JP7414472B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置には、印刷機能を備えたプリンタ本体だけでなく、様々な後処理装置が接続されることで多様な成果物を出力可能な構成を備えたものがある。後処理装置の例として、印刷済みのシートに対して製本処理を施す中綴じ製本処理装置やくるみ製本処理装置がある。特許文献1には、印刷済みのシートを断裁することで、例えば1枚のA4サイズシートから4枚のL判サイズの成果物を得られる裁断装置が記載されている。
また、画像形成装置は、ユーザインタフェースを介して印刷ジョブの進行状況をユーザに知らせる機能を備えている。特許文献2には、ジョブ全体の印刷枚数、出力済みの用紙枚数、及びページ毎の画像のレイアウトといった情報を、プリンタに付属するディスプレイに表示させることが記載されている。
特開2007-44900号公報 特開2008-12711号公報
しかしながら、画像形成されたシートを断裁することで、1枚のシートから複数枚の小サイズのシートを出力するジョブを実行する場合には、画像形成されたシートの枚数と出力される成果物の枚数とが一致しない。従って、特許文献2のように出力済みの用紙枚数をディスプレイに表示させたとしても、断裁された成果物の枚数が分かりづらく、利便性向上の余地があった。
そこで、本発明は、利便性を向上可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像形成されたシートを1枚ずつ搬送しながら複数の小サイズシートに断裁する断裁処理を行う断裁手段と、前記断裁手段により断裁された前記複数の小サイズシートを排出する排出手段と、前記画像形成手段及び前記断裁手段によって小サイズシートを出力するジョブにおいて、前記画像形成手段により画像を形成されたシートの枚数と、前記排出手段により排出された前記小サイズシートの枚数と、前記ジョブの実行中に表示手段に表示させる表示処理を実行する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、利便性を向上可能な画像形成装置を提供することができる。
本開示の実施形態に係る画像形成システムの構成を表すブロック図。 画像形成装置の概略図。 小サイズ成果物を出力する場合の画像の割り付け(面付け)の配置例を表す図(A、B)。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャート。 表示部に表示される画面の一例を表す図。 表示部に表示される画面の一例を表す図。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャート。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャート。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャート。 表示部に表示される画面の一例を表す図。 表示部に表示される画面の一例を表す図。
以下、本発明を実施するための例示的な形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本開示の実施形態に係る画像形成システムの構成を表すブロック図である。この画像形成システムは、通信回線105を介して通信可能に接続された画像形成装置100及びホストコンピュータ101によって構成される。ホストコンピュータ101はキーボードやマウスといった入力装置を介したユーザの操作を受け付けて、画像形成装置100に送信する印刷ジョブを生成し、通信回線105を介して印刷ジョブを画像形成装置100へ送信する。ホストコンピュータ101は、画像形成装置100に接続され、画像形成装置100に対するユーザの操作を受け付けて画像形成装置100に指令を送る外部機器の一例である。
なお、図1では画像形成装置100及びホストコンピュータ101をそれぞれ1台のみ図示しているが、画像形成装置100及びホストコンピュータ101の一方又は両方を複数台含むシステムとしても構わない。また、通信回線105は、有線か無線かを問わず、また、LANに限らずWANやインターネットを含む。
画像形成装置100は、制御手段としてのプリンタコントローラ110と、プリンタ120と、画像読取装置としてのスキャナ130と、ユーザインタフェースとしての操作部140と、を備えている。プリンタコントローラ110は、各種データ処理を行い、画像形成装置100の動作を制御する。プリンタ120は、プリンタコントローラ110からの指示に基づいて、プリント部121によって記録材であるシートに画像を形成し、後処理部122によって適宜必要な処理を施すことで、成果物を出力する。スキャナ130は、スキャン部131によって原稿となるシートから画像データを読み取ってプリンタコントローラ110に伝送する。操作部140は、入力部141と表示部142を備え、ユーザに対して情報を提示すると共にユーザからの操作を受け付ける。表示部142は液晶パネル等の画像により情報を表示する表示装置(ディスプレイ)を含み、入力部141は表示部142に隣接配置された物理キー(印刷実行ボタン、中止ボタン、テンキー等)やディスプレイのタッチパネル機能部を含む。
プリンタコントローラ110の構成について説明する。中央演算装置(CPU)111は、システムバス116を介して画像形成装置100を構成する各デバイス(120,130,140)と通信する。CPU111は、読み取り専用メモリROM112又はハードディスクドライブ(HDD)114に記憶された制御プログラムを読み出して実行することで画像形成装置100を総括的に制御する。
ROM112は、CPU111が実行する制御プログラム等を記憶している。ROM112は、画像形成装置を特定の方法で動作させるための制御プログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な非一過性の記憶媒体の例である。ランダムアクセスメモリ(RAM)113は、CPU111の主メモリ及びワークエリア等として機能し、不図示の増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することが出来るよう構成されている。HDD114は、ブートプログラムや各種アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶する。なお、HDD114に代えて、又は追加で、SDカードやフラッシュメモリなどを補助記憶装置として利用してもよい。
プリンタコントローラ110は、通信手段としてのネットワークインタフェース(I/F)115を介して通信回線105に接続されることで、ホストコンピュータ101とデータ通信を行うことが可能である。プリンタコントローラ110は、プリンタI/F117を介して、プリンタ120に対して画像形成動作の実行指示及び各種後処理の指示を行う。プリンタコントローラ110は、スキャナI/F118を介して、スキャナ130に対して画像読取動作の実行指示を行い、また、読取られた画像データを受信する。また、プリンタコントローラ110は、操作部I/F119を介して、操作部140の入力部141を介して入力された情報を受信し、また、表示部142に情報を表示させる指示を送信する。
