JP7392463B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は原稿画像を読み取る画像読取装置に関する。
画像読取装置の一例としてイメージセンサ等の光電素子を備える読み取り手段を所定方向に移動させながら原稿画像を読み取るフラットベッド型のスキャナーがある。この様なスキャナーでは、原稿載置領域の周囲が枠部材で形成されており、ユーザーは枠部材の四隅のうち突き当て部として指定された一つの隅に原稿の角部を突き当て、原稿カバーを閉じる。原稿カバーには原稿を押圧する原稿マットが設けられており、原稿載置領域に載置された原稿は、原稿マットにより押圧される。この状態で、ユーザーによりスキャン実行ボタンが押下され、スキャンが実行される。特許文献1には、その様な画像読取装置の一例が開示されている。
特開2016-152564号公報
枠部材の縁は、製造誤差や組み立て誤差により、必ずしも設計上の位置になるとは限らず、また、必ずしも主走査方向や副走査方向に沿って正確に平行にならない場合がある。そのため原稿を読み取る読み取り領域は、枠部材の裏側を読み取らない様に、設計上の枠部材の縁から或る程度内側に設定する必要がある。安全を考慮すれば、読み取り領域は設計上の枠部材の縁から大きく離すことが好ましいが、そうすると原稿が読み取り領域から外れる範囲が大きくなってしまい、画像欠けが大きくなってしまう。
また、原稿カバーを閉じた状態では、枠部材の縁と原稿マットとの間に隙間ができる。その為原稿の背景として、原稿マットが存在する領域と、原稿マットが存在しない隙間領域との2つの領域が生じることとなる。そして原稿マットが存在する領域では高輝度の背景となり、原稿マットが存在しない隙間領域では低輝度の背景となるので、これが読み取り結果に輝度むらとして表れてしまい、低品質な読み取り結果を招く。この様な問題を回避する為には、読み取り領域が原稿マットの範囲に確実に入る様に、読み取り領域を設計上の原稿マットの縁から或る程度内側に設定する必要がある。
ところが製造誤差や組み立て誤差により、原稿マットの縁は、必ずしも設計上の位置になるとは限らず、また、必ずしも主走査方向や副走査方向に沿って正確に平行にならない場合もある。その為安全を考慮すれば、読み取り領域を、設計上の原稿マットの縁から大きく内側に設定することが好ましい。しかしながらこの場合も、原稿が読み取り領域から外れる範囲が大きくなってしまい、画像欠けが大きくなってしまう。
上記課題を解決する為の、本発明の画像読取装置は、原稿が載置される原稿載置部と、第1軸方向に延設され、前記原稿載置部に載置された原稿を前記第1軸方向と交差する方向である第2軸方向に移動しながら読み取る読み取り部と、前記第1軸方向に延びる第1縁部を形成する第1枠部、及び前記第2軸方向に延びる第2縁部を形成する第2枠部を備え、前記第1縁部及び前記第2縁部により前記原稿載置部上に原稿載置領域を形成する枠部材と、前記読み取り部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1縁部に沿って間隔を空けて位置する複数の被検出部を検出した上で、前記第1縁部に沿った複数の前記被検出部のうち前記原稿載置領域の前記第2軸方向の中心に近い被検出部をもとに前記第2軸方向の読み取り基準位置を定め、前記第2縁部に沿って間隔を空けて位置する複数の被検出部を検出した上で、前記第2縁部に沿った複数の前記被検出部のうち前記原稿載置領域の前記第1軸方向の中心に近い被検出部をもとに前記第1軸方向の読み取り基準位置を定めることを特徴とする。
プリンターの外観斜視図。 原稿カバーが開いた状態のプリンターの外観斜視図。 スキャナー内部の斜視図。 枠形成部材を下側から見た斜視図。 原点検出マークの斜視図。 スキャナーの制御系統のブロック図。 装置の電源オン時に制御部が行う処理のフローチャート。 第1、第2、第3、第4被検出部と原点検出用マークの位置関係を示す図。 原稿カバー及び原稿マットを側方から見た図。 第1、第2、第3、第4被検出部と原点検出用マークの位置関係を示す図。 第1、第2、第3、第4被検出部と原点検出用マークの位置関係を示す図。 原稿カバーが開いた状態のプリンターの部分拡大斜視図。 原稿カバー裏側の部分拡大斜視図。
