JP7155782B2 - 画像処理装置、画像形成装置および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置および画像処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、画像形成における画像レイアウトを設定する画像処理装置、画像形成装置および画像処理プログラムに関するものである。
画像データに基づいて電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置では、用紙の断裁を行って断裁屑を回収する容器が備えられたものが知られている。この装置では、断裁屑が収容部に収まることが必要になる。
このため、特許文献1では、記録紙の前端及び後端の余白部を裁断するカッタをプリンタに設け、前端余白部を裁断する場合には、記録紙を一定量送って、カッタで前端余白部の一部をカットする。この記録紙の一定量送りとカッタによるカット動作とを繰り返して、前端余白部の全部を裁断する。後端余白部を裁断する場合にも、前端余白部を裁断する場合と同様に、記録紙の一定量戻しとカッタによるカット動作とを繰り返して、後端余白部の全部を裁断する。カットされた切屑は細切れになるので、切屑収納部の収納効率が向上する。
特許文献2では、用紙から切り取られ不要となった紙を、より小さく切断する切断機構を設けている。
特開2001-162878号公報 特開2013-59821号公報
しかし、特許文献1で提案されている技術では、細かく断裁するために断裁回数を増やすと、成果物の印刷生産スピードが低下する問題があり、また、断裁刃の消耗が早くなるという問題がある。
特許文献2では、不要紙をさらに細かく断裁するための新たな切断機構が必要であり、装置のコストが高くなる問題がある。
本発明は上記事情を背景としてなされたものであり、細かく断裁するための追加機構が必須とされず、断裁回数を減らすことにより、成果物の生産性を向上することができる画像処理装置、画像形成装置および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置のうち第1の形態は画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
画像処理部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
前記制御部は、前記画像データから不要物のサイズを算出し、前記不要物のサイズと不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較して、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、前記不要物を、前記収容部が回収できるサイズ以下になるように、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
画像処理部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
前記制御部は、前記画像データから不要物のサイズを算出し、前記不要物のサイズと不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較し、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、前記不要物を、断裁実行回数を少なくするように、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
画像処理部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
前記制御部は、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
画像処理部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
前記制御部は、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、前記収容部が回収可能なサイズで前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
画像処理部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
前記制御部は、前記画像データから第1の不要物と第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物のサイズおよび前記第2の不要物のサイズと、前記第1の不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に回収できない前記第2の不要物の有無を判別し、前記収容部に回収できない前記第2の不要物がある場合、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更し、
前記FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、CD方向の断裁により発生する不要物のうち、記録媒体最後端で発生する不要物を除き、CD方向の断裁の最低保証サイズとなるように、前記画像レイアウトすることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記画像データから第1の不要物と第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物および前記第2の不要物のサイズと前記第1の不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、第1の不要物と第2の不要物を判別し、
前記収容部と前記成果物を回収する出力部のいずれへの出力を優先するかの設定に従って、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記収容部に回収できない前記第2の不要物が発生する際は、前記第2の不要物が前記出力部に排出される前記成果物のサイズと異なるサイズになるように、前記画像レイアウトを変更するとともに、第2の不要物を成果物が排出される前記出力部に排出することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記画像レイアウトの変更に際し、成果物に位置する画像を移動または/および回転して行うことを特徴とする。
本発明の画像形成装置のうち第1の形態は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
制御部と、を備え、
前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、
前記成果物が排出される出力部と、不要物を回収するための収容部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データから不要物のサイズを算出し、不要物のサイズと前記収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、