<画像形成装置>
図2は、画像形成装置100の概略図である。画像形成装置100は、スキャナ130と、ドキュメントフィーダ(DF)202と、プリンタ本体120Aと、給送デッキ215と、断裁装置230と、フィニッシャ240と、を有する。このうち、給送デッキ215、断裁装置230及びフィニッシャ240は、プリンタ本体120Aに対して着脱可能に連結されている。スキャナ130及びDF202は、プリンタ本体120Aの上部に取り付けられている。
図1との関係を説明すると、プリント部121がプリンタ本体120Aに搭載されており、断裁装置230及びフィニッシャ240によって本実施形態の後処理部122が構成される。給送デッキ215、プリンタ本体120A及び後処理部122は、記録材であるシートを搬送しながら画像形成その他の処理を施す一連の動作によって成果物を出力するプリンタ120を構成している。
(スキャナ)
まず、スキャナ130による画像読取動作について説明する。スキャナ130は、原稿が載置される原稿台203と、撮像素子としてのCCDセンサ207とを有し、プリンタ120の上部に取り付けられている。DF202は、スキャナ130に対して開閉可能であり、原稿台203に原稿を押さえつける原稿押さえ部を備えている。
スキャナ130は、原稿台203に原稿がセットされ、DF202が閉じられたことを検知すると、スキャナ130の筐体内にある反射式の原稿サイズ検知センサによってセットされた原稿サイズを検知する。スキャナI/F118(図1)を介してプリンタコントローラ110からスキャン指示を受け付けると、光源204により原稿に光を照射し、原稿からの反射光が反射板205、レンズ206を介してCCD207に入射する。CCD207は、入射された光をデジタル信号に変換し、スキャナ130に搭載されたスキャナコントローラに送る。スキャナコントローラはCCD207から送られてきたデジタル信号に、所定の画像処理を行ってレーザ記録信号に変換し、画像データとしてスキャナコントローラ内のメモリに格納する。プリンタコントローラ110は、スキャナI/F118を介してスキャナコントローラ内のメモリから転送されてくる画像データを受信し、HDD114に保存する。
DF202は、原稿トレイ及び排出トレイを有し、原稿トレイに載置された原稿を1枚ずつ搬送し、排出トレイに排出する。スキャナ130は、DF202によって搬送される原稿からCCD207によって画像データを読み取る流し読み動作を実行することもできる。流し読み動作によって読み取られた画像データも、スキャナコントローラを介してプリンタコントローラ110に転送され、HDD114に保存される。
(プリンタ本体)
次にプリンタ本体120Aによる画像形成動作(印刷動作)について説明する。プリンタ本体120Aは、本実施形態の画像形成手段として、タンデム型中間転写方式の電子写真機構であるプリント部121を備えており、記録材であるシートに画像を形成する印刷機能を有している。記録材としては、普通紙及び厚紙等の紙、プラスチックフィルム、布、コート紙のような表面処理が施されたシート材、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート材等、サイズ及び材質の異なる多様なシートを使用可能である。
プリンタコントローラ110は、画像形成動作の実行指示(印刷指示)を受け付けると、HDD114に保存されている画像データをYellow、Magenta、Cyan、Blackの単色画像に分解する。そして、プリンタI/F117を介してプリンタ120に印刷データとして送信する。
プリント部121は、各色のトナーをそれぞれ収容するトナーカートリッジ222と、像担持体である感光体221とを備えており、電子写真プロセスにより感光体221に単色画像のトナー像を形成する。即ち、プリンタ120はプリンタコントローラ110から受信した印刷データに基づいてスキャナユニットから感光体221にレーザ光を照射して、感光体221の表面に各色の単色画像に相当する静電潜像を形成する。この静電潜像は、トナーカートリッジ222から供給されるトナーにより現像され、トナー像として可視化される。感光体221に担持された各色のトナー像は、中間転写ベルト223に一次転写され、中間転写ベルト223によって二次転写部224へ向けて搬送される。
このような作像プロセスに並行して、いずれかの給送部(211,212,213,214,215)から給送パス220を介して二次転写部224に1枚ずつシートが給送される。なお、プリンタ本体120Aに組み込まれた給送部として、プリンタ本体120Aの枠体に対して挿入及び引き出しが可能なカセットにシートを収納するカセット給送部211~214が設けられている。また、給送デッキ215は、プリンタ本体120Aに連結され、カセット給送部211~214よりも多くのシートを収納可能な給送部である。
二次転写部224において、中間転写ベルト223からシートにトナー像が転写される。シート上のトナー像は、シートが定着器225を通過する際に加熱及び加圧されて溶融し、その後固着することで、シートに定着する。定着器225を通過したシートは、切替部材であるフラップ226によって搬送経路を切り替えられる。
フラップ226は、片面印刷の場合にストレート排出と反転排出の2つのモードを切り替えるための機構である。ストレート排出とは、シートが二次転写部224においてトナー像を転写された際と同じ向きのままで(即ち、画像が形成された面(印刷面)が上方を向いたままで)プリンタ本体120Aの排出口から排出されるモードである。反転排出とは、シートが二次転写部224を通過した後に反転部228によって反転された状態で(即ち、印刷面が下方を向いた状態で)プリンタ本体120Aの排出口から排出されるモードである。図示した例では、フラップ226が下方位置にある場合にストレート排出となり、上方位置にある場合に反転排出となる。
また、両面印刷の場合において第1面に画像形成されたシートも、上方位置にあるフラップ226によって反転部228に案内される。この場合、反転部228によってスイッチバック搬送されるシートは、別のフラップ227によって両面パス229に案内され、両面パス229を介して再び二次転写部224へ向けて搬送される。そして、第2面に画像形成されたシートは、下方位置にあるフラップ226によって排出口に案内されてプリンタ本体120Aから排出される。
なお、本実施形態の画像形成装置100は、カラー印刷を実施可能な複合機として構成されているが、モノクロプリンタや画像読取機能を持たないプリンタであってもよい。また、画像形成手段として、インクジェット方式の印刷機構やオフセット印刷機構を用いてもよい。
(断裁装置)
