JP4976971B2 - 画像形成システム、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置及びプログラムに関する。
近年、プリンタドライバがインストールされているPC(Personal Computer)等のデータ処理装置がLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを介して、画像形成装置を制御する画像形成システムが普及している。
また、2006年末、マイクロソフト社によりXPS(XML Paper Specification)規格という電子文書規格が発表された。このXPS規格に則った電子文書のファイル(以下、XPSファイルと称す)は、フォントデータ、画像データ、文章データ等を含み、これらのデータファイル(XMLファイル、画像ファイル等)をZIP圧縮することにより生成される。つまり、XPSファイルはZIP圧縮ファイルである。
データ処理装置は、XMLファイルや画像ファイルをZIP圧縮し、XPSファイルを生成して画像形成装置に送信する。画像形成装置は、このXPSファイルを受信し、当該XPSファイルに対してZIP伸張を逐次実行する。そして、画像形成装置は、ZIP伸張したファイルデータを、記憶媒体(メモリ、ハードディスク等)にスプールする。そして、画像形成装置は、ZIP伸張したファイルデータを記憶媒体から読み出して画像形成処理を行う。
また、再印刷のために印刷データをメモリに格納する際、メモリ容量から判断して印刷データの圧縮率を変える技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開平11−179977号公報
ところで、画像形成装置は、XPSファイルのZIP伸張開始時、ZIP伸張後(データ伸張後)のファイルデータのサイズを知ることができないため、当該ファイルデータを予め定められた記憶媒体にスプールすることになる。
そのため、アクセス速度は速いが記憶容量の十分でない記憶媒体(例えばメモリ)にファイルデータを記憶させてしまい、ZIP伸張処理の途中で記憶容量が足りなくなる状況が発生してしまった。この場合、画像形成装置は、再び始めからZIP伸張処理を行い、より記憶容量のある別の記憶媒体(例えばハードディスク)にファイルデータを記憶させるため、画像形成処理の遅延を招いてしまうことになる。
また、ZIP伸張後のファイルデータを記憶させるための十分な記憶容量を持つアクセス速度の速い記憶媒体(例えばメモリ)があるにもかかわらず、画像形成装置は、アクセス速度の遅い記憶媒体(例えばバードディスク)にファイルデータを記憶させてしまい、画像形成処理の遅延を招いてしまうことになる。
また、ZIP伸張後のファイルデータのデータサイズが大き過ぎて、画像形成装置が備えるどの記憶媒体にも記憶させることができない場合、画像形成装置は、記憶容量が溢れるまでZIP伸張処理を行い続け、記憶容量が溢れた時点でエラーを検知しその旨を表示することとなる。そのため、ユーザに無駄な時間を費やさせてしまう結果を招く。
本発明は、上述したような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、画像形成装置が備える最適な記憶媒体にXPSファイルのデータ伸張後のファイルデータを記憶させ、効率的で高速な画像形成処理を実現することである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
通信回線を介して互いに接続されたデータ処理装置と画像形成装置とを備え、前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて前記画像形成装置が画像形成を行う画像形成システムであって、
前記データ処理装置は、
前記通信回線を介して前記画像形成装置と通信を行う第1通信部と、
自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含み、データ伸張後のデータサイズ情報とファイルデータとが個別に伸張可能なXPSファイルを生成し、前記第1通信部を制御して当該XPSファイルを前記画像形成装置に送信する第1制御部と、
を備え、
前記画像形成装置は、
前記通信回線を介して前記データ処理装置と通信を行う第2通信部と、
空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部と、
前記第2通信部を介して前記データ処理装置から受信するXPSファイルからデータ伸張後のデータサイズ情報を伸張して取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後のXPSファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記XPSファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張したXPSファイルのファイルデータを記憶させる第2制御部と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記第2制御部は、アクセス速度がより速く、且つデータ伸張後のXPSファイルのファイルデータを記憶させるための空き記憶容量を有する記憶部を選択する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記第1制御部は、画像形成設定を記述するプリントチケットに前記自ファイルのデータ伸長後のデータサイズ情報を含ませ、該プリントチケットを前記ファイルデータフレームの先頭に含ませて、プリントチケットとファイルデータとが個別に伸張可能に前記XPSファイルを生成し、
前記第2制御部は、前記データ処理装置から受信したXPSファイルのファイルデータフレームの先頭に含まれるプリントチケットを伸張し、伸張したプリントチケットからデータ伸長後のデータサイズ情報を取得する。
請求項4に記載の発明は、
通信回線を介して互いに接続されたデータ処理装置と画像形成装置とを備え、前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて前記画像形成装置が画像形成を行う画像形成システムであって、
前記データ処理装置は、
前記通信回線を介して前記画像形成装置と通信を行う第1通信部と、
自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含んだ格納ファイルを1又は複数格納したXPSファイルを生成し、前記第1通信部を制御して当該XPSファイルを前記画像形成装置に送信する第1制御部と、