前記不要物を、前記収容部が回収できるサイズ以下になるように、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
制御部と、を備え、
前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、
、前記成果物が排出される出力部と、前記不要物を回収するための収容部を備え、
前記制御部は、前記画像データから不要物のサイズを算出し、前記不要物のサイズと前記収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、
前記不要物を、断裁実行回数を少なくするように、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
制御部と、を備え、
前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、
前記制御部は、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、前記不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
制御部と、を備え、
前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、前記制御部は、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、前記不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、前記収容部が回収可能なサイズで前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
制御部と、を備え、
前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、
前記成果物が排出される出力部と、第1の不要物を回収するための収容部と、第2の不要物が排出される出力部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データから前記第1の不要物と前記第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物および前記第2の不要物のサイズと前記収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に収納できない前記第2の不要物の有無を判別し、
前記収容部に回収できない前記第2の不要物がある場合、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更し、
前記FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、CD方向の断裁により発生する不要物のうち、記録媒体最後端で発生する不要物を除き、CD方向の断裁の最低保証サイズとなるように、前記画像レイアウトすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記画像データから第1の不要物と第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物および前記第2の不要物のサイズと前記第1の不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記第1の不要物と前記第2の不要物を判別し、
前記収容部と前記成果物を回収する出力部のいずれへの出力を優先するかの設定に従って、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記収容部に収納できない前記第2の不要物が発生する際は、前記第2の不要物が、前記出力部に排出される前記成果物のサイズと異なるサイズになるように、前記画像レイアウトを変更するとともに、第2の不要物を成果物が排出される前記出力部に排出することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記収容部に、前記第1の不要物の積載量を検知するセンサーが備えられており、
前記収容部の空き容量により、前記収容部が回収可能なサイズ情報が変動することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記画像レイアウトの変更に際し、成果物に位置する画像を移動または/および回転して行うことを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、前記形態のいずれかに記載の画像形成装置と、画像形成装置の後段に接続された断裁装置を有する。
本発明の画像処理プログラムのうち第1の形態は、
画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
さらに、前記画像データから不要物のサイズを算出し、前記不要物のサイズと不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較して、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、前記不要物を、前記収容部が回収できるサイズ以下になるように、前記画像レイアウトを変更する制御を実行させることを特徴とする。
他の形態のプログラムの発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
さらに、前記画像データから不要物のサイズを算出し、前記不要物のサイズと不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較し、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、前記不要物を、断裁実行回数を少なくするように、前記画像レイアウトを変更する制御を実行させることを特徴とする。
他の形態のプログラムの発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
さらに、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更する制御を実行させることを特徴とする。
他の形態のプログラムの発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
さらに、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、前記収容部が回収可能なサイズで前記画像レイアウトを変更する制御を実行させることを特徴とする。
他の形態のプログラムの発明は、画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
さらに、前記画像データから第1の不要物と第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物のサイズおよび前記第2の不要物のサイズと、前記第1の不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に回収できない前記第2の不要物の有無を判別し、前記収容部に回収できない前記第2の不要物がある場合、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更し、
