JP6655368B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リモートコントローラを備えた給湯装置に関するものである。
従来から提供されている給湯装置として、メインコントローラを有する給湯機器本体と、外部のリモートコントローラとを備えた構成のものが知られている。この種の給湯装置は、リモートコントローラにおいて、出湯温度の設定や自動湯張り等の諸機能を実行するための様々なキーや、キー操作に応じた表示等を行う表示部などが設けられており、例えば、リモートコントローラの各種キーに対してなされた操作に応じて、メインコントローラが給湯装置本体内の諸制御(例えば出湯温の調整等)を行う構成となっている。
例えば、特許文献1には、リモコン20と給湯器本体10を備えた給湯器が開示されており、この給湯器では、リモコン20の温度設定スイッチ22に対する外部からの設定操作に応じて、温度設定テーブルに基づく設定温度が選択され、リモコン20の表示部23に表示される。更に、リモコン20の温度設定制御回路21により給湯器本体10側の給湯制御回路12に対して設定温度信号が送信され、これにより給湯温度が確定し、給湯器本体10にて給湯制御が行われる。
特開平8−303853号公報
ところで、従来から提供されている給湯装置では、リモートコントローラ側からメインコントローラ側へ送信される情報は、各種キーの入力情報を示すデータなどであり、メインコントローラ側からリモートコントローラ側からへ送信される情報は、給湯装置の状況等を示すデータなどであった。つまり、リモートコントローラとメインコントローラとの間では、比較的データ量が少ない情報が送受信されるため、高速通信を行う必要性が低く、長い間、低速通信が採用されてきた。
しかし、近年では、給湯装置本体内のメインコントローラに、ガス使用量や使用水量などの各種使用履歴を蓄積し、必要に応じてリモートコントローラにエネルギー消費量の推移を表示させるといった、ユーザの満足度を高めるための高機能化が進展しつつある。これに伴い、リモートコントローラとメインコントローラとの間で送受信されるデータ量も増大化する傾向にある。このような傾向により、現在では、リモートコントローラ及びメインコントローラの両方を高速通信可能な設計とし、大量のデータをより迅速に送受信することが求められることもある。
但し、リモートコントローラとメインコントローラとの間で行われるデータ通信は、高速通信が必須というわけではなく、低速通信で事足りる場合も多い。例えば、給湯装置にエネルギー消費量を表示する機能などは、給湯装置の本質的機能から外れた付加的な機能であるため、このような機能を省略しても支障が生じない場合も多い。このため、このような機能を導入するよりも、機能を抑えて装置コストを低減することが望まれる場合もある。
このように、メインコントローラがリモートコントローラと通信を行う場合、通信相手となるリモートコントローラは、低速通信仕様である場合もあれば、高速通信仕様である場合もありうる。しかし、通信相手となるリモートコントローラの仕様が複数種類想定されるからといって、それぞれに対応させるように異なる仕様のメインコントローラを別々に準備・管理すると、管理負担の増大やコストの増大が避けられない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、相対的に速い速度で通信を行い得るリモートコントローラ、及び相対的に遅い速度で通信を行うリモートコントローラのいずれとも円滑に通信を行い得る給湯装置を提供することを目的とするものである。
本発明の給湯装置は、
ガスバーナの燃焼を制御する燃焼制御部と、リモートコントローラとの通信を行う通信制御部と、リモートコントローラの認識を行う認識部と、を有するメインコントローラを備え、
前記通信制御部は、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号を順に送信し、
前記認識部は、いずれかの通信方式の呼び出し信号に応じた応答信号を前記通信制御部が受信した場合、当該応答信号に対応する通信速度のリモートコントローラが接続されていると認識する。
