JP7411195B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
この形態の椅子によれば、テーブルが収納状態にあるときには、上下方向に対して斜めに溝が配置されているため、収納状態にあるテーブルを回動させようとすると、テーブルの重さによって、凸部が溝部に沿って移動することを抑制する方向の力が生じる。そのため、テーブルが回動軸を中心に回動することを抑制でき、収納状態にあるテーブルが使用者の操作によらず勝手に移動してしまうことを抑制することができる。また、収納状態になるようにテーブルを回動させるときには、テーブルの重さによって、凸部が溝部に沿って移動するのを補助する方向に力が働くため、テーブルを収納状態にするための回動操作を円滑化することができる。
この形態の椅子によれば、テーブルを収納状態にするために回動させときには、回動軸の凸部が、軸固定部の溝部にそって、下端側から上端に向かって移動することになる。よって、テーブルが収納状態にあるときには、テーブルにかかる重力を、テーブルの回動を抑制する方向に働かせることができる。また、収納状態にするためにテーブルを回動させるときには、テーブルにかかる重力を、テーブルの回動を円滑化させる方向に働かせることができる。
この形態の椅子によれば、テーブルが収納状態にあるときの重力方向に対する第1部位の傾斜角が第2部位よりも急峻になるため、テーブルの重さによって生じる力により、凸部が第1部位から第2部位へと移動することを抑制できる。よって、収納状態にあるテーブルが勝手に回動してしまうことを、さらに抑制することができる。
この形態の椅子によれば、収納状態のときには、テーブルを、背もたれ部の後方におけるデッドスペースに位置させることができる。よって、テーブルが収納状態にあるときの椅子をコンパクトにすることができる。
1-1.椅子の概略構成:
図1は、本実施形態における椅子10を斜め上方から見たときの概略斜視図である。図2は、椅子10を斜め下方から見た時の概略斜視図である。図1、図2にはそれぞれ、互いに直交するX方向、Y方向、および、Z方向を示す矢印が図示されている。X方向は椅子10の左右方向に平行な方向を示している。椅子10の左右方向とは、椅子10の幅方向に相当し、使用者が椅子10に着座したときの右方向および左方向を意味する。図1および図2では、X方向を示す矢印は左方向を示している。Y方向は椅子10の前後方向に平行な方向を示している。椅子10の前後方向とは、椅子10の奥行方向に相当し、椅子10に着座したときの使用者の前方向および後方向を意味する。図1および図2では、Y方向を示す矢印は後方向を示している。Z方向は椅子10の上下方向に平行な方向を示している。椅子10の上下方向とは、椅子10の高さ方向に相当し、椅子10に着座したときの使用者の上方向および下方向を意味する。図1および図2では、Z方向を示す矢印は上方向を示している。椅子10が水平面に配置された状態では、X方向およびY方向は水平方向に平行であり、Z方向は重力方向に平行である。X方向、Y方向、および、Z方向を示す矢印は、後に参照する各図においても図1および図2に対応するように図示されている。
図1および図2に加えて、図4、図5、図6、および、図7を参照して、椅子10におけるテーブル50の移動機構を説明する。図4および図5は、テーブル50が使用状態から収納状態に遷移するまでの途中の状態にある椅子10の概略斜視図である。図6には、テーブル50が収納状態にあるときの椅子10が図示されている。図7は、テーブル50が収納状態にあるときの椅子10をX方向に見た時の概略側面図である。
テーブル50の可動機構60が備えるアーム回動部63と連結部65の詳細な構成を順に説明する。
図2を参照する。アーム回動部63は、アーム回動軸67と、一対の保持機構68と、を備える。アーム回動軸67は、アーム部61の下端部に連結され、アーム部61の回動軸として機能する軸状の部材である。本実施形態では、アーム回動軸67は、アーム部61と一体的な部品として構成されており、アーム部61を構成する金属製のパイプ部材を折り曲げることによって形成されている。
図12は、連結部65の概略分解斜視図である。連結部65は、テーブル50が回動するときの支点となる回動軸90と、回動軸90の周囲を囲み、回動軸9を回転可能な状態でテーブル50に固定する軸固定部92と、を備える。回動軸90は、軸状の部材であり、アーム部61の上端部に連結されている。本実施形態では、回動軸90は、アーム部61と一体的な部品として構成されており、アーム部61を構成する金属製のパイプ部材を折り曲げることによって形成されている。つまり、本実施形態では、アーム部61とアーム回動軸67と回動軸90とは一本のパイプ部材を折り曲げて形成されている。本実施形態では、回動軸90は、アーム回動軸67と直交する方向に沿って形成されている。
