JP7449711B2 - 吸音材構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道高架橋用防音壁又は各種の建築用壁材として用いられる吸音材構造に関する。
鉄道、自動車などの走行経路には、防音壁や防音パネル表面での反射音を低減するために、音源側表面に吸音パネルが設置されることが多い。
このような吸音パネルに使用される吸音材は、その吸音率が材料や厚さによって異なる他、異種材料を積層させることでも変化する。
このため、吸音材では、発生源となる音の特性に合った吸音率を有する材料を用いることが一般的であり、さらに背後/中間に空気層を設けることで、特に、低い周波数帯域にて吸音率を向上させる手法も採用されている。
例えば、吸音材に関する構造として、特許文献1に示される吸音性積層体が知られている。
特許文献1の吸音性積層体は、緻密な構造の表面材と、粗な構造の裏面材とを接合してなる積層構造体である。
この吸音性積層体の表面材は、平均繊維径10~30μmの連続長繊維層と、平均繊維径0.5~7μm、目付1~30g/mのメルトブロー微細繊維層とからなる積層構造であり、熱圧着により一体化した積層不織布で、該積層不織布の目付けが20~250g/m、嵩密度が0.1~0.8g/cm 及び通気度が100cc/cm/sec以下である。
また、上記吸音性積層体の裏面材は、平均繊維径10~30μm及び嵩密度0.005~0.15g/cm である合成繊維不織布であり、かつ吸音性積層体の厚みが5~50mm、目付けが100~1000g/m 及び周波数4000Hzの吸音率が50%以上である。
一方、流れ抵抗に着目した技術として特許文献2の複合吸音構造体が知られている。
この複合吸音構造体では、等価単繊維径が11~35μmのポリエステル、ポリエチレン、ナイロンなどの高分子材料の不織布を1層以上重ねた表皮層(流れ抵抗が3.5×10~7×10 N・sec/m )と、高分子繊維系多孔質材料を主体とする母材層(流れ抵抗が0.5×10~3.5×10N・sec/m )を、複合一体化した構造体であり、複合体の単位面積流れ抵抗が、1×10~7×10N・sec/m に設定されている。
特開2006-28708号公報 国際公開第2009/125742号公報
ところで、特許文献1に示されるような吸音材では、通常、吸音材に入射した音が、吸音材中を伝搬する過程で減衰するとともに、一部が吸音材背面から透過し、残りの一部が吸音材背面から反射し、かつその反射音が再び吸音材内部を伝搬する。
さらに、この反射音は、吸音材の前表面で一部が透過し、残りの一部が再び反射音として吸音材内部を伝搬する。
そして、このような状況の中、上述した吸音材へ入射した音と、この音の反射音とが干渉し、一部の周波数帯域を中心に吸音率が減少してしまう現象が生じる。この現象は、吸音材背後に中間層となる空気層を設けた場合でも同様である。
また、高速鉄道の分野では、高速走行時に走行装置付近で発生する音が、人の聴感特性上、特に不快となる800Hzから3150Hzの1/3オクターブバンド中心周波数付近で卓越するという現象が生じる。
このため、高速鉄道の分野で使用される吸音材では、800Hzで吸音率0.7以上の性能を実現するため、厚さ50mm以上に設定することが多い。
しかしながら、吸音材としてグラスウールを用い、かつ厚さ50mmに設定した場合には、3000Hz付近を中心に吸音率が減少し、厚さ70mmでは2000Hz~2500Hz付近を中心に吸音率が減少し、その結果、反射音の抑制効果が低下するといった課題がある。
一方、特許文献2では、吸音効果を高めるために、層状体の単位面積流れ抵抗を特定範囲に定める構成が示されているが、特に人が不快となる2000Hz付近での吸音効果が十分とは言えず、この点において新たな対策が期待されていた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、全体の厚さを薄厚に保ちつつも、特に人が不快と感じる周波数帯において反射音による干渉を防止し、高い吸音効果を実現することができる吸音材構造を提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明に示す吸音材構造では、音源に近い側に配置される第1層と、音源より遠い側に配置される第2層とを少なくとも有する積層体を具備し、前記第1層は音の伝搬方向に沿って前記第2層よりも厚く、かつ前記第2層よりも相対的に流れ抵抗が小さい繊維素材からなることを特徴とする。
本発明によれば、全体の厚さを薄厚に保ちつつも、特に人が不快と感じる周波数帯において反射音による干渉を防止し、高い吸音効果を実現することができる。
