JPH0331432A - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents
焼結鉱の製造方法Info
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- JPH0331432A JPH0331432A JP16782689A JP16782689A JPH0331432A JP H0331432 A JPH0331432 A JP H0331432A JP 16782689 A JP16782689 A JP 16782689A JP 16782689 A JP16782689 A JP 16782689A JP H0331432 A JPH0331432 A JP H0331432A
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、生産性高く焼結鉱を製造するための方法に
関するものである。
関するものである。
焼結鉱は、粉鉄鉱石、粉コークス、粉石灰石、返鉱等の
原料を、連続的に移動するパレット内に装入し、点火炉
によって点火した上、パレット内において焼成すること
により製造される。
原料を、連続的に移動するパレット内に装入し、点火炉
によって点火した上、パレット内において焼成すること
により製造される。
このような焼結鉱を効率よく製造するためには、パレッ
ト内に装入された原料の通気性を良好にすることが必要
である。このために、予め原料をミキサーによって所定
粒度に造粒し、得られた粒状原料をパレット内に供給し
ている。
ト内に装入された原料の通気性を良好にすることが必要
である。このために、予め原料をミキサーによって所定
粒度に造粒し、得られた粒状原料をパレット内に供給し
ている。
上述したミキサー内における原料の造粒は、原料の粉鉄
鉱石、粉コークス、粉石灰石および生石灰を所定割合で
配合し、これらに所定量の水を添加しそして混合して、
所定粒度の造粒物に成形することにより行なわれている
。
鉱石、粉コークス、粉石灰石および生石灰を所定割合で
配合し、これらに所定量の水を添加しそして混合して、
所定粒度の造粒物に成形することにより行なわれている
。
上記原料中の生石灰は、結合剤として添加するものであ
り、添加された生石灰は、下記式に示すように、水分と
反応して消石灰となり、次いで、パレット内において排
ガス中のＣＯｌ と反応してセメント化し、原料を固化
する。
り、添加された生石灰は、下記式に示すように、水分と
反応して消石灰となり、次いで、パレット内において排
ガス中のＣＯｌ と反応してセメント化し、原料を固化
する。
ＣａＯ＋ Ｈ！０ →Ｃａ （ＯＨ） ｔＣａ（ＯＨ）
ｚ ＋ Ｃｏｇ →ＣａＣＯ５＋ ＨｔＯ〔発明が解
決しようとする課題〕 上述した粒状原料を使用し焼結鉱を製造するに際し、次
のような問題が生ずる。即ち、パレット内に供給された
粒状原料は、焼結の初期にパレットの下方に設けられた
風箱を通し、下方に向って吸引される排ガスにより乾燥
されそして固化されるが、このときに、粒状原料中の水
分がパレット内において凝縮する結果、パレット内にお
ける粒状原料の通気性を阻害する。
ｚ ＋ Ｃｏｇ →ＣａＣＯ５＋ ＨｔＯ〔発明が解
決しようとする課題〕 上述した粒状原料を使用し焼結鉱を製造するに際し、次
のような問題が生ずる。即ち、パレット内に供給された
粒状原料は、焼結の初期にパレットの下方に設けられた
風箱を通し、下方に向って吸引される排ガスにより乾燥
されそして固化されるが、このときに、粒状原料中の水
分がパレット内において凝縮する結果、パレット内にお
ける粒状原料の通気性を阻害する。
焼結鉱の生産効率は、パレット内における原料層の通気
性に影響されることが大で、上述した通気性の阻害は、
生産効率の低下を招く。
性に影響されることが大で、上述した通気性の阻害は、
生産効率の低下を招く。
従って、この発明の目的は、生石灰を含有する粒状原料
を使用して、生産性高く焼結鉱を製造するための方法を
提供することにある。
を使用して、生産性高く焼結鉱を製造するための方法を
提供することにある。
この発明は、粉鉄鉱石、粉コークス、粉石灰石および生
石灰に水を添加し造粒した造粒物を原料とし、このよう