続いて、本実施形態の断裁装置230について説明する。断裁装置230は、センサ部123と、トリマー232と、スリッター234,236と、切り屑かご238と、小型成果物トレイ239と、を備えている。トリマー232並びにスリッター234,236は、画像形成装置100においてシートに画像を形成して出力する一連の動作中に断裁処理を施す断裁部124を構成している。断裁部124は、画像形成装置に設けられてシートを断裁する断裁手段の一例である。
断裁装置230の内部には、図2における右側から左側に向かってシート搬送路が形成され、シート搬送路に沿って、シートを挟持して搬送する複数の搬送ローラ250が配置されている。センサ部123は、シートの搬送方向におけるシート搬送路の最も上流部に配置されている。センサ部123は、シートの搬送方向に垂直な幅方向(図中奥行き方向)に撮像素子が配列されたラインセンサ231を備えている。ラインセンサ231は、シート搬送路の両側に設けられており、シートの第1面及び第2面から同時進行で画像を読み取ることが可能である。
トリマー232は、幅方向に延びる一対のギロチンカッター233を有し、ギロチンカッター233を上下に移動させることでシートを断裁する。トリマー232は、シートを幅方向に沿って断裁することで搬送方向に分割する第1断裁部として機能する。
スリッター234,236は、それぞれ円盤状のロータリーカッター235,237を備えている。ロータリーカッター235,237は、幅方向に延びる軸線を中心に回転する。また、ロータリーカッター235,237は、シートを断裁するためにシート搬送路に突出した突出位置と、シートに接触しないようにシート搬送路から退避した退避位置とに移動可能である。スリッター234,236は、搬送ローラ250によってシートを搬送しながらロータリーカッター235,237によってシートを断裁する。スリッター234,236は、シートを搬送方向に沿って断裁することで幅方向に分割する第2断裁部として機能する。
なお、本実施形態の構成例では、シートの搬送方向に関して上流側のスリッター234は、2つのロータリーカッター235を有し、幅方向両端の余白部を切り落とす。また、搬送方向に関して下流側のスリッター236は、1つのロータリーカッター237を有し、幅方向の中央部においてシートを左右に分割する。
切り屑かご238は、トリマー232及びスリッター234,236の下方に配置され、ギロチンカッター233及びロータリーカッター235,237によって切断された不要なシート片を切り屑として回収する。切り屑かご238は断裁装置230の筐体から着脱可能であり、切り屑かご238に溜まった切り屑を排出できるように構成される。
小型成果物トレイ239は、シートの搬送方向においてトリマー232及びスリッター234,236の下流で、断裁装置230の排出口に向かうシート搬送路の下方に配置されている。小型成果物トレイ239は、名刺やハガキ等の小サイズ成果物(小サイズシート)が排出される本実施形態の第1排出部であり、ユーザは小型成果物トレイ239にアクセスして小サイズ成果物を取り出すことができる。
なお、断裁装置230内の搬送ローラ250は、搬送方向に関して小サイズ成果物を搬送できる間隔で配置されている。ただし、断裁装置230の排出口に配置された搬送ローラ250(排出ローラ)と、下流側のスリッター236からシートを送り出す搬送ローラ250との間隔は、これに限らない。また、スリッター236から断裁装置230の排出口までのシート搬送路は、幅方向に関して小サイズ成果物よりも広い間隔で配置されたリブによって形成することで、小サイズ成果物が自重によって小型成果物トレイ239に落下するようにする。一方、小型成果物よりも大きな成果物は、リブによって案内されて断裁装置230の排出口に到達し、フィニッシャ240に向けて排出される。
断裁装置230の動作を説明する。断裁装置230は、プリンタ本体120Aから排出されたシートを受け取って搬送しながら、印刷ジョブの設定に応じて断裁処理を施すと共に、後述のフィニッシャ240又は小型成果物トレイ239に排出する。
ここで、プリンタコントローラ110から、プリンタ本体120Aにおいて画像形成されたシートの画像を読み取る読取指示があった場合には、センサ部123によって画像読取動作が行われる。この場合、センサ部123のラインセンサ231によってシートの印刷面の画像を読み取られ、得られた画像データはプリンタI/F117を介してプリンタコントローラ110に転送される。プリンタコントローラ110は、センサ部123によって取得された画像データに基づいて、トリマー232及びスリッター234,236による断裁位置を補正する補正処理を実行可能である。これにより、プリント部121がシートに形成した画像のシートに対する位置が変動したとしても、補正処理によって断裁位置を高い精度で制御することができ、成果物の品質向上に貢献する。
印刷ジョブにおいて幅方向の断裁処理が指定されている場合、プリンタコントローラ110は、断裁装置230に対して幅方向の断裁指示を送信する。この場合、断裁装置230は、断裁指示において指定された断裁位置に応じた所定位置までシートを搬送してシートの搬送を停止する。そして、ギロチンカッター233を動作させることでシートを幅方向に沿って断裁する。また、断裁指示において複数個所の断裁位置が指定されている場合、断裁装置230は、シートの搬送の一時停止と再開を繰り返しながらギロチンカッター233を上下に往復移動させることで、複数回の断裁動作を実行する。なお、搬送ローラ250の間隔よりも短くなったシートの切れ端は、切り屑として切り屑かご238に落下する。
同様に、印刷ジョブにおいて搬送方向の断裁処理が指定されている場合、プリンタコントローラ110は、断裁装置230に対して搬送方向の断裁指示を送信する。この場合、断裁装置230は、断裁指示において指定された幅方向の断裁位置に応じてロータリーカッター235,237を突出位置に移動させて回転駆動する。そして、断裁装置230は、搬送ローラ250によってシートを搬送しながら、突出位置にあるロータリーカッター235,237によって幅方向におけるシートの両端部及び/又は中央部を断裁する。このとき、ロータリーカッター235によって断裁された幅方向両端のシートの切れ端は、不図示のローラによって送り出されて切り屑かご238に落下する。
印刷ジョブによって小サイズ成果物を出力する場合、断裁装置230による断裁処理によって得られた小サイズ成果物は小型成果物トレイ239に排出されて積載される。断裁装置230は、小サイズ成果物が小型成果物トレイ239に排出される度に、プリンタコントローラ110に対して小サイズ成果物の排出を通知する。なお、断裁装置230は、例えばセンサ部123をシートの後端が通過した時刻と、トリマー232及びスリッター234,236による断裁動作の所要時間とに基づいて小サイズ成果物の排出を通知することができる。この場合、断裁装置230に搭載されて時間に基づいて小サイズ成果物の排出を検知するタイマー機能を備えた制御部が、小サイズ成果物の排出を検知する排出検知手段となる。これに限らず、例えば小型成果物トレイ239へのシートの落下経路にシートを検知するセンサを排出検知手段として排出してもよい。その場合、センサがシートを検知したことをもって断裁装置230がプリンタコントローラ110に小サイズ成果物の排出を通知する。