本発明は、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号を順に送信し得る通信制御部を備えており、いずれかの通信方式の呼び出し信号に応じた応答信号を通信制御部が受信した場合、認識部は、当該応答信号に対応する通信速度のリモートコントローラが接続されていると認識する。この構成では、通信制御部が送信し得るいずれかの通信方式に応答し得るリモートコントローラが接続されれば、候補とされる複数の通信方式の中から接続されたリモートコントローラに適した通信方式を自動的に選択し、その通信方式で通信できるようになる。
つまり、給湯装置に接続されたリモートコントローラが相対的に速い速度で通信を行い得るリモートコントローラであれば、相対的に速い速度の通信方式を自動的に選択し、その通信方式で円滑に通信を行うことができる。或いは、給湯装置に接続されたリモートコントローラが相対的に遅い速度で通信を行い得るリモートコントローラであれば、相対的に遅い速度の通信方式を自動的に選択し、その通信方式で円滑に通信を行うことができる。
本発明において、通信制御部は、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号を、通信速度が速い信号から順に送信する構成であってもよい。
通信速度の高速化に伴い、相対的に速い速度の通信方式が採用されやすくなっており、その傾向はより顕著になる可能性が高い。よって通信速度が速い信号から順に送信する方法を用いれば、早期に認識が完了する可能性が高まる。
本発明において、燃焼制御部は、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号を通信制御部がそれぞれ送信した場合において通信制御部がいずれの通信方式に対応する応答信号も受信しなかった場合、固定温度の湯を出湯する燃焼制御を行う構成であってもよい。
この構成によれば、リモートコントローラが接続されていない場合、或いは候補となる通信方式に対応していないリモートコントローラが接続されている場合であっても、給湯機能を完全に停止させたり、不安定な給湯がなされてしまったりすることを防ぐことができ、予め決められた固定温度での安定的な給湯が可能となる。
図1は、実施例1に係る給湯装置を例示する概略回路図である。 図2は、実施例1に係る給湯装置を構成するコントローラ及びリモートコントローラを概略的に例示するブロック図である。 図3は、実施例1の給湯装置で行われる認識処理を例示するフローチャートである。 (A)は、通信方式1で用いられるデータ構造を概念的に例示する概念図であり、(B)は、通信方式2で用いられるデータ構造を概念的に例示する概念図である。
<実施例1>
以下、発明の一例を示す実施例1について、図面を参照して説明する。
(基本構成)
図1で示す給湯装置1は、浴槽への給湯機能と浴槽内の水の加熱機能とを備えた風呂・給湯システムとして構成され、給湯側回路2と風呂側回路3とを備えている。給湯側回路2は、入水管12、出湯管10、ガスバーナ4、熱交換器6(給湯側熱交換器)などを備えており、外部から供給された水道水を加熱し出湯させる経路として機能する。風呂側回路3は、ガスバーナ54(風呂バーナ)、熱交換器56(風呂側熱交換器)、配管66、循環ポンプ62、サーミスタ64,65などを備え、風呂の追い炊き等に利用される。
給湯側回路2において、入水管12は、水入口16からの水が流れ込む経路として構成され、出湯管10は、出湯口18へ湯を送り出す経路として構成されている。ガスバーナ(給湯バーナ)4は、燃焼ガスを燃焼させて燃焼排気を発生させる部分であり、熱交換器6は、通水管(入水管12、伝熱管8a、配管20、伝熱管7a、出湯管10によって構成される管路)の途中の位置に設けられ、通水管の内部を通る水に対してガスバーナ4での燃焼によって生じた熱を伝えるように機能する部分である。熱交換器6のうち、一次熱交換器7は、給湯燃焼室90内においてガスバーナ4の燃焼排気経路の上流側に配置され、二次熱交換器8は、給湯燃焼室90内において燃焼排気経路の下流側に配置されている。
