JP2006293213A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 テスト画像領域を制限せずに載置位置ずれを防止する位置検出画像と位置指定画像を記録紙に記録して、位置検出画像と位置指定画像の検出処理を簡便かつ確実にし、高精度なキャリブレーション処理を行うことができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 記録紙Pの表面と裏面には、本体位置合わせマーク107aと対向する位置、すなわち、記録紙Pの読み取りが開始される先頭位置には位置指定画像302が印刷されている。また、位置検出画像301は、位置指定画像302より低明度の画像であり、位置指定画像302は、記録紙Pの明度より低明度の画像となるように印刷される。さらに、記録紙Pの表面に印刷される位置検出画像301とパッチパターン303は、互いに重ならない位置に印刷されている。
【選択図】 図5
【解決手段】 記録紙Pの表面と裏面には、本体位置合わせマーク107aと対向する位置、すなわち、記録紙Pの読み取りが開始される先頭位置には位置指定画像302が印刷されている。また、位置検出画像301は、位置指定画像302より低明度の画像であり、位置指定画像302は、記録紙Pの明度より低明度の画像となるように印刷される。さらに、記録紙Pの表面に印刷される位置検出画像301とパッチパターン303は、互いに重ならない位置に印刷されている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に、画像濃度を校正するためのキャリブレーション処理を行う画像形成装置に関する。
従来、ファクシミリ装置、デジタル複写機、複合機等の画像形成装置においては、画像濃度の再現性と安定性、すなわち、同じ画像濃度のデータは常に同じ画像濃度で形成されることが望ましい。このために、画像形成装置では、画像濃度を校正するためのキャリブレーション処理が行われている。
キャリブレーション処理は、画像形成装置により予め記憶されたキャリブレーション用のテスト画像データに基づいて、濃度(カラー印刷の場合は色も)が異なる複数のパッチ等から構成されるテスト画像が記録紙等に印刷される。
次に、記録紙に印刷されたテスト画像は、キャリブレータ装置(測定器)あるいは画像読取装置等で読み取られ、印刷されたテスト画像の濃度値又は色値を読み取る。そして、記録紙から読み取られたテスト画像の濃度値又は色値と画像形成装置に記憶されているテスト画像データとを比較して濃度ずれ又は色ずれを検出し、この濃度ずれ又は色ずれを相殺する補正値を算出する。
この後、画像形成装置では、当該算出した補正値を用いて所定の画像形成処理を補正し、補正した画像形成処理が実行されることにより画像の濃度ムラ又は色ムラが補正される。
ところで、上記キャリブレーション処理においては、キャリブレータ装置あるいは画像読取装置等にテスト画像が印刷された記録紙を載置する場合には、手作業により載置するため、記録紙の載置位置がずれてしまうことがあった。そのため、テスト画像の読取位置にずれが生じてしまい、テスト画像の濃度値又は色値を正確に読み取ることができないという問題があった。
そこで、記録紙の位置ずれを検出するために、例えば、特許文献1記載の画像形成装置では、記録紙の搬送方向に沿う第1のマーク又は記録紙の搬送方向に直交する第2のマークの少なくとも何れか一方を設けることが行われている。
また、特許文献2記載の画像形成装置では、テストパターンに含まれる特徴点において主走査方向及び副走査方向の位置ずれを検出することが行われている。
特開2000−301811号公報
特開2003−255626号公報
しかしながら、上記従来の各画像形成装置では、以下のような問題があった。
すなわち、前者の画像形成装置では、テスト画像の読取位置ずれを検出するために、テスト画像内の数箇所に検出マークを必要とするため、テスト画像が複雑になりテスト画像として使用できる領域が制限されてしまうという問題があった。また、テスト画像内の数箇所にある検出マークを検出しなければならないため、検出マークを検出する処理が複雑になるという問題があった。
さらに、特にフラットベッド型画像読取装置等に手作業により記録紙を載置する場合には、記録紙を裏向きにして載置するため、記録紙の天地方向が逆になりやすく、テスト画像の濃度値又は色値を正確に読み取ることができないという問題があった。
