JP7426904B2 - 自動分析装置 - Google Patents

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Description

本開示は、試薬保冷庫を備えた自動分析装置に関する。
自動分析装置における試薬保冷庫として、例えば、特許文献1のように、試薬容器が格納される円筒状のケースを備え、ケースの外面が断熱材で覆われた構造の試薬保冷庫が知られている。特許文献1では、円筒状のケースに用いられる断熱材の材質については特に言及されていないが、一般にポリスチレンフォーム等が用いられている。
特開2016-206113号公報
しかしながら、特許文献1で示されるような従来技術では、空気中の水分が外側への結露するのを防止するためにかなりの厚さの断熱材が必要である。そのため、自動分析装置のサイズが大きくなってしまうという課題がある。
本開示は、このような状況に鑑み、試薬保冷庫の断熱材の厚さを薄くし、従来よりも小型の試薬保冷庫およびそれを備えた自動分析装置を実現する技術を提案する。
上記課題を解決するために、本開示は、検体と試薬を反応させて検体中の成分を分析する自動分析装置であって、試薬を封入した複数の試薬容器を収納する冷却ジャケットと、冷却ジャケットの側面に設けられた側面断熱材と、冷却ジャケットの上部に設けられた上部断熱材と、冷却ジャケットの下部に設けられた下部断熱材と、側面断熱材の周囲を覆う枠部材と、冷却ジャケットを冷却する冷却装置と、を有する試薬保冷庫を備え、側面断熱材は、真空断熱材で構成される第1断熱材と、真空断熱材以外の材質の断熱材で構成される第2断熱材と、を含み、第1断熱材は、冷却ジャケットと枠部材の間の位置に設けられ、第2断熱材は、第1断熱材と冷却ジャケットの間と、第1断熱材と枠部材の間の一方または両方に設けられ、第1断熱材の上部は、冷却ジャケットの上面端部よりも上側に位置し、第1断熱材の下部は、冷却ジャケットの下面端部よりも下側に位置する、自動分析装置を提案する。
本開示に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、本開示の態様は、要素及び多様な要素の組み合わせ及び以降の詳細な記述と添付される特許請求の範囲の様態により達成され実現される。
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではないことを理解する必要がある。
本開示の技術によれば、試薬保冷庫の断熱材の厚さを薄くすることができ、よって、従来よりも小型の試薬保冷庫およびそれを備えた自動分析装置を実現することができる。
第1の実施形態による自動分析装置の試薬保冷庫の断面構成例を示す図である。 真空断熱材4の断面構成例を示す図である。 真空断熱材の熱伝導率の特性を模式的に示した図である。 冷却ジャケット2の上下の高さと真空断熱材4の端部の高さを揃えた場合(従来構造)とずらした場合(本実施形態)における冷却能力と温度低下量の関係(断熱性能)を示す図である。 第2の実施形態に係る自動分析装置の試薬保冷庫1の断面構成例を示す図である。 第3の実施形態に係る自動分析装置の試薬保冷庫1の断面構成例を示す図である。 第4の実施形態に係る自動分析装置の試薬保冷庫1の断面構成例を示す図である。 第5の実施形態に係る自動分析装置の試薬保冷庫1の断面構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本開示の原理に則った具体的な実施形態と実装例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。
本実施形態では、当業者が本開示を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本開示の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
(1)第1の実施形態
<自動分析装置の試薬保冷庫の構成例>
図1は、第1の実施形態による自動分析装置の試薬保冷庫の断面構成例を示す図である。なお、図1では、後述の回転軸211の左側断面の試薬保冷庫1の構成のみが示されている。また、図1のZ軸方向に、試薬保冷庫1の上部および下部を定義する。
図1において、試薬保冷庫1の内部に設置される試薬ボトル17は試薬ディスク18の上に載置される。試薬ディスク18は、駆動部21によって回転軸211(Z方向に延びる)を中心にXY平面内で回転できるように構成される。
試薬ディスク18の周囲(側面)と下面には冷却ジャケット(試薬ジャケットともいう)2が設けられる。この冷却ジャケット2は、試薬保冷庫1の下面に取り付けられたペルチェ冷却ユニット等の冷却装置16によって冷却される。冷却ジャケット2には、熱を良く伝えるために、比較的熱伝導率が高い銅やアルミニウム等の材料が用いられる。
