JP7448852B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
特許文献1に示すように、遊技機には、ATなどの所定遊技への移行の可能性を示唆する前兆演出が、当該所定遊技の開始前に報知されることがある。
特開2019-63578号公報
前兆演出に移行する直前に、その前兆演出の内容を簡単にまとめた予告演出が報知されることがある。この予告演出が報知された場合、遊技者は、予告演出が報知されない場合に比べて、ATやARTなどの、遊技者にとって有利な所定遊技が当せんしていることに高い期待を寄せながら遊技を行う。
ところが、予告演出が報知されたものの、実際には所定遊技は当せんしておらず、所定遊技に移行されないまま通常遊技が続くこともある。この場合、遊技者は、期待を裏切られたことになるため落胆し、遊技継続への意欲が喪失し、遊技を終えてしまう可能性がある。
本発明の目的は、遊技者の遊技継続への意欲の喪失を低減させることのできる遊技機を提供することである。
第1の発明は、
遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
前記遊技進行に応じた進行演出を報知する報知部と、
前記進行演出が報知される前に前記報知部に報知される予告演出の演出データを、前記進行演出の内容に基づいて生成する演出データ生成部と、
前記予告演出の報知後に、前記予告演出に対応する前記進行演出を報知させる報知制御部と、
を備えることを特徴とする遊技機である。
第2の発明は、
遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
前記遊技進行に応じた進行演出と、前記進行演出に対応する予告演出を報知する報知部と、
前記遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前記進行演出の内容とこれに対応する前記予告演出の内容との相違度合いによって現れるように、前記進行演出および/または前記予告演出の演出データを生成する演出データ生成部と、
前記予告演出の演出データに従って前記予告演出を前記報知部に報知させた後に、前記進行演出の演出データに従って前記進行演出を前記報知部に報知させる報知制御部と、
を備えることを特徴とする遊技機である。
第3の発明は、
遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
前記遊技進行に応じた進行演出と、前記進行演出に対応する予告演出を報知する報知部と、
前記遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前記進行演出の内容とこれに対応する前記予告演出の内容との共通度合いによって現れるように、前記進行演出および/または前記予告演出の演出データを生成する演出データ生成部と、
前記予告演出の演出データに従って前記予告演出を前記報知部に報知させた後に、前記進行演出の演出データに従って前記進行演出を前記報知部に報知させる報知制御部と、
を備えることを特徴とする遊技機である。
第4の発明は、
遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
前記遊技進行に応じた進行演出を報知する報知部と、
対応する前記進行演出の内容に基づく予告演出を、対応する前記進行演出が報知される前に前記報知部に報知させる報知制御部と、
前記遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前記進行演出の内容とこれに対応する前記予告演出の内容との共通度合いまたは相違度合いによって現れるように、前記進行演出および/または前記予告演出の演出データを生成する演出データ生成部と、
前記期待度の示唆に関する設定の、前記遊技者による入力操作を受け付け可能な受付部と、
を備え、
前記演出データ生成部は、前記受付部が受け付けた前記期待度の示唆に関する設定に応じて、前記進行演出および/または前記予告演出の前記演出データを生成する
ことを特徴とする遊技機である。
また、第4の発明では、
前記受付部は、前記進行演出の内容とこれに対応する前記予告演出の内容との共通度合いが多いほど前記期待度が高くなる第1パターン、または前記進行演出の内容とこれに対応する前記予告演出の内容との相違度合いが多いほど前記期待度が高くなる第2パターン、のいずれかの前記遊技者による選択を、前記期待度の示唆に関する設定として受け付け可能である
ことができる。
また、第4の発明では、
前記受付部は、前記進行演出および前記予告演出それぞれの演出効果を表す情報の前記遊技者による入力を、前記期待度の示唆に関する設定として受け付け可能である
ことができる。
また、第1から第4の発明では、
前記報知制御部は、更に、前記進行演出の報知中に、前記予告演出を前記報知部に報知させる
ことができる。
また、第1から第4の発明では、
前記予告演出は、対応する前記進行演出に含まれる画像要素を用いて編集された、対応する前記進行演出のダイジェスト動画である、
ことができる。
また、第1から第4の発明では、
前記進行演出は、前記遊技者の操作に応じて複数のゲームが消化されることにより進行しかつ展開され、
前記予告演出は、前記遊技者の操作に応じて連続して前記ゲームが消化されることに応じて、前記予告演出の農地後に前記進行演出が展開されることを示唆するものである
ことができる。
また、第2の発明では、
前記報知制御部は、前記進行演出の内容と前記予告演出の内容との相違点が存在することを示唆するための示唆演出を、前記報知部に更に報知させる
ことができる。
また、第3の発明では、
前記報知制御部は、前記進行演出の内容と前記予告演出の内容との共通点が存在することを示唆するための示唆演出を、前記報知部に更に報知させる
ことができる。
また、第4の発明では、
前記報知制御部は、前記進行演出の内容と前記予告演出の内容との共通点または相違点が存在することを示唆するための示唆演出を、前記報知部に更に報知させる
ことができる。
また、第5の発明では、
前記遊技進行に応じた進行演出と、前記進行演出に対応する予告演出を報知する報知部と
前記予告演出の演出データに基づいて、前記進行演出の内容を抽せんにて決定する演出データ生成部と、
前記予告演出の報知後に、前記予告演出に対応する前記進行演出を報知させる報知制御部と、
を備えることを特徴とする遊技機である。
本発明によれば、遊技者の遊技継続への意欲の喪失が低減される。
スロットマシンの正面図である。 スロットマシンの構成を模式的に示すブロック図である。 回転リールの図柄の配列の一例を示す図である。 第1遊技状態における状態遷移を説明する図である。 第2遊技状態における状態遷移を説明する図である。 遊技区間の状態遷移を説明する図である。 演出順序を説明する図である。 予告演出および前兆演出それぞれにおける、対応する画像を比較した図である。 演出パターンを選択する際に液晶画面に表示される画面例である。 前兆演出の表示の際に予告演出も表示される画面例である。 スロットマシンの動作処理の流れを示すフロー図である。
[実施形態]
本発明の遊技機の実施形態にかかるスロットマシン1について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明される実施形態は、本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で本発明の実施形態を適宜変更することができる。
<スロットマシンの構成>
図1に示すように、スロットマシン1は筐体10を有する。筐体10の正面には、前面扉100が設けられている。
前面扉100の中央部分には、透明性のリール窓200が設けられている。遊技者は、このリール窓200から、後述する複数の回転リール20それぞれの表面に表示された複数の図柄を視認することができる。
リール窓200の上方には、遊技中の各種の演出を行うための液晶画面3、スピーカ102、および電飾部(図示略)が設けられている。液晶画面3、スピーカ102および電飾部は、報知部に相当する。
液晶画面3は、遊技者の遊技中に各種の演出動画(演出画面)を表示する。
スピーカ102は、所定のBGM(バックグラウンドミュージック)、SE(サウンドエフェクト)および音声を出力する。
電飾部は、例えば期待度の高い演出画面が表示されたり、役が入賞したりした場合に、所定のパターンで点灯または消灯する。
リール窓200の下方には、操作部4が設けられている。操作部4は、複数のストップスイッチ40、投入口が設けられたメダル投入部41、ベットスイッチ42、レバー43、媒体表示部44、精算スイッチ45および演出ボタン46(受付部に相当)などを含む。
各ストップスイッチ40は、各回転リール20に対応して設けられている。各ストップスイッチ40は、回転リール20が回転している間に、各回転リール20の回転を停止させるための操作を受け付ける。
メダル投入部41の投入口には、遊技媒体に相当するメダルが投入される。投入口付近には、メダルセンサが設けられている。メダルセンサは、投入口へのメダルの投入を検出し、検出信号を制御部6に出力する。
