JP7416547B2 - 補助部材、及び、施工方法 - Google Patents

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本発明は、レンガ等の直方体であるブロック状の建材をモルタルで組む際に用いられる補助部材及び、その補助部材を用いる施工方法に関する。
従来、レンガ等の直方体であるブロック状の建材をモルタルで組む際に、補助部材を用いて建材の間隔を一定に保つことが行われている。このような補助部材として、特許文献1に記載の補助部材がある。特許文献1に記載のレンガ積み工法では、針金を目地の幅に屈曲させ、目地の幅が一定となるようにレンガを積み上げている。
特開2003-306991号公報
特許文献1に記載のレンガの間隔を一定とすることはできるものの、レンガの間隔以外の目地の仕上がりに関しては考慮されていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、レンガ等の直方体であるブロック状の建材をモルタルで組む際の作業効率を向上させることが可能な補助部材、及び、施工方法を提供することにある。
第1の構成は、直方体であるブロック状の建材をモルタルで組む際に使用する補助部材であって、前記建材を上下に積み上げる際に、下段に位置する建材である下段建材の上面において、長辺に沿って載置される一対の長辺用板部と、前記一対の長辺用板部を、前記下段建材の短辺の幅よりも狭い内側間隔に配置する繋ぎ部と、を備え、前記長辺用板部は、所定の高さを有し、前記繋ぎ部は、前記下段建材から離間した位置で前記長辺用板部に連結されている。
第1の構成では、長辺用板部の間にモルタルを充填することで、所定の幅のモルタルを下段建材の上面に設けることができる。したがって、直方体であるブロック状の建材の側面からモルタルがはみ出たり、内側へと陥没したりする事態を抑制することができる。
第2の構成は、第1の構成に加えて、前記長辺用板部は、前記所定の高さが長手方向に亘って連続しており、前記繋ぎ部は、前記長辺用板部の上端よりも上方に位置する。
第2の構成では、モルタルを長辺用板部の高さと略一致するように長辺用板部の間に充填することで、略一定の高さのモルタルを設けることができる。したがって、建材の高さ一定としつつ水平に組むことができる。
第3の構成は、第1又は第2の構成に加えて、前記一対の長辺用板部は、対向する側とは反対側の面から直交して突出し、前記下段建材の沿わされた前記長辺の側の側面と位置合わせ可能な位置合わせ部を備える。
第3の構成では、モルタルの少なくとも一方の側面の位置を下段建材の側面から所定距離離間した一定の位置としたり、載置されるモルタルの中央を下段建材の中央と一致させたりすることができる。
第4の構成は、第1~第3いずれかの構成の補助部材を用いてブロック状の建材をモルタルで組む施工方法であって、前記下段建材の上面に請求項1又は請求項2に記載の補助部材を載置する段階と、前記下段建材の上面の前記長辺用板部の間に前記モルタルを載置する段階と、前記下段建材の上面から前記補助部材を離脱させる段階と、前記モルタルの上面に前記建材を載置する段階と、を実行する。
第4の構成では、第1~第3のいずれかの構成に係る補助部材を用いて建材をモルタルで組む施工方法を提供することができる。
第5の構成は、第4の構成に加えて、前記モルタルを載置する段階は、載置済みの前記モルタルの一部を前記長辺用板部の間に位置させつつ、前記補助部材を前記下段建材の並び方向にずれた位置における前記下段建材の上面に載置し、前記長辺用部材の間に前記モルタルを載置する段階を含む。
第5の構成では、載置済みのモルタルと一体となるように、同一幅のモルタルを建材の並び方向に載置することができる。したがって、下段建材の並び方向の全体に亘るように補助部材を配置することなく、下段建材の並び方向の全体に亘るモルタルを載置することができる。
第6の構成は、ブロック状の建材をモルタルで組む際に使用する補助部材であって、前記建材を積み上げる際に、下段に位置する建材である下段建材の上面において、長辺に沿って載置される一対の長辺用板部を有し、前記長辺用板部は、前記下段建材の沿わされた前記長辺の側の側面と位置合わせするための位置合わせ部と、所定の高さを有し、前記建材を積み上げる際に上段に位置する建材である上段建材を支持可能な支持部と、を備える。
第6の構成では、モルタルの側面の位置を下段建材の側面から所定距離離間した一定の位置としつつ、モルタルの上面に載置された上段建材の重さでモルタルが潰れる事態を抑制することができる。
第7の構成は、第6の構成に加えて、前記長辺用板部は、長手方向に延びる面から直交して突出し、前記支持部と等しい高さの突出板部を複数備え、前記突出板部の先端部又は中間部が前記位置合わせ部である。
