JP4830936B2 - 印刷システム、及び該システムに使用するホスト機器 - Google Patents

印刷システム、及び該システムに使用するホスト機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4830936B2
JP4830936B2 JP2007075825A JP2007075825A JP4830936B2 JP 4830936 B2 JP4830936 B2 JP 4830936B2 JP 2007075825 A JP2007075825 A JP 2007075825A JP 2007075825 A JP2007075825 A JP 2007075825A JP 4830936 B2 JP4830936 B2 JP 4830936B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressed
file
data
file header
flag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007075825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008234506A (ja
Inventor
昭弘 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2007075825A priority Critical patent/JP4830936B2/ja
Publication of JP2008234506A publication Critical patent/JP2008234506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4830936B2 publication Critical patent/JP4830936B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明はパーソナルコンピュータ(PC)等のホスト機器に接続され、圧縮処理されたXPS文書データの印刷処理を行う印刷システム、及び該システムに使用するホスト機器に関する。
近年、新しいOS(operating system)を導入したパーソナルコンピュータ(PC)が市販されている。このコンピュータは、新たなユーザ エクスペリエンスを導入し、情報の表示、検索、整理やコンピューティング環境の制御を確実に行えるように設計されている。例えば、印刷サブシステムが組み込まれた通信テクノロジにより、プリントジョブの設定方法を適切に認識でき、より効率的な印刷データの送信処理を行うことができる構成である。
例えば、新しいOSを搭載したパーソナルコンピュータ(PC)で作成する印刷データは、XML(extensible markup language)をベースとするXPS(XML Paper Specification)文書で作成される。このXPS文書データは、通常Zip形式で圧縮処理が行われ、圧縮ファイルは、個々のファイル情報を記録するファイルヘッダ部と、ファイル後端部のディレクトリーレコード部で構成されている。そして、例えばファイルヘッダ部内の所定フラグがオンに設定されている場合、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、伸長後のサイズ情報に具体的な情報を格納しない仕様である。
一方、特許文献1はXMLで作成された文書データを外部メディアに転送する際、上記文書データに対してセキュリティ情報を付加し、画像データの転送の可否を上記セキュリティ情報に基づいて制御する発明である。
特開2006−215927号公報
上記構成のXPS文書データは、通常Zip形式で圧縮処理が行われ、圧縮ファイルは、上記のように個々のファイル情報を記録するファイルヘッダ部と、ファイル後端部のディレクトリーレコード部で構成されている。そして、例えばファイルヘッダ部内の所定フラグがオンに設定されている場合、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、伸長後のサイズ情報に具体的な情報を格納しない仕様である。
このため、このような圧縮データが印刷装置に送信された場合、圧縮データを全てバッファに取り込み(ファイル後端のディレクトリーレコード部の情報までバッファに取り込み)、その後伸張処理に移行する。このため、例えばファイルサイズの大きいXPS文書データの場合、印刷処理に時間を要する。
そこで、本発明はホスト機器のフィルタドライバによって、ファイルヘッダ部の所定フラグがオンに設定されている場合、データCRC情報等の情報をファイルヘッダ部の所定エリアに記録し、印刷データの受信処理、伸張処理、描画処理等を並列処理し、印刷処理時間を短縮する印刷システム、及び該システムに使用するホスト機器を提供するものである。
上記課題は第1の発明によれば、ネットワークを介して印刷装置に接続されたホスト機器であり、該ホスト機器は、XPS文書データを作成すると共に、ファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部より成る圧縮ファイルを作成する印刷データ作成手段と、前記ファイルヘッダ部を検索し、所定フラグを検出するフラグ検出手段と、該フラグを検出すると、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報を前記ディレクトリーレコード部から読み出し、前記ファイルヘッダ部の所定エリアに書き込む書込手段と、前記ファイルヘッダ部に前記データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報が書き込まれた圧縮ファイルを前記印刷装置に送信する送信手段とを有するホスト機器を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第2の発明によれば、前記圧縮ファイルは、Zip形式の圧縮ファイルであることを特徴とするホスト機器を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第3の発明によれば、ネットワークを介してホスト機器と印刷装置が接続された印刷システムであり、前記ホスト機器は、XPS印刷データを作成すると共に、ファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部より成る圧縮ファイルを作成する印刷データ作成手段と、前記ファイルヘッダ部を検索し、所定フラグを検出するフラグ検出手段と、該フラグを検出すると、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報を前記ディレクトリーレコード部から読み出し、前記ファイルヘッダ部の所定エリアに書き込む書込手段と、前記ファイルヘッダ部に前記データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報が書き込まれた圧縮ファイルを前記印刷装置に送信する送信手段とを有し、前記印刷装置は、前記圧縮ファイルを受信する受信手段と、該圧縮ファイルを伸張する伸張手段と、該伸張後の前記XPS文書データに基づいて記録媒体に印刷処理を行う印刷制御手段とを有する印刷システムを提供することによって達成できる。
