JP7437969B2 - スリット施工方法 - Google Patents

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本発明は、スリット施工方法に関する。
鉄板と、鉄板の片面に貼付された発泡スチロールとによって構成され、壁用の壁型枠内を仕切るスリット用型枠が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された技術では、スリット用型枠で仕切られた壁型枠内にコンクリートを打設した後、スリット用型枠の鉄板を撤去することにより、壁にスリットが形成される。
特開昭59-55943号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、鉄板における発泡スチロールと反対側の面に、壁型枠内に打設されたコンクリートが付着する。そのため、鉄板等の仕切板が撤去し難く、この点で改善の余地がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、コンクリートの打設後に、仕切板を撤去し易くすることを目的とする。
第1態様に係るスリット施工方法は、コンクリート部材と、コンクリート部材と隣接する隣接部材との間の所定位置にスリットを形成するスリット施工方法であって、積層された3枚以上の仕切板を、前記所定位置に設置した状態で前記コンクリート部材のコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、前記コンクリートの硬化後に、積層された前記仕切板のうち、内層の前記仕切板を撤去する仕切板撤去工程と、を備える
第1態様に係るスリット施工方法によれば、コンクリート部材と隣接部材との間の所定位置にスリットを形成するスリット施工方法であって、コンクリート打設工程と、仕切板撤去工程とを有する。
コンクリート打設工程では、積層された3枚以上の仕切板を、上記の所定位置に設置した状態で、コンクリート部材のコンクリートを打設する。次に、仕切板撤去工程では、コンクリートの硬化後に、積層された仕切板のうち、内層の仕切板を撤去する。これにより、コンクリート部材と隣接部材との間の所定位置にスリットが形成される。
ここで、積層された3枚以上の仕切板のうち、内層の仕切板には、コンクリート部材のコンクリートが付着しない。そのため、本発明では、内層の仕切板を容易に撤去することができる。
第2態様に係るスリット施工方法は、第1態様に係るスリット施工方法において、積層された前記仕切板のうち、少なくとも前記コンクリート部材側の最外層の前記仕切板が発泡材で形成される。
第2態様に係るスリット施工方法によれば、積層された仕切板のうち、少なくともコンクリート部材側の最外層の仕切板が発泡材で形成される。
ここで、コンクリート部材側の最外層の仕切板には、コンクリート部材のコンクリートが付着する。そのため、コンクリート部材側の最外層の仕切板は、撤去し難い。
これに対して本発明では、コンクリート部材側の最外層の仕切板が発泡材で形成される。そのため、コンクリート部材側の最外層の仕切板は、壊しながら掻き出すことができる。若しくは、コンクリート部材側の最外層の仕切板は、溶剤によって溶解することにより取り除くことができる。したがって、コンクリート部材側の最外層の仕切板も撤去することができる。
第3態様に係るスリット施工方法は、第1態様又は第2態様に係るスリット施工方法において、前記隣接部材は、架構を構成する柱とされ、前記コンクリート部材は、前記架構の構面外に配置され、前記柱と対向するコンクリート壁とされる。
第3態様に係るスリット施工方法によれば、架構を構成する柱と、架構の構面外に配置され、柱と対向するコンクリート壁との間に、容易にスリットを形成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、コンクリートの打設後に、仕切板を撤去し易くすることができる。
一実施形態に係るスリット施工方法によってスリットが形成された構造物を示す平断面図である。 図1に示されるスリットの施工過程を示す平断面図である。 図1に示されるスリットの施工過程を示す平断面図である。 一実施形態に係るスリット施工方法の変形例によってスリットが形成された構造物を示す平断面図である。 一実施形態に係るスリット施工方法の変形例によってスリットが形成された構造物を示す平断面図である。
(構造物)
先ず、本実施形態に係るスリット施工方法によってスリットが形成された構造物10の構成について説明する。
図1に示されるように、構造物10は、コンクリート外壁20及びコンクリート柱30を有している。このコンクリート外壁20とコンクリート柱30との間には、スリット50が形成されている。なお、コンクリート外壁20は、コンクリート壁、及びコンクリート部材の一例である。また、コンクリート柱30は、隣接部材の一例である。
