JP7453358B2 - 安全スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、安全スイッチ装置に関するものである。
市販の携帯端末に着脱可能に取り付けて、ロボットの教示装置を構成するロボット操作ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このロボット操作ユニットは、非常停止ボタン等を備えた操作ユニット本体と、操作ユニット本体を携帯端末に取り付けるアタッチメントとを備えている。
特開2017-202550号公報
アタッチメントは、サイズの異なる携帯端末に操作ユニット本体を装着するために、操作ユニット本体に対して携帯端末の幅方向に移動可能に設けられ、コイルスプリングの弾発力によって、操作ユニット本体との間に携帯端末を挟み込むことができる。
このロボット操作ユニットにおいては、挟持する携帯端末の幅寸法が小さい場合にはコイルスプリングを小さく弾性変形させ、携帯端末の幅寸法が大きい場合にはコイルスプリングを大きく弾性変形させている。
すなわち、幅寸法の異なる携帯端末は、異なる挟持力で挟み込むことになるので、特に、幅寸法が小さい携帯端末については、挟持する力が不足して脱落する虞がある。したがって、幅寸法が大きく異なっていても、安定して取り付け状態に維持することができることが好ましい。
本開示の一態様は、装置本体と、該装置本体に対して所定の移動方向に移動可能に設けられた可動部と、該可動部を前記装置本体に対する前記移動方向の所望の位置に保持する保持部とを備え、前記装置本体に、携帯端末の一辺を密着させる本体側挟持部が備えられ、前記可動部に、前記本体側挟持部に前記移動方向に対向して配置され前記携帯端末の他辺を密着させる可動部側挟持部が備えられ、前記保持部が、前記装置本体または前記可動部の一方に前記移動方向に沿って設けられたラックギヤと、他方に設けられ前記移動方向に交差する方向に移動可能に支持された係合歯部材と、該係合歯部材を前記ラックギヤに噛み合う方向に付勢する弾性部材とを備え、前記ラックギヤおよび前記係合歯部材が、噛み合った状態で、前記本体側挟持部と前記可動部側挟持部との間隔を狭める方向に移動可能かつ逆方向に移動不可能に係合する形状を有し、前記可動部側挟持部が、前記可動部の移動方向に沿って前記携帯端末にケーブルを接続するコネクタを、前記移動方向とは逆方向への前記コネクタの移動を阻止した状態で保持可能である安全スイッチ装置である。
本開示の一実施形態に係る安全スイッチ装置を示す正面図である。 図1の安全スイッチ装置の側面図である。 図1の安全スイッチ装置の背面図である。 図1の安全スイッチ装置のハンドルを操作者が把持した状態を示す背面図である。 図1の安全スイッチ装置の保持部を説明する部分的な拡大図である。 図5の保持部の動作を説明する部分的な拡大図である。 図1の安全スイッチ装置に図1とは異なる大きさの携帯端末を装着した状態を示す正面図である。 図1の安全スイッチ装置のハンドルの形状が異なる変形例を示す背面図である。 図8の安全スイッチ装置に備えられるデッドマンスイッチを親指で押しながら把持する態様を説明する背面図である。 図8の安全スイッチ装置に備えられるデッドマンスイッチを人差し指で押しながら把持する態様を説明する背面図である。 図1の安全スイッチ装置の変形例における突起を説明する部分的な拡大図である。 図11の突起の動作を説明する部分的な拡大図である。 図11の突起のさらなる動作を説明する部分的な拡大図である。 図11の安全スイッチ装置を示す正面図である。 図11の安全スイッチ装置の部分的な拡大図である。
本開示の一実施形態に係る安全スイッチ装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る安全スイッチ装置1は、図1から図3に示されるように、長手方向を有する装置本体2と、装置本体2に長手方向(所定の移動方向)に沿って移動可能に取り付けられたスライダ(可動部)3とを備えている。また、安全スイッチ装置1は、装置本体2とスライダ3とを移動方向の所望の位置に固定した状態に保持する保持部4を備えている。