(A)本発明の実施形態に係る吸音材構造の概略構成図であり、(B)は図1Aの変形例を示している。 本発明に係る吸音材構造に0mm、10mm及び20mmの背後空気層を介在させて、周波数と垂直入射吸音率との関係を測定したグラフである。 比較例として厚さを25mmとしたグラスウール単体、ポリエステル材単体を用いて、周波数と垂直入射吸音率との関係を測定したグラフである。 比較例として厚さを50mmとしたグラスウール単体、ポリエステル材単体を用いて、周波数と垂直入射吸音率との関係を測定したグラフである。 比較例として厚さを70mmとしたグラスウール単体、ポリエステル材単体を用いて、周波数と垂直入射吸音率との関係を測定したグラフである。 第1層の厚さを50mm、第2層の厚さを20mmとした条件下で、特に、第1層及び第2層の流れ抵抗を様々設定した場合の周波数と垂直入射吸音率との関係を測定したグラフである。 第1層の厚さを50mm、第2層の厚さを20mmとした条件下で、特に、第1層の流れ抵抗を7500N・s/m及び第2層の流れ抵抗を65000N・s/mとし、かつ背面空気層の厚さを様々設定した場合(0mm、10mm、20mmに設定した場合)の周波数と垂直入射吸音率との関係を測定したグラフである。 第1層の流れ抵抗を7500N・s/m及び第2層の流れ抵抗を170000N・s/mとした場合の周波数と垂直入射吸音率との関係を測定したグラフである。
本発明の実施形態に係る吸音材構造100について、図1~図8を参照して説明する。
この吸音材構造100は、図1(A)に示されるように、音源Aに近い側に配置される第1層10と、音源Aより遠い側に配置される第2層20とを少なくとも有する積層体30により構成される。
第1層10は音の伝搬方向(矢印a方向)に沿って第2層20よりも厚く、かつ第2層20よりも相対的に流れ抵抗が小さい繊維素材から形成される。これにより、吸音材構造100の全体において、特に人が不快と感じる周波数帯にて反射音による干渉を防止し、高い吸音効果を実現する。
具体的には、第1層10は、流れ抵抗5000~8000N・s/mを有する厚さがおよそ50mm(図1(A)に符号d1で示す)の繊維素材からなる。第2層20は、流れ抵抗60000~170000N・s/mを有する厚さがおよそ20mm(図1(A)に符号d2で示す)の繊維素材からなる。
なお、第1層10の繊維素材としては、密度32kg/mのグラスウール(JIS A 9504認証品)が使用される他、密度30kg/mのポリエステル材(東京防音社製、ESW-1800-1)が使用される。
また、第2層20の繊維素材としては、ポリエステル材(3M社製 シンサレート 品番PSM-200Nを加工して流れ抵抗を可変させたもの)が使用される。このポリエステル材の実測密度は流れ抵抗65000N・s/mのとき約34kg/m、115000N・s/mのとき約58kg/m3である。
また、上記材料に限らず、アクリル材、ポリプロピレン材等の化学繊維も候補となる。ただし、各層に用いる繊維素材の構造は、均質・等方であることが望ましい。
また、繊維素材を圧縮した吸音材の流れ抵抗(R)は、その繊維径(μ)と嵩密度(ρ)に依存して、以下の数1のような関係にあると言われる。
Figure 0007449711000001
なお、上記数1において、係数xは0.3~1.0であり、定数(K)は繊維径(μ)をμm、嵩密度(ρ)をkg/m、流れ抵抗(R)をN・s/mのMKS単位系で表示したとき、「K=3.18×10」となる。
また、上記吸音材構造100では、第1層10と第2層20とを互いに密着した積層体30により構成されるが、この積層体30の後部と、壁体Wとの間には背後空気層40を介在させても良い。なお、ここでの背後空気層40は0~20mmの厚さに形成される。
次に、上記吸音材構造100の比較試験について図2~図8を参照して説明する。
なお、以下の垂直入射吸音率(α)の測定試験では、図1(A)に符号Sで示すような一定径のサンプルを作成し、これを筒状の測定器内に入れ、軸方向に所定周波数の音を入射させることで、周波数と垂直入射吸音率との関係を調べた。
図2に示す吸音材構造100では、第1層10の流れ抵抗を7500N・s/m4としかつ厚さを50mmとした繊維素材が使用され、第2層20の流れ抵抗を120000N・s/m4としかつ厚さを20mmとした繊維素材が使用されている。
さらに、図2に示す吸音材構造100では、第1層10の厚さを50mmとし、かつ第2層20の厚さを20mmとした上で(合計厚さ70mm)、背後空気層40が「0mm、10mm、20mm」からなる3つのサンプルを作成した。