前記FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、CD方向の断裁により発生する不要物のうち、記録媒体最後端で発生する不要物を除き、CD方向の断裁の最低保証サイズとなるように、前記画像レイアウトする制御を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、画像レイアウトを変更することで、断裁回数を増やさずに、切り屑にすることができる。さらに、断裁回数を減らすことにより、画像断裁刃の消耗を抑え、成果物の生産性を向上することができる。また、細かく断裁するための追加機構を必須とするものではなく、必要によりコストを抑えることができる。
本発明の一実施形態の画像形成装置の機械的概略を示す図である。 同じく制御ブロックを示す図である。 実施形態1における画像処理の手順を示すフローチャートである。 ページ情報の例を示す図である。 断裁屑情報の例を示す図である。 収容部情報の例を示す図である。 可変の収容部情報の例を示す図である。 画像形成された用紙の通紙状態を説明する図である。 画像形成された用紙の断裁を説明する図である。 切断部の概略構成を示す斜視図である。 実施形態1-1における収容部に収容可能な不要物のサイズの情報を示す図である。 実施形態1-1に用いる印刷データを示す図である。 実施形態1-1において対比される従来例の断裁例を示す図である。 実施形態1-1における断裁例を示す図である。 実施形態1-2における収容部に収容可能な不要物のサイズの情報を示す図である。 実施形態1-2に用いる印刷データを示す図である。 実施形態1-2において対比される従来例の断裁例を示す図である。 実施形態1-2における断裁例を示す図である。 実施形態2における画像処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2における収容部に収容可能な不要物のサイズの情報を示す図である。 実施形態2に用いる印刷データを示す図である。 実施形態2において対比される従来例の断裁例を示す図である。 実施形態2における断裁例を示す図である。 実施形態3における画像処理の手順を示すフローチャートである。 断裁幅最小サイズ情報の例を示す図である。 実施形態3における収容部に収容可能な不要物のサイズの情報を示す図である。 実施形態3に用いる印刷データを示す図である。 実施形態3において対比される従来例の断裁例を示す図である。 実施形態3における断裁例を示す図である。 実施形態4における収容部の構造を示す斜視図である。 実施形態5における画像処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態5における収容部に収容可能な不要物のサイズの情報を示す図である。 実施形態5に用いる印刷データを示す図である。 実施形態5において対比される従来例の断裁例を示す図である。 実施形態5における断裁例を示す図である。
以下に、本発明の画像形成装置の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
なお、この実施形態では、画像形成装置は画像処理装置としての機能を有している。
画像形成装置1は、図1に示すように、前段側から順に、給紙装置15、装置本体10、後処理部16を備えている。各装置および後処理部は、電気的および機械的に接続されており、各装置および後処理部間で、通信および用紙の搬送が可能となっている。
給紙装置15は、複数の給紙部153、154、155を備えており、給紙部153、154には給紙トレイを備え、この給紙トレイに用紙が収納される。給紙部155は、手差しの給紙トレイを有し、手差しの給紙トレイに用紙が積載されて給紙が行われる。各給紙部153、154、155の用紙は、後段に設置されている装置本体10に供給可能となっている。用紙は、記録媒体に相当する。なお、本発明としては、記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックなどからなるものであってもよく、長尺カット紙やロール紙などの長尺な用紙を用いるものであってもよい。
装置本体10は、筺体内の下部側に、複数の給紙部151、152を備えている。給紙部151、152では、それぞれ給紙トレイを有し、給紙トレイに用紙が収納されている。この用紙も前記と同様に本発明の記録媒体に相当する。
装置本体10の筺体内には、搬送路が設けられており、給紙部151~155から供給される用紙が搬送路に沿って下流側に搬送される。
搬送路の途中付近には、用紙に画像を形成する画像形成部14が設けられている。画像形成部14は、感光体ドラム141を有し、感光体ドラム141の周囲には、図示しない帯電器、LD(レーザダイオード)、現像器143、定着器144、転写ローラー142などを有し、転写ローラー142は用紙の搬送路付近に配置されている。
図では、画像形成部について一色の組み合わせの構成を示しているが、各色用(例えばシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)にそれぞれの組み合わせを有するものとしてもよく、その場合は、中間転写部を設けることができる。
用紙に画像を形成する場合は、帯電器によって感光体ドラム141が一様に帯電された後に、感光体ドラム141に対しLDからレーザー光が照射されて、感光体ドラム141上に潜像が形成される。感光体ドラム141上の潜像は、現像器143によって現像されてトナー像となり、感光体ドラム141上のトナー像は転写ローラー142において用紙に転写される。画像が形成されて、搬送路に沿って搬送される用紙は、定着器144によって画像の定着が行われる。
なお、図では示していないが、定着器144の下流側で用紙を反転して感光体ドラム141の上流側に用紙を環流させる反転搬送路を設け、用紙の裏面側に画像形成を行うものとすることができる。
また、装置本体10は、筐体の上部に操作部13が備えられている。操作部13は、タッチパネルを供えたLCDと、テンキー等の操作キー群とを有している構成とすることができ、情報の表示および操作入力の受付が可能となっている。
なお、この実施形態では、操作部13は操作部と表示部とが一体となっているものでもよく、操作部と表示部とが別体になっているものでもよく、例えば、操作部をマウスやタブレット、端末等によって構成してもよい。
また、操作部13は、移動可能となっているものであってもよい。
装置本体10の筐体の上部には、操作部13が位置しない場所に、原稿搬送部11が備えられている。原稿搬送部11は、原稿載置台にセットされた原稿を自動で給送するものであり、原稿搬送部11で給送される原稿は、スキャナーなどを有する原稿読取部12によって読み取られる。
なお、原稿読取部12による原稿の読み取りは図示しないプラテンガラス上で行うことも可能である。
また、原稿読取部12では、画像形成装置1から出力された印刷物をセットして読み取りを行うことも可能である。
装置本体10は、制御部100を有している。制御部100は、画像形成装置1全体を制御するものであり、CPUやメモリなどによって構成される。なお、制御部100は、装置本体外に設けられるものであってもよい。CPU上で動作するプログラムは、本発明のプログラムを含んでいる。制御部100は、本発明の画像処理装置の主要な構成となるものである。
