JP7453362B2 - 産業用ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、産業用ロボットに関する。
産業用ロボット(以下、単に「ロボット」という。)においては、ロボットの前腕の先端部に作業ツールを取り付け、配線及び配管のうちの少なくとも一方からなる線条体を用いて、作業ツールにエア等の材料あるいは電気等のエネルギ又は信号を供給することが多い(例えば、特許文献1参照)。
作業ツールは、ロボットの前腕の先端部に配置される回転軸の歯車(第1歯車)に従動して回転する歯車(第2歯車)によって構成される回転軸の先端に取り付けられる。第2歯車は、第1歯車の側方にオフセットして配置され、第1歯車と噛み合っている。線条体は、第2歯車の軸線に沿って設けられる中空部を挿通して作業ツールに接続される。これによって、ロボットは、高速ビジュアルトラッキングシステム等において最終回転軸である第2歯車を高速に回転させる。
特開2006-7409号公報
第2歯車は、ロボットの前腕の先端部に予め設けられる第1歯車に対して噛み合うように後付けされる。しかし、歯車同士の噛み合い部にはバックラッシが発生するため、第2歯車を後付けする場合には、バックラッシを調整するための煩雑な作業が必要である。そのため、作業ツールを回転させるための歯車を、バックラッシの調整作業の必要なく、ロボットに容易に後付けできるようにすることが望まれる。
本開示の一態様に係る産業用ロボットは、ロボットの前腕の先端に、前記前腕の長手方向に沿った第1軸線回りに回転可能に設けられる第1手首要素と、前記第1手首要素に、前記第1軸線と略垂直に交わる第2軸線回りに回転可能に設けられる第2手首要素と、前記第2手首要素に、前記第1軸線と前記第2軸線との交点から前記第2軸線の延在方向に対して略垂直な方向に延在する第3軸線回りに回転可能に設けられる第3手首要素と、前記第3手首要素に、前記第3軸線に同芯に取り付けられ、前記第3軸線回りに回転可能に設けられる第1歯車と、前記第1歯車と噛み合うことによって前記第1歯車の回転に従動して回転可能に設けられる第2歯車と、前記第2手首要素に固定されたケースと、を備え、前記第2歯車は、前記ケースに、軸受を介して、前記第3軸線に対して所定距離隔てて配置される第4軸線回りに回転可能に取り付けられる。
一態様によれば、作業ツールを回転させるための歯車を、バックラッシの調整作業の必要なく、ロボットに容易に後付けすることができる産業用ロボットを提供することができる。
産業用ロボットの正面図である。 産業用ロボットのローテータユニットの断面図である。 産業用ロボットのローテータユニットの組立方法を説明する斜視図である。 産業用ロボットのローテータユニットの組立方法を説明する斜視図である。 産業用ロボットのローテータユニットの組立方法を説明する斜視図である。 産業用ロボットのローテータユニットの組立方法を説明する斜視図である。 他の実施形態に係る産業用ロボットの正面図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、産業用ロボットの正面図である。図2は、産業用ロボットのローテータユニットの断面図である。なお、以下の各図中に矢印で示すZ方向は、ロボット1が設置される床面Fに対して垂直な上方向を示す。
本実施形態に示すロボット1は、ロボットコントローラ(図示せず)によって制御される6軸の回転軸を有するハンドリングロボットである。ロボット1は、アーム先端側に配置される前腕10の先端に第1手首要素11と、第2手首要素12と、第3手首要素13と、ローテータユニット2と、を有する。
第1手首要素11は、前腕10の先端から前腕10の長手方向(図1における左右方向)に沿って長尺に突出するアーム状に形成されている。第1手首要素11は、前腕10に対して、前腕10の長手方向に沿う第1軸線A1回りに回転可能に設けられている。
第2手首要素12は、矩形箱状に形成され、第1手首要素11の先端に取り付けられる。第2手首要素12は、第1手首要素11に対して、第1手首要素11の回転軸である第1軸線A1と略垂直に交わる第2軸線A2回りに回転可能に設けられている。第2手首要素12は、第2手首要素12の長さ方向に沿って、図1中の下方に向けて突出する円筒部120を有する。