装置本体2には、表面側に非常停止ボタン5が備えられ、裏面側にデッドマンスイッチ6とハンドル(把持部)7とが備えられている。非常停止ボタン5は、装置本体2の長手方向の一端側に近接する位置に配置されている。装置本体2の長手方向の他端側には、非常停止ボタン5およびデッドマンスイッチ6を図示しない制御装置に接続するケーブル8が取り付けられている。
ハンドル7は、装置本体2の裏面から裏面に直交する方向に突出する円錐台状に形成されている。デッドマンスイッチ6は、ハンドル7の外周面から装置本体2の長手方向の一端側に突出する位置に配置されている。
デッドマンスイッチ6は、図4に示されるように、操作者が右手あるいは左手でハンドル7を把持したときに、把持した手の人差し指あるいは親指がちょうど配置される位置に配置されている。操作者がハンドル7を把持した手の人差し指または親指でデッドマンスイッチ6を押すことにより、携帯端末100の操作が許可され、デッドマンスイッチ6から手が離れることにより、非常停止状態となる。
装置本体2の表面側には、図1および図2に示されるように、長手方向に延びる溝9と、溝9の一端側に配置された第1挟持部(本体側挟持部)10とが設けられている。第1挟持部10は、長手方向に直交する方向に延びて携帯端末100の一端縁を突き当てる突当面11と、携帯端末100の一端縁が突当面11から離脱しないように保持する凸部12とを備えている。
スライダ3は溝9の他端側から溝9内に長手方向に移動可能に収容される帯板状の摺動部13と、摺動部13の一端に設けられた第2挟持部(可動部側挟持部)14とを備えている。第2挟持部14は、長手方向に直交する方向に延びて携帯端末100の他端縁を突き当てる突当面15と、携帯端末100の他端縁が突当面15から離脱しないように保持する凸部16とを備えている。
第1挟持部10と第2挟持部14とは、図1および図2に示されるように、装置本体2の長手方向に対向する位置に配置されている。また、第1挟持部10の突当面11および第2挟持部14の突当面15には、それぞれ、弾性変形可能なクッション(弾性体)17,18が設けられている。
スライダ3と装置本体2との間には、図1に示されるように、第1挟持部10と第2挟持部14とを近づける方向に付勢するコイルスプリング(付勢部材)19が配置されている。
保持部4は、図1に示されるように、スライダ3に設けられたラックギヤ20と、装置本体2に設けられラックギヤ20に噛み合うことができる係合歯部材21と、弾発力によって係合歯部材21をラックギヤ20に噛み合う位置に付勢するコイルスプリング(弾性部材)22とを備えている。
具体的には、ラックギヤ20は、摺動部13の側面に沿って配列された複数の歯20aを備えている。ラックギヤ20の各歯20aは、図5に示されるように、配列方向の第2挟持部14とは反対側に配置される傾斜面20bと、第2挟持部14側に配置される当接面20cとを備えている。傾斜面20bは、摺動部13の幅方向外方に向かって第2挟持部14側に傾斜している。また、当接面20cは、摺動部13の幅方向に沿って延びている。
ラックギヤ20の各歯20aは、当接面20cが、配列方向に隣接する他の歯20aの傾斜面20bに接続することにより、連続的に配列されている。
係合歯部材21は、ラックギヤ20の配列方向の一部の複数、例えば、連続する7個の歯20aと相補的な形状の歯21aを備えている。これにより、係合歯部材21をラックギヤ20に噛み合わせると、係合歯部材21の7個の歯21aとラックギヤ20の7個の歯20aとが同時に噛み合わせられる。
係合歯部材21は、図5に示されるように、装置本体2に、長手方向に直交する方向に沿って形成された溝23内に、長手方向に直交する方向に移動可能に収容されている。そして、コイルスプリング22は、係合歯部材21と装置本体2との間に配置され、係合歯部材21の歯21aをラックギヤ20の歯20aに噛み合わせる方向に付勢している。