ベットスイッチ42は、メダルをベットする際に用いられる。
レバー43は、各回転リール20を回転させるための操作を受け付けるスタートスイッチとして機能する。
媒体表示部44は、メダルのクレジット数、メダルの払い出し枚数、メダルのベット数などを表示するものであって、例えば複数の7セグメントで構成される。または、媒体表示部44は、遊技区間が有利区間であって特定の条件が満たされている場合に、遊技区間が有利区間であることを表示する。具体的に、媒体表示部44における7セグメントの一部が点灯することにより、遊技区間が有利区間であることを告知する。
精算スイッチ45は、遊技者による遊技が終了して、払出口51からメダルが払い出される際に用いられる。
演出ボタン46は、遊技者が遊技を行う際に、音量設定、遊技データの確認などを行うために用いられるボタンである。また、演出ボタン46は、遊技中、演出に応じて遊技者により押下されることがある。遊技中に演出ボタン46が押下された場合、演出に変化が生じる。
また、演出ボタン46は、ATやボーナスなどの当せん期待度の示唆に関して、遊技者が設定を行う際に、当該遊技者の入力操作を受け付けることができる。これについては“―演出データ生成部―”にて説明する。
これらの操作部4の各スイッチ付近には、遊技者の操作を検知して制御部6に操作信号を出力するセンサが設けられている。
筐体10のうち、操作部4の下方には、メダルの払出口51と、払出口51から払い出されたメダルを貯留するための下皿52とが設けられている。また、筐体10の内部には、メダルの受け入れおよび払い出しを行うホッパーユニット50が設けられている(図2参照)。
図2に示すように、スロットマシン1は、回転リールユニット2および制御部6を備える。回転リールユニット2および制御部6は、スロットマシン1の主電源をオンおよびオフする電源装置(図示略)などとともに、筐体10の内部に配置されている。
回転リールユニット2は、図1および図2に示すように、3つの回転リール20と、3つのステッピングモータ21とを備える。回転リールユニット2は、筐体10の内部において、リール窓200の位置に対応して配置されている。回転リール20それぞれには、図3に示すように、複数の図柄が、当該リール20の周方向に沿って、間隔を開けて配置されている。ステッピングモータ21は、各回転リールに20に対応して設けられており、対応する回転リール20を駆動させる。
ステッピングモータ21は、回転リール20の回転中にストップスイッチ40が操作されてから190m秒以内に、操作されたストップスイッチ40に対応する回転リール20の回転を停止させる。ステッピングモータ21は、504ステップで1回転する。これにより、回転リール20は、80回転/分の速度で回転する。すなわち、190m秒以内で進めるステップは、127ステップである。
これらの回転リール20およびステッピングモータ21は、制御部6における回転リール制御部611(後述)によって、その回転および停止が制御される。
なお、図示してはいないが、スロットマシン1は、RAMクリアボタンおよび設定変更ボタンを備える。RAMクリアボタンは、筐体10の内部に配置されている。RAMクリアボタンは、制御部6を構成するRAMを初期化するための操作を受け付けるボタンである。設定変更ボタンは、筐体10の内部に配置されている。スロットマシン1には、設定値が複数段階設けられており、設定変更ボタンは、この設定値の設定を行う場合に、店舗スタッフによって押下されるボタンである。
設定値とは、スロットマシン1に投入されたメダルの投入総数に対する、ホッパーユニット50から払い出されたメダルの払出総数の割合を示す出玉率を表した値である。設定された設定値は、内部抽せんに影響を与える。設定値に応じて、各種役の当せん確率が異なるからである。設定値は、店舗開店前に、店舗スタッフによって設定される。
<遊技者による遊技の流れ>
遊技者は、必要に応じて、演出ボタン46を押下してスピーカ102から出力される音量調整、液晶画面3の光度調整を行う。
遊技者は、メダル投入部41の投入口からメダルを投入しまたはベットスイッチ42を操作することにより貯留(クレジット)されているメダルを使用して、スロットマシン1にメダルをベットする。スロットマシン1に所定枚数のメダルがベットされると、有効ラインLが有効化される。その後、レバー43の操作、すなわち遊技の開始が可能となる。
図1では、有効ラインLが、右下がりライン、右上がりライン、中段ラインの3本で構成されている場合を例示する。有効ラインLとは、役の入賞を決定するための仮想ラインである。本実施形態では、MAX BET(マックスベット)となる3枚ベット(3枚掛け)をした場合に、3本のラインLが有効化される。
以下では、ベルやスイカなどのメダルの払い出しのある役が有効ラインL上に揃うことのみならず、特殊リプレイ、チャンス目、ボーナスなどの特定の役に対応する図柄が有効ラインL上に揃うことも、「入賞」と表現する。本実施形態における特定の役には、以下に述べる特別役も含まれる。
本実施形態における1ゲーム(1遊技)とは、遊技者がベットスイッチ42、レバー43およびストップスイッチ40を操作して、メダルの払い出し処理を含む遊技の結果を得る一連の動作をいう。
具体的には、遊技が開始可能な状態でレバー43が操作(レバーオン)されると、当せんフラグを決定する内部抽せんが行われるとともに、各回転リール20の回転が開始する。この状態で、ストップスイッチ40のいずれかが操作されると、その操作されたストップスイッチ40に対応する回転リール20が停止する。すべての回転リール20が停止し、有効ラインLに揃った(入賞した)図柄の組み合わせ(役)に応じて、所定枚数のメダルが払い出される。これにより、1ゲームが終了する。
遊技者は、上記ゲームを繰り返し行う。ゲームが繰り返されることに応じて遊技が進行していき、液晶画面3の表示やスピーカ102からの音の出力は、遊技進行に応じて変化していく。その際の演出については、後述する。
<遊技状態について>
遊技中は、遊技区間の種類が設定され、複数の遊技状態の中から1つの遊技状態が設定される。設定された遊技区間および遊技状態に基づいて、内部抽せんが行われる。遊技状態には、図4および図5に示すように、第1遊技状態および第2遊技状態が含まれる。なお、第1遊技状態および第2遊技状態は、排他的に成立する遊技状態ではなく、説明の便宜上区別するために分類した状態にすぎない。
第1遊技状態は、図4に示すように、特別役非持ち越し状態、特別役持ち越し状態および特別役実施状態を含む。特別役非持ち越し状態、特別役持ち越し状態および特別役実施状態は、排他的に成立する関係にある。
特別役非持ち越し状態とは、内部抽せんにより当せんした特別役(一種BBおよび二種BB)の入賞が持ち越されていない状態をいう。特別役非持ち越し状態は、RAMクリアボタンを用いてRAMが初期化された場合、特別役実施状態に移行してから払い出しメダルの枚数が所定枚数(例えば180枚)を超えた場合、などの、所定条件を満たした場合に設定される。特別役持ち越し状態にて特別役が入賞した場合(すなわち、所定条件を満たした場合)、第1遊技状態は、一時的ではあるが特別役非持ち越し状態に設定される。
特別役持ち越し状態は、内部抽せんにより特別役が当せんしてはいるものの、当該特別役の入賞が持ち越されている状態をいう。つまり、特別役持ち越し状態とは、内部抽せんによって、特別役のフラグが当せんしたが、当該特別役を示す図柄が有効ラインL上に揃っておらず、よって特別役が未だ入賞していない状態をいう。
ここで、一種BBは、一種特別役物に係る役物連続作動装置であって、ビッグボーナスなどが該当する。一種BBは、3枚掛け時に当せんする可能性のある特別役である。二種BBは、二種特別役物に係る役物連続作動装置であって、例えば2枚掛け時に当せんする可能性のある特別役である。特別役では、任意の特別役(例えば一種BB)の入賞が持ち越された状態にある場合、他の特別役(例えば二種BB)の抽せんは行われない。
第1遊技状態が特別役非持ち越し状態である場合に、特別役が当せんすると、第1遊技状態は、特別役非持ち越し状態から、当せんした当該特別役の入賞が持ち越された状態(すなわち特別役持ち越し状態)に移行する。
当せんした特別役が入賞すると、第1遊技状態は、特別役持ち越し状態から、特別役非持ち越し状態を一時的に介して特別役実施状態に移行する。一種BBまたは二種BBが入賞したことによって第1遊技状態が特別役実施状態に移行すると、一種BBまたは二種BBによるメダルの払い出し枚数が所定枚数を超えるまで、特別役実施状態が維持される。
更に詳細に、特別役実施状態には、一種BB実施状態、二種BB実施状態、およびRB実施状態が含まれる。一種BBが実施されている一種BB実施状態の間に、内部抽せんによってRBが当せんし入賞した場合、特別役実施状態は、一種BB実施状態からRB実施状態に移行する。RB実施状態において12ゲーム消化または特定役が8回入賞することで、特別役実施状態は、一種BB実施状態に移行する。
第2遊技状態は、遊技中に行われる演出を決定するための状態であり、図5に示すように、一般遊技状態およびAT状態を含む。一般遊技状態とAT状態とは、排他的に成立する関係にある。