また、上記課題は第4の発明によれば、ネットワークを介して印刷装置に接続されたホスト機器であり、XPS文書データを作成すると共に、ファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部より成る圧縮ファイルを作成する印刷データ作成処理と、前記ファイルヘッダ部を検索し、所定フラグを検出するフラグ検出処理と、該フラグを検出すると、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報を前記ディレクトリーレコード部から読み出し、前記ファイルヘッダ部の所定エリアに書き込む書込処理と、前記ファイルヘッダ部に前記データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報が書き込まれた圧縮ファイルを前記印刷装置に送信する送信処理とを行う印刷データ作成方法を提供することによって達成できる。
さらに、上記課題は第5の発明によれば、ネットワークを介して印刷装置に接続されたホスト機器で使用するプログラムであり、XPS文書データを作成すると共に、ファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部より成る圧縮ファイルを作成する印刷データ作成処理と、前記ファイルヘッダ部を検索し、所定フラグを検出するフラグ検出処理と、該フラグを検出すると、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報を前記ディレクトリーレコード部から読み出し、前記ファイルヘッダ部の所定エリアに書き込む書込処理と、前記ファイルヘッダ部に前記データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報が書き込まれた圧縮ファイルを前記印刷装置に送信する送信処理とを少なくとも実行する機能を有するプログラムを提供することによって達成できる。
上記課題の解決手段によれば、圧縮ファイル内のファイルヘッダ部の所定フラグがオンに設定されている場合、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報が前記ディレクトリーレコード部から読み出され、前記ファイルヘッダ部に書き込まれるので、印刷装置において印刷データの受信処理、圧縮データの伸張処理、伸張処理後のXPS文書データの解析処理、及び描画処理を並列的に処理することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
(実施形態1)
図2は本発明の印刷装置を使用した印刷システムのシステム構成図である。
同図において、ホスト機器1であるパーソナルコンピュータ(PC1)と印刷装置2はLAN等のネットワークを介して接続されている。ホスト機器1には印刷文書を作成するアプリケーションプログラムや、ブラウザソフト、エクスプローラ等のプログラムがインストールされている。また、印刷装置2には上記ネットワークを介してホスト機器1に接続されると共に、USBインターフェイス又はパラレルインターフェイスを介してホスト機器3に接続されている。
図1はホスト機器1内のプリンタドライバの構成を示す図である。アプリケーション5、印刷API(Application Program Interface)6、スプーラ7、フィルタドライバ8、XMLスプール9、ポートモニタ10で構成されている。アプリケーション5は、ワードプロセッサ、表計算ソフトウェア、図形プロセッサ等であり、印刷対象のデータを米国Microsoft社が開発した文書・印刷形式であるXPS(XML Paper Specification)文書で作成するプログラムであり、印刷API6を使用し、印刷データの作成を行う。
スプーラ7は上記XPS文書をスプールファイルとして生成する。また、スプーラ7はフィルタドライバ8に対して、生成したスプールファイルの処理を依頼する。
フィルタドライバ8はスプーラ7に送られたスプールファイルを検索し、後述するファイル変換処理を行う。この変換データはポートモニタ10に読み出され、ポートモニタ10から印刷データとして印刷装置2に出力される。
図3は印刷装置2の構成を示す図である。同図において、印刷装置2はCPU11、ROM12、RAM13、タイマ14、及び各種インターフェイスで構成されている。CPU11はROM12に記憶したプログラムに従って印刷処理を行い、RAM13をワークエリアとして使用し、印刷制御を行う。
ホストインターフェイス(以下、ホストI/Fで示す)15には、例えばUSBインターフェイス又はパラレルインターフェイスを介して前述のホスト機器3が接続され、当該ホスト機器3から供給される印刷データ(XML文書データ)を上記CPU11等によって印刷処理する。
また、NIC(network interface card)I/F16にはネットワークを介して、前述のホスト機器1が接続され、当該ホスト機器1から供給される印刷データ(XML文書データ)を上記CPU11等によって印刷処理する。
さらに、ビデオI/F17は、ビデオデータの入出力制御を行い、エンジンI/F18は、エンジン部との間で制御信号の授受や、エンジン部への画像データの出力を行う。また、印刷装置2には外部記憶装置接続I/F19を介して外部記憶装置が接続されている。
上記構成において、以下に本例の処理を説明する。
先ず、ホスト機器1のアプリケーション5によって作成された印刷データは、XPS文書形式で作成され、Zip形式で圧縮処理され、スプーラ7にスプールファイルとして保持される。図4はそのファイル構成を示し、ファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部で構成されている。
