JP7422908B1 - かつら - Google Patents
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Abstract
Description
かつらベースと、
前記かつらベースの糸状部材に取り付けられた擬毛と、
を備え、
前記糸状部材の長手方向に対して直交する断面視において、
前記擬毛は、前記かつらベースの表面及び裏面を結ぶ方向に前記糸状部材を貫通し、貫通部から前記糸状部材の外に出た前記擬毛が前記糸状部材の所定の領域を締め付けるようにして互いに結び付けられ、結び目から前記擬毛の先端部が表面側に延びており、
前記糸状部材の前記かつらベースにおける内側に位置する領域が前記擬毛で締め付けられており、
締め付けられて変形した前記糸状部材の外面に形成された凹部の中に前記結び目が配置されている。
各図面中、同一の機能を有する部材には、同一符号を付している場合がある。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態や実施例に分けて示す場合があるが、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張して示している場合もある。
はじめに、図1から図3Bを参照しながら、本発明の1つの実施形態に係るかつらの説明を行う。図1は、本発明の1つの実施形態に係るかつらを模式的に示す側面図である。図2は、図1の断面A-Aを拡大して模式的に示す側面断面図である。図3Aは、図2に示すかつらを形成するため、かつらベースの糸状部材に擬毛を取り付ける方法を模式的に示す側面断面図である。図3Bは、糸状部材としてマルチフィラメントの糸を用いる場合において、マルチフィラメントの糸を構成する個々の糸の編み方の状態と擬毛の取付状態との関係を模式的に示す斜視図である。図3Bでは、編み方の状態を明確に示すため、2本の糸でマルチフィラメントの糸が構成されている場合を示す。
(1)モノフィラメントの糸が、毛植え針を刺すことのできる素材であること。
(2)擬毛を補足した毛植え針を貫通させるのに十分な太さを備えること。
(3)毛植え針を刺した際にひび割れたりしない十分な弾性を有すること。
比較のため、図8を参照しながら、擬毛を糸状部材の全周に回して結び付ける従来のかつらについて説明する。図8は、結び目が視認され易い従来のかつらを模式的に示す側面断面図である。
次に、図4及び図5を参照しながら、糸状部材6の所定の領域を擬毛8で締め付けたとしても、結び目8Cが視認される虞のある比較例の説明を行う。図4は、結び目が視認され易い比較例を模式的に示す側面断面図である。図5は、結び目が視認され易いその他の比較例を模式的に示す側面断面図である。
次に、図6を参照しながら、糸状部材6の長手方向に対して直交する断面視における結び目8Cの好ましい位置について、更に詳細に述べる。図6は、本発明の1つの実施形態に係るかつらにおける擬毛の結び目の好ましい位置を示す図である。図6では、擬毛8が糸状部材6の中心領域を通る場合を示す。
図2においては、長手方向に対して直交する断面視における糸状部材6の周方向の一部の領域に凹部10が形成されている。結び目8Cで糸状部材6の外面が強く押されるので、基本的に結び目8Cが存在する領域に凹部10が形成されるが、これに限られるものではない。糸状部材6の弾性や擬毛8による締め付けの度合いによっては、締め付けられた領域が全体的に凹む場合もあり得る。次に、図7を参照しながら、凹部のその他の例を説明する。図7は、本発明の1つの実施形態に係るかつらが有する凹部のその他の例を模式的に示す平面図である。
本発明の第1の実施態様では、
かつらベースと、
前記かつらベースの糸状部材に取り付けられた擬毛と、
を備え、
前記糸状部材の長手方向に対して直交する断面視において、
前記擬毛は、前記かつらベースの表面及び裏面を結ぶ方向に前記糸状部材を貫通し、貫通部から前記糸状部材の外に出た前記擬毛が前記糸状部材の所定の領域を締め付けるようにして互いに結び付けられ、結び目から前記擬毛の先端部が表面側に延びており、
前記糸状部材の前記かつらベースにおける内側に位置する領域が前記擬毛で締め付けられており、
締め付けられて変形した前記糸状部材の外面に形成された凹部の中に前記結び目が配置されていることを特徴とするかつらである。
前記擬毛は、前記糸状部材の中心領域を通るように前記糸状部材を貫通していることを特徴とするかつらである。