上記実施形態で説明した種々の構成は、例えば、以下のように改変することが可能である。以下に説明する他の実施形態はいずれも、上記実施形態と同様に、本開示の技術を実施するための形態の一例として位置づけられる。
上記実施形態において、凸部91が軸固定部92のテーブル側軸受け部93または外側軸受け部95の内周面に設けられ、溝部100が回動軸90の外周側面に設けられていてもよい。この場合には、収納状態になるようにテーブル50を回動させると、テーブル50に固定されている軸固定部92に設けられた凸部91が、回動軸90に設けられている溝100に沿って下方に移動して、テーブル50が下方に移動する。よって、この場合には、溝部100の第1部位101と第2部位102の位置は上記実施形態のときとは上下に入れ替えられることが望ましい。こうした構成であっても、テーブル50にかかる重力によって、収納状態からテーブル50が回動しようとするときの溝部100に沿った凸部91の移動が抑制される。よって、上記の実施形態で説明したのと同様な作用効果を奏することができる。つまり、溝部100が、連結部65における回動軸90と軸固定部92のうちの一方に設けられ、他方に凸部91が設けられていれば、上記実施形態で説明したのと同様な作用効果を奏することが可能である。
上記実施形態において、溝部100は、回動軸90に対する傾斜角度が異なる第1部位101と第2部位102とを有していなくてもよい。溝部100は、回動軸90に対して一定の傾斜角で切られていてもよい。
上記実施形態において、椅子10が水平面に配置された配置状態においては、背もたれ部30は重力方向に平行に配置されていてもよい。また、上記実施形態において、テーブル50は、収納状態にあるときに、背もたれ部30に沿って配置されていなくてもよいし、背もたれ部30の上端から突出する部位を有するように配置されていてもよい。
本開示の技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須ではないと説明されているものに限らず、その技術的特徴が本明細書中に必須であると説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
Claims (3)
- 椅子であって、
使用者が着座する座面部と、
前記座面部より後方、かつ、上方に位置し、前記座面部に着座する前記使用者の背中を支持する背もたれ部と、
可動式のテーブルと、
前記座面部と前記背もたれ部との側方に設けられ、前記テーブルを支持し、前記座面部に対して前後方向に回動するアーム部と、
前記テーブルが有するテーブル面に沿って配置され、前記アーム部に連結されている回動軸と、前記回動軸の周囲を囲み、前記回動軸を回転可能な状態で前記テーブルに固定する軸固定部と、を有し、前記テーブルが前記アーム部に対して前記回動軸を中心に回動するように前記テーブルと前記アーム部とを連結する連結部と、
を備え、
前記テーブルは、前記アーム部の回動と前記アーム部に対する回動とにより、前記背もたれ部の前方に配置される使用状態と、前記背もたれ部の後方に配置される収納状態と、を取るように移動し、
前記回動軸と前記軸固定部のうちの一方には、前記回動軸に対して斜めに(U字状を除く)溝部が設けられ、他方には、前記溝部に配置され、前記溝部に沿って移動する凸部が設けられており、
前記収納状態では、前記回動軸は上下方向に沿って配置されており、
前記収納状態になるように前記テーブルが回動されるときには、前記凸部が前記溝部に沿って移動することにより、前記テーブルが下方に移動し、
前記溝部は、前記収納状態のときに、前記凸部が配置される第1部位と、前記第1部位の端部に接続され、前記回動軸に対する傾斜角が前記第1部位より大きい第2部位と、を含む、椅子。 - 請求項1記載の椅子であって、
前記凸部は、前記回動軸に設けられ、
前記溝部は、前記軸固定部に設けられており、
前記テーブルが前記収納状態にあるときには、前記凸部は、前記溝部の上端に位置する、椅子。 - 請求項1または請求項2記載の椅子であって、
前記椅子が水平面に配置されている配置状態において、前記背もたれ部は重力方向に対して後方に傾斜して配置され、
前記テーブルは、前記配置状態にあるときの前記収納状態において、前記背もたれ部の上端より低い位置で、前記背もたれ部に沿って前記重力方向に対して傾斜して配置される、椅子。
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