ファイルヘッダ部は、[local file header 1]〜[local file header n]で構成され、[local file header]は[file data]と[data descriptor]で構成されている。また、各[local file header]の具体的な構成は、[local file header signature]、[version needed to extract]、[general purpose bit flag]、[compression method]、[last mod file time]、[last mod file date]、[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] 、[file name length]、[extra field length]、[file name(version size)]、 [extra field(version size)]で構成されている。
また、ディレクトリーレコード部は、[archive decryption header]以降のエリアで構成され、例えば[zip64 end of central directory record]、 [zip64 end of central directory locator]等で構成され、ファイルの最後に[end of central directory record]が記述されている。
上記構成において、[crc-32](データCRC(cyclic redundancy check)情報)、[compressed size](圧縮済みサイズ) 、[uncompressed size](伸長後サイズ)に記述するデータはZipファイル仕様上必ずしも記述する必要はなく、[general purpose bit flag]をセットすることによって記述を省略できる([crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] に“0”を設定できる)。
また、上記[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] への“0”設定は、ファイルヘッダ部の[local file header]毎に異なり、本例のフィルタドライバ8によってZip形式のファイルに処理を施し、印刷装置2においてストリームデータとして逐次伸長処理を可能とさせる。以下、フィルタドライバ8の処理を説明する。
図5は本例の処理を説明するフローチャートであり、特にフィルタドライバ8による処理を説明するフローチャートである。同図において、先ず処理対象レコード番号を初期化する(ステップ(以下、Sで示す)1)。具体的には、処理対象レコード番号を格納するレジスタ(recno)に“1”をセットする。
次に、ファイルヘッダ部の走査を開始し、上記レジスタ(recno)に記録された[local file header]の情報を取得する(S2)。ここで、該当レコードが有るか判断する(S3)。この場合、先ずレジスタ(recno)は“1”であり、例えば前述の図4に示す例では、[local file header 1]のファイル情報が対応し(S3がYES(イエス))、[general purpose bit flag]が設定されているか(オンであるか)判断する(S4)。
ここで、[general purpose bit flag]がオンでなければ(S4がNO(ノー))、[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] には具体的なデータが記述されており、次の処理対象レコードを検索するべく処理対象レコードの更新処理を行う(S7)。一方、[general purpose bit flag]がオンであれば(S4がYES)、[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size]の記述は省略されており、ディレクトリーレコード部から対応する情報を取得する。
具体的には、先ず[local file header]内のファイル名と同一の[central directory record]を取得し(S5)、このレコードから対応するデータCRC情報、圧縮済みサイズ 、伸長後サイズの情報を取得し、対応する[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] にデータを書き込む(S6)。例えば、[local file header 1]の場合、このファイル名と同じ[central directory record 1]から、対応するデータCRC情報、圧縮済みサイズ 、伸長後サイズの情報を取得し、[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] にデータを書き込む。
その後、次の処理対象レコード番号の更新処理を行い(レジスタ(recno= recno+1)、S7)、前述の処理(S2)に戻る。以後、上記処理を繰り返し、[general purpose bit flag]にオンが設定されているレコードに対して、[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] への対応する、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、伸長後サイズの情報の書き込み処理を繰り返す(S2〜7)。
全てのレコードに対する上記処理が完了すると(S3がNO)、上記処理が施されたXPS文書データは、XMLスプール9からポートモニタ10に送られ、ポートモニタ10から印刷データとして、印刷装置2に出力される。
印刷装置2は、上記印刷データが入力すると、図6に示すフローチャートに従って処理を行う。
先ず、印刷要求を待ち(ステップ(以下、STで示す)1)、上記印刷データが入力し、印刷要求が有ると、XPS文書データ(印刷データ)の1頁分の描画情報を解析する(STP2)。そして、1頁分の画像を描画し(ST3)、1頁分の画像をエンジン部へ出力する(ST4)。この処理を繰り返し実行し、全てのXPS文書データに対する印刷処理を行う(ST5がNO、ST1〜ST4、ST5がYES)。
この間、XPS文書データは前述のようにZip形式で圧縮処理されており、印刷装置2はZip形式の圧縮データを伸長しつつ、XPS文書データに基づく印刷処理を行う。すなわち、図7に示すようにZip形式で圧縮処理された受信データ(印刷データ)は、受信伸張処理20され、伸張処理されたXPS文書データは外部記憶装置21に書き込まれ、更に外部記憶装置21から読み出されたXPS文書データは前述の描画解析処理を含む印刷制御処理22によって、描画データとしてエンジン部に出力される。