第7の構成では、第6の構成における位置合わせ部の機能と支持部の機能の両方を、突出板部により実現することができる。
第8の構成は、第6又は第7の構成に加えて、前記長辺用板部の前記モルタルに当接する側には凹凸が設けられている。
第8の構成では、凹凸を用いてモルタルの側面に化粧を施すことができる。
第9の構成は、第6~第8のいずれかの構成の補助部材を用いてブロック状の建材をモルタルで組む施工方法であって、前記下段建材の前記長辺に対して前記位置合わせ部により位置合わせをして、前記下段建材の上面に第6~第8のいずれかの構成の補助部材を載置する段階と、前記下段建材の上面に前記モルタルを載置する段階と、前記モルタル及び前記支持部の上面に前記上段建材を載置する段階と、前記前記補助部材を離脱させる段階と、を実行する。
第9の構成では、第6~第8のいずれかの構成に係る補助部材を用いて建材をモルタルで組む施工方法を提供することができる。
第10の構成は、第1~3、6~8のいずれかの構成に加えて、前記長辺用板部は、長手方向に間隔を空けて設けられた、他の部分よりも強度が弱い弱化部を備える。
第10の構成では、必要に応じて長辺用板部の長さを変更することができる。
第11の構成は、第1~3、6~8、10のいずれかの構成に加えて、前記長辺用板部は、相互に組付け可能な組付け部を備える。
第11の構成では、長辺用板部どうしを組み付けることで、より長い補助部材を得ることができる。また、第10の構成に第11の構成を加えることで、弱化部で切断した部材を繋ぎ部として利用することができる。
第12の構成は、ブロック状の建材をモルタルで組む際に使用する補助部材であって、 幅が前記モルタルにより形成される目地の幅である、長尺板状の基部と、前記基部の厚さ方向における少なくとも一方から突出し、幅が前記基部の幅と等しい突出板部と、を備え、前記基部は、長手方向に間隔を空けて設けられた、他の部分よりも強度が弱い弱化部を備える。
第12の構成では、弱化部を利用して切断したうえで目地に埋め込むことができ、基部と突出板部とを利用して目地の幅が一定となるように、建材の間隔を規定することができる。
第13の構成は、第12の構成に加えて、前記突出板部の前記基部からの突出長は、隣り合う前記弱化部どうしの間隔よりも短い。
第13の構成では、基部が下段建材の上面に当接し、突出板部が上方へ起立するように載置する場合に、安定性を向上させることができる。
第14の構成は、第12又は第13の構成に加えて、前記突出板部の前記基部からの突出長は、前記建材の積み上げ方向の厚みよりも小さい。
第14の構成では、補助部材を隣接する建材間の目地の間隔を一定に保つべく用いる場合に、補助部材が建材の上面よりも上方へと突出することなく配置することができる。
第15の構成は、第12~第14のいずれかの構成に加えて、隣り合う前記弱化部の間隔は、前記建材の長辺の長さよりも小さい。
第15の構成では、補助部材の長さを建材の長辺の長さよりも短くすることができるため、ひとつの建材の上に補助部材をはみ出すことなく載置することができる。
第16の構成は、第12~第15のいずれかの構成に加えて、2つの前記突出板部が、前記弱化部を挟んで対向して設けられている。
第16の構成では、基部を弱化部を利用して切断した場合に、両端に突出板部が位置することとなり、立設時の安定性を向上させることができる。
第17の構成は、第12~第16のいずれかの構成に加えて、前記基部及び前記突出板部の少なくとも一方に、相互に組付け可能な組付け部が設けられている。
第17の構成では、弱化部を利用して切断した場合等に、組付け部を利用して構造を変更することができる。
本体部材の斜視図である。 本体部材の正面図である。 本体部材の背面図である。 本体部材の平面図である。 本体部材の底面図である。 本体部材の右側面図である。 本体部材の左側面図である。 複数の本体部材の斜視図である。 第1~第3繋ぎ部の斜視図である。 組み上げられた補助部材の斜視図である。 第1使用形態の使用例を示す図である。 第1使用形態の使用例を示す図である。 第1使用形態の別の例を示す図である。 第2使用形態の使用例を示す図である。 第2使用形態の使用例を示す図である。 第3使用形態の使用例を示す図である。 スペーサの斜視図である。 第4使用形態の使用例を示す図である。
本実施形態に係る補助部材は、レンガ等の直方体であるブロック状の建材をモルタルで組み、花壇や暖炉、ブロック塀等を形成する際に用いられるものである。 まず、実施形態に係る補助部材を構成する本体部材10の形状について、図1~7を参照して説明する。本体部材10は、硬質のプラスチックで形成されており、全体形状が長尺板状である。この本体部材10について、厚み方向を前後方向とし、幅方向を上下方向とし、長手方向を左右方向として説明する。