制御部100は、画像データに基づいて画像形成位置を決定して画像を形成することができる。その際には、通常は、用紙の位置基準に応じて画像形成位置を定める。
また、後処理で用紙の断裁を行う場合、断裁に応じて画像のレイアウトを変更できるようにしてもよい。
I/F部105は、ネットワークなどに接続するインターフェースであり、外部と画像形成装置1との間の通信を可能にする。
この実施形態では、後処理部16は、用紙の断裁を行うことができる。
後処理部16には、画像が形成された用紙を搬送する搬送部165を有しており、その途中に切断部161を有している。切断部の下方側には、切り屑を回収する収容部164を有している。
切断部161には、用紙をCD(cross direction)方向に断裁するCD断裁部162と、用紙をFD(紙送り)方向に断裁するFD断裁部163を有している。
切断部161の下流側には、搬送方向切替部166を有しており、その一つの方向に出力部167を有し、他の方向に出力部168を有している。出力部167は、印刷用紙、成果物が出力され、出力部168は、切れ端などの断裁屑が出力され、収容部164で回収できない不要物を出力することができる。収容部164に回収される不要物は、本発明の第1の不要部に相当し、出力部168に出力される不要物は、本発明の第2の不要物に相当する。
この実施形態では、給紙装置15、装置本体10、後処理部16によって画像形成装置1が構成されているものとしたが、本発明としては画像形成装置の構成は上記構成に限定されるものではない。例えば、装置本体10のみによって画像形成装置が構成されるものでもよく、また、装置本体10に給紙装置15、後処理部16などを備えるものを画像形成システムとしてもよい。
次に、画像形成装置1の電気的構成を、図2に基づいて説明する。
制御部100は、画像形成装置における各構成部を制御する部分であり、CPU101とHDD102、メモリ103、不揮発メモリ104などがバスを介して接続されている。I/F部105から受信したプリントジョブを解析し、画像形成するための画像データを生成する画像処理部の機能も兼ねる。したがって、制御部100は、本発明における画像処理部と制御部とを兼用している。本発明としては、制御部の他に画像処理部を別体で有し、画像処理部が制御部で制御されるものとされているものであってもよい。
CPU101は、各部の制御ならびに画像処理などを行う部分である。
HDD102は、CPU101が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報を格納し、CPU101により必要に応じて読み出され、メモリ103上で実行処理される。
メモリ103は、原稿読取部12、I/F部105から読み込んだ種々のデータを一時的に記憶する部分で、記憶された画像データはCPU101によって処理され、画像形成部14に転送される。このメモリ103上で印刷データはラスタライズ処理され、印刷用のCMYK各色のビットマップデータが生成される。
I/F部105は、LANケーブル等を介してネットワークに接続され、クライアントPC等と接続を確立し、プリントジョブや各種ステータスなどのデータの送受信を実行する部分である。
すなわち、I/F部105は、外部の装置との間でデータの送受信を行うことができる。外部装置は、画像形成装置を管理する場合、画像形成装置を直接制御してもよく、また、画像形成装置へ制御内容の指示を行い、この指示内容によって画像形成装置の制御部で制御が行われるようにしてもよい。外部装置では、画像形成装置における画像形成に際し、画像のレイアウトなどの変更を行うものとしてもよい。その場合、外部装置は、本発明の画像処理装置として機能する。
原稿搬送部11は、単数もしくは、複数枚の原稿用紙を自動で原稿読取部12へ搬送する部分である。この構成は、本願発明では必須となるものではない。
原稿読取部12は、原稿台上の原稿用紙から画像データを光学的に読み取る部分である。この構成は、本願発明では必須となるものではない。
操作部13は、画像形成装置1に関する各種設定を行う。この操作部はタッチパネルとなっており、表示と操作を平行して処理できる構成となっている。なお、この操作機能はパネル上に限らず操作機能を提供できればどこにあってもよく、画像形成装置の外部において遠隔で操作できるものであってもよい。
画像形成部14は、本実施形態においては、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成装置における画像を形成するのに必要な構成要素を総じて、画像形成部と呼ぶ。つまり、感光体ドラム141、転写ローラー142、現像器143、定着器144等などから成る。原稿読取部12から読み込んだ画像データ、あるいはI/F 部105を介して受け取ったプリントジョブから生成した画像データを、給紙部151~155から搬送した印刷用紙に形成し、後処理部16に送り出す。
給紙部151~155は、印刷用紙を格納する部分で、格納された印刷用紙を画像形成部14へ送り出す部分を含む。複数の給紙部が存在する。
後処理部16は、画像形成装置など前段から搬送される用紙を、制御部100からの指示により、搬送ローラーや切替爪などを制御しながら搬送し、必要に応じてパンチ・ステープル・製本・糊による貼り付けなどのユーザの希望するフィニッシング処理を加えて出力する部分である。本実施形態では前述したように切断部161を有する。
切断部161は、用紙を断裁する実行する部分である。断裁位置にはFD方向の断裁とCD方向の断裁があり、本実施ではCD断裁部162とFD断裁部163を備えている。
CD断裁部162は、用紙が搬送される方向と垂直に断裁を実行する部分である。
FD断裁部163は、用紙が搬送される方向に断裁を実行する部分である。
収容部164は、切断部161で断裁された断裁屑を収容する部分である。切断部161から断裁屑が自由落下して回収される。本実施形態では、収容部164が収容可能な断裁屑サイズがあらかじめ決められており、不揮発メモリ104にその情報が保持されている。断裁屑が一杯になった場合、ユーザに向けて断裁屑を機外に廃棄するよう、操作部13等に表示することができる。
搬送部165は、搬送ローラーなどから構成される用紙を搬送する部分である。
搬送方向切替部166は、搬送方向切替爪などから構成される用紙を搬送する方向を切り替える部分である。
出力部167~168は、印刷物を排出して積載する。複数の出力部が存在する。
次に、本実施形態における画像形成装置1の制御部100の画像処理動作を図3のフローチャートに基づいて説明する。
画像形成装置1の制御部100は、I/F部105を介してページ情報を受信すると(ステップ1001)、メモリ103上でその情報を展開し解析する(ステップ1002)。
図4Aに示されるページ情報は、サイズや紙種などの印刷用紙の情報や、用紙に画像形成される画像レイアウトの情報や(図4Aでは「成果物N(1…)位置」で表現している)、実行すべきフィニッシングの情報などを含む。さらに、ページ情報に関連付けて断裁屑情報を設けられている。上記ページ情報とともに受信する。断裁屑情報はページ情報に含まれるものであってもよい。