本発明は以上のような実情に鑑みてなされたもので、テスト画像領域を制限せずに載置位置ずれを防止する位置検出画像と位置指定画像を記録紙に記録して、位置検出画像と位置指定画像の検出処理を簡便かつ確実にし、高精度なキャリブレーション処理を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、テスト画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたテスト画像データに基づいてテスト画像を記録紙に記録する画像記録手段と、前記記録紙に記録されたテスト画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段で読み取られたテスト画像データから当該テスト画像に含まれる所定形状の位置検出画像を所定位置で検出することにより当該テスト画像データのずれあるいは傾きを検出し、このテスト画像データのずれあるいは傾きに応じて当該テスト画像に含まれる所定の画情報検出画像を抽出する位置を補正して画情報検出画像データを取得し、この画情報検出画像データに基づいて画像を補正する画像補正手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、テスト画像内の特定位置にしか位置検出画像を必要としないので、テスト画像が簡単になり画情報検出画像として使用できる領域が制限されなくなる。また、テスト画像内の所定位置にある位置検出画像を検出するだけなので、検出マークを検出する処理が簡単になる。
本発明の画像形成装置の第1の態様は、テスト画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたテスト画像データに基づいてテスト画像を記録紙に記録する画像記録手段と、前記記録紙に記録されたテスト画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段で読み取られたテスト画像データから当該テスト画像に含まれる所定形状の位置検出画像を所定位置で検出することにより当該テスト画像データのずれあるいは傾きを検出し、このテスト画像データのずれあるいは傾きに応じて当該テスト画像に含まれる所定の画情報検出画像を抽出する位置を補正して画情報検出画像データを取得し、この画情報検出画像データに基づいて画像を補正する画像補正手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、テスト画像内の特定位置にしか位置検出画像を必要としないので、テスト画像が簡単になり画情報検出画像として使用できる領域が制限されなくなる。また、テスト画像内の所定位置にある位置検出画像を検出するだけなので、検出マークを検出する処理が簡単になる。
本発明の第2の態様は、第1の態様の画像形成装置において、前記画像記録手段は、前記記憶手段に記憶されたテスト画像データに基づいてテスト画像を記録紙に記録する際に、当該記録紙の読み取り方向先頭に前記位置検出画像を記録する構成を採る。
この構成によれば、記録紙に記録された最初の読み取りでテスト画像データのずれあるいは傾きを検出できるので、以後の画情報検出画像を読み取る場合に、画情報検出画像の読み取り位置を読み取り動作時に補正することができる。これにより、画情報検出画像の読み取り位置を補正するために複雑な処理あるいは回路等を必要としないので、簡単かつコストを低減するキャリブレーション処理を実現することができる。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様の画像形成装置において、前記テスト画像データには、前記画像読取手段に載置する前記記録紙の方向を示す位置指定画像が含まれ、前記画像記録手段は、前記記憶手段に記憶されたテスト画像データに基づいてテスト画像を記録紙に記録する際に、当該記録紙の読み取り方向先頭に前記位置指定画像を記録する構成を採る。
この構成によれば、フラットベッド型画像読取装置などに手作業により記録紙を載置する場合には、載置する記録紙の天地方向が位置指定画像により指定することができる。これにより、載置する記録紙の天地方向が逆になるのを防止することができるので、画情報検出画像の濃度値または色値を正確に読み取ることができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様の画像形成装置において、前記位置指定画像は、前記位置検出画像より高明度の画像であり、前記位置指定画像は、前記記録紙の明度より低明度の画像である構成を採る。
この構成によれば、位置検出画像を位置指定画像と混同することなく、確実に検出することができる。また、位置指定画像は記録紙の明度より低明度の画像であるので、ユーザは位置指定画像を容易に認知することができる。
本発明の第5の態様は、第3又は第4の態様の画像形成装置において、前記テスト画像データには、前記画像読取手段に載置する際の前記記録紙の載置方向を示す位置指定画像が含まれ、前記画像記録手段は、前記記憶手段に記憶されたテスト画像データに基づいてテスト画像を記録紙に記録する際に、当該記録紙の読み取り裏面で読み取り方向先頭に前記位置指定画像を記録する構成を採る。
