JP7432452B2 - ステータ - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に設けられるステータに関する。
電動機や発電機等の回転電機に設けられるステータは、複数のスロットが形成されるステータコアと、このステータコアに巻き付けられるステータコイルと、を有している。ステータコアに巻き付けられるステータコイルとして、略U字状に形成された複数のセグメント導体からなるステータコイルがある(特許文献1~3参照)。
特開2011-193600号公報 特開2016-123247号公報 特開2014-36559号公報
ところで、ステータコイルを構成するセグメント導体においては、スロットの1つから突出して周方向の一方に曲げられるセグメント導体の本数と、スロットの1つから突出して周方向の他方に曲げられるセグメント導体の本数とを、互いに一致させることが一般的である。しかしながら、周方向の一方に曲げられるセグメント導体の本数と周方向の他方に曲げられるセグメント導体の本数とを互いに一致させることは、ステータコイルの設計自由度を低下させる要因となっていた。
本発明の目的は、固定子巻線の設計自由度を高めることにある。
本発明のステータは、回転電機に設けられるステータであって、複数のスロットが形成されるコア内周部を備えた円筒形状の固定子コアと、前記スロットに収容される複数のセグメント導体からなる相巻線を備えた固定子巻線と、を有し、前記相巻線は、互いに直列接続される複数の並列導体を備え、前記並列導体は、互いに並列接続される複数の前記セグメント導体を備え、前記セグメント導体は、前記スロットから突出して前記固定子コアの周方向に曲げられ且つ他のセグメント導体に溶接されて導体接合部を構成する溶接端部を備え、前記スロットの1つから突出する複数の前記溶接端部として、前記固定子コアの周方向の一方に曲がる複数の第1溶接端部と、前記第1溶接端部よりも本数が少なく且つ前記固定子コアの周方向の他方に曲がる複数の第2溶接端部と、があり、前記第1溶接端部によって構成される複数の前記導体接合部のうち、前記固定子コアの径方向において外側に位置する外側導体接合部は、その少なくとも一部が前記コア内周部よりも径方向の外側に位置しており、前記スロットの1つに収容される前記セグメント導体の本数を、前記並列導体の1つを構成する前記セグメント導体の本数によって除した値は奇数である。
本発明のステータは、回転電機に設けられるステータであって、複数のスロットが形成されるコア内周部を備えた円筒形状の固定子コアと、前記スロットに収容される複数のセグメント導体からなる相巻線を備えた固定子巻線と、を有し、前記相巻線は、互いに直列接続される複数の並列導体を備え、前記並列導体は、互いに並列接続される複数の前記セグメント導体を備え、前記セグメント導体は、前記スロットから突出して前記固定子コアの周方向に曲げられ且つ他のセグメント導体に溶接されて導体接合部を構成する溶接端部を備え、前記スロットの1つから突出する複数の前記溶接端部として、前記固定子コアの周方向の一方に曲がる複数の第1溶接端部と、前記第1溶接端部よりも本数が少なく且つ前記固定子コアの周方向の他方に曲がる複数の第2溶接端部と、があり、前記第1溶接端部によって構成される複数の前記導体接合部のうち、前記固定子コアの径方向において内側に位置する内側導体接合部は、その少なくとも一部が前記コア内周部よりも径方向の内側に位置しており、前記スロットの1つに収容される前記セグメント導体の本数を、前記並列導体の1つを構成する前記セグメント導体の本数によって除した値は奇数である。
本発明によれば、スロットの1つに収容されるセグメント導体の本数を、並列導体の1つを構成するセグメント導体の本数によって除した値を奇数に設定することができる。これにより、固定子巻線の設計自由度を高めることができる。
本発明の一実施の形態であるステータを備えた回転電機の一例を示す断面図である。 図1のA-A線に沿ってステータを示す断面図である。 U相コイルを備えたステータコアを示す断面図である。 セグメントコイルの一例を示す斜視図である。 ステータを動力線側から示す斜視図である。 (A)および(B)は、セグメントコイルの接続状況の一例を示す図である。 ステータコイルの結線状態の一例を示す図である。 U相コイルのコイル構造の一例を示す図である。 U相コイルを構成するセグメントコイルのスロットに対する収容位置を示す図である。 U相コイルを構成するセグメントコイルのスロットに対する収容位置を示す図である。 図9の範囲βを拡大して示した図である。 動力線側からステータコイルの導体接合部を示した図である。 比較例としてステータコイルの接続状況の一部を示した図である。 他の実施形態を構成するステータコイルを構成するセグメントコイルの収容位置を示す図である。 動力線側からステータコイルの導体接合部を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明では、本発明の一実施の形態であるステータ10を備える回転電機11として、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載される三相交流同期型のモータジェネレータを例示するが、これに限られることはなく、セグメントコイルが組み付けられるステータを備えた回転電機であれば、如何なる回転電機であっても良い。