ページ情報(例えば図4A)が断裁指示を含まない場合(ステップ1003:No)、公知の通常の印刷処理を行う(ステップ1004)。
ページ情報が断裁指示を含む場合(ステップ1003:Yes)、収容部情報(図5A)から、収容部164の断裁屑収容可能サイズをメモリ103上に展開する(ステップ1005)。ページ情報(図4A、図4B)から断裁位置の情報や成果物の位置の情報を解析する(ステップ1006)。収容部情報の例は、図5A、図5B(可変)に示す。センサー情報の例は、図27に示す。図5B、図27については後述する。
全てのFD/CD断裁屑が収容可能サイズ以下となる場合(ステップ1007:Yes)、全ての断裁屑の排出先として収容部164をセットする(ステップ1008)。排出先の指定については、図4Aのページ情報に基づいて、図4Bの断裁屑情報をメモリ103で生成する。図4Bの断裁屑情報の排出先に収容部164をセットする。
ページ情報(図4A)に従い、指定の給紙部151~155から指定の印刷用紙を給紙し、画像形成部14でページ情報(図4A)の指定通りの画像レイアウト/成果物位置で画像形成を実行し(ステップ1009)、切断部161にてページ情報(図4A)の指定の断裁位置で断裁を実行する。画像がレイアウトされた印刷用紙を図6Aに示し、成果物位置情報と断裁位置情報との関係を図6Bに示す。
メモリ103上に展開された断裁位置情報から、FD断裁位置にFD断裁部163を移動する。
FD断裁位置が複数ある場合は、複数のFD断裁部163をそれぞれのFD断裁位置に移動する。
図7は、切断部の概略を示すものである。搬送路には、搬送ローラー165Aが配置され、用紙をCD方向に断裁するCD断裁部162と、用紙をFD方向に断裁するFD断裁部163とを備えている。
FD断裁がONの領域でFD断裁部163の刃を用紙に押し当てながら、搬送部165の搬送ローラー165Aを回転して用紙搬送することでFD断裁を実行する。
CD断裁がONの位置で用紙を停止して、CD断裁部162の刃を用紙に押し当てCD方向に移動することで、断裁を実行する。
各断裁屑をステップ1008で決定した排出先を図4Bの断裁屑情報から読み取り、収容部164に排出する(ステップ1010)。
全てのFD/CD断裁屑が収容可能サイズ以下とならない(ステップ1007:No)が、全てのFD断裁屑が収容可能サイズ以下となる場合(ステップ1101:Yes)、全てのFD断裁屑の排出先として収容部164をセットする(ステップ1102)。
図8に収容部で収納可能な断裁屑サイズの例を示している。印刷用紙は、成果物、収容部で収容可能なサイズである切り屑、収容部で収容可能なサイズを超えている切れ端となる。
「CD断裁屑のFD長さ合計/CD断裁屑数」、つまりCD断裁屑のFD長さ平均値が、収容可能サイズ以下になるか算出比較する(ステップ1103)。収容可能サイズ以下になる場合(ステップ1103:Yes)、全CD断裁屑のFD長さとして「CD断裁屑のFD長さ合計/CD断裁屑数」の値をセットする(ステップ1104)。
図9はオリジナルの印刷ジョブによる断裁位置を示し、図10は従来技術による断裁処理で、収容部に収容できない大きさの不要物を、収容部に収まるようにCD断裁を繰り返したもので、CD断裁回数は8回になっている。図11は実施形態1-1により、CD断裁屑の幅を均等化するように成果物の位置を変更することによって、CD断裁回数が6回に減ったものである。(ステップ1103~1104の部分を「実施形態1-1」と呼ぶ)
ステップ1103で、収容可能サイズ以下にならない場合(ステップ1103:No)、用紙先頭から全てのCD断裁屑に対して、CD断裁屑のFD長さに収容可能サイズをセットする(ステップ1201~1204)。最終CD断裁屑は、収容可能サイズ以下となる。
この例(実施形態1-2)において収容部に収容可能なサイズを図12に示す。
図13はオリジナルの印刷ジョブによる断裁位置である。実施形態1-1と比べて、成果物の数が少ないので、不要物のサイズが大きい実施形態となっている。
図14は従来技術による断裁処理で、CD断裁回数は9回になっている。図15は本実施形態1-2により、用紙先端から成果物までの余白や成果物間の余白のサイズが収容可能サイズになるように、成果物の位置を変更することによって、CD断裁回数が8回に減ったことを示している。(ステップ1201~1204の部分を「実施形態1-2」と呼ぶ)
実施形態1-1、実施形態1-2ともに、全てのCD断裁屑が収容可能サイズ以下になったため、排出先として収容部164をセットする(ステップ1105)。断裁位置の移動に合わせて、成果物画像を移動する(ステップ1106)。
全てのFD/CD断裁屑が収容可能サイズ以下とならない場合で(ステップ1007:No)、更に全てのFD断裁屑が収容可能サイズ以下とならない場合(ステップ1101:No)、全てのFD断裁屑について収容可能サイズになるようにCD断裁位置を追加する(1112)。(公知)
例えば、FD断裁屑がCD方向20mm×FD方向210mmで、収容可能サイズがCD方向70mm×FD方向150mmの場合、FD断裁屑を、CD方向20mm×FD方向150mm の位置でCD断裁する。本実施は公知と同じやり方のため、従来技術から断裁回数は変化しない。
次に、他の実施形態2を図16のフローチャートに基づいて説明する。
ステップ1001からステップ1007は、実施形態1と同じであり、その説明を省略する。収容部に収容可能なサイズは図17に示すものであり、図18に示す印刷データに基づいて断裁が行われる。
図20のように、成果物のページを全て90度回転した場合のFD長さ合計を算出する。具体的には、1ページ目の成果物について、先頭の第1CD断裁屑のFD方向長さ20mmをキープした状態で、第2FD断裁屑と第3FD断裁屑のCD方向長さが同じ(45mm)になるようにセンタリングしながら、成果物画像の90度回転を想定する。
続いて同様に第4CD断裁屑のFD方向長さ20mmをキープした状態で、CD方向はセンタリングしながら、2ページ目の成果物画像の90度回転を想定する。すべての成果物ページでこれを繰り返す。そうしてFD長さの合計を算出する。
FD長さの合計が用紙サイズ長さ880mmに収まれば、成果物の最終ページが印刷用紙に収まる。FD長さの合計が用紙サイズ長さ以下にならない場合(ステップ2001:No)、画像回転できないため、従来技術通りに、画像回転しない状態で、最終CD断裁屑を収容可能サイズに分割する位置に断裁位置をセットし(ステップ2009)、全ての断裁屑の排出先として収容部をセットして(ステップ1008)、画像形成して(ステップ1009)、断裁しながら断裁屑を指定の排出先、つまり収容部に排出する(ステップ1010)。
FD長さの合計が用紙サイズ長さ以下になった場合(ステップ2001:Yes)、成果物の画像を90度回転する(ステップ2002)。画像回転することで、全ての断裁屑サイズが収容可能サイズ以下になれば(ステップ2003:Yes)、全ての断裁屑の排出先として収容部をセットして(ステップ1008)、画像形成して(ステップ1009)、断裁しながら断裁屑を指定の排出先、つまり収容部に排出する(ステップ1010)。なお、画像の回転は90度以外で行うものとしてもよい。
