JP7431706B2 - ウインドレギュレータ及びウインドレギュレータの組付け方法 - Google Patents
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Description
このウインドレギュレータでは、窓ガラスにガラスホルダを固定した状態で、ガラスホルダがキャリアプレートの位置に来るように窓ガラスを移動し、その後、ガラスホルダをキャリアプレートにボルト締結させることで、ガラスホルダを介して、窓ガラスをキャリアプレートに取り付けている。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るウインドレギュレータについて説明する。このウインドレギュレータは、自動車(車両)に設けられたドアの内部に取り付けられ、ドアの窓ガラスを昇降する昇降装置である。特に、本ウインドレギュレータは、キャリアプレートを仮保持する構造を備えたことで、キャリアプレートに対する窓ガラスの取付け性を向上させたものである。なお、以下、窓ガラスの昇降方向を、単に昇降方向と呼称する。また、以下、各図に示す通り、左右、前後及び上下を規定して説明する。なお、各図に示すウインドレギュレータの上下方向は、昇降方向に対し若干傾いた構成となっており、各図に示すウインドレギュレータの前後方向は、自動車の車幅方向と一致している。
次に図10及び図11を参照して、第2実施形態のウインドレギュレータ1について、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。第2実施形態のウインドレギュレータ1は、ガラスホルダ2にキャリアプレート3を締結するときに、仮保持部122から被係合部37が外れ、キャリアプレート3が外れるようにしたものである。図10(a)は、第2実施形態のウインドレギュレータ1における被係合部37の下面図である。なお、図10に示す各下面図は、いずれも昇降方向下側から見た下面図であり、第1実施形態と同様、被係合部37及び仮保持部122の説明は、昇降方向及び前後方向に直交する方向を左右方向として説明する。図10(a)に示すように、第2実施形態の被係合部37は、本体部34の後面に立設された立設部201と、立設部201の先端に形成され、立設部201より幅広に形成された先端部202と、を有している。先端部202は、後端から左右端まで延びる後側傾斜面202a、202aと、前端から左右端まで延びる前側傾斜面202b、202bと、が形成された八角形状を有している。
次に図12及び図13を参照して、第3実施形態のウインドレギュレータ1について説明する。第3実施形態のウインドレギュレータ1は、窓ガラスGを、キャリアプレート3に取り付けられる位置まで移動するときに、キャリアプレート3をガラスホルダ2に引き寄せる構造を有し、キャリアプレート3がガラスホルダ2に引き寄せられたとき、仮保持部122からキャリアプレート3が外れるようにしたものである。図12に示すように、第3実施形態のキャリアプレート3は、図4に示す各部に加え、窓ガラスGをキャリアプレート3に取り付けられる位置まで移動させるときのガラスホルダ2に接触し、キャリアプレート3をガラスホルダ2に引き寄せる引寄せ部221を有している。引寄せ部221は、キャリア締結部33の左端から前方に延びた後、上方に屈曲された「L」字状の腕部221aと、腕部221aの先端に配設された樹脂製の接触部221bと、を有している。接触部221bの上部後側には、上端から後端まで延びる誘導斜面221cが形成されている。窓ガラスGをキャリアプレート3に取り付けられる位置に移動するとき、この誘導斜面221cがガラスホルダ2に接触し、誘導斜面221cによってキャリアプレート3がガラスホルダ2に引き寄せられる。その後は、引寄せ部221によって、キャリアプレート3とガラスホルダ2との近接状態が維持される。すなわち、ガラスホルダ2に、キャリアプレート3が位置固定された状態となる(仮固定)。