このように構成することで、1枚のシートを複数の小サイズ成果物に精度よく断裁することができ、且つ、断裁装置230自体の大型化を抑制できる。
なお、プリンタコントローラ110から断裁処理の実行指示が無かった場合には、断裁装置230は、プリンタ本体120Aから受け取ったシートを断裁せずにシート搬送路を介してフィニッシャ240に搬送する。
ところで、本実施形態では断裁装置230の内部にセンサ部123を配置しているが、センサ部123を省略してもよく、センサ部123をプリンタ本体120Aの内部に配置してもよい。また、例えば、断裁装置230とプリンタ本体120Aとの間に他のシート処理装置が配置される構成において、当該シート処理装置にセンサ部123を配置してもよい。
また、ギロチンカッター233を用いるトリマー232やロータリーカッター235,237を用いるスリッター234,236はそれぞれ第1断裁部及び第2断裁部の一例であり、他の断裁機構を用いてもよい。例えば、搬送方向に沿ってシートを断裁する第2断裁部として、搬送方向に延びるギロチンカッターを上下に移動させる断裁機構を配置してもよい。また、上記の構成例では、2つのスリッター234,236を配置してその機能を幅方向両端部の断裁用と中央部の断裁用に分けているが、例えば1つのスリッターに3つのロータリーカッターを配置して両端部及び中央部の断裁を同時に行うようにしてもよい。
また、スリッター234,236の一方又は両方を断裁装置230の枠体に対して着脱可能な構成とし、ロータリーカッター235,237の配置が異なる複数種類のスリッターを用意しておくことで、断裁位置を変更可能としてもよい。これに代えて、ロータリーカッター235,237を幅方向に移動させる駆動機構を設けて、スリッター234,236による断裁位置を変更可能な構成としてもよい。
(フィニッシャ)
次に、シート処理装置の例であるフィニッシャ240について説明する。フィニッシャ240は、ユーザに指定された設定に応じて、シートに対して後処理を加える。具体的には、ステイプル処理やパンチ処理、中綴じ処理等の機能を有する。ステイプル処理とは、複数枚のシートを、1か所以上の所定位置においてステイプル針を用いて(又は針なし綴じの方法により)綴じることでシート束とする処理である。パンチ処理とは、シートの所定位置にパンチ穴をあける処理であり、穴の数や位置を変更可能である。中綴じ処理とは、複数枚のシートの長辺方向中央部をステイプル針で綴じた後、中央部でシート束を折り曲げることで冊子を作成する処理である。
フィニッシャ240は、断裁装置230からシートを受け取り、プリンタコントローラ110からの指示に基づいてシートに必要な後処理を施した後、積載トレイ241、242及び中綴じトレイ243のいずれかに排出する。例えば、いずれの後処理も行わない場合、シートは積載トレイ241に排出される。ステイプル処理を実行する場合、綴じられたシート束は積載トレイ242に排出され、中綴じ処理を実行する場合、中綴じされたシート束は中綴じトレイ243に排出される。積載トレイ241,242及び中綴じトレイ243は、小サイズシートよりも大きなシートが排出される本実施形態の第2排出部である。
なお、本実施形態では後処理部122として断裁装置230及びフィニッシャ240がプリンタ120に接続された構成を例示しているが、画像形成装置100は例えばフィニッシャ240が省略された構成であってもよい。
<図3の説明>
図3(A、B)は、小サイズ成果物の出力を要求する印刷ジョブについて説明するための図である。図3は、小サイズ成果物の画像(以下、小サイズ画像とも呼ぶ)がシートにページ割り付け(N in 1印刷又は多面付けとも呼ぶ)されて印刷された状態の印刷物を例示した模式図である。このような印刷は、ホストコンピュータ上のプリンタドライバ若しくはアプリケーションからの印刷ジョブ、又は、操作部140を介して受け付けた印刷ジョブを、前述のプリンタコントローラ110が解釈し、プリンタ120を制御することで実現される。
本実施形態では、小サイズ画像がホストコンピュータ上で割り付けされ、割り付け済みの画像データ(シートサイズと同じサイズ)を画像形成装置100が受信した場合を想定しているがこの限りではない。例えば、ホストコンピュータから小サイズ画像を受信してプリンタコントローラ110によって割り付け処理を行うよう構成してもよい。また、この模式図では、一例として、1枚のシートに8ページの小サイズ画像が割り付けられているが、この限りではなく、割り付けページ数は印刷するシートサイズによって自動で決まるよう構成する方が好ましい。
図3の例では、記録材であるシート301に小サイズ画像302が8ページ分割り付けられている。また、破線部分は断裁される位置を模式的に表したものであり、破線303が断裁装置230のスリッター234,236によって断裁される断裁位置、破線304がトリマー232によって断裁される断裁位置を表している。破線部分で囲まれた各領域が断裁後に小サイズ成果物となり、余白部分が切り屑となる。
図3(A)は、ページ割り付けされた画像同士の間に「ドブ」と呼ばれる隙間を配置した配置例を示している。これは、断裁位置と画像位置の精度を考慮して、ホストコンピュータ上のジョブ投入アプリケーションで最終成果物よりも若干大きい画像サイズにすべく、塗り足し処理を行った上で面付けされたものである。そのため、断裁位置(破線303、304)はページ割り付けされた画像の内側で断裁される。このように構成することで、断裁位置と画像位置の精度が多少悪くてズレが生じても、断裁後の小サイズ成果物として、隣接する小サイズ画像がはみ出して入ってくることがなく、正しい成果物を確実に作成可能となる。
なお、ドブのうち、スリッター234,236による断裁位置(破線303)の隙間に形成されるもの(幅方向における割り付け画像の間で搬送方向に延びる余白)を「垂直ドブ」と呼ぶ。同様に、ドブのうち、トリマー232による断裁位置(破線304)の隙間に形成されるもの(搬送方向における割り付け画像の間で幅方向に延びる余白)を「水平ドブ」と呼ぶ。
図3(B)は、ドブを設けることなく、ページ割り付けされた画像同士を隣接させる配置例を示している。もし、小サイズ画像のフチ部分に何の印字も無い場合は、多少の精度バラツキによるズレが発生しても、成果物の仕上がりには殆ど影響を及ぼさない。そのため、このように割り付けされた画像のフチに沿って断裁させるように構成することで、断裁箇所を削減できるため、断裁装置230のカッターの摩耗を抑え、切り屑も少なくでき、断裁不具合の発生も抑える事が出来る。更に、ページ割り付けを行う画像サイズとシートサイズの関係によっては、1枚のシート辺りに配置可能な小サイズ画像が増える可能性もある。なお、図3(A,B)に図示したものに限らず、どのようなページ割り付けの配置方法を用いるかは任意である。
<図4の説明>