な粒状原料を、無端移動グレート式焼結機の連続的に移
動するパレットの上流端上方に設けられたホッパ内に収
容し、前記ホ・ツノで内の粒状原料を前記パレット内に
供給し、次いで、点火炉において前記粒状原料に着火し
、その燃焼排ガスを、前記パレットの下方に設けられた
風箱により下方に向って吸引し、かくして、前記パレッ
ト内の前記粒状原料を焼成することからなる焼結鉱の製
造方法において、 前記風箱によって吸引された前記燃焼排ガスを前記ホッ
パ内に吹き込み、吹き込まれた前記燃焼排ガスにより、
前記ホッパ内に収容されている前記粒状原料を、所定時
間予熱、乾燥して固化し、このようにして固化された粒
状原料を前記バレ・ント内に供給することに特徴を有す
るものである。
石灰に水を添加し造粒した造粒物を原料とし、このよう
な粒状原料を、無端移動グレート式焼結機の連続的に移
動するパレットの上流端上方に設けられたホッパ内に収
容し、前記ホ・ツノで内の粒状原料を前記パレット内に
供給し、次いで、点火炉において前記粒状原料に着火し
、その燃焼排ガスを、前記パレットの下方に設けられた
風箱により下方に向って吸引し、かくして、前記パレッ
ト内の前記粒状原料を焼成することからなる焼結鉱の製
造方法において、 前記風箱によって吸引された前記燃焼排ガスを前記ホッ
パ内に吹き込み、吹き込まれた前記燃焼排ガスにより、
前記ホッパ内に収容されている前記粒状原料を、所定時
間予熱、乾燥して固化し、このようにして固化された粒
状原料を前記バレ・ント内に供給することに特徴を有す
るものである。
次に、この発明を、図面を参照しながら説明する。第１
図は、この発明の方法に使用する無端移動グレート式焼
結機の部分説明図である。第１図に示すように、焼結機
は、一定方向に連続的に移動するエンドレス状のパレッ
トｌと、パレットｌの下方にその移動方向に沿って設け
られた複数個の風箱２と、パレッ）１の上流端の上方に
配置された、その下端にロールフィーダ４を有する原料
供給用のホッパ３と、その上端がロールフィーダ４の直
下にそしてその下端がパレットｌの上方に位置する、所
定角度で傾斜したシュート５と、ホッパ３に続く下流側
のパレットｌの上方に配置された、バレンｌ−１内の原
料に点火するための点火炉６とからなっている。
図は、この発明の方法に使用する無端移動グレート式焼
結機の部分説明図である。第１図に示すように、焼結機
は、一定方向に連続的に移動するエンドレス状のパレッ
トｌと、パレットｌの下方にその移動方向に沿って設け
られた複数個の風箱２と、パレッ）１の上流端の上方に
配置された、その下端にロールフィーダ４を有する原料
供給用のホッパ３と、その上端がロールフィーダ４の直
下にそしてその下端がパレットｌの上方に位置する、所
定角度で傾斜したシュート５と、ホッパ３に続く下流側
のパレットｌの上方に配置された、バレンｌ−１内の原
料に点火するための点火炉６とからなっている。
パレット１の下方の中央部分の風箱２と、ホッパ３の下
部との間には、導管７が連結されており、風箱２によっ
て吸引された約１５０°Ｃの温度の燃焼排ガスが、導管
７を通ってホッパ３内に吹き込まれるようになっている
。
部との間には、導管７が連結されており、風箱２によっ
て吸引された約１５０°Ｃの温度の燃焼排ガスが、導管
７を通ってホッパ３内に吹き込まれるようになっている
。
ミキサー内において、原料の粉鉄鉱石、粉コークス、粉
石灰石および生石灰を所定割合で配合し、これらに所定
量の水を添加しそして混合して、所定粒度の造粒物に成
形する。このようにして得た粒状原料８をホッパ３内に
収容し、所定時間ホッパ３内に滞留させる。この間に、
導管７を通ってホッパ３内に吹き込まれた、風箱２から
の燃焼排ガスにより粒状原料８は予熱されそして乾燥さ
れる。燃焼排ガスは、ＣＯｌを約１〜２％含有している
ので、粉状原料中の生石灰に前述した下記反応が生じ、
粒状原料８は固化する。
石灰石および生石灰を所定割合で配合し、これらに所定
量の水を添加しそして混合して、所定粒度の造粒物に成
形する。このようにして得た粒状原料８をホッパ３内に
収容し、所定時間ホッパ３内に滞留させる。この間に、
導管７を通ってホッパ３内に吹き込まれた、風箱２から
の燃焼排ガスにより粒状原料８は予熱されそして乾燥さ