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る画像読取装置は、原稿が載置される原稿載置部と、第1軸方向に延設され、前記原稿載置部に載置された原稿を前記第1軸方向と交差する方向である第2軸方向に移動しながら読み取る読み取り部と、前記第1軸方向に延びる第1縁部を形成する第1枠部、及び前記第2軸方向に延びる第2縁部を形成する第2枠部を備え、前記第1縁部及び前記第2縁部により前記原稿載置部上に原稿載置領域を形成する枠部材と、前記読み取り部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1縁部に沿って間隔を空けて位置する複数の被検出部を検出した上で、前記第1縁部に沿った複数の前記被検出部のうち前記原稿載置領域の前記第2軸方向の中心に近い被検出部をもとに前記第2軸方向の読み取り基準位置を定め、前記第2縁部に沿って間隔を空けて位置する複数の被検出部を検出した上で、前記第2縁部に沿った複数の前記被検出部のうち前記原稿載置領域の前記第1軸方向の中心に近い被検出部をもとに前記第1軸方向の読み取り基準位置を定めることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1縁部に沿って間隔を空けて位置する複数の被検出部を検出した上で、前記第1縁部に沿った複数の前記被検出部のうち前記原稿載置領域の前記第2軸方向の中心に近い被検出部をもとに前記第2軸方向の読み取り基準位置を定め、前記第2縁部に沿って間隔を空けて位置する複数の被検出部を検出した上で、前記第2縁部に沿った複数の前記被検出部のうち前記原稿載置領域の前記第1軸方向の中心に近い被検出部をもとに前記第1軸方向の読み取り基準位置を定めるので、装置の製造ばらつきを考慮して読み取り領域を一律に設定する場合に比べて読み取り領域を前記枠部材から大きく離す必要がなく、画像欠けの範囲を最低限に抑えることができる。
第2の態様は、第1の態様において、前記第1縁部に沿った複数の前記被検出部は、第1被検出部と第2被検出部とで構成され、前記第2縁部に沿った複数の前記被検出部は、第3被検出部と第4被検出部とで構成されることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1縁部に沿った複数の前記被検出部が、第1被検出部と第2被検出部とで構成され、前記第2縁部に沿った複数の前記被検出部が、第3被検出部と第4被検出部とで構成される場合において、上述した第1の態様の作用効果が得られる。
第3の態様は、第2の態様において、前記原稿載置領域に載置された原稿を押さえる押さえ部材を備えるとともに前記原稿載置領域を開閉する開閉体を備え、前記第1被検出部及び前記第2被検出部が、前記第1縁部と対向する前記押さえ部材の一辺である第1辺に設定され、前記第3被検出部及び前記第4被検出部が、前記第2縁部と対向する前記押さえ部材の一辺である第2辺に設定され、前記読み取り部による読み取り領域が、前記押さえ部材の領域内に設定されることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1被検出部及び前記第2被検出部が、前記第1縁部と対向する前記押さえ部材の一辺である第1辺に設定され、前記第3被検出部及び前記第4被検出部が、前記第2縁部と対向する前記押さえ部材の一辺である第2辺に設定され、前記読み取り部による読み取り領域が、前記押さえ部材の領域内に設定されることから、原稿の背景の輝度むらを抑制でき、ひいては良好な読み取り結果を得ることができる。
第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記制御部は、前記第1軸方向の読み取り基準位置及び前記第2軸方向の読み取り基準位置のうち少なくともいずれかが予め定められた範囲から外れる場合、エラー処理を行うことを特徴とする。
本態様によれば、前記制御部は、前記第1軸方向の読み取り基準位置及び前記第2軸方向の読み取り基準位置のうち少なくともいずれかが予め定められた範囲から外れる場合、エラー処理を行うので、不適切な読み取り基準位置の採用を回避できる。
第5の態様は、第3の態様のいずれかにおいて、前記押さえ部材は白色であり、前記開閉体において前記押さえ部材周囲の前記原稿載置領域と対向する面が黒色であることを特徴とする。
本態様によれば、前記押さえ部材は白色であり、前記開閉体において前記押さえ部材周囲の前記原稿載置領域と対向する面が黒色であるので、前記押さえ部材の辺、即ち前記第1被検出部、前記第2被検出部、前記第3被検出部、及び前記第4被検出部を精度良く検出できる。
第6の態様は、第2の態様において、前記第1被検出部及び前記第2被検出部が前記第1枠部に設けられ、前記第3被検出部及び前記第4被検出部が前記第2枠部に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1被検出部及び前記第2被検出部が前記第1枠部に設けられ、前記第3被検出部及び前記第4被検出部が前記第2枠部に設けられている構成において、上述した第1の態様の作用効果が得られる。