一般遊技状態とは、AT状態でない状態、つまりアシスト機能が発生しない状態である。例えば、RAMクリア後やAT終了後などからAT抽せんに当せんするまでの間、第2遊技状態は一般遊技状態に設定される。一例として、遊技区間が有利区間である場合に、AT抽せんは、内部抽せんにより当せんした役(レア役など)に応じて行われる。
AT状態とは、内部抽せんにより当せんした特別役以外の役のストップスイッチ40の正解押し順(正解操作順)を、液晶画面3やスピーカ102を介して知らせるアシスト機能(AT機能)、が働いている状態である。遊技区間が有利区間である間に、AT抽せんにてATが当せんした場合に、第2遊技状態は、一般遊技状態からAT状態へと移行する。AT状態にて遊技が開始されてから所定ゲーム数が経過した場合、または、AT状態にて遊技が開始されてからのメダルの払い出し総枚数が所定枚数に達した場合に、第2遊技状態は、AT状態から一般遊技状態へと移行する。これにより、AT状態は終了する。
<遊技区間について>
上述した遊技区間とは、アシスト機能に関する処理が行われるか否かを決定するための状態である。図6に示すように、遊技区間は、通常区間と有利区間とを有する。通常区間と有利区間とは排他的な関係にあり、遊技区間は、通常区間または有利区間のいずれかを採り得る。
通常区間とは、アシスト機能に関する処理およびAT抽せんを実行できないが、有利区間への区間移行抽せんが行われる区間である。通常区間にて遊技が行われた結果、内部当せんした役に応じて、遊技区間は通常区間から有利区間へと移行する。なお、第2遊技状態が一般遊技状態である間に、遊技区間は通常区間を採ることができる。
有利区間は、アシスト機能に関する処理およびAT抽せんを実行可能な区間である。有利区間には、第2遊技状態が一般遊技状態で進行する有利区間と、AT状態で進行する有利区間とが含まれる。遊技区間が有利区間に移行してから所定の終了条件を満たすまでの間、遊技区間が有利区間である状態は維持される。
<制御部の構成>
図2に示すように、制御部6は、主に、メイン制御部61およびサブ制御部62を有する。メイン制御部61は、内部抽せんや回転リール20の制御など、遊技を進行させるための制御を行う。サブ制御部62は、メイン制御部61から送信された信号や演出ボタン46が押下されたことに基づいて、演出に関する制御および設定を行う。
メイン制御部61およびサブ制御部62それぞれは、CPU、RAMおよびROMで構成される。メイン制御部61およびサブ制御部62それぞれのROMには、遊技進行に必要なプログラムが記憶されている。メイン制御部61のRAMには、遊技進行に必要な遊技データが記憶される。遊技データには、現在ゲーム数の他、各遊技状態および遊技区間がどの状態または区間であるかを示すデータなどが含まれる。サブ制御部62のRAMには、演出に関する設定データ、演出制御に関する各種データが記憶される。
CPUがROM内のプログラムを読み出して実行することにより、メイン制御部61は、内部抽せん部610、回転リール制御部611、遊技結果判定部612、媒体管理部613、遊技制御部614(遊技進行制御部に相当)、区間制御部615、遊技状態制御部616として機能する。サブ制御部62は、演出データ生成部620および演出制御部621(報知制御部に相当)として機能する。
―内部抽せん部―
内部抽せん部610は、レバー43の操作に基づいて内部抽せんを行い、複数の役のフラグのうち1つのフラグを当せんフラグとして当せんさせる。具体的に、内部抽せん部610は、レバー43が操作された時の第1および第2遊技状態と遊技区間とに基づいて、内部抽せんテーブル(図示せず)およびレバー43が操作された時に取得される乱数に従って内部抽せんを行う。内部抽せん部610は、内部抽せんの結果に基づいて、内部抽せん結果信号を生成する。内部抽せん結果信号は、内部抽せん部610から回転リール制御部611および遊技制御部614などに送信される。
内部抽せんテーブルは、内部抽せんにより当せんする可能性のある役の情報を示したものである。内部抽せん部610は、内部抽せんテーブルを基に、レバー43操作時のRT状態、特定役(ボーナス)中か否か、設定値、の組み合わせに応じて内部抽せんを行う。なお、内部抽せんテーブルに示された役の情報には、図柄の組み合わせと、その組み合わせに対応する役とが、関連付けて1以上設定されている。当該役には、メダルの払い出しが行われないはずれ役の他、メダルの払い出しのある押し順役が含まれる。
AT状態で遊技が行われる場合には、押し順役が内部抽せんにより当せんする場合がある。押し順役が当せんし、その押し順通りにストップスイッチ40が押下された場合には、当該押し順役が入賞し、その役に応じた複数枚(例えば8枚)のメダルが払い出される。押し順役が当せんしたにも関わらず、押し順通りにストップスイッチ40が押下されなかった場合には、当該押し順役は入賞しないか、またはその他の役(1枚役など)が入賞する。
なお、押し順役は、一般遊技状態中にも成立している。一般遊技状態中に押し順役が成立した場合、正解押し順の報知はされないため、押し順役は取りこぼされたり払い出しが1枚となったりする。AT状態中は、正解押し順が報知されるため、複数枚(例えば8枚)のメダルが払い出される。
―回転リール制御部―
回転リール制御部611は、レバー43または各ストップスイッチ40の操作に基づいて、ステッピングモータ21の駆動を制御し、各回転リール20の回転を開始させる回転開始制御または回転を停止させる回転停止制御を行う。
具体的には、回転リール20全ての回転が停止している状態にて、レバー43が操作された場合、回転リール制御部611は、回転リール20全ての回転を開始させる。少なくとも1つの回転リール20の回転中に、回転中の回転リール20に対応するストップスイッチ40が操作された場合、回転リール制御部611は、操作されたストップスイッチ40に対応する回転リール20の回転を停止させる。
回転停止制御では、回転リール制御部611は、ストップスイッチ40の操作に基づいて、当せんフラグが示す役に対応する図柄の組み合わせが、回転リール20の有効ラインL上に配置されることでその役が入賞するように、回転リール20の回転を停止させることができる。
また、回転停止制御では、回転リール制御部611は、当せんした役と、各ストップスイッチ40操作時の回転リール20の位置とに応じて、引き込み制御または蹴飛ばし制御を行う。引き込み制御とは、当せんした役に対応する図柄を有効ラインL上に引き込むようにして、回転リール20の回転を停止させる制御である。蹴飛ばし制御とは、当せんしていない役に対応する図柄が有効ラインL上に揃わないように、回転リール20の回転を停止させる制御である。
―遊技結果判定部―
遊技結果判定部612は、内部抽せんおよび回転リール20の回転停止制御の各結果に基づいて、遊技結果を判定する。遊技結果とは、有効ラインL上に揃った図柄に基づいて、当せんした役が入賞したか否かが判定された結果を意味する。具体的には、有効ラインL上に停止した図柄の組み合わせと、予め定められている所定の図柄の組み合わせとが一致した場合に、遊技結果判定部612は、当せん役が入賞したと判定する。
―媒体管理部―
媒体管理部613は、クレジット数の増減制御、およびホッパーユニット50によるメダルの払い出し動作の制御を行う。
具体的に、媒体管理部613は、メダルがベットされた場合には、メダルのベット数に応じてクレジット数を減少させ、メダルがクレジットされた場合には、クレジット数を増加させる。
内部抽せんによって当せんした役が遊技者の操作に基づいて入賞した場合、媒体管理部613は、入賞した役の種類に基づくメダルの払い出し枚数に基づいて、クレジット数を増加させる。
また、媒体管理部613は、遊技結果判定部612が判定した遊技結果の他、精算スイッチ45の操作により出力された操作信号に基づいて、ホッパーユニット50を制御する。
具体的に、当せんした役の入賞により得られたメダルは、先ずはクレジットとして貯留される。メダルを貯留した結果、クレジット数がその上限(例えば50枚)を超えた場合には、上限を超えた分のメダルがホッパーユニット50から払い出される。また、貯留中のメダルが一枚以上ある状態で精算スイッチ45が操作された場合、貯留中のメダルの少なくとも一部がホッパーユニット50から払い出される。
更に、媒体管理部613は、有利区間において、メダルの払い出し枚数からメダルのベット数を差し引いた枚数の累積値であるメダルの差枚数、および差枚数の最大値と最小値との差であるレンジを算出する。メダルの差枚数およびレンジは、区間制御部615に送信される。なお、媒体管理部613は、有利区間終了後に、メダルの差枚数およびレンジをリセットする。
―遊技制御部―
遊技制御部614は、遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する。その際、遊技制御部614は、店舗スタッフにより設定された設定値のいずれかに基づいて、当該遊技者による遊技進行を制御する。