[回転電機構造]
図1は本発明の一実施の形態であるステータ10を備えた回転電機11の一例を示す断面図である。図1に示すように、モータジェネレータである回転電機11は、モータハウジング12を有している。モータハウジング12は、底付き円筒形状のハウジング本体13と、ハウジング本体13の開口端を閉じるエンドカバー14と、を備えている。ハウジング本体13内に固定されるステータ10は、複数枚のケイ素鋼鈑等からなる円筒形状のステータコア(固定子コア)15と、ステータコア15に巻き付けられる三相のステータコイル(固定子巻線)SCと、を有している。
ステータコイルSCには、バスバーユニット20が接続されている。このバスバーユニット20は、ステータコイルSCに設けられる3つの動力点Pu,Pv,Pwに接続される3つの動力バスバー21~23と、ステータコイルSCが備える3つの中性点Nu,Nv,Nwを互いに接続する中性バスバー24と、これらのバスバー21~24を保持する絶縁部材25と、を備えている。また、動力バスバー21~23の端部はモータハウジング12から外部に突出しており、それぞれの動力バスバー21~23にはインバータ26等から延びる電力ケーブル27が接続されている。
また、ステータコア15の中央には、円柱形状のロータ30が回転自在に収容されている。このロータ30は、複数枚のケイ素鋼鈑等からなる円筒形状のロータコア31と、ロータコア31に埋め込まれる複数の永久磁石32と、ロータコア31の中央に固定されるロータシャフト33と、を有している。ロータシャフト33の一端部は、ハウジング本体13に設けられる軸受34によって支持されており、ロータシャフト33の他端部は、エンドカバー14に設けられる軸受35によって支持されている。
[ステータ構造]
図2は図1のA-A線に沿ってステータ10を示す断面図であり、図3はU相の相巻線(以下、U相コイルCuと記載する。)を備えたステータコア15を示す断面図である。また、図4はセグメントコイル50の一例を示す斜視図である。後述するように、ステータコイルSCは、U相コイルCuの他に、V相の相巻線(以下、V相コイルCvと記載する。)、およびW相の相巻線(以下、W相コイルCwと記載する。)によって構成されている。なお、図示するU相コイルCu、V相コイルCvおよびW相コイルCwは、互いに同一のコイル構造を有している。
図2に示すように、円筒形状のステータコア15は、径方向の内側に設けられるコア内周部40と、径方向の外側に設けられるコア外周部41と、を有している。また、コア内周部40には、周方向に所定間隔を空けて複数のスロットS1~S48が形成されている。換言すれば、ステータコア15のコア内周部40は、各スロットS1~S48の開口端を通過する内周仮想面40iと、各スロットS1~S48の底面を通過する外周仮想面40oと、によって区画される部位である。また、各スロットS1~S48には複数のセグメントコイル(セグメント導体)50が挿入されており、複数のセグメントコイル50を互いに接続することでステータコイルSCが構成されている。図2および図3に示すように、U相コイルCuを構成するセグメントコイル50は、スロットS1,S2,S7,S8・・に収容されている。また、図2に示すように、V相コイルCvを構成するセグメントコイル50は、スロットS3,S4,S9,S10・・に収容されており、W相コイルCwを構成するセグメントコイル50は、スロットS5,S6,S11,S12・・に収容されている。
図4に示すように、略U字状に曲げられるセグメントコイル50は、何れかのスロット(例えばスロットS1)に収容されるコイルサイド51と、所定のコイルピッチで他のスロット(例えばスロットS7)に収容されるコイルサイド52と、を有している。また、セグメントコイル50は、一対のコイルサイド51,52を互いに連結するエンド部53と、一対のコイルサイド51,52のそれぞれから延びる溶接端部54,55と、を有している。なお、セグメントコイル50は銅等の導電材料からなる平角線によって構成されており、溶接端部54,55の先端部を除いてセグメントコイル50にはエナメルや樹脂等の絶縁被膜が設けられている。また、セグメントコイル50に設けられるエンド部53は、図4に示された折り曲げ形状に限られることはなく、ステータコア15に対する組み付け位置に応じて様々な折り曲げ形状を有している。
ここで、図5はステータ10を動力線側から示す斜視図である。なお、動力線側とは、バスバーユニット20が配置される側である。また、図6(A)および(B)はセグメントコイル50の接続状況の一例を示す図である。前述したように、ステータコア15には、複数のセグメントコイル50が組み付けられている。このように、ステータコア15にセグメントコイル50が組み付けられると、図5および図6に示すように、セグメントコイル50の溶接端部54,55は、ステータコア15の一端面60から動力線側に突出して配置され、セグメントコイル50のエンド部53は、ステータコア15の他端面61から反動力線側に突出して配置される。
