JP7407224B2 - 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置 - Google Patents

製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7407224B2
JP7407224B2 JP2022074243A JP2022074243A JP7407224B2 JP 7407224 B2 JP7407224 B2 JP 7407224B2 JP 2022074243 A JP2022074243 A JP 2022074243A JP 2022074243 A JP2022074243 A JP 2022074243A JP 7407224 B2 JP7407224 B2 JP 7407224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
exhaust gas
waste
drying
roasting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022074243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022110008A (ja
Inventor
ヨーリス・ヘーロムス
クルト・スペリール
ステファーン・ファン・デ・カステル
Original Assignee
アルセロールミタル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルセロールミタル filed Critical アルセロールミタル
Publication of JP2022110008A publication Critical patent/JP2022110008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7407224B2 publication Critical patent/JP7407224B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • C21B5/001Injecting additional fuel or reducing agents
    • C21B5/003Injection of pulverulent coal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B57/00Other carbonising or coking processes; Features of destructive distillation processes in general
    • C10B57/08Non-mechanical pretreatment of the charge, e.g. desulfurization
    • C10B57/10Drying
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L5/00Solid fuels
    • C10L5/02Solid fuels such as briquettes consisting mainly of carbonaceous materials of mineral or non-mineral origin
    • C10L5/04Raw material of mineral origin to be used; Pretreatment thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L9/00Treating solid fuels to improve their combustion
    • C10L9/08Treating solid fuels to improve their combustion by heat treatments, e.g. calcining
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • C21B5/02Making special pig-iron, e.g. by applying additives, e.g. oxides of other metals
    • C21B5/023Injection of the additives into the melting part
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L2290/00Fuel preparation or upgrading, processes or apparatus therefore, comprising specific process steps or apparatus units
    • C10L2290/08Drying or removing water
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B2100/00Handling of exhaust gases produced during the manufacture of iron or steel
    • C21B2100/60Process control or energy utilisation in the manufacture of iron or steel
    • C21B2100/62Energy conversion other than by heat exchange, e.g. by use of exhaust gas in energy production
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B2100/00Handling of exhaust gases produced during the manufacture of iron or steel
    • C21B2100/60Process control or energy utilisation in the manufacture of iron or steel
    • C21B2100/64Controlling the physical properties of the gas, e.g. pressure or temperature
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B2200/00Recycling of non-gaseous waste material

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture Of Iron (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