この構成によれば、フラットベッド型画像読取装置などに手作業により記録紙を裏向きにして載置する場合には、裏向きにして載置する記録紙の天地方向が裏面に記録された位置指定画像により指定することができる。これにより、裏向きにして載置する記録紙の天地方向が逆になるのを防止することができるので、テスト画像の濃度値または色値を正確に読み取ることができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様の画像形成装置において、前記画像記録手段は、前記記録紙表面の前記位置検出画像と前記画情報検出画像とは重ならない位置に前記位置指定画像を記録する構成を採る。
この構成によれば、記録紙表面の位置検出画像と画情報検出画像とを読取る際には、記録紙裏面の位置指定画像が裏写りしても位置検出画像と画情報検出画像とは重ならない位置にあるので、位置検出画像と画情報検出画像とを確実に読取ることができる。
本発明の第7の態様は、第3から第6の何れか一つの態様の画像形成装置において、前記画像読取手段には、載置される前記記録紙の位置指定画像近傍に当該位置指定画像を有する構成を採る。
この構成によれば、フラットベッド型画像読取装置などに手作業により記録紙を載置する場合には、載置する記録紙の方向を位置指定画像により指定することができる。これにより、記録紙の方向を誤ることなく確実に載置することができるので、記録紙に印刷されたテスト画像の濃度値または色値を正確に読み取ることができる。
本発明の第8の態様は、第1から第7の何れか一つの態様の画像形成装置において、前記位置検出画像は、前記記録紙の読み取り方向及び読み取り垂直方向の傾きを検出できる大きさを有する構成を採る。
この構成によれば、位置検出画像は記録紙の読取方向及び読取垂直方向の傾きを検出できる最小の大きさで一つしか必要としないので、テスト画像の構成が単純になりパッチパターンとして使用できる領域が制限されなくなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1(a)、(b)は本実施の形態の画像形成装置の外観を示す斜視図である。図1(a)は、画像形成装置100のプラテンカバー104を閉じた状態を示す外観斜視図である。図1(a)において、画像形成装置100は、記録紙格納部、記録紙搬送部、画像形成部及び画像定着部等を内蔵する装置本体101と、画像形成に関わる各種指示を入力すると共に指示内容を表示する操作パネル102と、記録紙(原稿)を載置する読取面を形成すると共に、読取面に載置された記録紙に印刷された画像を読み取る画像読取処理部等を内蔵する画像読取部103と、読取面をカバーする開閉可能なプラテンカバー104と、プラテンカバー104の上面に取り付けられて読取原稿を画像読取部103の読取面に1枚ずつ自動的に搬送するADF機能を有する自動原稿搬送部105と等から構成される。
図1(b)は、画像形成装置100のプラテンカバー104を開いた状態を示す外観斜視図である。図1(b)において、画像読取部104の記録紙(原稿)を載置する読取面には、画像読取処理部の読取範囲をカバーする透明ガラスで形成されたプラテンガラス106が取り付けられている。また、プラテンガラス106を保持するプラテン枠107には、記録紙を載置する際の記録紙の方向を示す位置(図中の左上端部)には、本体位置合わせマーク107aが刻印されている。
ユーザは、後述するテスト画像が記録された記録紙をプラテンガラス106に載置する際に、記録紙に記録された位置指定画像を、プラテン枠107に刻印された本体位置合わせマーク107aに合わせて載置することになる。
なお、図1(b)に示すプラテンガラス106の形状は長方形であり、その短辺が画像読取部103の主走査方向の読取範囲であり、その長辺が画像読取部103の副走査方向の読取範囲である。また、画像形成装置100は、記録紙の表面と裏面に画像を印刷する両面印刷機能を有する。
次に、画像形成装置100の装置本体101に内蔵される制御系の構成について図2を参照して説明する。図2は、制御系の構成を示すブロック図である。
図2において、画像形成装置100の制御系は、CCD部201と、A/D変換部202と、読み取り画像処理部203と、色変換部204と、記録画像処理部205と、記録制御部206と、記録エンジン部207とから構成される。