本体部材10は、厚み及び幅が一定であり、左右方向に延びる長方形状の基部11を備えている。この基部11の右端には、前方へ垂直に突出する矩形板状の第1突出板部12が設けられている。この第1突出板部12は、上下方向の幅が基部11の幅と略等しく、左右方向の厚みが基部11の厚みと略等しく、前後方向の長さは、上下幅よりも若干長い。第1突出板部12の前端寄りには、下方から上方へ向けて略矩形状に凹んだ凹部12aが設けられている。この凹部12aの前後幅は、上方へ向かうに従いやや縮幅しており、底部は、第1突出板部12の底面と略水平である。一方、第1突出板部12の後端よりには、上方から下方へむけて略矩形状に凹んだ上方凹部12bが設けられている。この上方凹部12bの前後幅は基部11の厚みと略等しく一定であり、下端は、第1突出板部12の下面と略水平である。
基部11の左端には、基部11の前面から前方へ突出し、前後方向に基部11と同等の厚みを有し、上下方向の幅が基部11と同等の連結部13が設けられている。この連結部13には、下方から上方へ向けて矩形状に凹んだ連結溝13aが設けられている。この連結溝13aの左右幅は基部11の厚みを略同等であり、下端は、連結部13aの上面と略水平である。
連結部13の左端には、左端部及び後端部を連結部13と共有する第2突出板部14が設けられている。この第2突出板部14は、上下方向の幅が基部11の幅と略等しく、左右方向の厚みが基部11の厚みと略等しく、前後方向の長さは、上下幅よりも若干長い。また、第2突出板部14の前端の基部11の背面からの長さは、第1突出板部12の基部11の背面からの長さと等しい。第2突出板部14の前端寄りには、下方から上方へ向けて略矩形状に凹んだ凹部14aが設けられている。この凹部14aの前後幅は、上方へ向かうに従いやや縮幅しており、底部は、第1突出板部14の上面と略水平である。また、凹部14aの前後方向における位置は、第1突出板部12における凹部12aの前後方向の位置と等しい。
基部11には、前方から後方に向けて楔状に窪んだ弱化部15が、左右方向において等間隔に5つ設けられている。この弱化部15は、上下方向に垂直に延び、上下方向では断面形状が均一であり、左右方向の幅は後方へ向けて徐々に狭まっている。すなわち、この弱化部15は、基部11の他の部分よりも強度が低下している。
第1突出板部12と最も右端の弱化部15との間には、基部11の前面から前方へ突出した第1嵌合部16が設けられている。第1嵌合部16は、基部11の前面から前方へ基部11の厚みと等しいぶんだけ垂直へ突出し、その位置から左へ向けて垂直に屈曲している。この第1嵌合部16の左端には、背面側へ向けて拡幅された返し16aが設けられており、その返し16aと、第1嵌合部16の垂直に突出した部分との間隔は、第1突出板部12の前端と、第1突出板部12の凹部13の正面側の面との幅と略等しい。
第2突出板部14と最も左端の弱化部15との間には、第1嵌合部16と左右対称な形状の第2嵌合部17が設けられている。すなわち、第2嵌合部17は、基部11の前面から前方へ基部11の厚みと等しいぶんだけ垂直へ突出し、その位置から右へ向けて垂直に屈曲し、その右端には返し17aが設けられている。
右から2番目及び左から2番目の弱化部15のそれぞれの両脇には、前方へ垂直に突出する矩形板状の第3突出板部18がそれぞれ設けられている。弱化部15と隣接する第3突出板部との間隔はいずれも等しく、基部11等の幅と略等しい。この第3突出板部18は、上下方向の幅が基部11の幅と略等しく、左右方向の厚みが基部11の厚みと略等しく、前後方向の長さは、第1突出板部12の前後方向の長さと略等しい。第3突出板部18の前端寄りには、下方から上方へ向けて略矩形状に凹んだ凹部18aが設けられている。この凹部18aの形状は、第1突出板部12及び第2突出板部14に設けられている凹部12a,14aの形状と同形状であるため、具体的な説明は凹部12a,14aの説明を援用する。
以上説明した本体部材10において、長手方向の長さ、すなわち第1突出板部12の右側面から第2突出板部14の左側面までの長さは、使用が想定されるレンガの長辺の長さよりも長い。また、第1突出板部12と対向する第3突出板部18との間の長さ、又は、第2突出板部14と対向する第3突出板部18との間の長さに、第1~第3突出板部12,14,18の前後方向の長さの2倍を加えた長さは、使用が想定されるレンガの短辺の長さと略等しい。