画像回転することで、全ての断裁屑サイズが収容可能サイズ以下にならない場合(ステップ2003:No)、90度画像回転する場合と、回転しない場合でどちらの断裁回数が多いか比較する。図20の断裁位置を参照しながら、成果物画像が90度回転の位置で、CD断裁回数をカウントする(ステップ2004)。この例では、最終CD断裁屑は収容可能サイズなので、これ以上分割する必要はない。図20の断裁位置を参照しながら、成果物画像が0度回転の位置で、CD断裁回数をカウントする(ステップ2005)。
この例では、最終CD断裁屑は収容可能サイズより大きいので、収容可能サイズ以下に3分割する。ステップ2004で求めた90度回転時のCD断裁回数と、ステップ2005で求めた回転しないときのCD断裁回数を比較し(ステップ2006)、90度の断裁回数の方が少ない場合は(ステップ2006:Yes)は既に90度回転されているため、その画像レイアウトに合わせて断裁位置をセットする(ステップ2008)。0度の断裁回数の方が少ない場合は(ステップ2006:No)は既に0度の位置に回転して(-90度回転して)、その画像レイアウトに合わせて断裁位置をセットする(ステップ2008)。以降のフローは上述のものと同じである。図19に示す断裁回数は8回であるのに対し、本実施形態2では、断裁回数は6回に減少している。
さらに他の実施形態3を図21のフローチャートに基づいて説明する。
ステップ1000番台は実施形態1と同じであり、その説明は省略する。ステップ3000番台(3001~3004)は実施形態1との差分になる。収容部に収容可能なサイズは図23に示すものであり、図24に示す印刷データに基づいて断裁が行われる。
ステップ1103の余白均等割りで収容可能サイズ以下にならない場合(ステップ1103:No)、実施形態1のように最終CD断裁屑を収容可能サイズに分割断裁すると、断裁実施回数が多くなるため、最終CD断裁屑は断裁せずにサブトレイである出力部168に排出する。実施形態3では、出力部168に出力するので、そちらの一枚モノの不要物のサイズを大きくして、収容部164に落とす断裁屑のサイズはできるだけ小さくなるように画像レイアウトを変更する。
画像形成装置1のHDD102に、後処理部16の切断部161の性能仕様として、断裁最小サイズ情報が格納されている(図22参照)。断裁最小サイズ情報をHDD102から読み出し、メモリ103で保持する(ステップ3001)。本実施では10mmという値が入っている。最終CD断裁屑以外のCD 断裁屑のFD長さに断裁幅最小サイズの値(10mm)をセットする(ステップ3002)。
なお、最終CD断裁屑のFD 長さは、用紙長さ-10mm×n(n:最終CD断裁屑以外のCD 断裁屑の数)となる。
最終CD断裁屑以外のCD断裁屑の排出先として収容部をセットする(ステップ3003)。最終CD断裁屑の排出先としてサブトレイである出力部168をセットする(ステップ3004)。
断裁位置に合わせて画像レイアウトを変更し(ステップ1106)、画像形成し(ステップ1009)、指定の排出先に各断裁屑を排出する(ステップ1010)。
従来例では、図25に示すように、断裁回数が8回であるが、本実施形態3では、図26に示すように、断裁回数は6回に減少している。
さらに他の形態である実施形態4について説明する。
この形態では、収容部164の収容可能サイズが、収容部に堆積された断裁屑の量によって変動するものである。
図27に示すように、収容部164は、3段階の高さにセンサー1、センサー2、センサー3を有する。センサーは光源と受光素子の組み合わせからなり、収容部の内側側面に光源、反対側の内側側面に受光素子が備えられる。センサーが存在する高さまで断裁屑が堆積されると、光源の光が遮断され受光素子まで届かなくなるため、センサーがON(受光あり)からOFF(受光なし)に変わる。3つのセンサーのON/OFF状態から、収容可能サイズが図5Bのように変わる。
次に、FD方向でなくCD方向に画像レイアウトを移動する実施形態5について、図28のフローチャートに基づいて説明する。
ステップ1000番台は実施形態1と同じであり、ステップ5000番台(5001~5204)が実施形態1との差分となる。収容部に収容可能なサイズは図29に示すものであり、図30に示す印刷データに基づいて断裁が行われる。
ステップ5001で、先(ま)ずはCD断裁屑が収容可能サイズ以下か確認する。収容可能サイズでない場合(5001:Yes)、従来技術同様にCD 断裁屑を収容可能サイズ以下になるようにCD 断裁を実行する(5101~5103)。本実施ではFD 断裁屑に着目しているため、従来技術と同様の処理を記載しているが、CD 断裁回数を減らす手法については、実施例1、2、3を参照されたい。
ステップ5002 で全てのCD 断裁屑が収容可能サイズになったため、排出先として収容部をセットする。
次に、FD断裁屑が収容可能サイズ以下か確認する(ステップ5003)。収容可能サイズ以下だった場合(ステップ5003:Yes)、全てのFD断裁屑の排出先として収容部をセットして(ステップ5004)、画像形成(ステップ5009)、断裁、排出(ステップ5010)へと進む。
FD断裁屑が収容可能サイズ以下でなかった場合(ステップ5003:No)、FD断裁屑のCD長さ(画像で言うと上下の横長の余白の幅)が均等になるように画像をCD方向に移動したときのFD断裁屑のCD長さを算出し、そのFD断裁屑が収容可能サイズ以下かどうか確認する(ステップ5005)。
収容可能サイズ以下になれば、その位置に断裁位置をセットし(ステップ5006)、断裁屑の排出先を収容部としてセットし(ステップ5007)、画像レイアウトもその位置に移動する(ステップ5008)。画像形成(ステップ5009)、断裁、排出(ステップ5010)へと進む。
FD断裁屑のCD長さが均等になるように画像をCD方向に移動しても、FD断裁屑が収容可能サイズ以下にならない場合(ステップ5005:No)、従来技術と同様にFD断裁屑を収容可能サイズ以下にすべく、CD断裁位置を追加する(ステップ5201~5204)。本実形態5では、FD断裁部が2つしかないケースを想定したためFD断裁は追加していないが、FD断裁部が3つ以上ある場合は、FD断裁を追加することで断裁屑を収容可能サイズ以下に断裁してもよい。従来例では、図31に示すように、断裁回数が16回であったのに対し、この実施形態5では断裁回数が8回に減少している。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは、上記実施形態に対する適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
10 装置本体
10 給紙装置
11 原稿搬送部
12 原稿読取部
13 操作部
14 画像形成部
15 給紙装置
16 後処理部
100 制御部
103 メモリ
104 不揮発メモリ
105 I/F部
141 感光体ドラム
142 転写ローラー
143 現像器
144 定着器
151、152、153、154、155 給紙部
161 切断部
162 CD断裁部
163 FD断裁部
164 収容部
165 搬送部
165A 搬送ローラー
166 搬送方向切替部
167 出力部
168 出力部

Claims (23)

  1. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    画像処理部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