CCD(Charge Coupled Devices)部201は、プラテンガラス106の短辺である主走査範囲をカバーする1ライン分のCCDラインセンサーから構成される。CCD部201は、走査機構(図示せず)によりプラテンガラス106に載置された記録紙サイズに合わせて副走査方向に走査される。CCD部201は、プラテンガラス106に載置された記録紙サイズに合わせてCCDラインセンサーを副走査方向に走査されると、記録紙に印刷されたカラー画像を主走査幅でライン毎にR(赤),G(緑),B(青)の3色に分けて読み取り、ライン毎に読み取ったR,G,B画像をR,G,B画像信号としてA/D変換部202に出力する。
A/D変換部202は、CCD部201からライン毎に入力されるR,G,B画像信号に含まれる各色の階調数の変化に応じたデジタルデータに変換し、変換後のR,G,B画像データを読み取り画像処理部203に出力する。
読み取り画像処理部203は、A/D変換部202から入力されるR,G,B画像データに対して、シェーディング補正処理、RGB位相処理及びガンマ補正処理の順に読み取り画像処理を行い、読み取り画像処理後のR,G,B画像データを色変換部204に出力する。
色変換部204は、読み取り画像処理部203から入力されるR,G,B画像データを、RGB色座標からC(シアン),M(マゼンダ),Y(イエロー),K(黒)の色座標に変換し、色変換後のC,M,Y,K画像データを記録画像処理部205に出力する。
記録画像処理部205は、ガンマ補正部211と、記録画像処理部212とから構成される。ガンマ補正部211は、キャリブレーションガンマ補正部211aと、記録ガンマ補正部211bとから構成される。なお、記録画像処理部205は、画像補整手段として機能する。
キャリブレーションガンマ補正部211aは、C,M,Y,K各色のキャリブレーション用のガンマカーブを設定したガンマ補正テーブルと、ガンマ補正用のテスト画像データを格納し、色変換部204から入力されるC,M,Y,K画像データの各階調をガンマ補正テーブルに基づいて補正するキャリブレーションガンマ補正処理を行い、キャリブレーションガンマ補正処理後のC,M,Y,K画像データを記録ガンマ補正部211bに出力する。
また、キャリブレーションガンマ補正部211aは、工場出荷時は出荷前の調整に用いたC,M,Y,K各色のガンマカーブを設定したガンマ補正テーブルを格納し、工場出荷後は後述するガンマ補正用のテスト画像データに含まれるC,M,Y,K各色の階調データと、記録紙に印刷したテスト画像から読み取ったC,M,Y,K各色の階調データとの差分に基づいて、ガンマ補正テーブルに設定したC,M,Y,K各色のガンマカーブを補正する機能を有する。
記録ガンマ補正部211bは、自装置に固有のC,M,Y,K各色の階調再現特性に応じたガンマカーブを設定したガンマ補正テーブルを格納し、キャリブレーションガンマ補正部211aから入力されるC,M,Y,K画像データの各階調をガンマ補正テーブルに基づいて補正する記録ガンマ補正処理を行い、記録ガンマ補正処理後のC,M,Y,K画像データを記録画像処理部212に出力する。
記録画像処理部212は、記録ガンマ補正部211bから入力されるC,M,Y,K画像データを数ライン分格納するメモリを内蔵し、このメモリに数ライン分の画像データを順次格納し、メモリに格納した画像データから読み取り画像の主走査方向及び副走査方向の位置ずれや傾きを検出し、検出した位置ずれや傾きに基づいて、後述するテスト画像(図5(a)参照)に含まれる画情報検出画像の抽出位置を補正する位置検出・傾き補正処理(図6参照)をリアルタイムで行い、補正処理後のC,M,Y,K画像データを記録制御部206に出力する。
また、記録画像処理部212は、読み取り画像の主走査方向及び副走査方向の位置ずれや傾きを検出した場合、その主走査方向及び副走査方向の位置ずれ及び傾きの妥当性を判定するための閾値を格納する。主走査方向及び副走査方向の位置ずれを判定する閾値は、上記CCD部201の読取範囲を二次元座標系とし、その二次元座標におけるX方向(後述する位置検出・傾き補正処理では副走査方向)の座標と、Y方向(後述する位置検出・傾き補正処理では主走査方向)の座標に基づいて設定するものとする。また、傾きを判定する閾値は、後述するテスト画像に含まれる位置検出画像(図3参照)のX方向(後述する位置検出・傾き補正処理では副走査方向)に所定距離離れた複数の座標に基づいて設定するものとする。
記録制御部206は、記録画像処理部212から入力されるC,M,Y,K画像データに基づいて、記録エンジン部207においてC,M,Y,K各色のレーザ光を感光体に照射して4色の静電潜像を形成する際のレーザ光の照射時間をPWM(Pulse Width Modulation)制御するC,M,Y,K記録制御信号を記録エンジン部207に出力する。
