JP7428583B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来、ホストコンピュータから受信した印刷データをプリンタの印刷機構部に対して送出するデータ転送経路に関して、印刷データを受信バッファメモリに一旦蓄積させる第1のデータ転送経路と、受信バッファメモリを経由させない第2のデータ転送経路とをデータ転送状況に応じて切り替えるデータ転送制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-285478号公報
しかしながら、受信した印刷データを、データ展開用のメモリを経由させずに直接的にエンジン部(印刷部)に転送すると、受信した印刷データは、中間データ形式から印刷用の印刷データとして処理可能なデータへと展開がされていることが必要になる。その場合、ユーザ端末などからデータ展開済みの印刷データを送信するので、印刷データの送信処理に時間を要する場合が生じ得る。
一方で、印刷データの送信処理に時間を要したくない場合、中間データ形式の印刷データを受信し、データを展開して印刷装置側のメモリに蓄えてからエンジン部へ転送する方法も考えられる。この場合、印刷速度よりもメモリへの印刷データの書き込み速度が高速になると、メモリからの印刷データの読み出しよりも印刷データの書き込みが高速になり、メモリから印刷データがスワップアウトされてハードディスクドライブなどの補助記憶装置に書き込まれ、印刷データの読み出し時に補助記憶装置へのデータアクセスが発生することで、印刷速度が低下してしまう。
本発明の目的は、印刷データのメモリからのスワップアウトの発生を抑制することができる印刷装置を提供することである。
1つの態様では、印刷装置は、印刷データを受信する受信部と、前記印刷データを記憶するためのメモリと、前記印刷データに基づき印刷を行う印刷部と、前記受信部によって受信された前記印刷データを前記メモリに書き込むとともに、前記メモリに記憶された前記印刷データに基づいて前記印刷部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記印刷データの前記メモリへの書き込み速度を前記印刷部の印刷速度に近づけるように、前記印刷データの前記メモリへの書き込み処理に要する前記制御部の使用率を調整する。
前記態様によれば、印刷データのメモリからのスワップアウトの発生を抑制することができる。
一実施の形態における印刷装置及びユーザ端末の構成を示すブロック図である。 一実施の形態における印刷装置のCPU使用率の調整処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る印刷装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態における印刷装置1及びユーザ端末100の構成を示すブロック図である。
図1に示す印刷装置1は、制御部(プロセッサ)の一例であるCPU(Central
Processing Unit)10と、メモリの一例であるRAM(Random Access Memory)20と、二次記憶装置(補助記憶装置)の一例であるハードディスクドライブ30と、エンジン部40と、受信部の一例であるインターフェース部50とを備える。
また、印刷装置1は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、ユーザの入力操作のための表示画面などの各種情報を表示するディスプレイである表示部、ユーザによる各種の操作情報の入力を受け付ける入力部などを更に備えるとよい。なお、印刷装置1は、入力部と表示部とを兼ねる操作パネルを備えるとよい。
CPU10は、例えば、印刷装置1全体の動作を制御する演算処理装置として機能する。CPU10は、ROM、又は印刷装置1に対して着脱可能な記憶媒体から、所定の制御プログラムを読み出して実行することにより、印刷データ書き込み部11、印刷データ読み出し部12、書き込み処理間隔取得部13、及びCPU使用率調整部14として機能する。
印刷データ書き込み部11は、インターフェース部50によって受信された印刷データをRAM20に書き込む。なお、CPU10、又はCPU10とは別体の画像処理部は、インターフェース部50によって受信された印刷データに対して画像処理などの任意の処理を行うとよい。
印刷データ読み出し部12は、RAM20に記憶された印刷データを読み出してエンジン部40に送る。これにより、CPU10は、印刷データに基づいてエンジン部40を制御する。なお、印刷データ書き込み部11と印刷データ読み出し部12とは単一のプロセッサではなく複数のプロセッサに分かれて設けられていてもよい。この場合、複数のプロセッサが、印刷データをRAM20に書き込むとともに、RAM20に記憶された印刷データに基づいてエンジン部40を制御するプロセッサの一例として機能する。
書き込み処理間隔取得部13は、印刷データ書き込み部11が印刷データをRAM20に書き込む間隔を取得する。この間隔は、所定量(例えば1ページ分)の印刷データをRAM20に書き込む時間(書き込み速度t1)である。この書き込み速度t1は、印刷データ書き込み部11がRAM20に印刷データを転送する時間(データサイズで変動する時間)だけでなく、印刷データに対して画像処理などの任意の処理が行われる場合には、この処理に要する時間(印刷データに応じて変動する時間)も含まれ得る。