第7の態様は、第2の態様において、前記第1被検出部、前記第2被検出部、前記第3被検出部、及び前記第4被検出部が、前記原稿載置領域に載置されるシート材に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1被検出部、前記第2被検出部、前記第3被検出部、及び前記第4被検出部が、前記原稿載置領域に載置されるシート材に設けられている場合に、上述した第1の態様の作用効果が得られる。
以下、図面に基づいて本発明を具体的に説明する。
以下では記録装置の一例としてインクジェットプリンター1に、画像読取装置としてのスキャナーユニット4を備えた構成について説明する。インクジェットプリンター1は、以下では単にプリンター1と称する。
尚、各図において示すX-Y-Z座標系はX軸方向が装置幅方向、Y軸方向が装置奥行き方向、Z軸方向が装置高さ方向を示している。また、+Y方向を装置背面から前面に向かう方向とし、-Y方向を装置前面から背面に向かう方向とする。また、装置前方から見て左方向を+X方向、右方向を-X方向とする。また、+Z方向を上方とし、-Z方向側を下方とする。
スキャナーユニット4の観点では、X軸方向が副走査方向であり、第2軸方向の一例である。またY軸方向が主走査方向であり、第1軸方向の一例である。
図1及び図2に示されるプリンター1は、媒体に記録を行う記録ヘッド51を内部に備える装置本体としての記録ユニット2と、記録ユニット2の上部に設けられ、原稿の画像を読み取るスキャナーユニット4とを備えている。即ちプリンター1は、記録機能に加えて画像読取機能を備える複合機として構成されている。媒体の一例としては、記録用紙が挙げられる。
記録ヘッド51は、X軸方向に移動可能なキャリッジ50に設けられ、キャリッジ50がX軸方向に移動しながら記録ヘッド51から媒体に向けてインクを吐出することで記録が行われる。
記録ユニット2は外郭が筐体3により構成される。記録ユニット2の後方には給送口カバー5が開閉可能に設けられ、給送口カバー5を開くことで、不図示の媒体給送口が露呈する。
記録ユニット2の上部に設けられたスキャナーユニット4は、装置後方すなわち-Y方向に、回転する為の回転軸(不図示)を有し、装置前方、すなわち+Y方向を自由端として回転し、記録ユニット2の上部を開閉可能に構成されている。
プリンター1の装置前面において、スキャナーユニット4には、操作パネル6が設けられている。操作パネル6は、記録や画像読み取りのための各種設定操作や実行操作の他、設定内容や画像のプレビュー表示などを行うことができる。
記録ユニット2の前面の下部には、前面カバー9が設けられている。前面カバー9は開閉可能に設けられ、開くことにより、記録前の媒体を収容する媒体トレイ(不図示)と、記録後に排出される媒体を受ける排出トレイ(不図示)が露呈する。
続いてスキャナーユニット4の構成について詳説する。スキャナーユニット4は、開閉体としての原稿カバー7を備えている。原稿カバー7は-Y方向の端部に設けられた不図示のヒンジを介してスキャナーユニット4に対し回転可能に設けられ、回転することで、図2に示す様に原稿載置部である原稿台ガラス10に形成された原稿載置領域12を開閉する。
原稿カバー7の内側には押さえ部材としての原稿マット8が設けられており、原稿台ガラス10に原稿を載置した状態で原稿カバー7を閉じると、原稿マット8が載置された原稿を押圧する。尚、原稿マット8と原稿カバー7との間には、弾性材7a(図9参照)が設けられている。
また、図12に示す様に枠部材11には凹部11fが2箇所形成されている。そして原稿カバー7の内側に筈13に示す様に突起7dが2箇所形成されており、原稿カバー7を閉じた際に突起7dが凹部11fに入り込む。この様な構成により、枠部材11に対する原稿マット8の位置が定まる様になっている。
原稿台ガラス10上には、原稿載置領域12が、枠部材11によって形成されている。符号11aは-X方向の端部に位置し、Y軸方向に沿って延びる第1枠部であり、符号11bは+Y方向の端部に位置し、X軸方向に沿って延びる第2枠部であり、符号11cは+X方向の端部に位置し、Y軸方向に沿って延びる第3枠部であり、符号11dは-Y方向の端部に位置し、X軸方向に沿って延びる第4枠部である。第1枠部11a、第2枠部11b、第3枠部11c、第4枠部11d、のこれらは、一体となって枠部材11を構成する。
第1枠部11aは、Y軸方向に沿って延びる第1縁部E1を形成する。第2枠部11bは、X軸方向に沿って延びる第2縁部E2を形成する。第3枠部11cは、Y軸方向に沿って延びる第3縁部E3を形成する。第4枠部11dは、X軸方向に沿って延びる第4縁部E4を形成する。原稿載置領域12は、第1縁部E1、第2縁部E2、第3縁部E3、及び第4縁部E4によって四辺が形成された矩形領域である。
