JP7452309B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Description
(1)ハードウェア構成:
図1は、第1実施形態としての画像処理装置を含むプリンター20の概略構成図である。本実施形態のプリンター20は、インクジェットプリンターである。図示するように、プリンター20は、紙送りモーター74によって印刷媒体Pを搬送する機構と、キャリッジモーター70によってキャリッジ80をプラテン75の軸方向に往復動させる機構と、キャリッジ80に搭載された印刷ヘッド81を駆動してインクの吐出及びドット形成を行なう機構と、これらの紙送りモーター74,キャリッジモーター70,印刷ヘッド81、コンピューター90及び操作パネル99との信号のやり取りを司る制御ユニット30とから構成されている。
[1]ハーフトーン処理される原画像を分割した画像データDn
[2]ハーフトーン処理された結果得られた印刷用のドットデータ
[3]着目画素の周辺の各画素に拡散される誤差を記憶する拡散誤差データ
このうち[3]については、各Xu(1)~Xu(n)ユニット毎に必要になるため、RAM45には、第1誤差バッファ~第n誤差バッファに相当する記憶領域が用意されている。なお、第1誤差バッファ~第n誤差バッファに相当する記憶領域は、共有メモリー58に設けてもよい。
実施形態における印刷処理と、印刷処理において行なわれる画像処理との概要を説明する。図2は、プリンター20における印刷処理を含む画像処理の内容を示すフローチャートである。ここでの画像処理は、コンピューター90から印刷しようとする画像データが送られていることで開始される。印刷処理を開始すると、CPU40は、コンピューター90から入力部31を介して原画像ORGの画像データを入力する処理を行なう(ステップS100)。本実施例においては、コンピューター90から入力する画像データは、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3色の色成分からなるデータである。
複数の分割画像としている。この様子を、図3の下段に示した。なお、図3の下段では、理解の便を図って、各分割画像を副走査方向にずらして示した。重複部分は、n等分に分割した各分割画像の主走査方向上流側に付加するものとした。重複部分はxa画素分とし、この重複部分を、以下、上流側重複区間UOAと呼ぶものとする。図3下段に示したよう、互いに隣接する3つの分割画像GJ(i-1) ,GJ(i) ,GJ(i+1) は、上流側重複区間UOAにおいて重複している。こうした分割画像iに対して、各Xu(i) ユニットは主走査方向のXunit画素および上流側重複区間UOAのxa画素分の処理を担当する。つまり、Xu(i) ユニットはXunit・(i-1)-xaからXunit・i-1までの画素の処理を担当する。仮に、Xunit=100、xa=16とすれば、
Xu(1) ユニットは、画素(-16,y)から画素(99,y)まで、
Xu(2) ユニットは、画素(84,y)から画素(199,y)まで、
Xu(3) ユニットは、画素(184,y)から画素(299,y)まで、
の各116画素それぞれ担当して、画像処理を行なう。なお、分割画素GJ(1) については、上流側重複区間UOAに相当する画像は存在しないが、値0のダミーの画素を配列した画像データを上流側重複区間UOAとして用意し、他の分割画像と同様に扱うものとすればよい。また、各分割画像GJ(i) は副走査方向(y方向)には分割されておらず、副走査方向については、ラスター0からラスターymax まで、画素が配列されている。上流側重複区間UOAを定める画素数xaは、値16に限らず、値1以上であればよい。好ましい範囲は、原画像の大きさや誤差を拡散する範囲の広さなどにより適宜定めればよいが、例えば値4から64画素程度、好ましくは、値16~48画素程度である。
CDi(x,y)=DSi(x,y)+dfi(x,y) …(1)
誤差バッファはRAM45の所定の領域に設けられており、既にハーフトーン処理された画素において生じた濃度誤差に対応する階調誤差を処理対象の画素の周辺の画素に拡散した結果を累積し記憶している。こうして補正階調値データCDi(x,y)を求めた後、完全一致処理(ステップS330)を実行する。
eri(x,y)=CDi(x,y)-RTVi(x,y) …(2)