を備え、
前記画像形成装置は、
前記通信回線を介して前記データ処理装置と通信を行う第2通信部と、
空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部と、
前記第2通信部を介して前記データ処理装置から受信するXPSファイルに格納されている格納ファイルからデータ伸張後のデータサイズ情報を取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後の格納ファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記格納ファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張した格納ファイルのファイルデータを記憶させる一連の処理を格納ファイル毎に行う第2制御部と、
を備える。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
前記第2制御部は、アクセス速度がより速く、且つデータ伸張後の格納ファイルのファイルデータを記憶させるための空き記憶容量を有する記憶部を選択する。
請求項6に記載の画像形成装置は、
データ処理装置と通信回線を介して接続された通信部を有し、当該通信部を介して前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、
空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部と、
前記通信部を介して前記データ処理装置から受信する、自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含み、データ伸張後のデータサイズ情報とファイルデータとが個別に伸張可能なXPSファイルから当該データサイズ情報を伸張して取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後のXPSファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記XPSファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張したXPSファイルのファイルデータを記憶させる制御部と、
を備える。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項6に記載の発明において、
前記制御部は、前記データ処理装置から受信したXPSファイルのファイルデータフレームの先頭に含まれる、画像形成設定を記述するプリントチケットを伸張し、伸張したプリントチケットから前記自ファイルのデータ伸長後のデータサイズ情報を取得する。
請求項8に記載の画像形成装置は、
データ処理装置と通信回線を介して接続された通信部を有し、当該通信部を介して前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、
空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部と、
前記通信部を介して前記データ処理装置から受信する、自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含んだ、XPSファイルに格納されている格納ファイルから当該データサイズ情報を取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後の格納ファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記格納ファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張した格納ファイルのファイルデータを記憶させる一連の処理を格納ファイル毎に行う制御部と、
を備える。
請求項に記載のプログラムは、
データ処理装置と通信回線を介して接続された通信部を有し、当該通信部を介して前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて画像形成を行うコンピュータを、
空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部、
前記通信部を介して前記データ処理装置から受信する、自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含み、データ伸張後のデータサイズ情報とファイルデータとが個別に伸張可能なXPSファイルから当該データサイズ情報を伸張して取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後のXPSファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記XPSファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張したXPSファイルのファイルデータを記憶させる制御部、
として機能させる。
請求項10に記載のプログラムは、請求項に記載の発明において、
前記コンピュータに、前記データ処理装置から受信したXPSファイルのファイルデータフレームの先頭に含まれるプリントチケットを伸張し、伸張したプリントチケットからデータ伸長後のデータサイズ情報を取得する機能を前記制御部として発揮させる。
請求項11に記載のプログラムは、
データ処理装置と通信回線を介して接続された通信部を有し、当該通信部を介して前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて画像形成を行うコンピュータを、
空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部、
前記通信部を介して前記データ処理装置から受信する、自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含んだ、XPSファイルに格納されている格納ファイルの当該データサイズ情報を取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後の格納ファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記格納ファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張した格納ファイルのファイルデータを記憶させる一連の処理を格納ファイル毎に行う制御部、