給湯側回路2では、二次熱交換器8の入口に、水道水を供給する構成で入水管12が接続されている。そして、この入水管12には、入水管12を通る水の温度(即ち、通水管に導入された水の温度)を検出する入水温検出部としてのサーミスタ25と、入水管12内の通水量(即ち、通水管を流れる水の量)を検出する通水量検出部としての水量センサ34とが設けられている。そして、入水管12の下流側には、二次熱交換器8の伝熱管8aが接続されており、その下流側には、二次熱交換器8の伝熱管8aと一次熱交換器7の伝熱管7aとを連結する配管20が接続される。更に、この配管20に連結された構成で一次熱交換器7の伝熱管7aが接続され、一次熱交換器7の出口には、一次熱交換器7で加熱された湯を出湯する構成で出湯管10が接続されている。そして、この出湯管10には、出湯管10内の水の温度を検出するサーミスタ26が設けられている。
熱交換器6は、一次熱交換器7によって燃焼排気の顕熱を回収した後、二次熱交換器8によって潜熱を回収するように機能する。具体的には、一次熱交換器7は、一次熱交換器7内の通水経路となる伝熱管7aを備えており、伝熱管7a内を通る水に対してガスバーナ4で発生した燃焼排気に含まれる燃焼熱を伝熱し、顕熱の熱エネルギーを通水に伝達する形で熱交換する。また、二次熱交換器8は、二次熱交換器8内の通水経路となる伝熱管8aを備えており、伝熱管8a内を通る水に対し、ガスバーナ4で発生した燃焼排気が一次熱交換器7を通過した後の燃焼熱を伝熱し、潜熱の熱エネルギーを通水に伝達するように熱交換する。
また、入水管12と出湯管10との間をバイパスする通水経路として、熱交換器6とは異なる通水経路として構成されたバイパス路14が設けられている。そして、このバイパス路14には、バイパス路14の通水を遮断した閉塞状態と、この閉塞状態よりも開度を増大させた開放状態とに移行可能なバイパス弁32が設けられている。入水管12において、バイパス路14が連結する分岐位置よりも上流側には、通水量制御弁33が設けられている。この通水量制御弁33は、メインコントローラ22からの指示を受けて駆動軸の回転角度が制御されるモータを備えており、入水管12を閉塞状態と全開状態との間で様々な開度に連続的に変更できる構成となっている。
ガスバーナ4へのガスの供給を行うガス管40には、上流側からガス元電磁弁42、給湯ガス比例制御弁44、各ガスバーナ4への分岐管ごとの給湯切替電磁弁46,46・・が夫々設けられている。また、給湯燃焼室90の下方には、燃焼用空気を各ガスバーナ4(給湯バーナ)及びガスバーナ54(風呂バーナ)へ供給するファン48が設けられている。また、ガスバーナ54(風呂バーナ)に接続されるガス管からの分岐管には、切替電磁弁53が設けられている。
風呂側回路3において、配管66は、浴槽60側からの水を熱交換器56側へと導くための往き配管68と、熱交換器56側からの水を浴槽60側へと導くための戻り配管67と、往き配管68と戻り配管67とに連結されて熱交換器56内を通る中間配管69とを備える。この配管66は、例えば追い炊き動作時に浴槽60から引き込まれる水を往き配管68によって熱交換器56に導き、この熱交換器56を通過した水を戻り配管67によって浴槽60に導くように循環させる循環経路として機能する。熱交換器56は、風呂一次熱交換器57と風呂二次熱交換器58とを備え、配管66を通る水に対してガスバーナ54(風呂バーナ)での燃焼によって生じた燃焼熱を伝達するように、循環水を加熱する構成となっている。往き配管68は、浴槽60と風呂一次熱交換器57との間に配置されており、この往き配管68には、往き配管68を通る水の温度を検出するサーミスタ65(風呂サーミスタ)が設けられている。
戻り配管67は、風呂二次熱交換器58と浴槽60との間に配置され、この戻り配管67には、循環ポンプ62とサーミスタ64(風呂サーミスタ)とが設けられている。循環ポンプ62は、配管66内の水を流動させる装置であり、熱交換器56側から水を引き込み、引き込んだ水を熱交換器56とは反対側から浴槽60に向けて排出するように機能する。また、戻り配管67には、出湯管10から分岐された落とし込み管70が接続されており、この落とし込み管70には、給湯用電磁弁72及び落とし込み水量センサ74が設けられている。そして、落とし込み管70に設けられた給湯用電磁弁72を開弁させることで、給湯側回路2で加熱された湯を浴槽60へ供給することが可能となっている。