図8は、上記処理を具体的に説明するフローチャートである。先ず、データ受信完了フラグ(rcvflg)を初期化し(ステップ(以下、STPで示す)1)、データ伸張完了フラグ(endflg)を初期化する(STP2)。具体的には、データ受信完了フラグ(rcvflg)に“0”をセットし、データ伸張完了フラグ(endflg)に“0”をセットする。尚、データ受信完了フラグ(rcvflg)は、図8に示すaの最下位ビット0に、受信完了時“1”をセットし、受信未完了時“0”をセットして設定する。また、データ伸張完了フラグ(endflg)は、図8に示すbの最下位ビット0に、伸張完了時“1”をセットし、伸張未完了時“0”をセットして設定する。
次に、この状態でデータ受信を待つ(STP3)。ここで、XPS文書データを受信すると(STP4)、先ずデータ伸張処理が未完了か判断する(STP5)。
ホスト機器1から供給されたXPS文書データは前述のようにZip形式の圧縮データであり、データ伸張完了フラグ(endflg)は前述のように“0”に設定されている。したがって、最初のこの判断(STP5)はYESである。
CPU11は伸張処理を行うべく、ファイルヘッダ部から検索し、[local file header ]を検出すると(STP6がYES)、当該[local file header]に記述されたデータに従ってファイルデータを復元する(STP7)。例えば、最初[local file header 1]を検出すると、[local file header 1]に含まれる[local file header signature]の記述によって、ファイル作成者の署名を確認し、[version needed to extract]によってファイルのバージョン情報を確認する。
また、[compression method]にはZip形式の圧縮方法が記述され、[last mod file time]、及び[last mod file date]にはファイル作成の時間と日付けが記述され、更に[crc-32]の記述からデータCRC情報を取得し、[compressed size]から圧縮済みサイズの情報 、[uncompressed size]から伸長後のサイズ情報を取得する。その他、ファイル名、最大ファイル長等のデータを取得し、XPS文書データの伸張処理が行われる。
このようにして伸張されたXPS文書データは前述のように外部記憶装置21に書き込まれ、以後印刷制御処理22へのXPS文書データの処理要求が行われると(STP8)、印刷制御処理22によって、前述の描画解析処理が行われる。
上記処理はローカルファイルヘッダが検出される毎に実行され(STP14がNO、STP4〜STP8)、[local file header 2]、[local file header 3]、・・・の順に、順次伸張処理が行われ、外部部記憶装置21に書き込まれた後、前述の描画解析処理が行われる。
その後、前述の判断(STP6)において、[local file header]の検出が完了すると(STP6がNO)、更に読み出した情報が[data descriptor]であるか判断する(STP9)。ここで、読み出したデータが[data descriptor]である場合(STP9がYES)、[data descriptor]の情報を読み捨てる(STP10)。一方、読み出したデータが[data descriptor]ではない場合(STP9がNO)、データ伸張処理が完了したものとして、データ伸張完了フラグ(endflg)に“1”をセットする(STP11)。
次に、データ受信処理完了の判断を行い、この時未だ(rcvflg=0)であり、再度処理(STP4)に戻る。この場合、次のデータ伸張完了フラグ(endflg)は前述のように“1”に変更されており(STP5がNO)、更に次の情報が[end of central directory record]であるか判断する(STP12)。この[end of central directory record]は、ディレクトリーレコード部の最後に記述された情報であり、この情報が [end of central directory record]である時(STP12がYES)、Zipファイルの最後まで受信したものと判断し、データ受信完了フラグ(rcvflg)を“1”にセットする(STP13)。
その後、データ受信完了の判断を行い(STP14)、この時(rcvflg=1)であり(STP14がYES)、処理を終了する。
このようにして伸張処理が終了したXPS文書データは、前述のように印刷制御処理22によって、前述の描画解析処理が行われ、描画データはエンジン部へ出力され、用紙への印刷処理が行われる。
以上のように本例によれば、予めホスト機器1のフィルタドライバ8によってZipファイル内の[general purpose bit flag]がオンに設定されている場合、[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] に具体的なデータを記述し、印刷データとして印刷装置2に送信するので、印刷装置2ではZip形式の圧縮データの受信処理、Zipファイルの伸張処理、伸張処理後のXPS文書データの解析処理、及び描画処理を並列的に実行することが可能であり、印刷処理時間を短縮することができる。
尚、図9(a)は、上記のようにファイルヘッダ部から欠落しているデータ([crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] )を記述し、Zip形式で圧縮されたXPS文書データを印刷装置2に送信する方法を説明したが、フィルタドライバ8によりファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部を同図(b)に示すように入れ替えて送信する構成としてもよい。
このように構成することによって、印刷装置2では、先ずディレクトリーレコードの情報を参照することができ、Zipファイル内に含まれる[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] の情報を知ることができ、後に受信するファイルヘッダ部の伸張処理が可能となる。例えば、予め[crc-32]、[compressed size] 、[uncompressed size] の情報をRAM13等に記録しておき、必要に応じて使用して伸張処理を行いことができる。
ホスト機器の構成を説明する図である。 印刷システムの構成を説明するシステム構成図である。 印刷装置の構成を示す図である。 XPS文書データを圧縮処理したZipファイルの構成を示す図である。 ホスト機器側の処理動作を説明するフローチャートである。 印刷装置側の処理動作を説明するフローチャートである。 印刷装置側の処理動作を説明する機能ブロック図である。 伸張処理を説明するフローチャートである。 (a)は本実施形態の処理を模式的に示す図であり、(b)は本実施形態の変形例を模式的に示す図である。
符号の説明
1・・・ホスト機器
2・・・印刷装置
5・・・アプリケーション