記録エンジン部207は、C,M,Y,K各色のレーザユニット(図示せず)や感光体(図示せず)等から構成され、記録制御部206から入力されるC,M,Y,K記録制御信号に基づいて、C,M,Y,K各色のレーザユニットから感光体に照射するC,M,Y,K各色のレーザ光の照射時間を制御して4色の静電潜像を形成する。
次に、テスト画像を印刷した記録紙をプラテンガラス106に載置した状態を図3及び図4に示す。
図3は、テスト画像を印刷した記録紙Pがプラテン枠107に刻印された本体位置合わせマーク107aに合わせてプラテンガラス106上面に正常に載置された状態を示す図である。図4は、同様の記録紙Pが本体位置合わせマーク107aからずれて、プラテンガラス106上面に傾いて載置された状態を示す図である。なお、図3及び図4は、プラテンガラス106の裏面側、すなわち、画像読取走査を行う側から見た図である。
図3において、記録紙Pに印刷されたテスト画像には、画情報検出画像であるパッチパターン(画情報検出画像)303が含まれる。このパッチパターン303は、図5(a)に示すようにシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色毎に、階調が徐々に変化するように、すなわち、各色の濃度が“白”→“薄色”→“濃色”→“ベタ”に変化するように、所定の階調間隔で形成されている。
また、図3〜図5(a)に示すように、パッチパターン303より図中の上方には、主走査方向に沿って一つの位置検出画像301が印刷されている。この位置検出画像301の印刷位置は、図3に示すように記録紙Pの読み取りが開始される先頭位置となっている。また、位置検出画像301の大きさ(長さ及び幅)は、図4に示すように記録紙Pが傾いて載置された場合でも、その傾きが上記記録画像処理部212により検出可能な程度に設定されている。
さらに、図5(a)、(b)に示すように、記録紙Pの表面と裏面には、本体位置合わせマーク107aと対向する位置、すなわち、記録紙Pの読み取りが開始される先頭位置には位置指定画像302が印刷されている。また、位置検出画像301は、位置指定画像302より低明度の画像であり、位置指定画像302は、記録紙Pの明度より低明度の画像となるように印刷される。さらに、記録紙Pの表面に印刷される位置検出画像301とパッチパターン303は、互いに重ならない位置に印刷されている。
したがって、上記キャリブレーションガンマ補正部211aに格納されるテスト画像データには、上記位置検出画像301、位置指定画像302及びパッチパターン303が含まれている。
次に、図2の記録画像処理部212により実行されるテスト画像の位置検出・傾き補正処理について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本処理では、上記画像読取部103の副走査方向をX方向とし、主走査方向をY方向として説明する。
図3又は図4に示すように、プラテンガラス106面に載置された記録紙Pを上記画像読取部103が読み取る場合、位置検出画像301が印刷された先頭位置から読み取りが開始される。
記録画像処理部212は、記録ガンマ補正部211bからライン毎のC,M,Y,K画像データの入力が開始されると、数ライン分の画像データを内蔵メモリに格納し、メモリに格納した画像データから読み取り画像の主走査方向及び副走査方向の位置ずれや傾きを検出する図6の位置検出・傾き補正処理を開始する。
図6において、記録画像処理部212は、メモリに格納した数ライン分の画像データから位置検出画像301を検出し、その位置検出画像301のX方向の座標を計算する(ステップS601)。ここでは、図5(a)に示す記録紙Pの左端上部を座標の基準点とし、この基準点から位置検出画像301のX方向の印刷開始位置の座標Xを計算する。
次に、記録画像処理部212は、計算した位置検出画像301の座標Xの妥当性を、予め記憶したX方向の閾値に基づいて判定する(ステップS602)。ここでは、閾値としては、例えば、上記テスト画像データに含まれる位置検出画像301のX方向の座標XAを基準とし、この座標XAを中心にして前後数ドットの範囲の座標Xa1〜Xa2を許容範囲とする。
記録画像処理部212は、計算した位置検出画像301の座標Xが妥当であると判定した場合(ステップS602:YES)、すなわち、座標Xが閾置の範囲内にあれば、妥当であると判定してステップS603に移行する。また、記録画像処理部212は、計算した位置検出画像301の座標Xが妥当でないと判定した場合(ステップS602:NO)、すなわち、座標Xが閾置の範囲内になければ、妥当でないと判定してステップS608に移行する。ステップS608において、記録画像処理部212は、読取エラーである旨を操作パネル102に表示する。