さらに、係合歯部材21の一端は、係合歯部材21の歯21aをラックギヤ20の歯20aに噛み合わせた状態で、装置本体2の側面から突出する位置に配置される。操作者が係合歯部材21の一端を装置本体2内に引っ込める方向に押圧すると、係合歯部材21が、コイルスプリング19の弾発力に抗して装置本体2の長手方向に直交する方向に移動し、係合歯部材21とラックギヤ20との噛み合いが解除される。
これにより、装置本体2の側面から突出している係合歯部材21の一端は、噛み合いを解除する解除機構24として機能する。
本実施形態においては、係合歯部材21は、図4に示されるように、ハンドル7から装置本体2の一端側に向かって延びるデッドマンスイッチ6から離れた、装置本体2の他端側の端部近傍に配置されている。
このように構成された本実施形態に係る安全スイッチ装置1の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係る安全スイッチ装置1は、携帯端末100に装着されて使用される。
携帯端末100としては、多機能形態電話端末(スマートフォン)あるいはタブレット端末等が挙げられる。安全スイッチ装置1は、図1から図4に示す例では、携帯端末100の長手方向の一端縁を第1挟持部10に密着させ、携帯端末100の長手方向の他端縁を第2挟持部14に密着させて、第1挟持部10と第2挟持部14との間に携帯端末100を挟み込むことにより、携帯端末100に取り付けられる。
この場合に、第1挟持部10と第2挟持部14との間に携帯端末100を配置して、第1挟持部10と第2挟持部14とを近接させる方向に、装置本体2に対してスライダ3を押圧する。装置本体2とスライダ3との間に配置されたコイルスプリング19によって、スライダ3の装置本体2に対する第1挟持部10と第2挟持部14とを近づける方向への移動が補助される。
このとき、図6に示されるように、係合歯部材21の歯21aの傾斜面21bがラックギヤ20の歯20aの傾斜面20bに沿って摺動することにより、係合歯部材21の歯21aがラックギヤ20の歯20aに乗り上げる。これにより、係合歯部材21が、コイルスプリング22の弾発力に抗してラックギヤ20との噛み合いを解除する方向に移動し、係合歯部材21の歯21aがラックギヤ20の歯20aを乗り越える。
その結果、スライダ3が、装置本体2に対してラックギヤ20の一歯分だけ、第1挟持部10と第2挟持部14とを近づける方向に移動させられる。そして、この動作が必要な歯数分だけ繰り返されることにより、第1挟持部10と第2挟持部14との間に携帯端末100を挟み込むことができる。
上述したように、第1挟持部10と第2挟持部14との間隔調整は、ラックギヤ20の歯20aのピッチ単位で離散的に行われる。第1挟持部10と第2挟持部14とを携帯端末100の長手方向の寸法に最も近接する位置まで移動させると、第1挟持部10の突当面11および第2挟持部14の突当面15に配置された弾性体17,18が弾性変形させられる。これにより、第1挟持部10と第2挟持部14との間に、携帯端末100を隙間なく挟み込むことができる。
そして、第1挟持部10と第2挟持部14との間に携帯端末100が隙間なく挟み込まれた状態で、ラックギヤ20と係合歯部材21とが噛み合うと、ラックギヤ20の歯20aの当接面20cと係合歯部材21の歯21aの当接面21cとが装置本体2の長手方向に突き当たる。これにより、外力を加えても第1挟持部10と第2挟持部14との間隔が広がることが阻止され、携帯端末100が第1挟持部10と第2挟持部14との間に挟まれた状態に維持される。