第1縁部E1と第2縁部E2とが交差する角部は、基準角部13である。読み取りを開始する際の読み取り基準位置が基準角部13に近い位置に設定されており、ユーザーは原稿を原稿載置領域12に載置する際、原稿角部を基準角部13に合わせる。
原稿台ガラス10の下側には、原稿を読み取る読み取り部として、Y軸方向すなわち主走査方向に延設された読み取りセンサー15が設けられている。読み取りセンサー15は、本実施形態ではCIS(Contact Image Sensor)を備えて構成されている。読み取りセンサー15は外郭がキャリッジ15a(図3参照)により構成されており、このキャリッジ15aが、駆動源であるモーター21(図3参照)の動力を受け、X軸方向すなわち副走査方向に移動する。
図3に示す様にスキャナーユニット4はベースフレーム17を備えており、ベースフレーム17にはX軸方向に延びるガイドレール17aが、ベースフレーム17に一体的に設けられている。読み取りセンサー15の外郭を構成するキャリッジ15aが、ガイドレール17aによってX軸方向にガイドされる。
読み取りセンサー15の駆動源であるモーター21は、+X方向の端部領域に設けられている。モーター21の回転軸にはウォームギア22が設けられており、ウォームギア22に嵌合する平歯車23を介して駆動ベルト19に駆動力が伝達される。駆動ベルト19はX軸方向に沿って延び、その一部にキャリッジ15aが固定されている。このような構成により、読み取りセンサー15がX軸方向に移動する。
ベースフレーム17において-X方向の端部寄りには、Y軸方向に延びる壁部17bが設けられており、またX方向の端部寄りには、Y軸方向に延びる壁部17cが設けられている。壁部17bは、読み取りセンサー15の-X方向の移動限度位置を規定し、壁部17cは、読み取りセンサー15の+X方向の移動限度位置を規定する。尚、壁部17bは、読み取りセンサー15のX軸方向における移動原点位置を規定する。
枠部材11を構成する第1枠部11aの裏側には、図4に示す様にシェーディング補正を行うための白基準部40が設けられている。白基準部40は、原稿載置領域12(図2参照)の外側に位置している。
白基準部40は、図5に示す様に原点検出用マーク41が形成されている。原点検出用マーク41を読み取りセンサー15で検出し、且つ後述する複数の被検出部を検出することで、読み取りセンサー15のX軸方向における読み取り基準位置と、Y軸方向における読み取り基準位置とが設定される。読み取り基準位置の設定については、後に改めて説明する。
尚、モーター21(図3参照)の回転軸には、ロータリースケール(不図示)が設けられており、そしてまたこのロータリースケールを読み取る光学検出部(不図示)が設けられている。このロータリースケールと光学検出部は回転検出部35(図6参照)を構成し、回転検出部35はモーター21の回転に伴いパルス信号を制御部30(図6参照)に送信する。これにより制御部30はモーター21の回転量つまり読み取りセンサー15のX軸方向における駆動量を算出し、また算出した駆動量に基づいて読み取りセンサー15のX軸方向における位置を把握する。
制御部30はスキャナーユニット4での原稿の読み取りや、記録ユニット2での媒体の搬送および記録を含め、プリンター1における各種制御を行う。尚、図6ではスキャナーユニット4での主要な構成要素のみを示しており、記録ユニット2の構成要素の図示は省略している。
制御部30には操作パネル6からの信号が入力され、また、操作パネル6の表示、特にユーザーインターフェース(UI)を実現する為の信号が制御部30から操作パネル6に送信される。
制御部30は、モーター21を制御する。本実施形態ではモーター21はDCモーターである。
制御部30には、読み取りセンサー15からの読み取りデータが入力され、また、読み取りセンサー15を制御する為の信号が制御部30から読み取りセンサー15に送信される。
制御部30は、CPU31、フラッシュROM32、及びRAM33を備えている。CPU31はフラッシュROM32に格納されたプログラムに従って各種演算処理を行い、プリンター1全体の動作を制御する。記憶手段の一例であるフラッシュROM32は読み出し及び書き込みが可能な不揮発性メモリである。また操作パネル6を介してユーザーが入力した各種設定情報も、フラッシュROM32に記憶される。記憶手段の一例であるRAM33には、一時的に各種情報が格納される。
続いて図7以降を参照して読み取り基準位置設定モード(以下「基準位置設定モード」と言う)について説明する。
