JP7398629B2 - 温水装置 - Google Patents
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Description
同文献に記載の温水装置は、携帯電話やスマートホンなどの通信端末を利用し、自宅に設置された温水装置を宅外から遠隔操作可能としている。ただし、この遠隔操作を無条件に許容した場合には不具合を生じる場合がある。たとえば、温水装置の運転スイッチをオフとし、自宅の混合栓(給湯端末)から水を出している場合、このことを知らない家族などのユーザが宅外において通信端末を操作し、温水装置の運転スイッチをオンにすることがあり得る。この場合、宅内のユーザが意図していないにも拘わらず、混合栓から出ている水は、温水装置よって加熱された湯水に切り替わってしまう。その湯水温度が高い場合には火傷を負う虞もある。
そこで、特許文献1においては、温水装置に湯水が流通し、その旨が所定の検知手段を利用して検知されている際には、通信端末を利用した遠隔操作による動作指令を無効としている。このような構成によれば、前記した虞を解消することが可能である。
第1に、温水装置に所定の流量以上の通水がなされているときには、所定の通信端末を用いた宅外からの遠隔操作により動作指令がなされたとしても、この動作指令は一時的に保留され、その時点では実行されない。このため、宅内のユーザが意図しないにも拘わらず、前記通水の温度が急変し、たとえば高温の湯水となって火傷するといった虞を生じないようにすることが可能である。
第2に、宅外から通信端末による遠隔操作を行なった場合に、温水装置に所定の流量以上の通水がなされている場合には、遠隔操作による動作指令は直ちには実行されないものの、その後に所定の流量以上の通水がなくなった状態時において、前記動作指令は実行される。したがって、前記従来技術とは異なり、所定の流量以上の通水が継続している期間中に、通信端末を複数回にわたって繰り返し操作して、その操作が無効とされることはなく、遠隔操作を1回行なうだけで、温水装置を所望の動作状態に設定することができ、前記従来技術よりも便利である。
第3に、通信端末からアクセスがあった際に、前記通水検知手段により所定の流量以上の通水が検知されていない場合であっても、それ以前の短時間のうちに所定の流量以上の通水がなされ、その後に温水装置に再度の通水がなされる可能性が高い場合には、遠隔操作による動作指令の実行は一時的に保留される。したがって、宅内のユーザが水を使用している際に、その温度が急変するといったことを徹底して防止する上で、より好ましいものとなる。
すなわち、一般的に、温水装置に所定の流量以上の通水がなされている場合において、この通水が停止した場合、その後に再度、所定の流量以上の通水がなされる可能性は高い。これに対し、前記構成によれば、温水装置に所定の流量以上の通水がなされている場合において、この通水が停止した時点で直ちに遠隔操作による動作指令が実行されないようにしているため、動作指令が実行された直後に温水装置に所定の流量以上の通水がなされて、たとえば宅内のユーザが意図しない高温の湯水が供給されるといった不具合を生じないようにすることが可能である。前記構成によれば、温水装置における所定の流量以上の通水が、所定の第1の時間以上継続し、温水装置が運転されていない状態が安定したタイミングで遠隔操作による動作指令を適切に実行させることが可能である。
ように構成されている。
広域通信網Na上には、温水装置WHの後述する動作制御のデータ通信を適宜中継し、また温水装置WHに後述する動作制御を実行可能させるためのプログラムデータを提供するサーバ90が設けられている。サーバ90は、たとえば温水装置WHのメーカ、あるいはサービス会社などが管理している。
その状態が第1の時間以上継続した段階で実行される(S11,S4~S6)。このように、動作指令の変更も適切に行なわれる。
先の図2に示した動作処理手順においては、ステップS2において、温水装置WHに所定の流量以上の通水がないと判断された場合に、通信端末4からの動作指令が直ちに実行されているが、図3に示す動作処理手順では、温水装置WHに所定の流量以上の通水がないと判断された場合には、ステップS2aにおいて、直近の所定の第2の時間内に所定の流量以上の通水があるか否かが判断される。この判断において、第2の時間内に前記通水がなければ、動作指令が直ちに実行されるが(S2a:NO,S8)、そうでない場合には動作指令に関するデータが記憶され、動作指令が一時的に保留されるなどの処理がなされる(S2a:YES,S3)。
なお、第3の時間は、前記第1の時間と同一長さでよいが、これとは異なる長さとすることもできる。また、第3の時間の起算点は、直近に生じていた通水が終了した時期、または遠隔操作による動作指令を受けた時期のいずれであってもよい。
このような構成によれば、温水装置WHにおいて供給される湯水の温度が急変することを抑制し、たとえば宅内のユーザが火傷を負う虞を適切に回避することが可能である。