冷却ジャケット2の下側には、ポリスチレンフォーム等の下部断熱材7が充填され、外部からの熱を断熱する。試薬保冷庫1の側面の一番外側にはポリプロピレン等でつくられた樹脂枠8が設けられている。そして、真空断熱材4が樹脂枠8に接着剤等によって固定される。真空断熱材4の上部には上部に上部樹脂材9、下部には下部樹脂材10を設ける。真空断熱材4と冷却ジャケット2との間の上下の樹脂材9および10の間の部分には、ウレタン発泡材等の断熱材5が充填される。なお、本実施形態では、真空断熱材4とウレタン発泡材5を合わせて周囲断熱部(周囲断熱材)3と呼ぶことにする。
試薬保冷庫1の上部は、ポリスチレンフォーム等の上部断熱材6とポリプロピレン等の樹脂枠11で構成され上カバー50とによって覆われる。また、上部樹脂材9と上部断熱材6との間には、シール材12(例えば、シリコン、変成シリコン、ウレタン、アクリル、ポリサルファイドなど)が設けられる。上部樹脂材9にはナット20が埋め込まれ、上カバー50とナット20とがボルト19によって固定される。ボルト19やナット20は、熱伝導による熱漏洩の影響を考慮すると、フッ素樹脂等の樹脂製とすることができる。下部樹脂材10と下部断熱材7との間には、シール材13が設けられる。
上部断熱材6の下側と周囲断熱部(周囲断熱材)3の上側には段差14が設けられる。また、下部断熱材7の上側と周囲断熱部(周囲断熱材)3の下側には段差15が設けられる。この段差14よって、真空断熱材4の上部と冷却ジャケット2の上部の位置とをずらし、真空断熱材4の上部が冷却ジャケット2の上部よりも上側になるように配置することができる。また、段差15によって、真空断熱材4の下部と冷却ジャケット2の下部の位置とをずらし、真空断熱材4の下部が冷却ジャケット2の下部よりも下側になるように配置することができる。後述するように、これらの段差14および15によって、真空断熱材4から冷却ジャケット2に伝わる熱を低減することが可能となる。
<真空断熱材の構成>
図2は、真空断熱材4の断面構成例を示す図である。図3は、真空断熱材4の熱伝導率を示す図である。
図2に示されるように、真空断熱材4は、芯材41と、それを包むとともにガスバリア性を持つ複合素材である外被材42とによって構成され、外被材42の内側を減圧して真空状態にすることにより得られる断熱材である。芯材41としては、グラスウール等の繊維状の素材や発泡体や粉末材料が用いられる。また、外被材42としては、アルミ蒸着フィルム等が用いられる。
外被材42の熱伝導率は真空の内部と比べて高い。このため、図3に模式的に示すように、真空断熱材の両端部の熱伝導率は高くなる。なお、図2の両端の耳部43(真空断熱材は必然的に耳部が形成されてしまう)は、実際には折りたたんで実装されるが、図3ではその部分は省略して示している。このように真空断熱材4の両端部は熱伝導率が高いため、段差14および15を設けて、上述のように冷却ジャケット2の上下と真空断熱材4の端部の位置をずらすことによって、真空断熱材4の両端部を通じて伝わる熱(外部からの熱)を低減することができる。
<冷却能力と温度低下量との関係:断熱性能>
図4は、冷却ジャケット2の上下の高さと真空断熱材4の端部の高さを揃えた場合(従来構造)とずらした場合(本実施形態)における冷却能力と温度低下量の関係(断熱性能)を示す図である。なお、図4では、冷却能力と温度低下量のそれぞれを基準に対する比率で表している。
図4に示されるように、本実施形態の構造により、同じ冷却能力ではより低い温度に内部を冷却することができることが分かる。また、同じ内部温度においては、冷却能力を減らすことができる。このように周囲断熱部3の断熱性能が向上するので、同じ内部温度、冷却能力において周囲断熱部(周囲断熱材)3の厚さを薄くすることが可能である。具体的には、周囲断熱部(周囲断熱材)3の厚さを10%程度薄くすることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の構造により周囲の断熱材(試薬保冷庫1の側面に設けられる断熱材)の厚さを薄くできるので、試薬保冷庫、延いては自動分析装置を小型化することが可能である。
(2)第2の実施形態
図5は、第2の実施形態に係る自動分析装置の試薬保冷庫1の断面構成例を示す図である。第1の実施形態と共通する部分には同じ番号が付されている。
第2の実施形態においては、真空断熱材4を樹脂枠8から離れた位置に設置し、その両側にウレタン発泡材5およびウレタン発泡材51を充填する。このような構造においても、第1の実施形態と同様に、試薬保冷庫1の側面の断熱材の厚さを薄くすることができる。
なお、以下の第3から第5の実施形態においては、側面、下部、および上カバー50等に設置される真空断熱材は、それぞれが樹脂枠に密着させた形状として説明するが、第2の実施形態と同様に、真空断熱材4を樹脂枠から離れた位置に設置し、その両側にウレタン発泡材51を充填する構造を採用することもできる。このようにしても、第2の実施形態と同様に、側面、下部、および上部における断熱材の厚さを薄くすることが可能となる。
