JPH09134180A - 吸音材 - Google Patents
吸音材Info
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- JPH09134180A JPH09134180A JP7291504A JP29150495A JPH09134180A JP H09134180 A JPH09134180 A JP H09134180A JP 7291504 A JP7291504 A JP 7291504A JP 29150495 A JP29150495 A JP 29150495A JP H09134180 A JPH09134180 A JP H09134180A
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Abstract
音が発生したとしても、その騒音を効率的に吸収する。 【解決手段】フードパネルPのエンジンルーム側の面に
は吸音材1が取着されており、同吸音材1は、フェルト
層2と同フェルト層2に重ね合わせるように設けられた
共鳴層3とを有する。フェルト層2は騒音の発生源に近
い側(図の下側)に配置されるのに対し、共鳴層3は騒
音の発生源に遠い側(図の上側)に配置される。共鳴層
3は、一定間隔で設けられた多数の孔5a有する有孔板
5と、その背後に設けられた空気層6とにより構成され
ている。主としてフェルト層2にて高周波数領域の騒音
が吸収される。また、主として共鳴層3にて比較的低周
波数領域の騒音が吸収される。この場合、フェルト層2
が共鳴層3よりも騒音の発生源に近い側に配置されるた
め、騒音が有孔板にて反射されるといった不都合が解消
され、効率的に騒音を吸収することができる。
Description
れる吸音材に係り、例えば、車両用のフードパネル、ル
ーフパネル、フロアパネル、エンジンのエンジンカバー
等に取着され、騒音が外部や車両室内等に伝播するのを
抑制するための吸音材に関するものである。
(ボンネット)のエンジンルーム側の面には、エンジン
等から発生する騒音が外部に洩れるのを極力抑えるため
に、シート状の吸音材が取着されている。この種の吸音
材としては、例えばフェルトやグラスウール等の不織繊
維素材が採用されており、これら不織繊維素材は主に高
周波域で大きな吸音能力を発揮する。また、比較的低周
波数域で吸音能力を発揮するものとしては、例えば有孔
板及び空気層よりなる共鳴層を形成したものが知られて
いる。
従来技術では、例えばエンジンルームの如く、騒音源が
多数存在し、発生する周波数レベルが異なる場合に、効
果的な吸音性能が得られない場合があった。即ち、エン
ジンルーム内には、エンジン本体、吸気系、ミッション
等といった各種部材が配設されており、これら各種部材
からは、様々な周波数レベルを持った騒音が発生する。
これに対し、従来技術で記した不織繊維素材を用いた吸
音材では、比較的低周波領域にある騒音(例えば、2k
Hz未満の騒音)を吸収することが困難であり、かかる
低周波領域での吸音能力を確保するには不織繊維を厚く
ことや重くすること等が強いられる。また、共鳴層を形
成した吸音材では、比較的高周波領域にある騒音(例え
ば、2kHz以上の騒音)を吸収することが困難であ
り、かかる高周波領域での吸音能力を確保するには多層
化すること等が強いられる。
騒音を吸収するべく採用される吸音材においては、吸音
率を高めることが要求されるのは勿論のこと、その他に
当該吸音材にて反射される騒音量をできる限り減らすこ
とが要望される。しかし、前記の如く有孔板及び空気層
よりなる共鳴層にて吸音材を構成する場合には、有孔板
にて騒音の一部が反射されてしまい、結果として騒音が
効率的に吸収できないという事態を招くことがあった。
れたものであって、その目的は、騒音源が多数存在し、
異なる周波数レベルの騒音が発生したとしても、その騒
音を効率的に吸収することができる吸音材を提供するこ