以上説明した本体部材10を成型するうえで、複数の本体部材10が接合した状態で成型が行われ、本体部材10どうしを切り離すことで、複数の本体部材を設けることができる。具体的には、図8に示すように、一方の本体部材10の第3突出板部18の前端の下方と、他方の本体部材10の基部11の背面の下方とが、板状の接合部19で接合されている。そして、その接合部19を両方の本体部材10から切り離すことで、複数の本体部材10を設けることができる。
以上説明した本体部材10を用いて、レンガをモルタルで組み上げる際の使用方法について、以下説明する。なお、以下の説明において、レンガを上下方向に組み上げるものとし、下側に配置されているレンガを下段レンガと称し、上側に配置されるレンガを上段レンガと称する。
<第1使用形態>
本使用形態に係る使用例について図9~図12を参照して説明する。なお、図9~12では、一部の符号の付与を省略しており、必要であれば、図1~7を参照すればよい。本使用形態では、本体部材10を偶数本、例えば2本使用する。加えて、本体部材10を右から2番目の弱化部15、及び、右から4番目の弱化部15で切断する。これにより、図9に示すように、一方の端部に第1突出板部12を備え、他方の端部に第3突出板部18を備える第1繋ぎ部21、両端のそれぞれに第3突出板部18を備える第2繋ぎ部22、一方の端部に第2突出板部14を備え、他方の端部に第3突出板部18を備える第3繋ぎ部23が形成される。そして、この第1~3繋ぎ部21~23のうちの1又は複数本、例えば2本使用する。
まず、図10に示すように、2本の本体部材10を、背面が対向するように間隔を空けて配置したうえで、第1~第3繋ぎ部21~23を用いて連結する。図10では、第1繋ぎ部21及び第3繋ぎ部23を用いて連結する例を示している。第1繋ぎ部21が備える第1突出板部12に設けられている凹部12aを、一方の本体部材10の第1嵌合部16に嵌合させ、第1繋ぎ部21が備える第3突出板部18に設けられている凹部18aを、他方の本体部材10の第2嵌合部17に嵌合させる。同様に、第3繋ぎ部23が備える第2突出板部14に設けられている凹部14aを、一方の本体部材10の第2嵌合部17に嵌合させ、第3繋ぎ部23が備える第3突出板部18に設けられている凹部18aを、他方の本体部材10の第1嵌合部16に嵌合させる。なお、第1繋ぎ部21又は第3繋ぎ部23の代わりに第2繋ぎ部22を用いてもよいし、第1~第3繋ぎ部21~23のいずれかを2つ用いるものとしてもよい。また、2本の本体部材10を第1~3繋ぎ部21~23のうちの1本のみで繋いでもよい。
以上のように補助部材が組み上がれば、図11に示すように、下段レンガ40の上に補助部材を載せる。このとき、第1~第3突出板部12,14,18の正面側端部の前後方向の位置は、下段レンガ40の長辺側のそれぞれの側面と一致するように載置する。そして、2本の本体部材10の背面間にモルタル50を充填する。このとき、モルタル50の上面が本体部材10の上面と略等しい高さとなるまで充填する。続いて、下段レンガ40の上から補助部材を取り外す。こうすることで、幅が本体部材10の背面の間隔と略等しく、高さが本体部材10の高さと略等しいモルタル50が下段レンガ40上に残ることとなる。モルタル50を載置する長さが本体部材10よりも長い場合には、モルタル50が載置されていない下段レンガ40の上面に補助部材を移動させ、モルタル50を載置する作業を繰り返せばよい。このとき、補助部材の本体部材10間に載置済みのモルタル50が位置するようにすれば、後から載置するモルタル50を先に載置させたモルタル50と一体化させることができ、これにより同一幅のモルタル50を延長させて載置することができる。したがって、下段レンガ40の並び方向の全体に亘るように補助部材を配置することなく、下段レンガ40の並び方向の全体に亘るモルタル50を載置することができるその後、図12に示すように、モルタル50の上に上段レンガ50を積むことで、一定の間隔の目地を設けた組み上げを行うことができる。
なお、本体部材10について、下段レンガ40の長辺に沿うように配置されるため、長辺用板部と称することができる。また、第1~第3突出板部12,14,18、連結部13、第1,第2嵌合部16,17は、相互に組付け可能な機能を有しているため、組付け部と称することができる。加えて、一対の長辺用板部(本体部材10)と第1~第3繋ぎ部21~23は、分離可能に相互に組付けられており、第1~第3繋ぎ部21~23における繋げられている方向(長辺用板部の対向方向)と直交する方向(長辺用板部の長手方向)の幅は、長辺用板部の上下方向の高さと同一の幅で長手方向に亘って連続しているということができる。これは、長辺用板部(本体部材10)を弱化部15等を利用して分割することで、第1~第3繋ぎ部21~23を設けることが可能であり、このことは、複数の長辺用板部(本体部材10)のみで図10に示す補助部材を形成することが可能であることを意味している。