(3)第3の実施形態
図6は、第3の実施形態に係る自動分析装置の試薬保冷庫1の断面構成例を示す図である。第1の実施形態と共通する部分には同じ番号が付されている。
第3の実施形態による試薬保冷庫1の樹脂枠80は、第1の実施形態に示される樹脂枠8の下側部分が延長されて構成される。実際には、側面部分と下側部分を一体に成形するか、接着剤等で接合することにより樹脂枠80を製作することができる。
樹脂枠23は、樹脂枠80と冷却装置16のない部分で繋がっており、冷却装置16の周囲を囲う構造となっている。冷却ジャケット2の側面部分と下側部分にウレタン発泡材を注入して発泡させることにより、側面と下側の断熱部分を一体化した構造とする。このとき、ウレタン発泡材5とウレタン発泡材22は、樹脂枠23に一緒に注入され、冷却装置16のない部分で繋がる。
また、第3の実施形態では、真空断熱材4の長さを第1の実施形態の真空断熱材の長さよりも長くし、真空断熱材4の下側部分の位置が冷却ジャケット2よりも下側の位置になるように構成している。また、第3の実施形態では、第1の実施形態と同様に、周囲断熱部(周囲断熱材)3の上側には段差14が設けられている。このようにすることにより、真空断熱材4の両端部(熱伝導率がその真中部分よりも高い)を冷却ジャケット2から遠ざけることができる。
以上のように、本実施形態によれば、側面と下側面の断熱材を一体で作製することにより、側面の断熱材と下側の断熱材の接合部をなくすことができるので、その部分からの熱漏洩を防止できる。また、側面の断熱材の部分を更に薄くすることができるので、試薬保冷庫を更に小型化することが可能である。
(4)第4の実施形態
図7は、第4の実施形態に係る自動分析装置の試薬保冷庫1の断面構成例を示す図である。
第4の実施形態では、側面の他に下側部分に真空断熱材24および25が装着される。真空断熱材24は樹脂枠80の下部に、真空断熱材25は樹脂枠23に接着剤等によってそれぞれ固定される。
また、上カバー50には真空断熱材26を装着する。真空断熱材26は樹脂枠11に接着剤等によって固定される。上部断熱材6は、他の断熱部分と同様にウレタン発泡材を用いて製作しても良い。下側部分の真空断熱材24の端部27は、冷却ジャケット2の外側の面よりも更に外側の位置になるように設置する。また、上カバー50に取り付ける真空断熱材26の端部28は、冷却ジャケット2の外側の面よりも更に外側の位置になるように設置する。
このように下側部分や上カバー部分にも真空断熱材を装着するとともに、それらの端部が冷却ジャケット2の外側の面よりも更に外側の位置になるように設置する。このようにすることにより、断熱性能が向上し、下側部分の断熱材22と上カバー部分の上部断熱材6をそれぞれ薄くすることができるので、試薬保冷庫を更に小型化することが可能である。
(5)第5の実施形態
図8は、第5の実施形態に係る自動分析装置の試薬保冷庫1の断面構成例を示す図である。第5の実施形態では、上カバー50の固定のための樹脂製のフランジ29を樹脂枠11に設けるとともに、樹脂枠8の上部にフランジ30を設けている。上カバー50はボルト19およびナット20によって固定される。
このような構造にすることにより、ボルトやナットを通して周囲の熱が侵入することを防止できる。また、真空断熱材26の端部28をより外側に設置することができるので、上カバー50の断熱性能が向上し、上部断熱材6の厚さをさらに薄くできるので、試薬保冷庫1を更に小型化することが可能である。なお、ボルトおよびナットを試薬保冷庫1の外に設置することができるので、金属製のボルトおよびナットを用いることができる。
(6)まとめ
本実施形態では、断熱効率の高い真空断熱材を用いることによって断熱材の厚さを薄くしている。しかし、真空断熱材の端部は耳部43があるため、端部における断熱効率が端部以外に比べて落ちてしまう。そこで、真空断熱材(真空断熱材4、24から26)を試薬保冷庫1の周囲(側面、または/および上下部)に配置する場合に、真空断熱材の端部を冷却ジャケット2の上下端部および側面端部からずれた位置に配置して真空断熱材の端部と冷却ジャケット2との距離をできるだけ取るようにする。これにより、伝導率が大きい真空断熱材の端部を通って冷却ジャケット2に熱が侵入するのを抑制できるので、断熱材の断熱効果が改善される。そして、真空断熱材の断熱効果を最大限に活用することができるようになるため、真空断熱材以外の断熱材(ウレタン発泡材やポリスチレンフォーム等で構成される断熱材)の厚さを従来よりも薄くすることができる。このように、試薬保冷庫1の断熱材を従来の構成よりも薄くできるので、試薬保冷庫1、延いては自動分析装置のサイズを小型化することが可能となる。なお、当該自動分析装置としては、免疫分析装置や生化学分析装置等、一般に試薬を低温で保存する必要がある装置に適用することができる。