第3手首要素13は、略円盤状の部材からなり、第2手首要素12の円筒部120に対して同芯状に取り付けられる。第3手首要素13は、第2手首要素12に対して、第1軸線A1と第2軸線A2との交点から第2軸線A2の延在方向(図1の紙面に対する垂直方向)に対して略垂直な方向(図1における上下方向)に延在する第3軸線A3回りに回転可能に設けられている。
なお、本実施形態において、「略垂直」とは、厳密な垂直に制限されず、第2手首要素12及び第3手首要素13としての機能を損なわない程度に、垂直に対して僅かに傾斜していてもよいことを意味する。
図2に示すように、第3手首要素13には、第1歯車14が、第3手首要素13の回転軸である第3軸線A3に対して同芯状に取り付けられている。第1歯車14は、第3手首要素13の外径よりも大きな外径を有し、第3軸線A3回りに回転可能に設けられている。本実施形態に示す第1歯車14は平歯車からなる。しかし、第1歯車14は平歯車に制限されず、斜歯歯車等であってもよい。
ローテータユニット2は、作業ツール100を備え、第2手首要素12の先端に取り付けられている。作業ツール100は、例えばハンド等であり、ローテータユニット2の下面に、治具を介して配置される。作業ツール100には、線条体3が接続される。線条体3は、作業ツール100の駆動用のエア等の材料あるいは電気等のエネルギ又は信号を作業ツール100に供給するための配管及び配線のうちの少なくとも一方からなる。線条体3の一端は、前腕10の上部に取り付けられた電磁弁ボックス4に接続されている。線条体3の一端は、ローテータユニット2を貫通して、作業ツール100に接続される。なお、図1及び図2には、1本の線条体3が示されている。しかし、線条体3は複数本であってもよい。
電磁弁ボックス4からローテータユニット2にかけて、可撓性のチューブからなる導管5が設けられる。詳しくは、ロボット1は、前腕10付近に配置される第1の導管取付部51と、ローテータユニット2側に配置される第2の導管取付部52と、を有する。第1の導管取付部51が配置される前腕10付近とは、前腕10の近傍で第1軸線A1回りの領域である。具体的には、本実施形態の第1の導管取付部51は、前腕10の上面に取り付けられる電磁弁ボックス4に接続される。第2の導管取付部52は、ローテータユニット2に設けられる後述の第2歯車24に、回転可能に接続される。導管5は、第1の導管取付部51と第2の導管取付部52とに亘って設けられる。導管5は、第1の導管取付部51と第2の導管取付部52とのうちの少なくとも第2の導管取付部52に対して回転可能に取り付けられている。線条体3は、導管5の内部に挿通され、電磁弁ボックス4から作業ツール100に亘って延在している。
図2に示すように、ローテータユニット2は、金属製のケース20を有する。ケース20は、第2手首要素12の円筒部120に固定される。ケース20は、下方が大きく開放され、第2手首要素12の円筒部120から、第3軸線A3に対して略垂直な方向である側方に大きく張り出すように設けられる。
ケース20は、上方に向けて円形に開口する第1開口部21を有する。第1開口部21は、第3軸線A3と同芯に開口するように設けられる。第1開口部21は、第2手首要素12の円筒状の円筒部120の外径よりも小さいが、第3手首要素13の外径よりも大きな開口径を有する。ケース20が第2手首要素12の円筒部120に固定された状態で、第1開口部21は、第3手首要素13の径方向外側を包囲している。
第1開口部21の外側には、段部からなる嵌合部22が設けられる。嵌合部22は、第1開口部21の開口径よりも大きい内径を有し、ケース20の上面において、第1開口部21を包囲するように設けられる。第1開口部21は、嵌合部22の底部に同芯状に開口するように設けられる。嵌合部22の内径は、第2手首要素12の円筒部120の外径に略等しい。ケース20は、嵌合部22を第2手首要素12の円筒部120の外周に嵌め合わせることによって第2手首要素12に装着され、複数のボルト200によって、第2手首要素12の円筒部120に固定される。このように、ケース20は、嵌合部22と第2手首要素12の円筒部120との嵌め合いによって取り付けられるため、ケース20の位置決めが容易であり、ローテータユニット2の組立作業が簡略化される。