また、遊技制御部614は、RAMクリアボタンが押下された場合、メイン制御部61のRAMを初期化することで、遊技データをリセットする。遊技制御部614は、設定変更ボタンが押下された場合、現在の設定値を他の設定値に変更する。
―区間制御部―
区間制御部615は、遊技者による遊技の際、複数の遊技区間(通常区間および有利区間)のうちいずれかを設定する。
具体的には、区間制御部615は、遊技区間が通常区間である場合に、通常区間の状態を維持するか、それとも有利区間に移行するかの区間移行抽せんを行う。所定の抽せん対象役が当せんした際に、区間移行抽せんを行うか否かの抽せんが行われ、その結果当せんした場合に、区間移行抽せんが行われる。区間移行抽せんに当せんした場合、区間制御部615は、遊技区間を有利区間に設定(移行)する。
なお、区間移行抽せんの当せん確率は、設定値に応じて異なっている。一例としては、設定値に応じて、前記所定の抽せん対象役の当せん確率自体が異なっているか、または、前記所定の当せん対象役の当せん時に行われる、区間移行抽せんの当せん確率が異なっている。
また、区間制御部615は、遊技区間が有利区間である場合には、有利区間の状態を維持するか、通常区間に移行するかを決定する。例えば、区間制御部615は、遊技区間が有利区間の時に、第2遊技状態がAT状態から一般遊技状態に移行したか否かを判定する。一般遊技状態に移行したと判定した場合、区間制御部615は、遊技区間を有利区間から通常区間に移行させる。
また、区間制御部615は、有利区間の状態でのゲーム数が1500ゲームに達した場合、または、有利区間の間にメダルの差枚数が2400枚に達した場合、遊技区間を、有利区間から通常区間に強制的に移行させる。
また、区間制御部615は、遊技データがリセットされた場合、リセット直前の遊技区間いかんにかかわらず、遊技区間を通常区間に設定する。
なお、区間制御部615は、設定(移行)した区間の種類を表す信号を、媒体表示部44に送信する。これにより、媒体表示部44には、有利区間か否かが表示される。
―遊技状態制御部―
遊技状態制御部616は、第1遊技状態および第2遊技状態それぞれの設定を行う。
具体的には、遊技状態制御部616は、第1遊技状態を、特別役非持ち越し状態、特別役持ち越し状態および特別役実施状態のいずれかに設定し、第2遊技状態を、一般遊技状態またはAT状態に設定する。
一例として、図4に示すように、遊技状態設定部616は、メイン制御部61のRAMクリアなどの所定条件が満たされた場合は、第1遊技状態を特別役非持ち越し状態に設定する。内部抽せんにより特別役が当せんした直後、遊技状態設定部616は、第1遊技状態を特別役持ち越し状態に設定する。その特別役が入賞した場合、遊技状態設定部616は、第1遊技状態を特別役実施状態に設定する。
また、図5に示すように、遊技状態設定部616は、AT抽せんの結果に基づいて、第2遊技状態をAT状態に設定するか否か(すなわち、ATに当せんしたか否か)を判定する。有利区間の間にAT抽せんに当せんした場合、遊技状態設定部616は、第2遊技状態をAT状態に設定する。逆に、AT抽せんに当せんしなかった場合、遊技状態設定部616は、第2遊技状態を一般遊技状態に設定することができる。また、ATが終了した場合、遊技状態設定部616は、第2遊技状態をAT状態から一般遊技状態に移行させる。
-演出データ生成部―
演出データ生成部620は、遊技進行の状況に応じて、液晶画面3に表示される演出映像のデータおよびスピーカ102から出力される音声データを、演出データとして生成する。
図7は、遊技進行の順序を示す図である。特別役(一種BB,二種BB)およびATのいずれもが非当せんである通常遊技時には、液晶画面3およびスピーカ102を介して、遊技進行に応じた通常演出が出力される。この通常遊技時に、例えばレア役が当せんすると、そのレア役の種類と、レア役当せん時の遊技状態および遊技区間とに従って、ATおよび特別役の内部抽せんが行われる。当該内部抽せんの結果に応じて、演出データ生成部620は、前兆演出の内容を決定するとともに、当該前兆演出に対応する予告演出の報知の有無を決定する。
前兆演出とは、ATおよび特別役のいずれかが当せんしている可能性があることへの期待を遊技者に持たせるための煽り演出である。したがって、前兆演出は、ATおよび特別役のいずれかが実際に当せんしたか否かに関わらず、液晶画面3およびスピーカ102を介して、遊技者の操作に基づく進行状況に応じて報知される。この前兆演出は、「進行演出」に相当し、例えば2ゲーム以上が消化されることに伴って報知される長さを有する。
演出データ生成部620は、ATおよび特別役のいずれかが当せんしたか否かの結果に応じて、サブ制御部62のROM内に予め記憶されている前兆用の複数の演出データ(動画であるストーリーデータ)の中から該当するデータを抽出する。
前兆用の複数の演出データそれぞれには、予め、ATおよび特別役のいずれかが当せんされている場合の選択割合が対応付けられている。つまり、前兆用の複数の演出データには、ATおよび特別役のいずれかが当せんしているほど選択され報知され易い演出と、ATおよび特別役のいずれもが当せんしていない場合ほど選択され報知され易い演出とが存在する。そこで、当せんしていることへの期待感を持ちつつ遊技者が遊技を進められるように、演出データ生成部620は、ATおよび特別役のいずれかが当せんしたか否かと、前記選択割合とに基づいて、前兆演出用の複数の演出データの中から報知するべき演出データを選択する。
予告演出は、前兆演出とは別の演出であって、報知される場合は、図7に示すように、対応する前兆演出の報知の前に、液晶画面3およびスピーカ102を介して報知される。予告演出は、あくまでも、前兆演出のみが報知される場合よりも、ATおよび特別役が当せんしていることに対する期待感をより遊技者に持たせるための演出であって、ATおよび特別役が当せんしていることを確約するものではない。演出データ生成部620は、このような予告演出の報知の有無を、抽せんにより決定する。
そして、この予告演出は、対応する前兆演出の内容に基づいたものである。本実施形態にかかる予告演出は、報知予定である前兆演出の動画データに含まれる画像要素を用いて、当該前兆演出のダイジェスト版として編集された動画である。演出データ生成部620は、前兆演出の画像データ(動画データ)の主要なカットを繋げることで、予告演出の動画データの基データを生成する。
これにより、図7に示すように、液晶画面3およびスピーカ102からは、レア役が当せんするまでは、遊技進行に伴う通常演出が報知される。レア役が当せんした後、予告演出を報知する場合は先ずは予告演出が報知され、続いてその予告演出に対応する前兆演出が報知される。ATまたは特別役が当せんしている場合は、前兆演出の終了後に、当せんしたATまたは特別役の演出が報知される。
本実施形態では、前兆演出の前に、当該前兆演出に対応する予告演出が報知される場合について説明する。
ところで、上述したように、予告演出の報知は、ATおよび特別役のいずれかが当せんしていることを確約するものではないから、前兆演出の前に予告演出が報知されたとしても、ATおよび特別役のいずれもが当せんしていない場合もあり得る。予告演出および前兆演出の両方を視聴したにも関わらず、ATおよび特別役のいずれもが非当せんであると、遊技者の期待感はそがれ、ひいては遊技への意欲が喪失するおそれがある。
そこで、演出データ生成部620は、遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前兆演出の内容と予告演出の内容との共通度合いまたは相違度合いによって現われるように、前兆演出の演出データおよび/または予告演出の演出データの作り込みを行う。
つまり、演出データ生成部620は、予告演出のカット画面そのままを必ず含んだ前兆演出が報知されるのではく、予告演出のカット画面と前兆演出のカット画面とが共通していたり違っていたりする状態をあえて作り出す。共通点が多いほど、または相違点が多いほど、有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度が高まる(または弱まる)ように、演出データ生成部620は、前兆演出の演出データおよび/または予告演出の演出データを生成する。
図8に、予告演出と、これに対応する前兆演出それぞれに含まれる一部分のカットを例示する。既に説明したように、予告演出は、前兆演出のダイジェスト版であって、前兆演出に含まれるカット画面sc21~sc23のうち、主なカット画面sc21,sc22に対応する画像sc11,sc12を繋いだものである。
予告演出のカット画面sc11は、前兆演出のカット画面sc21と対応している。画面sc11,sc21の間では、木のオブジェクトob1は同一であるものの、キャラクタオブジェクトob2が帽子をかぶっているか否かと、月オブジェクトob3が満月か半月か、とが異なっている。予告演出のカット画面sc12は、前兆演出のカット画面sc22と対応している。画面sc12,sc22の間では、キャラクタオブジェクトob4の耳が長いか短いかが異なっている。このように、予告演出と前兆演出のとの間での、互いに対応するカット画面の画像要素において、相違点の数が多いほど、期待度は例えば高くなる。