以上、上記各実施形態によれば、モジュールパネル12に仮保持部122を設けたことで、モジュールパネル12にキャリアプレート3を位置固定させた状態で、キャリアプレート3に窓ガラスGを取り付けることができる。これにより、キャリアプレート3に対する窓ガラスGの容易に行うことができる。すなわち、従来のレールレスのワイヤ式ウインドレギュレータでは、キャリアプレート3に窓ガラスGを取り付けるとき、キャリアプレート3がワイヤ4に連結されるのみのフリーの状態であったため、キャリアプレート3の位置が動いてしまい、特にキャリアプレート3がワイヤ取付け部35、36を中心に回転して(傾いて)しまい、窓ガラスGを取り付け辛いという問題があったが、上記実施形態の構成によれば、モジュールパネル12にキャリアプレート3を位置固定させた状態で、キャリアプレート3に窓ガラスGを取り付けることができるため、キャリアプレート3に対する窓ガラスGの容易に行うことができる。
なお、上記第2及び第3実施形態においては、被係合部37が、八角形状の先端部202を有し、仮保持部122が、角「U」字状である構成であったが、図14(a)に示すように、被係合部37が、円形状の先端部202を有し、仮保持部122が、横倒し「C」字状である構成であっても良い。かかる場合、被係合部37において、円形状の後側右部及び後側左部が後側傾斜面202a、202aとなり、円形状の前側右部及び前側左部が前側傾斜面202b、202bとなる。また、仮保持部122において、右半部及び左半部が、一対の係合爪212、212となる。
Claims (9)
- 窓ガラスに固定されたガラスホルダと、
前記ガラスホルダを介して前記窓ガラスが取り付けられるキャリアプレートと、
前記キャリアプレートを前記窓ガラスの昇降方向に沿って昇降させるワイヤと、
前記ワイヤを駆動する駆動部と、
前記駆動部を支持するパネル部材と、を備え、
前記パネル部材には、前記窓ガラスを取り付ける前の前記キャリアプレートを位置固定する仮保持部が形成されていることを特徴とするウインドレギュレータ。 - 前記キャリアプレートは、前記仮保持部と係合する被係合部を有することを特徴とする請求項1に記載のウインドレギュレータ。
- 前記仮保持部は、前記キャリアプレートを前記昇降方向に移動させたとき、前記キャリアプレートが外れることを特徴とする請求項2に記載のウインドレギュレータ。
- 前記仮保持部は、前記昇降方向に直交する方向において前記被係合部と係合して、前記キャリアプレートを位置固定する爪部を有し、
前記爪部は、前記被係合部と係合した状態において、前記キャリアプレートを前記昇降方向に移動させたとき、前記被係合部との係合が解除されることを特徴とする請求項3に記載のウインドレギュレータ。 - 前記キャリアプレートは、前記ガラスホルダに締結される締結部を有し、
前記仮保持部は、前記キャリアプレートを前記ガラスホルダに締結するときの締結力によって、前記キャリアプレートが外れることを特徴とする請求項2に記載のウインドレギュレータ。 - 前記キャリアプレートは、前記窓ガラスを前記キャリアプレートに取り付ける位置まで移動させるときの前記ガラスホルダに接触し、前記キャリアプレートを前記ガラスホルダに引き寄せる引寄せ部を有し、
前記仮保持部は、前記引寄せ部により前記キャリアプレートを引き寄せるときの力によって、前記キャリアプレートが外れることを特徴とする請求項2に記載のウインドレギュレータ。 - 前記仮保持部は、前記パネル部材から離れる方向において前記被係合部と係合して、前記キャリアプレートを位置固定する係合爪を有し、
前記係合爪は、前記被係合部と係合した状態において、前記被係合部に前記パネル部材から離れる方向への所定の力が作用したとき、前記被係合部との係合が解除されるように変形することを特徴とする請求項5又は6に記載のウインドレギュレータ。 - 前記仮保持部は、前記被係合部が前記仮保持部に押し込まれることで、前記被係合部と係合することを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載のウインドレギュレータ。
- ドアの窓ガラスが取り付けられるキャリアプレートと、
前記キャリアプレートを前記窓ガラスの昇降方向に沿って昇降させるワイヤと、
前記ワイヤを駆動する駆動部と、
前記駆動部を支持するパネル部材と、を備えたウインドレギュレータを前記ドアに組み付けるウインドレギュレータの組付け方法であって、
前記キャリアプレートを前記パネル部材に位置固定させた状態で、前記窓ガラスを前記キャリアプレートに取り付けることを特徴とするウインドレギュレータの組付け方法。
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