制御部30は、装置の電源が投入されると、図7に示す基準位置設定モードを実行する。尚、本実施例では基準位置設定モードは装置の電源投入時に実施するが、これに限られず、例えば装置の組立時に実施した上で、ユーザー使用環境では実施しないようにしても良い。
図7において制御部30は、装置の電源が投入されると、読み取りセンサー15を-X方向に移動させて読み取りセンサー15が壁部17b(図3参照)に当接した際のモーター21(図6参照)の駆動電流値上昇を検知することで、読み取りセンサー15の移動原点位置を検出する(ステップS101)。
次いで制御部30は、第1被検出部P1及び第2被検出部P2の検出を行う(ステップS102)。第1被検出部P1及び第2被検出部P2は、図8に示される様に原稿マット8において第1縁部E1と対向する第1辺H1に設定されており、即ち制御部30は第1辺H1のX軸方向における位置を、Y軸方向に間隔を空けた2点で検出する。図8において第1被検出部P1及び第2被検出部P2は丸印で示しているが、便宜的なものであり、第1被検出部P1及び第2被検出部P2は原稿マット8のエッジ位置である。図8において距離Y1は、設計上の第2縁部E2の位置と第1被検出部P1との間のY軸方向距離であり、距離Y2は、設計上の第2縁部E2の位置と第2被検出部P2との間のY軸方向距離である。
次いで制御部30は、第3被検出部P3及び第4被検出部P4の検出を行う(ステップS103)。第3被検出部P3及び第4被検出部P4は、図8に示される様に原稿マット8において第2縁部E2と対向する第2辺H2に設定されており、即ち制御部30は第2辺H2のY軸方向における位置を、X軸方向に間隔を空けた2点で検出する。図8において第3被検出部P3及び第4被検出部P4は丸印で示しているが、便宜的なものであり、第3被検出部P3及び第4被検出部P4は原稿マット8のエッジ位置である。図8において距離X1は、設計上の第1縁部E1の位置と第3被検出部P3とのX軸方向距離であり、距離X2は、設計上の第1縁部E1の位置と第4被検出部P4とのX軸方向距離である。
図7に戻り、制御部30は、Y軸方向即ち主走査方向の読み取り基準位置を補正する為の補正値Omain、及びX軸方向即ち副走査方向の読み取り基準位置を補正する為の補正値Osubを算出する為のパラメーターを、フラッシュROM32(図6参照)から読み出し(ステップS104)、補正値Omain、Osubを算出し(ステップS105)、それらをフラッシュROM32(図6参照)に保存する(ステップS106)。
以下、図8を参照しつつ補正値Omain、Osubの算出方法について詳説する。図8において距離m1は、原点検出用マーク41の-X方向エッジ位置と第1被検出部P1即ち第1辺H1とのX軸方向距離であり、距離m2は、原点検出用マーク41の-X方向エッジ位置と第2被検出部P2即ち第1辺H1とのX軸方向距離である。
制御部30は、距離m1、m2の数値のうち大きいほうを距離mdとして採用する。換言すれば、制御部30は第1被検出部P1及び第2被検出部P2のうち、X軸方向における原稿載置領域12の中心位置Qに近いほうを読み取り基準位置の算出に用いる。従って例えば第1辺H1が傾いており、それにより距離m1、m2のうち距離m1のほうが大きければ、距離m1が距離mdとして採用される。
尚、第1被検出部P1及び第2被検出部P2は、原稿載置領域12のY軸方向の中心位置Qを挟んで対称となる位置にあることが好ましい。また更には、第1被検出部P1が原稿マット8の第2辺H2に近く、且つ、第2被検出部P2が原稿マット8の第4辺H4に近いことが好ましい。
また距離s1は、原点検出用マーク41のY軸方向中心位置と第3被検出部P3即ち第2辺H2とのY軸方向距離であり、距離s2は、原点検出用マーク41のY軸方向中心位置と第4被検出部P4即ち第2辺H2とのX軸方向距離である。
制御部30は、距離s1、s2の数値のうち小さいほうを距離sdとして採用する。換言すれば、制御部30は第3被検出部P3及び第4被検出部P4のうち、Y軸方向における原稿載置領域12の中心位置Qに近いほうを読み取り基準位置の算出に用いる。従って例えば第2辺H2が傾いており、距離s1、s2のうち距離s1のほうが小さければ、距離s1が距離sdとして採用される。
尚、第3被検出部P3及び第4被検出部P4は、原稿載置領域12のX軸方向の中心位置Qを挟んで対称となる位置にあることが好ましい。また更には、第3被検出部P3が原稿マット8の第1辺H1に近く、且つ、第4被検出部P4が原稿マット8の第3辺H3に近いことが好ましい。