(コンクリート柱)
コンクリート柱30は、構造物10の角部に設置される外周柱とされており、図示しない架構を構成している。このコンクリート柱30は、例えば、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造とされる。また、このコンクリート柱30の断面形状は、矩形状とされている。このコンクリート柱30の室内側の2つの側面30Aには、梁12がそれぞれ接合される。一方、コンクリート柱30の室外側には、コンクリート外壁20が設けられている。
(コンクリート外壁)
コンクリート外壁20は、例えば、鉄筋コンクリート造とされる。このコンクリート外壁20は、一対の壁部22を有している。一対の壁部22は、平面視にて、L字形状を成している。この一対の壁部22は、コンクリート柱30の室外側の2つの側面30Bとそれぞれ対向している。
一対の壁部22の内壁面22Aには、壁側仕切板40がそれぞれ付着されている。2枚の壁側仕切板40は、例えば、発泡スチロール等の発泡材によって形成されている。また、2枚の壁側仕切板40は、一対の壁部22の内壁面22Aのうち、コンクリート柱30の側面30Bと対向する部位をそれぞれ全面に亘って被覆している。これらの壁側仕切板40は、断熱材として機能するとともに、一対の壁部22の内壁面22Aを成形する型枠としても機能する。
一方、コンクリート柱30の室外側の2つの側面30Bには、柱側仕切板42がそれぞれ付着されている。2枚の柱側仕切板42は、壁側仕切板40と同様に、例えば、発泡スチロール等の発泡材によって形成されている。
2枚の柱側仕切板42は、2枚の壁側仕切板40とそれぞれ対向している。また、2枚の柱側仕切板42は、コンクリート柱30の側面30Bをそれぞれ全面に亘って被覆している。これらの柱側仕切板42は、断熱材として機能するとともに、コンクリート柱30の側面30Bを成形する型枠としても機能する。
対向する壁側仕切板40と柱側仕切板42との間には、スリット50がそれぞれ形成されている。スリット50は、壁側仕切板40と柱側仕切板42との間から、後述する中間仕切板44を撤去することにより形成されている。これらのスリット50によって、コンクリート外壁20及びコンクリート柱30の変形性能が高められている。
なお、壁側仕切板40、柱側仕切板42、及び中間仕切板44は、仕切板の一例である。
(スリット施工方法)
次に、本実施形態に係るスリット施工方法の一例について説明する。
(型枠仮設工程)
先ず、図2に示されるように、型枠仮設工程において、コンクリート外壁20(図1参照)用の壁型枠60、及びコンクリート柱30(図1参照)用の柱型枠62を仮設する。壁型枠60及び柱型枠62は、例えば、合板等によって形成された在来型枠とされている。
壁型枠60は、一対の壁部22の内壁面22A及び外壁面22Bに沿ってそれぞれ仮設する。また、柱型枠62は、コンクリート柱30の室内側の側面30Aに沿って仮設する。この際、後述する壁側仕切板40及び柱側仕切板42を設置する位置には、壁型枠60及び柱型枠62を仮設しない。
(仕切板設置工程)
次に、仕切板設置工程において、コンクリート外壁20とコンクリート柱30との間の所定位置に、積層された壁側仕切板40、中間仕切板44、及び柱側仕切板42をそれぞれ設置する。この際、壁側仕切板40は、コンクリート外壁20の一対の壁部22の内壁面22Aに沿って設置し、壁型枠60と共にコンクリート外壁20の型枠を形成する。また、柱側仕切板42は、コンクリート柱30の室外側の側面30Bに沿って設置し、柱型枠62と共にコンクリート柱30の型枠を形成する。
なお、中間仕切板44は、壁側仕切板40及び柱側仕切板42と同様に、例えば、発泡スチロール等の発泡材によって形成されている。また、壁型枠60と壁側仕切板40との隙間、及び柱型枠62と柱側仕切板42との隙間は、シール材等によって適宜シールする。
(コンクリート打設工程)
次に、コンクリート打設工程において、壁型枠60及び壁側仕切板40によって形成されたコンクリート外壁20の型枠内に、図示しない壁筋等を配筋した状態でコンクリートを打設し、硬化させる。また、柱型枠62及び柱側仕切板42によって形成されたコンクリート柱30の型枠内に、図示しない柱主筋及びせん断補強筋等を配筋した状態でコンクリートを打設し、硬化させる。これにより、図3に示されるように、コンクリート外壁20及びコンクリート柱30が形成される。その後、壁型枠60及び柱型枠62を撤去する。なお、図2に二点鎖線で示されるように、柱型枠62は、壁側仕切板40、中間仕切板44、及び柱側仕切板42の端面を覆うように仮設することも可能である。