上述した使用形態では2本の本体部材10を使用する例を説明したが、2本以上の偶数本、例えば、図13に示すように、4本の第2本体部材10を使用してもよい。この例では、まず、2本の本体部材10について、一方の本体部材10の第1突出板部12の左側面と、他方の第1突出板部10の第2突出板部14の右側面が対向して当接するように、一方の本体部材10の第1突出板部12の上方凹部12bに対して、他方の本体部材10の連結部13の連結溝13aを下方から嵌合させる。このようにして組み合わせた一対の本体部材10からなる部材を2対用意する。
続いて、上述した使用形態と同様に、一対の本体部材10からなる部材を第1~3繋ぎ部21~23で繋ぐ。なお、図13では、第1繋ぎ部21及び第2繋ぎ部23を1本ずつ使用する例を示しているが、第1~第3繋ぎ部21~23のいずれも取り付けられていない第1嵌合部16及び第2嵌合部17も第1~第3繋ぎ部21~23で繋ぐものとしてもよい。この場合には、補助部材全体の強度を向上させることができる。また、本体部材10の数についても6本以上としてもよい。
上記構成により、本使用形態に係る補助部材は、以下の効果を奏する。
・本体部材10の間にモルタル50を充填することで、所定の幅のモルタル50を下段レンガ40の上面に設けることができる。したがって、上段レンガ60と下段レンガ40の間の側面からモルタル50がはみ出たり、内側へと陥没したりする事態を抑制することができる。
・モルタル50を本体部材10の高さと略一致するように本体部材10の間に充填しているため、略一定の高さのモルタル50を設けることができる。したがって、上段レンガ60の下段レンガからの高さ一定としつつ水平に組むことができる。
・弱化部15を利用して本体部材10を切断することで第1~第3繋ぎ部21~23を形成することができるため、1種類の本体部材10を用いて機能の異なる複数の部材を設けることができる。
・第1~第3突出板部12,14,18及び連結部13を利用して相互に組付け可能であるため、補助部材全体の長さを必要な長さに調節することができる。
<第2使用形態>
本使用形態に係る使用例について図14及び図15を参照して説明する。なお、図14及び図15では、一部の符号の付与を省略しており、必要であれば、図1~7を参照すればよい。本使用形態では、1又は複数本の本体部材10を使用する。図14及び図15では、本体部材10を2本使用する例を示している。まず、2本の本体部材10を長手方向で連結し、補助部材とする。この連結方向については、第1使用形態における別の使用例と同等であるため、具体的な説明を援用する。続いて下段レンガ40の上に本体部材10を載せる。この場合に、本体部材10に設けられている第1~第3突出板部12,14,18の正面側端部の前後方向の位置が、下段レンガ40の長辺側の側面と一致するように配置する。続いて、本体部材10の背面側における下段レンガ40の上面にモルタル50を設ける。この場合には第1使用形態と同様に、本体部材の上面と略等しい高さまでモルタル50を設ける。
続いて、図15に示すように、下段レンガ40の上面にモルタル50に加えて2本の本体部材10からなる補助部材が載置されている状態で、モルタル50の上面に上段レンガ60を載置する。この場合には、上段レンガ60の下面はモルタル50の上面に当接するほか、補助部材の上面にも当接し、モルタル50に加えて補助部材にも支持される。
上段レンガ60が載置された後、補助部材を取り外すことで、第1使用形態の図12で示した例と同等の状態となり、レンガの組み上げが完了する。この補助部材の取り外しは、上段レンガ60を載置後にただちに行ってもよいが、モルタル50の硬化が進んで一定の硬度を得た後に行ってもよい。モルタル50が一定の硬度を得た後に行えば、上段レンガ60の重量でモルタル50が潰れたり漏れ出たりすることを抑制することができる。
なお、本体部材10について、下段レンガ40の長辺に沿うように配置されるため、第1使用形態と同様に、長辺用板部と称することができる。また、第1~第3突出板部12,14,18の先端部は、下段レンガ40との位置合わせに用いられるため、その先端部を位置合わせ部と称することができ、本体部材10の基部11の上面及び第1~第3突出板部12,14,18は上段レンガ60を支持するものであるため、支持部と称することができる。