ここで、本実施形態では、上述した「遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆」は、ATおよび特別役のいずれかが内部当せんしていることへの期待度の示唆、を意味する。つまり本実施形態では、前兆演出後にはATおよび特別役での遊技ができ、これにより出玉を得られることへの期待感を、予告演出の内容と前兆演出の内容との共通度合いまたは相違度合いによってあらわしている。
そして、本実施形態では、共通点が多いほど期待度が高いものにするか、それとも相違点が多いほど期待度が高いものとするかの設定は、遊技者による演出ボタン46を介した操作に従って、演出データ生成部620によりなされる場合を例示する。
図9は、遊技前や遊技中に遊技者が演出ボタン46を押下すると、液晶画面3に表示される画面例である。図9の画面sc31では、予告演出の内容と前兆演出の内容との共通点が多いほど期待度が高くなる第1パターンを「同じところが多い→チャンスUP」として、相違点が多いほど期待度が高くなる第2パターンを「違うところが多い→チャンスUP」として、いずれかが選択可能に表示されている。この画面sc31から、演出ボタン46を押下して遊技者がいずれかのパターンを選択し受け付けた場合、演出データ生成部620は、選択されたパターンを期待度の示唆に関する設定として設定する。
そして、演出データ生成部620は、既存の前兆演出の演出データ(動画データ)と、これに対応する予告演出の演出データ(動画データ)の基データとをまずは用意し、次いで遊技者により選択され設定したパターン(第1パターンおよび第2パターンのいずれか)に従って、用意した前兆演出の演出データおよび/または予告演出の演出データに含まれる画像要素(具体的には、画面内のオブジェクト)を適宜編集する。演出データ生成部620は、編集後の演出データを、演出制御部621に出力する。
―演出制御部―
演出制御部621は、遊技進行に基づいて、複数種類の演出映像の中から選択された演出映像を液晶画面3に表示させるとともに、その演出映像に応じた効果音やBGMなどをスピーカ102から出力させる。例えば、演出制御部621は、ATや特別役が当せんしていない通常遊技時、通常遊技での遊技進行に応じた通常演出データを選択し、当該通常演出パターンに従って液晶画面3の表示制御およびスピーカ102の音声出力制御を行う。
演出制御部621は、AT中、逐次当せんする役の正解押し順の報知を、液晶画面3およびスピーカ102の少なくとも1つに行わせる。
演出制御部621は、遊技者の遊技中に、設定値を示唆する演出の報知条件が満たされた場合、設定値を示唆するための演出の報知を、液晶画面3およびスピーカ102の少なくとも1つに行わせる。この演出を、遊技者は、現在遊技中のスロットマシン1がどのような設定値なのかを、把握する材料の1つとすることができる。なお、報知条件としては、所定のレア役のフラグが内部当せんした場合、第2遊技状態がAT状態に当せんした場合、AT終了時、などが挙げられる。
また、演出制御部621は、演出データ生成部620から前兆演出および予告演出の各演出データが送られてきた場合、図7に示すように、先ずは予告演出を液晶画面3およびスピーカ102から報知させ、予告演出の報知が終了した直後に、前兆演出(進行演出に相当)を液晶画面3およびスピーカ102から報知させる。
しかしながら、遊技者は、前兆演出を視聴している際には予告演出の細部を忘れてしまい、予告演出と前兆演出との共通点や相違点に気づけない可能性がある。そこで、演出制御部621は、予告演出の報知後に前兆演出を報知する際には、液晶画面3において、前兆演出の表示をメイン画面として表示させつつも、その前兆演出に対応する予告演出(つまり、報知済みの予告演出)をサブ画面として表示させる。
図10では、サブ画面として表示される予告演出の画面sc22のサイズが、メイン画面として表示される前兆演出の画面sc12のサイズよりも小さい場合を例示している。
これにより、遊技者は、予告演出の内容と前兆演出の内容との共通点または相違点を把握することが容易となる。遊技者は、演出の信頼度を検討し楽しみながら演出を視聴できる。
<スロットマシン1の動作処理の流れ>
図11を用いて、本実施形態にかかるスロットマシン1の動作処理の流れについて説明する。
遊技者により演出ボタン46が押下されると、液晶画面3には図9の画面sc31が表示される。この画面c31から、予告演出の内容と前兆演出の内容との共通点が多いほど期待度が高くなる第1パターン、または、相違点が多いほど期待度が高くなる第2パターンの、いずれかの遊技者による選択を演出ボタン46が受け付けると(ステップst1のYes)、演出データ生成部620は、受け付けられた選択に従って演出パターンを設定する(ステップst2)。
次いで、遊技者が遊技を行うのに伴い、内部抽せん部610は内部抽せんを行う。内部抽せんでは、レア役が当せんした場合(ステップst3のYes)、ATおよび特別役の抽せんも行われる(ステップst4)。以降、内部抽せんの結果と遊技者による操作とに従って、メイン制御61は遊技進行を行い、サブ制御部62は演出制御を行う。
その演出制御において、演出データ生成部620は、予告演出および前兆演出の各演出データを生成する。まず、演出データ生成部620は、ステップst2で設定した演出パターンが第1パターンおよび第2パターンのいずれであるかを判定し、判定したパターンと内部抽せんの結果(ATに当せんしたか否か、あるいは、特別役が当せんしたか否か)とに基づいて、各演出データを生成する。
具体的には、設定した演出パターンが第1パターンであって(ステップst5のYes)、ステップst4にてATまたは特別役が当せんした場合(ステップst6のYes)、演出データ生成部620は、予告演出の内容と前兆演出の内容との共通点が多くなるように、予告演出および/または前兆演出の各演出データを生成する(ステップst7)。設定した演出パターンが第1パターンであって(ステップst5のYes)、ステップst4にてATまたは特別役が当せんしなかった場合(ステップst6のNo)、演出データ生成部620は、予告演出の内容と前兆演出の内容との相違点が多くなるように、予告演出および/または前兆演出の各演出データを生成する(ステップst8)。
設定した演出パターンが第2パターンであって(ステップst5のNo)、ステップst4にてATまたは特別役が当せんした場合(ステップst9のYes)、演出データ生成部620は、予告演出の内容と前兆演出の内容との相違点が多くなるように、予告演出および/または前兆演出の各演出データを生成する(ステップst10)。設定した演出パターンが第2パターンであって(ステップst5のNo)、ステップst4にてATまたは特別役が当せんしなかった場合(ステップst9のNo)、演出データ生成部620は、予告演出の内容と前兆演出の内容との共通点が多くなるように、予告演出および/または前兆演出の各演出データを生成する(ステップst11)。
演出データ生成部620は、ステップst7~st8,st10~st11の後の各演出データを、演出制御部621に送信する。
演出制御部621は、予告演出の演出データに従って、予告演出を液晶表示3およびスピーカ102に報知させる(ステップst12)。予告演出の報知が終了した直後、演出制御部621は、当該予告演出に対応する前兆演出を液晶表示3およびスピーカ102に報知させる(ステップst13)。この前兆演出の報知の際、演出制御部621は、図10に示すように、前兆演出をメイン画面とし、報知済みの予告演出をサブ画面として、前兆演出の報知中に予告演出も表示させる。このとき、前兆演出と予告演出とで対応する画面同士は、同期した状態で表示される。
ステップst4にてATまたは特別役が当せんしている場合(ステップst14のYes)、前兆演出の報知後、当せん役(ATまたは特別役)を入賞させて、遊技制御部614は、当せん役での遊技進行を実行する(ステップst15)。この場合、演出制御部621は、当せんしたATまたは特別役に伴う演出を、液晶画面3およびスピーカ102に報知させる(図7参照)。
ステップst4にてATまたは特別役が当せんしなかった場合(ステップst14のNo)、前兆演出の報知後、遊技制御部614は、通常遊技での遊技進行を実行する(ステップst16)。この場合、演出制御部621は、通常遊技時での演出を、液晶画面3およびスピーカ102に報知させる(図7参照)。
以上をまとめると、スロットマシン1(遊技機)は、遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技制御部615(遊技進行制御部)と、遊技進行に応じた前兆演出(進行演出)を報知する液晶画面3およびスピーカ102(報知部)と、前兆演出(進行演出)が報知される前に液晶画面3およびスピーカ102(報知部)に報知される予告演出の演出データを、前兆演出(進行演出)の内容に基づいて生成する演出データ生成部620と、予告演出の報知後に、予告演出に対応する前兆演出(進行演出)を報知させる演出制御部621(報知制御部)と、を備える。