書き込み処理間隔取得部13は、例えば、印刷データのデータサイズ、印刷データを含む印刷ジョブの印刷設定などに応じて、予め作成されたテーブルを参照することによって、或いは、データサイズ、印刷設定などに対応する係数に基づく演算を行うことによって、書き込み速度t1を予測して取得するとよい。なお、印刷設定は、例えば、画像の回転、拡大、縮小などである。
また、書き込み処理間隔取得部13は、所定量(例えば1ページ分)の印刷データのRAM20への書き込み処理の呼び出し間隔である時間(書き込み速度t1)を測定することによって、書き込み速度t1を取得してもよい。例えば、書き込み処理間隔取得部13は、単一の印刷ジョブに含まれる過去の複数ページの印刷データに対応する測定時間の平均時間又は前回の印刷データに対応する時間を書き込み速度t1として取得する。このように、書き込み処理間隔取得部13が書き込み速度t1を測定することによって取得する場合、書き込み処理間隔取得部13が取得する書き込み速度t1の精度を高めることができる。
CPU使用率調整部14は、CPU10の使用率を調整する。例えば、CPU使用率調整部14は、印刷データのRAM20への書き込み処理に要するCPU10の使用率(例えば最大使用率)を調整する。
RAM20は、印刷装置1の一次記憶装置(主記憶装置)として機能する。RAM20は、例えば、CPU10が各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリである。RAM20は、インターフェース部50が受信した印刷データを印刷データ書き込み部11によって書き込まれる。
ハードディスクドライブ30は、RAM20からスワップアウトされた印刷データなどを記憶する。
エンジン部40は、印刷データに基づき印刷を行う。エンジン部40は、例えば、インクジェットヘッドなどの印刷ヘッドを含む印刷部、この印刷部に媒体(例えば用紙)を供給する供給部(例えば給紙部)、印刷ヘッドによって印刷が行われた媒体を排出する排出部(例えば排紙部)などを有するとよい。なお、エンジン部40の印刷部の印刷方式は、インクジェット印刷方式に限らず、他の印刷方式が採用されてもよい。
インターフェース部50は、ユーザ端末100などの機器との間で各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース部50は、ユーザ端末100などの印刷データ送信装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信する。
ユーザ端末100は、CPU101と、記憶部102と、入力部103と、表示部104と、インターフェース部105とを備える。
CPU101は、ユーザ端末100全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサである。
記憶部102、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAMなどを有する。
入力部103は、例えば、キーボード装置、マウス装置、タッチパネルなどであり、ユーザによる各種の操作情報の入力を受け付ける。
表示部104は、ユーザの入力操作のための表示画面などの各種情報を表示するディスプレイである。
インターフェース部105は、印刷装置1などの機器との間で各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース部105は、印刷装置1に印刷データを含む印刷ジョブを送信する。
図2は、印刷装置1のCPU使用率の調整処理を説明するためのフローチャートである。
図2に示すCPU使用率の調整処理は、例えば、インターフェース部50がユーザ端末100のインターフェース部105から印刷データを含む印刷ジョブを受信することに基づいて、印刷装置1のCPU10によって行われる。
まず、CPU10は、エンジン部40の印刷が終了したか否かを判定する(ステップS1)。エンジン部40の印刷が終了したか否かは、例えば、印刷データ読み出し部12のRAM20からの印刷データの読み出し処理が終了したか否かによって判別することができる。
CPU10は、印刷が終了した場合(ステップS1:YES)、図2に示す処理を終了する。
印刷が終了していない場合(ステップS1:NO)、書き込み処理間隔取得部13は、所定量(例えば1ページ分)の印刷データ書き込み処理間隔である書き込み速度t1を取得する(ステップS2)。上述のように、書き込み処理間隔取得部13は、予測又は測定によって書き込み速度t1を取得するとよい。