また、図6(B)に示すように、ステータコア15の一端面60から突出する溶接端部54,55は、他のセグメントコイル50の溶接端部54,55に接触するように曲げられた後に、接触する他のセグメントコイル50の溶接端部54,55に対して溶接される。これにより、セグメントコイル50の溶接端部54,55は互いに溶接されて導体接合部62になり、複数のセグメントコイル50は互いに電気的に接続されて1つの導体になる。このように、複数のセグメントコイル50によってU相コイルCuが構成され、複数のセグメントコイル50によってV相コイルCvが構成され、複数のセグメントコイル50によってW相コイルCwが構成される。なお、TIG溶接等の溶接加工が施された導体接合部62には、導体を覆うように樹脂被膜等を形成する絶縁処理が施される。
[ステータコイル構造]
図7はステータコイルSCの結線状態の一例を示す図である。なお、前述の説明では、セグメントコイルに「50」の符号を付して説明したが、以下の説明では、個々のセグメントコイルを区別する観点から、U相コイルCuを構成するセグメントコイルに「u1~u72」の符号を付して説明する。以下、U相コイルCuについて主に説明するが、前述したように、各相コイルCu,Cv,Cwは同一のコイル構造を有している。
図7に示すように、ステータコイルSCは、U相コイルCu、V相コイルCvおよびW相コイルCwによって構成されている。U相コイルCuは、互いに直列接続される複数の並列コイル(並列導体)P1~P24によって構成されている。また、それぞれの並列コイルP1~P24は、互いに並列接続される3つのセグメントコイル(セグメント導体)u1~u3,u4~u6・・によって構成されている。例えば、並列コイルP1は3つのセグメントコイルu1~u3によって構成され、並列コイルP2は3つのセグメントコイルu4~u6によって構成され、並列コイルP3は3つのセグメントコイルu7~u9によって構成される。また、並列コイルP23は3つのセグメントコイルu67~u69によって構成され、並列コイルP24は3つのセグメントコイルu70~u72によって構成される。このように構成されるU相コイルCuの一端部は動力点Puになり、U相コイルCuの他端部は中性点Nuになる。
同様に、V相コイルCvは、互いに直列接続される複数の並列コイル(並列導体)によって構成されている。このように構成されるV相コイルCvの一端部は動力点Pvになり、V相コイルCvの他端部は中性点Nvになる。また、W相コイルCwは、互いに直列接続される複数の並列コイル(並列導体)によって構成されている。このように構成されるW相コイルCwの一端部は動力点Pwになり、W相コイルCwの他端部は中性点Nwになる。そして、U相コイルCuの中性点Nu、V相コイルCvの中性点NvおよびW相コイルCwの中性点Nwは互いに接続され、各相コイルCu,Cv,CwによってステータコイルSCが構成される。
[U相コイル構造]
図8はU相コイルCuのコイル構造の一例を示す図であり、図8に記載されたスロット番号は、個々のセグメントコイルu1~u72が跨って収容されるスロットを示している。また、図9および図10はU相コイルCuを構成するセグメントコイルu1~u72のスロットS1,S2,S7,S8・・に対する収容位置を示す図である。図9にはセグメントコイルu1~u36の収容位置が示されており、図10にはセグメントコイルu37~u72の収容位置が示されている。
図9および図10に示される「動力線側」とは、図1および図5に示されるように、セグメントコイル50の溶接端部54,55が位置する側である。また、図9および図10に示される「反動力線側」とは、図1および図5に示されるように、動力線側の反対側、つまりセグメントコイル50のエンド部53が位置する側である。さらに、図9および図10に示される「内側」とは、図3に示すように、ステータコア15の径方向内側であり、図9および図10に示される「外側」とは、ステータコア15の径方向外側である。なお、図9および図10においてハッチングを付した箇所は、セグメントコイルu1~u72の溶接端部が互いに溶接される導体接合部62である。また、図9および図10に示される矢印の向きは、動力点Puから中性点Nuに向かう向きである。
図8に示すように、U相コイルCuは、3つの並列コイル(例えばP1~P3,P4~P6,・・)による接続パターンが繰り返されるコイル構造、つまり9つのセグメントコイル(例えばu1~u9,u10~u18,・・)による接続パターンが繰り返されるコイル構造を有している。以下、図8に符号αで示すように、接続パターンの一単位であるセグメントコイルu1~u9の接続パターンについて説明する。