この場合において、本実施形態に係る安全スイッチ装置1によれば、第1挟持部10と第2挟持部14との間に携帯端末100が挟み込まれた状態で、ラックギヤ20と係合歯部材21とが噛み合うことにより、携帯端末100が第1挟持部10と第2挟持部14との間に挟まれた状態に維持される。すなわち、従来のようにスライダ3の変位量に応じて変位するコイルスプリングではなく、係合歯部材21の変位量に応じて変位するコイルスプリング19の弾発力によって、携帯端末100が挟み込まれた状態に維持される。その結果、挟持する携帯端末100の寸法によって挟持力が変化せず、操作者が任意に選択した種々の寸法の携帯端末100に対しても確実に装着状態に維持することができるという利点がある。
そして、安全スイッチ装置1を装着した状態の携帯端末100を使用するには、操作者が携帯端末100の裏面に配置されている安全スイッチ装置1のハンドル7を左手または右手で把持し、把持した手の人差し指または親指で、デッドマンスイッチ6を押下する。これにより、操作者による携帯端末100の操作が許容されるので、ロボットの教示作業等を行うことができる。
また、ロボットの教示作業中に、安全スイッチ装置1に設けられた非常停止ボタン5が押下され、あるいはデッドマンスイッチ6の押下状態が解除されると、ロボットを非常停止状態とすることができる。
この場合において、本実施形態に係る安全スイッチ装置1によれば、解除機構24を構成する係合歯部材21の一端がハンドル7を把持する操作者の手から離れた位置に配置されている。これにより、携帯端末100の操作中に誤って、把持している手によって係合歯部材21の一端が押下されてしまうことを防止することができる。
また、係合歯部材21を装置本体2の第1挟持部10から離れた端部近傍に配置しているので、装置本体2の溝9へのスライダ3の収容開始直後からラックギヤ20と係合歯部材21との噛み合わせを開始することができる。これにより、第1挟持部10と第2挟持部14との間隔の調整幅を大きく確保することができるという利点がある。
また、本実施形態によれば、係合歯部材21が、ラックギヤ20の複数の歯20aに同時に噛み合う複数の歯21aを備えているので、各歯21aにかかる力を低減して、歯21aを健全な状態に維持することができる。また、1つの歯21aが欠損しても、安定した噛み合い状態を維持することができる。
そして、携帯端末100から安全スイッチ装置1を取り外すには、図6に矢印で示されるように、解除機構24を構成している係合歯部材21の一端を装置本体2内に押し込む方向に押圧することにより、係合歯部材21とラックギヤ20との噛み合いを解除する。これにより、スライダ3を装置本体2に対して、第1挟持部10と第2挟持部14との間隔を広げる方向に移動させることができ、携帯端末100を取り外すことができる。
そして、異なるサイズの携帯端末100に安全スイッチ装置1を装着する場合には、例えば、図7に示されるように、装置本体2に対してスライダ3を移動させ、第1挟持部10と第2挟持部14との間に携帯端末100を挟み込むことができる。
なお、本実施形態においては、係合歯部材21が7個の歯21aを有する場合を例示したが、これに代えて、歯数は任意でよい。また、単一の歯21aを有する係合歯部材21を採用してもよい。
また、本実施形態においては、スライダ3にラックギヤ20が設けられ、係合歯部材21が装置本体2に設けられている場合を例示したが逆でもよい。
また、係合歯部材21がスライダ3の移動方向に直交する方向に移動可能に支持されている場合を例示したが、任意の角度で交差する方向に移動可能に支持されていてもよい。
また、操作者が把持するハンドル7として、装置本体2の裏面に突出する円錐台状の形状を例示したが、これに代えて、図8に示されるように、装置本体2の裏面に長手方向に延びる形状を有していてもよい。この場合、図9および図10に示されるように、ハンドル7を把持することができる。
また、スライダ3および係合歯部材21には、図11にハッチングによって示される位置において、図11の紙面に直交する方向に突出する突起(ロック機構)25~27がそれぞれ設けられていてもよい。スライダ3の突起(第1突起25および第2突起26)と係合歯部材21の突起(第3突起27)とは、図11の紙面に直交する方向に略同一位置に配置されている。第1突起25と第2突起26とは、スライダ3の移動方向に、その移動方向に沿う第3突起27の寸法よりも若干大きな間隔をあけて配置されている。