(仕切板撤去工程)
次に、仕切板撤去工程において、積層された壁側仕切板40、中間仕切板44、及び柱側仕切板42のうち、内層(中央)の中間仕切板44を撤去する。より具体的には、作業者が、壁側仕切板40と柱側仕切板42との間から中間仕切板44を引き抜くことにより、中間仕切板44を撤去する。この結果、壁側仕切板40と柱側仕切板42とにスリット50が形成される。
ここで、壁側仕切板40は、コンクリート外壁20の一対の壁部22の内壁面22Aにそれぞれ付着されている。また、柱側仕切板42は、コンクリート柱30の室外側の2つの側面30Bにそれぞれ付着されている。一方、中間仕切板44は、壁側仕切板40及び柱側仕切板42に対してスライド可能に積層されている。そのため、壁側仕切板40と柱側仕切板42との間から中間仕切板44を容易に引き抜くことができる。
なお、中間仕切板44と柱側仕切板42との接着面、及び中間仕切板44と壁側仕切板40との接触面には、例えば、滑り材等を塗布しても良い。
また、本実施形態に係るスリット施工方法は、上記の方法に限らず、状況に応じて工程を適宜入れ替えても良いし、他の工程が追加されても良い。
(効果)
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態に係るスリット施工方法によれば、図3に示されるように、コンクリート打設工程において、積層された3枚の壁側仕切板40、中間仕切板44、及び柱側仕切板42を、コンクリート外壁20とコンクリート柱30との間の所定位置に設置した状態で、コンクリート外壁20及びコンクリート柱30のコンクリートを打設する。
次に、仕切板撤去工程において、コンクリート外壁20及びコンクリート柱30のコンクリートの硬化後に、積層された壁側仕切板40、中間仕切板44、及び柱側仕切板42のうち、内層の中間仕切板44を撤去する。これにより、コンクリート外壁20とコンクリート柱30との間の所定位置にスリット50を容易に形成することができる。
ここで、積層された3枚の壁側仕切板40、中間仕切板44、及び柱側仕切板42のうち、内層の中間仕切板44には、コンクリート外壁20及びコンクリート柱30のコンクリートが付着しない。そのため、本実施形態では、壁側仕切板40と柱側仕切板42との間から中間仕切板44を容易に引き抜くことができる。
また、比較例として、コンクリート外壁20とコンクリート柱30との間に在来型枠を仮設、撤去してスリットを形成する場合、スリットの幅が狭いと、在来型枠の仮設、撤去が困難になる。これに対して本実施形態では、スリット50の幅が狭い場合であっても、中間仕切板44等の仮設、撤去を容易に行うことができる。
また、中間仕切板44は、発泡スチロール等の発泡材によって形成されている。これにより、壁側仕切板40と柱側仕切板42との間から中間仕切板44を引き抜くことが難しい場合には、中間仕切板44を壊しながら掻き出すことができる。若しくは、中間仕切板44を溶剤によって溶解することにより取り除くことができる。したがって、壁側仕切板40と柱側仕切板42との間から、中間仕切板44をより確実に撤去することができる。
また、壁側仕切板40及び柱側仕切板42は、発泡スチロール等の発泡材によって形成されている。これにより、壁側仕切板40及び柱側仕切板42を断熱材として機能させることができる。
さらに、壁側仕切板40及び柱側仕切板42を撤去する場合には、壁側仕切板40及び柱側仕切板42を壊しながら掻き出すことができる。若しくは、壁側仕切板40及び柱側仕切板42を、溶剤によって溶解することにより取り除くことができる。したがって、必要に応じて、壁側仕切板40及び柱側仕切板42も容易に撤去することができる。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態は、構造物10の角部に設置されたコンクリート柱30とコンクリート外壁20との間にスリット50が形成される。しかし、スリットを形成する位置は、適宜変更可能である。
例えば、図4に示される変形例では、構造物10の角部以外の外周部に設置されたコンクリート柱70とコンクリート外壁72との間にスリット74が形成されている。
具体的には、コンクリート柱70の室内側の3つの側面70Aには、梁14がそれぞれ接合される。このコンクリート柱70の室外側の側面70Bとコンクリート外壁72との間に、スリット74が形成されている。スリット74は、例えば、壁側仕切板40と柱側仕切板42との間から中間仕切板44を引き抜くことにより形成される。
また、例えば、図5に示される変形例では、コンクリート柱80の柱脚部とコンクリート腰壁82との間にスリット86が形成されるとともに、コンクリート柱80の柱頭部とコンクリート垂れ壁84との間にスリット88が形成されている。
