JP3939283B2 - ブロックおよびブロック連結具 - Google Patents

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    • E02D29/0283Retaining or protecting walls characterised by constructional features of mixed type

Description

本発明は、一般住宅の建設現場など比較的小規模で高低差のある土地に構築されるコンクリート擁壁の建設資材として使用するブロックおよびブロック連結具に関する。
高低差のある土地にコンクリート擁壁を構築する場合、施工現場である地盤上にコンクリートブロックを積み上げていくことによって対向する一対の壁体を形成し、これらの壁体の間にコンクリートを打設するという工法が採られることがある。
このようなコンクリート擁壁の建設工事に使用されるコンクリートブロックとして、一対のブロック同士を平行状態で連結する手段を備えたコンクリート打込用コンクリートブロックがある(例えば、特許文献1,2参照)。
実開平6−74705号公報(第2−5頁) 実開平6−79915号公報(第2−5頁)
特許文献1,2に記載されたコンクリートブロックは、いずれも連結手段として、2つの連結具を必要とするため、連結作業に手間がかかり、工期遅延の原因となる。また、ブロックに形成された凹状の嵌合溝に連結具の一部を差し込み、両者を緊密に嵌合させることによって連結する方式であるため、嵌合溝内に土砂などが付着すると連結具の差し込みが困難となり、作業性を阻害する。
このため、連結具を嵌合溝に差し込む前に嵌合溝内に付着した土砂などを完全に除去する必要があり、このような除去作業にも多くの時間が費やされている。特に、特許文献2に記載されたコンクリートブロックの嵌合溝は、その長手方向の形状が行き止まりとなっているため、土砂などが付着、蓄積しやすく、これらの土砂などを除去するのも困難である。
また、これらのコンクリートブロックにおいて、嵌合溝内に付着している土砂などが原因で連結具を嵌合溝に差し込み難い場合、連結具を叩いたり、加圧したりして、無理に嵌合溝内に差し込もうとすると、連結具が楔として作用するため、ブロックに亀裂が生じたり、割れたりして、使用不能となることも少なくない。
さらに、嵌合溝の端面はブロックの上面に開口した状態で形成されているため、ブロックの上に他のブロックが積み上げられると、下側に位置するブロックの嵌合溝に対する連結具の差し込みを行うことができなくなる。したがって、ブロックの連結作業とブロックの積み上げ作業とをブロック1段ごとに交互に行う必要があり、組み立て作業に多くの労力と時間を要している。
そのほか、特許文献1に記載されたコンクリートブロックの場合、2つの当該ブロックを連結したものを一つの単位として積み上げていく必要があるため、積み上げ作業中に、隣接するブロックとの位置関係がずれやすい。
本発明が解決しようとする課題は、比較的短い期間内で容易にコンクリート擁壁を構築することのできる、ブロックおよびブロック連結具を提供することにある。
本発明のブロックは、縦横に密着させて複数配列することにより壁体を形成可能なブロックであって、壁体の外面となる連続平面を形成するための平面状の正面部と、この正面部の背面側の当該ブロック上面より低い位置に当該ブロックと一体的に水平方向に突出状に形成された連結具係止部とを備え
前記正面部と平行に上下方向に貫通した空洞部を中央部に設け、長手方向が前記正面部と平行をなす曲面状の溝を左右側面に形成したことを特徴とする。
このような構成とすることにより、本発明に係るブロックをその背面同士を対向させ一定間隔を隔てた状態で複数配置し、対向位置にある連結具係止部同士をブロック連結具を用いて連結しながら、当該ブロックを縦横に密着させて積み上げていくと、一定間隔を隔てて対向する2つの壁体が形成される。この後、これらの壁体の間にコンクリートを打設して固化させれば、コンクリート擁壁を形成することができる。したがって、鉄筋工や型枠工などの熟練作業者を必要とせず、比較的短い期間内で容易にコンクリート擁壁を構築することができる。