第1開口部21の側方のケース20の上面は、嵌合部22よりも第3軸線A3に沿う上方に隆起した隆起部20aを有する。ケース20の隆起部20aには、上方に向けて円形に開口する第2開口部23を有する。第2開口部23の中心軸である第4軸線A4は、嵌合部22から所定の公差で所定距離隔てて配置される。第4軸線A4は、第1開口部21の中心軸である第3軸線A3に対して、第3軸線A3と略平行に延在している。
第2開口部23には、ケース20の内部において、ロボット1の最終回転軸である第2歯車24が第1歯車14に噛み合うように取り付けられている。第2歯車24は、筒状部240と、筒状部240の外周に設けられる歯部242と、を有する。さらに、筒状部240は、第4軸線A4に沿って配置される中空部241を有する。第2歯車24は、第2開口部23の内周に設けられる適宜数の軸受25を介して、第2開口部23に取り付けられる。
ケース20は、グリス等の潤滑剤と共に第1歯車14及び第2歯車24を内部に収容した状態で、カバー26によって封鎖される。カバー26は、ケース20の図示下端に複数のボルト201によって固定される。第1歯車14及び第2歯車24が潤滑剤と共にケース20に収容されることによって、第1歯車14及び第2歯車24の摩耗が抑制される。
カバー26は、円形の開口部260を有する。第2歯車24の筒状部240の先端面243は、開口部260を挿通してカバー26の外部に露出している。この筒状部240の先端面243は、作業ツール100(図2においては図示せず)の取付け面を構成する。
第2歯車24の筒状部240は、ケース20の第2開口部23から上方に突出している。第2の導管取付部52は、第2開口部23から上方に突出した筒状部240に接続される。これによって、導管5の内部と中空部241とが連通する。導管5内に挿通される線条体3は、前腕10に取り付けられる電磁弁ボックス4から中空部241を通って作業ツール100まで導かれる。そのため、線条体3は、第2手首要素12が作業ツール100の先端部が真下を向くような方向と反対方向に向けて引き出される。
導管5は、第1の導管取付部51から第2の導管取付部52に至る間において、第1手首要素11の、作業ツール100の先端部とは反対側の側方で第1手首要素11に沿って延在し、ロボット1の機体と接触しないように配設される。これによって、線条体3を、ロボット1に対して、安定した取り回しで装着することができる。
第2歯車24が取り付けられるケース20の第2開口部23は、ケース20の隆起部20aに配置されている。第2歯車24の中空部241の後端面244は、第2開口部23から上方に向けて突出している。そのため、第2歯車24の中空部241に接続される第2の導管取付部52は、ケース20の嵌合部22と第2手首要素12の円筒部120との固定部位に対して、第3手首要素13よりも第2手首要素12側に配置されている。これによって、第2歯車24と第2の導管取付部52との接続部位は、第3手首要素13よりも第2手首要素12側に配置される。その結果、第2歯車24の中空部241に対する第2の導管取付部52の取り付け作業が容易に行える。
また、ケース20の隆起部20a、及び第2歯車24と第2の導管取付部52との接続部位は、第2手首要素12の円筒部120の側方の空間Sに配置される。これによって、隆起部20a、及び第2歯車24と第2の導管取付部52との接続部位を、第2手首要素12に近接させることができる。その結果、ローテータユニット2をコンパクトに構成することができる。
さらに、第2歯車24が取り付けられる第2開口部23は、ケース20の隆起部20aに配置されるため、第2開口部23は、第2歯車24を、第4軸線A4の延在方向に沿う比較的長い距離に亘って、軸受25によって回転可能に支持することができる。そのため、第2歯車24は安定して回転可能である。