6・・・印刷API
7・・・スプーラ
8・・・フィルタドライバ
9・・・XMLスプール
10・・ポートモニタ
11・・CPU
12・・ROM
13・・RAM
14・・タイマ
15・・ホストI/F
16・・NICI/F
17・・ビデオI/F
18・・エンジンI/F
19・・外部記憶装置接続I/F
20・・受信伸張処理
21・・外部記憶装置
22・・印刷制御処理

Claims (5)

  1. ネットワークを介して印刷装置に接続されたホスト機器であり、
    該ホスト機器は、XPS文書データを作成すると共に、ファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部より成る圧縮ファイルを作成する印刷データ作成手段と、
    前記ファイルヘッダ部を検索し、所定フラグを検出するフラグ検出手段と、
    該フラグ検出手段によってフラグを検出すると、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズ情報を前記ディレクトリーレコード部から読み出し、前記ファイルヘッダ部の所定エリアに書き込む書込手段と、
    前記ファイルヘッダ部に前記データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズの情報が書き込まれた圧縮ファイルを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするホスト機器。
  2. 前記圧縮ファイルは、Zip形式の圧縮ファイルであることを特徴とする請求項1記載のホスト機器。
  3. ネットワークを介してホスト機器と印刷装置が接続された印刷システムであり、
    前記ホスト機器は、
    XPS印刷データを作成すると共に、ファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部より成る圧縮ファイルを作成する印刷データ作成手段と、
    前記ファイルヘッダ部を検索し、所定フラグを検出するフラグ検出手段と、
    該フラグを検出すると、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズ情報を前記ディレクトリーレコード部から読み出し、前記ファイルヘッダ部の所定エリアに書き込む書込手段と、
    前記ファイルヘッダ部に前記データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズ情報が書き込まれた圧縮ファイルを前記印刷装置に送信する送信手段とを有し、
    前記印刷装置は、
    前記圧縮ファイルを受信する受信手段と、
    該圧縮ファイルを伸張する伸張手段と、
    該伸張後の前記XPS文書データに基づいて記録媒体に印刷処理を行う印刷制御手段とを有する、
    ことを特徴とする印刷システム。
  4. ネットワークを介して印刷装置に接続されたホスト機器であり、
    XPS文書データを作成すると共に、ファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部より成る圧縮ファイルを作成する印刷データ作成処理と、
    前記ファイルヘッダ部を検索し、所定フラグを検出するフラグ検出処理と、
    該フラグを検出すると、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズ情報を前記ディレクトリーレコード部から読み出し、前記ファイルヘッダ部の所定エリアに書き込む書込処理と、
    前記ファイルヘッダ部に前記データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズ情報が書き込まれた圧縮ファイルを前記印刷装置に送信する送信処理と、
    を行うことを特徴とする印刷データ作成方法。
  5. ネットワークを介して印刷装置に接続されたホスト機器に使用するプログラムであり、
    XPS文書データを作成すると共に、ファイルヘッダ部とディレクトリーレコード部より成る圧縮ファイルを作成する印刷データ作成処理と、
    前記ファイルヘッダ部を検索し、所定フラグを検出するフラグ検出処理と、
    該フラグを検出すると、データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズ情報を前記ディレクトリーレコード部から読み出し、前記ファイルヘッダ部の所定エリアに書き込む書込処理と、
    前記ファイルヘッダ部に前記データCRC情報、圧縮済みサイズ 、及び伸長後のサイズ情報が書き込まれた圧縮ファイルを前記印刷装置に送信する送信処理と、
    を少なくとも実行する機能を有するプログラム。
JP2007075825A 2007-03-23 2007-03-23 印刷システム、及び該システムに使用するホスト機器 Expired - Fee Related JP4830936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007075825A JP4830936B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 印刷システム、及び該システムに使用するホスト機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007075825A JP4830936B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 印刷システム、及び該システムに使用するホスト機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008234506A JP2008234506A (ja) 2008-10-02
JP4830936B2 true JP4830936B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=39907175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007075825A Expired - Fee Related JP4830936B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 印刷システム、及び該システムに使用するホスト機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4830936B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4976971B2 (ja) * 2007-09-28 2012-07-18 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成システム、画像形成装置及びプログラム
