35に可動ガイド30、把持機構4および回転部36がパッドプレート部35に取り付けられても変形しない程度に高い。
可動ガイド30は、パッドプレート部35に取り付けられている。可動ガイド30は、被印字面PPに対して平行な平板形状を有している。このため、可動ガイド30には、うねりがない。また、可動ガイド30は、被印字面PPが押しつけられても変形しない程度の強度を有している。可動ガイド30は、可動ガイド30に接触した被印字面PPが可動ガイド30上を移動可能な程度に低い摩擦係数を有している。
図13において、伸びた状態の把持機構4の先端の外形は、実線によって図示されている。また、縮んだ状態の把持機構4の外形は、破線によって図示されている。把持機構が伸縮することによって移動する距離は、距離Daである。
図14に示されるように、本実施の形態において、パッドプレート部35は、可動側第1部351と、複数の可動側第2部352とを含んでいる。可動側第1部351は、平板形状を有している。複数の可動側第2部352は、可動側第1部351と可動ガイド30とを接続している。複数の可動側第2部352の各々は、可動側第1部351に直交して接続されている。複数の可動側第2部352は、可動側第1部351に固定されている。複数の可動側第2部352は、例えば、角棒である。本実施の形態において、パッドプレート部35は、2つの可動側第2部352を含んでいる。
回転部36は、円盤形状を有している。回転部36は、Z軸周りに回転可能に構成されている。回転部36は、パッドプレート部35に対して直交するように接続されている。回転部36は、パッドプレート部35に対して回転可能である。回転部36は、図示されないベアリングを内蔵していてもよい。これにより、回転部36の回転精度が向上する。また、回転部36は、図示されない駆動機構によって自動的に回転するように構成されていてもよい。回転部36がレール部26(図10参照)内で回転することによって、可動部3が固定部2に対して移動する。
把持機構4は、パッド部46と、軸部45とを含んでいる。軸部45は、パッドプレート部35に対して直交するようにパッドプレート部35に接続されている。パッド部46は、軸部45に支持されている。パッド部46は、被印字面PP(図3参照)を把持するように構成されている。具体的には、本実施の形態において、パッド部46は、被印字面PP(図3参照)を真空吸着によって吸着するように構成されている。これにより、把持機構4は、被印字面PPを把持する。また、被印字物PM(図3参照)が鉄板等の磁性体である場合には、パッド部46は、被印字面PP(図3参照)を磁力によって把持するように構成されていてもよい。パッド部46は、伸縮可能な弾性体である。パッド部46は、例えば、蛇腹によって伸縮する弾性体である。パッド部46は、被印字面PPに接触した際に被印字面PPを傷つけないように構成されている。パッド部46は、被印字面PPに押しつけられた際に破損しないように十分な強度を有している。パッド部46は、被印字面PPに押しつけられた際に破損しないように十分な厚みを有している。パッド部46の材料は、被印字面PPに押しつけられた際に破損しないように十分な強度を有している。本実施の形態において、端面4Sは、パッド部46に設けられている。
次に、図1~図4を用いて、実施の形態1に係る印字装置100の印字方法を説明する。
図2に示されるように、端面4Sが被印字物PMの被印字面PPを把持した状態で、可動部3が図示されない搬送機によって固定部2のレール部26に移動される。回転部36がレール部26に沿って回転することで、可動部3は固定部2に対して移動する。可動部3の移動方向は、被印字面PPに対して直交している。
続いて、図3および図4に示されるように、把持機構4の端面4Sは、被印字面PPを把持した状態で、第3方向(Y軸方向)に沿って固定ガイド20および可動ガイド30の前方から固定ガイド20および可動ガイド30まで移動する。これにより、被印字面PPが固定ガイド20および可動ガイド30に接触する。これにより、被印字面PPに凹凸が設けられている場合でも、被印字面PPが固定ガイド20および可動ガイド30に倣うように変形することで、被印字面PPが平面形状に矯正される。
続いて、図1および図4に示されるように、被印字面PPが固定ガイド20および可動ガイド30に接触した状態で、可動部3は第2方向(X軸方向)に沿って移動する。これにより、被印字面PPの印字開始位置が印字ヘッド1の印字面1Sに向かい合う位置に移動する。被印字面PPは、印字ヘッド1の印字面1Sと平行に向かい合う。