図8において直線L1は、原点検出用マーク41の-X方向のエッジ位置から距離G1にある主走査方向に平行な直線であり、仮の副走査方向の読み取り基準位置である。また直線L2は、原点検出用マーク41のY軸方向中心位置から距離G2にある副走査方向に平行な直線であり、仮の主走査方向の読み取り基準位置である。距離G1、G2は、原稿マット8の製造誤差や取り付け誤差が想定し得る範囲で最も大きくなっても、直線L1、L2が確実に原稿マット8の内側に位置するように予め便宜的に設定された距離である。距離G1、G2は、フラッシュROM32(図6参照)に保存されているパラメーターである。後に説明する補正値Omain、Osubがともにゼロであれば、読み取り基準位置は直線L1、L2の通りとなる。
また、距離aは、第1縁部E1と第1辺H1との間のX軸方向距離であり、距離bは、第2縁部E2と直線L2との間のY軸方向距離である。距離a、bは、予め設計値として定められ、フラッシュROM32(図6参照)に保存されているパラメーターである。
そして制御部30は、補正値Omain、Osubを以下の式(1)、(2)により算出する。
Omain=sd-G2 (距離sdは距離s1、s2のうち数値の小さいほう)・・(1)
Osub=G1-md (距離mdは距離m1、m2のうち数値の大きいほう)・・(2)
そして制御部30は、スキャン開始前に、原点検出用マーク41を基準にした主走査方向の読み取り基準位置を[G2+Omain]に設定し、原点検出用マーク41を基準にした副走査方向の読み取り基準位置を[G1-Osub]に設定する。
尚、上記式(1)の結果、補正値Omainがマイナス値となった場合、制御部30はその補正値Omainは採用せず、アラートを発する。また同様に、上記式(2)の結果、補正値Osubがマイナス値となった場合、制御部30はその補正値Osubは採用せず、アラートを発する。補正値Omain、Osubがマイナス値となる場合とは、原稿マット8が想定以上に顕著に傾いていたり、或いは大きくずれた位置にあると考えられる為である。
以上の様に読み取り基準位置を設定することで、読み取り基準位置を確実に原稿マット8の内側に設定しつつ、その読み取り基準位置を、原稿マット8の第1辺H1、第2辺H2に最大限近づけることができる。
以上の内容を纏めると、制御部30は、第1縁部E1に沿って間隔を空けて位置する
複数の被検出部を検出した上で、第1縁部E1に沿った複数の被検出部のうち原稿載置領域12のX軸方向における中心位置Qに近い被検出部をもとに副走査方向の読み取り基準位置を定める。また、第2縁部E2に沿って間隔を空けて位置する複数の被検出部を検出した上で、第2縁部E2に沿った複数の被検出部のうち原稿載置領域12のY軸方向における中心位置Qに近い被検出部をもとに主走査方向の読み取り基準位置を定める。その結果、装置の製造ばらつきを考慮して読み取り領域を一律に設定する場合に比べて読み取り領域を枠部材11から大きく離す必要がなく、画像欠けの範囲を最低限に抑えることができる。
本実施形態では、第1縁部E1に沿った複数の被検出部は、第1被検出部P1及び第2被検出部P2で構成されるが、これに限らず、更に多数の被検出部を設定しても良い。また同様に、本実施形態において第2縁部E2に沿った複数の被検出部は、第3被検出部P3及び第4被検出部P4で構成されるが、これに限らず、更に多数の被検出部を設定しても良い。
また第1被検出部P1及び第2被検出部P2が、第1縁部E1と対向する原稿マット8の一辺である第1辺H1に設定され、第3被検出部P3及び第4被検出部P4が、第2縁部E2と対向する原稿マット8の一辺である第2辺H2に設定され、読み取りセンサー15による読み取り領域が、原稿マット8の領域内に設定される。つまり、第1縁部E1と第1辺H1との間の影領域、及び第2縁部E2と第2辺H2との間の影領域が読み取り領域に含まれないので、原稿の背景の輝度むらを抑制でき、ひいては良好な読み取り結果を得ることができる。
また制御部30は、主走査方向の読み取り基準位置及び副走査方向の読み取り基準位置のうち少なくともいずれかが予め定められた範囲から外れる場合、エラー処理を行う。上記実施形態では、補正値Omain、Osubの少なくともいずれかがマイナス値となると、エラー処理を行う。これにより、不適切な読み取り基準位置の採用を回避できる。
尚、第1被検出部P1、第2被検出部P2、第3被検出部P3、及び第4被検出部P4を精度良く検出する為に、図9に示す様に原稿マット8の周囲において原稿載置領域12と対向する面7bを黒色にし、原稿カバー7を白色にすることが好適である。尚、図9において符号7aは、原稿カバー7と原稿マット8との間に介在するスポンジ等の弾性材である。
この様にすることで、原稿マット8とその周囲で大きな輝度差を得ることができ、第1被検出部P1、第2被検出部P2、第3被検出部P3、及び第4被検出部P4を精度良く検出できる。