とにある。
め、請求項1に記載の発明は、被取着体に取着され、当
該被取着体の内側で発生した騒音の伝播を抑制するため
の吸音材であって、不織繊維層よりなる高周波数領域吸
収層と、同高周波数領域吸収層に重ねられるようにして
設けられ、有孔板及びその背後の空気層よりなる低周波
数領域吸収層とを備え、前記高周波数領域吸収層を騒音
の発生源に近い側に配置すると共に、前記低周波数領域
吸収層を騒音の発生源に遠い側に配置したことをその要
旨としている。
1に記載の発明において、前記高周波数領域吸収層と前
記低周波数領域吸収層との間に空気層を設けたことをそ
の要旨としている。
被取着体に取着され、この吸音材により、当該被取着体
の内側で発生した騒音の伝播の抑制が図られる。吸音材
は、不織繊維よりなる高周波数領域吸収層と、有孔板及
びその背後の空気層よりなる低周波数領域吸収層とを備
え、主として高周波数領域吸収層により高周波数領域の
騒音が吸収される。即ち、騒音が高周波数領域吸収層に
入射されると、同層内の不織繊維間の空気の粘性抵抗と
熱伝導により、騒音の有するエネルギーの減衰が図られ
る。或いは、不織繊維自身が微振動すると共に、相互に
接触している不織繊維同士間に摩擦が生ずる。そして、
それらのエネルギーが振動熱、摩擦熱に変換され、これ
により騒音の有するエネルギーの減衰が図られる。
り、低周波数領域の騒音が吸収されうる。即ち、高周波
数領域吸収層を通過した比較的低周波数領域の騒音は、
低周波数領域吸収層における共鳴作用により騒音の有す
るエネルギーの減衰が図られる。このとき、例えば低周
波数領域吸収層の有孔板に一定間隔で且つ同一径の孔が
形成されているとすれば、吸音されうる騒音の共鳴周波
数fは次式に基づき求められる。
設けられた孔の半径、「B」は同じく孔の間隔、「h」
は有孔板の板厚、「d」は空気層の厚みである。
在し、異なる周波数レベルの騒音が発生したとしても、
その騒音は全体として、即ち広範な周波数領域におい
て、高いレベルで吸収されうる。
騒音の発生源に近い側に配置すると共に、低周波数領域
吸収層を騒音の発生源に遠い側に配置した。そのため、
騒音が低周波数領域吸収層で反射され、結果として反射
音が外部に洩れ出てしまうといった問題が解消される。
つまり、本発明の構成とは逆に、前記低周波数領域吸収
層を騒音の発生源に近い側に配置すると、高周波数領域
の騒音を吸収する前に当該低周波数領域吸収層の有孔板
により騒音の一部が反射される。しかし、本発明の構成
によれば、上記のような不都合が解消され、効率の良い
吸音特性が得られる。
請求項1に記載の発明の作用に加えて、高周波数領域吸
収層と低周波数領域吸収層との間に空気層が設けられ
る。この場合、当該空気層を設けることにより高周波数
領域吸収層により吸収される騒音の周波数レベルが低周
波数側へとシフトすることとなる。このため、所望とす
る周波数レベルをもった騒音をより効果的に吸収するこ
とも可能となる。
施形態を図1,図2を用いて説明する。
してのフードパネル(ボンネット)Pのエンジンルーム
側(図の下側)の面には、エンジン等から発生する騒音
が外部に洩れるのを抑えるための吸音材1が取着されて
いる。図1において、この吸音材1は全体としてシート
状をなし、高周波数領域吸収層としてのフェルト層2
と、そのフェルト層2に重ね合わせるようにして設けら
れた低周波数領域吸収層としての共鳴層3とを有する。
フェルト層2は騒音の発生源に近い側(図の下側)に配
置され、共鳴層3は騒音の発生源に遠い側(図の上側)
に配置される。フェルト層2と共鳴層3との間には、所
定幅(本実施形態では、10mm)の空気層4が設けら
れている。
製の不織繊維層により構成されている(厚み=約10m
m)。共鳴層3は、一定間隔で且つ同一径の多数の孔5
aを有する有孔板と、その背後に設けられた空気層6と
から構成されている。本実施形態では、有孔板5を例え
ばPP(ポリプロピレン)にて成形し、同有孔板5にお