図9に示すように、各スロットには、9本のセグメントコイルが収容されている。まず、セグメントコイルu1は、スロットS1の1番目の位置(外側の位置)およびスロットS43の6番目の位置に跨って収容されており、セグメントコイルu2は、スロットS1の2番目の位置およびスロットS43の5番目の位置に跨って収容されており、セグメントコイルu3は、スロットS1の3番目の位置およびスロットS43の4番目の位置に跨って収容されている。また、セグメントコイルu4は、スロットS1の7番目の位置およびスロットS43の9番目の位置に跨って収容されており、セグメントコイルu5は、スロットS1の8番目の位置およびスロットS43の8番目の位置に跨って収容されており、セグメントコイルu6は、スロットS1の9番目の位置およびスロットS43の7番目の位置に跨って収容されている。さらに、セグメントコイルu7は、スロットS43の3番目の位置およびスロットS37の4番目の位置に跨って収容されており、セグメントコイルu8は、スロットS43の2番目の位置およびスロットS37の5番目の位置に跨って収容されており、セグメントコイルu9は、スロットS43の1番目の位置およびスロットS37の6番目の位置に跨って収容されている。
そして、動力線側におけるスロットS1,S43の間では、スロットS43から延びるセグメントコイルu1~u3と、スロットS1から延びるセグメントコイルu4~u6とが、導体接合部62を介して互いに溶接される。また、スロットS43,S37の間では、スロットS43から延びるセグメントコイルu4~u6と、スロットS37から延びるセグメントコイルu7~u9とが、導体接合部62を介して互いに溶接される。さらに、スロットS43から延びるセグメントコイルu7~u9には、導体接合部62を介して次の接続パターンを構成するセグメントコイルu10~u12が溶接される。なお、スロットS1から延びるセグメントコイルu1~u3は、動力点Puとして動力バスバー21に溶接される。このような接続パターンを繰り返してセグメントコイルu1~u72を接続することにより、図8~図10に示すように、セグメントコイルu1~u72によってU相コイルCuが構成される。
[ステータコイルSCの導体接合部]
前述したように、U相コイルCuを構成する並列コイルP1~P24のそれぞれは、互いに並列接続される3つのセグメントコイルu1~u3,u4~u6・・によって構成されている。つまり、ステータコイルSCに設けられる導体接合部62のそれぞれは、6本のセグメントコイル50の溶接端部54,55によって構成されている。ここで、図11は図9の範囲βを拡大して示した図である。また、図12は動力線側からステータコイルSCの導体接合部62を示した図である。なお、以下の説明では、個々の導体接合部や溶接端部を区別する観点から、導体接合部には「62」とは別の符号を付して説明し、溶接端部には「54,55」とは別の符号を付して説明する。
図11に示すように、スロットS1,S43の間では、スロットS1からスロットS43に向けて、セグメントコイルu4~u6の溶接端部b~6bが周方向に曲げられており、スロットS43からスロットS1に向けて、セグメントコイルu1~u3の溶接端部1b~3bが周方向に曲げられている。この溶接端部b~6bと溶接端部1b~3bとは互いに突き当てられて溶接されており、6本の溶接端部1b~6bからなる導体接合部70が形成されている。
また、スロットS43,S37の間では、スロットS43からスロットS37に向けて、セグメントコイルu4~u6の溶接端部a~6aが周方向に曲げられており、スロットS37からスロットS43に向けて、セグメントコイルu7~u9の溶接端部7c~9cが周方向に曲げられている。この溶接端部a~6aと溶接端部7c~9cとは互いに突き当てられて溶接されており、6本の溶接端部a~6a,7c~9cからなる導体接合部71が形成されている。
また、スロットS43,S37の間では、スロットS43からスロットS37に向けて、セグメントコイルu7~u9の溶接端部7a~9aが周方向に曲げられており、スロットS37からスロットS43に向けて、セグメントコイルu10~u12の溶接端部10c~12cが周方向および径方向外側の双方に曲げられている。この溶接端部7a~9aと溶接端部10c~12cとは互いに突き当てられて溶接されており、6本の溶接端部7a~9a,10c~12cからなる導体接合部72が形成されている。
さらに、スロットS37,S31の間では、スロットS37からスロットS31に向けて、セグメントコイルu13~u15の溶接端部13b~15bが周方向に曲げられており、スロットS31からスロットS37に向けて、セグメントコイルu10~u12の溶接端部10b~12bが周方向に曲げられている。この溶接端部13b~15bと溶接端部10b~12bとは互いに突き当てられて溶接されており、6本の溶接端部10b~15bからなる導体接合部73が形成されている。
図11に示すように、スロットS1,S43の間には、1つの導体接合部70が設けられており、スロットS43,S37の間には、径方向に重なる2つの導体接合部71,72が設けられており、スロットS37,S31の間には、1つの導体接合部73が設けられている。また、図12に示すように、ステータコイル全体では、他の多くの導体接合部62が設けられている。なお、導体接合部70はスロットS46の近傍に配置されており、導体接合部71,72はスロットS40の近傍に配置されており、導体接合部73はスロットS34の近傍に配置されている。