印字ヘッド1の印字面1Sは、印字面1Sが被印字面PPに向かい合っている状態で、被印字面PPに印字する。可動部3は、印字面1Sによって被印字面PPが印字されている状態で、第2方向(X軸方向)に沿って移動する。被印字面PPの印字終了位置まで被印字面PPが印字されたら、印字が終了する。
印字が終了してから、把持機構4の端面4Sは、被印字面PPを把持した状態で、第3方向(Y軸方向)に沿って固定ガイド20および可動ガイド30から固定ガイド20および可動ガイド30の前方まで移動する。これにより、被印字面PPが印字ヘッド1から離れる。具体的には、把持機構4のパッドが伸びることで移動する。なお、回転部36(図2参照)がレール部26(図2参照)から離れてから、被印字面PPが印字ヘッド1から離れてもよい。
続いて、本実施の形態の作用効果を説明する。
実施の形態1に係る印字装置100によれば、図3および図4に示されるように、把持機構4の端面4Sは、第3方向(Y軸方向)に沿って固定ガイド20および可動ガイド30の前方から固定ガイド20および可動ガイド30まで移動可能に構成されている。このため、把持機構4は、端面4Sが把持した被印字面PPを固定ガイド20および可動ガイド30に移動させることができる。これにより、被印字面PPは、固定ガイド20および可動ガイド30に接触する。被印字面PPの平面度が悪い場合でも、被印字面PPが固定ガイド20および可動ガイド30に接触することで、被印字面PPが平面形状に矯正される。よって、固定ガイド20および可動ガイド30と被印字面PPとの距離を一定に保持することができる。したがって、印字ヘッド1と被印字面PPとの距離を一定に保持することができる。
仮に、印字ヘッド1と被印字面PPとの距離が一定でなくなることによって距離が大きくなった場合、印字のかすれが生じる。また、印字濃度が低下する。本実施の形態によれば、印字ヘッド1と被印字面PPとの距離を一定に保持することができる。これにより、印字のかすれが生じることを抑制することができる。また、印字濃度の低下を抑制することができる。
図3に示されるように、印字ヘッド1は、固定部2に固定されている。このため、印字ヘッド1は固定部2に対して移動しない。そして、可動部3が固定部2に対して移動する。よって、印字ヘッド1の移動によって振動が印字ヘッド1に生じることを抑制することができる。したがって、振動に起因するインクの詰まり等の損傷が生じることを抑制することができる。
図3および図4に示されるように、把持機構4は、第3方向(Y軸方向)に沿って伸縮することで移動可能に構成されている。このため、被印字面PPが固定ガイド20および可動ガイド30に接触することで生じる衝撃を把持機構4の伸縮によって緩和することができる。
図3および図4に示されるように、第1把持部41は、第1方向(Z軸方向)に沿って第1固定ガイド部21と第1可動ガイド部31との間に配置されている。第2把持部42は、第1方向(Z軸方向)に沿って第2固定ガイド部22と第2可動ガイド部32との間に配置されている。このため、第1把持部41および第2把持部42は、第1方向(Z軸方向)に沿って印字ヘッド1を挟み込んでいる。よって、第1把持部41および第2把持部42に把持された被印字面PPは、印字ヘッド1の第1方向(Z軸方向)に沿って両側において、固定ガイド20および可動ガイド30に接触することで平面形状に矯正される。これにより、被印字面PPが印字ヘッド1の片側のみにおいて固定ガイド20および可動ガイド30に接触することで平面形状に矯正される場合よりも、被印字面PPが印字ヘッド1の印字面1Sに対して第1方向(Z軸方向)に沿って平行になる。したがって、被印字面PPと印字ヘッド1との第1方向(Z軸方向)に沿った距離が一定に保持された状態で被印字面PPに印字することができる。
図1に示されるように、複数の第1把持部分410は、第2方向(X軸方向)に沿って並べられている。複数の第2把持部分420は、第2方向(X軸方向)に沿って並べられている。このため、被印字面PPは、第2方向(X軸方向)に沿って並べられた複数の第1把持部分410および複数の第2把持部分420に把持されている。よって、被印字面PPは、第2方向(X軸方向)に沿って並べられた複数の箇所において固定ガイド20および可動ガイド30に接触することで平面形状に矯正される。これにより、被印字面PPが1箇所において固定ガイド20および可動ガイド30に接触する場合よりも、被印字面PPが印字ヘッド1の印字面1Sに対して第2方向(X軸方向)に沿って平行になる。したがって、被印字面PPと印字ヘッド1との第2方向(X軸方向)に沿った距離が一定に保持された状態で被印字面PPに印字することができる。