以下、図1~図3を用いて説明した画像形成装置100に小サイズ成果物を出力させるための画像形成装置100の制御方法について説明する。本フローチャートの各工程は、特に断らない限り、CPU111(図1)がROM112から制御プログラムを読み出して実行することによって実施される。
図4は、操作部140の表示部142の表示内容の制御方法の一例として、印刷ジョブの進行状況をユーザに知らせるための表示内容の制御を表している。図5に示すように、CPU111は、表示部142に、画像形成装置が受け付けた印刷ジョブの一覧とその進行状況を知らせるジョブ状況画面を表示させることができる。表示部142は、例えば、ホーム画面を表示している状態でユーザが画面上の状況確認ボタンを選択操作することでジョブ状況画面に遷移する。
S401においてCPU111は、図5のジョブ状況画面に表示された印刷ジョブの中で特定のジョブ(例えばジョブ502)が選択された状態で詳細情報ボタン503が押下されたかどうかを判断する。詳細情報ボタンを押下されたことを検知すると、S402に進む。
S402においてCPU111は、選択されたジョブにおける、部数(N)と、1部当たりのページ数(M)をRAM113、又はHDD114から取得し、S403に進む。S403においてCPU111は、選択されたジョブにおける、1ページ当たりの成果物数(L)を取得し、S404に進む。このS403における詳細な制御フローは、後ほど図7を用いて詳細に説明する。
S404においてCPU111は、S402にて取得した部数(N)と1部当たりのページ数(M)から、選択されたジョブにおけるトータルの印刷枚数(TP:TP=N×M)を算出する。そして、CPU111は、算出結果をRAM113もしくはHDD114に保存してS405に進む。なお、本実施形態における「印刷枚数」とは、プリンタ本体120Aにおいて記録材として用いたシートの枚数を表す。片面印刷の場合、印刷枚数は当該ジョブの実行中にプリント部121が画像形成動作を実行した回数と等しく、両面印刷の場合、印刷枚数は画像形成動作の実行回数の半分となる。
S405においてCPU111は、S402~S403にて取得したN,M,Lから、選択されたジョブにおける、トータルの排出成果物数(TH:TH=N×M×L)を算出し、算出結果をRAM113もしくはHDD114に保存してS406に進む。S406においてCPU111は、現在の印刷済み枚数(GP)と、現在の排出成果物数(GH)を取得し、S407に進む。ここで、現在の排出成果物数をカウントするための制御フローは、後ほど図8を用いて詳細に説明する。
S407においてCPU111は、S402~S406で取得したジョブの情報を基に、後述の図6に例示されるようなジョブ詳細状況の画面を表示し、S408に進む。S408においてCPU111は、ジョブ詳細状況の画面を抜ける操作が行われたかどうかを検知する。当該操作が行われていなければS406に戻って表示を更新し、当該操作が行われたらジョブ詳細状況の画面を閉じてジョブ状況画面(図5)に戻り、処理を終了する。
このように構成することで、ユーザは操作部140を介して、断裁された状態の小サイズ成果物の出力状況を容易に認識することが可能となり、ユーザの利便性が向上する。小サイズ成果物を出力する印刷ジョブの場合、ユーザは、ホストコンピュータ上でジョブに使用する記録媒体の数(印刷枚数)を指定することなく、最終的な小サイズ成果物の枚数のみを指定している場合がある。そのような場合に、ジョブ詳細状況の画面において印刷枚数を表示してもユーザは小サイズ成果物の出力状況を正確に把握することが難しいと考えられる。これに対し、本実施形態では断裁された状態の小サイズ成果物の枚数として出力状況が表示されるため、ユーザビリティ向上に貢献する。
なお、本実施形態では、小サイズ成果物を出力する印刷ジョブか否かに関わらず、全てのジョブ種で排出成果物数を表示するよう制御している。しかしながら、この限りでなく、小サイズ成果物を出力するジョブのみ排出成果物数を取得し操作部140を介して表示するよう構成してもよい。この場合、印刷枚数と排出成果物数が一致するジョブでは排出成果物数の表示を省略することで表示を簡略化し、より一層ユーザの利便性が向上する。
また、本実施形態の表示処理であるS407では、ジョブ状況画面(図5)やジョブの詳細状況画面(図6)を画像形成装置100の一部である操作部140に表示させるものとした。これに限らず、CPU111が、ネットワークI/F115(図1)及び通信回線を介して接続されたホストコンピュータ等の外部機器に対して、同等の情報を伝える画面を表示させるように通知することにより表示処理を実施してもよい。
<図5の説明>
図5は、操作部140におけるジョブ状況画面の表示例である。ジョブ状況画面の表示内容は、プリンタコントローラ110が、ROM112のプログラムを読み出して実行し、操作部I/F119を介して、入力部141からの各種指示の受信制御、及び、表示部142への出力制御指示を行うことで実現している。
ジョブリスト表示部501は、プリンタコントローラ110が印刷指示を受信した印刷ジョブの一覧を表示する領域(ジョブ状況のリスト表示部)である。本実施形態において表示部142はタッチパネルとして構成されており、いずれかのジョブをタッチして選択することで当該ジョブに対する指示を入力可能である。
図5の一覧におけるジョブ502は小サイズ成果物を出力するジョブであるものとする。ジョブ502をタッチして選択した状態で、詳細情報ボタン503を押下されると、ジョブ502の詳細情報を表す図6の画面が表示される。
このように、本実施形態では、ユーザが詳細を知りたいジョブのみ詳しい情報を表示するように構成されている。ただし、図5のようなジョブの一覧を表示する画面上に、小サイズ成果物の排出成果物数を表示するようにしてもよい。
<図6の説明>
図6は、操作部140において、ジョブの詳細状況画面の表示例である。ジョブの詳細状況画面の表示内容は、プリンタコントローラ110が、ROM112のプログラムを読み出して実行し、操作部I/F119を介して、入力部141からの各種指示の受信制御、及び、表示部142への出力制御指示を行うことで実現している。
ここでは、図5のジョブ状況画面で小サイズ成果物を出力するジョブ502が選択された状態で詳細情報ボタン503が押下されたことで、図4のS402~S406が実行され、S407によりジョブ502について詳細状況画面が表示されたものとする。
図6に示すように、ジョブ状況詳細画面では、選択されたジョブの受け付け時刻やファイル名などの詳細な情報が表示される。ジョブ状況詳細画面には、出力部数の出力状況表示欄601、出力枚数の出力状況表示欄602、出力成果物数の出力状況表示欄603が含まれる。
出力部数の出力状況表示欄601の分母は図4におけるジョブの部数(N)に相当し、分子は現在の印刷済み枚数(GP)を1部当たりのページ数(M)で割った商に相当する。出力枚数の出力状況表示欄602の分母は図4におけるトータルの印刷枚数(TP)に相当し、分子は現在の印刷済み枚数(GP)に相当する。出力成果物数の出力状況表示欄603の分母は図4におけるトータルの排出成果物数(TH)に相当し、分子は現在の排出成果物数(GH)に相当する。