として機能させる。
請求項1、及び12に記載の発明によれば、XPSファイルのファイルデータフレームの先頭に含まれるデータ伸張後のデータサイズ情報に基づいて、データ伸張後のXPSファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択するため、画像形成装置が備える最適な記憶媒体にXPSファイルのデータ伸張後のファイルデータを記憶させ、効率的で高速な画像形成処理を実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、最もアクセス速度が速く、空き記憶容量を有する記憶媒体にXPSファイルのデータ伸張後のファイルデータを記憶させることができる。
請求項11及び14に記載の発明によれば、格納ファイルのファイルデータフレームの先頭に含まれるデータ伸張後のデータサイズ情報に基づいて、データ伸張後の格納ファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択するため、画像形成装置が備える最適な記憶媒体にXPSファイルに格納されている各格納ファイルのデータ伸張後のファイルデータを記憶させ、効率的で高速な画像形成処理を実現することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、最もアクセス速度が速く、空き記憶容量を有する記憶媒体にXPSファイルに格納されている各格納ファイルのデータ伸張後のファイルデータを記憶させることができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明に係る画像形成システムの第1の実施の形態について説明する。
[画像形成システムのシステム構成]
図1に、画像形成システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、画像形成システム100は、画像形成装置10とクライアント端末(データ処理装置)20とから構成されており、各装置は通信ネットワークNを介して、データ通信可能に接続されている。
画像形成装置10は、コピー機能、画像読取機能、プリンタ機能を備えた、所謂MFP(Multi-Function Peripheral)であり、クライアント端末20から送信されるプリントジョブ(プリント指令)や、画像形成装置10に備えられているスキャナ等の画像読取部から読み込んだ画像データ等に基づき、用紙に画像を形成する。
クライアント端末20は、所謂パーソナルコンピュータであり、画像形成装置10にプリントジョブを送信する機能を有する。クライアント端末20には、プリンタドライバプログラム(以下、単にプリンタドライバと称することがある。)がインストールされており、このプリンタドライバの機能を用いて画像形成時に適用されるプリント条件のデータ、画像データ等を含んだプリントジョブを生成し画像形成装置10に送信する。
[クライアント端末の機能的構成]
図2に、クライアント端末20の構成を示す。図2に示すように、クライアント端末20は、CPU21、操作部22、表示部23、通信部24、RAM(Random Access Memory)25、記憶部26を備えて構成されている。
CPU21は、操作部22から入力される操作信号又は通信部24により受信される指示信号に応じて、記憶部26に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM25内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部22は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウスなどのポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示信号をCPU21に出力する。
表示部23は、LCDにより構成され、CPU21から入力される表示信号の指示に従って、操作部22からの入力指示やデータ等を表示する。
通信部24は、LANアダプタ、ルータ、TA等を備え、通信ネットワークNを介して接続された画像形成装置10等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM25は、CPU21により実行される各種処理プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部26は、ハードディスク等の記憶装置であり、各種プログラム、設定データ、画像データ等を記憶する。また、記憶部26は、プリンタドライバプログラム261を記憶している。
CPU21は、当該プリンタドライバプログラム261を記憶部26から読み出してRAM25に展開し、当該プログラムとの協働により画像形成装置10に送信するプリントジョブデータを生成する。
具体的には、CPU21は、ユーザ操作により操作部22を介して、プリント対象となる画像データ(画像ファイル)等を指定し、印刷部数や印刷範囲等の情報を設定する。そして、CPU21は、画像形成設定を記述するXMLファイルであるプリントチケット(プリントチケットファイル)を生成する。そして、CPU21は、画像ファイル等に生成したプリントチケットファイルを追加してZIP圧縮を行い、XPSファイルを生成する。ここで、CPU21は、XPSファイルのファイルデータフレームの先頭にプリントチケットファイルが格納されるように、当該プリントチケットファイルを追加する。
また、CPU21は、前記設定された印刷部数や印刷範囲等の情報に基づいて、プリント条件データを生成する。
そして、CPU21は、前記XPSファイルとプリント条件データに基づいてプリントジョブデータを生成して記憶部26に一旦記憶させる。
次に、CPU21は、記憶部26からプリントジョブデータを読み出し、通信部24を制御してこのプリントジョブデータを画像形成装置10に送信する。
[プリントチケット]
CPU21は、プリントチケットファイルを生成する際、XPSファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報を含める。図3に、CPU21が生成するプリントチケットファイルのデータ内容の一部を示す。図3によれば、ZIP伸張後のXPSファイルのデータサイズは、640000000バイトである。
[画像形成装置の機能的構成]
図4に、画像形成装置10の構成を示す。図4に示すように、画像形成装置10は、CPU11、操作部12、表示部13、画像読取部14、画像形成部15、通信部16、RAM17、ROM(Read Only Memory)18、記憶部19を備えて構成されている。