上述した使用形態では、下段レンガ40の一方の長辺の側にのみ本体部材10を用いるものとしているが、両方の長辺の側に用いてもよい。また、第1~第3突出板部12,14,18の先端部を下段レンガ40の長辺側の側面と一致するように配置する代わりに、第1~第3突出板部12,14,18の先端よりも背面側の中間部、例えば、凹部12a,14a,18aの位置を、下段レンガ40の長辺側の側面と一致するように配置するものとしてもよい。
上記構成により、本使用形態に係る補助部材は、以下の効果を奏する。
・第1~第3突出板部12,14,18の先端部を位置合わせ部として、下段レンガ40との位置合わせに用いているため、モルタル50の側面の位置を下段レンガ40の側面から所定距離離間した一定の位置とすることができる
・本体部材10の基部11及び第1~第3突出板部12,14,18で上段レンガ60を支持するため、モルタル50の上面に載置された上段レンガ60の重さでモルタルが潰れて側面からはみ出る事態を抑制することができる。
・弱化部15を利用して本体部材10を切断したり、第1~第3突出板部12,14,18及び連結部13を利用して本体部材10どうしを組付けしたりすることで、必要に応じて本体部材10の長さを変更することができる
<第3使用形態>
本使用形態に係る使用例について図16を参照して説明する。本使用形態では、第1使用形態において用いた第1~第3繋ぎ部21~23を補助部材として1又は複数本使用する。図16では、第2繋ぎ部22を使用する例を示している。
まず、組み上げられた下段レンガ40の上面に、モルタル50を載置する。モルタル50を下段レンガ40の上面に載置するうえで、第1使用形態又は第2使用形態と同等の方法を採用することができる。続いて、第1~第3繋ぎ部21~23をモルタル50に埋め込むことで、下段レンガ40上に載置する。図16では、第2繋ぎ部22がモルタル50により視認が困難であるため、モルタル50の描画を省略している。このとき、なるべく下段レンガ40の長辺から離れた位置、具体的には、下段レンガ40の幅方向の略中央に位置するように配置する。第1実施形態及び第2実施形態で説明したように、モルタル50の高さは本体部材10の基部11等の幅と略等しいため、モルタル50の上面は第1~第3繋ぎ部21~23の上面と略等しい高さとなっており、モルタル50により第1~第3繋ぎ部21~23の前後左右の各面は埋没し、上面のみが視認可能であるか、若しくは、モルタル50により上面も覆われることとなる。モルタル50を載置した後については、第1使用形態又は第2実施形態と同様に上段レンガ60を載置することで、レンガの組み上げが完了する。
なお、本使用形態において、モルタル50を載置する前に第1~第3繋ぎ部21~23を載置しておき、その第1~第3繋ぎ部21~23を埋めるようにモルタル50を載置するものとしてもよい。また、下段レンガ40の上面に第1~第3繋ぎ部21~23と同形状のものを補助部材として載置しているが、第1~第3繋ぎ部21~23をさらに弱化部15で切断したものを載置するものとしてもよい。また、本体部材10を中央の弱化部15で切断し、本体部材10を2分割したものを補助部材としてもよいし、他の1又は複数の弱化15で切断したものを使用してもよい。さらに、本体部材10を弱化部15で切断せずに載置してもよい。
上記構成により、本使用形態における補助部材は、以下の効果を奏する。
・弱化部15を利用して切断したうえで目地に埋め込むことができ、基部11と第1~第3突出板部12,14,18とを利用して目地の幅が一定となるように、上段レンガ60と下段レンガ40との間隔を規定することができる。
・弱化部15を利用して補助部材の長さを下段レンガ40の長辺の長さよりも短くすることができるため、ひとつの下段レンガ40の上に補助部材をはみ出すことなく載置することができる。
・弱化部15で切断した際に、基部11の両端に第1~第3突出板部12,14,18が位置し、全体形状がコの字状となるため、載置時の安定性を向上させることができる。
<第4使用形態>
本使用形態に係る使用例について図17及び18を参照して説明する。本使用形態では、第1使用形態において用いた第1~第3繋ぎ部21~23を、長手方向の略中央に設けられている弱化部15で切断し、図17に示すスペーサ31を形成する。このスペーサ31は、第1~第3繋ぎ部21~23のいずれを切断した場合にも、一方の端部には第1~第3突出板部12,14,18のいずれかが設けられ、他方の端部には第1~第3突出板部12,14,18のいずれも設けられていないものとなる。なお、図17では、一方の端部に第3突出板部18が設けられている例を示している。第1~第3繋ぎ部21~23第2繋ぎ部22を使用する例を示している。