また、給湯装置1には、図1、図2で示すように制御装置としてのメインコントローラ22が設けられている。図2で示すように、メインコントローラ22には、例えば、公知のマイクロコンピュータ等として構成される制御部22Aと、公知の半導体メモリ等として構成されるメモリ22Bと、外部との通信を行うためのインタフェースとして構成される通信部22Cとが設けられている。このメインコントローラ22は、給湯側回路2や風呂側回路3に設けられた様々なセンサからの信号を取得可能に構成されており、給湯側回路2や風呂側回路3に設けられた様々なアクチュエータを制御し得る構成となっている。
図2のように、メインコントローラ22には、複数のリモートコントローラ80がメインコントローラ22と通信し得る構成で接続されている。図1、図2の例では、複数のリモートコントローラ80として、浴室内に設けられる第1リモートコントローラ81と、浴室とは異なる場所(例えば台所等)に設けられる第2リモートコントローラ82とが設けられている。
図2のように、第1リモートコントローラ81は、公知のマイクロコンピュータ等として構成される制御部81Aと、液晶表示装置等として構成される表示部81Bと、押圧ボタン等の公知のスイッチが複数設けられてなる操作部81Cと、リモートコントローラ81で生成された信号等をメインコントローラ22に伝達するための通信部81Dとを備えている。第2リモートコントローラ82も、公知のマイクロコンピュータ等として構成される制御部82Aと、液晶表示装置等として構成される表示部82Bと、押圧ボタン等の公知のスイッチが複数設けられてなる操作部82Cと、リモートコントローラ82で生成された信号等をメインコントローラ22に伝達するための通信部82Dとを備えている。なお、第1リモートコントローラ81及び第2リモートコントローラ82では、様々な設定、指示が可能となっており、例えば、第1リモートコントローラ81でも、第2リモートコントローラ82でも、操作によって給湯温度を入力し設定することができる。それ以外にも、風呂温度、ふろ湯量、湯張り開始指示、追い炊き指示、モード切替など、様々な操作が可能となっている。
(認識処理)
給湯装置1は、メインコントローラ22の制御部22Aにより、図3で示す認識処理を行う。制御部22Aは、所定の開始条件の成立時(例えば給湯装置1の電源投入時など)に図3の認識処理を開始する。ここでは、メインコントローラ22に対して第1リモートコントローラ81のみが接続されている場合の認識処理を代表的に説明するが、第2リモートコントローラ82が接続されている場合も同様に認識処理を行うことができる。
図3の認識処理の開始後、まず、タイマー(通信タイマー1)による時間計測を開始する(S1)。そして、第1通信方式(通信方式1)を用い、第1リモートコントローラ81に対して応答要求情報を、第1の通信速度で送信する(S2)。S2で送信する応答要求情報は、例えば、図4(A)のようなデータ構成であり、予め定められた固定長とされ、データ内には、第1通信方式であることを示す第1の特定情報と、応答を指示する第1の指示コマンドとを含んでいる。
リモートコントローラ80は、第1通信方式で通信し得るリモートコントローラが用いられていてもよく、第2通信方式で通信し得るリモートコントローラが用いられていてもよい。
第1リモートコントローラ81として、第1通信方式で通信し得るリモートコントローラが用いられている場合、第1リモートコントローラ81は、第1通信方式で送信された応答要求情報を受信したときに、所定の応答信号を送信するようになっている。具体的には、通信相手から受信した情報の中から第1の特定情報と第1の指示コマンドとが特定できた場合、第1通信方式(通信方式1)を用い、通信相手に対して応答情報を第1の通信速度で送信するようになっている。この応答情報は、例えば、第1通信方式であることを示す第1の特定情報と、第1の指示コマンドに対する応答である旨を示す第1の応答コマンドとを含んでいる。第2リモートコントローラ82も、第1通信方式で通信し得るリモートコントローラが用いられている場合には同様となる。