CPU11は、操作部12から入力される操作信号又は通信部16により受信される指示信号に応じて、ROM18に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM17内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部12は、数字キーやスタートキー、リセットキー等の各種キーを有し、押下されたキーの押下信号をCPU11に出力する。また、操作部12は、表示部13と一体的に形成されたタッチパネルを備えており、ユーザの指先やタッチペン等により当接されたタッチパネル上の位置を検出して、位置信号をCPU11に出力する。
画像読取部14は、原稿画像を読み取って画像データを生成する所謂スキャナであり、原稿を載置するプラテンガラス、プラテンガラス上の原稿画像を走査し、これをCCDイメージセンサ上に結像する走査光学系を備えている。画像読取部14は、CCDイメージセンサで読み取った原稿画像に基づいて生成された画像信号をA/D変換して画像信号を生成する。
画像形成部15は、電子写真方式、静電記録方式、熱転写方式等の作像プロセスを利用して画像を形成するために必要な構成要素を含む機能部である。例えば、画像形成部15は、感光体、転写ベルト、定着器、各種搬送ベルト、電子回路、給紙部、排紙部等を備える。画像形成部15は、CPU11の指示に従い、画像読取部14により生成された画像データ又は通信部16により受信されたXPSファイルに含まれる画像データ等に基づいて、給紙部から供給された用紙に画像を形成し、排紙部に搬送する。また、給紙部は給紙トレイを、排紙部は排紙トレイを備える。
通信部16は、LAN(Local Area Network)アダプタ、ルータ、TA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークNを介して接続されたクライアント端末20等の外部機器との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部16は、クライアント端末20からプリントジョブデータを受信する。
RAM17は、CPU11により実行される各種処理プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。また、RAM17は、CPU11によりZIP伸張されたXPSファイルのファイルデータ等を記憶する。
ROM18は、CPU11で実行される各種処理プログラム、各種データ等を記憶する。これらの各種プログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
記憶部19は、ハードディスク等の記憶装置であり、画像読取部14により読み取られた画像データ、CPU11によりZIP伸張されたXPSファイルのファイルデータ等を記憶する。また、記憶部19の記憶容量はRAM17に比べて大きい。また、記憶部19のCPU11からのアクセス速度はRAM17に比べて遅い。
CPU11は、通信部16によりクライアント端末20からプリントジョブデータに含まれるXPSファイルの受信が始まると、当該受信したXPSファイルのファイルデータのZIP伸張を逐次実行する。
ここで、XPSファイルのファイルデータフレームの先頭にはプリントチケットファイルが格納されているため、通信部16は、まずXPSファイルに含まれるプリントチケットファイルを受信することになる。
CPU11は、このプリントチケットファイルをZIP伸張し、XPSファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報を取得する。そして、CPU11は、XPSファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報に基づいて、XPSファイルのZIP伸張後のファイルデータをRAM17又は記憶部19の何れかに記憶させるか選択する。そして、CPU11は、XPSファイルのZIP伸張を行い、前記選択した記憶媒体にZIP伸張したファイルデータを記憶させる。
ここで、RAM17にXPSファイルのZIP伸張後のファイルデータを記憶するための空きメモリ容量がある場合、CPU11は、RAM17に当該ファイルデータを記憶させる。また、RAM17にXPSファイルのZIP伸張後のファイルデータを記憶するための空きメモリ容量がない場合、CPU11は、記憶部19に当該ファイルデータを記憶させる。更に、記憶部19にもXPSファイルのZIP伸張後のファイルデータを記憶するための空きハードディスク容量がない場合、当該ファイルデータを記憶する記憶媒体がないため、CPU11は、表示部13にその旨のエラー表示をさせ、XPSファイルのZIP伸張を行わない。
このような制御により、XPSファイルのZIP伸張後のファイルデータを、最もアクセス速度が速く、記憶容量が十分な記憶媒体に記憶させることができる。また、記憶容量が十分な記憶媒体がない場合、XPSファイルをZIP伸張して当該ファイルデータをスプールする前に、エラーを検知することができる。
CPU11は、RAM17又は記憶部19に記憶されているXPSファイルのZIP伸張後のファイルデータと、通信部16によりクライアント端末20から受信したプリントジョブデータに含まれるプリント条件データとに基づいて、画像形成命令を生成し、画像形成部15に出力する。
[各装置の具体的な動作]
[クライアント端末の具体的な動作]
次にクライアント端末20における具体的な動作を説明する。図5は、クライアント端末20において実行される処理を示すフローチャートである。本フローチャートでは、クライアント端末20が生成するデータとして、XPSファイルにのみ着目している。
まず、ユーザは、プリント対象となる画像データ(画像ファイル)等を指定し、印刷部数や印刷範囲等の情報を設定する。
そして、図5に示すように、クライアント端末20は、生成するXPSファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報を含んだプリントチケット(プリントチケットファイル)を生成する(ステップS1)。そして、クライアント端末20は、画像ファイル等に、当該生成したプリントチケットファイルを追加し(ステップS2)、ZIP圧縮を行い、XPSファイルを生成する(ステップS3)。
次に、クライアント端末20は、生成したXPSファイルを記憶部26に記憶させ、当該XPSファイルをスプールする(ステップS4)。そして、クライアント端末20は、画像形成装置10の処理状況に応じて、XPSファイルを記憶部26から読み出し(ステップS5)、画像形成装置10に当該XPSファイルを送信する(ステップS6)。