また、スロットマシン1(遊技機)は、遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技制御部615(遊技進行制御部)と、遊技進行に応じた前兆演出(進行演出)と、前兆演出(進行演出)に対応する予告演出を報知する液晶画面3およびスピーカ102(報知部)と、遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前兆演出(進行演出)の内容とこれに対応する予告演出の内容との相違度合いによって現れるように、前兆演出(進行演出)および/または予告演出の演出データを生成する演出データ生成部620と、予告演出の演出データに従って予告演出を液晶画面3およびスピーカ102(報知部)に報知させた後に、前兆演出(進行演出)の演出データに従って前兆演出(進行演出)を液晶画面3およびスピーカ102(報知部)に報知させる演出制御部621(報知制御部)と、を備える。
また、スロットマシン1(遊技機)は、遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技制御部615(遊技進行制御部)と、遊技進行に応じた前兆演出(進行演出)と、前兆演出(進行演出)に対応する予告演出を報知する液晶画面3およびスピーカ102(報知部)と、遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前兆演出(進行演出)の内容とこれに対応する予告演出の内容との共通度合いによって現れるように、前兆演出(進行演出)および/または予告演出の演出データを生成する演出データ生成部620と、予告演出の演出データに従って予告演出を液晶画面3およびスピーカ102(報知部)に報知させた後に、前兆演出(進行演出)の演出データに従って前兆演出(進行演出)を液晶画面3およびスピーカ102(報知部)に報知させる演出制御部621(報知制御部)と、を備える。
また、スロットマシン1(遊技機)は、遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技制御部615(遊技進行制御部)と、遊技進行に応じた前兆演出(進行演出)を報知する液晶画面3およびスピーカ102(報知部)と、前兆演出(進行演出)の内容に基づく予告演出を、対応する前兆演出(進行演出)が報知される前に液晶表示3およびスピーカ102(報知部)に報知させる演出制御部621(報知制御部)と、遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前兆演出(進行演出)の内容とこれに対応する予告演出の内容との共通度合いまたは相違度合いによって現れるように、前兆演出(進行演出)および/または予告演出の演出データを生成する演出データ生成部620と、期待度の示唆に関する設定の、遊技者による入力操作を受け付け可能な演出ボタン46(受付部)と、を備え、演出データ生成部620は、演出ボタン46(受付部)が受け付けた期待度の示唆に関する設定に応じて、前兆演出(進行演出)および/または予告演出の演出データを生成するものである。
<発明の効果>
本実施形態によれば、演出データ生成部620は、前兆演出が報知される前に報知される予告演出の演出データを、前兆演出の内容に基づいて生成する。従って、予告演出と前兆演出とは必ず関連したものとなり、遊技者は、ATやボーナスの当せんに対し期待を持った状態で遊技を継続することができる。従って、遊技者の遊技継続への意欲の喪失を低減させることができる。
また、本実施形態によれば、演出データ生成部620は、遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前兆演出の内容とこれに対応する予告演出の内容との相違度合いまたは共通度合いによって現れるように、前兆演出および/または予告演出の演出データを生成する。これにより、遊技者は、予告演出と前兆演出との共通点および/または相違点を確認し、かつこれらの演出の信頼度を検討し楽しみながら、演出を視聴できる。つまり、予告演出は、前兆演出の単なる煽りとはならない。そのため、前兆演出および予告演出が報知されたにも関わらず、仮にATおよび特別役のいずれもが当せんしていなかったとしても、遊技者の遊技継続への意欲が喪失してしまうおそれは軽減される。
また、本実施形態によれば、前兆演出および/または予告演出の演出データは、演出ボタン46によって受け付けれられた期待度の示唆に関する設定に応じて、前兆演出の内容と予告演出の内容との共通度合いまたは相違度合いによって期待度の示唆が現れるように、生成される。つまり、遊技者は、共通度合いまたは相違度合いのどちらが期待度の示唆として現れるかを自らの意思によって選択でき、選択した設定に伴う演出を楽しむことができる。
また、演出ボタン46が受け付ける「期待度の示唆に関する設定」とは、前兆演出(進行演出)の内容とこれに対応する予告演出の内容との共通度合いが多いほど期待度が高くなる第1パターン、または前兆演出(進行演出)の内容とこれに対応する予告演出の内容との相違度合いが多いほど期待度が高くなる第2パターン、のいずれかの遊技者による選択である。つまり、遊技者は、期待度が高くなる演出パターンを選択できる。演出データ生成部620は、遊技者により選択された演出パターンに従って演出データを生成できる。遊技者の好みに応じた演出パターンにて、予告演出および前兆演出が報知されるため、遊技者は遊技をより楽しむことができる。
また、本実施形態では、図10に示すように、前兆演出(進行演出)の報知中に、対応する予告演出が報知される。従って、遊技者は、予告演出と前兆演出との共通点および相違点を把握し易くなる。
なお、本実施形態における予告演出は、対応する前兆演出(進行演出)に含まれる画像要素を用いて編集された、対応する進行演出のダイジェスト動画である。これにより、遊技者は、予告演出から報知予定の前兆演出の内容を把握し易くなるとともに、前兆演出と予告演出との共通点および相違点を見つけ易くなる。
[他の実施形態]
前記実施形態において説明した各種制御手段および処理手順は一例であって、本発明、その適用物、またはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。各種制御手段および処理手順は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜設計変更が可能である。
前記実施形態では、図10に示すように、前兆演出の報知中、前兆演出のみならず、予告演出も表示する場合を例示した。しかし、前兆演出の報知中に予告演出も表示させることは、必須ではない。
また、前兆演出とともに予告演出を表示させるか否かや、予告演出は前兆演出の前のみ表示させるか否かの設定を、遊技者が演出ボタン46の押下によって行うことが可能であってもよい。また、前兆演出を視聴した後に予告演出を履歴画面として視聴することを、ユーザが指示可能であってもよい。
また、演出制御部621は、予告演出を表示させるか否かを、ユーザの指示ではなく、抽せんで決定してもよい。
また、前兆演出の報知中に予告演出も表示させる場合、演出制御部621は、予告演出および前兆演出の画面サイズの少なくとも1つを、遊技者による演出ボタン46の操作に応じて変更(具体的には、拡大または縮小)できてもよい。
また、予告演出は、1ゲーム消化されると1場面が進むように、1ゲームの消化を1単位として報知されてもよい。また、予告演出は、2ゲームや3ゲームなどの複数ゲーム消化されると1場面進むように、複数ゲームの消化を1単位として報知されてもよい。また、1ゲームが消化されることで予告演出の1場面が進み、次に3ゲーム消化されることで更に予告演出の1場面が進み、次に2ゲーム消化されることで更に予告演出の1場面が進むように、予告演出の場面が進む消化ゲーム数の単位は、一定でなくてもよい。
前記実施形態では、予告演出が、前兆演出のダイジェスト動画である場合を例示した。しかし、予告演出は、これに限定されず、前兆演出(進行演出)に対応するものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、前兆演出が3次元動画とした場合、予告演出は、3次元動画を模したアニメーション動画や、前兆演出の内容を文字にて表した画像のように、前兆演出の内容が把握できるものであることができる。
前記実施形態では、図10に示すように、前兆演出の画面sc12がメイン画面として表示されつつ、予告演出の画面sc22がサブ画面としてメイン画面よりも小さいサイズで表示されると説明したが、前兆演出および予告演出の表示形態は、これに限定されない。スロットマシン1が液晶画面3自体を2つ備える場合は、一方の液晶画面3に予告演出が表示され、他方の液晶画面3には前兆演出が表示されてもよい。また、液晶画面3が1つの場合、前兆演出の画面sc12に重畳するようにして、予告演出の画面sc22が表示されてもよい。
前記実施形態では、演出ボタン46が、第1パターンおよび第2パターンのいずれかの遊技者による選択を、期待度の示唆に関する設定として受け付ける場合を例示した。しかし、これは必須ではない。第1パターンおよび第2パターンのいずれかが予め決定(固定)されていてもよい。また、第1パターンおよび第2パターンのいずれかが選択可能な場合、その選択を遊技者に代えて店舗スタッフが行ってもよい。