れる。燃焼排ガスは、ＣＯｌを約１〜２％含有している
ので、粉状原料中の生石灰に前述した下記反応が生じ、
粒状原料８は固化する。
ＣａＯ＋ Ｈｉｅ →Ｃａ （ＯＨ） ｚＣａ（ＯＨ）
ｔ＋ｃＯｇ −ＣａＣＯ５＋ｌ１ｚＯこのようにして固
化された粒状原料８は、ロールフィーダ４によって切り
出され、シュート５を通って、連続的に移動するパレッ
ト１内に供給される、パレッ）１内に供給された粒状原
料８は、点火炉６において点火される。粒状原料中の粉
コークスの燃焼によって生じた高温度の燃焼排ガスは、
パレットｌの下方に設けられた風箱２により下方に向っ
て吸引され、パレット１内の粒状原料を加熱しこれを焼
成する。かくして、パレット１内において製造された焼
結鉱は、パレットｌの下流端から排出される。
ｔ＋ｃＯｇ −ＣａＣＯ５＋ｌ１ｚＯこのようにして固
化された粒状原料８は、ロールフィーダ４によって切り
出され、シュート５を通って、連続的に移動するパレッ
ト１内に供給される、パレッ）１内に供給された粒状原
料８は、点火炉６において点火される。粒状原料中の粉
コークスの燃焼によって生じた高温度の燃焼排ガスは、
パレットｌの下方に設けられた風箱２により下方に向っ
て吸引され、パレット１内の粒状原料を加熱しこれを焼
成する。かくして、パレット１内において製造された焼
結鉱は、パレットｌの下流端から排出される。
パレット１の下方の中央部分の風箱２によって吸引され
た排ガスは、導管７を通ってホッパ３内に吹き込まれ、
前述したように、ホッパ３内の粒状原料８を予熱して乾
燥する。
た排ガスは、導管７を通ってホッパ３内に吹き込まれ、
前述したように、ホッパ３内の粒状原料８を予熱して乾
燥する。
この発明によれば、上述したように、生石灰が添加され
た粒状原料の乾燥、固化がホッパ３内におい・て行なわ
れるので、従来のようなパレットｌ内での乾燥、固化に
よる粒状原料中の水分の凝縮のために、パレット内にお
ける通気性が阻害されることはない。
た粒状原料の乾燥、固化がホッパ３内におい・て行なわ
れるので、従来のようなパレットｌ内での乾燥、固化に
よる粒状原料中の水分の凝縮のために、パレット内にお
ける通気性が阻害されることはない。
次に、この発明を、実施例により説明する。
第１表に示す配合割合の原料を、無端移動グレート式焼
結機により、下記条件で焼成した。
結機により、下記条件で焼成した。
第 １ 表
ａ、パレットの幅および長さ：
幅５．ＯＯＯＭＸ長さ１ 、５００ ｍｂ、パレット内
の層厚：５５０ｍ Ｃ，パレットの移動速度： ２．０〜５．０＋ｇ／５ｉ
ｎｄ、ホッパ内に吹き込まれる燃焼排ガスＣＯｔ含有量
＝１〜２％ 温度： １５０℃ ｅ０粒状原料の乾燥温度：１５０〜３００°Ｃ第２図は
、上述の条件でホッパ内に燃焼排ガスを吹き込み、ホッ
パ内の粒状原料を乾燥したときの、粒状原料の乾燥時間
と生産率との関係を示すグラフである。第２図から明ら
かなように、ホッパ内において粒状原料を２０分以上乾
燥することにより、生産率は顕著に向上した。
の層厚：５５０ｍ Ｃ，パレットの移動速度： ２．０〜５．０＋ｇ／５ｉ
ｎｄ、ホッパ内に吹き込まれる燃焼排ガスＣＯｔ含有量
＝１〜２％ 温度： １５０℃ ｅ０粒状原料の乾燥温度：１５０〜３００°Ｃ第２図は
、上述の条件でホッパ内に燃焼排ガスを吹き込み、ホッ
パ内の粒状原料を乾燥したときの、粒状原料の乾燥時間
と生産率との関係を示すグラフである。第２図から明ら
かなように、ホッパ内において粒状原料を２０分以上乾
燥することにより、生産率は顕著に向上した。
以上述べたように、この発明によれば、生石灰が添加さ
れた粒状原料を使用して焼結鉱を製造するに際し、粒状
原料中の水分の凝縮によりパレットの通気性が阻害され
ることはなく、焼結鉱の生産性を向上させることができ
る工業上有用な効果がもたらされる。
れた粒状原料を使用して焼結鉱を製造するに際し、粒状
原料中の水分の凝縮によりパレットの通気性が阻害され
ることはなく、焼結鉱の生産性を向上させることができ
る工業上有用な効果がもたらされる。
墓１図
第１図はこの発明の方法に使用される無端移動グレート
式焼結機の部分説明図、第２図はこの発明の方法による
粒状原料の乾燥時間と生産率との関係を示すグラフであ