そして、図11および図12に示すように、径方向に重なる2つの導体接合部71,72のうち、ステータコア15の径方向において外側に位置する導体接合部(外側導体接合部)72は、その少なくとも一部がコア内周部40つまり外周仮想面40oよりも径方向の外側に位置している。このように、導体接合部72の少なくとも一部をコア内周部40よりも径方向の外側に配置することにより、導体接合部71に対して導体接合部72を径方向に逃がすことができる。これにより、各スロットに9本のセグメントコイルが収容される場合であっても、各並列コイルを3本のセグメントコイルによって構成することができる。
例えば、スロットS43を例に挙げると、スロットS43から突出する複数の溶接端部として、ステータコア15の周方向の一方に曲がる複数の溶接端部(第1溶接端部)4a~9aと、溶接端部4a~9aよりも本数が少なく且つステータコア15の周方向の他方に曲がる複数の溶接端部(第2溶接端部)1b~3bと、がある。そして、溶接端部4a~9aによって構成される複数の導体接合部71,72のうち、ステータコア15の外側に位置する導体接合部(外側導体接合部)72は、その少なくとも一部がコア内周部40よりも径方向の外側に位置している。
また、例えば、スロットS37を例に挙げると、スロットS37から突出する複数の溶接端部として、ステータコア15の周方向の一方に曲がる複数の溶接端部(第1溶接端部)7c~12cと、溶接端部7c~12cよりも本数が少なく且つステータコア15の周方向の他方に曲がる複数の溶接端部(第2溶接端部)13b~15bと、がある。そして、溶接端部7c~12cによって構成される複数の導体接合部71,72のうち、ステータコア15の外側に位置する導体接合部(外側導体接合部)72は、その少なくとも一部がコア内周部40よりも径方向の外側に位置している。
また、図1に示すように、導体接合部(外側導体接合部)72は、複数のスロットのうちの一対のスロットS43,S37から突出する複数の溶接端部(第1溶接端部)7a~9a,10c~12cによって構成されている。一対のスロットの一方であるスロットS43から突出する溶接端部(第1溶接端部)7a~9aは、ステータコア15の周方向に曲げられており、一対のスロットの他方であるスロットS37から突出する溶接端部(第1溶接端部)10c~12cは、ステータコア15の周方向および径方向外側の双方に曲げられている。
前述したように、導体接合部72の少なくとも一部をコア内周部40よりも径方向の外側に配置することにより、各スロットに9本のセグメントコイルが収容される場合であっても、各並列コイルを3本のセグメントコイルによって構成することができる。つまり、スロットS1~S4の1つに収容されるセグメントコイルの本数(図示する例では9本)を、並列コイルP1~P24の1つを構成するセグメントコイルの本数(図示する例では3本)により除した値を奇数(図示する例では「3」)に設定することができる。このように、各スロットに収容されるコイル本数を各並列コイルのコイル本数によって除した値、つまり1つの並列コイルが形成するターン数を奇数に設定することができるため、ステータコイルSCの設計自由度を高めることができる。
[比較例]
図13は比較例としてステータコイル100の接続状況の一部を示した図である。なお、図13には図11に示した範囲と同様の範囲が示されている。また、図13に示したステータコイル100は、互いに直列接続される複数の並列コイルによって構成されている。それぞれの並列コイルは、互いに並列接続される2つのセグメントコイルによって構成されている。例えば、セグメントコイルu1x,u2xによって1つの並列コイルが構成されており、セグメントコイルu3x,u4xによって1つの並列コイルが構成されており、セグメントコイルu5x,u6xによって1つの並列コイルが構成されている。また、各スロットS1,S43,S37,S31には、8本のセグメントコイルが収容されている。
スロットS1,S43の間では、スロットS1からスロットS43に向けて、セグメントコイルu3x,u4xの溶接端部3a,4aが周方向に曲げられており、スロットS43からスロットS1に向けて、セグメントコイルu1x,u2xの溶接端部1b,2bが周方向に曲げられている。この溶接端部3a,4aと溶接端部1b,2bとは互いに突き当てられて溶接されており、4本の溶接端部3a,4a,1b,2bからなる導体接合部101が形成されている。また、スロットS1からスロットS43に向けて、セグメントコイルu5x,u6xの溶接端部5a,6aは周方向に曲げられており、スロットS43からスロットS1に向けて、セグメントコイルu3x,u4xの溶接端部3b,4bは周方向に曲げられている。この溶接端部5a,6aと溶接端部3b,4bとは互いに突き当てられて溶接されており、4本の溶接端部5a,6a,3b,4bからなる導体接合部102が形成されている。