    前記制御部は、前記画像データから不要物のサイズを算出し、前記不要物のサイズと不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較して、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、前記不要物を、前記収容部が回収できるサイズ以下になるように、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    画像処理部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
    前記制御部は、前記画像データから不要物のサイズを算出し、前記不要物のサイズと不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較し、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、前記不要物を、断裁実行回数を少なくするように、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    画像処理部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
    前記制御部は、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更することを特徴とする画像処理装置。
  4. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    画像処理部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
    前記制御部は、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、前記収容部が回収可能なサイズで前記画像レイアウトを変更することを特徴とする画像処理装置。
  5. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    画像処理部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更し、
    前記制御部は、前記画像データから第1の不要物と第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物のサイズおよび前記第2の不要物のサイズと、前記第1の不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に回収できない前記第2の不要物の有無を判別し、前記収容部に回収できない前記第2の不要物がある場合、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更し、
    前記FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、CD方向の断裁により発生する不要物のうち、記録媒体最後端で発生する不要物を除き、CD方向の断裁の最低保証サイズとなるように、前記画像レイアウトすることを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記画像データから第1の不要物と第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物および前記第2の不要物のサイズと前記第1の不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記第1の不要物と前記第2の不要物を判別し、
    前記収容部と前記成果物を回収する出力部のいずれへの出力を優先するかの設定に従って、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記制御部は、前記収容部に回収できない前記第2の不要物が発生する際は、前記第2の不要物が前記出力部に排出される前記成果物のサイズと異なるサイズになるように、前記画像レイアウトを変更するとともに、第2の不要物を成果物が排出される前記出力部に排出することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御部は、前記画像レイアウトの変更に際し、成果物に位置する画像を移動または/および回転して行うことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
    制御部と、を備え、
    前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、
    前記成果物が排出される出力部と、不要物を回収するための収容部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データから不要物のサイズを算出し、不要物のサイズと前記収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、
    前記不要物を、前記収容部が回収できるサイズ以下になるように、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする画像形成装置。
  10. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
    制御部と、を備え、
    前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、
    前記成果物が排出される出力部と、前記不要物を回収するための収容部を備え、
    前記制御部は、前記画像データから不要物のサイズを算出し、不要物のサイズと前記収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、
    前記不要物を、断裁実行回数を少なくするように、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
    制御部と、を備え、
    前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、
    前記制御部は、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更することを特徴とする画像形成装置。
  12. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
    制御部と、を備え、
    前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、
    前記制御部は、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、前記不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、前記収容部が回収可能なサイズで前記画像レイアウトを変更することを特徴とする画像形成装置。