なお、ステップS22において、給湯温度を段階的に変更することに代えて、給湯温度を無段階で変更することもできる。
S33)。
なお、図5に示す実施形態においては、通信端末4から温水装置WHへのアクセスが広域通信網Naを利用したか否かに応じて、通信端末4をリモコン2と同様に扱えるようにするか否かが切り替えられているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ユーザが通信端末4を操作して特定の状態に設定した場合には、通信端末4と温水装置WHとのデータ通信がどのような通信網を利用しているか否かには関係なく、リモコン2と同様に扱えるように構成することもできる。
本発明でいう第1ないし第3の時間のそれぞれの具体的な値は限定されない。また、これら第1ないし第3の時間は、たとえばリモコン2を操作することにより、ユーザが任意に変更できるように構成することもできる。
また、本発明でいう「所定の流量」の具体的な値も限定されない。
通信端末からの遠隔操作による動作指令の具体例としては、運転スイッチのオン・オフ切り替え、浴槽への湯張り、および風呂追い焚きなどが挙げられるが、これらに限定されず、またこれら以外の内容とすることも可能である。
本発明に係る温水装置は、温水を生成する機能を備えたものを意味しており、いわゆる瞬間式の給湯装置に限定されず、たとえば貯湯式の給湯装置なども含む。
本発明でいう通信端末の具体的な種類なども限定されない。
Na 広域通信網
Nb 構内通信網
Sa 流量センサ(通水検知手段)
10 制御部(制御手段)
2(2A,2B) リモコン
4 通信端末
Claims (6)
- 通信網を利用して所定の通信端末との間でデータ通信が可能な通信機能を有し、かつ前記通信端末からアクセスがあり、動作指令を受けたときには、この動作指令を実行する制御を行なうことが可能な制御手段と、
給湯経路における通水を検知可能な通水検知手段と、
を備えている、温水装置であって、
前記制御手段は、前記通信端末からアクセスがあった際に、前記通水検知手段により所定の流量以上の通水が検知されている場合には、前記通信端末からの動作指令に関するデータを記憶するとともに、前記動作指令の実行を一時的に保留し、かつその後に前記所定の流量以上の通水の検知がなされなくなった状態時において、前記動作指令を実行する制御を行なうように構成されており、
前記制御手段は、前記通信端末からアクセスがあった際に、前記通水検知手段により所定の流量以上の通水が検知されていない場合であっても、それ以前の所定の第2の時間内に前記所定の流量以上の通水が検知されている場合には、前記動作指令の実行を一時的に保留し、かつ前記所定の流量以上の通水の検知がなされない期間が、所定の第3の時間以上継続した時点で前記動作指令を実行する制御を行なうように構成され、
前記第3の時間の起算点は、前記制御手段が前記通信端末から前記動作指令を受けた時期であることを特徴とする、温水装置。 - 請求項1に記載の温水装置であって、
前記制御手段に前記通信端末からアクセスがあった際に前記通水検知手段により前記所定の流量以上の通水が検知されて前記動作指令の実行が一時的に保留された後において、前記動作指令が実行される時期は、前記所定の流量以上の通水の検知がなされない状態が所定の第1の時間以上継続した時点とされている、温水装置。 - 請求項1または2に記載の温水装置であって、
前記制御手段は、前記動作指令を受けてからこの動作指令が実行される前に、この動作指令の内容を変更する次の新たな動作指令をさらに受けた場合には、その後、先の動作指令に代えて、前記新たな動作指令を実行する制御を行なうように構成されている、温水装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の温水装置であって、
前記制御手段は、前記動作指令が給湯温度の変更を伴う内容である場合には、前記動作指令を実行する際の給湯温度を、予め設定されている元の給湯温度から前記動作指令の給湯温度まで段階的に変化させる制御を行なうように構成されている、温水装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の温水装置であって、
前記制御手段は、所定の条件下において、前記通信端末から動作指令を受けたときには、前記通水検知手段によって前記所定の流量以上の通水が検知されているか否かには関係なく、前記通信端末からの動作指令に対応した動作を実行させる制御を行なうように構成されている、温水装置。 - 請求項5に記載の温水装置であって、
前記制御手段は、前記通信網として、広域通信網および構内通信網のそれぞれを利用して前記通信端末との間でデータ通信が可能とされており、
前記所定の条件下とは、前記制御手段と前記通信端末とのデータ通信が、前記広域通信網を利用せず、前記構内通信網を利用して行なわれている場合である、温水装置。
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