同様に、スロットS43,S37の間では、周方向に曲げられる溶接端部7b,8bと溶接端部9a,10aとが互いに溶接されて導体接合部103が形成され、周方向に曲げられる溶接端部5b,6bと溶接端部7a,8aとが互いに溶接されて導体接合部104が形成されている。また、スロットS37,S31の間では、周方向に曲げられる溶接端部11a,12aと溶接端部9b,10bとが互いに溶接されて導体接合部105が形成され、周方向に曲げられる溶接端部13a,14aと溶接端部11b,12bとが互いに溶接されて導体接合部106が形成されている。
図13に示すように、溶接端部1b,2b・・を周方向にだけ曲げていた場合、つまり溶接端部1b,2b・・を径方向に曲げていない場合には、各スロットS1・・に収容されるコイル本数を各並列コイルのコイル本数によって除した値は偶数に限定される。換言すれば、導体接合部101~106の全てがコア内周部40の周方向に重なって配置された場合には、各スロットS1・・に収容されるコイル本数を各並列コイルのコイル本数によって除した値は偶数に限定される。すなわち、スロットの1つに収容されるセグメントコイルの本数(図示する比較例では8本)を、並列コイルの1つを構成するセグメントコイルの本数(図示する比較例では2本)により除した値が偶数(図示する比較例では「4」)に限定される。このように、比較例のステータコイル100においては、各スロットに収容されるコイル本数を各並列コイルのコイル本数によって除した値が偶数に限定される。
[他の実施形態]
図11および図12に示した例では、導体接合部72の少なくとも一部をコア内周部40よりも径方向の外側に配置しているが、これに限られることはなく、導体接合部72の少なくとも一部をコア内周部40よりも径方向の内側に配置しても良い。ここで、図14は他の実施形態を構成するステータコイルSC2を構成するセグメントコイルu1~u18,u34~u36の収容位置を示す図である。また、図15は動力線側からステータコイルSC2の導体接合部62を示した図である。なお、他の実施形態であるステータ80のステータコイルSC2は、前述したステータコイルSCと同様のコイル構造、つまり図7に示したコイル構造を有している。また、図14および図15において、図11および図12に示した部材や部位と同様の部材や部位については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図14に示すように、スロットS1,S43の間では、スロットS1からスロットS43に向けて、セグメントコイルu4~u6の溶接端部b~6bが周方向に曲げられており、スロットS43からスロットS1に向けて、セグメントコイルu1~u3の溶接端部1b~3bが周方向に曲げられている。この溶接端部b~6bと溶接端部1b~3bとは互いに突き当てられて溶接されており、6本の溶接端部1b~6bからなる導体接合部81が形成されている。
また、スロットS43,S37の間では、スロットS43からスロットS37に向けて、セグメントコイルu4~u6の溶接端部4a~6aが周方向に曲げられており、スロットS37からスロットS43に向けて、セグメントコイルu7~u9の溶接端部7c~9cが周方向に曲げられている。この溶接端部a~6aと溶接端部7c~9cとは互いに突き当てられて溶接されており、6本の溶接端部4a~6a,7c~9cからなる導体接合部82が形成されている。
また、スロットS43,S37の間では、スロットS43からスロットS37に向けて、セグメントコイルu7~u9の溶接端部7a~9aが周方向に曲げられており、スロットS37からスロットS43に向けて、セグメントコイルu10~u12の溶接端部10c~12cが周方向および径方向内側の双方に曲げられている。この溶接端部7a~9aと溶接端部10c~12cとは互いに突き当てられて溶接されており、6本の溶接端部7a~9a,10c~12cからなる導体接合部83が形成されている。
さらに、スロットS37,S31の間では、スロットS37からスロットS31に向けて、セグメントコイルu13~u15の溶接端部13b~15bが周方向に曲げられており、スロットS31からスロットS37に向けて、セグメントコイルu10~u12の溶接端部10b~12bが周方向に曲げられている。この溶接端部13b~15bと溶接端部10b~12bとは互いに突き当てられて溶接されており、6本の溶接端部10b~15bからなる導体接合部84が形成されている。
図14に示すように、スロットS1,S43の間には、1つの導体接合部81が設けられており、スロットS43,S37の間には、径方向に重なる2つの導体接合部82,83が設けられており、スロットS37,S31の間には、1つの導体接合部84が設けられている。また、図15に示すように、ステータコイル全体では、他の多くの導体接合部62が設けられている。なお、導体接合部81はスロットS46の近傍に配置されており、導体接合部82,83はスロットS40の近傍に配置されており、導体接合部84はスロットS34の近傍に配置されている。