  13. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データを記録媒体に画像形成する画像形成部と、
    制御部と、を備え、
    前記画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物とに、分割する断裁部に供する記録媒体に、画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記不要物の大きさに応じて画像形成の画像レイアウトを変更し、
    前記成果物が排出される出力部と、第1の不要物を回収するための収容部と、第2の不要物が排出される出力部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データから前記第1の不要物と前記第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物および前記第2の不要物のサイズと前記収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に収納できない前記第2の不要物の有無を判別し、
    前記収容部に回収できない前記第2の不要物がある場合、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更し、
    前記FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、CD方向の断裁により発生する不要物のうち、記録媒体最後端で発生する不要物を除き、CD方向の断裁の最低保証サイズとなるように、前記画像レイアウトすることを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記制御部は、前記画像データから第1の不要物と第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物および前記第2の不要物のサイズと前記第1の不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記第1の不要物と前記第2の不要物を判別し、
    前記収容部と前記成果物を回収する出力部のいずれへの出力を優先するかの設定に従って、前記画像レイアウトを変更することを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  15. 前記制御部は、前記収容部に収納できない前記第2の不要物が発生する際は、前記第2の不要物が、前記出力部に排出される前記成果物のサイズと異なるサイズになるように、前記画像レイアウトを変更するとともに、第2の不要物を成果物が排出される前記出力部に排出することを特徴とする請求項13または14に画像形成装置。
  16. 前記収容部に、前記第1の不要物の積載量を検知するセンサーが備えられており、
    前記収容部の空き容量により、前記収容部が回収可能なサイズ情報が変動することを特徴とする請求項13~15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記制御部は、前記画像レイアウトの変更に際し、成果物に位置する画像を移動または/および回転して行うことを特徴とする請求項9~16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 請求項9~17のいずれかに記載の画像形成装置と、画像形成装置の後段に接続された断裁装置を有する画像形成システム。
  19. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
    さらに、前記画像データから不要物のサイズを算出し、前記不要物のサイズと不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較して、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、前記不要物を、前記収容部が回収できるサイズ以下になるように、前記画像レイアウトを変更する制御を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  20. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
    さらに、前記画像データから不要物のサイズを算出し、前記不要物のサイズと不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較し、前記収容部に回収できない大きさの不要物がある場合、前記不要物を、断裁実行回数を少なくするように、前記画像レイアウトを変更する制御を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  21. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
    さらに、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更する制御を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  22. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
    さらに、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、前記収容部が回収可能なサイズで前記画像レイアウトを変更する制御を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  23. 画像形成用の画像データを生成する画像処理部を制御する制御部で実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に、画像形成された記録媒体を指定の位置で、成果物と、成果物以外の不要物と、に分割する際の前記不要物の大きさに応じて、画像形成における画像レイアウトを変更する制御を実行させ、
    さらに、前記画像データから第1の不要物と第2の不要物のサイズを算出し、前記第1の不要物のサイズおよび前記第2の不要物のサイズと、前記第1の不要物を回収する収容部が回収可能なサイズ情報と比較することで、前記収容部に回収できない前記第2の不要物の有無を判別し、前記収容部に回収できない前記第2の不要物がある場合、CD方向の断裁によって発生する不要物のFD長さの合計を、前記CD方向の断裁によって発生する不要物の数で割った、FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より小さい場合、前記FD長さ平均値で前記画像レイアウトを変更し、
    前記FD長さ平均値が、前記収容部が回収可能なサイズ情報より大きい場合、CD方向の断裁により発生する不要物のうち、記録媒体最後端で発生する不要物を除き、CD方向の断裁の最低保証サイズとなるように、前記画像レイアウトする制御を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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