後処理部122により複数枚のシートを綴じる製本等の処理を行う指定が無い場合は、出力枚数と出力成果物数は同じになる。また、製本等の処理が設定されている場合も、出力部数と出力成果物数は同じになる。
これに対し、小サイズ成果物に断裁設定がされている場合は、シート1枚当たりに配置された小サイズ画像のページ数と、断裁処理の進行度とに基づいて出力成果物数が増加(カウントアップ)される。そのため、通常、小サイズ成果物を出力するジョブの詳細状況画面では、出力成果物数が出力枚数よりも多くなる。小サイズ成果物のカウントアップ制御フローは、後ほど図8を用いて詳細に説明する。
このように構成することで、各給送部から給送されプリント部121によって画像が形成されたシートの枚数(出力枚数)と、ユーザが所望した出力成果物の数とが一目で分かるようになり、ユーザの利便性が向上する。
<図7の説明>
図7は、図4のS403での1ページ当たりの成果物数(L)を取得するための演算方法を例示する制御フローである。以下、フローチャート内の各ステップにおける制御はCPU111がROM112のプログラムを読みだして実行することで各種動作を実現する。以下の説明において、「シートの水平方向の分割数」とは、成果物となる小サイズシートの画像が記録材として用いるシート上に複数枚割り付けられた面付け配置において、シートの幅方向にいくつの画像が並ぶかを表す数である。また、「シートの垂直方向の分割数」とは、同様の面付け配置において、シートの搬送方向に関していくつの画像が並ぶかを表す数である。図3(A,B)に示す例では、いずれも、シートの水平方向の分割数が「2」であり、シートの垂直方向の分割数が「4」である。
S701においてCPU111は、S401で選択されたジョブのジョブ設定を取得し、小サイズ成果物を作成するために断裁処理を行う旨の指示(小サイズ断裁指示)が設定されているかどうかを確認する。小サイズ断裁指示の設定がある場合はS702に進み、小サイズ断裁の設定がない場合はS712に進む。
S702においてCPU111は、小サイズ断裁で設定されている断裁箇所(断裁位置の数)の情報を取得し、スリッター234,236での断裁箇所(DT)を取得してS703に進む。S703においてCPU111は、スリッター234,236による断裁位置に図3(A)のような垂直ドブが設定されているか否かを判断する。垂直ドブの設定がない場合はS704に進み、垂直ドブの設定がある場合にはS705に進む。
S703にて垂直ドブが無いと判定した場合、S704においてCPU111はシートの水平方向の分割数(BT)をDT―1と定める。ただし、本実施形態では幅方向の両端部の余白を常に断裁するものとしているため、DTは3以上である。仮に、中央断裁用のスリッター236のみで搬送方向の断裁を行う場合は、BT=DT+1となる。CPU111は、この計算によって算出されたBTをRAM113に保持してS706に進む。
また、S703にて垂直ドブがあると判定した場合、S705においてCPU111はシートの水平方向の分割数(BT)をDT/2と定めて、この値をRAM113に保持してS706に進む。垂直ドブがある場合、各割り付け画像の幅方向における両端をスリッター234,236によって搬送方向に断裁することになるからである。なお、仮にシートの幅方向両端部の余白を断裁しない場合、シートの水平方向の分割数(BT)は(DT/2)+1となる。
ここで、本実施形態ではS701~S706は、ジョブ設定として保存されている小サイズ断裁設定を取得して判断しているがこの限りでなく、断裁装置230の各カッターの位置から予め決まった分割数を保持しておくよう構成してもよい。
S706においてCPU111は、S401で取得したジョブ設定において、断裁箇所の情報を取得し、トリマー232によって断裁される断裁箇所(DY)を取得し、S707に進む。S707においてCPU111は、トリマー232による断裁位置に図3(A)のような水平ドブが設定されているか否かを判断する。水平ドブの設定がない場合はS708に進み、水平ドブの設定がある場合にはS709に進む。
S707にて水平ドブが無いと判定した場合、S708においてCPU111は、シートの垂直方向の分割数(BY)をDY-1と定める。ただし、本実施形態では搬送方向の両端部の余白を常に断裁するものとしているため、DYは3以上である。仮に、搬送方向両端部の余白を断裁しない場合、BY=DY+1となる。CPU111はこの計算によって算出されたBYをRAM113に保持してS710に進む。
S707にて水平ドブがあると判定した場合、S709においてCPU111は、シートの垂直方向の分割数(BY)をDY/2と定めて、この値をRAM113に保持してS710に進む。水平ドブがある場合、各割り付け画像の搬送方向における両端をトリマー232によって幅方向に断裁することになるからである。なお、仮にシートの搬送方向両端部の余白を断裁しない場合、シートの垂直方向の分割数(BY)は(DY/2)+1となる。
S710においてCPU111は、S704又はS705にてRAM113に保持された分割数BTと、S708又はS709にてRAM113に保持された分割数BYから、シート1ページ当たりの成果物数(L)を算出する。具体的には、L=BT×BYである。S711において、CPU111はS701で算出したLの値をジョブと対応付けてRAM113又はHDD114に保存し、処理を終了する。
なお、S701にて小サイズ断裁指示が無いと判断した場合には、S712においてCPU111は、シートの分割が生じないことから、シート1ページ当たりの成果物数(L)は1であると判断する。この場合、S711でCPU111はRAM113又はHDD114にL=1を保存し、処理を終了する。
このように構成することで、プリント部121で画像形成されたシートを断裁することで小サイズ成果物を出力するジョブを実行する際に、シート1ページあたりに断裁処理によって得られる成果物の数を算出することが可能となる。
なお、図7では面付け済みジョブでの制御フローについて詳細を説明したがこの限りでなく、小サイズ画像をプリンタコントローラ110で面付けするような構成であってもよい。つまり、ジョブ設定に含まれる小サイズ断裁指示とは、ホストコンピュータから受信した印刷ジョブにおいて指定されたものに限らず、プリンタコントローラ110が面付けを設定すると共に設定したものであってもよい。その場合は、プリンタコントローラ110で面付けした小サイズ画像数が、図7と同様の算出方法により、シート1ページ当たりの成果物数Lとして産出され、ジョブと対応付けて保存される。
<図8の説明>
図8は、小サイズ成果物が小型成果物トレイ239に送り出されて排出される度にプリンタコントローラ110に通知される排出イベントを、プリンタコントローラ110が受信した際の本実施形態に特有の制御フローである。以下、フローチャート内の各ステップにおける制御はCPU111がROM112のプログラムを読みだして実行することで各種動作を実現する。