ここで、前記連結具係止部を一定間隔を隔てて複数設ければ、背面側を対向させて配置したブロック同士を複数箇所で連結することが可能となるため、連結状態を確実かつ安定したものとすることができる。なお、複数の連結具係止部は、一定間隔ごとに水平方向に配置することが望ましい。
一方、隣接する他の当該ブロックと相対的に水平移動不能に接合するための接合手段を上面、下面、右側面および左側面に設けることが望ましい。このような接合手段を設ければ、当該ブロックを縦横に密着させて積み上げて壁体を形成するとき、隣接するブロック同士が互いに水平方向へずれないように接合することができるようになる。このため、ブロックを縦横に積み上げて行くときの作業性および施工精度が向上するだけでなく、安全性も高まる。また、このような接合手段を設けることによって目地セメントが不要となるため、目地セメントの施工に要していた労力および資材が不要となるだけでなく、目地セメントの固化を待つ必要もなくなるため、工期短縮を図ることができる。
この場合、前記接合手段として、隣接する他の当該ブロックの接合手段である凸条または凹溝と嵌合可能な凹溝または凸条を設けることが望ましい。このような凹溝または凸条を設ければ、当該ブロックを縦横に積み上げていくとき、凸条または凹溝を隣接するブロックの凹溝または凸条に嵌合させるだけで確実な接合を行うことができるようなる。
また、前記正面部の周辺の一部に、その背面側まで貫通する切欠部を設けることが望ましい。このような切欠部を設ければ、複数の当該ブロックを縦横に積み上げて構成した壁体の背面部分にコンクリートを打設したとき、壁体の外面から背面に貫通した切欠部が空気抜き通路として機能するため、コンクリート中の残留空気をなくすことができる。このため、残留空気に起因する強度低下を回避することができる。
また、前記壁体の背面部分に打設したコンクリートが切欠部の位置に達すると、コンクリートに含まれる水分の一部が切欠部から漏出するので、その位置までコンクリートが打設されたことを確認することができ、確実な施工を行うことができるようになる。
一方、ブロックの正面部をその背面側へ凭れる方向に傾斜させた形状にすることもできる。上面部をこのような形状とすれば、当該ブロックを縦横に積み上げて壁体を形成していくとき、上方に位置するブロックを一定距離ずつ背面側へずらせて積み上げていくことにより、傾斜した正面部が連続した傾斜平面をなすように配列すれば、全体的に背面側へ凭れる方向に傾斜した外面を有する壁体を構築することができる。
したがって、対向する一対の壁体の一方の外面を傾斜させた形状とする必要のある重力式コンクリート擁壁を構築する場合、型枠なしで当該重力式コンクリート擁壁を構築することが可能となる。このため、型枠用資材および型枠工が不要となり、大幅な工期短縮を図ることができる。
次に、本発明のブロック連結具は
帯材の両端をそれぞれL字状に折り曲げて形成された接合部を有する連結部材と、
前述したブロックの連結具係止部を着脱可能に把持するための略コ字形状の把持部および前記連結部材の接合部を着脱可能に挿入するためのポケット部を有する把持部材と、を備え、
前記連結部材の接合部を前記把持部材のポケット部に挿入して形成したことを特徴とする。このような構成とすることにより、背面部分を対向させて配置した前記ブロックの連結具係止部を、連結部材の両端部に接合された把持部材の把持部でそれぞれ把持するだけの簡単な作業で、ブロック同士を連結することが可能となる。このため、作業性が大幅に向上し、工期の短縮を図ることもできる。
ここで、前記連結部材の両方の端部にそれぞれ複数の把持部を一定間隔を隔てて配置した前記把持部材を接合することが望ましい。このような構成とすれば、一つのブロック連結具により、ブロックの複数箇所を把持することができるので、さらに確実な連結状態を得ることができる。また、隣接するブロック同士を跨ぐようにしてそれぞれのブロックの連結具係止部を把持することも可能となるので、隣接するブロック同士のずれを防止することも可能となる。