また、第1パターンおよび第2パターンのいずれかが遊技者によって選択され設定された後、スロットマシン1が遊技されていない状態が所定時間(例えば10分間)経過した場合には、演出データ制御部620は、演出パターン(第1パターンまたは第2パターン)の設定を自動的にリセットしてもよい。
また、演出データ制御部620は、演出パターン(第1パターンまたは第2パターン)の設定を、遊技者または店舗スタッフによる演出ボタン46の押下に応じてリセットしてもよい。
また、演出ボタン46は、演出パターンの設定に代えて、または演出パターンの設定に加えて、前兆演出および予告演出それぞれの演出効果を表す情報の遊技者による入力を、期待度の示唆に関する設定として受け付け可能であってもよい。「演出効果を表す情報」としては、例えば「エフェクトの色」「キャラクタ」が挙げられる。
「エフェクトの色」が入力された場合、例えば予告演出と前兆演出とでエフェクトの色が一部異なるように、演出データ生成部620は、予告演出および/または前兆演出の演出データを生成する。この場合、エフェクトの色が一部異なるまたはエフェクトの色が共通することが、期待度の示唆を表す。
「主体となるキャラクタ」が入力された場合、例えば予告演出と前兆演出とで登場するキャラクタの一部が異なるように、演出データ生成部620は、予告演出および/または前兆演出の演出データを生成する。この場合、キャラクタが一部異なるかまたは共通することが、期待度の示唆を表す。これにより、予告演出と前兆演出の全体同士を比較せずとも、各演出の一部分同士を比較すればよいため、遊技者が演出に注視するべき負担は軽減される。
前記実施形態では、進行演出が前兆演出である場合を例示した。しかし、進行演出は前兆演出ではなく、通常遊技時の演出であってもよい。この場合、通常演出と、その通常演出の内容を予告する予告演出との間の共通度合いまたは相違度合いによって、遊技が進行することに対する期待度の示唆が報知される。
前記実施形態では、遊技が進行することに対する期待度の示唆が、ATまたは特別役への当せん期待度の示唆である場合を例示した。しかし、遊技が進行することに対する期待度の示唆は、ATまたは特別役への当せん期待度の示唆に代えて、スロットマシン1に設定されている設定値の示唆であってもよいし、当せん期待度の示唆と設定値の示唆との両方であってもよい。
前記実施形態の第2遊技状態には、一般遊技状態およびAT状態の他に、CZ状態に、ART状態などが含まれていてもよい。CZ状態とは、ATへの突入確率やリプレイ確率が一般遊技状態時よりも高い状態である。ART状態とは、リプレイ確率が一般遊技状態時よりも高いとともに、押し順のある役の正解押し順を報知する状態である。そして、設定値に応じて、AT状態、CZ状態およびART状態の少なくとも1つへの突入確率が変化してもよいし、設定値に応じて、AT状態、CZ状態およびART状態の性能が変化してもよい。
スロットマシン1の機種の仕様によっては、有利区間が最大1500Gに至る前や、遊技者の出玉の獲得枚数が2400枚に至るよりも前に、AT状態や有利区間が任意のタイミングにて終了することがあってもよい。
設定値を示唆する演出には、画像によるものの他、回転リール20の回転を停止した際に、リール窓200を介して視認できる図柄が特殊な図柄となることなどが、更に含まれてもよい。
前記実施形態では、遊技機がATタイプのスロットマシンである場合を例示した。しかし、遊技機は、ARTタイプのスロットマシンなど、AT機以外であっても実現できる。また、遊技機は、スロットマシンに限定されることはなく、パチンコであっても実現可能である。
前記実施形態では、図7に示すように、予告演出は、レア役が当せんした後ATまたはボーナスが当せんするまでの間に報知される前兆演出(進行演出)についての予告である場合を例示している。しかし、予告演出は、その後の遊技に伴って報知される進行演出を予告するものであればよく、レア役の当せん後からATまたはボーナスが当せんするまでの間の演出の予告に限定されない。予告演出は、ATやボーナスが当せんした後の進行演出を予告するものであってもよいし、ボーナス終了後などの通常遊技中に進行される演出を予告するものであってもよい。
例えば、AT当せん後にゲーム数または獲得予定枚数を上乗せする上乗せ特化ゾーンに突入する場合、進行演出は、上乗せ特化ゾーンの演出であって、予告演出は、この上乗せ特化ゾーンを予告する演出、であることができる。また、AT中に当せんしたレア役により、上乗せ特化ゾーンに突入する可能性があることを煽る場合、進行演出は、この煽り演出であって、予告演出は、この煽り演出を予告する演出、であることができる。
前記実施形態では、前兆演出のデータが、ATおよび特別役のいずれかが当せんしたか否かと選択割合とに基づいて前兆用の複数の演出データの中から選択される場合について説明した。このように、抽せんにより決定される前兆演出の範囲は、前兆演出として報知される最初から最後まで(データ全て)であってもよい。もしくは、例えば演出カテゴリのみが抽せんで決定されるように、抽せんにて決定される範囲は一部だけであってもよい。演出カテゴリとしては、「味方キャラクタと対戦する相手が誰か」が挙げられる。演出データ生成部620は、報知される前兆演出のカテゴリのみを決定した後、そのカテゴリの内容がどのように発展するかを、前兆演出中のゲーム消化にて成立する役に応じて決定することができる。
上記の場合、予告演出は、演出カテゴリのみが報知されるものでもよい。その場合の予告演出としては、例えば、メダルのベット時に予告演出開始時の画像が液晶画面3に表示され、この状態からレバー43がオンされると、ストップスイッチ40が押下されるまでの間に、当該画像を含む動画が表示される、ことが挙げられる。
また、前記前兆演出(進行演出)は、遊技者の操作に応じて複数のゲームが消化されることにより進行しかつ進行されるものであってもよい。例えば、前兆演出が、シーン1「主人公のキャラクタが川に飛び込む」、シーン2「泳いで岸までたどり着く」、シーン3「敵と遭遇する」で構成されるとした場合、遊技者がゲームを消化していくと、シーン1からシーン3の順に進んでいくことで、前兆演出は展開される。
この前兆演出の前に報知される予告演出は、遊技者の操作に応じて連続してゲームが消化されることに応じて、予告演出の報知後に前兆演出(進行演出)が展開されることを示唆するものであることができる。例えば、上述のように前兆演出(進行演出)が複数のシーンを有する場合、予告演出は、各シーンの少なくとも一場面が報知される構成であることができる。例えば、1ゲーム消化時にはシーン1の一場面「主人公が川を見つける場面」、次の1ゲーム消化時にはシーン2の一場面「主人公が川に飛び込む場面」、更に次の1ゲーム消化時にはシーン3の一場面「敵を見つける場面」の各画像が、液晶画面3に表示される。
なお、上記では、前兆演出(進行演出)が複数のシーンを有する場合を例示したが、前兆演出(進行演出)は、複数のシーンを有するものでなくてもよい。予告演出は、当該予告演出の報知後に前兆演出(進行演出)が報知されることを示唆するものであればよいため、シーンの各場面をつなげたものである必要はない。予告演出は、遊技者の期待感を煽るような演出(ランプ点灯、特殊な音の出力など)であってもよい。
前記実施形態において、演出制御部621は、前兆演出(進行演出)の内容と予告演出の内容との共通点または相違点が存在することを示唆するための示唆演出を、液晶画面3およびスピーカ102に更に報知させてもよい。一例としては、前兆演出の表示中に予告演出がワイプ表示されている状態にて、前兆演出(進行演出)の内容と予告演出の内容とが共通する場面、もしくは相違する場面に差し掛かった場合、演出制御部621は、ワイプの枠を金色に光らせることができる。
他例としては、前兆演出(進行演出)の表示中に予告演出がワイプ表示されており、予告演出がカテゴリを表示したものであるとする。予告演出に表示されていた演出のカテゴリに対し、実際の演出である前兆演出(進行演出)のカテゴリが異なる場合、相違点が生じていることになる。この場合、演出制御部621は、ワイプ側の予告演出が前兆演出(進行演出)のカテゴリを表すものに書き換えられる示唆演出を発生させる。
この示唆演出により、遊技者は、前兆演出(進行演出)の内容と予告演出の内容との共通点または相違点が存在することを把握し易くなるため、より遊技を楽しむことができる。
前記実施形態では、演出データ生成部620が、前兆演出(進行演出)の内容に基づいて、予告演出の演出データを生成すると説明した。しかし、演出データ生成部620は、予告演出の演出データに基づいて、進行演出の内容を決定してもよい。この場合、演出データ生成部620は、進行演出の内容を抽せんによって決定されることが好ましい。
一例として、演出データ生成部620は、先ず前兆演出(進行演出)を発生させるか否かを決定する。前兆演出(進行演出)の発生が決定した場合、演出データ生成部620は、予告演出の内容を複数ゲーム分抽せんし、当せんした予告演出の内容を基に、進行演出の内容を抽せんにより決定する。この場合、前兆演出(進行演出)を発生させることが決定されれば、その内容も全て決定される。