前記凹部から出た前記擬毛の先端部が、前記糸状部材の前記擬毛で締め付けられていない領域の外面に当たって前記かつらベースから立ち上がるように延びていることを特徴とするかつらである。
前記糸状部材の長手方向に対して直交する断面視における前記糸状部材の中心角度において、前記中心領域及び前記かつらベースの表面を結ぶ方向に対して、10度以上80度以下の範囲の角度で交わる領域に前記結び目が配置されていることを特徴とするかつらである。
前記凹部から出た前記擬毛の先端部が前記かつらベースにおける外側に向けて延びていることを特徴とするかつらである。
前記糸状部材が、個々の糸が硬く編まれたマルチフィラメントの糸であることを特徴とするかつらである。
4 かつらベース
4A 植設領域
6、6’ 糸状部材
8、8’ 擬毛
8A 貫通部
8B 締付部
8C、8C’ 結び目
8D 先端部
10、10’ 凹部
102 かつら
106 糸状部材
108 擬毛
108C 結び目
F 表面
R 裏面
S1、S2、S1’、S2’ 糸
Claims (6)
- かつらベースと、
前記かつらベースのメッシュ状になった糸状部材に取り付けられた擬毛と、
を備え、
前記糸状部材の長手方向に対して直交する断面視において、
前記擬毛は、前記かつらベースの表面及び裏面を結ぶ方向に前記糸状部材を貫通し、貫通部から前記糸状部材の外に出た前記擬毛が前記糸状部材の所定の領域を締め付けるようにして互いに結び付けられ、結び目から前記擬毛の先端部が表面側に延びており、
かつら装着時における前記かつらベースの頭頂部側を内側とし、前記かつらベースの外縁側を外側とすると、
前記糸状部材の前記かつらベースにおける内側に位置する領域が前記擬毛で締め付けられており、
締め付けられて変形した前記糸状部材の外面に形成された凹部の中に前記結び目が配置されていることを特徴とするかつら。 - 前記擬毛は、前記糸状部材の中心領域を通るように前記糸状部材を貫通していることを特徴とする請求項1に記載のかつら。
- 前記凹部から出た前記擬毛の先端部が、前記糸状部材の前記擬毛で締め付けられていない領域の外面に当たって前記かつらベースから立ち上がるように延びていることを特徴とする請求項1に記載のかつら。
- 前記糸状部材の長手方向に対して直交する断面視における前記糸状部材の中心角度において、前記中心領域及び前記かつらベースの表面を結ぶ方向に対して、10度以上80度以下の範囲の角度で交わる領域に前記結び目が配置されていることを特徴とする請求項2に記載のかつら。
- 前記凹部から出た前記擬毛の先端部が前記かつらベースにおける外側に向けて延びていることを特徴とする請求項1に記載のかつら。
- 前記糸状部材が、個々の糸が硬く編まれたマルチフィラメントの糸であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のかつら。
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006025153A1 (ja) | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Aderans Co., Ltd. | 毛髪用止着具及びこれを備えたかつらとその装着方法並びにかつら装着用圧着具 |
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WO2009066606A1 (ja) | 2007-11-20 | 2009-05-28 | Aderans Holdings Co., Ltd. | かつら及びその製造方法 |
JP2012117172A (ja) | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Cyperous Inc | かつらとその製造方法 |
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WO2021049187A1 (ja) | 2019-09-10 | 2021-03-18 | 合同会社Haruchi | 人工毛締結具および人工毛締結方法 |
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2023
- 2023-02-08 JP JP2023017867A patent/JP7422908B1/ja active Active
Patent Citations (6)
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