その後、誤差拡散処理(ステップS500)を行なう。誤差拡散処理(ステップS500)は、着目画素OP(x,y)に関してステップS390で求めた階調誤差eri(x,y)を着目画素OP(x,y)の周辺の未処理の複数の画素に分配する処理である。この様子を、図6Bに示した。着目画素OP(x,y)に生じた階調誤差eri(x,y)とは、着目画素OP(x,y)における補正階調値データCDi(x,y)とドットのオン・オフにより印刷媒体P上に形成されたインク滴がその画素において実現している階調との差である。
eri(x,y)=159-255=-96
ドットを形成しない場合は、
eri(x,y)=96-0=96
となる(ステップS390)。そこで、この階調誤差eri(x,y)を、着目画素の周辺の画素に拡散する(ステップS500)。周辺の画素への拡散は、図6Bに示す誤差拡散マスクEDMに記憶された重み付け係数に従って行なわれる。図示した例では、重み付け係数は、着目画素*の周辺の7つの画素について規定されており、着目画素OP(x,y)に対して画素(x+1,y)と画素(x,y+1)では1/4であり、画素(x+2,y)と画素(x+1,y+1)と画素(x-1,y+1)では1/8であり、画素(x+2,y+1)と画素(x-2,y+1)では1/16である。従って、階調誤差eriが±96であれば、各画素に拡散される誤差は、図示するように、重み付け係数が1/4であれば±24となり、重み付け係数が1/8であれば±12となり、重み付け係数が1/16であれば±6となる。これらの値が、各画素(x,y)に拡散すべき誤差として、RAM45に用意された誤差バッファに加算して格納される。
dfi(x+1,y )=dfi(x+1,y )+eri/4
dfi(x+2,y )=dfi(x+2,y )+eri/8
dfi(x-2,y+1)=dfi(x-2,y+1)+eri/16
dfi(x-1,y+1)=dfi(x-1,y+1)+eri/8
dfi(x ,y+1)=dfi(x ,y+1)+eri/4
dfi(x+1,y+1)=dfi(x+1,y+1)+eri/8
dfi(x+2,y+1)=dfi(x+2,y+1)+eri/16
… (3)
こうして着目画素OP(x,y)で生じた階調誤差eriを着目画素OP(x,y)の周辺の画素に拡散する処理を行なった後、「NEXT」に抜けて、上流側重複区間誤差拡散法処理ルーチンを終了する。
次に、第2実施形態の画像処理装置を含むプリンター20について説明する。このプリンター20は、図1に示した第1実施形態と同様のハードウェア構成を備え、実施するハーフトーン処理が異なる。第2実施形態にいてXu(i) ユニットが実行するハーフトーン処理の概要を、図8に示した。第2実施形態において、上述した第1実施形態のハーフトーン処理(図4)と同一の処理については、ステップ番号を同一とし、その説明は簡略なものに留める。第2実施形態でも、Xu(i) ユニットは、RAM45に保存されていた分割画像GJ(i) に対する処理を行なうが、第2実施形態における原画像ORGの分割や上流側重複区間の範囲は、第1実施形態と同様である。
THe=TE-thd=127-32=95
THe=TE+thd=127+32=159
となり、完全に一致はしないものの、一致する可能性は高くなる。なお、このように基準閾値TEから所定値thdだけ増減するのではなく、対応画素にドットが形成されている場合は、閾値THeを基準値よりかなり低い値、場合によっては値0やマイナスの値に設定したり、対応画素にドットが形成されていない場合は、閾値THeを基準値よりかなり大きな値、場合によっては値255を超える値など、予め定めた値に設定するものとしてもよい。
(1)基本構成:
次に、第3実施形態の画像処理装置を含むプリンター20について説明する。このプリンター20は、図1に示した第1実施形態と同様のハードウェア構成を備え、原画像ORGの分割の範囲と、分割画像を処理するハーフトーン処理が異なる。図10に、原画像ORGを分割した分割画像の範囲を示す。図示するように、第3実施形態での分割部41による原画像ORGの分割は、図6に示した第1,第2実施形態での分割画像と同様に、各分割画像GJ(i) が画素xaの幅の上流側重複区間UOAを備えると共に、通常区間NOAの主走査方向下流側に、画素xbの幅の下流側重複区間DOAを備えるように行なう。また、上流側重複区間UOAに隣接する、通常区間NOAの画素xcの幅を、参照区間と呼ぶ。参照区間は通常区間NOAに含まれる。従って、1つのXu(i) ユニットが処理する分割画像GJ(i) には、上流側から、上流側重複区間UOA-通常区間NOA(参照区間ROAを含む)-下流側重複区間DOAが存在することになる。これらの各区間での画像処理については、後述する。
THe←TE-thd …(4)
THe←TE+thd …(5)