そして、これらのサンプルにより、周波数(Hz)と垂直入射吸音率(α)との関係を調べたところ(測定結果を図2に符号2a,2b,2cで示す)、いずれの場合も、特に人が不快と感じる800Hzから3150Hzの1/3オクターブバンド中心周波数において、垂直入射吸音率0.9以上の高い吸音効果を実現することが確認された。
一方、図3~図5に示す比較例となる吸音材構造ではグラスウール又はポリエステル材の単一材料により、厚さ25mm/50mm/70mmに形成したサンプルが示されている。
そして、これらのサンプルにより、周波数(Hz)と垂直入射吸音率(α)との関係を調べたところ、いずれの場合も、特に人が不快と感じる800Hzから3150Hzの1/3オクターブバンド中心周波数において、垂直入射吸音率(α)が部分的に0.9以下の低い値となることが確認された(測定結果を図3に符号3a,3bで示し、図4に符号4a,4bで示し、図5に符号5a,5bで示す)。
すなわち、図3~図5に示す単一の繊維素材を使用した吸音材構造では、図2に示すような第1層10と第2層20とからなる本発明の吸音材構造100と比較して、800Hzから3150Hzの周波数帯において明らかに垂直入射吸音率(α)が低くなることが確認された。
次に、図2及び図6~図8を参照して、第1層10及び第2層20の流れ抵抗を各種設定した吸音材構造100に関し、周波数(Hz)と垂直入射吸音率(α)との関係を調べた比較試験について説明する。
なお、これら試験で使用する吸音材構造100では、第1層10にて厚さを50mmとしたポリエステル材が使用され、第2層20にて厚さを20mmとしたポリエステル材が使用されている。
前述したように図2の試験では、第1層10の流れ抵抗を7500N・s/mとしかつ第2層20の流れ抵抗を120000N・s/mとし、かつ背後空気層40を「0mm、10mm、20mm」とした3つの吸音材構造のサンプルにより、周波数(Hz)と垂直入射吸音率(α)との関係を調べた(測定結果を図2に符号2a,2b,2cで示す)。
また、図6の試験では、第1層10の流れ抵抗を7500N・s/mとしかつ第2層20の流れ抵抗を70000N・s/mとした吸音材構造のサンプル(2回測定)により、周波数(Hz)と垂直入射吸音率(α)との関係を調べた(測定結果を図6に符号6a,6bで示す)。
なお、図6において符号6cで示すものは、本願発明となる「第1層10の流れ抵抗を7500N・s/mとしかつ第2層20の流れ抵抗を70000N・s/mとした吸音材構造のサンプル」の順序を入れ替えた比較例としての試験結果を示している。
具体的には、図6に符号6cに示すものは、第1層10について厚さ20mm、流れ抵抗を70000N・s/mとし、かつ第2層20について厚さ50mm、流れ抵抗を7500N・s/mとした吸音材構造のサンプルにより、周波数(Hz)と垂直入射吸音率(α)との関係を調べた比較例である。
また、図7の試験では、第1層10の流れ抵抗を7500N・s/mとしかつ第2層20の流れ抵抗を65000N・s/mとし、かつ背後空気層40を「0mm、10mm、20mm」とした3つの吸音材構造のサンプルにより、周波数(Hz)と垂直入射吸音率(α)との関係を調べた(測定結果を図7に符号7a,7b,7cで示す)。
また、図8の試験では、第1層10の流れ抵抗を7500N・s/mとしかつ第2層20の流れ抵抗を170000N・s/mとした上で、背後空気層40を0mmとした吸音材構造のサンプルにより、周波数(Hz)と垂直入射吸音率(α)との関係を調べた。
そして、以上述べた図2及び図6~図8に示す試験では、図6に符号6cで示される第1層10の流れ抵抗を70000N・s/m4としかつ第2層20の流れ抵抗を7500N・s/m4とした吸音材構造のサンプル以外、全てのサンプルで、特に人が不快と感じる800Hzから3150Hzの1/3オクターブバンド中心周波数にて、垂直入射吸音率0.9以上の高い吸音効果を実現することが確認された。
なお、上記比較試験では、一部の流れ抵抗についてのみ周波数と垂直入射吸音率(α)との関係を測定した。
しかし、上記比較実験以外においても、第1層10の厚さを50mm、第2層20の厚さを20mmとした条件下で、特に、第1層10の流れ抵抗が5000~8000N・s/m4で、かつ第2層20の流れ抵抗が60000~170000N・s/m4の範囲にある場合に、いずれも、800Hzから3150Hzの周波数帯で垂直入射吸音率(α)が低くなることが確認されている。