本発明は、製鉄装置の運転方法及び関連する装置に関するものである。
製鉄方法は、高炉又はMIDREX(R)又はCOREX(R)のようなDRI炉のいずれかで行うことができるため、常に原料として炭素含有材料を使用する必要がある。この炭素含有材料は、粉炭、炭、コークス又は他の形態として移動させることができる。
近年、CO削減の過程で、これらの炭素含有材料の代替物として炭素含有廃棄物をリサイクルすることを目指した開発が相次いでいる。これらの炭素含有廃棄物は、例えば、建築区域からの木材、農業又は食品の残渣、家庭ごみ又は産業廃棄物である。本文の残りの部分では、「廃棄物」という用語が使われ、炭素含有廃棄物として理解されなければならない。
例えば、特許WO2011/052796は、建設由来の木材廃棄物又は農業廃棄物などのバイオマスを、高炉における粉炭の代替物として使用する方法を記載している。この方法では、バイオマスを回転炉で乾燥してバイオマス炭を製造し、バイオマスを炭と共に粉砕し、羽口を通して高炉に吹き込む。回転炉の排ガスを集めてガス加熱器に送り、ガス加熱器はさらに外列の加熱源として廃ガスを回転炉に再注入する。
神戸製鋼の特許EP1264901B1は、木材、樹脂、ごみ、産業廃棄物などの有機物含有成分を、熱媒体で使用される酸化鉄と共に炭化炉に投入する還元鉄の製造方法を記載している。その後、この炭化の生成物を凝集させ還元剤として還元炉で利用する。記載した方法では、還元炉からの排ガスを炭化炉への燃焼ガスとして使用し、一方、炭化から生じる蒸留ガスを還元炉の燃料として使用する。
特許US2014/0306386には、高炉への燃料として木材を用いる方法が記載されている。この方法では、木材を寸法決めし、乾燥させ、次に、粗い粒子を高炉のスロートに投入し、一方、より微細な粒子を燃焼室に送る。燃焼室から排出された高温ガスは、発電所に送られるか、熱源で使用され、さらに高炉に注入される高温ブラストを予熱する。燃焼のためのガス源としては、高炉から排出される頂部ガスを使用する。
特許JP2009-057438は、バイオマスの炭化から生じる粉砕炭素材料の製造方法を提供することを目的としており、当該炭化から得られた生成物は、バイオマス中のエネルギーの高い効率的な回収を達成しつつ、高炉内に送風するのに適した微粉末に容易に変換することができる。
この特許のいずれにおいても、廃棄物のばらつきを考慮に入れていない。実際、これらの材料の特性は、湿度及び発熱量に関してバッチごとに異なる可能性がある。その結果、炭化の排ガスの発熱量は焙焼される廃棄物によっても変化し、結果として生じる排ガスが次のバッチの廃棄物を焙焼するのに十分なエネルギーを放出しない場合もある。そのため外部からのエネルギー供給が必要になることもある。
特許出願DE19606575A1は、あらゆる種類の残留物及び廃棄物を管理する方法を開示する。この文献では、廃棄物は、高炉頂部ガスのおかげで加熱することができる熱分解反応器で前処理される。次いで、焙焼された材料を第一鉄と非第一鉄の材料とに分離する。次いで、第一鉄材料をミルに送り、羽口を通して高炉に注入する。
また、これらの廃棄物は、環境に有害な多くの揮発性化合物を含んでいる可能性がある。したがって、これらの成分を除去し、大気中に放出されないように、排ガスの特定の処理工程が必要である。
国際公開第2011/052796号 欧州特許第1264901号明細書 米国特許出願公開第2014/0306386号明細書 特開2009-057438号公報 独国特許出願公開第19606575号明細書
本発明の目的は、製鉄方法で使用される廃棄物の特性に左右されず、かつ専用の装置を必要とせずに汚染物質が大気中に放出されないようにする製鉄装置の運転方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、製鉄方法で使用される化石炭素を有機炭素で代替することにより、全体的な炭素バランスを改善することである。
この目的のために、本発明は、製鉄装置の運転方法に関するものであり、この方法は以下の工程を含む。
a.乾燥ガスを用いて廃棄物を乾燥させる工程であって、乾燥ガスは焼結プラントからの排ガスを含む工程、
b.乾燥させた廃棄物を焙焼ガスを用いて焙焼し、炭及び焙焼排ガスを製造する工程。
本発明による運転方法は、単独又は組合せて取得した以下の特性を含むこともできる。
- 乾燥ガスは少なくとも50%の焼結プラントからの排ガスを含む、
- 該方法は焙焼排ガスの少なくとも一部を焼結プラントにリサイクルする工程をさらに含む、
- 乾燥ガスは少なくとも70℃の温度を有する、
- 焼結プラント排ガスは乾燥ガスを形成するために他の成分と混合されるときには100~150℃の間に含まれる温度を有する、
- 焙焼は200℃~320℃の間に含まれる温度で行われる、
- 焙焼排ガスの少なくとも一部は乾燥ガスの一部として使用される、
- 焙焼排ガスが、焙焼工程において焙焼ガスの一部として使用される、
- 焙焼工程後に炭が原料として製鉄方法に使用される、
- 焙焼工程後に炭が粉砕工程に供され、粉砕された炭は羽口を取って高炉に注入される、
- 粉砕された炭は10μm未満の粒径を有する、
- 羽口から注入された固体材料の重量の少なくとも4%が粉砕された炭である、
- 乾燥工程後に乾燥された材料が10%未満の含水率を有する、
- 焙焼排ガスが製鉄方法に注入される、
- 焙焼排ガスが発電所に送られる、
- 廃棄物は有機廃棄物である、
― 有機廃棄物は廃木材である。
本発明はまた、以下を含む装置に関する。
a.乾燥ガスを乾燥手段に注入する注入手段を含み、乾燥ガスを用いて廃棄物を乾燥させることができる乾燥手段、
b.焙焼ガスを用いて200~320℃の間に含まれる温度で、乾燥させた廃棄物を焙焼することができ、炭及び焙焼排ガスを生成する焙焼手段、
c.焼結材料及び焼結排ガスを生成する焼結プラント、
d.焼結排ガスを収集する第1の収集手段、
e.焼結排ガスの一部を乾燥手段に注入するために、第1の収集手段と注入手段を接続するように規定された接続部。