次に、記録画像処理部212は、位置検出画像301の傾き(θ)を計算する(ステップS603)。ここでは、図5(a)に示す位置検出画像301の上辺でX方向に所定距離離れた2カ所の座標X1,X2と、位置検出画像301の下辺で座標X1,X2に対向する位置の座標X3,X4に基づいて、位置検出画像301の傾き(θ)を計算する。
次に、記録画像処理部212は、計算した位置検出画像301の傾き(θ)の妥当性を、予め記憶したX方向の閾値に基づいて判定する(ステップS604)。ここでは、閾値としては、例えば、上記テスト画像データに含まれる位置検出画像301のX方向の基準座標XA1,XA2,XA3,XA4から計算する傾き(θA)を基準とし、この傾き(θA)を中心にして所定の傾き範囲(θA1〜θA2)を許容範囲とする。
記録画像処理部212は、計算した位置検出画像301の傾き(θ)が妥当であると判定した場合(ステップS604:YES)、すなわち、傾き(θ)が閾置の範囲内にあれば、妥当であると判定してステップS605に移行する。また、記録画像処理部212は、計算した位置検出画像301の傾き(θ)が妥当でないと判定した場合(ステップS604:NO)、すなわち、傾き(θ)が閾置の範囲内になければ、妥当でないと判定してステップS608に移行する。ステップS608において、記録画像処理部212は、読取エラーである旨を操作パネル102に表示する。
次に、記録画像処理部212は、位置検出画像301のY方向の座標を計算する(ステップS605)。ここでは、図5(a)に示す記録紙Pの左端上部を座標の基準点とし、この基準点から位置検出画像301のY方向の印刷開始位置の座標Yを計算する。
次に、記録画像処理部212は、計算した位置検出画像301の座標Yの妥当性を、予め記憶したY方向の閾値に基づいて判定する(ステップS606)。ここでは、閾値としては、例えば、上記テスト画像データに含まれる位置検出画像301のY方向の座標YAを基準とし、この座標YAを中心にして前後数ドットの範囲の座標Ya1〜Ya2を許容範囲とする。
記録画像処理部212は、計算した位置検出画像301の座標Yが妥当であると判定した場合(ステップS606:YES)、すなわち、座標Yが閾置の範囲内にあれば、妥当であると判定してステップS607に移行する。また、記録画像処理部212は、計算した位置検出画像301の座標Yが妥当でないと判定した場合(ステップS606:NO)、すなわち、座標Yが閾置の範囲内になければ、妥当でないと判定してステップS608に移行する。ステップS608において、記録画像処理部212は、読取エラーである旨を操作パネル102に表示する。
以上の処理により、記録紙Pに印刷された位置検出画像301のX方向及びY方向の位置ずれ、傾きの検出処理と妥当性の判定処理を終了する。
次に、記録画像処理部212は、上記ステップS601〜ステップS606の処理により位置を検出した位置検出画像301のX方向及びY方向の各座標X,Y及び傾き(θ)に基づいて、パッチパターン303の各パッチパターンの抽出位置を補正して(ステップS607)、本処理を終了する。すなわち、記録画像処理部212は、妥当であると判定した位置検出画像301のX方向及びY方向の各座標X,Y及び傾き(θ)に基づいて、パッチパターン303に含まれるC,M,Y,K各色の各パッチパターンの抽出位置を補正する。
したがって、図4に示すように、プラテンガラス106に載置された記録紙Pが傾いている場合でも、読み取った位置検出画像301の傾きを補正してパッチパターン303の各色C,M,Y,K各色の各パッチパターンの抽出位置を補正することができる。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置100では、印刷濃度を補正するキャリブレーション用のテスト画像データには、画像読取部103の読み取り方向(副走査方向)の先頭位置に印刷する位置検出画像301と、プラテン枠107に刻印された本体位置合わせマーク107aに合わせて記録紙Pをプラテンガラス106に載置するための位置検出画像301と、印刷濃度を補正するパッチパターン303とが含まれる。
また、本実施の形態の画像形成装置100では、記録画像処理部212は、位置検出画像301のX方向及びY方向の位置ずれと傾きを検出し、検出した位置ずれと傾きに応じてパッチパターン303の読み取り位置を補正する。
したがって、テスト画像内の特定位置(先頭位置)にしか位置検出画像を必要としないので、テスト画像が簡単になりパッチパターンとして使用できる領域が制限されなくなる。また、テスト画像内の所定位置にある位置検出画像を検出するだけなので、検出マークを検出する処理が簡単になる。