第1リモートコントローラ81として、第2通信方式で通信し得るリモートコントローラが用いられている場合、第1リモートコントローラ81は、第2通信方式で送信された応答要求情報を受信したときに、所定の応答信号を送信するようになっている。具体的には、通信相手から受信した情報の中から第2の特定情報(第1の特定情報とは異なる情報であり、第2通信方式であることを示す情報)と第2の指示コマンドとが特定できた場合、第2通信方式(通信方式2)を用い、通信相手に対して応答情報を第2の通信速度で送信するようになっている。この応答情報は、例えば、第2通信方式であることを示す第2の特定情報と、第2の指示コマンドに対する応答である旨を示す第2の応答コマンドとを含んでいる。なお、第2の通信速度は、第1の通信速度よりも遅い速度である。第2リモートコントローラ82も、第2通信方式で通信し得るリモートコントローラが用いられている場合には同様となる。
図3の処理では、S2において第1リモートコントローラ81に対して第1通信方式(通信方式1)で応答要求情報を送信した場合、第1リモートコントローラ81から応答情報の送信があった否かを判断する(S3)。第1通信方式(通信方式1)での応答要求情報に対し、第1リモートコントローラ81から応答情報の送信が無い場合には、S3にてYESに進み、S1で計測を開始したタイマ(通信タイマ1)が所定時間に達したか否かを判断する(S4)。S1で計測を開始したタイマ(通信タイマ1)が所定時間に達していなければS4にてNOに進み、S2以降の処理を行う。
S2において第1リモートコントローラ81に対して第1通信方式(通信方式1)で応答要求情報を送信した後、S1で計測を開始したタイマ(通信タイマ1)が所定時間に達する前に第1リモートコントローラ81から応答情報が返ってきた場合、S3にてNOに進み、メインコントローラ22と第1リモートコントローラ81との間で行う通信方式を第1通信方式(通信方式1)で確定し(S5)、図3の処理を終了する。この場合、メインコントローラ22と第1リモートコントローラ81との間では、第1通信方式(通信方式1)により、第1の通信速度で通信を行うことになる。
S2において第1リモートコントローラ81に対して第1通信方式(通信方式1)で応答要求情報を送信した後、S1で計測を開始したタイマ(通信タイマ1)が所定時間に達するまでに第1リモートコントローラ81から応答情報が返ってこなかった場合、S4にてYESに進む。
S4でYESに進む場合、タイマー(通信タイマー2)による時間計測を開始する(S6)。そして、第2通信方式(通信方式2)を用い、第1リモートコントローラ81に対して応答要求情報を、第2の通信速度で送信する(S7)。S7で送信する応答要求情報は、例えば、図4(B)のようなデータ構成であり、データの先頭にスタート信号が存在し、データの終わりにストップ信号が存在し、スタート信号とストップ信号の間のデータ長は可変長とされる。また、第2通信方式の応答要求情報のデータ内には、第2通信方式であることを示す第2の特定情報と、応答を指示する第2の指示コマンドとを含んでいる。
図3の処理では、S7において第1リモートコントローラ81に対して第2通信方式(通信方式2)で応答要求情報を送信した場合、第1リモートコントローラ81から応答情報の送信があった否かを判断する(S8)。第2通信方式(通信方式2)での応答要求情報に対し、第1リモートコントローラ81から応答情報の送信が無い場合には、S8にてYESに進み、S6で計測を開始したタイマ(通信タイマ2)が所定時間に達したか否かを判断する(S9)。S6で計測を開始したタイマ(通信タイマ2)が所定時間に達していなければS9にてNOに進み、S7以降の処理を行う。
S7において第1リモートコントローラ81に対して第2通信方式(通信方式2)で応答要求情報を送信した後、S6で計測を開始したタイマ(通信タイマ2)が所定時間に達する前に第1リモートコントローラ81から応答情報が返ってきた場合、S8にてNOに進み、メインコントローラ22と第1リモートコントローラ81との間で行う通信方式を第2通信方式(通信方式2)で確定し(S10)、図3の処理を終了する。この場合、メインコントローラ22と第1リモートコントローラ81との間では、第2通信方式(通信方式2)により、第2の通信速度で通信を行うことになる。