そして、図14および図15に示すように、径方向に重なる2つの導体接合部82,83のうち、ステータコア15の径方向において内側に位置する導体接合部(内側導体接合部)83は、その少なくとも一部がコア内周部40つまり内周仮想面40iよりも径方向の内側に位置している。このように、導体接合部83の少なくとも一部をコア内周部40よりも径方向の内側に配置することにより、導体接合部82に対して導体接合部83を径方向に逃がすことができる。これにより、各スロットに9本のセグメントコイルが収容される場合であっても、各並列コイルを3本のセグメントコイルによって構成することができる。
例えば、スロットS43を例に挙げると、スロットS43から突出する複数の溶接端部として、ステータコア15の周方向の一方に曲がる複数の溶接端部(第1溶接端部)4a~9aと、溶接端部a~9aよりも本数が少なく且つステータコア15の周方向の他方に曲がる複数の溶接端部(第2溶接端部)1b~3bと、がある。そして、溶接端部a~9aによって構成される複数の導体接合部82,83のうち、ステータコア15の内側に位置する導体接合部(内側導体接合部)83は、その少なくとも一部がコア内周部40よりも径方向の内側に位置している。
また、例えば、スロットS37を例に挙げると、スロットS37から突出する複数の溶接端部として、ステータコア15の周方向の一方に曲がる複数の溶接端部(第1溶接端部)7c~12cと、溶接端部7c~12cよりも本数が少なく且つステータコア15の周方向の他方に曲がる複数の溶接端部(第2溶接端部)13b~15bと、がある。そして、溶接端部7c~12cによって構成される複数の導体接合部82,83のうち、ステータコア15の内側に位置する導体接合部(内側導体接合部)83は、その少なくとも一部がコア内周部40よりも径方向の内側に位置している。
また、図14に示すように、導体接合部(内側導体接合部)83は、複数のスロットのうちの一対のスロットS43,S37から突出する複数の溶接端部(第1溶接端部)7a~9a,10c~12cによって構成されている。一対のスロットの一方であるスロットS43から突出する溶接端部(第1溶接端部)7a~9aは、ステータコア15の周方向に曲げられており、一対のスロットの他方であるスロットS37から突出する溶接端部(第1溶接端部)10c~12cは、ステータコア15の周方向および径方向内側の双方に曲げられている。
前述したように、導体接合部83の少なくとも一部をコア内周部40よりも径方向の内側に配置することにより、各スロットに9本のセグメントコイルが収容される場合であっても、各並列コイルを3本のセグメントコイルによって構成することができる。つまり、スロットS1~S48の1つに収容されるセグメントコイルの本数(図示する例では9本)を、並列コイルP1~P24の1つを構成するセグメントコイルの本数(図示する例では3本)により除した値を奇数(図示する例では「3」)に設定することができる。このように、各スロットに収容されるコイル本数を各並列コイルのコイル本数によって除した値、つまり1つの並列コイルが形成するターン数を奇数に設定することができるため、ステータコイルSC2の設計自由度を高めることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。図示する例では、1つのスロットに9本のセグメントコイルを収容し、1つの並列コイルを3本のセグメントコイルによって構成しているが、これに限られることはない。例えば、1つのスロットに6本のセグメントコイルを収容し、1つの並列コイルを2本のセグメントコイルによって構成しても良い。また、1つのスロットに12本のセグメントコイルを収容し、1つの並列コイルを4本のセグメントコイルによって構成しても良い。さらに、1つのスロットに15本のセグメントコイルを収容し、1つの並列コイルを5本のセグメントコイルによって構成しても良い。これらの場合には、スロットの1つに収容されるセグメントコイルの本数を、並列コイルの1つを構成するセグメントコイルの本数によって除した値が、奇数の「3」になる。
また、例えば、1つのスロットに15本のセグメントコイルを収容し、1つの並列コイルを3本のセグメントコイルによって構成しても良い。この場合には、スロットの1つに収容されるセグメントコイルの本数を、並列コイルの1つを構成するセグメントコイルの本数によって除した値が、奇数の「5」になる。さらに、スロットの1つに収容されるセグメントコイルの本数を、並列コイルの1つを構成するセグメントコイルの本数によって除した値が、奇数である「7」や「9」等に設定されるように、スロットの1つに収容されるセグメントコイルの本数や、並列コイルの1つを構成するセグメントコイルの本数を変更しても良い。
図11に示した例では、導体接合部72の少なくとも一部をコア内周部40よりも径方向の外側に配置しているが、これに限られることはなく、導体接合部72の全部をコア内周部40よりも径方向の外側に配置しても良い。また、導体接合部72を構成する溶接端部7a~9aと溶接端部10c~12cとの双方を、ステータコア15の周方向および径方向外側に曲げても良い。