[画像形成装置の具体的な動作]
次に、画像形成装置10における具体的な動作を説明する。図6は、画像形成装置10において実行される処理を示すフローチャートである。図6に示すように、画像形成装置10は、クライアント端末20からのXPSファイルの受信を開始すると、XPSファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報を取得する(ステップS101)。
ここで、画像形成装置10におけるXPSファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報の取得処理(図6のステップS101)の具体的な内容について図7を用いて説明する。
図7に示すように、画像形成装置10は、クライアント端末20からのXPSファイルの受信を開始すると、当該XPSファイルのファイルデータフレームの先頭を伸張し、プリントチケットファイルを読み出す(取得する)(ステップS201)。そして、画像形成装置10は、プリントチケットファイルから、「UncompressedSize」(図3参照)の値、つまりXPSファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報を取得する(ステップS202)。
図6に戻り、次に画像形成装置10は、RAM17の空きメモリ容量とXPSファイルのZIP伸張後のデータサイズとを比較する(ステップS102)。比較の結果、RAM17の空きメモリ容量の方が大きい場合(ステップS102;Yes)、画像形成装置10は、XPSファイルをZIP伸張して、ZIP伸張後のファイルデータをRAM17に記憶させる(スプールする)(ステップS103)。
そして、画像形成装置10は、スプールが正常に終了したかを判定する(ステップS104)。スプールが正常に終了した場合(ステップS104;Yes)、画像形成装置10は、当該スプールしたXPSファイルのZIP伸張後のファイルデータ等に基づき、画像形成命令を生成し、画像形成処理を行う。一方、スプールが正常に終了しなかった場合(ステップS104;No)、画像形成処理を行わずに終了する。
また、ステップS102における比較の結果、XPSファイルのZIP伸張後のデータサイズがRAM17の空きメモリ容量以上の場合(ステップS102;No)、画像形成装置10は、記憶部19の空きハードディスク容量とXPSファイルのZIP伸張後のデータサイズとを比較する(ステップS105)。比較の結果、記憶部19の空きハードディスク容量の方が大きい場合(ステップS105;Yes)、画像形成装置10は、XPSファイルをZIP伸張して、ZIP伸張後のデータを記憶部19に記憶させる(スプールする)(ステップS106)。
そして、画像形成装置10は、スプールが正常に終了したかを判定する(ステップS104)。
また、ステップS105における比較の結果、XPSファイルのZIP伸張後のデータサイズが記憶部19の空きハードディスク容量以上の場合(ステップS105;No)、画像形成装置10は、スプールできる領域が存在しない旨のエラー表示を表示部13に表示し(ステップS107)、画像形成処理を行わずに終了する。
以上、第1の実施の形態によれば、クライアント端末20は、XPSファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報を含んだプリントチケットをファイルデータフレームの先頭に格納したXPSファイルを生成して画像形成装置10に送信する。画像形成装置10は、当該XPSファイルの受信を開始すると、プリントチケットに含まれるXPSファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報に基づいて、XPSファイルのZIP伸張後のファイルデータをRAM17または記憶部19の何れかに記憶させるか選択する。そして、画像形成装置10は、XPSファイルのZIP伸張を行い、前記選択した記憶媒体にZIP伸張したファイルデータを記憶させる。
そのため、画像形成装置10は、RAM17、記憶部19のうち、最適な記憶媒体、つまり最もアクセス速度が速く、記憶容量が十分な記憶媒体にXPSファイルのZIP伸張後のファイルデータを記憶させることができ、効率的で高速な画像形成処理を実現することができる。
更に、画像形成装置10は、XPSファイルのZIP伸張後のファイルデータを記憶させるためのRAM17及び記憶部19の記憶容量が十分でない場合、その旨のエラー表示を表示部13に表示させる。そのため、記憶容量が溢れるまでZIP伸張処理を行い続ける必要がなくなる。
尚、本実施の形態において、画像形成装置10は、XPSファイルのZIP伸張後のファイルデータをRAM17又は記憶部19の何れかに記憶させるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置10はRAM17、記憶部19の他に、更に別の記憶媒体(フラッシュメモリ等)を備え、XPSファイルのZIP伸張後のファイルデータを3つ以上の記憶媒体の何れかに記憶させるとしてもよい。
[第2の実施の形態]
以下、本発明に係る画像形成システムの第2の実施の形態について説明する。尚、本説明において、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
[ZIPファイルのデータ構成]
図8は、ZIPファイルのデータ構成図である。図8に示すように、ZIPファイルは、1又は複数のデータファイル(以下、格納ファイルと称す)と、全体情報とからなる。
格納ファイルは、圧縮されたデータである「Compressed data」フレームと、その前後に位置する、格納ファイルのヘッダ情報である「Local file header」フレームと「Extended local header」フレームとから成る。そして、全体情報は、「Central directory」フレームと「End of central directory」フレームとから成る。
ここで、格納ファイルのヘッダ情報である「Local file header」フレーム及び「Extended local file」フレームには、「Compressed data」フレームのデータサイズを示す「compressed size」、「Compressed data」フレームのZIP伸張後のデータサイズを示す「uncompressed size」が格納される。