複数の前記把持部の配置間隔を、本発明に係る前記ブロックに形成された複数の連結具係止部の配置間隔と略同一とすることが望ましい。このような構成とすれば、ブロックに形成された複数の連結具係止部をそれぞれの把持部で的確に把持することができるようになるため、確実な連結状態を得ることができるようになり、連結作業性も向上する。
(1)縦横に密着させて複数配列することにより壁体を形成可能なブロックにおいて、壁体の外面となる連続平面を形成するための平面状の正面部と、この正面部の背面側の当該ブロック上面より低い位置に当該ブロックと一体的に水平方向に突出状に形成された連結具係止部とを備え
前記正面部と平行に上下方向に貫通した空洞部を中央部に設け、長手方向が前記正面部と平行をなす曲面状の溝を左右側面に形成したことにより、鉄筋工や型枠工などの熟練作業者を必要とせず、比較的短い期間内で容易にコンクリート擁壁を構築することができるようになる。
(2)前記連結具係止部を一定間隔を隔てて複数設ければ、背面側を対向させて配置したブロック同士を複数箇所で連結することが可能となるため、確実な連結状態が得られ、安定性も向上する。
(3)隣接する他の当該ブロックと相対的に水平移動不能に接合するための接合手段を上面、下面、右側面および左側面に設ければ、ブロックを縦横に積み上げて行くときの作業性および施工精度が向上し、安全性も高まり、目地セメントの施工に要していた労力および資材が不要となり、工期短縮を図ることができる。
(4)前記接合手段として、隣接する他の当該ブロックの接合手段である凸条または凹溝と嵌合可能な凹溝または凸条を設ければ、当該ブロックを縦横に積み上げていくとき、凸条または凹溝を隣接するブロックの凹溝または凸条に嵌合させるだけで確実な接合を行うことができるようなる。
(5)前記正面部の周辺の一部に、その背面側まで貫通する切欠部を設ければ、壁体の背面部分に打設されたコンクリート中の残留空気に起因する強度低下を回避することができる。また、コンクリートの打設位置を目視確認することが可能となり、確実な施工を行うことができるようになる。
(6)ブロックの正面部をその背面側へ凭れる方向に傾斜させた形状とすれば、全体的に背面側へ凭れる方向に傾斜した外面を有する壁体を比較的容易に構築することができるようになるため、型枠用資材および型枠工が不要となり、大幅な工期短縮を図ることができる。
(7)帯材の両端をそれぞれL字状に折り曲げて形成された接合部を有する連結部材と、
前述したブロックの連結具係止部を着脱可能に把持するための略コ字形状の把持部および前記連結部材の接合部を着脱可能に挿入するためのポケット部を有する把持部材と、を備え、
前記連結部材の接合部を前記把持部材のポケット部に挿入してブロック連結具を形成したことにより、背面部分を対向配置した前記ブロックの連結具係止部を、連結部材の両端部に接合された把持部材の把持部でそれぞれ把持する簡単な作業でブロック同士を連結することが可能となるため、作業性が大幅に向上し、工期の短縮を図ることもできる。
(8)前記連結部材の両方の端部にそれぞれ複数の把持部を一定間隔を隔てて配置した前記把持部材を接合すれば、一つのブロック連結具でブロックの複数箇所を把持することができるので、さらに確実な連結状態を得ることができる。また、隣接するブロックを跨ぐように把持することも可能となるので、隣接するブロック同士のずれを防止することも可能となる。
(9)複数の前記把持部の配置間隔を、前記ブロックに形成された複数の連結具係止部の配置間隔と略同一とすれば、ブロックの連結具係止部をそれぞれの把持部で的確に把持可能となるため、より確実な連結状態を得が得られ、連結作業性も向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態であるブロックを示す平面図、図2は図1に示すブロックの正面図、図3は図1に示すブロックの底面図、図4は図1に示すブロックの背面図、図5(a)は図1に示すブロックの左側面図、図5(b)は図1に示すブロックの右側面図である。