いて、その板厚を0.5mm,孔5aの間隔を4mm,
孔5aの直径を0.5mmとしている。また、空気層6
の幅を10mmとしている。尚、吸音材1はその周縁部
分において、図示しないクリップが取付けられることに
よりフードパネルPに対し取着されている。
及び効果について説明する。本実施形態では、フードパ
ネルPに取着された吸音材1により、フードパネルPを
境としてエンジンルーム内で発生する騒音が外部に伝播
するのが抑制されうる。即ち、比較的高周波数領域にあ
る騒音は、主としてフェルト層2によって吸収されう
る。このとき、騒音がフェルト層2に入射されると、同
層2内の不織繊維間の空気の粘性抵抗と熱伝導により、
騒音の有するエネルギーの減衰が図られる。或いは、不
織繊維自身が微振動すると共に、相互に接触している不
織繊維同士間に摩擦が生ずる。そして、それらのエネル
ギーが振動熱、摩擦熱に変換され、これにより騒音の有
するエネルギーの減衰が図られる。その一方で、フェル
ト層2の背後に設けられた空気層4によりフェルト層2
での吸音特性が低周波数側にシフトされるようになって
いる。
た比較的低周波数領域の騒音は、有孔板5及び空気層6
からなる共鳴層3によって主として吸収されうる。即
ち、有孔板5の孔5aを通過する騒音は、共鳴作用によ
り騒音の有するエネルギーの減衰が図られる。
層2と、有孔板5及び空気層6よりなる共鳴層3とから
吸音材1を構成した。その結果、広範な周波数領域にお
いて良好なる吸音性能が発揮できる。かかる場合、フェ
ルト層2を厚くすることや重くすること等が強いられる
ことはなく、吸音材1全体の軽量化を図ることができ
る。特に、エンジンルーム内には、エンジン本体、吸気
系、ミッション等といった各種部材が配設され、これら
各種部材からは、様々な周波数レベルを持った騒音が発
生しうる。しかし、本実施形態の吸音材1によれば、上
記の如く、種々の周波数レベルをもった騒音に対しても
高いレベルでの吸音特性を発揮することができる。
音の発生源に近い側に配置すると共に、共鳴層3を騒音
の発生源に遠い側に配置した。そのため、騒音が共鳴層
3の有孔板5で反射されて、結果としてその反射音が外
部に洩れ出るといった事態が回避できる。つまり、本実
施形態とは逆に、共鳴層3を騒音の発生源に近い側(図
の下側)に配置すると、高周波数領域の騒音を吸収する
前に当該共鳴層3の有孔板5により騒音が反射され、こ
の反射音はエンジンルーム下方の開放部から外部に洩れ
出ることとなる。しかし、本実施形態の構成によれば、
上記のような不都合が解消され、効率の良い吸音特性が
得られる。
共鳴層3との間に空気層4を設け、フェルト層2により
得られる吸音特性を低周波数側にシフトさせた。その結
果、特にうさいと感じられる周波数レベル(約2kHz
付近の周波数領域)において、良好な吸音特性が得られ
る。
繊維層をフェルト層2により構成した。そのため、比較
的安価に吸音材を構成することができ、コストの低減を
図ることができる。
下のような実験を行った。即ち、図1の構成を有する吸
音材1のサンプルを用意し、それについて周波数を変更
させて垂直入射吸音率を測定した。その結果を図2に示
す。
ば、図2の実線で示すように、全体的に騒音の吸収効果
が高いことがわかる。詳しくは、前記フェルト層2及び
空気層4により主に周波数が2kHz以上の高周波数領
域の音が吸収される(図の破線)。尚このとき、同吸音
特性(図の破線)は、フェルト層2の背後に空気層4を
設けたことで、フェルト層2を単体で用いた場合よりも
低周波数側にシフトしている。また、前記共鳴層3によ
り主に周波数が2kHz付近又はその周波数以下の音が
吸収される(図の二点鎖線)。以上のことから、吸音材
1では、運転者或いは外部にいる者にとってうるさいと
感じうる、低周波数レベルの騒音を効率的に吸収できる
と共に、吸音材1全体として、広範な周波数レベルをも
った騒音に対して優れた吸音性能を発揮することができ