図3に示されるように、把持機構4は、被印字物PMの一面である被印字面PPを吸着することによって被印字面PPを把持するように構成されている。このため、把持機構4によって被印字物PMを挟み込む必要がない。仮に把持機構4が被印字物PMを挟み込む場合、被印字面PPおよび被印字面PPに対向する対向面の各々が平面形状を有しかつ被印字面PPと対向面とが平行に配置されている必要がある。よって、被印字物PMの形状が直方体等に制限される。本実施の形態によれば、被印字物PMを挟み込む必要がないため、被印字物PMの形状が制限されることを抑制することができる。
また、仮に把持機構4が被印字物PMを挟み込む場合、被印字物PMを挟み込む把持力によって被印字物PMが変形する可能性がある。本実施の形態によれば、本実施の形態によれば、被印字物PMを挟み込む必要がないため、把持力によって被印字物PMが変形することを抑制することができる。
図10に示されるように、回転部36は、レール部26のL字部材260同士の間を移動するように構成されている。このため、回転部36の第3方向(Y軸方向)に沿った移動誤差は、L字部材260同士の間隔と回転部36の外径との差以下である。よって、印字ヘッド1との被印字面PPとの距離をL字部材260同士の間隔と回転部36の外径との差以下にすることができる。
実施の形態2.
次に、図15~図19を用いて、実施の形態2に係る印字装置100の構成を説明する。実施の形態2は、特に説明しない限り、上記の実施の形態1と同一の構成および作用効果を有している。したがって、上記の実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付し、説明を繰り返さない。
図15に示されるように、実施の形態2に係る印字装置100は、搬入部51と、搬出部52と、スライド部53と、接続部55と、台座部56と、支柱部57とをさらに含んでいる。被印字物PMは、搬入部51からスライド部53を通って搬出部52に搬送される。なお、図15および図16において、被印字物PMの外形は、一点鎖線によって図示されている。
図15および図16に示されるように、搬入部51は、被印字物PMを可動部3に搬送可能である。搬入部51は、被印字物PMを搬出部52に向かって搬送可能である。可動部3は、搬入部51と搬出部52との間に配置されている。可動部3は、搬入部51によって搬送された被印字物PMを搬送可能である。可動部3は、搬入部51および搬出部52を往復可能に構成されている。搬出部52は、可動部3によって搬送された被印字物PMを受取可能である。
本実施の形態において、搬入部51および搬出部52は、ローラーコンベアとして構成されている。搬入部51および搬出部52は、被印字物PMを搬送可能であれば、例えば、無人自動搬送車(AGV:Automated Guided Vehicle)および台車等として構成されていてもよい。
本実施の形態において、搬入部51および搬出部52は、設置面に固定されている。搬入部51および搬出部52の搬送方法として床上櫓などの天井吊り搬送方法等の搬送方法が用いられてもよい。
スライド部53は、搬入部51と搬出部52との間に配置されている。スライド部53上には、被印字物PMが載置されている。
接続部55は、スライド部53上に配置されている。接続部55は、スライド部53と可動部3を接続している。これにより、可動部3は、スライド部53とともに移動可能である。
台座部56は、スライド部53を支持している。台座部56は、設置面に固定されている。
支柱部57は、設置面に配置されている。支柱部57は、固定部2を支持している。これにより、固定部2は、設置面から離れた位置で設置面に対して固定されている。
図17に示されるように、印字装置100は、駆動部54を含んでいる。駆動部54は、設置面に固定されている。駆動部54には、スライド部53が接続されている。台座部56は、I字状(回転したH字状)の一対の支持部材を含んでいる。一対の支持部材は、駆動部54の両側に配置されている。一対の支持部材は、スライド部53の両端を支持している。これにより、スライド部53の荷重が駆動部54および一対の支持部材に分散される。
図18および図19に示されるように、搬入部51は、複数の第1ローラ部510を含んでいる。複数の第1ローラ部510が回転することによって、複数の第1ローラ部510上に配置された被印字物PMがスライド部53に搬送される。搬出部52は、複数の第2ローラ部520を含んでいる。複数の第2ローラ部520が回転することによって、複数の第2ローラ部520上に配置された被印字物PMが搬送される。スライド部53は、複数の第3ローラ部530を含んでいる。複数の第3ローラ部530が回転することによって、複数の第3ローラ部530上に配置された被印字物PMが搬入部51から搬出部52に搬送される。