本実施形態のブロック10は、後述する図17,図18に示すように縦横に密着させて複数配列することにより垂直な外面31を有する壁体30を形成可能なコンクリートブロックであって、壁体30の外面31となる連続平面を形成するための平面状の正面部18と、この正面部18の背面側に形成された複数の突出状の連結具係止部12とを備えている。複数の連結具係止部12は、その背面側に正面部18と平行に形成された平板体11の一部によって形成されている。これらの連結具係止部12は、ブロック10の背面側に水平方向に一定間隔ごとに配置されている。
また、ブロック10同士を縦横に配列したとき隣接する他のブロック10と相対的に水平移動不能に接合するための接合手段として、その上面および右側面の正面部18寄りの部分に正面部18と平行な凸条13を設けるとともに、その左側面および下面の正面部18寄りの部分に凸条13が嵌入可能な凹溝14を設けている。
さらに、図1,図3に示すように、ブロック10の中央部には正面部18と平行に上下方向に貫通した空洞部15が設けられ、ブロック10の左右側面にはそれぞれU状溝16がその長手方向が正面部18と平行をなすように形成されている。また、図5に示すように、ブロック10の上面および下面にはそれぞれU状切欠部17が形成されている。なお、ブロック10は既存のブロックマシンを使用して製造することができる。
次に、図6〜図10を参照して、本発明の第2実施形態であるブロック20について説明する。図6は本発明の第2実施形態であるブロックを示す平面図、図7は図6に示すブロックの正面図、図8は図6に示すブロックの底面図、図9は図6に示すブロックの背面図、図10(a)は図6に示すブロックの左側面図であり、図10(b)は図6に示すブロックの右側面図である。
本実施形態のブロック20は、後述する図17に示すように、縦横に密着させて複数配列することにより全体的に背面側へ凭れる方向に傾斜した外面41を有する壁体40を形成可能なコンクリートブロックであって、壁40体の外面41となる連続平面を形成するための平面状の正面部28と、この正面部28の背面側に形成された複数の突出状の連結具係止部22とを備えている。
ブロック20の正面部28は背面側へ凭れる方向に傾斜させた形状となっており、複数の連結具係止部22は、その背面側に正面部28と平行に形成された2つの平板体21の一部によって形成されている。これらの連結具係止部22は、ブロック20の背面側に水平方向に一定間隔ごとに配置されている。
また、ブロック20同士を縦横に配列したとき隣接する他のブロック20と相対的に水平移動不能に接合するための接合手段として、その上面の正面部28寄りの部分および左側面に平板体21と平行な凸条23を設けるとともに、その下面の正面部28寄りの部分および右側面に凸条23が嵌入可能な凹溝24を設けている。
さらに、図6,図8に示すように、ブロック20の正面部28の背面側および左右側面には、その長手方向が平板体21と平行をなす合計4つのU状溝25,26が設けられている。また、図6,図7,図9に示すように、ブロック20の上面には、その背面側まで貫通する合計4つの切欠部27が形成されている。切欠部27の横断面形状はいずれも略V字形状であり、左右両端に位置する2つの切欠部27はそれぞれU状溝26まで貫通しており、中央寄りに位置する2つの切欠部27はそれぞれU状溝25まで貫通している。なお、ブロック20も既存のブロックマシンを使用して製造することができる。
次に、図11,図12を参照して、本発明の第3実施形態であるブロック連結具50について説明する。図11は本発明の実施の形態であるブロック連結具の斜視図、図12は図11に示すブロック連結具の分解斜視図である。
図11,図12に示すように、本実施形態のブロック連結具50は、帯材の両端を同じ方向へL字状に折り曲げることによって形成された一定長さの連結部材51と、この連結部材51の両端の接合部51aにそれぞれ着脱可能に接合される把持部材52とによって構成されている。把持部材52の本体部52aはその平面視形状が略く字形状をなしており、その中央部分には、本体部52aの一部を延設して形成した舌片52bを上方へ180度折り曲げて本体部52aと対向させることによってポケット部52cが形成されている。