S801においてCPU111は、断裁装置230から小型成果物トレイ239に小サイズ成果物が排出された際の排出イベントを受信したかどうかを判断し、小サイズ成果物の排出イベントを受信すると、S802に進む。S802においてCPU111は、出力中のジョブにおいて、シートの水平方向の分割数(BT)をHDD114から取得し、S803に進む。
S803においてCPU111は、シートの水平方向の分割数の数だけ小サイズ成果物が排出されたと判断し、出力中のジョブに対して保持している現在の排出成果物数(GH)に、BTを加算して、RAM113に保持し、S804に進む。言い換えると、制御手段は、第1断裁部としてのトリマー232が断裁動作を行った回数に応じて小サイズ成果物の出力枚数を増加させるように構成されている。その際の増加幅は、第2断裁部としてのスリッター234,236による断裁箇所に基づいて決定される。
S804においてCPU111は、S803にて保存した現在の排出成果物数(GH)が、1ページ当たりの成果物数(L)の整数倍になっているかどうかを判断する。整数倍になっていれば、シート1枚に割り付けられた小サイズ成果物が全て排出できたと判断してS805に進み、整数倍になっていなければ、シート1枚に対する断裁処理の途中であると判断してS801に戻る。
ここで、本実施形態ではジョブでの分割数と排出成果物数が整数倍かどうかで1枚分の処理が完了したかを判断しているが、この限りでなく、給送したシートサイズの後端が小型成果物トレイに排出されたかどうかで判断してもよい。
S804にてシート1枚に対する断裁処理が完了したと判断した場合、S805においてCPU111は、現在の印刷済み枚数(GP)に1を加算して、RAM113に保持し、S806に進む。
S806においてCPU111は、S805にて保存した現在の印刷済み枚数(GP)が、1部当たりのページ数(M)の整数倍になっているかどうかを判断する。整数倍になっていれば、1部あたりのページが全て印刷できたと判断してS807に進み、整数倍になっていなければ、部の途中のシートまで排出完了した状態であると判断してS801に戻る。
S806にて1部に含まれる全てのページの出力が完了したと判断した場合、S807においてCPU111は現在の印刷済み部数(GB)に1を加算して、RAM113に保持し、S808に進む。S808においてCPU111は、S807で保存した現在の印刷済み部数(GB)が、現在のジョブで設定された部数分完了したかどうかを判断し、全部数分の出力が完了したと判断したらS809に進み、未出力の部があると判断した場合はS801に戻る。
S809においてCPU111は、RAM113に保持されている印刷済みの成果物数(GH)、枚数(GP)、部数(GB)を、該ジョブと対応付けてジョブログとしてHDD114に保存し、RAM113の一時保存領域の情報をクリアして処理を終了する。
このように構成することで、現在出力中のジョブにおいて、出力が完了した部数、枚数、及び成果物数がリアルタイムに保持することが可能となる。そして、これらの情報を図6のように表示することで、ユーザがジョブの進捗状況を詳しく把握することが可能となる。
<図9の説明>
以下では、上述したように小サイズ成果物の排出枚数をリアルタイムに表示可能な構成において、ジョブの実行中にジャムが発生した場合の処理について説明する。図9は、小サイズ成果物を得るための断裁処理の実行中にジャムが発生してジョブが中断された際の制御フローである。以下、フローチャート内の各ステップにおける制御はCPU111がROM112のプログラムを読みだして実行することで各種動作を実現する。
S901においてCPU111は、プリンタ120でのジャムが発生したかどうかを判定し、ジャム通知を受信したら、S902に進む。ここでのジャム通知は、プリンタ120のプリント部121や後処理部122に備えられる複数の不図示のシート検知センサを用いて検知される。即ち、いずれかのシート検知センサをシートの先端又は後端が通過するタイミングが、ジョブのタイムスケジュールに対して許容範囲を超えて遅れた場合に、ジャム通知が発行される。このとき、シート検知センサの検知結果に基づいて、どの位置にシートが残留しているかを示すジャム位置情報を含む情報が、プリンタコントローラ110に通知される。
S902においてCPU111は、図10に例示されるようなジャム解除指示画面を操作部140の表示部142に表示させ、S903に進む。S903においてCPU111は、ジャム解除が完了したかどうかを判断し、ジャム解除が完了したと判断するとS904に進む。なお、ジャム通知を受けた後、プリンタ120を構成する各装置のドアが開閉されると、ジャムシートの有無を再検知する処理が実行される、各装置はジャムシートが存在しないと判断したら、ジャム位置情報を更新して通知する。全てのジャムシートが存在しなくなると、ジャム位置情報が「無し」としてプリンタコントローラ110に通知される。プリンタコントローラ110は、ジャム位置情報が無くなったら、ジャム解除が完了したと判断する。
S904においてCPU111は、小サイズ成果物を得るための断裁処理の実施中のジャムだったかどうかを判断し、該当しない場合はS910に進み、該当する場合には、S905に進む。
S905~S909では、小サイズ成果物を得るための断裁処理の実施中にジャムが発生した場合のリカバリ印刷により、余分な小サイズ成果物が出力される場合にユーザに注意を促すための処理を行う。まず、S905においてCPU111は、RAM113に保持されている、小サイズ断裁処理を行っているジョブの現在の排出成果物数(GH)と枚数(GP)、及び該ジョブの1ページ当たりの成果物数(L)を取得し、S906に進む。
S906及びS907においてCPU111は、S905にて取得したジョブ情報を基に、シート1枚に対する断裁処理の途中でジャムが発生したかどうかを判断する。もし、1枚のシートに対する断裁処理の途中でジャムが発生した場合、当該シートから得られるはずの複数枚の小サイズ成果物のうちの一部のみが小型成果物トレイ239に排出され、シートの残りの部分はユーザによりジャムシートとして除去される。ジャムシートの除去後にジョブが再開されると、本実施形態では、ジャムシートとして除去されたシートと同じ内容でプリント部121がシートに画像を形成し、断裁装置230によって断裁するリカバリ印刷(リカバリ処理)を行う。その結果、ジョブの中断前にジャムシートの一部から作成された小サイズ成果物と、ジョブの再開後にリカバリ印刷によって作成される小サイズ成果物の一部とが、小型成果物トレイ239に重複して出力されることになる。
そこで、S906にて、CPU111は、まず余りとなってしまう余分な小サイズ成果物数(E)を、現在の排出成果物(GH)及び印刷済み枚数(GP)と、1ページ当たりの成果物数(L)から算出してS907に進む。具体的には、E=GH-(GP×L)である。
S907においてCPU111は、S906にて算出した成果物数の余りがゼロかどうかを判断し、ゼロであれば余りとなる小サイズ成果物がないと判断してS910に進み、ゼロでないときは余りがあると判断してS908に進む。