本発明による装置は、乾燥手段としてベルト乾燥機を備えることもできる。
本発明による装置は、焙焼手段としての熱分解反応器を含むこともできる。
本発明は、以下の添付図を参照して、以下の記載を読むことにより、より深く理解されるであろう。
本発明の第1の実施形態による方法を実施するための装置の例を示す。 本発明の別の実施形態による方法を実施するための装置の例を示す。
この装置は、乾燥装置2、焙焼装置3、焼結プラント4及び製鉄装置5を備える。別の実施形態では、設置はさらにミル6を備えることができる。以下の説明では、製鉄装置5は高炉5であるが、直接還元炉又は任意のDRI設置でもよい。
例えば廃棄物ごみ、産業廃棄物又は有機廃棄物の中から選ぶことができる廃棄物1を乾燥装置2に投入する。廃棄物1は好ましくは有機廃棄物であり、より好ましくは解体された建物から生じる木材廃棄物である。乾燥装置は、例えば、ベルト乾燥機又は回転炉乾燥機である。
乾燥工程の間に、廃棄物1を乾燥させるのに必要な熱をもたらすために、乾燥装置2の内部に乾燥ガス12が注入される。ガス12は、少なくとも70℃の温度を有することが好ましい。
乾燥工程が終了したら、好ましくは、廃棄物の含水率が10%未満、最も好ましくは5%未満になったら、乾燥した廃棄物を焙焼装置3に送る。焙焼装置3は、焙焼ガスと乾燥した材料との接触を避けるように設計されていることが好ましい。焙焼装置は、例えば、熱分解反応器又は回転炉である。
焙焼工程の間に、焙焼ガス13が、乾燥した廃棄物を加熱するために焙焼装置3の内部に注入される。この熱は、焙焼ガスによって直接、又は燃焼器を通じてもたらされてもよく、燃焼器の燃料は、焙焼ガス13である。焙焼工程は200℃~320℃の間に含まれる温度で好ましくは実施される。焙焼工程は焙焼廃棄物を発生させるが、焙焼排ガス19も発生させる。この焙焼排ガス19は、廃棄物の焙焼から生じるCl、SO又はNOなどの揮発性化合物を含む。この焙焼排ガスは、揮発性化合物を捕捉し、これらが大気中に放出されることを避けるために、特別な処理装置9で処理しなければならない。
次いで、炭又はバイオ炭とも呼ばれる焙焼廃棄物を高炉5に注入する。この焙焼廃棄物は炭素源として従来のコークス又は化石炭を代替し、その結果、化石炭素の使用を避けることによって全体的な炭素バランスを改善することができる。
任意選択的に、炭又はバイオ炭を最初にミル6に送り、そこで200μm未満の大きさ、及び好ましくは150μm未満の大きさを有する粒子に粉砕する。次いで、既知の粉炭注入(PCI)方法で、微粉炭又はバイオ炭を石炭の代替物として、羽口(表記されていない)を通して、高炉に注入する。
本発明によれば、装置はさらに焼結プラント4を備える。焼結プラントでは、鉄鉱石細粒を石灰石又はかんらん石などのフラックス、及びコークスブリーズ又は無煙炭などの固形燃料と高温で凝集させて、高炉5で使用できる製品を作る。基本的には、例示のように、焼結プラントにおいて、材料は多層のホッパーによって環状ベルトに供給され、そこで発火フード7によって発火される。空気及び煙は、焼結機全体を通して、材料床の底部から風箱8によって吸引され、発火処理を助ける。火はベルトに沿って徐々に材料に侵入し、炉床に達する。次いで、微粒子は一緒に溶融し、一度冷却した焼結ケーキ中で凝集する。次に、この焼結ケーキを割って、さらに焼結冷却器(図示せず)で冷却した後、高炉5に投入する。また、焼結冷却器は熱い空気を中心とした排ガスも放出する。
風箱8によって吸引された空気及び煙、並びに焼結冷却器によって放出された熱い空気は、焼結排ガス14と呼ばれる。本発明によれば、この焼結排ガス14は、乾燥ガス12の一部として使用されるように乾燥装置に送られる。この乾燥ガス12は、少なくとも50%、より好ましくは80%超の焼結排ガス14を含む。乾燥ガス12はさらに天然ガスで構成されてもよい。焼結排ガス14は、風箱8によって吸引された空気及び煙のみ、又は焼結冷却器によって放出された熱い空気のみ、又はその両方から構成されてもよい。任意選択的に、焼結排ガス14は、乾燥ガス12を形成するために他の成分と混合される前に、まず洗浄工程に供される。この洗浄工程は、例えば、フィルターバッグ装置によって実施されてもよい。
焼結排ガス14は、乾燥ガス12を形成するために他の成分と混合されるとき、好ましくは100~150℃の間に含まれる温度を有する。乾燥ガス12は焼結排ガス14のみで構成してもよい。
焼結排ガス14は、環状ベルト上の発火材料から生じるので、高い発熱量を有し、そのため乾燥工程において乾燥ガス12の一部又は全部として使用するときには、その特性、特にその含水量の如何にかかわらず、常に廃棄物1を乾燥させるのに十分な熱をもたらす。もはや外部エネルギー源を使用する必要はない。
さらなる実施形態では、図2に例示されているように、焙焼排ガス19aは、ガス処理装置9に送られるのではなく、焼結プラント4に送られ、そこで鉄微粉と混合された固体燃料の一部を置き換えることができる。これにより、費用のかかる追加の装置の使用を防ぎ、大気中への汚染物質の放出を回避することができる。
別の実施形態では、点線で図2にも例示されているが、焙焼排ガス19bは焙焼装置3にリサイクルされ、そこで焙焼ガス13の一部として働いて乾燥した廃棄物を加熱する。また、焙焼排ガスは、乾燥工程のための乾燥ガス12の一部19cとして用いることもできる。
図示されていない別の実施形態では、焙焼排ガスをストーブ内で使用して空気を加熱し、次いで、加熱した空気を高炉内に吹き込むことができる。
図示されていない別の実施形態では、焙焼排ガスを発電所に送って電気を発生させることができる。
図示されていないさらなる実施形態では、頂部ガス又はコークオーブンガス若しくはコンバーターガスのようなあらゆる製鉄排ガスとも呼ばれる、高炉の排ガスは、乾燥ガス又は焙焼ガスの一部として使用することができる。
このように記載された本発明の全ての実施形態は、互いに組み合わせて使用することができる。