連結部材51の両端の接合部51aをそれぞれ把持部材52のポケット部52c内へ着脱可能に挿入することにより、連結部材51と把持部材52とを接合することができる。このとき、接合部51aをポケット部52c内へ容易に誘導することができるように、舌片52bの先端部は本体部52aから離隔する方へ曲がった形状に形成されている。また、本体部52aにおける舌片52bの対向面の両側に鈍角状の折り曲げ部52fを設けているため、ポケット部52cに挿入した接合部51aが把持部52d方向へずれることがない。
なお、ポケット部52cを形成する方法は前述した方法(本体部52aの一部を延設した舌片52bを上方へ180度折り曲げて本体部52aと対向させる方法)に限定するものではないので、例えば、舌片52bと同幅の帯材を側縁から見て圧縮したS字状またはZ字状に折り畳んだ部材を形成しておき、この部材を、舌片52bなしの形状に製作した本体部52aの中央部分(2つの折り曲げ部52fの間の部分)に取り付けることによって接合部51aを挿入するためのポケット部52cを形成することもできる。
なお、長さの異なる複数種類の連結部材51を用意しておけば、それらを選択的に使用することによって2つの把持部材52の配置間隔の異なるブロック連結具を形成することができる。これにより、ブロック10とブロック20との配置間隔の違いに対応することができる。
把持部材52の本体部52aの両端には、それぞれ開口部分を下に向けた略コ字形状の把持部52dが設けられている。把持部52dの隙間52eは、ブロック10,20の連結具係止部11,22の厚さとほぼ同等あるいは若干小さめに作られている。また、連結部材51および把持部材52はいずれも弾性材料で形成されているため、ポケット部52cに挿入した接合部51aは舌片52bの弾性力によって保持され、把持部52dの弾性力によってブロック10,20の連結具係止部11,22を把持することができる。
次に、図13〜図16を参照して、ブロック連結具50を用いてブロック10,20を連結する機構について説明する。図13〜図16はいずれもブロック10とブロック20とをブロック連結具50で連結した状態を示す斜視図である。
図13に示すように、背面部分を対向させて配置したブロック10,20の連結具係止部12,22を、ブロック連結具50の把持部52dで把持することによってブロック10,20を一定間隔に保持した状態で連結することができる。この場合、ブロック連結具50の一方の把持部材52の2つの把持部52dでブロック10の中央寄りの2つの連結具係止部12を把持し、他方の把持部材52の2つの把持部52dでブロック20の中央よりの2つの連結具把持部22を把持している。
このように、ブロック10,22をその背面部分を対向させて配置した後、ブロック連結具の把持部52dで連結具係止部12,22を把持するという簡単な作業で、ブロック同士を連結することが可能となる。このため、作業性が大幅に向上し、後述するコンクリート擁壁を構築する際の工期短縮を図ることができる。把持部52dで連結具係止部12,22を把持した状態は、恰も、人間の手で肩を掴んだような状態であるため、確実な係止状態が得られる。また、連結具係止部12,22はいずれも突出形状であるため、土砂などが付着したり、蓄積されたりすることがなく、もし土砂などが付着しても容易に除去することができる。さらに、把持部52dを押圧しながら連結具係止部12,22を把持することがあってもブロック10,20に亀裂が生じたり、割れたりするおそれがない。
また、ブロック連結具50の支持部材51の両方の端部にはそれぞれ2つの把持部52dを一定間隔を隔てて配置しているため、一つのブロック連結具50により、ブロック10,20のそれぞれ2箇所を把持することができるので、確実な連結状態を得ることができる。なお、2つの把持部52dによって把持する連結具把持部12,22の位置は図13で示した、中央寄りの2カ所に限定するものではないので、図14に示すように、ブロック10,20の一方の端部寄りの2箇所を把持することもできる。