他例として、演出データ生成部620は、先ず前兆演出(進行演出)を発生させるか否かを決定する。前兆演出(進行演出)の発生が決定した場合、演出データ生成部620は、予告演出の内容を決定する。その後、ゲームが消化されるごとに遊技が進行され、当該予告演出が展開されていく。ゲームが消化される際、内部抽せんにより役が成立することがある。そこで、演出データ生成部620は、ゲームが消化されるのに従って、予告演出の内容と内部抽せんで成立した役とに応じて、前兆演出(進行演出)の内容を抽せんにより決定していく。この場合、予告演出の進行中に、前兆演出(進行演出)の内容が決定される。
これにより、予告演出と前兆演出とは必ず関連したものとなり、遊技者は、ATやボーナスの当せんに対し期待を持った状態で遊技を継続することができる。偶然にも、予告演出と前兆演出が一致してしまったり、逆に一致しなかったりする現象が生じることを回避できるため、遊技者の遊技継続への意欲の喪失を低減させることができる。
前記実施形態では、演出データ生成部620が、前兆演出(進行演出)の内容に基づいて、予告演出の演出データを生成すると説明した。この予告演出の演出データの生成にあたり、演出データ生成部620は、予告演出の内容を“抽せん”によって決定してもよい。
一例として、演出データ生成部620は、先ず前兆演出(進行演出)を発生させるか否かを決定する。前兆演出(進行演出)の発生が決定した場合、演出データ生成部620は、前兆演出(進行演出)の内容を複数ゲーム分抽せんし、当せんした前兆演出(進行演出)の内容を基に、予告演出の内容を抽せんにより決定する。この場合、前兆演出(進行演出)を発生されることが決定されれば、予告演出の内容も全て決定される。
他例として、演出データ生成部620は、先ず前兆演出(進行演出)を発生させるか否かを決定する。前兆演出(進行演出)の発生が決定した場合、演出データ生成部620は、前兆演出(進行演出)の内容を決定する。前兆演出(進行演出)の発生の有無および内容の決定は、遊技が進行されゲームが消化されていく傍らで行われる。ゲームが消化される際、内部抽せんにより役が成立することがある。そこで、演出データ生成部620は、ゲームが消化されるのに従って、前兆演出(進行演出)の内容と内部抽せんで成立した役とに応じて、予告演出の内容を抽せんにより決定していく。この場合、遊技進行中に、予告演出の内容が決定される。
これにより、予告演出と前兆演出とは必ず関連したものとなり、遊技者は、ATやボーナスの当せんに対し期待を持った状態で遊技を継続することができる。偶然にも、予告演出と前兆演出が一致してしまったり、逆に一致しなかったりする現象が生じることを回避できるため、遊技者の遊技継続への意欲の喪失を低減させることができる。
なお、図11において、特別役の抽せん(内部抽せん)についてはステップst3は必須ではない。すなわち、特別役の抽せんは、レア役の当せん非当せんにかかわらず実行される。
1 スロットマシン(遊技機)
3 液晶画面(報知部)
46 演出ボタン(受付部)
12 スピーカ(報知部)
615 遊技制御部(遊技進行制御部)
620 演出データ生成部
621 演出制御部(報知制御部)

Claims (6)

  1. 遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
    前記遊技進行に応じた進行演出と、前記進行演出に対応する予告演出を報知する報知部と、
    前記予告演出の各演出データに、対応する前記進行演出の各演出データと共通する部分および相違する部分をそれぞれ含ませることで、前記遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前記進行演出の内容とこれに対応する前記予告演出の内容との相違度合いによって現れるように、前記進行演出および/または前記予告演出の演出データを生成する演出データ生成部と、
    前記予告演出の演出データに従って前記予告演出を前記報知部に報知させた後に、前記進行演出の演出データに従って前記進行演出を前記報知部に報知させる報知制御部と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
    前記遊技進行に応じた進行演出と、前記進行演出に対応する予告演出を報知する報知部と、
    前記予告演出の各演出データに、対応する前記進行演出の各演出データと共通する部分および相違する部分をそれぞれ含ませることで、前記遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前記進行演出の内容とこれに対応する前記予告演出の内容との共通度合いによって現れるように、前記進行演出および/または前記予告演出の演出データを生成する演出データ生成部と、
    前記予告演出の演出データに従って前記予告演出を前記報知部に報知させた後に、前記進行演出の演出データに従って前記進行演出を前記報知部に報知させる報知制御部と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  3. 遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
    前記遊技進行に応じた進行演出を報知する報知部と、
    前記進行演出の内容に基づく予告演出を、前記進行演出が報知される前に前記報知部に報知させる報知制御部と、
    前記予告演出の各演出データに、対応する前記進行演出の各演出データと共通する部分および相違する部分をそれぞれ含ませることで、前記遊技者にとって有利な状態にて遊技が進行することに対する期待度の示唆が、前記進行演出の内容とこれに対応する前記予告演出の内容との共通度合いまたは相違度合いによって現れるように、前記進行演出および/または前記予告演出の演出データを生成する演出データ生成部と、
    前記期待度の示唆に関する設定の、前記遊技者による入力操作を受け付け可能な受付部と、
    を備え、
    前記演出データ生成部は、前記受付部が受け付けた前記期待度の示唆に関する設定に応じて、前記進行演出および/または前記予告演出の前記演出データを生成する
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
    前記遊技進行に応じた進行演出を報知する報知部と、
    予告演出の各演出データに、対応する前記進行演出の各演出データと共通する部分および相違する部分をそれぞれ含ませることで、前記進行演出が報知される前に前記報知部に報知される予告演出の演出データを、前記進行演出の内容に基づいて生成する演出データ生成部と、
    前記予告演出の報知後に、前記予告演出に対応する前記進行演出を報知させる報知制御部と、
    を備え、
    前記報知制御部は、更に、前記進行演出の報知中に、当該進行演出の進行に合わせて、前記予告演出を並行して報知させる
    ことを特徴とする遊技機。
  5. 遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
    前記遊技進行に応じた進行演出を報知する報知部と、
    予告演出の各演出データに、対応する前記進行演出の各演出データと共通する部分および相違する部分をそれぞれ含ませることで、前記進行演出が報知される前に前記報知部に報知される予告演出の演出データを、前記進行演出の内容に基づいて生成する演出データ生成部と、
    前記予告演出の報知後に、前記予告演出に対応する前記進行演出を報知させる報知制御部と、
    を備え、
    前記報知制御部は、前記進行演出の内容と前記予告演出の内容との共通点および/または相違点が存在することを示唆するための示唆演出を、前記報知部に更に報知させる
    ことを特徴とする遊技機。
  6. 遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する遊技進行制御部と、
    前記遊技進行に応じた進行演出を報知する報知部と、
    予告演出の各演出データに、対応する前記進行演出の各演出データと共通する部分および相違する部分をそれぞれ含ませることで、前記進行演出が報知される前に前記報知部に報知される予告演出の演出データを、前記進行演出の内容に基づいて生成する演出データ生成部と、
    前記予告演出の報知後に、前記予告演出に対応する前記進行演出を報知させる報知制御部と、
    を備え、
    前記予告演出および前記進行演出は、それぞれ1以上のパートで各演出データが構成されており、
    前記予告演出のパートは、前記進行演出のパートに対応するパートを備え、
    前記進行演出のパートに対応する前記予告演出のパートにおいて、前記予告演出の各演出データと前記進行演出の各演出データとが共通する部分および相違する部分がそれぞれ含まれる、
    ことを特徴とする遊技機。
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