る。
した第2の実施形態を図3,図4に基づいて説明する。
但し、本実施形態において、上述した第1の実施形態と
重複する部分についてはその説明を省略すると共に、主
として異なる点について以下に説明する。
2の実施形態の吸音材1(図1参照)との主な相違点を
挙げれば、図3の吸音材11では図1の空気層4が取り
除かれ、フェルト層2に接するように低周波数領域吸収
層としての共鳴層12が設けられている。この場合、共
鳴層12の有孔板13はフェルト層2に接するように配
置され(有孔板13は図1の有孔板5と同等)、有孔板
13とフードパネルPとの間には約20mmの幅を有す
る空気層14が設けられている。但し、上記構成でも第
1の実施形態と同様に、フェルト層2が騒音の入射側
(騒音の発生源に近い側)に設けられている。
効果を確認するべく、上記第1の実施形態と同様に以下
のような実験を行った。即ち、上記吸音材11のサンプ
ルを用意し、それについて周波数を変更させて垂直入射
吸音率を測定した。その結果を図4に示す。同図に示す
ように、本実施形態の吸音材11では、高周波数領域に
おける良好な吸音特性が得られる。また、運転者或いは
外部にいる者にとってうるさいと感じうる、低周波数レ
ベルの騒音(周波数が2kHz未満の比較的低周波数領
域にある騒音)を確実に吸収することができる。尚、本
実施形態では、共鳴層12を構成する空気層14の厚み
を、第1の実施形態における同じ空気層の厚みの2倍と
した。そのため、共鳴層12における共鳴周波数が下が
り、当該共鳴層12による吸音特性が第1の実施形態よ
りも低周波数側にシフトしている。
態と同様に、フェルト層2を騒音の入射側(音源側)に
設けると共に、同フェルト層2の背後に共鳴層12を設
けた。そのため、騒音が有孔板5にて反射するといった
不都合が解消でき、優れた吸音性能を発揮することがで
きる。
した第3の実施形態を図5,図6に基づいて説明する。
但し、本実施形態において、上述した各実施形態と重複
する部分についてはその説明を省略すると共に、主とし
て異なる点について以下に説明する。
実施形態の吸音材との主な相違点を挙げれば、図5の吸
音材21では、フェルト層2に接するように低周波数領
域吸収層としての共鳴層22が設けられ、同共鳴層22
内には2枚の有孔板23,24が配されている(有孔板
23,24は図1の有孔板5と同等)。そして、共鳴層
22を構成する空気層25,26が2層に設けられてい
る(厚みは共に10mm)。但し、本実施形態の構成で
も前記の各実施形態と同様に、フェルト層2が騒音の入
射側に設けられている。
実施形態と同様の実験を行っており、その実験結果を図
6に示す。同図に示すように、本実施形態の吸音材21
では、高周波数領域における良好な吸音特性が得られ
る。また、運転者或いは外部にいる者にとってうるさい
と感じうる、低周波数レベルの騒音(周波数が2kHz
未満の比較的低周波数領域にある騒音)を確実に吸収す
ることができる。併せて、本実施形態でも上記各実施形
態と同様に、フェルト層2を騒音の入射側に設けると共
に、同フェルト層2の背後に共鳴層22を設けた。その
ため、騒音が有孔板5にて反射するといった不都合が解
消でき、優れた吸音性能を発揮することができる。
した第4の実施形態を図7,図8に基づいて説明する。
但し、本実施形態において、上述した第1〜第3の実施
形態と重複する部分についてはその説明を省略すると共
に、主として異なる点について以下に説明する。
実施形態の吸音材との主な相違点を挙げれば、図7の吸
音材31では、フェルト層2に接するように低周波数領
域吸収層としての共鳴層32が設けられ、同共鳴層32
内には2枚の有孔板33,34が配されている。これら
有孔板33,34において、下側の有孔板33は図1の
有孔板5と同等の構成を有するのに対し、上側の有孔板
34は孔の間隔が6mmに拡げられている。そして、前
記有孔板33,34の背後には、それぞれの厚みが20