また、図15に示すように、隣接するブロック10,20の境界部分にブロック連結具50を配置し、隣接するブロック10,20同士を跨ぐようにしてそれぞれのブロック10,20の連結具係止部12,22を把持することも可能である。図15に示すような位置にブロック連結具50を配置すれば、隣接するブロック10,20同士のずれを防止することができるという効果が得られる。
さらに、図16に示すように、ブロック連結具50の一方の端部の一つの把持部52dでブロック10の右側面部分の連結具係止部12を把持し、他方の端部の両方の把持部52dでブロック20の中央寄りの2カ所の連結具係止部22を把持することもできる。このような位置にブロック連結具50を配置すれば、後述する図19に示すように、ブロック10,20を千鳥状に配置する場合においてもブロック10,20を確実に連結することができる。
本実施形態においては、ブロック連結具50の両端にそれぞれ設けられた2つの把持部52dの配置間隔を、ブロック10,20に形成された複数の連結具係止部12,22の配置間隔と略同一としている。このため、ブロック10,20に形成された複数の連結具係止部12,22をそれぞれの把持部52dで選択的に把持することができる。したがって、ブロック連結具50の配置位置を施工条件に応じて設定することが可能であり、優れた施工性を発揮する。また、2つの把持部52dで2箇所の連結具係止部12,22を的確に把持することができるため、確実な連結状態を得ることができる。
次に、図17〜図22を参照して、ブロック10,20およびブロック連結具50を使用して構築されるコンクリート擁壁について説明する。図17はブロック10,20とブロック連結具50とを使用して構築した擁壁を示す側面図、図18は図17に示す擁壁の正面図、図19はその他の実施の形態である擁壁の正面図、図20はコンクリート擁壁の施工状態を示す側面図である。また、図21および図22は完成したコンクリート擁壁を示す垂直断面図である。
図17に示すように、ブロック10,20をその背面同士を対向させ所定間隔を隔てた状態で配置し、それぞれのブロック10,20上に次のブロック10,20を積み上げていく。この場合、ブロック10ついては垂直方向に積み上げていくが、ブロック20については、上方に位置するブロック20を一定距離ずつ背面側(ブロック10側)へずらせて積み上げていくことにより、ブロック20の傾斜した正面部28が連続した傾斜平面をなすように配列していく。
そして、ブロック10,20の積み上げ作業を行いながら、対向位置にあるブロック10,20同士をブロック連結具50を用いて連結する。この場合、ブロック連結具50の配置個数、配置場所は、施工条件に応じて任意に設定することができる。このような工程をとることにより、垂直な壁体30と、全体的に背面側へ凭れる方向に傾斜した外面を有する壁体40とを構築することができる。
なお、ブロック連結具50は、ブロック10,20が上下に積み上げられた状態においても、それぞれのブロック10,20の連結具係止部12,22に着脱可能である。このため、ブロック配列作業の途中で、ブロック連結具50を追加したり、減らしたり、あるいは配置場所を変更したりすることができ、施工条件に的確に対応することができる。
すなわち、上方に向かって間隔が徐々に狭まった状態で対向する2つの壁体30,40が形成される。この場合、ブロック10,20は、施工条件に応じて、図18に示すように格子状に配置したり、図19に示すように千鳥状に配置したりすることができる。
このようにして形成された壁体30,40の間にコンクリートを打設して固化させれば、重量式のコンクリート擁壁を形成することができる。したがって、鉄筋工や型枠工などの熟練作業者に頼ることなく、比較的短い期間内で容易にコンクリート擁壁を構築することができる。