Claims (14)

  1. 製鉄装置の運転方法であって、以下の工程
    a.乾燥ガスを用いて廃棄物を乾燥させる工程であって、乾燥ガスは焼結プラントからの排ガスを含む工程、
    b.乾燥させた廃棄物を焙焼ガスを用いて焙焼し、炭及び焙焼排ガスを製造する工程、
    c.前記焙焼排ガスの少なくとも一部を焼結プラントにリサイクルする工程
    を含み、
    前記焙焼が、200℃~320℃の間に含まれる温度で行われる、
    方法。
  2. 前記乾燥ガスが、少なくとも50%の焼結プラントからの排気ガスを含む、請求項1に記載の運転方法。
  3. 前記乾燥ガスが、少なくとも70℃の温度を有する、請求項1又は2に記載の運転方法。
  4. 前記焼結プラント排ガスが、乾燥ガスを形成するために他の成分と混合されるときには、100~150℃の間に含まれる温度を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の運転方法。
  5. 前記焙焼排ガスの少なくとも一部が、乾燥ガスの一部として使用される、請求項1~のいずれか一項に記載の運転方法。
  6. 前記焙焼排ガスが、焙焼工程において焙焼ガスの一部として使用される、請求項1~のいずれか一項に記載の運転方法。
  7. 焙焼工程後に前記炭が、原料として製鉄方法に使用される、請求項1~のいずれか一項に記載の運転方法。
  8. 焙焼工程後に炭が、粉砕工程に供され、粉砕された炭は羽口を通して高炉に注入される、請求項に記載の運転方法。
  9. 前記粉砕された炭が、10μm未満の粒径を有する、請求項に記載の運転方法。
  10. 羽口から注入された固体材料の重量の少なくとも4%が粉砕された炭である、請求項又はに記載の運転方法。
  11. 乾燥工程後に前記乾燥された材料が、10%未満の含水率を有する、請求項1~10のいずれか一項に記載の運転方法。
  12. 前記焙焼排ガスが発電所に送られる、請求項1~11のいずれか一項に記載の運転方法。
  13. 前記廃棄物が有機廃棄物である、請求項1~12のいずれか一項に記載の運転方法。
  14. 前記有機廃棄物が廃木材である、請求項13に記載の運転方法。
JP2022074243A 2017-06-16 2022-04-28 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置 Active JP7407224B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IBPCT/IB2017/000739 2017-06-16
PCT/IB2017/000739 WO2018229520A1 (en) 2017-06-16 2017-06-16 Operating method of an iron making installation and associated operating installation
PCT/IB2018/054413 WO2018229720A1 (en) 2017-06-16 2018-06-15 Operating method of an iron making installation and associated operating installation
JP2019569363A JP2020524741A (ja) 2017-06-16 2018-06-15 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019569363A Division JP2020524741A (ja) 2017-06-16 2018-06-15 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022110008A JP2022110008A (ja) 2022-07-28
JP7407224B2 true JP7407224B2 (ja) 2023-12-28