また、本実施の形態の画像形成装置100では、位置検出画像301が読み取り方向(副走査方向)の先頭位置に印刷される。このため、記録紙に記録された最初の読み取りでテスト画像データのずれあるいは傾きを検出できるので、以後のパッチパターンを読み取る場合に、パッチパターンの読み取り位置を読み取り動作時に補正することができる。これにより、パッチパターン303の読み取り位置を補正するために複雑な処理あるいは回路等を必要としないので、簡単かつコストを低減するキャリブレーション処理を実現することができる。
さらに、本実施の形態の画像形成装置100では、位置指定画像302が読み取り方向(副走査方向)の先頭位置に印刷される。このため、本実施の形態の画像読取部に用いられるフラットベッド型画像読取装置などに手作業により記録紙を載置する場合には、載置する記録紙の天地方向が位置指定画像により指定することができる。これにより、載置する記録紙の天地方向が逆になるのを防止することができるので、パッチパターンの濃度値または色値を正確に読み取ることができる。
さらに、本実施の形態の画像形成装置100では、位置検出画像301は、位置指定画像302より低明度の画像であり、位置指定画像302は記録紙の明度より低明度の画像である。このため、位置検出画像を位置指定画像と混同することなく、確実に検出することができる。また、位置指定画像は記録紙の明度より低明度の画像であるので、ユーザは位置指定画像を容易に認知することができる。
さらに、本実施の形態の画像形成装置100では、位置指定画像302は、記録紙の読み取り裏面で読み取り方向先頭にも記録される。このため、フラットベッド型画像読取装置などに手作業により記録紙を裏向きにして載置する場合には、裏向きにして載置する記録紙の天地方向が裏面に記録された位置指定画像により指定することができる。これにより、裏向きにして載置する記録紙の天地方向が逆になるのを防止することができるので、テスト画像の濃度値または色値を正確に読み取ることができる。
さらに、本実施の形態の画像形成装置100では、位置指定画像302は、記録紙表面の位置検出画像301とパッチパターン303とは重ならない位置に印刷される。このため、記録紙表面の位置検出画像とパッチパターンとを読取る際には、記録紙裏面の位置指定画像が裏写りしても位置検出画像とパッチパターンとは重ならない位置にあるので、位置検出画像とパッチパターンとを確実に読み取ることができる。
さらに、本実施の形態の画像形成装置100では、プラテンガラス106に載置される記録紙Pに印刷された位置指定画像302の近傍のプラテン枠107には本体位置合わせマーク107aが刻印される。このため、フラットベッド型画像読取装置などに手作業により記録紙を載置する場合には、載置する記録紙の方向を位置指定画像により指定することができる。これにより、記録紙の方向を誤ることなく確実に載置することができるので、記録紙に印刷されたテスト画像の濃度値または色値を正確に読み取ることができる。
さらに、本実施の形態の画像形成装置100では、位置検出画像301は、プラテンガラス106に載置された記録紙Pの読み取り方向(副走査方向)及び読み取り垂直方向(主走査方向)の傾きを記録画像処理部212が検出できる大きさを有する。このため、位置検出画像は記録紙の読取方向及び読取垂直方向の傾きを検出できる最小の大きさで一つしか必要としないので、テスト画像の構成が単純になりパッチパターンとして使用できる領域が制限されなくなる。
本発明は、テスト画像領域を制限せずに載置位置ずれを防止する位置検出画像と位置指定画像を記録紙に記録して、位置検出画像と位置指定画像の検出処理を簡便かつ確実にし、高精度なキャリブレーション処理を行うことができ、コピー、ファクシミリ及びプリンタ等の画像形成装置に適用できる。
100 画像形成装置
101 装置本体
102 操作パネル
103 画像読取部
104 プラテンカバー
105 自動原稿搬送部
106 プラテンガラス
107 プラテン枠
107a 本体位置合わせマーク
201 CCD部
202 A/D変換部
203 読み取り画像処理部
204 色変換部
205 記録画像処理部
206 記録制御部
207 記録エンジン部
211 ガンマ補正部
211a キャリブレーションガンマ補正部
211b 記録ガンマ補正部
212 記録画像処理部
301 位置検出画像
302 位置指定画像
303 パッチパターン
P 記録紙
101 装置本体
102 操作パネル
103 画像読取部
104 プラテンカバー
105 自動原稿搬送部
106 プラテンガラス
107 プラテン枠
107a 本体位置合わせマーク
201 CCD部
202 A/D変換部
203 読み取り画像処理部
204 色変換部
205 記録画像処理部
206 記録制御部
207 記録エンジン部
211 ガンマ補正部
211a キャリブレーションガンマ補正部
211b 記録ガンマ補正部
212 記録画像処理部
301 位置検出画像