次に、ローテータユニット2を第2手首要素12に対して取り付ける際の組立方法について、図3~図6を参照して説明する。図3~図6は、説明を簡略化するため、ロボット1における第2手首要素12、第3手首要素13及びローテータユニット2のみを示す。図3~図6において、第2手首要素12、第3手首要素13及びローテータユニット2は、図1及び図2に対して上下を逆にして図示されている。
まず、図3に示すように、第3手首要素13が取り付けられた第2手首要素12の円筒部120に、ローテータユニット2のケース20の第1開口部21が、Oリング202を介して同芯状に装着される。具体的には、ケース20の第1開口部21に同芯状に配置される嵌合部22が、円筒部120に嵌め合うことによって、円筒部120にケース20が装着される。このとき、ケース20には、予め第2歯車24が、第2開口部23に、軸受25(図3において図示せず)を介して回転可能に取り付けられている。円筒部120に装着されたケース20は、複数のボルト200によって、円筒部120に固定される。
次に、図4に示すように、第1歯車14が、ケース20の内部に配置されている第3手首要素13に、同芯状に装着され、複数のボルト203によって第3手首要素13に固定される。第2歯車24の中心軸である第4軸線A4は、ケース20の嵌合部22から所定の公差で所定距離隔てて配置されている。所定距離とは、ケース20の内部において、第1歯車14の歯部に対して第2歯車24の歯部242が適正に噛み合うように、第2歯車24が配置される距離である。したがって、第1歯車14が第3手首要素13に取り付けられると、第1歯車14と第2歯車24とは、互いに噛み合うように配置される。
次に、第1歯車14及び第2歯車24が取り付けられたケース20の内部に、グリス等の潤滑剤が充填される。その後、図5に示すように、カバー26が、ケース20にパッキン204を介して装着され、複数のボルト201によってケース20に固定される。第2歯車24の筒状部240の先端面243は、カバー26の開口部260からケース20の外部に露出する。
このようにしてケース20がカバー26によって封鎖されたローテータユニット2には、図6に示すように、第2歯車24に対して、オイルシール102を介して治具101が取り付けられる。作業ツール100は、この治具101に取り付けられる。これによって、ロボット1に、第3手首要素13の回転に従動して回転する作業ツール100が設けられる。
ローテータユニット2のケース20は、第2手首要素12の円筒部120に嵌合部22による嵌め合いによって位置決めされて取り付けられている。ケース20の内部において、第1歯車14と噛み合って第1歯車14に従動して回転する第2歯車24は、第1歯車14の回転軸である第3軸線A3に対して所定の交差で所定距離隔てて配置される第2開口部23に、第4軸線A4回りに回転可能に取り付けられている。これによって、第3手首要素13に第1歯車14を取り付けるだけで、第1歯車14とケース20に予め取り付けられた第2歯車24とが、適正に位置決めされて噛み合わされる。したがって、両歯車を取り付けた後にバックラッシの調整作業を行う必要はなく、ロボット1の前腕10の先端部にローテータユニット2を容易に後付けすることができる。
以上説明した実施形態では、導管5は、第1手首要素11の外側を第1軸線A1に沿って延在し、前腕10の上部に取り付けられた電磁ボックス4に接続されている。しかし、導管5は、図7に示すように、前腕10に設けられた中空穴10aに挿通させてもよい。中空穴10aは、前腕10の中心を通る第1軸線A1と同芯状に設けられる。第1手首要素11には、前腕10の中空穴10aと連通する連通穴11aが、前腕10との接続端から第1手首要素11の中途部にかけて設けられている。導管5は、前腕10の中空穴10aの内部及び第1手首要素11の連通穴11aの内部を第1軸線A1に沿って延在している。第1の導管取付部51は、前腕10の後部10bに配置され、さらに後部10bから後方に延在している。連通穴11aから出て第1手首要素11の先端に向けて延びる導管5は、第2軸線A2回りに沿って円弧状に湾曲され、第2の導管取付部52によってローテータユニット2に接続される。
このように導管5を配置させることによって、前述の特長を有した状態で、第2軸線A2回りの導管5の最小曲率半径を保ったまま、第1手首要素11の動作時の導管5の挙動を安定させることができる。