また、全体情報である「Central directory」フレームには、ZIPファイル全体のデータサイズを示す「compressed size」、ZIPファイル全体のZIP伸張後のデータサイズを示す「uncompressed size」が格納される。
[クライアント端末の機能的構成]
クライアント端末20のCPU21は、ZIP圧縮してXPSファイルを生成する際、XPSファイルに含まれる1又は複数の格納ファイルのヘッダ情報である各「Local file header」フレームの「compressed size」に「Compressed data」フレームのデータサイズを、「uncompressed size」に「Compressed data」フレームのZIP伸張後のデータサイズを書き込む。
[画像形成装置の機能的構成]
画像形成装置10のCPU11は、通信部16によりクライアント端末20からプリントジョブデータに含まれるXPSファイルの受信が始まると、当該受信したXPSファイルのファイルデータのZIP伸張を逐次実行する。
まず、CPU11は、XPSファイルのファイルデータフレームの先頭に格納されている格納ファイルのヘッダ情報(「Local file header」フレーム)を解析し、格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報(「uncompressed size」)を取得する。そして、CPU11は、格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報に基づいて、先頭に格納されている格納ファイルのZIP伸張後のファイルデータをRAM17又は記憶部19の何れかに記憶させるか選択する。そして、CPU11は、格納ファイルのZIP伸張を行い、前記選択した記憶媒体にZIP伸張したファイルデータを記憶させる。
ここで、RAM17に格納ファイルのZIP伸張後のファイルデータを記憶するための空きメモリ容量がある場合、CPU11は、RAM17に当該ファイルデータを記憶させる。また、RAM17に格納ファイルのZIP伸張後のファイルデータを記憶するための空きメモリ容量がない場合、CPU11は、記憶部19に当該ファイルデータを記憶させる。更に、記憶部19にも格納ファイルのZIP伸張後のファイルデータを記憶するための空きハードディスク容量がない場合、当該ファイルデータを記憶する記憶媒体がないため、CPU11は、表示部13にその旨のエラー表示をさせ、格納ファイルのZIP伸張を行わない。
CPU11は、格納ファイルのZIP伸張後のファイルデータを選択した記憶媒体に記憶させた後、XPSファイルのファイルデータフレームの2番目に格納されている格納ファイルのヘッダ情報(「Local file header」フレーム)を解析し、格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報(「uncompressed size」)を取得する。そして、CPU11は、格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報に基づいて、2番目に格納されている格納ファイルのZIP伸張後のファイルデータをRAM17又は記憶部19の何れかに記憶させるか選択し、選択した記憶媒体に当該ファイルデータを記憶させる。
そして、CPU11は、XPSファイルのファイルデータフレームの3、4、5、…番目に格納されている格納ファイルについても同様の処理を行う。この処理をXPSファイルのファイルデータフレームの最後に格納されている格納ファイルまで繰り返し行う。
[画像形成装置の具体的な動作]
次に、画像形成装置10における具体的な動作を説明する。図9は、画像形成装置10において実行される処理を示すフローチャートである。図9に示すように、画像形成装置10は、クライアント端末20からのXPSファイルの受信を開始すると、先頭に格納されている格納ファイル(「Compressed data」フレーム)のZIP伸張後のデータサイズ情報を取得する(ステップS301)。
ここで、画像形成装置10におけるXPSファイルに含まれる格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報の取得処理(図9のステップS301)の具体的な内容について図10を用いて説明する。
図10に示すように、画像形成装置10は、クライアント端末20から送信されるXPSファイルに含まれる格納ファイルのヘッダ情報(「Local file header」フレーム)を解析し、ZIP伸張後のデータサイズ情報(「uncompressed size」)を取得する(ステップS401)。
図9に戻り、次に画像形成装置10は、RAM17の空きメモリ容量と格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズとを比較する(ステップS302)。比較の結果、RAM17の空きメモリ容量の方が大きい場合(ステップS302;Yes)、画像形成装置10は、格納ファイルをZIP伸張して、ZIP伸張後のファイルデータをRAM17に記憶させる(スプールする)(ステップS303)。
そして、画像形成装置10は、スプールが正常に終了したかを判定する(ステップS304)。
また、ステップS302における比較の結果、格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズがRAM17の空きメモリ容量以上の場合(ステップS302;No)、画像形成装置10は、記憶部19の空きハードディスク容量と格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズとを比較する(ステップS305)。比較の結果、記憶部19の空きハードディスク容量の方が大きい場合(ステップS305;Yes)、画像形成装置10は、格納ファイルをZIP伸張して、ZIP伸張後のファイルデータを記憶部19に記憶させる(スプールする)(ステップS306)。
そして、画像形成装置10は、スプールが正常に終了したかを判定する(ステップS304)。
また、ステップS305における比較の結果、格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズが記憶部19の空きハードディスク容量以上の場合(ステップS305;No)、画像形成装置は、スプールできる領域が存在しない旨のエラー表示を表示部13に表示し(ステップS307)、画像形成処理を行わずに終了する。