次に、CPU10は、書き込み処理間隔取得部13が取得する所定量の印刷データの書き込み時間である書き込み速度t1と、この所定量の印刷データに対応する印刷をエンジン部40が行う時間(間隔)である印刷速度t2との差の絶対値が閾値thを超えるか否かを判定する(ステップS3)。この閾値thは、書き込み速度t1と印刷速度t2との差の絶対値が小さい場合に、後述するCPU10の使用率の調整処理(ステップS5,S6)を省略することで処理を簡略化するために設けられているが、例えば、書き込み速度t1が印刷速度t2よりも速い場合、印刷データの数が多いほど、書き込み速度t1と印刷速度t2との差が小さくても印刷データがRAM20からハードディスクドライブ30へスワップアウトされ得る。そのため、印刷データの数が多いほど閾値thが小さくなるように、閾値thが調整されてもよい。また、書き込み速度t1と印刷速度t2との差が閾値を超えるか否かの判定処理(ステップS3)自体が省略され、書き込み速度t1の取得処理(ステップS2)の後に、後述する書き込み速度t1が印刷速度t2よりも速いか否かの判定処理(ステップS4)が行われてもよい。なお、CPU10は、エンジン部40から印刷速度t2を取得してもよいが、印刷データ読み出し部12によるRAM20からエンジン部40への印刷データの転送間隔(転送時間)を印刷速度t2とみなしてもよい。なお、印刷速度t2は、エンジン部40の設定に応じて変動し得るが、CPU10が一度取得した後は不変なものとして扱ってもよい。
CPU10は、書き込み速度t1と印刷速度t2との差の絶対値が閾値th以下である場合(ステップS3:NO)、印刷が終了したか否かの上述の判定処理(ステップS1)から処理を繰り返す。
CPU10は、書き込み速度t1と印刷速度t2との差の絶対値が閾値thを超える場合(ステップS3:YES)、書き込み速度t1が印刷速度t2よりも速いか否かを判定する(ステップS4)。
書き込み速度t1が印刷速度t2よりも速い場合(ステップS4:YES)、CPU使用率調整部14は、印刷データのRAM20への書き込み処理に要するCPU10の使用率(例えば最大使用率)を既存の値(或いは前回調整後の使用率)から例えば5%下げる(ステップS5)。なお、CPU使用率調整部14は、規定の下限値を超えないようにCPU10の使用率を下げるとよい。これにより、使用率が下がりすぎることに起因して印刷データの書き込み処理にエラーが生じるのを抑制することができる。
書き込み速度t1が印刷速度t2よりも遅い場合(ステップS4:NO)、CPU使用率調整部14は、印刷データのRAM20への書き込み処理に要するCPU10の使用率を既存の値(或いは前回調整後の使用率)から例えば5%上げる(ステップS6)。なお、CPU使用率調整部14は、規定の上限値を超えないようにCPU10の使用率を上げるとよい。これにより、CPU10が印刷データの書き込み処理以外の処理を行うのに支障が生じるのを抑制することができる。
以上のように、CPU使用率調整部14は、印刷データのRAM20への書き込み速度t1を、エンジン部40の印刷速度t2に近づけるように、印刷データのRAM20への書き込み処理に要するCPU10の使用率を調整する。なお、上述のCPU10の使用率の調整処理(ステップS5,S6)では、調整値を例えば5%としているが、書き込み速度t1と印刷速度t2との差の絶対値が大きいほど調整値を大きくしてもよい。また、書き込み速度t1を印刷速度t2に一致させるように調整値が都度決定されてもよい。
また、CPU10は、書き込み速度t1と印刷速度t2との差の絶対値が閾値thを超える場合(ステップS3:YES)、書き込み速度t1と印刷速度t2とを、例えば、印刷データのデータサイズ、印刷ジョブの印刷設定、エンジン部40の設定などとともに上述のテーブルに格納しておくとよい。また、CPU10は、次の印刷時に、特に、例えば上記テーブルを参照することによって書き込み速度t1と印刷速度t2との差の絶対値が閾値thを超えることが見込まれる場合、印刷データに応じて、書き込み速度t1を印刷速度t2に近づけるための、印刷ジョブの印刷設定、エンジン部40の設定などを報知手段(例えば、印刷装置1の表示部、音声出力部、ユーザ端末100への通知を行う通知部など)を用いてユーザに報知するとよい。或いは、CPU10は、書き込み速度t1を印刷速度t2に近づけるための、印刷ジョブの印刷設定、エンジン部40の設定などを、エンジン部40に自動で反映させてもよい。
CPU使用率調整部14がCPU10の使用率の調整処理(ステップS5,6)を行った後、CPU10は、印刷が終了したか否かの上述の判定処理(ステップS1)から処理を繰り返す。なお、ステップS2~S6の処理は、例えば1ページ分の印刷データごとに行われるとよいが、例えば、単一の印刷ジョブに含まれる複数ページの印刷データに関して、所定回数連続して書き込み速度t1と印刷速度t2との差が閾値th以下となった場合、残りのページの印刷データに関する図2に示す処理が省略されてもよい。
以上説明した本実施の形態では、印刷装置1は、印刷データを受信する受信部の一例であるインターフェース部50と、印刷データを記憶するためのメモリの一例であるRAM20と、印刷データに基づき印刷を行うエンジン部40(印刷部)と、インターフェース部50によって受信された印刷データをRAM20に書き込むとともに、RAM20に記憶された印刷データに基づいてエンジン部40を制御する制御部(プロセッサ)の一例であるCPU10とを備える。このCPU10は、印刷データのRAM20への書き込み速度t1をエンジン部40の印刷速度t2に近づけるように、印刷データのRAM20への書き込み処理に要するCPU10の使用率を調整する。
他の観点では、本実施の形態における印刷方法は、受信部の一例であるインターフェース部50が印刷データを受信する工程と、制御部(プロセッサ)の一例であるCPU10(印刷データ書き込み部11)が印刷データをメモリの一例であるRAM20に書き込む工程と、CPU10(印刷データ読み出し部12)がRAM20に記憶された印刷データに基づいてエンジン部40(印刷部)に印刷を行わせる工程とを含み、CPU10(印刷データ書き込み部11)が印刷データをRAM20に書き込む工程では、CPU10(CPU使用率調整部14)は、印刷データのRAM20への書き込み速度t1をエンジン部40の印刷速度t2に近づけるように、印刷データのRAM20への書き込み処理に要するCPU10の使用率を調整する。