302 位置指定画像
303 パッチパターン
P 記録紙
Claims (8)
- テスト画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたテスト画像データに基づいてテスト画像を記録紙に記録する画像記録手段と、
前記記録紙に記録されたテスト画像を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段で読み取られたテスト画像データから当該テスト画像に含まれる所定形状の位置検出画像を所定位置で検出することにより当該テスト画像データのずれあるいは傾きを検出し、このテスト画像データのずれあるいは傾きに応じて当該テスト画像に含まれる所定の画情報検出画像を抽出する位置を補正して画情報検出画像データを取得し、この画情報検出画像データに基づいて画像を補正する画像補正手段と、
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像記録手段は、前記記憶手段に記憶されたテスト画像データに基づいてテスト画像を記録紙に記録する際に、当該記録紙の読み取り方向先頭に前記位置検出画像を記録することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記テスト画像データには、前記画像読取手段に載置する前記記録紙の方向を示す位置指定画像が含まれ、
前記画像記録手段は、前記記憶手段に記憶されたテスト画像データに基づいてテスト画像を記録紙に記録する際に、当該記録紙の読み取り方向先頭に前記位置指定画像を記録することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。 - 前記位置指定画像は、前記位置検出画像より高明度の画像であり、前記位置指定画像は、前記記録紙の明度より低明度の画像であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記テスト画像データには、前記画像読取手段に載置する際の前記記録紙の載置方向を示す位置指定画像が含まれ、
前記画像記録手段は、前記記憶手段に記憶されたテスト画像データに基づいてテスト画像を記録紙に記録する際に、当該記録紙の読み取り裏面で読み取り方向先頭に前記位置指定画像を記録することを特徴とする請求項3又は請求項4記載の画像形成装置。 - 前記画像記録手段は、前記記録紙表面の前記位置検出画像と前記画情報検出画像とは重ならない位置に前記位置指定画像を記録することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 前記画像読取手段には、載置される前記記録紙の位置指定画像近傍に当該位置指定画像を有することを特徴とする請求項3から請求項6の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記位置検出画像は、前記記録紙の読み取り方向及び読み取り垂直方向の傾きを検出できる大きさを有することを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005117092A JP2006293213A (ja) | 2005-04-14 | 2005-04-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2005117092A JP2006293213A (ja) | 2005-04-14 | 2005-04-14 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006293213A true JP2006293213A (ja) | 2006-10-26 |
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ID=37413839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005117092A Withdrawn JP2006293213A (ja) | 2005-04-14 | 2005-04-14 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006293213A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2005
- 2005-04-14 JP JP2005117092A patent/JP2006293213A/ja not_active Withdrawn
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