本使用形態に係る使用例において、スペーサ31は、下段レンガ40の上へのモルタル50の載置を済ませた状態で使用する。このモルタル50の載置は、第1使用形態又は第2使用形態と同様に行えばよいし、第2形態と同様の方法により行うのであれば、スペーサ31の使用時に、本体部材10がモルタル50の側面に残存していることとなる。また、第3使用形態のように、モルタル50に第1~第3繋ぎ部21~23を埋め込んでおいてもよい
スペーサ31は、ひとつの上段レンガ60をモルタル50の上に載置したあと、背面がモルタル50に当接し上端及び下端の一方が上段レンガ60の短辺側の側面に当接するように配置する。すなわち、スペーサ31が備える第1~第3突出板部12,14,18のいずれがが、上方を向くようにして載置される。スペーサ31が載置されれば、そのスペーサ31を挟むように、別の上段レンガ60をスペーサ31の上端及び下端の他方に当接するように載置する。こうすることで、上段レンガ60の間隔がスペーサの上下幅と等しくなるように保つことができる。別の上段レンガ60が載置された後、上段レンガ60の間にモルタル50を流し込む。なお、上段レンガ60の間にモルタル50を流し込む際に、上段レンガ60の間に本体部材10を当接させておき、モルタル50の流出を抑制してもよい。
一方、スペーサ31をモルタル50上に配置する代わりに、スペーサ31の背面が下段レンガ40の上面に当接するように、モルタル50の載置前又は載置後にスペーサ31をモルタル50に埋め込んで使用するものとしてもよい。この場合でも、第1~第3突出板部12,14,18のスペーサ31の背面からの突出長が、スペーサ31の上下幅、すなわち目地となるモルタル50の高さよりも大きく形成されているため、第1~第3突出板部12,14,18の先端がモルタル50に埋もれることなく突出し、上段レンガ60の短辺側の側面に当接させることができる。
上記構成により、本使用形態における補助部材は、以下の効果を奏する。
・補助部材を隣接する建材間の目地の間隔を一定に保つべく用いる場合に、補助部材が建材の上面よりも上方へと突出することなく配置することができる。
・第1~第3突出板部12,14,18が上段レンガ60の高さよりも短いため、第1~第3突出板部12,14,18が上段レンガよりも上方へと突出する事態を抑制することができる。
<変形例>
・実施形態では、本体部材10に弱化部15を設け、本体部材10を弱化部15で切断することで、第1使用形態及び第3使用形態における第1~第3繋ぎ部21~23や、第4使用形態におけるスペーサ31を形成するものとした。この点、第1使用形態では、弱化部15を設けず、第1~第3繋ぎ部21~23と略同等の長さを有する別の部材を使用してもよい。また、第3使用形態及び第4使用形態では、本体部材10等と同等の高さを有する別の部材を使用してもよい。
・実施形態では、第1~第3突出板部12,14,18に凹部12a,14a,18aを設けるものとしたが、凹部12a,14a,18aは本体部材10を分割して第1~第3繋ぎ部21~23として使用する場合に用いるものであるため、上述した変形例のように第1~第3繋ぎ部21~23と同等の機能を有する部材を用いる場合には、凹部12a,14a,18aは設けなくてもよい。
・実施形態では、本体部材10の長さをレンガ40,60の長辺よりも長いものとしたが、本体部材10の長さはレンガ40,60の長辺よりも短くてもよい。この場合には、図13で示したように、本体部材10どうしを長手方向で繋げて延長することで、レンガ40,60の長辺よりも長くする等すればよい。
・各使用形態では、補助部材を下段レンガ40の長辺側の側面に沿わせて用いるものとしたが、建造物の角や端等ではレンガの短辺にも目地を形成する必要があるため、補助部材を下段レンガ40の短辺側の側面に沿わせて用いるものとしてもよい。この場合には、本体部材10を弱化部15で適宜切断して補助部材とし、短辺の長さに合致した長さとすればよい。
・本体部材10の各部の形状は使用形態と同等又は類似の機能を発揮できるものであれば、適宜変更、追加、又は削除が可能である。
・実施形態では、レンガをモルタルを用いて組むものとしたが、レンガ以外の直方体であるブロック状の建材、例えばコンクリートブロックや石材をモルタルで組む場合にも用いることができる。この場合には、建材の形状に応じて本体部材10の大きさや、各部の形状等を適宜変更すればよい。また、直方体という文言について、コンクリートブロック等のように、空洞が設けられていたり、側面に凹溝が設けられていたりするものも含むものである。加えて、角に面取りが行われる等して角が曲面状等となっているものについても、直方体という文言に含むものである。