尚、面7bの色は、原稿カバー7の裏面に着色することで施しても良いし、或いは着色されたシート材を貼り付けることで施しても良い。
尚、例えば原稿が光透過性の低いものの様な場合で、読み取り領域に原稿マット8から外れる領域も含めて構わない場合には、読み取り基準位置を第1縁部E1及び第2縁部E2に寄せることもできる。
この場合の補正値Omain_L、Osub_Lは以下の式(3)、(4)により算出する。Omain_L、Osub_Lは、図8に示されている通りである。
Omain_L=sd+b-G2 (距離sdは距離s1、s2のうち数値の小さいほう)
・・(3)
Osub_L=G1-md-a (距離mdは距離m1、m2のうち数値の大きいほう)
・・(4)
そして制御部30は、スキャン開始前に、原点検出用マーク41を基準にした主走査方向の読み取り基準位置を[G2+Omain_L]に設定し、原点検出用マーク41を基準にした副走査方向の読み取り基準位置を[G1-Osub_L]に設定する。
続いて図10を参照して、第1被検出部P1、第2被検出部P2、第3被検出部P3、及び第4被検出部P4が原稿載置領域12の外側にある場合について説明する。第1被検出部P1及び第2被検出部P2は、第1枠部11a(図2参照)の下側に設けられており、また第3被検出部P3及び第4被検出部P4は、第2枠部11b(図2参照)の下側に設けられている。
本実施形態において各被検出部は、黒色の矩形の塗り潰し図形であって、第1被検出部P1及び第2被検出部P2は第1縁部E1の一部を構成し、第2被検出部P2及び第3被検出部P3は第2縁部E2の一部を構成している。尚、各被検出部の周囲は白色である。
制御部30は、第1被検出部P1及び第2被検出部P2については+X方向のエッジ位置を検出し、第3被検出部P3及び第4被検出部P4については-Y方向のエッジ位置を検出する。
図10に示す例でも、図8を参照して説明した例と同様に補正値Omain、Osubを求めることができる。以下、上記の式(1)、(2)を再び記載する。
Omain=sd-G2 (距離sdは距離s1、s2のうち数値の小さいほう)・・(1)
Osub=G1-md (距離mdは距離m1、m2のうち数値の大きいほう)・・(2)
そして制御部30は、スキャン開始前に、原点検出用マーク41を基準にした主走査方向の読み取り基準位置を[G2+Omain]に設定し、原点検出用マーク41を基準にした副走査方向の読み取り基準位置を[G1-Osub]に設定する。
以上により読み取り基準位置を第1縁部E1及び第2縁部E2に寄せることができる。
続いて図11を参照して、第1被検出部P1、第2被検出部P2、第3被検出部P3、及び第4被検出部P4がシート材Jに設けられている場合について説明する。第1被検出部P1及び第2被検出部P2は、シート材Jの第1辺J1に設けられており、第3被検出部P3及び第4被検出部P4は、シート材Jの第2辺J2に設けられている。シート材Jが基準角部13に突き当てられると、シート材Jの第1辺J1が第1縁部E1に密着し、シート材Jの第2辺J2が第2縁部E2に密着する。
本実施形態において各被検出部は、黒色の矩形の塗り潰し図形であって、第1被検出部P1及び第2被検出部P2は第1辺J1の一部を構成し、第2被検出部P2及び第3被検出部P3は第2辺J2の一部を構成している。尚、各被検出部の周囲は白色である。
制御部30は、第1被検出部P1及び第2被検出部P2については-X方向のエッジ位置を検出し、第3被検出部P3及び第4被検出部P4については+Y方向のエッジ位置を検出する。
図11に示す例でも、図8、図10を参照して説明した例と同様に補正値Omain、Osubを求めることができる。以下、上記の式(1)、(2)を再び記載する。
Omain=sd-G2 (距離sdは距離s1、s2のうち数値の小さいほう)・・(1)
Osub=G1-md (距離mdは距離m1、m2のうち数値の大きいほう)・・(2)
そして制御部30は、スキャン開始前に、原点検出用マーク41を基準にした主走査方向の読み取り基準位置を[G2+Omain]に設定し、原点検出用マーク41を基準にした副走査方向の読み取り基準位置を[G1-Osub]に設定する。
以上により読み取り基準位置を第1縁部E1及び第2縁部E2に寄せることができる。
尚、図10及び図11に示す実施例においても、制御部30は、主走査方向の読み取り基準位置及び副走査方向の読み取り基準位置のうち少なくともいずれかが予め定められた範囲から外れる場合、エラー処理を行う。上記実施形態では、補正値Omain、Osubの少なくともいずれかがマイナス値となると、エラー処理を行う。これにより、不適切な読み取り基準位置の採用を回避できる。