Family

ID=59350985

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019569363A Pending JP2020524741A (ja) 2017-06-16 2018-06-15 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置
JP2022074243A Active JP7407224B2 (ja) 2017-06-16 2022-04-28 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019569363A Pending JP2020524741A (ja) 2017-06-16 2018-06-15 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US11525167B2 (ja)
EP (1) EP3638817B1 (ja)
JP (2) JP2020524741A (ja)
KR (1) KR102320617B1 (ja)
CN (1) CN110719962A (ja)
CA (1) CA3067145C (ja)
ES (1) ES2907767T3 (ja)
MX (1) MX2019015267A (ja)
PL (1) PL3638817T3 (ja)
RU (1) RU2750640C1 (ja)
UA (1) UA124600C2 (ja)
WO (2) WO2018229520A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000080373A (ja) 1998-09-02 2000-03-21 Nkk Corp ごみ固形燃料の使用方法
JP2004105835A (ja) 2002-09-17 2004-04-08 Nippon Steel Corp 活性汚泥の利用方法
JP2007254863A (ja) 2006-03-24 2007-10-04 Osaka Gas Co Ltd 有機性廃棄物を利用した焼結物、および、その焼結物の製造方法、ならびに、精錬処理方法
JP2008024984A (ja) 2006-07-20 2008-02-07 Jfe Steel Kk 木質バイオマスを原料とした高炉操業方法
US20140306386A1 (en) 2011-12-05 2014-10-16 Active Land International Corporation Sustainable process for the co-generation of pig iron and electric energy using wood as fuel
JP2017071692A (ja) 2015-10-07 2017-04-13 Jfeスチール株式会社 炭素質燃料のガス化方法、製鉄所の操業方法およびガス化ガスの製造方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58199827A (ja) 1982-05-14 1983-11-21 Kawasaki Steel Corp 焼結原料の事前処理方法
JPH0331432A (ja) 1989-06-29 1991-02-12 Nkk Corp 焼結鉱の製造方法
JPH0327191U (ja) * 1989-07-21 1991-03-19
JP3027191U (ja) 1996-01-25 1996-07-30 神戸農林株式会社 多目的リサイクル装置
DE19606575C2 (de) 1996-02-22 1998-02-12 Noell Krc Energie & Umwelt Verfahren zur gleichzeitigen stofflichen und energetischen Verwertung von Rest- und Abfallstoffen in einem Hoch- oder Kupolofen
CN1168798C (zh) 1999-08-04 2004-09-29 杰富意钢铁株式会社 可燃性废弃物的处理方法及按此方法制造的活性炭
KR100584732B1 (ko) 2001-04-27 2006-05-30 주식회사 포스코 일반탄을 이용하는 용철제조공정에서의 폐기물 재활용방법
DE60233021D1 (de) 2001-05-30 2009-09-03 Kobe Steel Ltd Verfahren zur Herstellung von reduzierten Metallen
KR20080059664A (ko) 2005-11-25 2008-06-30 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 소결광의 제조방법
JP2007169780A (ja) 2005-11-25 2007-07-05 Jfe Steel Kk 焼結鉱の製造方法
JP2009057438A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Tohoku Univ 半乾留バイオマス微粉炭材の製造方法および半乾留バイオマス微粉炭材の使用方法
JP5604781B2 (ja) * 2008-09-25 2014-10-15 Jfeスチール株式会社 排ガスの回収装置及び回収方法
JP5644366B2 (ja) 2009-10-29 2014-12-24 Jfeスチール株式会社 バイオマスの高炉利用方法
JP5403027B2 (ja) 2011-09-27 2014-01-29 Jfeスチール株式会社 木質バイオマスを原料とした高炉操業方法およびコークスの製造方法
SE538488C2 (en) * 2014-09-18 2016-08-02 Tomas Åbyhammar Med Enskild Firma Scandry Method for thermal treatment of raw materials comprising lignocellulose