図14に示した例では、導体接合部83の少なくとも一部をコア内周部40よりも径方向の内側に配置しているが、これに限られることはなく、導体接合部83の全部をコア内周部40よりも径方向の内側に配置しても良い。また、導体接合部83を構成する溶接端部7a~9aと溶接端部10c~12cとの双方を、ステータコア15の周方向および径方向内側に曲げても良い。
10 ステータ
11 回転電機
15 ステータコア(固定子コア)
40 コア内周部
50 セグメントコイル(セグメント導体)
54 溶接端部
55 溶接端部
62 導体接合部
70 導体接合部
71 導体接合部
72 導体接合部(外側導体接合部)
73 導体接合部
80 ステータ
81 導体接合部
82 導体接合部
83 導体接合部(内側導体接合部)
84 導体接合部
4a~9a 溶接端部(第1溶接端部)
1b~3b 溶接端部(第2溶接端部)
7c~12c 溶接端部(第1溶接端部)
13b~15b 溶接端部(第2溶接端部)
SC ステータコイル(固定子巻線)
SC2 ステータコイル(固定子巻線)
Cu U相コイル(相巻線)
Cv V相コイル(相巻線)
Cw W相コイル(相巻線)
P1~P24 並列コイル(並列導体)
u1~u72 セグメントコイル(セグメント導体)
S1~S43 スロット

Claims (5)

  1. 回転電機に設けられるステータであって、
    複数のスロットが形成されるコア内周部を備えた円筒形状の固定子コアと、
    前記スロットに収容される複数のセグメント導体からなる相巻線を備えた固定子巻線と、
    を有し、
    前記相巻線は、互いに直列接続される複数の並列導体を備え、
    前記並列導体は、互いに並列接続される複数の前記セグメント導体を備え、
    前記セグメント導体は、前記スロットから突出して前記固定子コアの周方向に曲げられ且つ他のセグメント導体に溶接されて導体接合部を構成する溶接端部を備え、
    前記スロットの1つから突出する複数の前記溶接端部として、前記固定子コアの周方向の一方に曲がる複数の第1溶接端部と、前記第1溶接端部よりも本数が少なく且つ前記固定子コアの周方向の他方に曲がる複数の第2溶接端部と、があり、
    前記第1溶接端部によって構成される複数の前記導体接合部のうち、前記固定子コアの径方向において外側に位置する外側導体接合部は、その少なくとも一部が前記コア内周部よりも径方向の外側に位置しており、
    前記スロットの1つに収容される前記セグメント導体の本数を、前記並列導体の1つを構成する前記セグメント導体の本数によって除した値は奇数である、
    ステータ。
  2. 請求項1に記載のステータにおいて、
    前記外側導体接合部は、複数の前記スロットのうちの一対から突出する複数の前記第1溶接端部によって構成され、
    前記一対のスロットの一方から突出する前記第1溶接端部は、前記固定子コアの周方向に曲げられ、
    前記一対のスロットの他方から突出する前記第1溶接端部は、前記固定子コアの周方向および径方向外側の双方に曲げられる、
    ステータ。
  3. 回転電機に設けられるステータであって、
    複数のスロットが形成されるコア内周部を備えた円筒形状の固定子コアと、
    前記スロットに収容される複数のセグメント導体からなる相巻線を備えた固定子巻線と、
    を有し、
    前記相巻線は、互いに直列接続される複数の並列導体を備え、
    前記並列導体は、互いに並列接続される複数の前記セグメント導体を備え、
    前記セグメント導体は、前記スロットから突出して前記固定子コアの周方向に曲げられ且つ他のセグメント導体に溶接されて導体接合部を構成する溶接端部を備え、
    前記スロットの1つから突出する複数の前記溶接端部として、前記固定子コアの周方向の一方に曲がる複数の第1溶接端部と、前記第1溶接端部よりも本数が少なく且つ前記固定子コアの周方向の他方に曲がる複数の第2溶接端部と、があり、
    前記第1溶接端部によって構成される複数の前記導体接合部のうち、前記固定子コアの径方向において内側に位置する内側導体接合部は、その少なくとも一部が前記コア内周部よりも径方向の内側に位置しており、
    前記スロットの1つに収容される前記セグメント導体の本数を、前記並列導体の1つを構成する前記セグメント導体の本数によって除した値は奇数である、
    ステータ。
  4. 請求項3に記載のステータにおいて、
    前記内側導体接合部は、複数の前記スロットのうちの一対から突出する複数の前記第1溶接端部によって構成され、
    前記一対のスロットの一方から突出する前記第1溶接端部は、前記固定子コアの周方向に曲げられ、
    前記一対のスロットの他方から突出する前記第1溶接端部は、前記固定子コアの周方向および径方向内側の双方に曲げられる、
    ステータ。
  5. 請求項1~4の何れか1項に記載のステータにおいて、
    前記並列導体の1つを構成する前記セグメント導体の本数は3本であり、
    前記スロットの1つに収容される前記セグメント導体の本数は9本である、
    ステータ。
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