る０図面において、１・・・パレット、 ２・・
・風箱、３・・・ホッパ、 ４・・・ロールフ
ィーダ、５・・・シュート、 ６・・・点火炉、
７・・・導管。 第２図 ５ １０ １５ ２０ ２５敷煙 時間 （
分）
式焼結機の部分説明図、第２図はこの発明の方法による
粒状原料の乾燥時間と生産率との関係を示すグラフであ
る０図面において、１・・・パレット、 ２・・
・風箱、３・・・ホッパ、 ４・・・ロールフ
ィーダ、５・・・シュート、 ６・・・点火炉、
７・・・導管。 第２図 ５ １０ １５ ２０ ２５敷煙 時間 （
分）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 粉鉄鉱石、粉コークス、粉石灰石および生石灰に水
を添加し造粒した造粒物を原料とし、このような粒状原
料を、無端移動グレート式焼結機の連続的に移動するパ
レットの上流端上方に設けられたホッパ内に収容し、前
記ホッパ内の粒状原料を前記パレット内に供給し、次い
で、点火炉において前記粒状原料に着火し、その燃焼排
ガスを、前記パレットの下方に設けられた風箱により下
方に向って吸引し、かくして、前記パレット内の前記粒
状原料を焼成することからなる焼結鉱の製造方法におい
て、 前記風箱によって吸引された前記燃焼排ガスを前記ホッ
パ内に吹き込み、吹き込まれた前記燃焼排ガスにより、
前記ホッパ内に収容されている前記粒状原料を、所定時
間予熱、乾燥して固化し、このようにして固化された粒
状原料を前記パレット内に供給することを特徴とする焼
結鉱の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16782689A JPH0331432A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 焼結鉱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16782689A JPH0331432A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 焼結鉱の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0331432A true JPH0331432A (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=15856814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16782689A Pending JPH0331432A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 焼結鉱の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0331432A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020524741A (ja) * | 2017-06-16 | 2020-08-20 | アルセロールミタル | 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置 |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP16782689A patent/JPH0331432A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020524741A (ja) * | 2017-06-16 | 2020-08-20 | アルセロールミタル | 製鉄装置の運転方法及び関連する運転装置 |
| US11525167B2 (en) | 2017-06-16 | 2022-12-13 | Arcelormittal | Operating method of an iron making installation and associated operating installation |
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