本発明は上記において説明した実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1…インクジェットプリンター、2…記録ユニット、3…筐体、4…スキャナーユニット、5…給装口カバー、6…操作パネル、7…原稿カバー、8…原稿マット、9…前面カバー、10…原稿台ガラス、11…枠部材、11a…第1枠部、11b…第2枠部、11c…第3枠部、11d…第4枠部、12…原稿載置領域、13…基準角部、15…読み取りセンサー、15a…キャリッジ、17…ベースフレーム、17a…ガイドレール、17b…壁部、17c…壁部、19…駆動ベルト、21…モーター、22…ウォームギア、23…平歯車、30…制御部、31…CPU、32…フラッシュROM、33…RAM、35…回転検出部、40…白基準部、41…原点検出用マーク、50…キャリッジ、51…記録ヘッド、E1…第1縁部、E2…第2縁部、E3…第3縁部、E4…第4縁部、H1…第1辺、H2…第2辺、H3…第3辺、H4…第4辺、J…シート材、J1…第1辺、J2…第2辺

Claims (7)

  1. 原稿が載置される原稿載置部と、
    第1軸方向に延設され、前記原稿載置部に載置された原稿を前記第1軸方向と交差する方向である第2軸方向に移動しながら読み取る読み取り部と、
    前記第1軸方向に延びる第1縁部を形成する第1枠部、及び前記第2軸方向に延びる第2縁部を形成する第2枠部を備え、前記第1縁部及び前記第2縁部により前記原稿載置部上に原稿載置領域を形成する枠部材と、
    前記読み取り部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1縁部に沿って間隔を空けて位置する複数の被検出部を検出した上で、前記第1縁部に沿った複数の前記被検出部のうち前記原稿載置領域の前記第2軸方向の中心に近い被検出部をもとに前記第2軸方向の読み取り基準位置を定め、
    前記第2縁部に沿って間隔を空けて位置する複数の被検出部を検出した上で、前記第2縁部に沿った複数の前記被検出部のうち前記原稿載置領域の前記第1軸方向の中心に近い被検出部をもとに前記第1軸方向の読み取り基準位置を定める、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、前記第1縁部に沿った複数の前記被検出部は、第1被検出部と第2被検出部とで構成され、
    前記第2縁部に沿った複数の前記被検出部は、第3被検出部と第4被検出部とで構成される、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項2に記載の画像読取装置において、前記原稿載置領域に載置された原稿を押さえる押さえ部材を備えるとともに前記原稿載置領域を開閉する開閉体を備え、
    前記第1被検出部及び前記第2被検出部が、前記第1縁部と対向する前記押さえ部材の一辺である第1辺に設定され、
    前記第3被検出部及び前記第4被検出部が、前記第2縁部と対向する前記押さえ部材の一辺である第2辺に設定され、
    前記読み取り部による読み取り領域が、前記押さえ部材の領域内に設定される、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記制御部は、前記第1軸方向の読み取り基準位置及び前記第2軸方向の読み取り基準位置のうち少なくともいずれかが予め定められた範囲から外れる場合、エラー処理としてアラートを発する処理を行う、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項3に記載の画像読取装置において、前記押さえ部材は白色であり、
    前記開閉体において前記押さえ部材周囲の前記原稿載置領域と対向する面が黒色である、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項2に記載の画像読取装置において、前記第1被検出部及び前記第2被検出部が前記第1枠部に設けられ、
    前記第3被検出部及び前記第4被検出部が前記第2枠部に設けられている、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項2に記載の画像読取装置において、前記第1被検出部、前記第2被検出部、前記第3被検出部、及び前記第4被検出部が、前記原稿載置領域に載置されるシート材に設けられている、
    ことを特徴とする画像読取装置。
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