1 産業用ロボット
10 前腕
10a 中空穴
10b 後部
11 第1手首要素
12 第2手首要素
13 第3手首要素
14 第1歯車
20 ケース
22 嵌合部
24 第2歯車
241 中空部
25 軸受
3 線条体
5 導管
51 第1の導管取付部
52 第2の導管取付部
100 作業用ツール
A1 第1軸線
A2 第2軸線
A3 第3軸線
A4 第4軸線

Claims (5)

  1. ロボットの前腕の先端に、前記前腕の長手方向に沿った第1軸線回りに回転可能に設けられる第1手首要素と、
    前記第1手首要素に、前記第1軸線と略垂直に交わる第2軸線回りに回転可能に設けられる第2手首要素と、
    前記第2手首要素の先端に設けられる円筒部の先端面取り付けられ、前記第1軸線と前記第2軸線との交点から前記第2軸線の延在方向に対して略垂直な方向に延在する第3軸線回りに回転可能に設けられる第3手首要素と、
    前記第3手首要素に、前記第3軸線に同芯に嵌め合って取り付けられ、前記第3軸線回りに回転可能に設けられる第1歯車と、
    前記第1歯車と噛み合うことによって前記第1歯車の回転に従動して回転可能に設けられる第2歯車と、
    前記第2手首要素に固定されたケースと、を備え、
    前記ケースは、
    前記第3手首要素の外側を包囲するように設けられる第1開口部と、
    前記第1開口部の外側に前記第1開口部と同芯状に設けられ、前記第1開口部の開口径よりも大きい内径を有する嵌合部と、
    前記第2手首要素との固定部位の側方に、前記固定部位よりも前記ケースに対して前記第2手首要素が延びる方向に沿って隆起した隆起部と、
    前記隆起部を貫通するとともに前記第3軸線に対して所定距離隔てて略平行に配置される第4軸線を中心軸とする第2開口部と、を有し、
    前記第2歯車は、前記ケースの前記第2開口部に、軸受を介して、前記第4軸線回りに回転可能に取り付けられることによって、前記ケースに、前記嵌合部から所定距離隔てて配置され
    前記第2手首要素の前記円筒部の外周が前記嵌合部に嵌め合うことによって、前記第1歯車と前記第2歯車とが位置決めされている、産業用ロボット。
  2. 前記ケースは、潤滑剤と共に前記第1歯車及び前記第2歯車を内部に収容する、請求項1記載の産業用ロボット。
  3. 前記第2歯車は、前記第4軸線に沿う中空部を有し、前記第2歯車の先端には、作業ツールが取り付けられ、
    前記産業用ロボットは、
    前記作業ツールに接続される配線及び配管のうちの少なくとも一方からなる線条体と、
    前記線条体を挿通し、前記線条体を前記前腕から前記中空部を通って前記作業ツールまで導く可撓性の導管と、
    前記前腕付近に配置される第1の導管取付部と、
    前記第2歯車に接続される第2の導管取付部と、をさらに備え、
    前記第2の導管取付部によって、前記線条体は、前記第2手首要素が前記作業ツールの先端部が真下を向くような方向と反対方向に向けて引き出されており、
    前記第1の導管取付部には、前記導管の一端が取り付けられ、前記第2の導管取付部には、前記導管の他端が取り付けられ、
    前記導管は、前記第1の導管取付部から前記第2の導管取付部に至る間において、前記第1手首要素の、前記作業ツールの先端部とは反対側の側方で前記第1手首要素に沿って延在し、前記ロボットの機体と接触しないように配設され、
    少なくとも前記導管の前記他端は、前記第2の導管取付部において回転可能に取り付けられる、請求項1又は2に記載の産業用ロボット。
  4. 前記第2の導管取付部は、前記ケースと前記第2手首要素との固定部位に対して、前記第3手首要素よりも前記第2手首要素側に配置されている、請求項に記載の産業用ロボット。
  5. 前記導管は、前記前腕に設けられる中空穴に挿通され、
    前記第1の導管取付部は、前記前腕の後部に配置されている、請求項又はに記載の産業用ロボット。
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