駆動部54は、スライド部53を搬入部51と搬出部52との間を往復させるように構成されている。駆動部54は、第2方向(X軸方向)に沿ってスライド部53を移動させるように構成されている。スライド部53ならびにスライド部53に接続された接続部55および可動部3は、駆動部54上において移動するように構成されている。
次に、図16~図19を用いて、実施の形態2に係る印字装置100の動作を説明する。
図16に示されるように、印字装置100のホームポジションにおいて、被印字物PMが搬入部51からスライド部53に搬送される。被印字物PMの全体がスライド部53に搬送される。印字装置100のホームポジションは、スライド部53が搬入部51側に配置されている状態である。
続いて、把持機構4の端面4Sが被印字物PMの被印字面PPを把持する。図17に示されるように、把持機構4は、端面4Sが被印字物PMを把持した状態で、第3方向(Y軸方向)に沿って固定ガイド20および可動ガイド30の前方から固定ガイド20および可動ガイド30に移動する。これにより、被印字物PMに位置決め規制が施される。
図18および図19に示されるように、駆動部54は、把持機構4が被印字面PPを把持した状態で、スライド部53を搬入部51から搬出部52まで移動する。なお、回転部36がレール部26(図1参照)に沿って回転するため、印字ヘッド1と被印字面PPとの距離が一定に保持されている。
スライド部53の第3ローラ部530が回転することで、被印字物PMが搬入部51側から印字ヘッド1まで移動する。印字ヘッド1は、印字ヘッド1の正面まで搬送された被印字物PMの被印字面PPに印字する。
印字が終了した後に、把持機構4の端面4Sは、第3方向(Y軸方向)に沿って固定ガイド20および可動ガイド30から固定ガイド20および可動ガイド30の前方に移動する。これにより、被印字物PMの位置決め規制が解除される。
続いて、スライド部53の第3ローラ部530が回転することで、被印字物PMが印字ヘッド1から搬出部52側に搬送される。続いて、把持機構4は、被印字物PMを解放する。把持機構4から解放された被印字物PMは、スライド部53の第3ローラ部530が回転することで搬出部52に搬送される。
以上より、被印字物PMが搬入部51から搬送部に搬送される。
被印字物PMが搬送部に搬送された後に、駆動部54は、スライド部53を搬出部52側から搬送部側に搬送する。これにより、印字装置100は、ホームポジションに戻る。
続いて、本実施の形態の作用効果を説明する。
実施の形態2に係る印字装置100によれば、図15および図16に示されるように、可動部3は、搬入部51および搬出部52を往復可能に構成されている。このため、可動部3は、搬入部51から搬出部52に移動可能である。よって、印字装置100は、搬入部51から搬出部52に向かって搬送される被印字物PMに印字することができる。したがって、生産工程の途中で被印字物PMに印字することができる。
図15および図16に示されるように、可動部3は、搬入部51および搬出部52を往復可能に構成されている。このため、可動部3は、搬出部52から搬入部51に移動可能である。よって、搬入部51と搬出部52との間で印字された被印字物PMが搬出部52に搬送された後に、別の被印字物PMに印字することができる。これにより、搬入部51と搬出部52との間において、把持機構4を繰り返し使用することができる。したがって、印字装置100のコストの増加を低減することができる。
図18および図19に示されるように、スライド部53の複数の第3ローラ部530が回転することによって、複数の第3ローラ部530上に配置された被印字物PMが搬入部51から搬出部52に搬送される。このため、前工程および次工程に被印字物PMを移動させるための駆動源がない場合であっても、被印字物PMを移動させることができる。
図17に示されるように、把持機構4の端面4Sは、被印字面PPを第3方向(Y軸方向)に沿って印字ヘッド1の前方から印字ヘッド1まで移動するように構成されている。このため、コンベアが被印字面PPを印字ヘッド1まで移動させる必要がない。これにより、例えば、被印字面PPが印字ヘッド1の前方から印字面1Sに移動するようにコンベアを傾斜させる必要がない。したがって、コンベアの構造を簡易にすることができる。