図11に示される状態においては、第1突起25および第2突起26と第3突起27とは離れた位置に配置されていて、相互に係合していない。この状態から、図12に示されるように係合歯部材21を押し込んで、係合歯部材21とラックギヤ20との噛み合いを解除し、スライダ3を装置本体2から最大限に引き出すと、スライダ3の第1突起25が係合歯部材21の第3突起27に突き当たる。
この状態で、係合歯部材21に加えていた力を解除すると、図13に示されるように、第3突起27が第1突起25と第2突起26との間に挿入され、装置本体2に対するスライダ3の移動がロックされる。すなわち、スライダ3が装置本体2から最大限に引き出された位置において移動しないようにロックされるので、図14に示されるように、第1挟持部10と第2挟持部14との間隔を携帯端末100の長手寸法よりも大きく開いた状態に維持することができる。
そして、最大限に開かれた第1挟持部10と第2挟持部14との間に携帯端末100を挿入し、携帯端末100の上端縁を第1挟持部10に押し付けた後に、係合歯部材21とラックギヤ20との噛み合いを解除する。これにより、コイルスプリング19の弾発力によってスライダ3が移動し、第1挟持部10と第2挟持部14との間に携帯端末100が挟持される。
このように、スライダ30をロックする機構を備えることにより、第1挟持部10と第2挟持部14との間への携帯端末100の装着をより容易にすることができる。すなわち、コイルスプリング19の弾発力に抗してスライダ3に力を加えて、第1挟持部10と第2挟持部14との間隔を携帯端末100の長手寸法よりも大きく押し広げながら携帯端末100を装着する必要がない。
さらに、図11~図14に示されるように、スライダ3が装置本体2から最大限に引き出された位置において移動しないようにロックする機構を設けることにより、図15に示されるように、携帯端末100へのケーブル28の接続を容易にすることができる。ケーブル28は、信号用あるいは電源用のいずれでもよい。
例えば、携帯端末100にケーブル28のコネクタ29を接続するレセプタクル30は、図15に示されるように、携帯端末100の長手方向の端縁の幅方向の中央に配置されることが多い。したがって、第2挟持部14にコネクタ29を配置しておくことが好ましい。
この場合に、スライダ3を装置本体2から最大限に引き出した位置にロックして携帯端末100を装着すると、携帯端末100をスライダ3の移動方向に平行に配置することができる。したがって、スライダ3を移動させるだけで、携帯端末100のレセプタクル30に対して真っ直ぐにコネクタ29を挿入することができ、斜めに挿入する場合のコネクタ29やレセプタクル30の損傷を防止することができるという利点がある。
図15においては、第2挟持部14に設けた孔14aに、コネクタ29を配置し、着脱可能な固定部材31によってコネクタ29を第2挟持部14に固定している。これに代えて、固定部材31を使用することなく第2挟持部14にコネクタ29が埋め込まれていてもよい。
また、コネクタ29には、レセプタクル30に結合された状態で、レセプタクル30との間で潰れるシール部材32を設けておくことにより、コネクタ29とレセプタクル30との接点を防水することができる。これに代えて、突当面15に配置したクッション18の一部をシール部材として利用することにしてもよい。
また、図11~図14においては、第2突起26および第3突起27を2個ずつ設けたが、これに代えて、1個ずつでもよい。
また、スライダ3と、スライダ3に対して移動する係合歯部材21とを利用して、これらに設けた突起25~27によりロック機構を構成したが、これに代えて、装置本体2に対してスライダ3の移動をロック可能な他のロック機構を採用してよい。