S7において第1リモートコントローラ81に対して第2通信方式(通信方式2)で応答要求情報を送信した後、S6で計測を開始したタイマ(通信タイマ2)が所定時間に達するまでに第1リモートコントローラ81から応答情報が返ってこなかった場合、S9にてYESに進む。S9でYESに進む場合、メインコントローラ22をリモコンレスモードに設定する。リモコンレスモードに設定された場合、リモートコントローラ80で設定されるべき内容を予め定められたデフォルト設定とする。例えば、給湯温度を予め定められた固定温度(例えば40℃)とし、給湯モードを予め定められた通常モードとする。つまり、リモコンレスモードで設定されている場合、メインコントローラ22は、出湯口18の開放に伴って通水がなされる場合に、通常モードで固定温度(例えば40℃)のお湯を出湯するように給湯側回路2を制御する。
本構成では、制御部22A及び通信部22Cが通信制御部の一例に相当し、図3のような認識処理を行う場合に、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号(応答要求信号)を、通信速度が速い信号から順に送信するように機能する。
本構成では、制御部22Aがリモートコントローラの認識を行う認識部の一例に相当し、いずれかの通信方式の呼び出し信号に応じた応答信号を通信制御部が受信した場合、当該応答信号に対応する通信速度のリモートコントローラが接続されていると認識するように機能する。
制御部22Aは、ガスバーナ4の燃焼を制御する燃焼制御部の一例に相当し、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号を通信制御部がそれぞれ送信した場合において通信制御部がいずれの通信方式に対応する応答信号も受信しなかった場合、固定温度の湯を出湯する燃焼制御を行うように機能する。
以上のように、本構成では、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号を順に送信し得る通信制御部を備えており、いずれかの通信方式の呼び出し信号に応じた応答信号を通信制御部が受信した場合、認識部は、当該応答信号に対応する通信速度のリモートコントローラが接続されていると認識する。この構成では、通信制御部が送信し得るいずれかの通信方式に応答し得るリモートコントローラが接続されれば、候補とされる複数の通信方式の中から接続されたリモートコントローラに適した通信方式を自動的に選択し、その通信方式で通信できるようになる。
つまり、給湯装置1に接続されたリモートコントローラ80が相対的に速い速度で通信を行い得るリモートコントローラであれば、相対的に速い速度の通信方式を自動的に選択し、その通信方式で円滑に通信を行うことができる。或いは、給湯装置1に接続されたリモートコントローラが相対的に遅い速度で通信を行い得るリモートコントローラであれば、相対的に遅い速度の通信方式を自動的に選択し、その通信方式で円滑に通信を行うことができる。
本構成では、通信制御部は、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号を、通信速度が速い信号から順に送信する構成となっている。通信速度の高速化に伴い、相対的に速い速度の通信方式が採用されやすくなっており、その傾向はより顕著になる可能性が高い。よって通信速度が速い信号から順に送信する方法を用いれば、早期に認識が完了する可能性が高まる。
本構成では、燃焼制御部は、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号を通信制御部がそれぞれ送信した場合において通信制御部がいずれの通信方式に対応する応答信号も受信しなかった場合、固定温度の湯を出湯する燃焼制御を行う構成となっている。この構成によれば、リモートコントローラが接続されていない場合、或いは候補となる通信方式に対応していないリモートコントローラが接続されている場合であっても、給湯機能を完全に停止させたり、不安定な給湯がなされてしまったりすることを防ぐことができ、予め決められた固定温度での安定的な給湯が可能となる。
<他の実施例>
上述した実施例には、様々な変更を加えてもよく、様々な構成を付加してもよい。以下、他の実施例を簡単に説明する。
上述した実施例では、リモートコントローラ80として2つ設けられていたが、1つのみであってもよく、3以上存在してもよい。
上述した実施例では、給湯装置1として、給湯側回路2と風呂側回路3を備えた風呂・給湯システムを例示したが、風呂側回路3を有さない構成であってもよい。