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000080373A (ja) 1998-09-02 2000-03-21 Nkk Corp ごみ固形燃料の使用方法
JP2004105835A (ja) 2002-09-17 2004-04-08 Nippon Steel Corp 活性汚泥の利用方法
JP2007254863A (ja) 2006-03-24 2007-10-04 Osaka Gas Co Ltd 有機性廃棄物を利用した焼結物、および、その焼結物の製造方法、ならびに、精錬処理方法
JP2008024984A (ja) 2006-07-20 2008-02-07 Jfe Steel Kk 木質バイオマスを原料とした高炉操業方法
US20140306386A1 (en) 2011-12-05 2014-10-16 Active Land International Corporation Sustainable process for the co-generation of pig iron and electric energy using wood as fuel
JP2017071692A (ja) 2015-10-07 2017-04-13 Jfeスチール株式会社 炭素質燃料のガス化方法、製鉄所の操業方法およびガス化ガスの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018229720A1 (en) 2018-12-20
MX2019015267A (es) 2020-02-26
CN110719962A (zh) 2020-01-21
WO2018229520A1 (en) 2018-12-20
ES2907767T3 (es) 2022-04-26
US11525167B2 (en) 2022-12-13
KR20200003914A (ko) 2020-01-10
EP3638817B1 (en) 2022-01-26
JP2020524741A (ja) 2020-08-20
EP3638817A1 (en) 2020-04-22
US20200087742A1 (en) 2020-03-19
CA3067145C (en) 2023-05-09
KR102320617B1 (ko) 2021-11-02
CA3067145A1 (en) 2018-12-20
PL3638817T3 (pl) 2022-06-13
RU2750640C1 (ru) 2021-06-30
JP2022110008A (ja) 2022-07-28
UA124600C2 (uk) 2021-10-13
BR112019025055A2 (pt) 2020-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4893136B2 (ja) 木質バイオマスを原料とした高炉操業方法
CN106282467B (zh) 一种铁矿粉煤基生产直接还原铁设施及方法
JP2004131778A (ja) 溶融金属製造用原料の製造方法および溶融金属の製造方法
JP5403027B2 (ja) 木質バイオマスを原料とした高炉操業方法およびコークスの製造方法
JP5319980B2 (ja) 廃棄物溶融炉用コークスの製造方法
JP2006057082A (ja) 炭素分含有成形物の製造方法及び炭素分含有成形物を利用した廃棄物溶融処理方法
CN106635069A (zh) 一种干熄焦系统循环气体低温余热利用方法
JP4532313B2 (ja) 炭材内装塊成化物の製造方法
JP4397783B2 (ja) 成形塊状物を利用した廃棄物の処理方法
JP5336018B1 (ja) ガス化溶融炉用コークスの製造方法、及びコークスの使用方法
JP7407224B2 (ja) 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置
JP4276559B2 (ja) バイオマスを利用する廃棄物溶融処理方法
JP5421685B2 (ja) 竪型炉用炭材内装塊成鉱の製造方法
JP4191636B2 (ja) 塊状バイオマスを利用する廃棄物溶融処理方法
JP2007254863A (ja) 有機性廃棄物を利用した焼結物、および、その焼結物の製造方法、ならびに、精錬処理方法
CN112610951B (zh) 一种充分还原气氛多用途的流化床式沸腾炉及系统
JP2000109911A (ja) 竪型炉への燃料吹き込み方法
BR112019025055B1 (pt) Método de operação de uma instalação de produção de ferro
CN116287522A (zh) 一种电炉用金属化球团及其制备工艺
JP2004263279A (ja) 廃木材の吹き込み高炉操業方法
JP4791889B2 (ja) 廃棄物溶融処理方法
CN114854985A (zh) 转底炉协同处理轧钢油泥与含铁锌尘泥的方法及系统
CN114892006A (zh) 转底炉处理轧钢含油泥水的方法及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220527

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230411

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7407224

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150