1 安全スイッチ装置
2 装置本体
3 スライダ(可動部)
4 保持部
6 デッドマンスイッチ
7 ハンドル(把持部)
10 第1挟持部(本体側挟持部)
14 第2挟持部(可動部側挟持部)
17,18 クッション(弾性体)
19 コイルスプリング(付勢部材)
20 ラックギヤ
20a 歯
21 係合歯部材
21a 歯
22 コイルスプリング(弾性部材)
24 解除機構
25,26,27 突起(ロック機構)
28 ケーブル
29 コネクタ
100 携帯端末

Claims (10)

  1. 装置本体と、該装置本体に対して所定の移動方向に移動可能に設けられた可動部と、該可動部を前記装置本体に対する前記移動方向の所望の位置に保持する保持部とを備え、
    前記装置本体に、携帯端末の一辺を密着させる本体側挟持部が備えられ、
    前記可動部に、前記本体側挟持部に前記移動方向に対向して配置され前記携帯端末の他辺を密着させる可動部側挟持部が備えられ、
    前記保持部が、前記装置本体または前記可動部の一方に前記移動方向に沿って設けられたラックギヤと、他方に設けられ前記移動方向に交差する方向に移動可能に支持された係合歯部材と、該係合歯部材を前記ラックギヤに噛み合う方向に付勢する弾性部材とを備え、
    前記ラックギヤおよび前記係合歯部材が、噛み合った状態で、前記本体側挟持部と前記可動部側挟持部との間隔を狭める方向に移動可能かつ逆方向に移動不可能に係合する形状を有し、
    前記可動部側挟持部が、前記可動部の移動方向に沿って前記携帯端末にケーブルを接続するコネクタを、前記移動方向とは逆方向への前記コネクタの移動を阻止した状態で保持可能である安全スイッチ装置。
  2. 前記係合歯部材が、前記ラックギヤの複数の歯に同時に噛み合う複数の歯を有する請求項1に記載の安全スイッチ装置。
  3. 前記係合歯部材を前記ラックギヤから離れる方向に移動させ、前記係合歯部材と前記ラックギヤとの噛み合いを解除する解除機構を備える請求項1または請求項2に記載の安全スイッチ装置。
  4. 前記装置本体が、操作者の手によって把持される把持部を備え、
    該把持部に、該把持部を前記手によって把持しているときにオン状態とすることができ、かつ、把持していないときにオフ状態となるデッドマンスイッチが備えられ、
    前記解除機構が、前記デッドマンスイッチをオン状態とする位置において前記把持部を把持した状態の前記手によって解除され難い位置に配置されている請求項3に記載の安全スイッチ装置。
  5. 前記本体側挟持部および前記可動部側挟持部の少なくとも一方に、前記携帯端末に押されることにより弾性変形可能な弾性体が設けられている請求項1から請求項4のいずれかに記載の安全スイッチ装置。
  6. 前記ラックギヤが前記可動部に設けられ、
    前記係合歯部材が前記装置本体に設けられている請求項1から請求項5のいずれかに記載の安全スイッチ装置。
  7. 前記係合歯部材が、前記可動部側挟持部に近接する側の端部近傍に配置されている請求項6に記載の安全スイッチ装置。
  8. 前記本体側挟持部と前記可動部側挟持部とを近づける方向に付勢する付勢部材を備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の安全スイッチ装置。
  9. 前記本体側挟持部と前記可動部側挟持部とが前記携帯端末を配置可能な間隔をあけた状態で、前記装置本体に対して前記可動部をロック可能なロック機構を備える請求項1から請求項8のいずれかに記載の安全スイッチ装置。
  10. 前記可動側挟持部に前記コネクタが設けられている請求項1から請求項9のいずれかに記載の安全スイッチ装置。
JP2022518474A 2020-04-28 2020-04-28 安全スイッチ装置 Active JP7453358B2 (ja)

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