1 試薬保冷庫
2 冷却ジャケット
3 周囲断熱部(周囲断熱材)
4 真空断熱材
5 ウレタン発泡材
6 上部断熱材
7 下部断熱材
8、80 樹脂枠
9 上部樹脂材
10 下部樹脂材
11 樹脂枠
12、13 シール材
14、15 段差
16 冷却装置
17 試薬ボトル
18 試薬ディスク
19 ボルト
20 ナット
21 駆動部
22 ウレタン発泡材
23 樹脂枠
24、25 下部真空断熱材
26 上部真空断熱材
27 下部真空断熱材端部
28 上部真空断熱材端部
29、30 フランジ
31 スペーサ
41 芯材
42 外被材
50 上カバー
211 回転軸

Claims (12)

  1. 検体と試薬を反応させて前記検体中の成分を分析する自動分析装置であって、
    前記試薬を封入した複数の試薬容器を収納する冷却ジャケットと、
    前記冷却ジャケットの側面に設けられた側面断熱材と、
    前記冷却ジャケットの上部に設けられた上部断熱材と、
    前記冷却ジャケットの下部に設けられた下部断熱材と、
    前記側面断熱材の周囲を覆う枠部材と、
    前記冷却ジャケットを冷却する冷却装置と、を有する試薬保冷庫を備え、
    前記側面断熱材は、真空断熱材で構成される第1断熱材と、真空断熱材以外の材質の断熱材で構成される第2断熱材と、を含み、
    前記第1断熱材は、前記冷却ジャケットと前記枠部材の間の位置に設けられ、
    前記第2断熱材は、前記第1断熱材と前記冷却ジャケットの間と、前記第1断熱材と前記枠部材の間の一方または両方に設けられ、
    前記第1断熱材の上部は、前記冷却ジャケットの上面端部よりも上側に位置し、
    前記第1断熱材の下部は、前記冷却ジャケットの下面端部よりも下側に位置する、自動分析装置。
  2. 請求項1において、
    前記側面断熱材と前記上部断熱材との境界部分に第1段差部が設けられ、
    前記側面断熱材と前記下部断熱材との境界部分に第2段差部が設けられ、
    前記第1段差部と前記第2段差部で形成される第1空間に前記枠部材が配置され、前記第1段差部と前記第2段差部で形成される第2空間に前記冷却ジャケットが配置され、
    前記第1空間の高さ方向の距離は、前記第2空間の高さ方向の距離よりも大きい、自動分析装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1段差部および前記第2段差部は、樹脂材によって構成される、自動分析装置。
  4. 請求項1において、
    前記第2断熱材と前記下部断熱材とが一体に形成され、
    前記枠部材は、前記冷却ジャケットの下部まで覆うように延設され、
    前記枠部材には、前記第2断熱材と前記下部断熱材が充填されている、自動分析装置。
  5. 請求項4において、
    前記側面断熱材と前記上部断熱材との境界部分に段差部が設けられ、
    前記段差部と前記枠部材の底面部で形成される第1空間に前記第1断熱材が収容され、 前記段差部と前記枠部材の底面部で形成される第2空間に前記冷却ジャケットが配置され、
    前記第1空間の高さ方向の距離は、前記第2空間の高さ方向の距離よりも大きい、自動分析装置。
  6. 請求項5において、
    前記段差部は、樹脂材によって構成される、自動分析装置。
  7. 請求項1または4において、
    さらに、前記上部断熱材を覆う上部枠部材を備え、
    前記上部断熱材は、真空断熱材で構成される第3断熱材と、真空断熱材以外の材質の断熱材で構成される第4断熱材と、を含み、
    前記第3断熱材の端部が前記冷却ジャケットの側面端部よりも外側に位置する、自動分析装置。
  8. 請求項1または4において、
    さらに、前記下部断熱材を覆う下部枠部材を備え、
    前記下部断熱材は、真空断熱材で構成される第6断熱材と、真空断熱材以外の材質の断熱材で構成される第7断熱材と、を含み、
    前記第6断熱材の端部が前記冷却ジャケットの側面端部よりも外側に位置する、自動分析装置。
  9. 請求項1において、
    前記第2断熱材は、ウレタン発泡材で構成される、自動分析装置。
  10. 請求項2において、
    前記上部断熱材と前記枠部材とは、前記第1段差部においてボルトとナットによって連結される、自動分析装置。
  11. 請求項5において、
    前記上部断熱材と前記枠部材とは、前記段差部においてボルトとナットによって連結される、自動分析装置。
  12. 請求項10または11において、
    前記上部断熱材を覆う上カバーおよび前記枠部材にフランジがそれぞれ設けられ、
    前記フランジが前記ボルトと前記ナットによって連結される、自動分析装置。
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