[1]分割画像GJ(i-1) の通常区間NOAの主走査方向下流側に下流側重複区間DOAを設けているので、誤差拡散処理が、分割画像GJ(i-1) とGJ(i) との境界を越えて行なわれる。この様子を、図12に示した。図では、図示の都合上、下流側重複区間DOAの画素数xbを4画素、参照区間ROAの画素数xcを2画素としているが、実際の処理では、両者は値1以上であればよい。好ましい範囲は、原画像の大きさや誤差を拡散する範囲の広さなどにより、適宜定めればよいが、例えば下流側重複区間DOAの幅である画素数xbは、値4から32画素程度、好ましくは、値8~16画素程度である。また、参照区間ROAの幅である画素数xcは、値2から16画素程度、好ましくは、値4~8画素程度である。
〈1〉Xu(i-1) ユニットが行なうハーフトーン処理において、下流側重複区間DOAでも誤差拡散を継続することで、上流側重複区間UOAやこれに続く下流側重複区間DOAでのドット形成の判断結果の精度を高め、その上で、
〈2〉Xu(i) ユニットが行なうハーフトーン処理において、上流側重複区間UOAでは、Xu(i-1) ユニットが行なったハーフトーン処理の結果である対応画素のドット形成との一致率を100%(完全一致)とし、これに続く参照区間ROAでは、100%ではないものの一致率を高める低一致処理を行なう、
ことで、得られる。〈1〉により、これらの区間での誤差拡散の結果は、原画像ORGを分割しないで処理した結果に近づき、〈2〉により、通常区間NOAにおいて境界から離れるにしたがって、Xu(i-1) ユニットによる分割画像GJ(i) のハーフトーン処理結果へと、スムースに移行していく。
上記の第3実施形態の基本構成では、参照区間ROAを設けたが、参照区間ROAを設けず、単に下流側重複区間DOAでの誤差拡散処理だけを行なうものとしてもよい。これでも、上流側重複区間UOAにおける境界付近の画素にハーフトーン処理により拡散される誤差はより正確なものとなるため、境界付近での画質は改善される。
第3実施形態の基本構成の参照区間ROAでは、対応画素におけるドットのオン・オフに従って閾値THeを一律に増減したが、参照区間ROAにおける一致率は、上流側重複区間UOAの後端に位置する画素での一致率以下となるように設定してもよい。あるいは、参照区間ROAを2つ以上に分割し、分割画像GJ(i-1) とGJ(i) との境界からの遠い領域ほど、一致率を低くしていくものとしてもよい。
上述した第1~第3実施形態の他、以下に説明する実施形態が実現可能である。
(1)本開示の第1の実施態様として、複数の画素からなる縦横2次元の原画像を、前記縦横のうちの一方向を主走査方向として順次ハーフトーン処理する画像処理装置が提供される。この画像処理装置は、前記原画像を、前記主走査方向に並んだn個(nは2以上の整数)の分割画像であって、前記主走査方向の画素の並びである各ラスターにおいて、分割位置から、前記主走査方向上流側の前記分割画像に対してxa画素(xaは1以上の整数)だけ重複する上流側重複区間を有する分割画像に分割する分割部と、前記分割画像の各々に対応して設けられ、前記分割画像の各ラスターに属する画素を順次着目画素とし、前記着目画素に誤差拡散法を適用してハーフトーン処理を行なうn個のハーフトーン処理部と、前記各ハーフトーン処理部が前記各分割画像を処理した結果を併せ、前記原画像が備える階調値未満の階調値を有する処理済みデータを出力する出力部とを備え、前記n個の分割画像のうち前記主走査方向下流側の分割画像を処理するハーフトーン処理部は、前記分割画像の上流側で隣接する分割画像を処理するハーフトーン処理部が前記分割画像の副走査方向j番目(jは1以上の整数)のラスター上の画素についての前記ハーフトーン処理を終了した後に、処理対象である分割画像のj番目のラスター上の画素に対する前記ハーフトーン処理を開始し、前記処理対象の分割画像の前記j番目のラスター上の前記上流側重複区間に含まれる前記画素に対する前記ハーフトーン処理の際に、前記画素に対するハーフトーン処理の結果を、前記上流側で隣接する前記分割画像の前記j番目のラスター上の前記xa画素中の対応する画素についてのハーフトーン処理の結果に、予め定めた程度で一致させる一致処理を行なう。
Claims (7)
- 複数の画素からなる縦横2次元の原画像を、前記縦横のうちの一方向を主走査方向として順次ハーフトーン処理する画像処理装置であって、
前記原画像を、前記主走査方向に並んだn個(nは2以上の整数)の分割画像であって、前記主走査方向の画素の並びである各ラスターにおいて、分割位置から、前記主走査方向上流側の前記分割画像に対してxa画素(xaは1以上の整数)だけ重複する上流側重複区間を有する分割画像に分割する分割部と、