ブロック10,20には、それぞれ凸条13,23および凹溝14,24を設けているため、壁体30,40において隣接するブロック10,20同士は相対的に水平移動不能に接合される。このため、ブロック10,20を縦横に密着させて積み上げて壁体30,40を形成するとき、隣接するブロック10,20同士が互いに水平方向へずれることがない。したがって、ブロック10,20を縦横に積み上げて行くときの作業性および施工精度は良好であり、安全性も高い。
また、このような凸条13,23および凹溝14,24を設けることによって目地セメントの打設が不要となるため、目地セメントの施工に要していた労力および資材が不要となることに加え、目地セメントの固化を待つ必要もなくなるため、工期短縮を図ることができる。
また、ブロック20の上面には、その背面側まで貫通する複数の切欠部27を設けているため、複数のブロック20を縦横に積み上げて構成した壁体40の背面部分にコンクリートを打設したとき、壁体40の外面から背面に貫通した切欠部27が空気抜き通路として機能する。このため、壁体30,40間に打設されたコンクリート中の残留空気がなくなり、残留空気に起因するコンクリート擁壁の強度低下を回避することができる。
また、壁体30の背面部分に打設したコンクリートが切欠部27の位置に達すると、コンクリートに含まれる水分の一部が切欠部27から漏出するので、その位置までコンクリートが打設されたことを確認することができ、確実な施工を行うことができる。
実際の施工現場においては、図20に示すように、地山61を切り開いて形成した地盤上に栗石62を配置し、その上にコンクリートを打設してコンクリート定盤63を形成した後、このコンクリート定盤63上に、図17で示した要領でブロック10,20を積み上げていく。
この場合、ブロック10,20をそれぞれ一段ずつ積み上げながらブロック連結具50(図示せず)で連結していくが、作業中、垂直に積み上げられたブロック10が倒れるのを防止するために、垂直支持部材41、傾斜支柱42および水平支柱43を配設することがある。また、傾斜状態に積み上げられたブロック20が、その傾斜方向に倒れるのを防止するため、ブロック20とブロック10との間に伸縮機構を有する支持部材44を傾斜して配置することがある。支持部材44は、ターンバックル式の伸縮部44aと支持管44bとが連結された構造であるため、長さの異なる支持管44bを何種類か用意しておけば、支持するブロック20の高さに応じて使い分けることができる。
このようにして壁体30,40を形成した後、矢線45,46,47で示す開口部分からコンクリート48を打設する。このとき、矢線46に沿って打設されるコンクリートはブロック10,20間の空間に充填されていくが、矢線45に沿って打設されるコンクリートはブロック10の空洞部15およびU状溝16を通って下方へ充填されるとともに、U状切欠部17を通って水平方向へ充填される。また、矢線47に沿って打設されるコンクリートはブロック20のU状溝25,26を通って下方および背面側へ充填される。
このようにして打設したコンクリートが固化した後、垂直支持部材41、傾斜支柱42および水平支柱43を撤去すればコンクリート擁壁60が完成する。その後、地山61とコンクリート擁壁60との間を元の土砂などで埋め戻せば、全ての工事が完了する。
図21に示すコンクリート擁壁60においては、ブロック20で形成された傾斜状の壁体40側が地山61に接した構造となっているが、これに限定するものではないので、図22に示すように、ブロック10で形成された垂直な壁体30側が地山61に接した構造とすることもできる。
本発明のブロックおよびブロック連結具は、一般住宅の建設現場など比較的小規模で高低差のある土地にコンクリート擁壁などのコンクリート構造物を構築する産業分野において広く利用することができる。