また、ステップS304の判定の結果、スプールが正常に終了した場合(ステップS304;Yes)、XPSファイルに格納されている次の格納ファイル(「Compressed data」)が存在するか否かを判定する(ステップS308)。判定の結果、次の格納ファイルが存在する場合(ステップS308;Yes)、次の格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報を取得する(ステップS301)。そして、処理を繰り返す。
また、ステップS308における判定の結果、次の格納ファイルが存在しない場合(ステップS308;No)、画像形成装置10は、当該スプールした格納ファイルのZIP伸張後のファイルデータ等に基づき、画像形成命令を生成し、画像形成処理を行う。
また、ステップS304における判定の結果、スプールが正常に終了しなかった場合(ステップS304)、画像形成処理を行わずに終了する。
以上、第2の実施の形態によれば、クライアント端末20は、ZIP圧縮してXPSファイルを生成する際、XPSファイルに含まれる各格納ファイルのヘッダ情報に格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報を書き込む。そして、クライアント端末20は生成したXPSファイルを画像形成装置10に送信する。
画像形成装置10は、当該XPSファイルの受信を開始すると、先頭の格納ファイルのZIP伸張後のデータサイズ情報に基づいて、先頭の格納ファイルのZIP伸張後のファイルデータをRAM17又は記憶部19の何れかに記憶させるか選択する。
そして、画像形成装置10は、先頭の格納ファイルのZIP伸張を行い、前記選択した記憶媒体にZIP伸張したファイルデータを記憶させる。そして、画像形成装置10は、2、3,4、5、…番目に格納されている格納ファイルについても同様の処理を繰り返し行う。
そのため、画像形成装置10は、RAM17、記憶部19のうち、最適な記憶媒体、つまり最もアクセス速度が速く、記憶容量が十分な記憶媒体に、XPSファイルに格納されている各格納ファイルのZIP伸張後のファイルデータを記憶させることができ、効率的で高速な画像形成処理を実現することができる。
画像形成システムのシステム構成図である。 クライアント端末のブロック図である。 プリントチケットファイルのデータ内容である。 画像形成装置のブロック図である。 クライアント端末で実行される処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態において画像形成装置で実行される処理を示すフローチャートである。 XPSファイルのZIP伸張後データサイズの取得処理を示すフローチャートである。 ZIPファイルのデータ構成図である。 第2の実施の形態において画像形成装置で実行される処理を示すフローチャートである。 格納ファイルのZIP伸張後データサイズの取得処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
11 CPU
12 操作部
13 表示部
14 画像読取部
15 画像形成部
16 通信部
17 RAM
18 ROM
19 記憶部
20 クライアント端末
21 CPU
22 操作部
23 表示部
24 通信部
25 RAM
26 記憶部
100 画像形成システム
261 プリンタドライバプログラム
N 通信ネットワーク

Claims (11)

  1. 通信回線を介して互いに接続されたデータ処理装置と画像形成装置とを備え、前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて前記画像形成装置が画像形成を行う画像形成システムであって、
    前記データ処理装置は、
    前記通信回線を介して前記画像形成装置と通信を行う第1通信部と、
    自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含み、データ伸張後のデータサイズ情報とファイルデータとが個別に伸張可能なXPSファイルを生成し、前記第1通信部を制御して当該XPSファイルを前記画像形成装置に送信する第1制御部と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記通信回線を介して前記データ処理装置と通信を行う第2通信部と、
    空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部と、
    前記第2通信部を介して前記データ処理装置から受信するXPSファイルからデータ伸張後のデータサイズ情報を伸張して取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後のXPSファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記XPSファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張したXPSファイルのファイルデータを記憶させる第2制御部と、
    を備える画像形成システム。
  2. 前記第2制御部は、アクセス速度がより速く、且つデータ伸張後のXPSファイルのファイルデータを記憶させるための空き記憶容量を有する記憶部を選択する、
    請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記第1制御部は、画像形成設定を記述するプリントチケットに前記自ファイルのデータ伸長後のデータサイズ情報を含ませ、該プリントチケットを前記ファイルデータフレームの先頭に含ませて、プリントチケットとファイルデータとが個別に伸張可能に前記XPSファイルを生成し、
    前記第2制御部は、前記データ処理装置から受信したXPSファイルのファイルデータフレームの先頭に含まれるプリントチケットを伸張し、伸張したプリントチケットからデータ伸長後のデータサイズ情報を取得する、
    請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 通信回線を介して互いに接続されたデータ処理装置と画像形成装置とを備え、前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて前記画像形成装置が画像形成を行う画像形成システムであって、
    前記データ処理装置は、
    前記通信回線を介して前記画像形成装置と通信を行う第1通信部と、
    自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含んだ格納ファイルを1又は複数格納したXPSファイルを生成し、前記第1通信部を制御して当該XPSファイルを前記画像形成装置に送信する第1制御部と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記通信回線を介して前記データ処理装置と通信を行う第2通信部と、