前記分割画像の各々に対応して設けられ、前記分割画像の各ラスターに属する画素を順次、着目画素とし、前記着目画素に誤差拡散法を適用してハーフトーン処理を行なうn個のハーフトーン処理部と、
前記各ハーフトーン処理部が前記各分割画像を処理した結果を併せ、前記原画像が備える階調値未満の階調値を有する処理済みデータを出力する出力部と
を備え、
前記n個の分割画像のうち前記主走査方向下流側の分割画像を処理するハーフトーン処理部は、
前記分割画像の上流側で隣接する分割画像を処理するハーフトーン処理部が前記分割画像の副走査方向j番目(jは1以上の整数)のラスター上の画素についての前記ハーフトーン処理を終了した後に、処理対象である分割画像のj番目のラスター上の画素に対する前記ハーフトーン処理を開始し、
前記処理対象の分割画像の前記j番目のラスター上の前記上流側重複区間に含まれる前記画素に対する前記ハーフトーン処理の際に、前記画素に対するハーフトーン処理の結果を、前記上流側で隣接する前記分割画像の前記j番目のラスター上の前記xa画素中の対応する画素についてのハーフトーン処理の結果に、予め定めた程度で一致させる一致処理を行なう、
画像処理装置。 - 前記一致処理における前記予め定めた程度は、完全一致である、請求項1記載の画像処理装置。
- 前記一致処理は、前記ハーフトーン処理部における誤差拡散処理法において前記着目画素にドットを形成するか否かの判断を行なう閾値を、前記上流側で隣接する前記分割画像の前記重複するxa画素中の対応する画素についての前記ハーフトーン処理の結果が、ドットを形成するというものである場合には低減し、ドットを形成しないというものである場合には増加する、請求項1に記載の画像処理装置。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
前記分割部は、前記原画像の分割の際に、前記分割画像の各ラスターに、前記分割位置から予め定めた数xb(xbは値1以上の整数)の画素だけ、前記主走査方向下流側の前記分割画像と重複する下流側重複区間を設け、
前記各ハーフトーン処理部は、前記下流側重複区間を含めて、前記誤差拡散法を適用したハーフトーン処理を行なう、
画像処理装置。 - 前記処理対象の分割画像の前記j番目のラスター上の前記上流側重複区間に続く画素であって、前記予め定めた数xb以下の画素数xc(xcは値1以上xb以下の整数)の範囲を参照区間として定め、
前記n個の分割画像のうち前記主走査方向下流側の分割画像を処理するハーフトーン処理部は、前記参照区間の画素に対する前記ハーフトーン処理の際に、前記画素に対する前記ハーフトーン処理の結果を、前記処理対象の分割画像に前記上流側で隣接する分割画像の前記j番目のラスター上の前記下流側重複区間の画素に対するハーフトーン処理の結果に、前記上流側重複区間での一致の程度より低い程度に一致させる低一致処理を行なう、
請求項4記載の画像処理装置。 - 前記低一致処理は、前記参照区間において、前記分割位置から離れる第1位置における一致の程度が、前記分割位置より更に離れる第2位置における一致の程度より高い、請求項5記載の画像処理装置。
- 複数の画素からなる縦横2次元の原画像を、前記縦横のうちの一方向を主走査方向として順次ハーフトーン処理する画像処理方法であって、
前記原画像を、前記主走査方向に並んだn個(nは2以上の整数)の分割画像であって、前記主走査方向の画素の並びである各ラスターにおいて、分割位置から、前記主走査方向上流側の前記分割画像に対してxa画素(xaは1以上の整数)だけ重複する上流側重複区間を有する分割画像に分割し、
前記分割画像の各々に誤差拡散法を適用したハーフトーン処理を並列的に行ない、
前記主走査方向下流側の分割画像に対するハーフトーン処理では、前記分割画像の上流側で隣接する分割画像の副走査方向j番目(jは1以上の整数)のラスター上の画素についての前記ハーフトーン処理が終了した後に、処理対象である分割画像のj番目のラスター上の画素に対する前記誤差拡散法を適用した処理を開始し、
前記処理対象の分割画像の前記j番目のラスター上の前記上流側重複領域に含まれる前記画素に対する前記ハーフトーン処理の際に、前記画素に対するハーフトーン処理の結果を、前記上流側で隣接する前記分割画像の前記j番目のラスター上の前記xa画素中の対応する画素についてのハーフトーン処理の結果に、予め定めた程度で一致させる一致処理を行ない、
前記各分割画像を前記ハーフトーン処理した結果を併せ、前記原画像が備える階調値未満の階調値を有する処理済みデータを出力する
画像処理方法。
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