本発明の第1実施形態であるブロックを示す平面図である。 図1に示すブロックの正面図である。 図1に示すブロックの底面図である。 図1に示すブロックの背面図である。 (a)は図1に示すブロックの左側面図であり、(b)は図1に示すブロックの右側面図である。 本発明の第2実施形態であるブロックを示す平面図である。 図6に示すブロックの正面図である。 図6に示すブロックの底面図である。 図6に示すブロックの背面図である。 (a)は図6に示すブロックの左側面図であり、(b)は図6に示すブロックの右側面図である。 本発明の実施の形態であるブロック連結具の斜視図である。 図11に示すブロック連結具の分解斜視図である。 図1に示すブロックと図6に示すブロックとを図11に示すブロック連結具で連結した状態を示す斜視図である。 図1に示すブロックと図6に示すブロックとを図11に示すブロック連結具で連結した状態を示す斜視図である。 図1に示すブロックと図6に示すブロックとを図11に示すブロック連結具で連結した状態を示す斜視図である。 図1に示すブロックと図6に示すブロックとを図11に示すブロック連結具で連結した状態を示す斜視図である。 図1に示すブロックと図6に示すブロックとを図11に示すブロック連結具で連結して構築した擁壁を示す側面図である。 図17に示す擁壁の正面図である。 その他の実施の形態である擁壁の正面図である。 コンクリート擁壁の施工状態を示す側面図である。 完成したコンクリート擁壁を示す垂直断面図である。 完成したコンクリート擁壁を示す垂直断面図である。
符号の説明
10,20 ブロック
11,21 平板体
12,22 連結具係止部
13,23 凸条
14,24 凹溝
15 空洞部
16,25,26 U状溝
17 U状切欠部
18,28 正面部
27 切欠部
30,40 壁体
31,41 外面
50 ブロック連結部
51 連結部材
51a 接合部
52 把持部材
52a 本体部
52b 舌片
52c ポケット部
52d 把持部
52e 隙間
52f 折り曲げ部
41 垂直支持部材
42 傾斜支柱
43 水平支柱
44 支持部材
44a 伸縮部
44b 支持管
45,46,47 矢線
48 コンクリート
60 コンクリート擁壁
61 地山
62 栗石
63 コンクリート定盤

Claims (9)

  1. 縦横に密着させて複数配列することにより壁体を形成可能なブロックであって、壁体の外面となる連続平面を形成するための平面状の正面部と、前記正面部の背面側の当該ブロック上面より低い位置に当該ブロックと一体的に水平方向に突出状に形成された連結具係止部とを備え、
    前記正面部と平行に上下方向に貫通した空洞部を中央部に設け、長手方向が前記正面部と平行をなす曲面状の溝を左右側面に形成したことを特徴とするブロック。
  2. 前記連結具係止部を一定間隔を隔てて複数設けた請求項1記載のブロック。
  3. 隣接する他の当該ブロックと相対的に水平移動不能に接合するための接合手段を上面、下面、右側面および左側面に設けた請求項1または2記載のブロック。
  4. 前記接合手段として、隣接する他の当該ブロックの接合手段である凸条または凹溝と嵌合可能な凹溝または凸条を設けた請求項3記載のブロック。
  5. 前記正面部の周辺の一部に、前記背面側まで貫通する切欠部を設けた請求項1〜4のいずれかに記載のブロック。
  6. 前記正面部をその背面側へ凭れる方向に傾斜させて形成した請求項1〜5のいずれかに記載のブロック。
  7. 帯材の両端をそれぞれL字状に折り曲げて形成された接合部を有する連結部材と、
    請求項1〜6のいずれかに記載のブロックの連結具係止部を着脱可能に把持するための略コ字形状の把持部および前記連結部材の接合部を着脱可能に挿入するためのポケット部を有する把持部材と、を備え、
    前記連結部材の接合部を前記把持部材のポケット部に挿入して形成したことを特徴とするブロック連結具。
  8. 前記連結部材の両方の端部にそれぞれ複数の前記把持部を一定間隔を隔てて配置した前記把持部材を接合した請求項7記載のブロック連結具。
  9. 複数の前記把持部の配置間隔を、前記ブロックに形成された複数の連結具係止部の配置間隔と略同一とした請求項8記載のブロック連結具。
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