上述した実施例では、候補となる通信方式が2つであったが、通信速度の異なる3以上の通信方式を用いてもよい。
図3の認識処理の説明では、メインコントローラ22によって第1リモートコントローラ81との間で行うべき通信方式を認識する例を示したが、同様の方法で、メインコントローラ22によって第2リモートコントローラ82との間で行うべき通信方式を認識してもよい。
この場合、メインコントローラ22は、複数のリモートコントローラのそれぞれに適用すべき通信方式をそれぞれ個別に特定し、特定された通信方式でそれぞれのリモートコントローラと通信を行うようにしてもよい。
或いは、メインコントローラ22は、複数のリモートコントローラのうち、いずれかのリモートコントローラに対してのみ図3の認識処理を行い、いずれかとの通信で特定された通信方式を全てのリモートコントローラに適用してもよい。
メインコントローラ22は、複数のリモートコントローラのうち、いずれかのリモートコントローラに対して図3の認識処理を行い、当該リモートコントローラとの間で行うべき通信方式を特定した場合において、他のリモートコントローラに対して、図3の認識処理を行っても、候補となるいずれの通信方式でも応答情報が得られなかった場合、他のリモートコントローラとの間で通信を行わず、通信方式が特定されたリモートコントローラとの間でのみ通信を行うようにしてもよい。
メインコントローラ22は、複数のリモートコントローラの全てに対して図3の認識処理を行い、いずれのリモートコントローラからも応答情報が得られなかった場合、S11と同様に、リモコンレスモードに設定すればよい。
1…給湯装置
4,54…ガスバーナ(バーナ)
22…メインコントローラ
22A…制御部(燃焼制御部、通信制御部、認識部)
22C…通信部(通信制御部)

Claims (3)

  1. ガスバーナの燃焼を制御する燃焼制御部と、リモートコントローラとの通信を行う通信制御部と、リモートコントローラの認識を行う認識部と、を有するメインコントローラを備え、
    前記通信制御部は、通信速度が異なる複数の通信方式の呼び出し信号を順に送信し、
    前記認識部は、いずれかの通信方式の呼び出し信号に応じた応答信号を前記通信制御部が受信した場合、当該応答信号に対応する通信速度のリモートコントローラが接続されていると認識する構成であり、
    前記通信制御部は、第1のデータ構成であり且つ第1の通信方式であることを示す第1の特定情報を含む第1の応答要求情報を前記第1の通信方式且つ第1の通信速度で送信し、
    前記認識部は、前記通信制御部が前記第1の通信方式で前記第1の応答要求情報を送信した後にリモートコントローラから応答情報が返ってきた場合にはリモートコントローラとの間で行う通信方式を前記第1の通信方式で確定し、
    前記通信制御部は、前記第1の応答要求情報を送信した後にリモートコントローラから応答情報がない場合には第2のデータ構成であり且つ第2の通信方式であることを示す第2の特定情報を含む第2の応答要求情報を前記第2の通信方式且つ第2の通信速度で送信し、
    前記認識部は、前記通信制御部が前記第2の通信方式で前記第2の応答要求情報を送信した後にリモートコントローラから応答情報が返ってきた場合にはリモートコントローラとの間で行う通信方式を前記第2の通信方式で確定し、
    前記燃焼制御部は、通信速度が異なる前記複数の通信方式の呼び出し信号を前記通信制御部がそれぞれ送信した場合において前記通信制御部がいずれの通信方式に対応する応答信号も受信しなかった場合、固定温度の湯を出湯する燃焼制御を行う
    給湯装置。
  2. 前記通信制御部は、通信速度が異なる前記複数の通信方式の呼び出し信号を、通信速度が速い信号から順に送信する請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記第1のデータ構成は、データが固定長とされたデータ構成であり、
    前記第2のデータ構成は、データが可変長とされたデータ構成である
    請求項1又は請求項2に記載の給湯装置。
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