S908においてCPU111は、S906にて算出した余分な小サイズ成果物数を、図11に例示されるような画面で警告表示をし、S909に進む。図11は、操作部140の表示部142に表示される警告画面を表している。S909においてCPU111は、警告画面を閉じる操作が行われたか(図11のOKボタン1102が押下されたか)を判断し、操作が行われたと判断した場合はS910に進む。
S910においてCPU111は、リカバリ印刷として、ジャムが発生したページの再印刷を行い、処理を終了する。
このように構成することで、小サイズ成果物を得るために1枚のシートに対する断裁処理の途中でジャムが発生したとしても、ユーザは余分な小サイズ成果物が発生したことをその場で把握できる。そのため、検品での部数確認作業を省力化でき、また、小サイズ成果物の発注先への配送時の部数間違い等も未然に防止することが出来る。更に、余分な小サイズ成果物の数がどれだけあるかを直ぐに確認することができるため、余分な小サイズ成果物を取り除く際のユーザの使い勝手が向上する。
ここで、本実施形態では、S908の警告画面の表示をジャムシートの除去直後に表示しているが、この限りでない。例えば、ジャム発生時点でジャムシートの位置情報と共に表示するよう構成してもよい。
<図10の説明>
図10は、ジャムの発生時に操作部140の表示部142に表示されるジャム解除指示画面の表示例である。本画面の表示制御は、プリンタコントローラ110が、操作部I/F119を介して、入力部141からの各種指示の受信制御、及び、表示部142への出力制御指示を行い、CPU111がROM112のプログラムを読み出すことで実現される。
<図11の説明>
図11は、リカバリ印刷によって一部の小サイズ成果物が重複して出力される場合に、ジャムシートの除去後に操作部140の表示部142に表示される警告画面の表示例である。本画面の表示制御は、プリンタコントローラ110が、操作部I/F119を介して、入力部141からの各種指示の受信制御、及び、表示部142への出力制御指示を行い、CPU111がROM112のプログラムを読み出すことで実現される。
本警告画面の表示領域1101には、S906にて算出された余分な小サイズ成果物数(E)が表示される。表示領域1101を含むメッセージは、リカバリ処理によって小サイズ成果物が重複して出力されることを伝える情報の一例である。また、OKボタン1102は、確認作業が終了したことをユーザから受け付けるためのボタンである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…画像形成装置/110…制御手段(プリンタコントローラ)/115…通信手段(ネットワークI/F)/121…画像形成手段(プリント部)/124…断裁手段(断裁部)/142…表示装置(表示部)/232…第1断裁部(トリマー)/234,236…第2断裁部(スリッター)/239…第1排出部(小型成果物トレイ)/241,242、243…第2排出部(積載トレイ、中綴じトレイ)

Claims (10)

  1. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像形成されたシートを1枚ずつ搬送しながら複数の小サイズシートに断裁する断裁処理を行う断裁手段と、
    前記断裁手段により断裁された前記複数の小サイズシートを排出する排出手段と、
    前記画像形成手段及び前記断裁手段によって小サイズシートを出力するジョブにおいて、前記画像形成手段により画像を形成されたシートの枚数と、前記排出手段により排出された前記小サイズシートの枚数と、前記ジョブの実行中に表示手段に表示させる表示処理を実行する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、1枚のシートに対する前記断裁処理の途中の状態で前記表示処理を実行する場合、当該シートに対する前記断裁処理の進行度に応じて、前記表示手段に表示させる前記小サイズシートの出力枚数を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記断裁手段は、シートをシートの搬送方向に垂直な幅方向に断裁して前記搬送方向に分割する第1断裁部を含み
    前記制御手段は、1枚のシートに対する前記断裁処理の途中の状態で前記表示処理を実行する場合、当該シートに対して前記第1断裁部が断裁動作を行った回数に応じて前記表示手段に表示させる前記小サイズシートの出力枚数を増加させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記断裁手段は、シートが前記搬送方向に搬送されている状態でシートを前記搬送方向に沿って断裁して前記幅方向に分割する第2断裁部をさらに含み、
    前記制御手段は、前記第1断裁部が断裁動作を行った回数に応じて前記表示手段に表示させる前記小サイズシートの出力枚数を増加させる際の増加幅を、前記第2断裁部による断裁箇所に基づいて決定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、1枚のシートに対する前記断裁処理の途中の状態で前記ジョブが中断されたことで、当該シートから前記断裁処理によって得られるはずの小サイズシートの一部が得られなかった場合、前記ジョブの再開後に、前記ジョブの中断がない場合に比べて追加で前記画像形成手段によりシートに画像を形成させて前記断裁手段により前記断裁処理を行うリカバリ処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記リカバリ処理を実行した場合、前記リカバリ処理によって出力される小サイズシートと前記ジョブの中断前に出力された小サイズシートとが重複することを伝える情報を前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、小サイズシートとして名刺を出力するモードにより前記ジョブを実行可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記断裁処理によって断裁された小サイズシートが排出される第1排出部と、
    小サイズシートよりも大きなシートが排出される第2排出部と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像により情報を表示する表示装置を備え、
    前記制御手段は、前記表示装置を前記表示手段として用いて前記表示処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 外部機器と通信するための通信手段を備え、
    前記制御手段は、前記通信手段を介して、前記外部機器の表示装置を前記表示手段として用いて前記表示処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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