KR20100072876A (ko) 2008-12-22 2010-07-01 삼성전자주식회사 인쇄 제어 방법 및 인쇄 제어 단말장치
JP5091914B2 (ja) * 2009-05-27 2012-12-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2011069964A (ja) 2009-09-25 2011-04-07 Sony Corp 表示装置
KR101613600B1 (ko) * 2009-12-21 2016-04-20 삼성전자주식회사 화상형성장치 및 xps 파일 식별방법
JP5231522B2 (ja) * 2010-12-28 2013-07-10 ヤフー株式会社 コンテンツ配信システム、コンテンツ配信装置、端末装置、コンテンツ配信プログラムおよびコンテンツ配信方法
JP6004654B2 (ja) * 2011-02-22 2016-10-12 キヤノン株式会社 印刷処理装置及び印刷処理装置の制御方法
US9940556B2 (en) 2016-08-31 2018-04-10 Kyocera Document Solutions Inc. Method of image processing that ensures effective resource data search

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPR063400A0 (en) * 2000-10-06 2000-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Xml encoding scheme
JP2003189109A (ja) * 2001-10-09 2003-07-04 Canon Inc 画像処理装置及び方法、並びにコンピュータ・プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008234506A (ja) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4830936B2 (ja) 印刷システム、及び該システムに使用するホスト機器
US8472045B2 (en) Image-processing apparatus and image-processing method utilizing intermediate data
US8274670B2 (en) Information processing apparatus print control method, and storage medium
CN101276264A (zh) 信息处理设备、程序产品和记录介质
US8305615B2 (en) Job processing method for restarting jobs after an interrupt
JP4914251B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム及び記録媒体
US7969589B2 (en) Print control device, print control method and computer program
US20020140958A1 (en) Page description language adapted for direct printing of multiple file formats
JP2007329919A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
US20150002873A1 (en) Image forming apparatus, method for controlling the same, and storage medium
JP2007323162A (ja) クライアント装置及びサーバ装置及びプログラム
US20080313201A1 (en) System and method for compact representation of multiple markup data pages of electronic document data
US8305613B2 (en) Server device, image forming apparatus, and image processing system for image processing in a thin client system
JP5409090B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP5625011B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US8446611B2 (en) Image forming apparatus, computer readable recording medium, and method for improving the detection of input image data formats
KR101613600B1 (ko) 화상형성장치 및 xps 파일 식별방법
JP5455504B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びコンピュータプログラム
US20060098222A1 (en) Image forming device
JP4836072B2 (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法および印刷制御プログラムおよびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP4957816B2 (ja) Pdlデータ処理装置とpdlデータ処理プログラム
JP5312273B2 (ja) 画像形成装置
JP4786907B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、システム、システムの制御方法
JP4988936B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、システム、システムの制御方法
JP2009154414A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees