JP7393878B2 - チャック - Google Patents
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Description
前記チャックにおいて、前記第2の姿勢において、前記対角部が前記壁面に接触して固定される、チャック。
前記チャックにおいて、前記二面幅は、前記ボデーの正面視において前記プランジャとの接触面に垂直な方向に対して微小角を有するように延在し、これにより前記加圧状態において、前記マスタージョーが前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に変化する、チャック。
前記チャックにおいて、前記マスタージョーは、前記プランジャとの接触面に段差を有し、これにより前記加圧状態において、前記マスタージョーが前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に変化する、チャック。
前記チャックにおいて、前記マスタージョーは、少なくとも第1及び第2のマスタージョーを含み、これらが前記ボデーの正面中心から互いに均等に配置され、前記ボデーの前記ガイド溝は、前記第1のマスタージョーを収容する第1のガイド溝と、前記第2のマスタージョーを収容する第2のガイド溝とを含み、前記プランジャは、前記第1のマスタージョーと嵌合する第1のT溝と、前記第2のマスタージョーと嵌合する第2のT溝とを備え、前記ボデーの正面視において、前記第1及び第2のガイド溝の延在方向と、前記第1及び第2のT溝の延在方向との位置角度が異なる、チャック。
第1節では、第1の実施形態に係るチャック1について説明する。図1は、チャック1の斜視図を示している。また、図2Aは、チャック1の正面図を示し、図2Bは、図2AにおけるP-P断面図を示している。また、図3Aは、マスタージョー3とトップジョー4とをTナット5で固定した状態を示す斜視図であり、図3Bは、Tナット5の斜視図である。
チャック1は、ボデー2を備え、ボデー2は、その外観において、マスタージョー3と、マスタージョー3上に取り付けられ且つワーク(不図示)を把握する把握面HFを有するトップジョー4と、逆T字形状を有してマスタージョー3におけるT溝31に対して挿入可能に構成されるTナット5と、トップジョー4をTナット5とともにマスタージョー3に固定するためのトップジョーボルト6とを備える。ここでは、1つのトップジョー4に2本のトップジョーボルト6が挿し込まれているが、本数はこれに限定されるものではない。
第1.2節では、マスタージョー3の開閉に関する構造について、さらに詳述する。図4A及び図4Bは、マスタージョー3をそれぞれ異なる角度から見た斜視図である。図5Aは、マスタージョー3の第1の姿勢を示す概略図であり、図5Bは、マスタージョー3の第2の姿勢を示す概略図である。図6Aは、第1の実施形態に係るマスタージョー3の態様を示す概略図(開閉時)、図6Bは、第1の実施形態に係るマスタージョー3の態様を示す概略図(把握時)である。
第2節では、第2の実施形態に係るチャック1について説明する。なお、第1の実施形態に係るチャック1との共通箇所についてはその説明を省略する。図7Aは、第2の実施形態に係るマスタージョー3の態様を示す概要図(開閉時)、図7Bは、第2の実施形態に係るマスタージョー3の態様を示す概略図(把握時)である。
第3節では、第3の実施形態に係るチャック1について説明する。なお、第1又は第2の実施形態に係るチャック1との共通箇所についてはその説明を省略する。図8は、第3の実施形態に係るマスタージョー3の態様を示す概略図(把握時)である。
第4節では、前述の実施形態に係るチャック1の変形例について説明する。すなわち、以下のような態様で、チャック1を実施してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、把握精度の高いチャック1を実施することができる。
2 :ボデー
21 :ガイド溝
22 :T溝
3 :マスタージョー
31 :T溝
32a :接触面
32b :接触面
33 :二面幅
33a :対角部
33b :対角部
4 :トップジョー
7 :プランジャ
71 :T溝
d :段差
θ :微小角
Claims (4)
- ボデーの正面でワークを把握するチャックであって、
プランジャと、複数のマスタージョーと、複数のトップジョーとを備え、
前記プランジャは、前記ボデーの内部において回転軸方向に沿って移動可能に配置され、
前記マスタージョーは、
前記マスタージョーの周方向の移動を規制する二面幅を備え、
前記ボデーの正面において径方向に沿って設けられたガイド溝に収容され、
前記プランジャの移動に応じて、第1の姿勢で前記ガイド溝に沿って開閉可能に構成され、
前記トップジョーは、
前記マスタージョーに着脱可能であって、
前記マスタージョーとともに開閉することで前記ワークを把握又は開放可能に構成され、
前記トップジョーが前記ワークを把握すると、前記マスタージョーと前記プランジャとが互いに押圧されて加圧状態となり、その結果前記マスタージョーが傾いて又は捩じられて第2の姿勢に変化し、
ここで、前記第2の姿勢では、前記マスタージョーの二面幅の対角部と前記ガイド溝の壁面との距離が前記第1の姿勢に比して小さく、
前記第2の姿勢において、前記対角部が前記壁面に接触して固定される、
チャック。 - ボデーの正面でワークを把握するチャックであって、
プランジャと、複数のマスタージョーと、複数のトップジョーとを備え、
前記プランジャは、前記ボデーの内部において回転軸方向に沿って移動可能に配置され、
前記マスタージョーは、
前記マスタージョーの周方向の移動を規制する二面幅を備え、
前記ボデーの正面において径方向に沿って設けられたガイド溝に収容され、
前記プランジャの移動に応じて、第1の姿勢で前記ガイド溝に沿って開閉可能に構成され、
前記トップジョーは、
前記マスタージョーに着脱可能であって、
前記マスタージョーとともに開閉することで前記ワークを把握又は開放可能に構成され、
前記トップジョーが前記ワークを把握すると、前記マスタージョーと前記プランジャとが互いに押圧されて加圧状態となり、その結果前記マスタージョーが傾いて又は捩じられて第2の姿勢に変化し、
ここで、前記第2の姿勢では、前記マスタージョーの二面幅の対角部と前記ガイド溝の壁面との距離が前記第1の姿勢に比して小さく、
前記二面幅は、前記ボデーの正面視において前記プランジャとの接触面に垂直な方向の面に対して微小角を有するように延在し、これにより前記加圧状態において、前記マスタージョーが前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に変化する、
チャック。 - ボデーの正面でワークを把握するチャックであって、
プランジャと、複数のマスタージョーと、複数のトップジョーとを備え、
前記プランジャは、前記ボデーの内部において回転軸方向に沿って移動可能に配置され、
前記マスタージョーは、
前記マスタージョーの周方向の移動を規制する二面幅を備え、
前記ボデーの正面において径方向に沿って設けられたガイド溝に収容され、
前記プランジャの移動に応じて、第1の姿勢で前記ガイド溝に沿って開閉可能に構成され、
前記トップジョーは、
前記マスタージョーに着脱可能であって、
前記マスタージョーとともに開閉することで前記ワークを把握又は開放可能に構成され、
前記トップジョーが前記ワークを把握すると、前記マスタージョーと前記プランジャとが互いに押圧されて加圧状態となり、その結果前記マスタージョーが傾いて又は捩じられて第2の姿勢に変化し、
ここで、前記第2の姿勢では、前記マスタージョーの二面幅の対角部と前記ガイド溝の壁面との距離が前記第1の姿勢に比して小さく、
前記マスタージョーは、前記プランジャとの接触面に段差を有し、これにより前記加圧状態において、前記マスタージョーが前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に変化する、
チャック。 - ボデーの正面でワークを把握するチャックであって、
プランジャと、複数のマスタージョーと、複数のトップジョーとを備え、
前記プランジャは、前記ボデーの内部において回転軸方向に沿って移動可能に配置され、
前記マスタージョーは、
前記マスタージョーの周方向の移動を規制する二面幅を備え、
前記ボデーの正面において径方向に沿って設けられたガイド溝に収容され、
前記プランジャの移動に応じて、第1の姿勢で前記ガイド溝に沿って開閉可能に構成され、
前記トップジョーは、
前記マスタージョーに着脱可能であって、
前記マスタージョーとともに開閉することで前記ワークを把握又は開放可能に構成され、
前記トップジョーが前記ワークを把握すると、前記マスタージョーと前記プランジャとが互いに押圧されて加圧状態となり、その結果前記マスタージョーが傾いて又は捩じられて第2の姿勢に変化し、
ここで、前記第2の姿勢では、前記マスタージョーの二面幅の対角部と前記ガイド溝の壁面との距離が前記第1の姿勢に比して小さく、
前記マスタージョーは、少なくとも第1及び第2のマスタージョーを含み、これらが前記ボデーの正面中心から互いに均等に配置され、
前記ボデーの前記ガイド溝は、前記第1のマスタージョーを収容する第1のガイド溝と、前記第2のマスタージョーを収容する第2のガイド溝とを含み、
前記プランジャは、前記第1のマスタージョーと嵌合する第1のT溝と、前記第2のマスタージョーと嵌合する第2のT溝とを備え、
前記ボデーの正面視において、前記第1及び第2のガイド溝の延在方向と、前記第1及び第2のT溝の延在方向との位置角度が異なる、
チャック。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019104476A JP7393878B2 (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | チャック |
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JP2019104476A JP7393878B2 (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | チャック |
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JP2020196104A JP2020196104A (ja) | 2020-12-10 |
JP7393878B2 true JP7393878B2 (ja) | 2023-12-07 |
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ID=73648366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019104476A Active JP7393878B2 (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | チャック |
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---|---|---|---|---|
WO2017204273A1 (ja) | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 株式会社北川鉄工所 | チャック装置 |
WO2019021513A1 (ja) | 2017-07-24 | 2019-01-31 | 株式会社北川鉄工所 | チャック |
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2019
- 2019-06-04 JP JP2019104476A patent/JP7393878B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2017204273A1 (ja) | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 株式会社北川鉄工所 | チャック装置 |
WO2019021513A1 (ja) | 2017-07-24 | 2019-01-31 | 株式会社北川鉄工所 | チャック |
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