以上説明したように本発明に係る吸音材構造100では、音源Aに近い側に配置される第1層10と、音源Aより遠い側に配置される第2層20とを少なくとも有する積層体30を具備し、第1層10は第2層20よりも厚く、かつ第2層20よりも相対的に流れ抵抗が小さい繊維素材からなる。
より具体的には、本発明に係る吸音材構造100では、音源A側に、音を効果的に材料中へ進入させ、かつ材料中での反射音を抑制することを目的に、流れ抵抗5000~8000(N・s/m4)を有する厚さ50mmの繊維素材を第1層10に配置し、その背面に流れ抵抗60000~170000(N・s/m4)を有する厚さ20mmの繊維素材を第2層20に配置した構造とする。
これにより、本発明に係る吸音材構造100では、高速鉄道走行時の走行装置付近で発生する走行音のうち、人の聴感特性上、特に不快と感じる800Hzから3150Hzの1/3オクターブバンド中心周波数において、垂直入射吸音率0.9以上を実現することができる。
特に、図2及び図6~図8に示した例では、1000Hz~3150Hzでの垂直入射吸音率0.96以上を実現することができる。
すなわち、本発明の吸音材構造100では、流れ抵抗の異なる所定厚さの第1層10及び第2層20からなる吸音材を、予め定めた順序で配置することにより、音の干渉による吸音効率低下を緩和することができる。
その結果、本発明の吸音材構造100では、全体の厚さを薄厚に保ちつつも、特に人が不快と感じる周波数帯において、高い吸音効果を実現することができる。
なお、上記実施形態に示す吸音材構造100では、図1(A)に示すように第1層10と第2層20とからなる積層体30の後部と、壁体Wとの間に背後空気層40を介在させるようにした。
しかし、上記吸音材構造100では、背後空気層40とともに又は当該背後空気層40に代えて、図1(B)に示されるような、積層体30内の第1層10と第2層20との間に、0~20mmの厚さを有する中間空気層50を介在させるようにしても良い。
そして、このような中間空気層50が、背後空気層40とともに又は当該背後空気層40に代えて存在した場合にも、800Hzから3150Hzの1/3オクターブバンド中心周波数において、垂直入射吸音率0.9以上を実現することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、鉄道高架橋用防音壁又は各種の建築用壁材として用いられる吸音材構造に関する。
10 第1層
20 第2層
30 積層体
40 背後空気層
50 中間空気層
100 吸音材構造
W 壁体

Claims (8)

  1. 壁体と音源との間であって、該音源に近い側に配置される第1層と、前記音源より遠い側に配置される第2層とを少なくとも有する積層体を具備し、
    前記第1層は音の伝搬方向に沿って前記第2層よりも厚く、かつ前記第2層よりも相対的に流れ抵抗が小さい繊維素材からなり、
    前記第1層は、流れ抵抗5000~8000N・s/mを有する繊維素材からなり、
    前記第2層は、流れ抵抗60000~170000N・s/mを有する繊維素材からなり、
    前記第1層は前記音源へ向けて露出することを特徴とする吸音材構造。
  2. 前記第1層は、厚さがおよそ50mmであり、前記第2層は、厚さがおよそ20mmであることを特徴とする請求項1に記載の吸音材構造。
  3. 前記第1層と前記第2層とからなる前記積層体の後部と前記壁体との間には背後空気層が介在されることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の吸音材構造。
  4. 前記背後空気層は0mmを超え20mmまでの厚さに形成されることを特徴とする請求項3に記載の吸音材構造。
  5. 前記積層体内の前記第1層と前記第2層とは互いに密着して積層されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の吸音材構造。
  6. 前記積層体内の前記第1層と前記第2層との間には中間空気層が介在されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の吸音材構造。
  7. 前記中間空気層は0mmを超え20mmまでの厚さに形成されることを特徴とする請求項6に記載の吸音材構造。
  8. 前記第1層及び/又は前記第2層の繊維素材としてグラスウール材、ポリエステル材、ポリプロピレン材、アクリル材の少なくともいずれかが使用されることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の吸音材構造。
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