図18および図19に示されるように、駆動部54は、スライド部53を第2方向(X軸方向)に沿って移動させるように構成されている。このため、駆動部54上に配置されたスライド部53は、駆動部54によって精密な移動をすることができる。第2方向(X軸方向)への精密な移動が可能であることにより、被印字物PMへの印字タイミングを駆動部54の速度に同期させることができる。また、スライド部53は、被印字物PMの搬送途中で停止することができる。また、スライド部53の搬送速度を制御することができる。
図16に示されるように、固定部2は、支柱部57によって設置面から離れた位置で設置面に対して固定されている。このため、印字ヘッド1は、設置面から離れた位置で固定部2に対して固定されている。これにより、印字ヘッド1が固定部2および設置面に対して移動しない静的環境で印字ヘッド1を使用することができる。また、印字ヘッド1を搬送設備に組み込む場合よりも容易に印字ヘッド1の保守を行うことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 印字ヘッド、1S 印字面、2 固定部、3 可動部、4 把持機構、4S 端面、20 固定ガイド、21 第1固定ガイド部、22 第2固定ガイド部、30 可動ガイド、31 第1可動ガイド部、32 第2可動ガイド部、41 第1把持部、42 第2把持部、51 搬入部、52 搬出部、100 印字装置、410 第1把持部分、420 第2把持部分、PM 被印字物。

Claims (6)

  1. 第1方向および前記第1方向と交差する第2方向に沿って設けられた印字面を含み、被印字面に印字可能な印字ヘッドと、
    前記印字面と前記第1方向に沿って並び前記第2方向に延び、前記被印字面に接触可能な固定ガイドを含み、かつ前記印字ヘッドが前記固定ガイドに接続された固定部と、
    前記固定ガイドと前記第1方向に沿って並んで配置され、前記第2方向に延び、前記被印字面に接触可能な可動ガイドと、前記第1方向に沿って前記固定ガイドと前記可動ガイドとの間に配置された把持機構とを含み、かつ前記固定部に接続された可動部と、を有し、
    前記可動部は、前記第2方向に沿って前記固定ガイドおよび前記印字ヘッドに対して移動可能に構成されており、
    前記把持機構は、前記第1方向および前記第2方向に沿って設けられ、かつ前記第1方向および前記第2方向の各々に交差する第3方向に沿って移動可能に構成されており、
    前記把持機構は前記被印字面を把持可能であり、前記第3方向に沿って、前記固定ガイドおよび前記可動ガイドの前記第3方向の前方から前記固定ガイドおよび前記可動ガイドの表面と前記把持機構の表面とが少なくとも並ぶまで移動可能にガイドされる、印字装置。
  2. 前記印字ヘッドは、前記固定部に固定されている、請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記把持機構は、前記第3方向に沿って伸縮することで移動可能に構成されている、請求項1または2に記載の印字装置。
  4. 前記固定ガイドは、前記第1方向に沿って前記印字ヘッドを挟み込むように配置された第1固定ガイド部および第2固定ガイド部を含み、
    前記可動ガイドは、前記第1固定ガイド部に対して前記印字ヘッドとは反対側に配置された第1可動ガイド部と、前記第2固定ガイド部に対して前記印字ヘッドとは反対側に配置された第2可動ガイド部とを含み、
    前記把持機構は、第1把持部および第2把持部を含み、
    前記第1把持部は、前記第1方向に沿って前記第1固定ガイド部と前記第1可動ガイド部との間に配置されており、
    前記第2把持部は、前記第1方向に沿って前記第2固定ガイド部と前記第2可動ガイド部との間に配置されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の印字装置。
  5. 前記第1把持部は、複数の第1把持部分を含み、
    前記第2把持部は、複数の第2把持部分を含み、
    前記複数の第1把持部分は、前記第2方向に沿って並べられており、
    前記複数の第2把持部分は、前記第2方向に沿って並べられている、請求項4に記載の印字装置。
  6. 前記印字ヘッドによって前記被印字面に印字される被印字物を前記可動部に搬送可能である搬入部と、
    前記可動部によって搬送された前記被印字物を受取可能である搬出部とをさらに備え、
    前記可動部は、前記搬入部によって搬送された前記被印字物を搬送可能であり、かつ前記搬入部および前記搬出部を往復可能に構成されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の印字装置。
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