    空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部と、
    前記第2通信部を介して前記データ処理装置から受信するXPSファイルに格納されている格納ファイルからデータ伸張後のデータサイズ情報を取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後の格納ファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記格納ファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張した格納ファイルのファイルデータを記憶させる一連の処理を格納ファイル毎に行う第2制御部と、
    を備える画像形成システム。
  5. 前記第2制御部は、アクセス速度がより速く、且つデータ伸張後の格納ファイルのファイルデータを記憶させるための空き記憶容量を有する記憶部を選択する、
    請求項4に記載の画像形成システム。
  6. データ処理装置と通信回線を介して接続された通信部を有し、当該通信部を介して前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、
    空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部と、
    前記通信部を介して前記データ処理装置から受信する、自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含み、データ伸張後のデータサイズ情報とファイルデータとが個別に伸張可能なXPSファイルから当該データサイズ情報を伸張して取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後のXPSファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記XPSファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張したXPSファイルのファイルデータを記憶させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記データ処理装置から受信したXPSファイルのファイルデータフレームの先頭に含まれる、画像形成設定を記述するプリントチケットを伸張し、伸張したプリントチケットから前記自ファイルのデータ伸長後のデータサイズ情報を取得する、
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. データ処理装置と通信回線を介して接続された通信部を有し、当該通信部を介して前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、
    空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部と、
    前記通信部を介して前記データ処理装置から受信する、自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含んだ、XPSファイルに格納されている格納ファイルから当該データサイズ情報を取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後の格納ファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記格納ファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張した格納ファイルのファイルデータを記憶させる一連の処理を格納ファイル毎に行う制御部と、
    を備える画像形成装置。
  9. データ処理装置と通信回線を介して接続された通信部を有し、当該通信部を介して前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて画像形成を行うコンピュータを、
    空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部、
    前記通信部を介して前記データ処理装置から受信する、自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含み、データ伸張後のデータサイズ情報とファイルデータとが個別に伸張可能なXPSファイルから当該データサイズ情報を伸張して取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後のXPSファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記XPSファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張したXPSファイルのファイルデータを記憶させる制御部、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 前記コンピュータに、前記データ処理装置から受信したXPSファイルのファイルデータフレームの先頭に含まれるプリントチケットを伸張し、伸張したプリントチケットからデータ伸長後のデータサイズ情報を取得する機能を前記制御部として発揮させる、
    請求項に記載のプログラム。
  11. データ処理装置と通信回線を介して接続された通信部を有し、当該通信部を介して前記データ処理装置から送信されるデータに基づいて画像形成を行うコンピュータを、
    空き記憶容量及びアクセス速度が異なる複数の記憶部、
    前記通信部を介して前記データ処理装置から受信する、自ファイルのデータ伸張後のデータサイズ情報をファイルデータフレームの先頭に含んだ、XPSファイルに格納されている格納ファイルの当該データサイズ情報を取得し、当該データサイズ情報に基づいてデータ伸張後の格納ファイルのファイルデータを記憶させる記憶部を選択し、前記格納ファイルをデータ伸張し、前記選択した記憶部にデータ伸張した格納ファイルのファイルデータを記憶させる一連の処理を格納ファイル毎に行う制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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