コンクリート腰壁82及びコンクリート垂れ壁84は、鉄筋コンクリート造とされている。これらのコンクリート腰壁82及びコンクリート垂れ壁84は、コンクリート柱80の室外側に配置されており、構造物10の外壁を構成している。また、コンクリート腰壁82及びコンクリート垂れ壁84は、コンクリート柱80から室外側へ跳ね出す跳出し床部90に支持されている。
なお、コンクリート腰壁82及びコンクリート垂れ壁84は、コンクリート壁、及びコンクリート部材の一例である。
コンクリート柱80の柱脚部とコンクリート腰壁82との間には、前述したように、スリット86が形成されている。スリット86は、例えば、壁側仕切板40と柱側仕切板42との間から中間仕切板44を引き抜くことにより形成される。このスリット86によって、コンクリート腰壁82及びコンクリート柱80の変形性能が高められている。
また、コンクリート柱80の柱頭部とコンクリート垂れ壁84との間には、前述したように、スリット88が形成されている。スリット88は、例えば、壁側仕切板40と柱側仕切板42との間から中間仕切板44を引き抜くことにより形成される。このスリット88によって、コンクリート垂れ壁84及びコンクリート柱80の変形性能が高められている。
なお、コンクリート柱80及びコンクリート垂れ壁84の変形性能に対する影響が小さいため、コンクリート柱80の柱梁仕口部80Sとコンクリート垂れ壁84との間にはスリットが形成されておらず、仕切板92が残置されている。
仕切板92は、例えば、発泡材によって形成されている。また、コンクリート柱80の柱梁仕口部80Sには、スラブ18を支持する梁16が接合されている。
次に、上記実施形態では、壁側仕切板40、中間仕切板44、及び柱側仕切板42が発泡材によって形成されている。しかし、壁側仕切板40、中間仕切板44、及び柱側仕切板42は、発泡材に限らず、合板、鉄板、又はダンボール等の紙材であっても良い。
また、上記実施形態では、3枚の仕切板(壁側仕切板40、中間仕切板44、及び柱側仕切板42)を積層した。しかし、3枚以上の仕切板を積層しても良い。
また、上記実施形態では、コンクリート部材が、コンクリート外壁20等のコンクリート壁とされている。しかし、コンクリート部材は、コンクリート壁に限らず、例えば、コンクリート柱、コンクリート梁、コンクリート床、又はコンクリート基礎等であっても良い。
また、上記実施形態では、隣接部材がコンクリート柱30とされている。しかし、隣接部材は、コンクリート柱30に限らず、例えば、コンクリート梁、コンクリート床、コンクリート壁、又はコンクリート基礎等であっても良い。また、隣接部材は、コンクリート部材に限らず、例えば、鉄骨部材であっても良い。例えば、上記実施形態では、コンクリート柱30が鉄骨柱であっても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
20 コンクリート外壁(コンクリート壁、コンクリート部材)
30 コンクリート柱(柱、隣接部材)
40 壁側仕切板(仕切板、最外層の位置利板)
42 柱側仕切板(仕切板、最外層の位置利板)
44 中間仕切板(仕切板)
50 スリット
70 コンクリート柱(柱、隣接部材)
72 コンクリート外壁(コンクリート壁、コンクリート部材)
74 スリット
80 コンクリート柱(柱、隣接部材)
82 コンクリート腰壁(コンクリート壁、コンクリート部材)
84 コンクリート垂れ壁(コンクリート壁、コンクリート部材)
86 スリット
88 スリット

Claims (3)

  1. コンクリート部材と、コンクリート部材と隣接する隣接部材との間の所定位置にスリットを形成するスリット施工方法であって、
    積層された3枚以上の仕切板を、前記所定位置に設置した状態で前記コンクリート部材のコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
    前記コンクリートの硬化後に、前記コンクリート部材と前記隣接部材に接触した前記仕切板を残して、残した前記仕切板に挟まれた前記仕切板を撤去する仕切板撤去工程と、
    を備えるスリット施工方法。
  2. 積層された前記仕切板のうち、少なくとも前記コンクリート部材に接触した前記仕切板が発泡材で形成される、
    請求項1に記載のスリット施工方法。
  3. 前記隣接部材は、架構を構成する柱とされ、
    前記コンクリート部材は、前記架構の構面外に配置され、前記柱と対向するコンクリート壁とされる、
    請求項1又は請求項2に記載のスリット施工方法。
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