mm,10mmの空気層35,36が2層に設けられて
いる。但し、本実施形態の構成でも前記の各実施形態と
同様に、フェルト層2が騒音の入射側に設けられてい
る。
実施形態と同様の実験を行っており、その実験結果を図
8に示す。同図に示すように、本実施形態の吸音材31
では、高周波数領域における良好な吸音特性が得られ
る。また、運転者或いは外部にいる者にとってうるさい
と感じうる、低周波数レベルの騒音(周波数が2kHz
未満の比較的低周波数領域にある騒音)を確実に吸収す
ることができる。併せて、本実施形態でも上記各実施形
態と同様に、フェルト層2を騒音の入射側(音源側)に
設けると共に、同フェルト層2の背後に共鳴層32を設
けた。そのため、騒音が有孔板5にて反射するといった
不都合が解消でき、優れた吸音性能を発揮することがで
きる。
例えば次の如く構成してもよい。 (1)前記各実施形態では、不織繊維よりなる高周波数
領域吸収層をフェルト層2にて構成したが、それに代え
て又はそれと共に、ガラスウール層或いはウレタンホー
ム層を用いて高周波数領域吸収層を構成してもよい。
有孔板及び空気層の配置状態や、有孔板に形成された孔
の間隔や大きさは、あくまでも例示であって、上述した
構成に限定されるものではない。それらは、所望の周波
数レベルをもった騒音に対して、任意に設定できる。
ム内のフードパネルPに吸音材を取付けるようにした
が、その外にもルーフパネル、ホイールハウス、フロア
パネル、エンジンのエンジンカバー等の自動車における
各種被取着体のほか、その他の騒音を吸収するための箇
所に取着させるようにしてもよい。
よれば、騒音源が多数存在し、異なる周波数レベルの騒
音が発生したとしても、その騒音を効率的に吸収するこ
とができるという優れた効果を奏する。
り一層確実に吸音性能を高めることができる。
断面図。
実測グラフ。
断面図。
実測グラフ。
断面図。
実測グラフ。
断面図。
実測グラフ。
層としてのフェルト層、3,12,22,32…低周波
数領域吸収層としての共鳴層、4…空気層、5,13,
23,24…有孔板、6,14,25,26,35,3
6…空気層、P…被取着体としてのフードパネル。
Claims (2)
- 【請求項1】被取着体に取着され、当該被取着体の内側
で発生した騒音の伝播を抑制するための吸音材であっ
て、 不織繊維層よりなる高周波数領域吸収層と、同高周波数
領域吸収層に重ねられるようにして設けられ、有孔板及
びその背後の空気層よりなる低周波数領域吸収層とを備
え、前記高周波数領域吸収層を騒音の発生源に近い側に
配置すると共に、前記低周波数領域吸収層を騒音の発生
源に遠い側に配置したことを特徴とする吸音材。 - 【請求項2】前記高周波数領域吸収層と前記低周波数領
域吸収層との間に空気層を設けた請求項1に記載の吸音
材。
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---|---|---|---|
JP29150495A JP3521577B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 吸音材 |
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JP29150495A Expired - Fee Related JP3521577B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 吸音材 |
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- 1995-11-09 JP JP29150495A patent/JP3521577B2/ja not_active Expired - Fee Related
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