また、他の観点では、本実施の形態におけるプログラムは、印刷データをメモリの一例であるRAM20に書き込む機能と、このRAM20に記憶された印刷データに基づいてエンジン部40(印刷部)に印刷を行わせる機能とを印刷装置1のコンピュータ(制御部(プロセッサ)の一例であるCPU10)に実行させるプログラムであって、印刷データをRAM20に書き込む機能では、印刷データのRAM20への書き込み速度t1をエンジン部40の印刷速度t2に近づけるように、印刷データのRAM20への書き込み処理に要するCPU10の使用率を調整する。
ところで、書き込み速度t1が印刷速度t2よりも速い場合、RAM20からの印刷データの読み出しよりも印刷データの書き込みが高速になることで、RAM20から印刷データがスワップアウトされてハードディスクドライブ30などの補助記憶装置に書き込まれ得る。このようにRAM20から印刷データがスワップアウトされると、印刷データの読み出し時にハードディスクドライブ30へのデータアクセスが発生することで、印刷速度が低下する。それに対し、本実施の形態では、書き込み速度t1が印刷速度t2よりも速い場合、印刷データの書き込み処理に要するCPU10の使用率を下げることによって書き込み速度t1を印刷速度t2に近づけることができる。よって、本実施の形態によれば、印刷データのメモリ(RAM20)からのスワップアウトの発生を抑制することができる。更には、印刷速度t2が書き込み速度t1よりも速い場合には、エンジン部40の印刷時間が印刷データ待ち時間に起因して長くなり得るが、本実施の形態では、印刷データの書き込み処理に要するCPU10の使用率を上げることによって書き込み速度t1を印刷速度t2に近づけることができるため、エンジン部40の印刷時間が長くなるのを抑制することもできる。
また、本実施の形態では、CPU10は、インターフェース部50によって受信された印刷データに基づいて、印刷データのRAM20への書き込み速度t1を予測し、書き込み速度t1を印刷速度t2に近づけるように、書き込み処理に要する使用率を調整する。
これにより、印刷データのRAM20への書き込み速度t1を測定するよりも簡単な処理で書き込み速度t1を取得することができる。したがって、より簡単な処理で、印刷データのメモリ(RAM20)からのスワップアウトの発生を抑制することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
印刷データを受信する受信部と、
前記印刷データを記憶するためのメモリと、
前記印刷データに基づき印刷を行う印刷部と、
前記受信部によって受信された前記印刷データを前記メモリに書き込むとともに、前記メモリに記憶された前記印刷データに基づいて前記印刷部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記印刷データの前記メモリへの書き込み速度を前記印刷部の印刷速度に近づけるように、前記印刷データの前記メモリへの書き込み処理に要する前記制御部の使用率を調整する
ことを特徴とする印刷装置。
[付記2]
前記制御部は、前記受信部によって受信された前記印刷データに基づいて、前記印刷データの前記メモリへの前記書き込み速度を予測し、当該書き込み速度を前記印刷速度に近づけるように、前記書き込み処理に要する前記使用率を調整する
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
1 印刷装置
10 CPU
11 印刷データ書き込み部
12 印刷データ読み出し部
13 書き込み処理間隔取得部
14 CPU使用率調整部
20 RAM
30 ハードディスクドライブ
40 エンジン部
50 インターフェース部
100 ユーザ端末
101 CPU
102 記憶部
103 入力部
104 表示部
105 インターフェース部
t1 書き込み速度
t2 印刷速度
th 閾値

Claims (1)

  1. 印刷データを受信する受信部と、
    前記印刷データを記憶するためのメモリと、
    前記印刷データに基づき印刷を行う印刷部と、
    前記受信部によって受信された前記印刷データを前記メモリに書き込むとともに、前記メモリに記憶された前記印刷データに基づいて前記印刷部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、測定によって取得された前記印刷データの前記メモリへの書き込み速度と前記印刷部の印刷速度との差の絶対値が閾値を超えるか否かを判定し、前記絶対値が前記閾値を超える場合のみに、前記書き込み速度を前記印刷部の印刷速度に近づけるように、前記印刷データの前記メモリへの書き込み処理に要する前記制御部の使用率を調整し、
    前記制御部は、前記受信部によって受信された前記印刷データの数が多いほど小さくなるように前記閾値を調整する
    ことを特徴とする印刷装置
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