本体部材…10、基部…11、第1突出板部…12、連結部13、第2突出板部…14、弱化部…15、第1嵌合部…16、第2嵌合部…17、第3突出板部…18、第1繋ぎ部…21、第2繋ぎ部22、第3繋ぎ部23、スペーサ…31、下段レンガ…40、モルタル…50、上段レンガ…60

Claims (12)

  1. 直方体であるブロック状の建材をモルタルで組む際に使用する補助部材であって、
    前記建材を上下に積み上げる際に、下段に位置する建材である下段建材の上面において、長辺に沿って載置される一対の長辺用板部と、
    前記一対の長辺用板部を、前記下段建材の短辺の幅よりも狭い内側間隔に配置する繋ぎ部と、を備え、
    前記長辺用板部は、所定の高さを有し、前記建材を積み上げる際に上段に位置する建材である上段建材を支持可能な支持部を備え、
    前記繋ぎ部は、前記下段建材から離間した位置で前記長辺用板部に連結されている、補助部材。
  2. 前記長辺用板部は、長手方向に延びる面から直交して突出し、前記支持部と等しい高さの突出板部を複数備え、
    前記突出板部の先端部又は中間部が前記下段建材の沿わされた前記長辺の側の側面と位置合わせするための位置合わせ部として機能する、請求項に記載の補助部材。
  3. 前記長辺用板部の前記モルタルに当接する側には凹凸が設けられている、請求項又はに記載の補助部材。
  4. 直方体であるブロック状の建材をモルタルで組む際に使用する補助部材であって、
    前記建材を上下に積み上げる際に、下段に位置する建材である下段建材の上面において、長辺に沿って載置される一対の長辺用板部と、
    前記一対の長辺用板部を、前記下段建材の短辺の幅よりも狭い内側間隔に配置する繋ぎ部と、を備え、
    前記長辺用板部は所定の高さを有し、
    長手方向に間隔を空けて設けられた、他の部分よりも強度が弱い弱化部を備え、
    前記繋ぎ部は、前記下段建材から離間した位置で前記長辺用板部に連結されている、補助部材。
  5. 前記長辺用板部は、相互に組付け可能な組付け部を備える、請求項に記載の補助部材。
  6. 直方体であるブロック状の建材をモルタルで組む際に使用する補助部材であって、
    前記建材を上下に積み上げる際に、下段に位置する建材である下段建材の上面において、長辺に沿って載置される一対の長辺用板部と、
    前記一対の長辺用板部を、前記下段建材の短辺の幅よりも狭い内側間隔に配置する繋ぎ部と、を備え、
    前記長辺用板部は所定の高さを有し、
    相互に組付け可能な組付け部を備え、
    前記繋ぎ部は、前記下段建材から離間した位置で前記長辺用板部に連結されている、補助部材。
  7. 前記長辺用板部は、前記所定の高さが長手方向に亘って連続しており、
    前記繋ぎ部は、前記長辺用板部の上端よりも上方に位置する、請求項1~6のいずれか1項に記載の補助部材。
  8. 前記一対の長辺用板部は、対向する側とは反対側の面から直交して突出し、前記下段建材の沿わされた前記長辺の側の側面と位置合わせ可能な位置合わせ部を備える、請求項1~7のいずれか1項に記載の補助部材。
  9. 請求項4~6のいずれか1項に記載の補助部材を用いてブロック状の建材をモルタルで組む施工方法であって、
    前記下段建材の上面に請求項4~6のいずれか1項に記載の補助部材を載置する段階と、
    前記下段建材の上面の前記長辺用板部の間に前記モルタルを載置する段階と、
    前記下段建材の上面から前記補助部材を離脱させる段階と、
    前記モルタルの上面に前記建材を載置する段階と、を実行する、施工方法。
  10. 前記モルタルを載置する段階は、
    載置済みの前記モルタルの一部を前記長辺用板部の間に位置させつつ、前記補助部材を前記下段建材の並び方向にずれた位置における前記下段建材の上面に載置し、前記長辺用板部の間に前記モルタルを載置する段階を含む、請求項に記載の施工方法。
  11. 前記長辺用板部は、前記長辺用板部の厚さ方向における少なくとも一方から突出し、高さが前記長辺用板部の高さと等しい突出板部を備える、請求項1、4~7のいずれか1項に記載の補助部材
  12. 請求項に記載の補助部材を用いてブロック状の建材をモルタルで組む施工方法であって、
    前記下段建材の前記長辺に対して前記位置合わせ部により位置合わせをして、前記下段建材の上面に請求項に記載の補助部材を載置する段階と、
    前記下段建材の上面に前記モルタルを載置する段階と、
    前記モルタル及び前記支持部の上面に前記上段建材を載置する段階と、
    前記補助部材を離脱させる段階と、を実行する、施工方法。
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